JP2006514902A - 折り畳み可能な保護構造を備えた折り畳み可能なシート - Google Patents
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Abstract
このシートは、直立部材(1)及び当該シートを広げるためのジョイント構造(7A)を備えている。このシートは更に、折り畳み可能な保護構造(85,87)のためのサポート手段(49)を備え、このサポート手段(49)は、弾性的に湾曲することができる少なくとも一つのサポート・ユニット(53)を備えている。このサポート・ユニットは、(i)第一のポイント(53)に連結され、当該シートが広げられたときに、湾曲した状態を取るように構成されている。これは、子供用のバギーの保護構造に使用される。
Description
本発明は、折り畳まれた状態から広げられた状態へ展開可能なシートに係る。本発明は、乳幼児用キャリッジを含むが、それのみに限定されない。
本発明のシートは、可撓性材料で作られた折り畳み可能な保護構造を備え、このシートは、
− 直立部材と;
− 当該シートを広げるための結合されたリンケージと;
− 前記保護構造のためのサポート手段と;を備え、
ここで、前記サポート手段は、弾性的に湾曲することができる少なくとも一つのサポート・ユニットを備え、
このサポート・ユニットは、(i)前記直立部材上の第一のポイント、及び(ii)前記ジョイント構造上の第二のポイントに結合され、且つ、当該シートが広げられたときに、湾曲した状態を取るように構成されている。
− 直立部材と;
− 当該シートを広げるための結合されたリンケージと;
− 前記保護構造のためのサポート手段と;を備え、
ここで、前記サポート手段は、弾性的に湾曲することができる少なくとも一つのサポート・ユニットを備え、
このサポート・ユニットは、(i)前記直立部材上の第一のポイント、及び(ii)前記ジョイント構造上の第二のポイントに結合され、且つ、当該シートが広げられたときに、湾曲した状態を取るように構成されている。
良く知られているように、上記のタイプのシートは、例えば子供用のバギーのように、比較的簡単に折り畳み可能な構造を広げることを可能にする。そのようなバギーについては、例えば、2−D式折り畳み、3−D式折り畳み、あるいはアンブレラ式折り畳みなど、様々な折り畳み可能な構造のものが入手可能である。
上記のタイプのシートは、更に、子供を保護するための折り畳み可能な構造を備えている。この構造は、可撓性材料で作られたカバーからなり、このカバーは、(i)直立部材、及び(ii)ジョイント構造の一つまたはそれ以上のポイントに固定される。バギーを広げるとき、保護構造側の固定ポイントは、互いに離れるように移動する。保護構造を構成している可撓性材料は、そのとき、タイトに張られた状態で広がる。
しかしながら、上記のタイプのシートは、完全に満足できるものではない。実際、そのようなシートで、上記保護構造は、上記固定ポイントの境界部で限定される面で横方向の保護を実現するだけであって、また、内側の容積も制限される。
本発明の主なる目的は、この不便さを解決することにあり、それは、大きな内側の容積に加えて、特にバギーの両側面で大きな保護面を実現する、簡単に折り畳み可能な保護構造を備えた折り畳み可能なシートを提供することによりなされる。
この目的のため、本発明は、上記のタイプの折り畳み可能なシートに係り、ここでサポート手段は、弾性的に湾曲することができる少なくとも一つのサポート・ユニットを備え、
このサポート・ユニットは、(i)直立部材上の第一のポイント、及び(ii)ジョイント構造上の第二のポイントに連結され、且つ、当該シートが広げられたときに、湾曲した状態を取るように構成されている。
このサポート・ユニットは、(i)直立部材上の第一のポイント、及び(ii)ジョイント構造上の第二のポイントに連結され、且つ、当該シートが広げられたときに、湾曲した状態を取るように構成されている。
本発明によるシートは、下記の特徴の内の一つまたはそれ以上を、単独であるいは技術的に可能な組み合わせで、持つことができる:
− 前記直立部材は、一つの軸に沿って当該直立部材の上でスライドするスライディング・ブロックを備え、このスライディング・ブロックは、上記軸の回りでの回転が拘束され、
