JP2007018165A - 金融端末、原因判定方法、及び、原因判定プログラム - Google Patents

金融端末、原因判定方法、及び、原因判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 金融端末で発生するエラーの原因が、金融端末であるか、或いは通帳であるか判定する技術を提供する。
【解決手段】 金融端末は、処理の途中でエラーが発生すると、通帳の記憶部に、エラーの内容と、そのエラーの発生した金融端末を示す情報とを含む通帳エラー情報の履歴を格納する。金融端末は、通帳の記憶部から各通帳エラー情報を読み出し、同じエラーを示す情報を含む媒体エラー情報が所定数以上あり、且つ、それらの媒体エラー情報が、異なる金融端末を示す情報を含む場合、通帳又はカードにエラーを発生させる原因があると判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カード又は通帳から読み出した情報により金融処理を行なう金融端末に関するものである。
金融機関等には、通帳やカード等が挿入され、入金、引き出し、残高照会、通帳記帳、振込み等の処理を行なう装置が設置される。以下、この装置を金融端末という。金融端末は、自身の搬送路で通帳やカードを搬送し、各所定位置で、口座番号等の読み取り、通帳のページめくり、入出力金額の印刷等の処理を行なっている。
金融端末は、通帳に記帳するときに、イメージセンサを接触させて、通帳のページ数や、各ページの印刷済みの行等を検出する。このとき、乾いていないインクをイメージセンサがこすってしまい、他の部分にインクが付着し、イメージセンサでページ数や印刷済みの行等を読み取れない場合もある。この場合、金融端末は、エラーと判定し、処理を中断して通帳を差し戻す。このような課題を解決するために、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、冊子に貼り付けたICチップにページの情報を格納しておき、読み出した情報に従い記帳等を行なう技術が記載されている。
特開2003−317047号公報
金融端末は、入金、引き出し、残高照会、通帳記帳、振込み等の処理の途中でエラーが発生した場合、上述のように処理を中断し、通帳やカード等を差し戻す。実際に発生するエラーとして、上述のようなイメージセンサの読み取り不良のほかに、例えば、金融端末内での通帳やカード等の搬送不良、通帳のページめくり不良、磁気テープ又はICチップの読み取り不可、印刷不良等があるが、これらのエラーの原因は、金融端末である場合と、通帳又はカードである場合とがある。例えば、金融端末内での通帳又はカードの搬送不良というエラーの場合、金融端末側の原因として、通帳又はカードを搬送する搬送路の汚れ、各搬送路に設置されているセンサの異常等が考えられ、通帳側の原因として、挿入された通帳又はカードの折れ曲がり、通帳又はカードに付着した異物等が考えられる。しかし、従来の金融端末では、エラーの原因が、金融端末であるのか、或いは、通帳又はカードであるのかは分からない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、金融端末等のエラー要因を特定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するためになされたもので、金融端末での処理中にエラーが発生した場合、エラーに関する情報を通帳又はカードの記憶部に格納しておく。通帳又はカードの記憶部からエラー情報の履歴を取得し、取得したエラー情報から、エラーの原因が通帳又はカードであるか、或いは、金融端末であるか判定することを特徴とする。
本発明は、例えば、記憶手段を有する通帳又はカードにより処理を行なう金融端末であって、前記処理の途中でエラーが発生した場合、前記金融端末を示す情報と、該発生したエラーを示す情報とを含む媒体エラー情報を、前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、前記記憶手段から、前記媒体エラー情報を取得する取得手段と、前記取得した媒体エラー情報から、前記通帳又はカード、或いは、前記金融端末何れかにエラーを発生させる原因があると判定する判定手段と、前記判定結果を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明による技術によれば、金融端末でのエラーの原因が、金融端末であるか、或いは、通帳又はカード等の媒体であるかを判定することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ここでは、入金、記帳、振込み等の従来と同じ処理を行なう金融端末と、その金融端末に挿入する通帳とから、エラーの原因が金融端末であるか、或いは、通帳であるか判定する場合の例を説明する。
