JP2007014401A - 椅子用座起立機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】前後二本のリンクを必要としない簡易かつ前後方向の厚さが小さい構成として、机と椅子との間に横方向の通路の幅を充分に広く確保するとともに、製造費用を安価に抑えることにある。
【解決手段】椅子5の座9を着座位置と起立位置との間で揺動させる椅子用座起立機構8において、座9の前後方向中間部を、椅子5の脚4によって所定位置に支持されたシャフト15に対しその座面に沿って座9の前後方向へ直線移動するように案内する直線案内部材14と、座9の後部のローラ17を、シャフト15よりも後ろ側の位置で脚4に対しそのシャフト15側に凹側が向いた円弧に沿って上下方向へ移動するように案内する案内溝12aと、を具えてなる、椅子用座起立機構である。
【選択図】図1
【解決手段】椅子5の座9を着座位置と起立位置との間で揺動させる椅子用座起立機構8において、座9の前後方向中間部を、椅子5の脚4によって所定位置に支持されたシャフト15に対しその座面に沿って座9の前後方向へ直線移動するように案内する直線案内部材14と、座9の後部のローラ17を、シャフト15よりも後ろ側の位置で脚4に対しそのシャフト15側に凹側が向いた円弧に沿って上下方向へ移動するように案内する案内溝12aと、を具えてなる、椅子用座起立機構である。
【選択図】図1
Description
この発明は、椅子の座を着座位置と起立位置との間で揺動させる椅子用座起立機構に関し、特には、使用位置と起立位置との間での座の揺動時に一連の動きで座と机との隙間を従来よりも大きく確保し得る椅子用座起立機構に関するものである。
例えば大学や予備校の教室等では、机を前後に多数列並べる必要上、前後の机の間隔が比較的狭くなる。このため、二列目以降の席の机の脚の前側にその脚と一体的に前の列の席の椅子を設けて、その椅子の座を略水平な着座位置と略垂直な起立位置との間で揺動可能に支持することで、人が着座していないときは座を起立位置に上げて机と椅子との間に横方向の通路を確保する場合がある。
このような椅子用の座起立機構としては従来、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この椅子用座起立機構は、前後二本のリンクの上端部をそれぞれ座用ブラケットに揺動可能に連結するとともに、それらのリンクの下端部をそれぞれ、後ろの席の机の脚の前側に固定した脚用ブラケットに揺動可能に連結することで、それらのリンクにより座用ブラケットを前後に概略平行移動可能に支持し、さらにその座用ブラケットに一本の支持軸により、座を略水平な着座位置と略垂直な起立位置との間で揺動可能に支持しているものである。
しかしながらかかる従来の椅子用座起立機構では、二本のリンクが前後に位置するため座用ブラケットを後退させて座を起立位置に上げた時に椅子の前後方向の厚さが大きくなり、机と椅子との間の横方向の通路の幅を充分に広く確保できないという問題があった。
また、座用ブラケットに対する座の揺動に加えて、それと別に二本のリンクの揺動を行わせる機構であるため、構造が複雑になって製造費用が嵩むという問題もあった。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明の椅子用座起立機構は、椅子の座を着座位置と起立位置との間で揺動させる椅子用座起立機構において、前記座の前後方向中間部を、前記椅子の脚によって所定位置に支持された支持軸に対しその座面に沿って前記座の前後方向へ直線移動するように案内する直線移動案内部と、前記座の後部を、前記支持軸よりも後ろ側の位置で前記脚に対しその支持軸側に凹側が向いた曲線に沿って上下方向へ移動するように案内する曲線移動案内部と、を具えてなるものである。
かかる椅子用座起立機構にあっては、椅子の座を着座位置から起立位置へ揺動させる際に、着座位置で略水平状態にある座を後方へ移動させると、座の後部が曲線移動案内部によって支持軸よりも後ろ側の位置で、例えば後ろの席の机の脚等で構成される椅子の脚に対しその支持軸側に凹側が向いた曲線に沿って下方へ移動するが、座の前後方向中間部は支持軸で支持されつつその支持軸に対し座面に沿って座の後方(当初は椅子の後方だが座の前部が持ち上がるに連れて次第に下方へ向かう方向)へ直線移動し、これにより座は支持軸周りに揺動しながら後退しつつ後部を下げて起立位置へ向かう。