当該シートを広げるための前記ジョイント構造は、前記軸とは異なる方向に沿って見たとき、連結された展開三角形(jointed deployment triangle)であり、
この展開三角形は、
(i)前記直立部材上に位置する第一のジョイントと、前記スライディング・ブロックの一つのポイント上に位置する第二のジョイントとの間で、前記直立部材に取り付けられる第一のサイドと、
(ii)前記第二のジョイントにより、前記スライディング・ブロック上に連結された第二のサイドと、
(iii)前記第一のジョイントにより、前記直立部材上に連結され、且つ、前記第三のジョイントにより、前記第二のサイド上に連結された第三のサイドと、を備え、
前記第一のポイントは、前記スライディング・ブロック上に位置している。
− 前記直立部材は、一つの軸に沿って当該直立部材の上でスライドするスライディング・ブロックを備え、このスライディング・ブロックは、上記軸の回りでの回転が拘束され、
当該シートを広げるための前記ジョイント構造は、前記軸とは異なる方向に沿って見たとき、連結された展開三角形(jointed deployment triangle)であり、
この展開三角形は、
(i)前記直立部材上に位置する第一のジョイントと、前記スライディング・ブロックの一つのポイント上に位置する第二のジョイントとの間で、前記直立部材に取り付けられる第一のサイドと、
(ii)前記第二のジョイントにより、前記スライディング・ブロック上に連結された第二のサイドと、
(iii)前記第一のジョイントにより、前記直立部材上に連結され、且つ、前記第三のジョイントにより、前記第二のサイド上に連結された第三のサイドと、を備え、
前記第一のポイントは、前記スライディング・ブロック上に位置している。
− 当該シートが広げられた状態と折り畳まれた状態における、前記第一のポイントと第二のポイントの間の距離の比は、0.85から0,95の間である;
− 前記比は、0.88から0,92の間である;
− (i)広げられた状態における、前記軸に対する前記第二のポイントの横方向の間隔と、(ii)広げられた状態と折り畳まれた状態との間での、前記スライディング・ブロックのストローク長との比は、1よりも小さい;
− 前記ジョイント構造は、連結された擬似平行四辺形(jointed pseudo-parallelogram)を作り、前記第二のポイントは、この連結された擬似平行四辺形の頂点の一つの近傍に位置している;
− 前記保護構造(85,87)は、取り外し可能である;
− 前記シートは、少なくとも一対の折り畳み可能な脚部を備え、これらの脚部のそれぞれは、サポート・ユニットを備えたジョイント構造に結合されている。
− 前記比は、0.88から0,92の間である;
− (i)広げられた状態における、前記軸に対する前記第二のポイントの横方向の間隔と、(ii)広げられた状態と折り畳まれた状態との間での、前記スライディング・ブロックのストローク長との比は、1よりも小さい;
− 前記ジョイント構造は、連結された擬似平行四辺形(jointed pseudo-parallelogram)を作り、前記第二のポイントは、この連結された擬似平行四辺形の頂点の一つの近傍に位置している;
− 前記保護構造(85,87)は、取り外し可能である;
− 前記シートは、少なくとも一対の折り畳み可能な脚部を備え、これらの脚部のそれぞれは、サポート・ユニットを備えたジョイント構造に結合されている。
次に、実施形態の幾つかの例を、添付図面を用いて説明する。
図1に、子供を乗せて運ぶために、車輪付のバギーの背面側の二本の脚部を広げた状態を示す。このバギーは、中央の直立部材1、軸X−X’に沿って中央の直立部材1の上をスライドするスライディング・ブロック3、二本の折り畳み可能な脚部5、及び、これらの脚部を同時に広げるためのジョイント構造7、を備えている。
中央の直立部材1は、上記軸X−X’に平行な二本のロッド9を備えている。これらのロッド9は、(i)それらの上端で、ステアリング・ホイール11に、及び(ii)それらの下端で、支持部13に、固定されている。このステアリング・ホイール11は、実質的に卵型の部分14を備えている。この部分14には、三つの開口15が設けられ、これらの開口は、バギーを、片手で簡単にガイドすることを可能にする。