金融端末は金融機関等に設置され、通帳を所有する利用者は、金融端末を用いて、入金、記帳、振込み等を行なう。まず、各金融端末の構成例、及び、各利用者の所有する通帳の構成例を説明する。
図1に、本実施形態の金融端末の一例を示す。図1において、金融端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、記憶装置13、出力装置14、入力装置15、エラー情報入力インタフェース16、リーダライタ17等を有する。
記憶装置13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の不発揮性の記憶装置である。出力装置14は、例えばディスプレイ、スピーカ等である。入力装置15は、例えば、ボタン、タッチパネル等である。エラー情報入力インタフェース16は、図示しないセンサ等から出力されるエラー情報が入力されるインタフェースである。リーダライタ17は、後述する通帳の有する記憶部に情報の書き込み及び読み出しを行なう。
金融端末1は、例えば金融機関等に設置され、挿入された通帳の磁気テープから読み出した情報を元に、入金、記帳、振込み等の従来と同じ処理を行なう装置である。従って、図1には示していないが、金融端末1には、通帳を挿入する挿入口、挿入された通帳を搬送する搬送路、通帳の磁気テープの情報を読み取るリーダ、通帳のページをめくる機構、イメージセンサ、印字機構、勘定系システム等との通信機能等、従来の金融端末の有する機能を有しているものとする。
CPU11は、メモリ12にロードしたプログラムを実行することにより、エラー情報書き込み部111、エラー原因判定部112の機能を実現する。エラー情報書き込み部111は、挿入された通帳から読み出した口座番号等に基づき、入金、記帳、振込み等の処理を行なっている途中でエラーが発生した場合、発生したエラーに関する情報を、後述する通帳の記憶部及び金融端末1の記憶装置13に格納する。以下、通帳の記憶部に格納されるエラーに関する情報を通帳エラー情報、記憶装置13に格納されるエラーに関する情報を端末エラー情報という。エラー原因判定部112は、挿入された通帳から通帳エラー情報を取得し、記憶装置13から端末エラー情報を読み出し、それらの情報から、挿入された通帳、金融端末1自身何れかにエラー原因となる要素があるか否か判定する。
記憶装置13は、端末識別情報テーブル131、端末エラー情報テーブル132を記憶する。端末識別情報テーブル131は、各金融端末1を一意に示す端末識別情報を記憶する。端末エラー情報テーブル132は、金融端末1の端末エラー情報を記憶する。
ここでは、端末識別情報テーブル131内の情報は、予め格納されているものとする。また、端末エラー情報テーブル132内の端末エラー情報は、エラー情報書き込み部111により、金融端末1でエラーが発生する度に、後述する動作により格納される。
本実施形態では、上述の金融端末1に挿入される通帳は、RFID(Radio Frequency Identification)の機能を有し、この機能により金融端末1と通信し、情報の読み出し及び書き込みを行なうものとする。図2に、金融機関1に挿入する通帳の一例を示す。図2において、通帳2は、無線ICタグ21を有し、無線ICタグ21は、記憶部211、通信部212等を有する。
記憶部211は、例えばICチップであり、後述する動作により、通帳エラー情報を格納する通帳エラー情報テーブル213を記憶する。通信部212は、例えばアンテナであり、金融機関1と通信する。
通帳2は、金融端末に挿入され、入金、記帳、振込み等の従来と同じ処理を行なうためのものである。従って、図2には示していないが、通帳2には、複数のページ、口座番号等の利用者を示す情報が格納された磁気テープ等、従来の通帳の有する構成を有しているものとする。