一方、椅子の座を起立位置から着座位置へ揺動させる際には、起立位置で略垂直状態にある座の前端部を前方へ移動させると、上記と逆に座の後部が曲線移動案内部によって支持軸よりも後ろ側の位置で椅子の脚に対し、その支持軸側に凹側が向いた曲線に沿って上方へ移動するが、座の前後方向中間部は支持軸で支持されつつその支持軸に対し座面に沿って座の前方(当初は上方だが座の前部が下がるに連れて次第に椅子の前方へ向かう方向)へ直線移動し、これにより座は支持軸周りに揺動しながら前進しつつ後部を上げて着座位置へ向かう。
従ってこの発明の椅子用座起立機構によれば、前後二本のリンクを必要としないため前後方向の厚さが小さい構成で、一連の動きの中で座を円滑に後退させながら起立位置に揺動させて、机と椅子との間に横方向の通路の幅を充分に広く確保することができる。
しかもこの発明の椅子用座起立機構によれば、前後二本のリンクを必要としないため簡易な構成で、一連の動きの中で座を円滑に後退させながら起立位置に揺動させるので、構造が簡単になって製造費用を安価に抑えることができる。
なお、この発明の椅子用座起立機構においては、前記曲線移動案内部は、前記椅子の脚に固定された円弧状の案内溝によって前記座の後部を案内するものでも良く、このようにすれば、別部材のリンクを用いず摺動構造だけで座起立機構を構成するので、製造費用をより安価に抑えることができる。
また、この発明の椅子用座起立機構においては、前記椅子の脚に一端部を連結されるとともに他端部を前記座の後部に連結された一つのリンクによって前記座の後部を案内するものでも良く、このようにすれば、座の後部の移動には摺動構造より摩耗の少ないリンクを用いるので、故障の可能性を少なくしてメンテナンスの手間を省くことができる。
さらに、この発明の椅子用座起立機構においては、前記着座位置に位置する前記座を後方へ附勢する弾性部材を具えていても良く、このようにすれば、着座していた人が立ち上がると、当初はその弾性部材によって座が後方へ附勢されて揺動を開始し、その後座の後部の重みで起立位置まで後退しつつ跳ね上がるため、人が着座していないときは座を自動的に起立位置に位置させておくことができるので好ましい。
以下に、この発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の椅子用座起立機構の一実施例を具える椅子が設けられた二列目以降用の机を最前列用の通常の机とともに示す側面図、図2は、その実施例の椅子用座起立機構を具える椅子が設けられた机を示す正面図、図3は、上記実施例の椅子用座起立機構の椅子の前方から見て左側の部分を上方から見た状態で示す透視図、図4(a)〜(e)は、上記実施例の椅子用座起立機構の座側の構造を示す座の内側から見た側面図並びにその側面図中のA−A線,B−B線,C−C線およびD−D線にそれぞれ沿う断面図、図5(a)〜(c)は、上記実施例の椅子用座起立機構の脚側の内側ブラケットの構造を示す座の内側から見た側面図並びにその側面図中のE−E線およびF−F線にそれぞれ沿う断面図であり、図中符号1は机、5は上記実施例の椅子用座起立機構を具える椅子をそれぞれ示す。
上記最前列用および二列目以降用の机1は何れも、図1および図2に示すように、下側に棚受け2を設けられた天板3と、その天板3を支持するパイプ状の二本の脚4とを具えており、上記実施例の椅子用座起立機構を具える椅子5は、二列目以降用の机1の左右の脚4の前側にその脚4と一体的に設けられている。
一方、上記椅子5は、机1の左右の脚4の前側にそれぞれ溶接固定されたブラケット6によって支持された背7と、同じく机1の左右の脚4の前側に固設された上記実施例の椅子用座起立機構8と、その椅子用座起立機構8によって図1中実線で示す略水平な着座位置と同図中仮想線で示す略垂直な起立位置との間で揺動可能に支持された座9とを具えている。
