JP2007018247A - 生体情報テンプレート変更システム、生体情報テンプレート変更装置、生態情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ認証時におけるセキュリティーを向上させることができるようにする。
【解決手段】ユーザ4の指静脈パターンデータに基づく複数種類の初期登録テンプレートデータを予め口座管理データベースに初期登録しておくと共に、複数種類の初期登録テンプレートデータのうちユーザが現在使用中である使用中テンプレートデータを照合用に特定しておき、ユーザ4によって入力された変更用暗証番号に基づいて当該ユーザ4が正当ユーザであるか否かを検証し、正当ユーザであることを検証した場合、口座管理データベースに照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、複数の初期登録テンプレートデータの中からユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新することにより、ユーザ認証時におけるセキュリティーを向上させることができる。
【選択図】図5
【解決手段】ユーザ4の指静脈パターンデータに基づく複数種類の初期登録テンプレートデータを予め口座管理データベースに初期登録しておくと共に、複数種類の初期登録テンプレートデータのうちユーザが現在使用中である使用中テンプレートデータを照合用に特定しておき、ユーザ4によって入力された変更用暗証番号に基づいて当該ユーザ4が正当ユーザであるか否かを検証し、正当ユーザであることを検証した場合、口座管理データベースに照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、複数の初期登録テンプレートデータの中からユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新することにより、ユーザ認証時におけるセキュリティーを向上させることができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、生体情報テンプレート変更システムに関し、例えば銀行等におけるキャッシュカードを用いた本人認証時のセキュリティー向上技術に関する。
近年、バイオメトリクスを用いたユーザ認証が広く用いられるようになり、例えば銀行で用いられるキャッシュカードの表面に設けられたIC(Integrated Circuit)チップ等に口座番号だけではなく指静脈パターン等の生体情報を表すバイオメトリクステンプレートを格納しておくようになされている。
このため、ユーザが銀行のATM(Automatic Teller Machine)から預金を引き出そうとした場合に、当該ATMに対しユーザが指をかざして指静脈パターンを読み取らせ、その指静脈パターンのデータ(以下、これを指静脈パターンデータと呼ぶ)と、キャッシュカードのICチップからATMが読み取ったバイオメトリクステンプレートのデータ(以下、これをテンプレートデータと呼ぶ)とが予め定められた一定誤差の範囲内で一致したときに限り、預金引き出し処理が行われるようになされている。
このようなATMシステムでは、例えばユーザが指を怪我したときには、キャッシュカードのICチップに格納されたテンプレートデータと、預金引き出し時にユーザがATMにかざした怪我のある指の指静脈パターンデータとが一致しないことになり、ユーザ認証を行うことが出来なくなる。
このような事態を回避すべくユーザにとっては、キャッシュカードのICチップに格納されているテンプレートデータを、怪我をしていない他の指の指静脈パターンに基づくテンプレートデータに変更したいという要求が生じる。
ここでキャッシュカードのICチップが具備する不揮発性メモリの容量が大きく、複数の指に対応したテンプレートデータを格納可能な場合には、予め複数の指の指静脈パターンデータをテンプレートデータとして格納しておき、それを随時選択することによりテンプレートデータを変更することもできるが、当該テンプレートデータはユーザを認証する際のもととなる重要なデータであり、生体情報の偽造等の脅威を考えても、安全かつ秘密に保管すべき情報である。
このような安全かつ秘密に保管すべき情報を格納する不揮発性メモリは一般のメモリに比べて高価であるため、そのような不揮発性メモリの容量は小さい方がコスト的にも望ましく、当該不揮発性メモリの容量に制限があるなかでテンプレートデータを複数格納しておくことは難しい状況にある。
このような状況下では、キャッシュカードのICチップにテンプレートデータが一つだけ格納されることが一般的であるが、ユーザが指を怪我する等により当該テンプレートデータが利用できなくなる場合のことを考慮して、テンプレートデータを変更する手段がATMシステムには講じられている。
ATMシステムにおけるテンプレートデータを変更する手段としては、例えばユーザがATMにキャッシュカードを挿入し、テンプレート変更用の暗証番号(以下、これをテンプレート変更用暗証番号と呼ぶ)を入力した後、新しいテンプレートデータ用に手指を変えてかざすと、そのテンプレート変更用暗証番号が正しければ現時点でかざされている手指の指静脈パターンデータが新たなテンプレートデータとしてICチップに格納されるようになされている。
このようにキャッシュカードのICチップに格納されたテンプレートデータを変更する場合には、ATMにテンプレート変更用暗証番号を入力するだけでよく、比較的単純な方法で行われているのが実情である。
一方、高い精度で本人認証を行うため、成りすましテンプレートデータの侵入を抑制してテンプレートデータの更新を精度良く行う本人認証装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-269048公報
ところで上述したように、ATMシステムにおいて講じられたテンプレートデータを変更する手段では、正当なユーザ以外の第三者が当該正当なユーザのキャッシュカードを盗んだり或いは偽造するなどして入手し、かつテンプレート変更用暗証番号を入手したときには、この第三者が第三者自身の手指の指静脈パターンを用いてテンプレートデータを変更し、そのテンプレートデータをキャッシュカードのICチップに格納することにより正当なユーザになりすますことができてしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、テンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを向上させ得る生体情報テンプレート変更システム、生体情報テンプレート変更装置、生態情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の生体情報テンプレート変更システムにおいては、ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め初期登録しておくと共に、複数のテンプレートデータのうちユーザの使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく生体情報格納部と、ユーザによって入力された所定の入力情報に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証部と、検証部により正当ユーザであることを検証した場合、生体情報格納部に照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、複数のテンプレートデータの中からユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更部とを設けるようにする。
これにより、正当ユーザであることを検証したときに限り、初期登録した複数のテンプレートデータの中からのみ選択した変更対象のテンプレートデータに使用中テンプレートデータを変更することができるので、不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが使用中テンプレートを正規に変更して更新することができる。
また本発明の生体情報テンプレート変更装置、生体情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムにおいては、ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、複数のテンプレートデータのうちユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておき、ユーザによって入力された所定の入力情報に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証し、正当ユーザであることを検証した場合、生体情報格納部に照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、複数のテンプレートデータの中からユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新し、その変更された変更対象のテンプレートデータを記憶媒体に書き込むことのより使用中テンプレートデータを更新するようにする。
これにより、正当ユーザであることを検証したときに限り、初期登録した複数のテンプレートデータの中からのみ選択された変更対象のテンプレートデータに使用中テンプレートデータを変更し、その変更対象のテンプレートデータをユーザが所持する記憶媒体に書き込むことができるので、記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを正規に変更して更新することができる。
さらに本発明の生体情報テンプレート変更装置、生体情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムにおいては、ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、複数のテンプレートデータのうちユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておき、ユーザによって入力された生体情報と複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証し、正当ユーザであることを検証した場合、生体情報格納部に照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、ユーザによって入力された生体情報に基づく最新のテンプレートデータに変更して更新し、その変更された最新のテンプレートデータを記憶媒体に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新するようにする。