次に、金融端末1の記憶装置13、及び、通帳2の記憶部211に記憶される情報を詳細に説明する。
図3は、記憶装置13に記憶される端末識別情報テーブル131の一例である。図3において、端末識別情報テーブル131は、端末識別情報301等を有する。端末識別情報301は、図示しない複数の金融端末1を一意に示す情報であり、例えば、各金融端末1の製造番号等である。
図4は、記憶装置13に記憶される端末エラー情報テーブル132の一例である。図4において、端末エラー情報テーブル132は、通帳識別情報401、エラー内容402等を有する。通帳識別情報401、エラー内容402等は、互いに対応付けられて格納される。
通帳識別情報401は、金融端末1でエラーが発生した時に挿入されている通帳を一意に示す情報であり、例えば、通帳の磁気テープから読み出した口座番号等である。エラー内容402は、発生したエラーの内容を示す情報である。
図5は、記憶部211に記憶される通帳エラー情報テーブル213の一例である。図5(a)、(b)に示す通帳エラー情報テーブル213は、エラー原因が通帳2にある場合と金融端末1にある場合との例を示すものである。以下、図5(a)、(b)に示す通帳エラー情報テーブル213を特に区別して説明する場合、「通帳エラー情報テーブル213a」というように符号を付与して説明する。
通帳エラー情報テーブル213は、エラー内容501、端末識別情報502等を有する。エラー内容501、端末識別情報502等は、互いに対応付けられて格納される。
エラー内容501は、金融端末1で発生したエラーの内容を示す情報である。端末識別情報502は、エラーの発生した金融端末1を一意に示す情報であり、例えば、金融端末の製造番号等である。
なお、従来の金融端末は、エラーが発生した場合、エラーが発生した時に挿入されているカードや通帳を一意に示す情報と、発生したエラー内容等とを記憶装置に記憶する。本実施形態で用いる端末エラー情報テーブル132は、従来の金融端末の生成する情報をそのまま利用しても良く、又、別に生成してもよい。
従来の金融端末に格納されているエラーに関する情報から、エラーの原因が金融端末であるか、通帳又はカード等であるか判定することは困難である。例えば、従来の金融端末において、図4に一例を示すような端末エラー情報テーブル132等が格納される場合、端末エラー情報テーブル132等に示される情報からでは、金融端末の印字機構に異常が発生しているのか、又は、通帳に異常のある2人の顧客が同じエラーを発生させたのかを判定するのは困難である。従って、従来、金融端末の管理会社の社員等は、金融端末の搬送路やセンサ等、エラー原因と考えられる機能に異常が発生していないか確認し、全て機能に異常がない場合、通帳に何らかの問題があったと判断している。
本実施形態では、通帳2の記憶部211に通帳エラー情報を記憶させ、金融端末1の記憶装置13に記憶する端末エラー情報と、通帳2の記憶部211に記憶する通帳エラー情報とから、エラーの原因が金融端末1であるか、或いは通帳2であるか判定する。このように、エラーの原因が金融端末であるか通帳であるかを判定することで、エラー原因が通帳である場合には、金融端末の全ての機能を確認する必要が無くなる。
次に、図6を参照し、動作を説明する。
顧客が、金融端末1の挿入口に通帳2を挿入し、入力装置15等を操作して処理を指示すると、金融端末1は、従来の金融端末の処理と同じ処理を行なう。エラー情報書き込み部111は、エラー情報入力インタフェース16から入力されるエラー情報を監視する。エラー情報が入力されると(S601)、エラー情報書き込み部111は、入力されたエラーに関する情報を、記憶装置13の端末エラー情報テーブル132、及び、記憶部211の通帳エラー情報テーブル213に格納する(S602)。具体的には、例えば、エラーが発生すると、そのエラーが発生したときに挿入されている通帳2を示す情報と、発生したエラーの内容を示す情報等とが、エラー情報入力インタフェース16から入力される。この、通帳2を示す情報とは、例えば、通帳2の磁気テープから読み出した口座番号等である。