この実施例の椅子用座起立機構8は、机1の左右の脚4の前側にそれぞれ溶接固定された略矩形の厚板状の中間ブラケット10と、その中間ブラケット10を左右から挟み込むとともに互いにボルトで結合される外側ブラケット11および内側ブラケット12とを有している。また、この実施例の椅子用座起立機構8は、座9の左右側部の裏面にそれぞれネジで固定される断面L字状の座アーム13を有している。
ここで、各座アーム13には、座9の前後方向に延在するように長穴13aが形成されるとともに、その長穴13a内に嵌まり合う低摩擦のプラスチック製の直線案内部材14が固定されており、その直線案内部材14は、座アーム13の長穴13aより一回り小さい長穴14aを持ち、その長穴14a内には支持軸としてのパイプ状のシャフト15が、座9の左右方向に貫通して座9の前後方向に移動自在に嵌まり合っている。
一方、各中間ブラケット10には、図1,図3および図5(a)に示すように、各々断面コ字状のシャフト受け10aとストッパ10bとが内側ブラケット12の開口部を貫通するように内向きに突設されている。そして上記シャフト15の両端部は、机1の左右の脚4に固定された左右の中間ブラケット10のシャフト受け10aに固定支持されており、上記直線案内部材14と、この固定支持されたシャフト15とが、この実施例では直線移動案内部を構成している。
各座アーム13にはまた、図3に示すように、長穴13aより後方にピン16を外向きに突設されており、これらのピン16は、座9の側部から左右方向に突出するとともに、各々ローラ17を回転自在に支持している。
一方、各内側ブラケット12には、図1および図5に示すように、シャフト受け10aひいてはシャフト15よりも後ろ側の位置で脚4に対しそのシャフト15側に凹側が向いた曲線状、例えばここでは円弧状に上下方向へ延在する断面コ字状の案内溝12aと、その案内溝12aの半径方向内側で案内溝12aの上端部に隣接するスプリング支持突起12bと、そのスプリング支持突起12bと案内溝12aとの間に位置するスプリング止め突起12cとを形成されており、案内溝12aの下端部には合成ゴム製のストッパ18が設けられている。
各座アーム13のピン16に支持されたローラ17は、各内側ブラケット12の案内溝12a内にその延在方向へ移動自在に嵌まり合っており、これらローラ17と、案内溝12aとが、この実施例では曲線移動案内部を構成している。
さらに、各内側ブラケット12のスプリング支持突起12bには、弾性部材としてのコイルスプリング19がその一端部19aを各内側ブラケット12に掛止されて装着されており、このコイルスプリング19の他端部19bは、図1に示すように、座9が略水平な着座位置にあるときは座アーム13のピン16に掛合して持ち上げられるとともにピン16を弾性力で常時下方へ附勢しており、座9がその着座位置から略垂直な起立位置へ向かうようにピン16が案内溝12a内を有る程度下降すると、コイルスプリング19の他端部19bは、スプリング止め突起12cに当たって止まり、その後は再度座9が略水平な着座位置に向かうまでスプリング止め突起12c上で待機する。
図6は、上記実施例の椅子用座起立機構8に設ける弾性部材の他の例としての板バネを示す、図1と同様の位置での側面図、図7は、その板バネの配置を示す、図3と同様の位置での透視図、そして図8(a)〜(e)は、上記板バネの配置を示す、図4(a)〜(e)と同様の位置での側面図および断面図であり、図中符号20は板バネを示す。
この実施例における板バネ20は、略L字状の部分と略U字状の部分とを組合せた形状をなしており、そのL字状の脚部を各座アーム13に固定されるとともに、図8(a)に示す自由状態から、図6に示すように、そのU字状の先端部で直線案内部材14の長穴14a内のシャフト15に当接して弾性変形し、シャフト15を常時前方へ押圧することで、着座位置にある座9を相対的に常時後方へ附勢する。