これにより、ユーザによって入力された生体情報に基づき正当ユーザであることを検証したときに限り、使用中テンプレートデータを正当ユーザによって入力された生体情報に基づく最新のテンプレートデータに変更し、その最新のテンプレートデータをユーザが所持する記憶媒体に書き込んで使用中テンプレートデータを変更することができるので、記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを最新のテンプレートデータに変更して更新することができる。
さらに本発明の生体情報テンプレート変更装置、生体情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムにおいては、ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、複数のテンプレートデータのうちユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておき、ユーザによって入力された生体情報と複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証し、正当ユーザであることを検証した場合、生体情報格納部に照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、ユーザによって入力された生体情報に対応する複数のテンプレートデータのうちの一つに変更して更新し、その変更されたテンプレートデータを記憶媒体に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新するようにする。
これにより、ユーザによって入力された生体情報に基づき正当ユーザであることを検証したときに限り、使用中テンプレートデータを正当ユーザによって予め初期登録されたテンプレートデータに変更し、そのテンプレートデータをユーザが所持する記憶媒体に書き込むことができるので、記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを初期登録されたテンプレートデータに変更更新することができる。
本発明によれば、正当ユーザであることを検証したときに限り、初期登録した複数のテンプレートデータの中からのみ選択した変更対象のテンプレートデータに使用中テンプレートデータを変更することができるので、不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが使用中テンプレートを正規に変更して更新することができ、かくしてテンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを向上させ得る生体情報テンプレート変更システムを実現することができる。
また本発明によれば、正当ユーザであることを検証したときに限り、初期登録した複数のテンプレートデータの中からのみ選択された変更対象のテンプレートデータに使用中テンプレートデータを変更し、その変更対象のテンプレートデータをユーザが所持する記憶媒体に書き込むことができるので、記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを正規に変更して更新することができ、かくしてテンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを向上させ得る生体情報テンプレート変更装置、生体情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムを実現することができる。
さらに本発明によれば、ユーザによって入力された生体情報に基づき正当ユーザであることを検証したときに限り、使用中テンプレートデータを正当ユーザによって入力された生体情報に基づく最新のテンプレートデータに変更し、その最新のテンプレートデータをユーザが所持する記憶媒体に書き込んで使用中テンプレートデータを変更することができるので、記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを最新のテンプレートデータに変更して更新することができ、かくしてテンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを向上させ得る生体情報テンプレート変更装置、生体情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムを実現することができる。
さらに本発明によれば、ユーザによって入力された生体情報に基づき正当ユーザであることを検証したときに限り、使用中テンプレートデータを正当ユーザによって予め初期登録されたテンプレートデータに変更し、そのテンプレートデータをユーザが所持する記憶媒体に書き込むことができるので、記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを不正なユーザの生体情報に基づくテンプレートデータに変更される余地がなく、正当ユーザだけが記憶媒体に書き込まれている使用中テンプレートデータを初期登録されたテンプレートデータに変更更新することができ、かくしてテンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを向上させ得る生体情報テンプレート変更装置、生体情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムを実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ATMシステムの全体構成
図1において、1は全体として本発明の生体情報テンプレート変更システムとしてのATMシステム1を示し、銀行等に設置されているATM2と、当該ATM2とオンライン接続されたホストコンピュータ3とによって構成されている。
図1において、1は全体として本発明の生体情報テンプレート変更システムとしてのATMシステム1を示し、銀行等に設置されているATM2と、当該ATM2とオンライン接続されたホストコンピュータ3とによって構成されている。
ユーザ4はキャッシュカード5を有しており、自分の口座から預金を引き出すときにはATM2に当該キャッシュカード5を挿入し、そのキャッシュカード5の表面または内部に設けられたICチップ6に格納されている口座番号、現在使用中のテンプレートデータ(以下、これを使用中テンプレートデータと呼ぶ)及び預金引出用暗証番号を読み取らせると共に、ICチップに格納されている使用中テンプレートデータに対応した手指をATM2の指静脈パターン読取部9に提示する。
そしてユーザ4は、ATM2にキャッシュカード5を挿入したままの状態で、預金引出要求コマンドを入力し、さらに預金引出用暗証番号を入力した後、預金引出希望額を入力する。
ATM2は、指静脈パターン読取部9に提示されたユーザ4の手指から指静脈パターンを読み取ることにより得られた指静脈パターンデータと、キャッシュカード5から読み取った使用中テンプレートデータとが予め定められた一定誤差の範囲内で一致するか否かを検証し、一致したときには預金引出要求コマンド、認証成功メッセージ、口座番号及び預金引出希望額をネットワークを介して接続されているホストコンピュータ3へ送信する。
ホストコンピュータ3は、ATM2から受信した口座番号に基づいてユーザ4の口座残高を調べ、預金引出しを許可するのであれば、その旨をATM2へ送信すると共に、ユーザ4の口座残高を減じる等のメンテナンスを行う。ATM2は、ホストコンピュータ3から預金引出許可のメッセージを受信した場合に限り、預金引出希望額の現金をユーザ4に提供するようになされている。
このようなATMシステム1では、キャッシュカード5のICチップ6に格納された使用中テンプレートデータを変更したいというユーザ4の要求に応えるため、ホストコンピュータ3(サーバ)にユーザ4の左手及び右手における各指の指静脈パターンデータに基づく複数のテンプレートデータを予め初期登録しておくようになされており、ユーザ4の要求に応じて使用中テンプレートデータを複数の初期登録されたテンプレートデータ(以下、これを初期登録テンプレートデータと呼ぶ)の何れかに変更して更新し得るようになされている。
なおホストコンピュータ3は、予め複数の初期登録テンプレートデータを保持しておき、ユーザ4の要求に応じて初期登録テンプレートデータを正当なユーザ4に提供するようになされており、いわゆる初期登録テンプレートデータのサーバーとして機能し得るようになされている。
(2)ATMの回路構成
図2に示すようにATM2は、CPU(Central Processing Unit)構成でなるコントローラ11が全体を統括制御するようになされており、当該コントローラ11にバス17を介して演算部12、ユーザ4に対して画像や音声を提供するディスプレイやスピーカ、又はユーザ4からの入力を受け付けるスイッチ等からなる入出力インタフェース13、キャッシュカード5のICチップ6に格納されている使用中テンプレートデータ及び預金引出用暗証番号等の種々の情報を読み出したり、又は当該ICチップ6にこられ種々の情報を書き込むためのカードインタフェース14が接続されている。
図2に示すようにATM2は、CPU(Central Processing Unit)構成でなるコントローラ11が全体を統括制御するようになされており、当該コントローラ11にバス17を介して演算部12、ユーザ4に対して画像や音声を提供するディスプレイやスピーカ、又はユーザ4からの入力を受け付けるスイッチ等からなる入出力インタフェース13、キャッシュカード5のICチップ6に格納されている使用中テンプレートデータ及び預金引出用暗証番号等の種々の情報を読み出したり、又は当該ICチップ6にこられ種々の情報を書き込むためのカードインタフェース14が接続されている。