エラー情報書き込み部111は、エラーが発生したときに挿入されている通帳2を示す情報、エラーの内容を示す情報等を、端末エラー情報テーブル132の通帳識別情報401、エラー内容402等として、記憶装置13の所定の領域に格納する。また、エラー情報書き込み部111は、記憶装置13の端末識別情報テーブル131から端末識別情報301を読み出し、リーダライタ17を介して、エラーの内容を示す情報、読み出した端末識別情報301等を、通帳2の通帳エラー情報テーブル213のエラー内容501、端末識別情報502等として、記憶部211の所定の領域に格納する。ここで、エラー情報書き込み部111は、エラーを示す情報を、端末エラー情報テーブル132、通帳エラー情報テーブル213に、順次追記していくものとする。
一般的な金融端末は、エラーが発生すると、再度、同じ処理をリトライする場合もある。例えば、搬送路で通帳の搬送エラーが発生した場合、通帳を所定位置まで戻し、再度、通帳を搬送しようとする場合もある。このとき、金融端末1のエラー情報入力インタフェース16には、センサ等から、エラーが発生する度に、そのエラーのエラー情報が入力される。例えば、搬送路での最初の搬送エラーが発生し、リトライした搬送で再度搬送エラーが発生した場合、最初の搬送エラーと、リトライ時に発生した搬送エラーとのエラー情報がエラー情報入力インタフェース16に入力される。エラー情報書き込み部111は、エラー情報が入力される度に、上述のようにエラーに関する情報の格納を行なう。
また、金融端末がリトライしない場合でも、顧客が、エラーにより差し戻された通帳やカード等を、再度、同じ金融端末に挿入し、同じ処理を行なう場合もある。このような場合に同じエラーが発生した場合でも、金融端末1のエラー情報書き込み部111は、上述のようなエラー情報の格納を行なう。
次に、エラー原因判定部112は、挿入された通帳2の記憶部211から、通帳エラー情報を読み出す(S603)。次に、エラー原因判定部112は、読み出した通帳エラー情報を参照し、同じエラーが所定回数以上発生しているか否か判定する(S604)。具体的には、例えば、エラー原因判定部112は、リーダライタ17を介して、通帳2の記憶部211に格納されている通帳エラー情報テーブル213を読み出し、読み出した通帳エラー情報テーブル213をメモリ12の所定の領域に格納する。次に、エラー原因判定部112は、通帳エラー情報テーブル213から、降順又は昇順等により1つのエラー内容501を選択し、選択したエラー内容501と、他のエラー内容501とが一致するか否か判定する。次に、エラー原因判定部112は、未選択のエラー内容501を新たに選択し、新たに選択したエラー内容501と、他のエラー内容501とが一致するか否か判定する。このように、エラー原因判定部112は、選択した1つのエラー内容501と、他のエラー内容501とを順次比較し、一致するエラー内容501が所定個数以上となるか否か判定する。一致するエラー内容501が所定個数以上となる場合、エラー原因判定部112は、一致するエラー内容501を、メモリ12の所定領域に格納する。
なお、エラー原因判定部112がS604の処理でカウントするエラーの数は、連続して発生するもののみをカウントしてもよく、又、断続的に発生したエラーをカウントしてもよい。例えば、エラー原因判定部112は、最新のエラー、2番目に新しいエラー、3番目に新しいエラー等というように、連続して発生した同じ内容のエラーが所定個数以上となるか否か判定してもよい。また、例えば、エラー原因判定部112は、最新のエラーを含む連続して発生した所定個数のエラーのうち、同じ内容のエラーが所定個数以上となるか否か判定してもよい。また、エラー原因判定部112のカウントするエラーは、必ずしも最新のエラーを含まなくてもよい。
また、S604で判定するエラー回数の閾値は、予め設定されていてもよく、又、入力装置15等を介して入力された情報に従い変更等されてもよい。
金融端末又は通帳等の異常でエラーが発生する場合、上述のように、金融端末がリトライする、又は、顧客が同じ金融端末で再度同じ処理を行なうことが考えられるので、端末エラー情報テーブル132、及び、通帳エラー情報テーブル213には、同じエラー内容が複数格納されていると考えられる。従って、本実施形態では、同じエラー内容が複数格納されている場合のみ、エラーの原因が金融端末であるか、通帳等であるか判定するものとする。これにより、金融端末又は通帳等のメンテナンスが必要な可能性の高い場合のみエラー判定を行い、たまたま処理がうまくいかなかっただけであり、金融端末又は通帳等のメンテナンスが不要な可能性の高い場合はエラー判定を行なわない。