図9は、この実施例の椅子用座起立機構8の作動による座9の回動状態を示す側面図であり、この実施例の椅子用座起立機構8にあっては、椅子5の座9を、図9では左側に示す着座位置から同図では右側に示す起立位置へ揺動させる際に、着座位置でストッパ10bにピン16のローラ17が当接して略水平状態にある座9を後方へ移動させると、座9の後部がローラ17と案内溝12aとによってシャフト15よりも後ろ側の位置で、後ろの席の机1の脚4で構成される椅子5の脚に対し前方に位置するそのシャフト15側に凹側が向いた円弧に沿って下方へ移動するが、座9の前後方向中間部に位置する直線案内部材14はシャフト15で支持されつつそのシャフト15に対し座面に沿って座の後方(当初は椅子5の後方だが座9の前部が持ち上がるに連れて次第に下方へ向かう方向)へ直線移動し、これにより座9は、図9では中央部に示すように、シャフト15周りに揺動しながら後退しつつ後部を下げて起立位置へ向かい、しかして、図1にも示す如く、座9の前端の軌跡P1は、シャフト15に対し対し座9が座面に沿って後方へ移動しない場合の軌跡P2よりも大幅に後方寄りとなって、着座する人が中腰になる中間状態で前の机1との間に充分大きい隙間をもたらす。
一方、椅子5の座9を、図9では右側に示す起立位置から同図では左側に示す着座位置へ揺動させる際には、起立位置でストッパ18にピン16のローラ17が当接して略垂直状態にある座9の前端部を前方へ移動させると、上記と逆に座9の後部がローラ17と案内溝12aとによってシャフト15よりも後ろ側の位置で後ろの席の机1の脚4で構成される椅子5の脚に対し前方に位置するそのシャフト15側に凹側が向いた円弧に沿って上方へ移動するが、座9の前後方向中間部に位置する直線案内部材14はシャフト15で支持されつつそのシャフト15に対し座面に沿って座の前方(当初は上方だが座9の前部が下がるに連れて次第に椅子5の前方へ向かう方向)へ直線移動し、これにより座9は、シャフト15周りに揺動しながら前進しつつ後部を上げて着座位置へ向かう。
従ってこの実施例の椅子用座起立機構8によれば、前後二本のリンクを必要としないため前後方向の厚さが小さい構成で、一連の動きの中で座9を円滑に後退させながら起立位置に揺動させて、机1と椅子5との間に横方向の通路の幅を充分に広く確保することができる。
しかもこの実施例の椅子用座起立機構8によれば、前後二本のリンクを必要としないため簡易な構成で、一連の動きの中で座9を円滑に後退させながら起立位置に揺動させるので、構造が簡単になって製造費用を安価に抑えることができる。
さらに、この実施例の椅子用座起立機構8によれば、曲線移動案内部は、椅子5の脚を兼ねる後ろの席の机1の脚4に固定された円弧状の案内溝12aによって座9の後部を案内するものであることから、別部材のリンクを用いず摺動構造だけで座起立機構を構成するので、製造費用をより安価に抑えることができる。
さらに、この実施例の椅子用座起立機構8によれば、着座位置に位置する座9を後方へ附勢する、弾性部材としてのコイルスプリング19または板バネ20を具えていることから、着座していた人が立ち上がると、当初はそのコイルスプリング19または板バネ20によって座9が後方へ附勢されて揺動を開始し、その後は座9の後部の重みで起立位置まで後退しつつ跳ね上がるため、人が着座していないときは座9を自動的に起立位置に位置させておくことができる。
図10(a)および(b)は、この発明の椅子用座起立機構の他の一実施例を具える椅子が設けられた二列目以降用の机を最前列用の通常の机とともに示す正面図および側面図、図11は、この実施例の椅子用座起立機構8の作動による座9の回動状態を示す側面図であり、この実施例の椅子用座起立機構8は、先の実施例における各内側ブラケット12に、案内溝12aを設ける代わりに、リンク21の一端部を、例えばその案内溝12aの円弧の中心の位置を通って回動軸線が椅子5の左右方向へ延在するように回動自在に支持し、そのリンク21の他端部を先の実施例における各座アーム13のピン16に、ローラ17の代わりに回動自在に連結するとともに、各内側ブラケット12にさらに、各々断面L字状をなし、そのピン16と当接してそのピン16の回動限位置を特定する上側ストッパ12dおよび下側ストッパ12eを設けたもので、リンク21とピン16とが、この実施例では曲線移動案内部を構成しており、他の点は構造的には先の実施例の椅子用座起立機構8と同一である。