またATM2は、当該コントローラ11にバス17を介して、当該ATM2を制御するための基本プログラムや各種アプリケーションプログラムを格納する主記憶部15、ホストコンピュータ3と通信を行うネットワークインタフェース16が接続されている。
なお入出力インタフェース13には、当該ATM2の指静脈パターン読取部9(図1)に提示されたユーザ4の指から指静脈パターンを読み取る機構が含まれる。
(3)ホストコンピュータの回路構成
図3に示すようにホストコンピュータ3は、全体を統括制御するCPU構成でなるコントローラ21に対しバス27を介して演算部22、当該ホストコンピュータ3のオペレータに対して画像や音声を提供するディスプレイやスピーカ、ユーザ4からの入力を受け付けるスイッチ等からなる入出力インタフェース23が接続されている。
図3に示すようにホストコンピュータ3は、全体を統括制御するCPU構成でなるコントローラ21に対しバス27を介して演算部22、当該ホストコンピュータ3のオペレータに対して画像や音声を提供するディスプレイやスピーカ、ユーザ4からの入力を受け付けるスイッチ等からなる入出力インタフェース23が接続されている。
またホストコンピュータ3は、コントローラ21に対しバス27を介して、口座管理データベース24、ホストコンピュータ3を制御するための基本プログラムや後述する生体情報テンプレート変更プログラム等の各種アプリケーションプログラムが格納された主記憶部25、ATM2等と通信を行うためのネットワークインタフェース26が接続されている。
なお口座管理データベース24は、口座毎に口座番号や預金残高、口座所有者であるユーザ4の生体認証に用いられる初期登録テンプレートデータ、ユーザ4の使用中テンプレートデータを特定するためのテンプレート番号、預金引出用暗証番号、テンプレート変更用暗証番号、ユーザ識別番号(ユーザID(Identification))等を管理するようになされている。
(4)テンプレートデータの初期登録
図4に示すようにATMシステム1では、ユーザ4の口座開設時にテンプレートデータの初期登録をホストコンピュータ3に対して行う必要があり、その際にはATM2ではなく専用の初期登録用端末8を用いるようになされている。なお初期登録用端末8は、その回路構成がATM2と同様であるためその説明を省略するが、回路構成が同様であるのでATM2が初期登録用端末8を兼用することもできる。
図4に示すようにATMシステム1では、ユーザ4の口座開設時にテンプレートデータの初期登録をホストコンピュータ3に対して行う必要があり、その際にはATM2ではなく専用の初期登録用端末8を用いるようになされている。なお初期登録用端末8は、その回路構成がATM2と同様であるためその説明を省略するが、回路構成が同様であるのでATM2が初期登録用端末8を兼用することもできる。
ユーザ4は、初期登録用端末8に対して最初にキャッシュカード5を挿入し、初期登録コマンドを入力した後、左右の手指を指静脈パターン読取部30に提示して指静脈パターンを読み取らせる。この指静脈パターン読取部30は、ATM2の指静脈パターン読取部9と基本的な構成は同一であるが、重要なテンプレートデータを初期登録するものであるためカメラ性能や演算能力等についてはATM2の指静脈パターン読取部9よりも優れている。
例えばATMシステム1が受け付ける1つの口座当たりのバイオメトリクス情報の最大個数をNとした場合、ユーザ4がN個以下の任意の個数からなる指静脈パターンを提示することが考えられる。具体的には、バイオメトリクス情報の最大個数をN=10とし、ユーザ4は左右の手指それぞれを1本ずつ初期登録用端末8の指静脈パターン読取部30に提示し、指静脈パターンデータを順次読み取らせる。
ここで初期登録用端末8は、ユーザ4に対し、例えば「左手の親指から小指まで、次に右手の親指から小指までを提示してください」という指示を介して、ユーザの手指を順に提示させるようになされており、ユーザ4は初期登録用端末8からの指示に従って指静脈パターン読取部9にそれらの手指を提示するだけでよい。
初期登録用端末8は、指静脈パターン読取部30を介して読み取った左右の手指の指静脈パターンデータに基づくテンプレートデータに対し、左手の親指から小指までに「1」〜「5」、右手の親指から小指までに「6」〜「10」のテンプレート番号を付与する。これらN個のテンプレート番号の付された初期登録テンプレートデータがユーザ4のバイオメトリクス認証を行う際に用いられる候補となる。
そして初期登録用端末8は、ユーザ4に対し、最初に使用するバイオメトリクス情報として何れの初期登録テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に用いるのかをテンプレート番号によって特定させ、その初期テンプレート指定番号(例えば、この場合「1」)を受け付ける。
さらに初期登録用端末8は、ユーザ4から預金引き出し時に用いる預金引出用暗証番号、使用中テンプレートデータを変更する際に用いるテンプレート変更用暗証番号の入力を受け付ける。
初期登録用端末8は、初期登録コマンド、N個のテンプレートデータ、初期テンプレート指定番号(この場合「1」)、預金引出用暗証番号及びテンプレート変更用暗証番号をネットワークを介してホストコンピュータ3へ送信するようになされている。
ホストコンピュータ3では、これらの初期登録用端末8から送信された初期登録コマンド、N個のテンプレートデータ、初期テンプレート指定番号(この場合「1」)、預金引出用暗証番号及びテンプレート変更用暗証番号を受信し、当該初期登録コマンドに基づいて新規の口座番号を発生させ、その口座番号に対応付けてN個のテンプレートデータ、初期テンプレート指定番号(この場合「1」)、預金引出用暗証番号及びテンプレート変更用暗証番号を口座管理データベース24に格納し、初期登録完了コマンドと共に新規に作成した口座番号を初期登録用端末8へ送信する。
初期登録用端末8は、ホストコンピュータ3から初期登録完了コマンドと共に新規の口座番号を受信し、その口座番号、ユーザ4が先ほど選択した初期テンプレート指定番号(この場合「1」)、その初期テンプレート指定番号に対応する初期登録テンプレートデータ、預金引出用暗証番号及びテンプレート変更用暗証番号をキャッシュカード5のICチップ6に書き込むことにより初期登録を終了するようになされている。
なお、上述のように、最初にユーザ4が初期登録用端末8にキャッシュカード5を挿入するようにしているが、初期登録用端末8がキャッシュカード5の発行機を兼ね、最初にユーザ4が初期登録用端末8にキャッシュカード5を挿入することなく、上述のプロセスの最終段階のとき初期登録用端末8が情報等を格納していない初期状態のキャッシュカード5に口座番号等の情報を格納し、またキャッシュカード5の表面に口座番号等の情報を印字してユーザ4に提供するようにしてもよい。
(5)キャッシュカードの利用
ATMシステム1において、キャッシュカード5を利用して行われる預金の引き出しについては、(1)におけるATMシステム1(図1)の全体構成の欄で上述した通りであるため、ここではその説明を省略する。
ATMシステム1において、キャッシュカード5を利用して行われる預金の引き出しについては、(1)におけるATMシステム1(図1)の全体構成の欄で上述した通りであるため、ここではその説明を省略する。
(6)テンプレートデータの変更方法
次に、ATMシステム1においてユーザ4が現在使用中の使用中テンプレートデータを変更して更新する際のテンプレートデータ変更方法について、第1のテンプレートデータ変更方法〜第4のテンプレート変更方法に分けて順番に説明する。
次に、ATMシステム1においてユーザ4が現在使用中の使用中テンプレートデータを変更して更新する際のテンプレートデータ変更方法について、第1のテンプレートデータ変更方法〜第4のテンプレート変更方法に分けて順番に説明する。
なお、この場合ATMシステム1ではATM2がテンプレート変更用端末を兼用するようになされているが、専用のテンプレート変更用端末によって使用中テンプレートデータを変更して更新するようにしても良い。
(6−1)第1のテンプレートデータ変更方法
図5に示すように、ユーザ4はATM2に対してキャッシュカード5を挿入すると共に、テンプレート変更コマンド及びテンプレート変更用暗証番号を入力し、さらに変更したい希望の変更用テンプレート番号を指定する。
図5に示すように、ユーザ4はATM2に対してキャッシュカード5を挿入すると共に、テンプレート変更コマンド及びテンプレート変更用暗証番号を入力し、さらに変更したい希望の変更用テンプレート番号を指定する。
例えばユーザ4は、初期テンプレート指定番号が「1」で表される左手親指の指静脈パターンに基づく使用中テンプレートデータであり、それを左手人差指の初期登録テンプレートデータに変更したい場合には、当該左手人差指を表す変更用テンプレート番号「2」を入力すればよい。
ATM2は、キャッシュカード5のICチップ6から口座番号、テンプレート変更用暗証番号を読み出し、当該読み出したテンプレート変更用暗証番号と、ユーザ4によって入力されたテンプレート変更用暗証番号とが一致するか否かを検証し、一致した場合にはネットワークを介してホストコンピュータ3に対しテンプレート変更コマンド、口座番号、変更用テンプレート番号(この場合「2」)を送信する。
ホストコンピュータ3は、口座管理データベース24で管理している当該口座番号に対応付けられている現在の初期テンプレート指定番号(この場合「1」)を、ユーザ4により入力された変更用テンプレート番号(この場合「2」)に変更して更新し、その変更後のテンプレート番号に対応した初期登録テンプレートデータを読み出し、この変更後のテンプレート番号及び変更後の初期登録テンプレートデータをATM2へ送信する。
ATM2は、ホストコンピュータ3から受信した変更後の初期登録テンプレートデータを新たなバイオメトリクス情報として、そのテンプレート番号と共にキャッシュカード5のICチップ6に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新し、第1のテンプレートデータ変更処理を終了する。