スライディング・ブロック3は、軸X−X’方向に伸びた部分を備え、この部分に、軸X−X’に対して平行な二つの中央穴17が設けられている。中央の直立部材1のロッド9は、スライディング・ブロック3のこれらの中央穴17の中に、はめ込まれている。このようにして、スライディング・ブロック3は、中央の直立部材1のロッド9に沿って、ステアリング・ホイール11と支持部13の間を、自由にスライドすることができる。
このスライディング・ブロック3は、更に、ロック手段18を備えている。このロック手段18は、例えば、摩擦ブレーキまたはラッチ機構で構成される。これらのロック手段18は、スライディング・ブロック3のスライドを、中央の直立部材1のロッド9に沿ったそのストロークの両端近傍の各位置で、止めることを可能にする。これに加えて、二本のロッド9は、スライディング・ブロック3がスライド軸X−X’回りでの回転を阻止することを可能にする。
図1の中に示されているように、バギーが広げられた状態で地上に置かれたとき、軸X−X’は、鉛直軸に対して僅かに傾いた姿勢を取る。
図1の中に示されているバギーの背面側の各脚部5は、車輪19、及びその折り畳み可能な構造7を備えている。この折り畳み可能な構造7は、軸X−X’とは異なる方向Y−Y’に沿って見たとき、第一の連結された展開三角形21を備えている。この三角形21は、図1の中で、一点鎖線によってその輪郭が示されている。
上記の展開三角形21の第一のサイド22は、中央の直立部材1に取り付けられている。この三角形は、支持部13上に位置する第一のジョイント23、及びスライディング・ブロック3上に位置する第二のジョイント25によって、その限界が定められている。この展開三角形21は、第二のジョイント25によってスライディング・ブロック5に連結されるコネクティング・バー27によって作られる第二のサイド26を備えている。この展開三角形の第三のサイド28は、剛性プレート29により構成されている。この剛性プレートは、第一のジョイント23によって、支持部13に連結され、第三のジョイント31によって、第二のジョイント25に向かい合うコネクティング・バー27の外側に連結されている。
この剛性プレート29の形は、実質的に三角形である。この剛性プレートは、上記構造の重量を減らすために、一部が刳り抜かれている。
第一のジョイント23は、支持部13と剛性プレート29をつなげている。この第一のジョイントは、バギーが広げられた状態で地上に置かれたとき、水平方向に対して僅かに傾斜した状態で、軸Y−Y’に沿って長手方向に伸びるヒンジ33を備えている。更に、軸Y−Y’は、軸X−X’との間に90度未満の角度を有しており、それによって、バギーを広げる際に、軸X−X’に対する脚部5の放射状展開が可能になるように構成されている。このヒンジ33は、方向Y−Y’について間隔を開けて、二つの連結ポイント35を備えている。これらの連結ポイント35は、剛性プレート29の二つの頂点の近傍に位置している。第三のジョイント31は、上記剛性プレート29の第三の頂点の近傍に位置している。
上記構造7のこの第一の実施形態において、脚部5は、展開三角形21の第二のサイド26を構成するコネクティング・バー27の端部に一体的に形成されている。
次に、上記構造7を、折り畳まれた状態から、図1に示されている広げられた状態へ開く方法の例について説明する。
最初、スライディング・ブロック3は、ロック手段によって、ステアリング・ホイール11の近傍の高い位置に固定されている。この状態で、展開三角形21の第二のサイド26を作るコネクティング・バー27、及び、展開三角形21の第三のサイド28を作る剛性プレート29は、中央の直立部材1の軸X−X’に対して実質的に平行な状態にある。結局、この状態では、展開三角形21は、平らに畳まれている。コネクティング・バー27の延長部に固定された脚部5は、折り畳まれた状態で、中央の直立部材1の近傍にある。
バギーの背面側の脚部を広げるために、ロック手段18が解放される。それにより、スライディング・ブロック3が軸X−X’に沿って、支持部13の方向に押される。第一のジョイント23と第二のジョイント25の距離は、上記の変位の進行に伴って、減少する。結局、(i)展開三角形21の第一のサイド22と第二のサイド26の間の角度と、(ii)展開三角形21の第一のサイド22と第三のサイド28の間の角度との間の相違が、大幅に減少する。第三のジョイント31の近傍に位置している展開三角形の頂点は、中央の直立部材1から離れるよう移動する。この動きの間、コネクティング・バー27の延長部に固定された脚部5は、中央の直立部材1から離れる。