エラーが発生しない場合、又は、S604の判定の結果同じエラーが所定回数以上発生していない場合、金融端末1は、従来と同じ通常の処理を行なう(S605)。
S604の判定の結果、同じエラーが所定回数以上発生している場合、エラー原因判定部112は、そのエラーが、同じ金融端末で所定回数以上発生しているか否か判定する(S606)。具体的には、例えば、エラー原因判定部112は、メモリ12の所定領域から、S604の判定で所定回数以上発生していると判定されたエラー内容を読み出す。次に、エラー原因判定部112は、メモリ12に格納している通帳エラー情報テーブル213から、読み出したエラー内容と同じエラー内容501と対応付けられた端末502を抽出する。次に、エラー原因判定部112は、抽出した端末502のうち、昇順又は降順等により1つを選択し、選択した端末502と、他の端末502とが一致するか否か判定する。次に、エラー原因判定部112は、抽出した端末502のうち未選択の端末502を新たに選択し、新たに選択した端末502と、他の端末502とが一致するか否か判定する。このように、エラー原因判定部112は、同じエラー内容501と対応付けられた端末502のうち、1つの端末502と、他の端末502とを順次比較し、一致する端末502が所定個数以上となるか否か判定する。
なお、S606で判定する金融端末の数の閾値は、予め設定されていてもよく、又、入力装置15等を介して入力された情報に従い変更等されてもよい。また、この閾値は、S604と同じでもよく、異なっていても良い。
例えば、エラー原因判定部112が、同じエラーが、同じ金融端末で3回数以上発生しているか否か判定する場合を、図5に一例を示す通帳エラー情報テーブル213の例で説明する。図5(a)において、通帳エラー情報テーブル213aは、エラー内容501「印字エラー#2」と対応付けられた端末識別情報502は「125」、「140」、「100」であるので、エラー原因判定部112は、同じエラーが、同じ金融端末で3回数以上発生していないと判定する。また、図5(b)において、通帳エラー情報テーブル213bは、エラー内容501「印字エラー#2」と対応付けられた端末識別情報502「105」が3つあるので、エラー原因判定部112は、同じエラーが、同じ金融端末で3回数以上発生したと判定する。
図6において、S606の判定の結果、同じエラーが、同じ金融端末で所定回数以上発生している場合、エラー原因判定部112は、記憶装置13から、端末エラー情報を読み出す(S607)。次に、エラー原因判定部112は、読み出した端末エラー情報を参照し、同じエラーが異なる通帳で所定回数以上発生しているか否か判定する(S608)。具体的には、例えば、エラー原因判定部112は、記憶装置13に格納されている端末エラー情報テーブル132を読み出し、読み出した端末エラー情報テーブル132をメモリ12の所定の領域に格納する。エラー原因判定部112は、メモリ12の所定領域から、S604の判定で所定回数以上発生していると判定されたエラー内容を読み出す。次に、エラー原因判定部112は、メモリ12に格納している端末エラー情報テーブル132から、読み出したエラー内容と同じエラー内容402と対応付けられた通帳識別情報401を抽出する。エラー原因判定部112は、抽出した通帳識別情報401のうち、昇順又は降順等により1つを選択し、選択した通帳識別情報401と、他の通帳識別情報401とが一致するか否か判定する。次に、エラー原因判定部112は、抽出した通帳識別情報401のうち、未選択のものを新たに選択し、新たに選択した通帳識別情報401と、他の通帳識別情報401とが一致するか否か判定する。このように、エラー原因判定部112は、同じエラー内容402と対応付けられた通帳識別情報401のうち、選択した1つの通帳識別情報401と、他の通帳識別情報401とを順次比較し、通帳識別情報401の一致する個数が所定個数以上となるか否か判定する。