このようにATMシステム1では、第1のテンプレートデータ変更方法により、予めホストコンピュータ3にN個の初期登録テンプレートデータを登録しておき、テンプレート変更用暗証番号によって正当なユーザ4であることが検証されたときに限り、現在使用中の使用中テンプレートデータをN個の初期登録テンプレートデータのうちの一つに変更してキャッシュカード5のICチップ6に格納するようになされている。
従ってATMシステム1では、キャッシュカード5が盗難にあった場合で、かつテンプレート変更用暗証番号が犯罪者に知られた場合であっても、使用中テンプレートデータの変更対象があくまでN個の初期登録テンプレートデータのうちの一つであるため、犯罪者の手指の指静脈パターンに基づくテンプレートデータに変更されてしまう脅威を予め防ぐことができ、かくしてテンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを従来よりも大幅に強化するようになされている。
(6−2)第2のテンプレートデータ変更方法
第2のテンプレートデータ変更方法においては、第1のテンプレートデータ変更方法とは異なり、テンプレート変更用暗証番号をキャッシュカード5のICチップ6には格納せず、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にのみ格納されており、その点が第1のテンプレートデータ変更方法とは大きく相違する。
第2のテンプレートデータ変更方法においては、第1のテンプレートデータ変更方法とは異なり、テンプレート変更用暗証番号をキャッシュカード5のICチップ6には格納せず、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にのみ格納されており、その点が第1のテンプレートデータ変更方法とは大きく相違する。
図6に示すように、ユーザ4はATM2に対してキャッシュカード5を挿入すると共に、テンプレート変更コマンド及びテンプレート変更用暗証番号を入力し、さらに変更したい変更用テンプレート番号を指定する。
第1のテンプレートデータ変更方法と同様に、ユーザ4は初期テンプレート指定番号が「1」で表される左手親指の指静脈パターンに基づく使用中テンプレートデータを、左手人差指の指静脈パターンに基づく初期登録テンプレートデータに変更したい場合には、当該左手人差指を表す「2」の変更用テンプレート番号を入力すればよい。
ATM2は、キャッシュカード5のICチップ6から口座番号を読み出し、当該読み出した口座番号、ユーザ4によって入力されたテンプレート変更コマンド、テンプレート変データ更用暗証番号及び変更用テンプレート番号(この場合「2」)をネットワークを介してホストコンピュータ3へ送信する。
ホストコンピュータ3は、ATM2から受信した口座番号に基づいて、口座管理データベース24で管理している当該口座番号に対応付けられたテンプレート変更用暗証番号と、ATM2から受信したテンプレート変更用暗証番号とが一致するか否かを検証する。
ホストコンピュータ3は、その検証した結果、テンプレート変更用暗証番号が一致した場合、口座管理データベース24で管理している現在の初期テンプレート指定番号(この場合「1」)を変更用テンプレート番号(この場合「2」)に変更して更新し、その変更後のテンプレート番号に対応した初期登録テンプレートデータを読み出し、この変更後のテンプレート番号及び変更後の初期登録テンプレートデータをATM2へ送信する。
ATM2は、ホストコンピュータ3から受信した変更後の初期登録テンプレートデータを新たなバイオメトリクス情報として、その変更後のテンプレート番号と共にキャッシュカード5のICチップ6に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新し、第2のテンプレートデータ変更処理を終了する。
このようにATMシステム1では、第2のテンプレートデータ変更方法を用いることにより、キャッシュカード5にテンプレート変更用暗証番号を格納しておく必要がない構成となるので、万一キャッシュカード5が盗難され、ICチップ6に格納されているデータが不正に読み取られた場合であっても、テンプレート変更用暗証番号が犯罪者に露呈することがないので、ユーザ認証の時点で不正侵入者を排除して従来よりもテンプレートデータ変更時のセキュリティーを一段と強化させることができる。
(6−3)第3のテンプレートデータ変更方法
第3のテンプレートデータ変更方法においては、第1のテンプレートデータ変更方法及び第2のテンプレートデータ変更方法とは若干趣きが異なり、初期登録テンプレートデータのうちの何れかに変更するのではあるが、その際、変更すべき初期登録テンプレートデータそのものではなく、その変更時点におけるユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更しようとするものであり、その際テンプレート変更用暗証番号についても使用しないことを特徴とする。
第3のテンプレートデータ変更方法においては、第1のテンプレートデータ変更方法及び第2のテンプレートデータ変更方法とは若干趣きが異なり、初期登録テンプレートデータのうちの何れかに変更するのではあるが、その際、変更すべき初期登録テンプレートデータそのものではなく、その変更時点におけるユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更しようとするものであり、その際テンプレート変更用暗証番号についても使用しないことを特徴とする。
図7に示すように、ユーザ4はATM2に対してキャッシュカード5を挿入すると共に、テンプレート変更コマンドを入力するが、テンプレート変更用暗証番号を入力することはなく、その代わりに現在キャッシュカード5で使用中の使用中テンプレートデータに対応する手指の指静脈パターンデータを指静脈パターン読取部9で読み取らせるようになされている。
またユーザ4は、このとき使用中テンプレートデータを変更した後の当該使用中テンプレートデータに対する変更後の状態を表す情報(以下、これを変更後状態情報と呼ぶ)を入力するようになされている。
ここで初期登録テンプレートデータ及び使用中テンプレートデータのいずれにおいても、口座管理データベース24においてテンプレートデータの状態というものが設定されるようになされている。
図8に示すようにホストコンピュータ3は、口座管理データベース24でテンプレート番号1〜Nまでの初期登録テンプレートデータの状態を設定し、変更し、管理するようになされており、ユーザ4が現在使用中のテンプレート番号「1」を有する初期登録テンプレートデータについてはその状態として「使用中」が設定されており、テンプレート番号「2」を有する初期登録テンプレートデータについてはその状態として「登録済み未使用」が設定されている。
また口座管理データベースでは、テンプレート番号「3」を有する初期登録テンプレートデータについてはその状態として「恒久的不使用」が設定され、テンプレート番号「4」を有する初期登録テンプレートデータについてはその状態として「一時的不使用」が設定され、最後にテンプレート番号「N」を有する初期登録テンプレートデータについてはその状態として「登録済未使用」が設定されている。
特にホストコンピュータ3は、その状態として「登録済未使用」が設定されているテンプレート番号「2」及び「N」の初期登録テンプレートデータについては、ユーザ4によって選択された場合にテンプレートデータ変更対象の候補とすることができるが、その状態として「恒久的不使用」が設定されているテンプレート番号「3」の初期登録テンプレートデータに対しては、使用中テンプレートデータからの変更を許可しないようになされており、また「一時的不使用」が設定されているテンプレート番号「4」の初期登録テンプレートデータに対しては例えば所定の不使用期間が経過した後に変更を許可し得るようになされている。
なおホストコンピュータ3は、口座管理データベース24に対して初期登録テンプレートデータの状態を設定し直すことが可能であり、例えば他のシステム等からテンプレート番号「2」の初期登録テンプレートデータが露呈し、偽造等が判明したときには、銀行のシステム管理者等によって当該テンプレート番号「2」の初期登録テンプレートデータについてはその状態を「登録済み未使用」から「恒久的不使用」に変更することができるようになされている。
ATM2は、キャッシュカード5のICチップ6から口座番号を読み出し、当該読み出した口座番号、ユーザ4によって入力されたテンプレート変更コマンド、指静脈パターン読取部9で読み取った指静脈パターンデータ及び上述の使用中テンプレートデータに対する変更後状態情報をネットワークを介してホストコンピュータ3へ送信する。
変更後状態情報としては、使用中テンプレートデータをその後一定期間不使用にしたいのであれば、「一時的不使用」とユーザ4は入力すればよく、一切不使用にしたいのであれば「恒久的不使用」とユーザ4は入力すればよい。
なお変更後状態情報が入力されていない場合、ホストコンピュータ3は使用中テンプレートデータを変更した後に、その状態として「登録済未使用」に自動的に変更して登録すると共に、変更後の初期登録テンプレートデータについてはその状態として「使用中」に自動的に変更して登録するようになされている。
ホストコンピュータ3は、口座管理データベース24で管理している複数の初期登録テンプレートデータの何れかと、ATM2から受信したユーザ4により入力された指静脈パターンデータとが一定誤差の範囲内で一致するか否かを検証する。
なおホストコンピュータ3は、ATM2から受信した口座番号に基づいて、口座管理データベース24で管理している当該口座番号に対応付けられたテンプレート番号を知ることができるので、そのテンプレート番号に対応した初期登録テンプレートデータと、ATM2から受信したユーザ4により入力された指静脈パターンデータとが一定誤差の範囲内で一致するか否かを検証するようにしてもよい。
ホストコンピュータ3は、その検証した結果、初期登録テンプレートデータと指静脈パターンデータとが一致した場合、口座管理データベース24で管理している現在使用中の例えば初期テンプレート指定番号に対応した初期登録テンプレートデータを、ATM2から受信した指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに置き換えて更新し、「テンプレート変更許可」コマンドをATM2へ送信する。