スライディング・ブロック3が、支持部13の近傍の(あるいは支持部に接触する)低い方の位置に到達したとき、ロック手段18が働き、脚部5が広げられた状態で止められる。この状態で、剛性プレート29は、脚部5の展開三角形21の支持を確保し、それとともに、スライディング・ブロックの移動軸X−X’に対する、外周の剛性を確保する。
本発明に基づく第二の構造7Aが、図2から5までに示されている。この構造は、バギーの前面側の各脚部5Aの展開を可能にする。この第二の構造7Aは、先の第一の構造7と下記の点で異なっている。
図2に示されているように、展開三角形21の第二のサイドのコネクティング・バー27と、剛性プレート29の間の第三のジョイント31は、剛性プレート29の中間ポイントに配置されている。更に、脚部5Aは、剛性プレート29に、当該剛性プレート29の頂点の近傍に位置する第四のジョイント41によって、結合されている。
各脚部5Aに対応する折り畳み可能な構造7Aは、更に、第二のコネクティング・バーからなる支持部43を備え、この第二のコネクティング・バーは、一方では、スライディング・ブロック3のポイント44により、他方では、第四のジョイント41の下に位置する脚部5Aの中間ポイント45により、連結されている。図2に示されているように、支持部43は、剛性プレート29に設けられた孔47の中を通る。
この第二の構造7Aは、擬似平行四辺形(pseudo-parallelogram)を作り、この四辺形は、その頂点として、(i)第四のジョイント41及び脚部5Aの中間ポイント45、並びに、(ii)スライディング・ブロック3のポイント44及びヒンジ33の中央を有している。第一の構造7とは異なり、この第二の構造7Aは、折り畳み可能な安全構造のための支持手段49、及び引き込み式の剛性付与手段51を、更に備えている。
支持手段49は、各脚部5A毎に、可撓性材料製の引き伸ばされた形のブレイド53を備えている。この可撓性を備えたブレイド53は、一方では、スライディング・ブロック3の上部の第一のポイント54に固定され、他方では、脚部5Aと剛性プレート29の間の連結ポイント41の近傍で、脚部5Aの上端部の第二のポイント55に固定されている。可撓性を備えたブレイド53の長さは、スライディング・ブロック3が、ステアリング・ホイール11の近傍に位置するとき、その二つの固定ポイントの間の間隔に実質的に等しい。従って、このバギーが折り畳まれたとき、図3に示されているように、可撓性を備えたブレイド53は、中央の直立部材1の近くにあり、直線の状態で、軸X−X’に対して実質的に平行になる。
図2に示されているように、剛性付与手段51は、折り畳み可能なロッド61 及び 中央連結部62を備えている。
この折り畳み可能なロッド61は、第一の端部の近傍で、ヒンジ65によって互いに結合された二本のアーム63を備えている。各アーム63の、ヒンジ65の反対側の端部は、それぞれ、二つの向かい合った脚部5A上に結合されている。折り畳み可能なロッド61の脚部5Aへの連結ポイントは、車輪19の近傍に位置しており、バギーが広げられた状態で地上に置かれたとき、水平及び横断線方向を規定する。
リンク部材62は、二つの連結ブレイド67及び69からなる一対のコンパスを備えている。第一の連結ブレイド67は、(i)折り畳み可能なロッド61中央のヒンジ65に連結され、且つ、(ii)支持部13に連結されている。第二の連結ブレイド69は、一方の端で、第一の連結ブレイド67の中間ポイントに連結され、且つ、もう一方の端で、スライディング・ブロック3に連結されている。
第二の構造7Aの操作は、第一の構造7の操作と、以下に示す相違点を除いて、同様である。
スライディング・ブロック3の支持部13の方向への移動は、展開三角形21のアクションを介して、脚部5Aを中央の直立部材1から遠ざける方向に移動させる。この移動の間、第二の構造7Aの擬似平行四辺形は、脚部5Aの軸が軸X−X’に対して平行に実質的に保たれることを可能にする。このことは、展開された脚部の機械的な抵抗力のために好ましい。広げられた状態において、支持部43は、上記構造の剛性を増大させるため、孔47の縁に押し当てられる。