なお、上述と同様に、エラー原因判定部112がS609の処理でカウントする通帳の数は、連続して同じエラーを発生したもののみをカウントしてもよく、又、断続的に同じエラーを発生させたものをカウントしてもよい。また、上述と同様に、エラー原因判定部112のカウントする同じエラーを発生させた通帳の数は、必ずしも最新のエラーを含まなくてもよい。
また、上述と同様に、S608で判定するエラー発生の数の閾値は、予め設定されていてもよく、又、入力装置15等を介して入力された情報に従い変更等されてもよい。また、この閾値は、S604、S606と同じでもよく、異なっていても良い。
S608の判定の結果、同じエラーが異なる通帳で所定回数以上発生している場合、エラー原因判定部112は、金融端末1にエラー原因があるものとし、金融端末1にエラー原因があることを通知する画面や音声等を出力装置14に出力する(S609)。
S606の判定の結果、同じエラーが、同じ金融端末で所定回数以上発生していない場合、又は、S608の判定の結果、同じエラーが異なる通帳で所定回数以上発生していない場合、エラー原因判定部112は、挿入された通帳2にエラー原因があるものとし、通帳2にエラー原因を通知する画面や音声等を出力装置14に出力する(S610)。
図7に、エラーを通知する画面の例を示す。図7(a)に一例を示す画面701は、金融端末1にエラー原因がある場合の画面の例である。この画面701は、例えば、エラー原因判定部112が、所定の画面データを用いて、端末エラー情報テーブル132のエラー内容402、又は、通帳エラー情報テーブル213のエラー内容501に示されるエラー内容を表示する画面例である。図7(b)に一例を示す画面702は、通帳2にエラー原因がある場合の画面の例である。この画面702は、例えば、エラー原因判定部112が、所定の画面データを用いて表示する画面例である。
図6において、エラー原因が金融端末1又は通帳2である旨を出力した後、エラー原因判定部112は、係員の呼出を行なう(S611)。具体的には、例えば、エラー原因判定部112は、予め記憶装置13等に記憶されている連絡先に、金融端末1又は通帳2が原因でエラーが発生したことを通知する。例えば、エラー原因判定部112は、金融端末1の金融機関や管理会社の電話、異常発生通知を受け付ける装置、FAX等に、端末識別情報テーブル131から読み出した端末識別情報301、上記動作により判定した判定結果等を示す情報を、音声、所定の信号等により通知する。
S605で通常の処理を行なった後、又は、エラー原因判定部112がS611で係員の呼出を行なった後に、金融端末1は、挿入された通帳2を排出する(S612)。
このように、通帳2を挿入した金融端末1で処理を行なっているときにエラーが発生した場合、そのエラーの原因が、金融端末1にあるか、又は、通帳2にあるか判定し、判定結果を出力することができる。エラーの原因が金融端末1か、或いは通帳2かがその場で判明し、出力することができるので、例えば、金融端末の全ての機能を確認する必要が無くなる。
また、通帳2は無線ICタグ21を有し、無線ICタグ21内の記憶部211に、エラーに関する情報を格納するので、金融端末1での処理のどの時点でエラーが発生しても、記憶部211内にエラーに関する情報を格納することが可能となる。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の実施形態のように、通帳、又は、金融端末にエラー要因があると判定した後に、判定結果を、通帳、又は、金融端末等に格納してもよい。例えば、通帳にエラー要因がある場合、通帳にエラー要因があることを無線ICタグの記憶部に格納し、無線ICタグ読み取り機能を有する装置でそれらの情報を取得することにより、通帳の交換等のメンテナンスの必要性を判断することが可能となる。また、金融端末にエラー要因がある場合、金融端末にエラー要因があることと、その金融端末の端末識別情報とを無線ICタグの記憶部に格納し、無線ICタグ読み取り機能を有する装置で情報を取得することにより、修理等のメンテナンスの必要性な金融端末がわかる。このような、無線ICタグ読み取り機能を有する装置は、例えば、金融機関の窓口等、金融端末でエラーが発生した時に利用者が連絡する係員のいる場所等に設置されてもよい。
また、上述の実施形態では、通帳を用いて金融端末に処理を実行させる例を説明したが、これに限られるわけではなく、例えば、カード等の媒体を用いて金融端末に処理を実行させてもよい。