このときホストコンピュータ3は、使用中テンプレートデータを最新のテンプレートデータに置き換えて更新すると共に、置き換えられた使用中テンプレートデータの状態を「登録済み未使用」に変更して口座管理データベース24に登録する。
ATM2は、ホストコンピュータ3から受信した「テンプレート変更許可」コマンドを受信したら、先に指静脈パターン読取部9で読み取った指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータをそのテンプレート番号に対応付けてキャッシュカード5のICチップ6に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新し、第3のテンプレートデータ変更処理を終了する。
このようにATMシステム1では、第3のテンプレートデータ変更方法を用いることにより、第2のテンプレート変更方法と同様に、キャッシュカード5にテンプレート変更用暗証番号を格納しておく必要がない構成であるため、万一キャッシュカード5が盗難され、ICチップ6に格納されているデータが不正に読み取られた場合であっても、テンプレート変更用暗証番号が犯罪者に露呈することがないので、ユーザ認証の時点で不正侵入者を排除して従来よりもテンプレートデータ変更時のセキュリティーを一段と強化させることができる。
またユーザ4にとってはテンプレート変更用暗証番号を記憶しておく必要がなく、かつホストコンピュータ3にとってもテンプレート変更用暗証番号を管理しておく必要がないため、ATMシステム1ではユーザの記憶負担及びホストコンピュータ3の処理負担ともに軽減させることができるようになされている。
またATMシステム1では、テンプレート変更用暗証番号を用いることなしに、使用中テンプレートデータに対応する手指の指静脈パターンデータをATM2に読み取らせ、ホストコンピュータ3においてN個の初期登録テンプレートデータのうちの何れかと一致するか否かを検証することにより、正当なユーザ4以外の者が認証される可能性を予め排除することができるようになされている。
さらにATMシステム1では、正当なユーザ4であることを検証したうえで、ユーザ4が変更を希望する変更用テンプレート番号に対応した初期登録テンプレートデータそのものではなく、その変更用テンプレート番号に対応した現時点における手指の指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更し更新することができるので、ユーザ4の手指の経年変化による認証エラーを予め回避して認証精度を上げることができるようになされており、かくして正当なユーザ4を確実に認証し得るようになされている。
この場合ホストコンピュータ3においても、口座管理データベース24に登録してある複数の初期登録テンプレートデータを随時最新のテンプレートデータにアップデートすることができるというメリットもある。
次に、このような第3のテンプレートデータ変更方法に基づくホストコンピュータ3のテンプレート変更処理手順について図9のフローチャートを用いて説明する。ホストコンピュータ3のコントローラ21は、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1へ移り、ATM2からテンプレート変更コマンド、使用中テンプレートデータの変更後状態情報、口座番号及び指静脈パターンデータを受信し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2においてホストコンピュータ3のコントローラ21は、ATM2から受信した口座番号に対応付けて登録されている複数の初期登録テンプレートデータを読み出し、それらとATM2から受信した指静脈パターンデータとを照合し、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてホストコンピュータ3のコントローラ21は、ユーザ4の指静脈パターンデータと複数の初期登録テンプレートデータの何れかとが一致したか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことはユーザ4が正当ユーザではないことを表しており、このときホストコンピュータ3のコントローラ21は使用中テンプレートデータの変更を認めることはできないと判断し、「テンプレート変更NG」メッセージをATM2へ送信し、次のステップSP7へ移って処理を終了する。
これに対してステップSP5で肯定結果が得られると、このことはユーザ4が正当ユーザであることを表しており、このときホストコンピュータ3のコントローラ21は、変更前の使用中テンプレートデータの状態をATM2から受信した変更後状態情報に書き換え、ユーザ4から取得した指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータを作成し、これを使用中テンプレートデータと置き換えた後、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてホストコンピュータ3のコントローラ21は、使用中テンプレートデータを最新のテンプレートデータに置き換えたので、「テンプレート変更許可」メッセージと共に、最新のテンプレートデータ及びそのテンプレート番号をATM2へ送信し、当該ATM2を介して最新のテンプレートデータ及びそのテンプレート番号をキャッシュカード5のICチップ6に書き込ませた後、次のステップSP7へ移って処理を終了する。
これによりATM2は、これまで使用中であった使用中テンプレートデータをテンプレートデータ変更時点におけるユーザ4の指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更し、この最新のテンプレートデータ及びそのテンプレート番号をユーザ4が所持するキャッシュカード5のICチップ6に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新させるようになされている。
(6−4)第4のテンプレートデータ変更方法
第4のテンプレートデータ変更方法においては、第3のテンプレートデータ変更方法と同様にテンプレート変更用暗証番号を用いない点が共通するものの、変更時点におけるユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更するのではなく、テンプレート変更番号により特定された初期登録テンプレートデータに変更しようとするものである。
第4のテンプレートデータ変更方法においては、第3のテンプレートデータ変更方法と同様にテンプレート変更用暗証番号を用いない点が共通するものの、変更時点におけるユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更するのではなく、テンプレート変更番号により特定された初期登録テンプレートデータに変更しようとするものである。
図10に示すように、ユーザ4はATM2に対してキャッシュカード5を挿入すると共に、テンプレート変更コマンド及び変更したい変更用テンプレート番号を入力するが、テンプレート変更用暗証番号を入力することはなく、その代わりに現在キャッシュカード5で使用中の使用中テンプレートデータに対応する手指の指静脈パターンデータを指静脈パターン読取部9で読み取らせるようになされている。
ATM2は、キャッシュカード5のICチップ6から口座番号を読み出し、当該読み出した口座番号、ユーザ4によって入力されたテンプレート変更コマンド、変更用テンプレート番号及び指静脈パターンデータをネットワークを介してホストコンピュータ3へ送信する。
ホストコンピュータ3は、口座管理データベース24で管理している複数の初期登録テンプレートデータの何れかと、ATM2から受信したユーザ4により入力された指静脈パターンデータとが一定誤差の範囲内で一致するか否かを検証する。
ホストコンピュータ3は、その検証した結果、初期登録テンプレートデータの何れかと指静脈パターンデータとが一致した場合、ユーザ4が正当ユーザであると判断し、口座管理データベース24で管理している複数の初期登録テンプレートデータの中から変更用テンプレート番号に対応した初期登録テンプレートデータを読み出すと共に、その初期登録テンプレートデータに対応したテンプレート番号に変更する。
そしてホストコンピュータ3は、変更したテンプレート番号と、そのテンプレート番号に対応した初期登録テンプレートデータをATM2へ送信する。
ATM2は、ホストコンピュータ3から受信した変更後の初期登録テンプレートデータ及びそのテンプレート番号をユーザ4が所持するキャッシュカード5のICチップ6に書き込むことにより使用中テンプレートデータを更新し、第4のテンプレートデータ変更処理を終了する。
このようにATMシステム1では、第4のテンプレートデータ変更方法を用いることにより、第3のテンプレート変更方法と同様に、キャッシュカード5にテンプレート変更用暗証番号を格納しておく必要がない構成であるため、万一キャッシュカード5が盗難され、ICチップ6に格納されているデータが不正に読み取られた場合であっても、テンプレート変更用暗証番号が犯罪者に露呈することがないので、ユーザ認証の時点で不正侵入者を排除して従来よりもテンプレートデータ変更時のセキュリティーを一段と強化させることができる。
ユーザ4にとってはテンプレート変更用暗証番号を記憶しておく必要がなく、かつホストコンピュータ3にとってもテンプレート変更用暗証番号を管理しておく必要がないため、ATMシステム1ではユーザの記憶負担及びホストコンピュータ3の処理負担ともに軽減させることができるようになされている。
またATMシステム1では、テンプレート変更用暗証番号を用いることなしに、使用中テンプレートデータに対応する手指の指静脈パターンデータをATM2に読み取らせ、ホストコンピュータ3においてN個の初期登録テンプレートデータのうちの何れかと一致するか否かを検証することにより、正当なユーザ4以外の者が認証される可能性を予め排除することができるようになされている。