この実施例の椅子用座起立機構8にあっては、椅子5の座9を、図11では左側に示す着座位置から同図では右側に示す起立位置へ揺動させる際に、着座位置で上側ストッパ12dにピン16が当接して略水平状態にある座9を後方へ移動させると、座9の後部がリンク21とピン16とによってシャフト15よりも後ろ側の位置で、後ろの席の机1の脚4で構成される椅子5の脚に対し前方に位置するそのシャフト15側に凹側が向いた円弧に沿って下方へ移動するが、座9の前後方向中間部に位置する直線案内部材14はシャフト15で支持されつつそのシャフト15に対し座面に沿って座の後方(当初は椅子5の後方だが座9の前部が持ち上がるに連れて次第に下方へ向かう方向)へ直線移動し、これにより座9は、図11では中央部に示すように、シャフト15周りに揺動しながら後退しつつ後部を下げて起立位置へ向かい、しかして、座9の前端の軌跡P1は、シャフト15に対し対し座9が座面に沿って後方へ移動しない場合の軌跡P2よりも大幅に後方寄りとなって、着座する人が中腰になる中間状態で前の机1との間に充分大きい隙間をもたらす。
一方、椅子5の座9を、図11では右側に示す起立位置から同図では左側に示す着座位置へ揺動させる際には、起立位置で下側ストッパ12eにピン16が当接して略垂直状態にある座9の前端部を前方へ移動させると、上記と逆に座9の後部がリンク21とピン16とによってシャフト15よりも後ろ側の位置で、後ろの席の机1の脚4で構成される椅子5の脚に対し前方に位置するそのシャフト15側に凹側が向いた円弧に沿って上方へ移動するが、座9の前後方向中間部に位置する直線案内部材14はシャフト15で支持されつつそのシャフト15に対し座面に沿って座の前方(当初は上方だが座9の前部が下がるに連れて次第に椅子5の前方へ向かう方向)へ直線移動し、これにより座9は、シャフト15周りに揺動しながら前進しつつ後部を上げて着座位置へ向かう。
従ってこの実施例の椅子用座起立機構8によっても、前後二本のリンクを必要としないため前後方向の厚さが小さい構成で、一連の動きの中で座9を円滑に後退させながら起立位置に揺動させて、机1と椅子5との間に横方向の通路の幅を充分に広く確保することができる。
しかもこの実施例の椅子用座起立機構8によれば、前後二本のリンクを必要としないため簡易な構成で、一連の動きの中で座9を円滑に後退させながら起立位置に揺動させるので、構造が簡単になって製造費用を安価に抑えることができる。
さらに、この実施例の椅子用座起立機構8によれば、曲線移動案内部は、椅子5の脚を兼ねる後ろの席の机1の脚4に一端部を連結されるとともに他端部を座アーム13のピン16を介して座9の後部に連結された一つのリンク21によって座9の後部を案内するものであることから、座9の後部の移動に摺動構造より摩耗の少ないリンク21を用いるので、故障の可能性を少なくしてメンテナンスの手間を省くことができる。
さらに、この実施例の椅子用座起立機構8によれば、図10,11では図示しないが、着座位置に位置する座9を後方へ附勢する、弾性部材としてのコイルスプリング19または板バネ20を具えていることから、着座していた人が立ち上がると、当初はそのコイルスプリング19または板バネ20によって座9が後方へ附勢されて揺動を開始し、その後は座9の後部の重みで起立位置まで後退しつつ跳ね上がるため、人が着座していないときは座9を自動的に起立位置に位置させておくことができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明の椅子用座起立機構は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、曲線移動案内部は、円弧状でなく例えば楕円や放物線の一部をなすものでも良く、また、直線移動案内部は、長穴でなく軸受をもつスライダを用いても良い。
かくしてこの発明の椅子用座起立機構によれば、前後二本のリンクを必要としないため前後方向の厚さが小さい構成で、一連の動きの中で座を円滑に後退させながら起立位置に揺動させて、机と椅子との間に横方向の通路の幅を充分に広く確保することができる。
しかもこの発明の椅子用座起立機構によれば、前後二本のリンクを必要としないため簡易な構成で、一連の動きの中で座を円滑に後退させながら起立位置に揺動させるので、構造が簡単になって製造費用を安価に抑えることができる。
1 机
2 棚受け
3 天板
4 脚
5 椅子
6 ブラケット
7 背