上記構造7Aの幾何学的構成は、(i)脚部5Aと剛性プレート29の間の連結ポイント41の、軸X−X’に対する横方向のミスアライメントと、(ii)ステアリング・ホイール11と支持部13の間のスライディング・ブロック3のストローク長との間の比として、1よりも小さい値を得ることを可能にする。バギーを広げた場合、スライディング・ブロック3が支持部13の近くにあるときの、可撓性を備えたブレイド53の固定点の間の距離は、スライディング・ブロック3がステアリング・ホイール11の近くにあるときの、これらの点の間の距離と比べて、短い。これらの二つの距離の比は,代表的には、0.85と0.95の間、好ましくは0.88と0.92の間である。
このようにして、バギーを広げたとき、可撓性を備えたブレイド53は、図2の中に示されているように、大きく湾曲した状態を取る。この状態は、以下において説明するように、可撓性を備えたブレイド53によって支持された安全構造を広げることを可能にする。
更に、第一の構造7とは異なり、図3に示されているように、折り畳み可能なロッド61は、最初の状態では、折り畳まれた状態にある。スライディング・ブロック3の支持部13の方向への移動は、リンク部材62の二つのブレイド67と69の間の連結部を、中央の直立部材1から遠ざけるように移動させる。その結果、リンク部材62の第一の(連結)ブレイド67は、折り畳み可能なロッド61の中央のヒンジ65を、中央の直立部材1から遠ざけるように移動させる。スライディング・ブロック3が、支持部13の近傍に到達したとき、または支持部に接触したとき、折り畳み可能なロッド61が広げられ、軸X−X’に対する二つの脚部5の外周の剛性を増大させ、それによって、強固なフレーム構造が得られる。
この状態において、折り畳み可能なロッド61は、子供が足を乗せるために用いられる。更に、ストラップ70が、第一の折り畳み可能なロッド61に対して平行に、二つの脚部5Aの間に固定され、バギーのシートの支持を可能にする。
その代わりに、図4の中に示されているように、第一の折り畳み可能なロッド61と同様な第二の折り畳み可能なロッド7を、第一の折り畳み可能なロッド61に対して平行に、脚部5に連結することができる。このようにして、リンク部材62は、第三のロッド73を備え、このロッドは、(i)第二の折り畳み可能なロッド71の中央のヒンジ75の上に連結され、且つ、(ii)リンク部材62の第一の連結ブレイド67の中間ポイントの上、または直接ヒンジ65の上に、連結される。
更に、この第二の折り畳み可能なロッド71の展開構造は、第一の折り畳み可能なロッド61の展開構造と、同様である。広げられた状態において、この第二の折り畳み可能なロッド71は、バギーのシートを支持するために用いられる。
他の代替え形態(図示せず)において、上記構造の重量を軽減するために、剛性プレート29を二又のフォークで置き換えることも可能である。このケースでは、二つの連結ポイント35は、フォークの二本のアームに向かい合う端部の近傍に配置され、第三のジョイント31は、フォークの二本のアームの共通の柄の端部近傍に配置される。
その反対に、軽量性よりも剛性が優先される場合には、剛性プレート2を、支持部43が通過する孔47の部分を除いて孔の無い、ムクの板とし、それにより、二つの連結ポイント35及び第三のジョイント31によって境界が定められる面を堅固にすることもできる。
最後に、もう一つの代替え形態(図示せず)において、展開三角形の第二のサイドは、スライディング・ブロックに連結された剛性プレートによって作られる。このケースにおいて、展開三角形の第三のサイドは、支持部を剛性プレートにつなぐ単純なコネクティング・バーで作られる。
図5は、図4の代替え形態に基づく、車輪付きのバギーにシート81を取り付けた状態を示す。このシートは、(i)第二の折り畳み可能なロッド71、及び(ii)スライディング・ブロック3上の固定手段(図示せず)によって支持されている。
更に、バギーの背もたれ83は、スライディング・ブロック3の上に固定されている。子供のための保護カバー85は、二つの可撓性を備えたブレイド53、及び同様の二つの可撓性を備えたブレイド86によって支持されている。これらのブレイドは、スライディング・ブロック3のトップと背面側の脚部5の間に、取り付けられている。この保護カバー85は、二つのサイド・カバー87を備え、各カバーは、対応するブレイド53及び86に沿って、固定されている。背面側のカバー(図示せず)は、子供の保護面を完成するため、二つのブレイド86の間に固定されている。これに代わって、例えば、折り畳み可能あるいは取り外し可能である前面の保護フードや、収納構造などのアクセサリー類を、バギーに取り付けることもできる。