ところで、ATM2では指静脈パターン読取部9のカメラ性能及び演算処理能力が、高額で設置台数の少ない初期登録用端末8における指静脈パターン読取部30のカメラ性能及び演算処理能力よりも劣っていることが一般的である。すなわちATM2の指静脈パターン読取部9により取得したユーザ4の最新の指静脈パターンデータよりも初期登録端末8における指静脈パターン読取部30で予め取得された初期登録テンプレートデータの方がデータ自体の精度が高いと考えられる。
従ってATMシステム1では、正当なユーザ4であることを検証したうえで、第3のテンプレートデータ変更方法のように使用中テンプレートデータをテンプレートデータ変更時点におけるATM2から取得した最新のテンプレートデータに変更するのではなく、あえて変更用テンプレート番号に対応した初期登録端末8で取得した初期登録テンプレートデータに変更し更新することにより、テンプレートデータ変更後の認証精度を低下させることなく正当なユーザ4を確実かつ高精度に認証し得るようになされている。
(7)動作及び効果
以上の構成において、ATMシステム1では、第1のテンプレートデータ変更方法及び第2のテンプレートデータ変更方法によれば、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24に対して、ユーザ4の指静脈パターンデータに基づく複数の初期登録テンプレートデータを予め登録しておくと共に、複数の初期登録テンプレートデータのうちユーザ4の使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておき、ユーザ4によって入力されたテンプレート変更用暗証番号に基づいて当該ユーザ4が正当ユーザであるか否かをATM2又はホストコンピュータ3で検証し、ユーザ4が正当ユーザであることを検証した場合、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にユーザ認証時の照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、複数の初期登録テンプレートデータの中からユーザ4により選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新する。
以上の構成において、ATMシステム1では、第1のテンプレートデータ変更方法及び第2のテンプレートデータ変更方法によれば、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24に対して、ユーザ4の指静脈パターンデータに基づく複数の初期登録テンプレートデータを予め登録しておくと共に、複数の初期登録テンプレートデータのうちユーザ4の使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておき、ユーザ4によって入力されたテンプレート変更用暗証番号に基づいて当該ユーザ4が正当ユーザであるか否かをATM2又はホストコンピュータ3で検証し、ユーザ4が正当ユーザであることを検証した場合、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にユーザ認証時の照合用として特定しておいた使用中テンプレートデータを、複数の初期登録テンプレートデータの中からユーザ4により選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新する。
これによりATMシステム1では、ユーザ4が現在使用中である使用中テンプレートデータをユーザ4以外の者が所持する手指の指静脈パターンデータに基づくテンプレートデータに変更されることを確実に回避して、正当ユーザの初期登録テンプレートデータに更新することができる。
またATMシステム1では、第3のテンプレートデータ変更方法及び第4のテンプレートデータ変更方法によれば、ユーザ4の指静脈パターンデータをATM2の指静脈パターン読取部9に読み取らせ、その指静脈パターンデータと複数の初期登録テンプレートデータの何れかとが一致する場合に、当該ユーザ4を正当ユーザであると認識し、そのときに限り、使用中テンプレートデータを変更して更新するようにしたことにより、ユーザ4やATM2及びホストコンピュータ3にテンプレート変更用暗証番号を記憶させる必要がなく、ユーザやATM2及びホストコンピュータ3に対する負荷を軽減させることができる。
さらにATMシステム1では、第3のテンプレートデータ変更方法により使用中テンプレートデータを変更する際、そのとき指静脈パターン読取部9に読み取らせた指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに更新することにより、ユーザ4の手指の経年変化による認証エラーを予め回避して認証精度を上げることができるので、正当なユーザ4を確実に認証することができる。
さらにATMシステム1では、第4のテンプレートデータ変更方法により使用中テンプレートデータを変更する際、第3のテンプレートデータ変更方法のように指静脈パターン読取部30に読み取らせた指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更するのではなく、ATM2の指静脈パターン読取部9よりもカメラ性能や演算性能に優れた初期登録用端末8により予め初期登録された初期登録テンプレートデータに変更して更新することにより、テンプレートデータ変更後の認証精度を低下させることなくユーザ4を確実かつ高精度に認証することができる。
以上の構成によれば、ATMシステム1ではホストコンピュータ3の口座管理データベース24に予め複数の初期登録テンプレートデータを登録しておき、ユーザ4が使用中テンプレートデータを変更する際には、複数の初期登録テンプレートデータの中からいずれかを選択させるようにしたことにより、ユーザ4の使用中テンプレートデータが当該ユーザ4の意図しない他のテンプレートデータに変更されることを確実に阻止し、テンプレートデータ変更時におけるセキュリティーを一段と強化させることができる。
(8)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく複数のテンプレートデータを生体情報として初期登録しておくようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、手の平の静脈パターン、顔、虹彩等のユーザ4を特定するためのデータであれば、種々のテンプレートデータを生体情報として初期登録しておくようにしても良い。
なお上述の実施の形態においては、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく複数のテンプレートデータを生体情報として初期登録しておくようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、手の平の静脈パターン、顔、虹彩等のユーザ4を特定するためのデータであれば、種々のテンプレートデータを生体情報として初期登録しておくようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24にユーザ4の手指の指静脈パターンデータに基づく複数のテンプレートデータを生体情報として初期登録しておくようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、指静脈パターンデータに加えて手の平の静脈パターンデータ、顔、虹彩等のユーザ4を特定するためのデータを混在させた種々の生体情報からなるテンプレートデータを初期登録しておくようにしても良い。
さらに上述の実施の形態における第3のテンプレート変更方法では、ATM2で読み取った指静脈パターンデータと、ホストコンピュータ3の口座管理データベース24で管理している複数の初期登録テンプレートデータの何れかとが一致したとき、その一致した初期登録テンプレートデータをATM2から受信した指静脈パターンデータに基づく最新のテンプレートデータに変更し更新するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ATM2を介して変更しようとする指静脈パターンデータに対応した変更用テンプレート番号をユーザに入力させ、これをホストコンピュータ3へ送信するようにしてもよい。この場合、複数の初期登録テンプレートデータを全て比較対照とする必要がなく、変更対象の初期登録テンプレートデータを変更用テンプレート番号に基づいて直ちに判別することができるので、テンプレートデータの変更処理を短時間で実行することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第3のテンプレートデータ変更方法を行う場合に、使用中テンプレートデータを更新したときに当該使用中テンプレートデータの状態を変更後状態情報により書き換えるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及び第2のテンプレートデータ変更方法や、第4のテンプレートデータ変更方法を行う場合にも使用中テンプレートデータの状態を変更後状態情報により書き換えるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、生体情報テンプレート変更システム1がATM2とホストコンピュータ3とに分かれている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ATM2とホストコンピュータ3とが一体となっているようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、ホストコンピュータ3のコントローラ21が生体情報テンプレート変更プログラムに基づいて上述の第1のテンプレートデータ変更方法〜第4のテンプレートデータ変更方法や、テンプレートデータ変更処理手順(図9)を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、生体情報テンプレート変更プログラムが格納されたCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)、半導体メモリ等の種々の記憶媒体をホストコンピュータ3にインストールすることにより当該生体情報テンプレート変更プログラムに基づいて第1のテンプレートデータ変更方法〜第4のテンプレートデータ変更方法や、テンプレートデータ変更処理手順(図9)を実行するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、生体情報格納部としての口座管理データベース24、検証部及びテンプレートデータ変更部としてのコントローラ11又は21によって生体情報テンプレート変更システムを構築するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、生体情報格納部、検証部及びテンプレートデータ変更部等のその他種々の構成により生体情報テンプレート変更システムを構築するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、生体情報格納部としての口座管理データベース24、検証部及びテンプレートデータ変更部としてのコントローラ11又は21、記録部としてのカードインタフェース14によって生体情報テンプレート変更装置を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、生体情報格納部、検証部、テンプレートデータ変更部及び記録部等のその他種々の構成により生体情報テンプレート変更装置を構成するようにしても良い。