8 椅子用座起立機構
9 座
10 中間ブラケット
10a シャフト受け
10b ストッパ
11 外側ブラケット
12 内側ブラケット
12a 案内溝
12b スプリング支持突起
12c スプリング止め突起
13 座アーム
13a 長穴
14 直線案内部材
14a 長穴
15 シャフト
16 ピン
17 ローラ
18 ストッパ
19 コイルスプリング
19a 一端部
19b 他端部
20 板バネ
21 リンク
2 棚受け
3 天板
4 脚
5 椅子
6 ブラケット
7 背
8 椅子用座起立機構
9 座
10 中間ブラケット
10a シャフト受け
10b ストッパ
11 外側ブラケット
12 内側ブラケット
12a 案内溝
12b スプリング支持突起
12c スプリング止め突起
13 座アーム
13a 長穴
14 直線案内部材
14a 長穴
15 シャフト
16 ピン
17 ローラ
18 ストッパ
19 コイルスプリング
19a 一端部
19b 他端部
20 板バネ
21 リンク
Claims (4)
- 椅子の座を着座位置と起立位置との間で揺動させる椅子用座起立機構において、
前記座の前後方向中間部を、前記椅子の脚によって所定位置に支持された支持軸に対しその座面に沿って前記座の前後方向へ直線移動するように案内する直線移動案内部と、
前記座の後部を、前記支持軸よりも後ろ側の位置で前記脚に対しその支持軸側に凹側が向いた曲線に沿って上下方向へ移動するように案内する曲線移動案内部と、
を具えてなる、椅子用座起立機構。 - 前記曲線移動案内部は、前記椅子の脚に固定された円弧状の案内溝によって前記座の後部を案内することを特徴とする、請求項1記載の椅子用座起立機構。
- 前記曲線移動案内部は、前記椅子の脚に一端部を連結されるとともに他端部を前記座の後部に連結された一つのリンクによって前記座の後部を案内することを特徴とする、請求項1記載の椅子用座起立機構。
- 前記着座位置に位置する前記座を後方へ附勢する弾性部材を具えることを特徴とする、請求項1から3までの何れか記載の椅子用座起立機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005196286A JP2007014401A (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | 椅子用座起立機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005196286A JP2007014401A (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | 椅子用座起立機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007014401A true JP2007014401A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37752079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Citations (3)
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| JPS61193938A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-28 | Tachikawa Spring Co Ltd | 車両等の格納式座席 |
| JPH0241111A (ja) * | 1988-07-31 | 1990-02-09 | Kokuyo Co Ltd | 椅子 |
| JPH0525496Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1993-06-28 |
-
2005
- 2005-07-05 JP JP2005196286A patent/JP2007014401A/ja active Pending
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