本発明の一実施形態において、金融端末の構成例を示す図である。 同実施形態において、通帳の構成例を示す図である。 同実施形態において、端末識別情報テーブルの一例を示す図である。 同実施形態において、端末エラー情報テーブルの一例を示す図である。 同実施形態において、通帳エラー情報テーブルの一例を示す図である。 同実施形態において、エラー原因を判定する動作例である。 同実施形態において、エラー原因を表示する画面例である。
符号の説明
1:金融端末、11:CPU、111:エラー情報書き込み部、112:エラー原因判定部、12:メモリ、13:記憶装置、131:端末識別情報テーブル、132:端末エラー情報テーブル、14:出力装置、15:入力装置、16:エラー情報入力インタフェース、17:リーダライタ、2:通帳、21:無線ICタグ、211:記憶部、213:通帳エラー情報テーブル、212:通信部

Claims (5)

  1. 記憶手段を有する通帳又はカードにより処理を行なう金融端末であって、
    前記処理の途中でエラーが発生した場合、前記金融端末を示す情報と、該発生したエラーを示す情報とを含む媒体エラー情報を、前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、
    前記記憶手段から、前記媒体エラー情報を取得する取得手段と、
    前記取得した媒体エラー情報から、前記通帳又はカード、或いは、前記金融端末何れかにエラーを発生させる原因があると判定する判定手段と、
    前記判定結果を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする金融端末。
  2. 請求項1記載の金融端末であって、
    前記取得手段は、前記記憶手段から前記媒体エラー情報を複数取得し、
    前記判定手段は、前記取得した媒体エラー情報のうち、同じエラーを示す情報を含み、且つ、異なる金融端末を示す情報を含む媒体エラー情報がある場合、前記通帳又はカードにエラーを発生させる原因があると判定すること
    を特徴とする金融端末。
  3. 請求項1又は2記載の金融端末であって、
    前記通帳又はカードを示す情報と、該通帳又はカードにより行なった処理の途中で発生したエラーを示す情報とを含む端末エラー情報の履歴を記憶する端末エラー情報記憶手段をさらに有し、
    前記判定手段は、前記端末エラー情報記憶手段から前記端末エラー情報を複数読み出し、前記読み出した端末エラー情報のうち、同じエラーを示す情報を含み、且つ、異なる通帳又はカードを示す情報を含む端末エラー情報がある場合、前記金融端末にエラーを発生させる原因があると判定すること
    を特徴とする金融端末。
  4. 記憶手段を有する通帳又はカードにより処理を行なう金融端末の実行する原因判定方法であって、
    前記処理の途中でエラーが発生した場合、前記金融端末を示す情報と、該発生したエラーを示す情報とを含む媒体エラー情報を、前記記憶手段に書き込む書き込みステップと、
    前記記憶手段から、前記媒体エラー情報を取得する取得ステップと、
    前記取得した媒体エラー情報から、前記通帳又はカード、或いは、前記金融端末何れかにエラーを発生させる原因があると判定する判定ステップと、
    前記判定結果を出力する出力ステップと、を実行すること
    を特徴とする原因判定方法。
  5. 記憶手段を有する通帳又はカードにより処理を行なう金融端末に実行させる原因判定プログラムであって、
    前記処理の途中でエラーが発生した場合、前記金融端末を示す情報と、該発生したエラーを示す情報とを含む媒体エラー情報を、前記記憶手段に書き込む書き込みステップと、
    前記記憶手段から、前記媒体エラー情報を取得する取得ステップと、
    前記取得した媒体エラー情報から、前記通帳又はカード、或いは、前記金融端末何れかにエラーを発生させる原因があると判定する判定ステップと、
    前記判定結果を出力する出力ステップと、を実行させること
    を特徴とする原因判定プログラム。
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