本発明の生体情報テンプレート変更システム、生体情報テンプレート変更装置、生態情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラムは、例えば生体情報をユーザ認証に用いたチケット発行システム、コンテンツデータ配信システム等のその他種々のオンラインシステムに適用することができる。
1……ATMシステム、2……ATM、3……ホストコンピュータ3、4……ユーザ、5……キャッシュカード、6……ICチップ、9……指静脈パターン読取部、11、21……コントローラCPU、12、22……演算部、13、23……入出力インタフェース、14……カードインタフェース、15、25……主記憶部、16、26……ネットワークインタフェース。
Claims (20)
- ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザの使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく生体情報格納部と、
上記ユーザによって入力された所定の入力情報に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証部と、
上記検証部により上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記複数のテンプレートデータの中から上記ユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更部と
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更システム。 - ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく生体情報格納部と、
上記ユーザによって入力された所定の入力情報に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証部と、
上記検証部により上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記複数のテンプレートデータの中から上記ユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更部と、
上記テンプレートデータ変更部により変更された上記変更対象のテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録部と
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更装置。 - 上記検証部は、上記入力情報として入力されたテンプレート変更用暗証番号に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する
ことを特徴とする請求項2に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記テンプレートデータ変更部は、上記使用中テンプレートデータを上記変更対象のテンプレートデータに変更した場合、当該変更対象のテンプレートデータに対する状態として「使用中」であると設定し、上記変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態として「未使用」であると設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記生体情報テンプレート変更装置は、
上記使用中テンプレートデータを上記変更対象のテンプレートデータに変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態を示す変更後状態情報を入力する入力手段
を具え、
上記テンプレートデータ変更部は、上記使用中テンプレートデータを上記変更対象のテンプレートデータに変更した場合、当該変更対象のテンプレートデータに対する状態として「使用中」であると設定し、上記変更後における上記使用中テンプレートデータに対する状態として上記入力手段により入力された変更後状態情報を設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記テンプレートデータ変更部は、上記テンプレートデータに対する状態として、「恒久的不使用」であることを設定した場合、上記使用中テンプレートデータをそのテンプレートデータに変更することを許可しない
ことを特徴とする請求項4に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく生体情報格納部と、
上記ユーザによって入力された上記生体情報と上記複数のテンプレートデータの何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証部と、
上記検証部により上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記ユーザによって入力された上記生体情報に基づく最新のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更部と、
上記テンプレートデータ変更手段により変更された上記変更対象のテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録部と
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更装置。 - 上記テンプレートデータ変更部は、上記使用中テンプレートデータを上記最新のテンプレートデータに変更した場合、当該最新のテンプレートデータに対する状態として「使用中」であると設定し、上記変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態として「未使用」であると設定する
ことを特徴とする請求項7に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記生体情報テンプレート変更装置は、
上記使用中テンプレートデータを上記最新のテンプレートデータに変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態を示す変更後状態情報を入力する入力手段
を具え、
上記テンプレートデータ変更部は、上記使用中テンプレートデータを上記最新のテンプレートデータに変更した場合、当該最新のテンプレートデータに対する状態として「使用中」であると設定し、上記変更後における上記使用中テンプレートデータに対する状態として上記入力手段により入力された変更後状態情報を設定する
ことを特徴とする請求項7に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記テンプレートデータ変更部は、上記テンプレートデータに対する状態として、「恒久的不使用」であることを設定した場合、上記使用中テンプレートデータをそのテンプレートデータに変更することを許可しない
ことを特徴とする請求項8に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた現在使用中である使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく生体情報格納部と、
上記ユーザによって入力された上記生体情報と上記複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証部と、
上記検証部により上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記ユーザによって特定された上記複数のテンプレートデータのうちの一つに変更して更新するテンプレートデータ変更部と、
上記テンプレートデータ変更部により変更されたテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録部と
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更装置。 - 上記テンプレートデータ変更部は、上記使用中テンプレートデータを上記初期登録テンプレートデータに変更した場合、当該初期登録テンプレートデータに対する状態として「使用中」であると設定し、上記変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態として「未使用」であると設定する
ことを特徴とする請求項11に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記生体情報テンプレート変更装置は、
上記使用中テンプレートデータを上記初期登録テンプレートデータに変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態を示す変更後状態情報を入力する入力手段
を具え、