以上に開示された本発明によって、簡単に折り畳み可能な保護構造を備えた折り畳み可能なシートを実現することが可能になる。更に、この保護構造は、当該シートが広げられたとき、大きな横方向の保護面を提供し、それとともに、バギーの中に座りあるいは横たわる子供のために、大きな内側の容積を提供する。
このタイプの保護構造は、ツイン式ベビーカー、小型バギー、乳幼児用食事椅子、折り畳み式の椅子、身体障害者用の車椅子などの、他のタイプのシートに対しても簡単に適用することができるが、それらに限定されるものではない。
Claims (8)
- 折り畳まれた状態から広げられた状態へ展開することができるシートであって、このシートは、乳幼児用キャリッジを含んでいるがそれのみには限定されず、
このシートは、可撓性材料で作られた折り畳み可能な保護構造(85,87)を備え、
このシートは、
− 直立部材(1)と;
− 当該シートを広げるためのジョイント構造(7A)と;
− 前記保護構造(85,87)のためのサポート手段(49)と;を備え、
前記サポート手段(49)は、弾性的に湾曲することができる少なくとも一つのサポート・ユニット(53)を備え、
このサポート・ユニットは、(i)前記直立部材(1)上の第一のポイント(54)、及び(ii)前記ジョイント構造(7A)上の第二のポイント(55)に連結され、且つ、当該シートが広げられたときに、湾曲した状態を取るように構成されていること、を特徴とするシート。 - 下記特徴を備えた請求項1に記載のシート:
前記直立部材(1)は、一つの軸(X−X’)に沿ってこの直立部材(1)の上をスライドするスライディング・ブロック(3)を備え、このスライディング・ブロック(3)は、前記軸の回りでの回転が拘束され、
且つ、当該シートを広げるための前記ジョイント構造(7A)は、前記軸(X−X’)とは異なる方向(Y−Y’)に沿って見たとき、連結された展開三角形(21)を備え;
この展開三角形(21)は、
− 前記直立部材(1)上に位置する第一のジョイント(23)と、前記スライディング・ブロック(3)の一つのポイント上に位置する第二のジョイント(25)との間で、前記直立部材(1)に取り付けられた第一のサイド(22)と;
− 前記第二のジョイント(25)により前記スライディング・ブロック(3)上に連結された第二のサイド(26)と;
− 第一のジョイント(23)により前記直立部材(1)上に連結され、且つ第三のジョイント(31)により前記第二のサイド(26)上に連結された第三のサイド(28)と;を備え、
且つ、前記第一のポイント(54)は、前記スライディング・ブロック(3)上に位置している。 - 下記特徴を備えた請求項1または2に記載のシート:
当該シートが広げられた状態と折り畳まれた状態における、前記第一のポイントと第二のポイントの間の距離の比は、0.85から0,95の間である。 - 下記特徴を備えた請求項3に記載のシート:
前記比は、0.88から0,92の間である。 - 下記特徴を備えた請求項2から4のいずれか1項に記載のシート:
(i)広げられた状態における、前記軸(X−X’)に対する前記第二のポイント(55)の横方向の間隔と、(ii)広げられた状態と折り畳まれた状態の間での、前記スライディング・ブロック(3)のストローク長との間の比は、1よりも小さい。 - 下記特徴を備えた請求項1から5のいずれか1項に記載のシート:
前記ジョイント構造(7A)は、連結された擬似平行四辺形(41,45,33,44)を作り;
前記第二のポイント(55)は、この連結された擬似平行四辺形(41,45,33,44)の頂点(41)の一つの近傍に位置している。 - 下記特徴を備えた請求項1から6のいずれか1項に記載のシート:
前記保護構造(85,87)は、取り外し可能である。 - 車輪付きの折り畳み式シートであって、
当該シートは、少なくとも一つの一対の折り畳み可能な脚部(5,5A)を備え、
これらの脚部のそれぞれは、請求項1から7のいずれか1項に記載された、ジョイント構造(7,7A)及びサポート・ユニット(86,53)に結合されている、ことを特徴とする車輪付きの折り畳み式シート。
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