上記テンプレートデータ変更部は、上記使用中テンプレートデータを上記初期登録テンプレートデータに変更した場合、当該初期登録テンプレートデータに対する状態として「使用中」であると設定し、上記変更した後における上記使用中テンプレートデータに対する状態として上記入力手段により入力された変更後状態情報を設定する
ことを特徴とする請求項11に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - 上記テンプレートデータ変更部は、上記テンプレートデータに対する状態として、「恒久的不使用」であることを設定した場合、上記使用中テンプレートデータをそのテンプレートデータに変更することを許可しない
ことを特徴とする請求項12に記載の生体情報テンプレート変更装置。 - ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく初期登録ステップと、
上記ユーザによって入力された所定の入力情報に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証ステップと、
上記検証ステップにより上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記複数のテンプレートデータの中から上記ユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更ステップと、
上記テンプレートデータ変更ステップにより変更された上記変更対象のテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録ステップと
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更方法。 - ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく初期登録ステップと、
上記ユーザによって入力された上記生体情報と上記複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証ステップと、
上記検証ステップにより上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記ユーザによって入力された上記生体情報に基づく最新のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更ステップと、
上記テンプレートデータ変更ステップにより変更された上記最新のテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録ステップと
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更方法。 - ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時における照合用に特定しておく初期登録ステップと、
上記ユーザによって入力された上記生体情報と上記複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証ステップと、
上記検証ステップにより上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記ユーザによって特定された上記複数のテンプレートデータのうちの一つに変更して更新するテンプレートデータ変更ステップと、
上記テンプレートデータ変更ステップにより変更されたテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録ステップと
を具えることを特徴とする生体情報テンプレート変更方法。 - 情報処理装置に対して、
ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく初期登録ステップと、
上記ユーザによって入力された所定の入力情報に基づいて当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証ステップと、
上記検証ステップにより上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記複数のテンプレートデータの中から上記ユーザにより選択された変更対象のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更ステップと、
上記テンプレートデータ変更ステップにより変更された上記変更対象のテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録ステップと
を実行させることを特徴とする生体情報テンプレート変更プログラム。 - 情報処理装置に対して、
ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく初期登録ステップと、
上記ユーザによって入力された上記生体情報と上記複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証ステップと、
上記検証ステップにより上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記ユーザによって入力された上記生体情報に基づく最新のテンプレートデータに変更して更新するテンプレートデータ変更ステップと、
上記テンプレートデータ変更ステップにより変更された上記最新のテンプレートデータを上記記憶媒体に書き込む記録ステップと
を実行させることを特徴とする生体情報テンプレート変更プログラム。 - 情報処理装置に対して、
ユーザの生体情報に基づく複数のテンプレートデータを予め生体情報格納部に初期登録しておくと共に、上記複数のテンプレートデータのうち上記ユーザが所定の記憶媒体に記憶させた使用中テンプレートデータをユーザ認証時の照合用に特定しておく初期登録ステップと、
上記ユーザによって入力された上記生体情報と上記複数の生体情報の何れかとを比較することにより当該ユーザが正当ユーザであるか否かを検証する検証ステップと、
上記検証ステップにより上記正当ユーザであることを検証した場合、上記生体情報格納部に上記照合用として特定しておいた上記使用中テンプレートデータを、上記ユーザによって特定された上記複数のテンプレートデータのうちの一つに変更して更新するテンプレートデータ変更ステップと、
上記テンプレートデータ変更ステップにより変更された上記テンプレートデータを上記記憶媒体に書き込むことにより上記使用中テンプレートデータを更新する記録ステップと
を実行させることを特徴とする生体情報テンプレート変更プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005198949A JP2007018247A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 生体情報テンプレート変更システム、生体情報テンプレート変更装置、生態情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005198949A JP2007018247A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 生体情報テンプレート変更システム、生体情報テンプレート変更装置、生態情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007018247A true JP2007018247A (ja) | 2007-01-25 |
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ID=37755371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005198949A Pending JP2007018247A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 生体情報テンプレート変更システム、生体情報テンプレート変更装置、生態情報テンプレート変更方法及び生体情報テンプレート変更プログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007018247A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020161123A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-10-01 | 株式会社クリューシステムズ | 認証方法、そのシステム及び管理サーバ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09282435A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Nec Data Terminal Ltd | Icカード装置 |
| JP2002063141A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Hitachi Ltd | 生体情報による本人認証装置の保守方法 |
| JP2003316746A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-07 | Toshiba Corp | 人物認識システム |
-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005198949A patent/JP2007018247A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09282435A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Nec Data Terminal Ltd | Icカード装置 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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