JP2007018459A - 視差生成装置及び視差生成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 3次元形状の復元や、画像間の画素の対応付けや、膨大なメモリを必要とせずに、カメラの位置及び向きが異なる画像を生成することができる視差生成装置を提供する。
【解決手段】 視差生成装置1は、カメラに対する仮想カメラの相対位置及び相対的な向きを示す変位量p、画素の座標h,v及び画素に対応する被写体からカメラまでの距離dに対応付けた、当該画素に対応する視差画像における画素の座標h’,v’である座標データを記憶する座標データ記憶手段16と、外部から入力された変位量pと距離情報とに基づいて座標データを読み出して、補間演算によって視差画像における画素の座標h’,v’を算出する幾何変換手段(座標変換手段)17と、入力された画像の画素値を、座標h’,v’の画素の画素値として記憶する視差画像記憶手段24とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影した位置とは異なる視点からの画像を生成する技術に係り、特に、撮影された画像と、撮影したカメラから被写体までの距離を示す距離情報とに基づいて、視点の異なる画像を生成する視差生成装置及び視差生成プログラムに関する。
従来、撮影した視点とは異なる視点からの画像を生成する場合には、被写体の3次元形状を推定してから所望の画像平面に投影する方法や、複数台のカメラにより被写体を撮影し、この画像間で演算処理により視点の異なる画像を合成する方法が行われていた。
また、複数の通常のテレビカメラによって撮影された複数の画像から両目視差を生成する画像を生成する装置が開示されている(特許文献1参照)。この装置は、撮影された複数の画像を各々拡大又は縮小し、更に、両目瞳孔間隔に合わせて、画像内において水平方向にずらすことで、両目視差を生成するための画像を生成するものである。
更に、1つの視点からの画像と、この視点から被写体までの距離を示す距離画像とに基づいて、視点が水平方向あるいは垂直方向に移動した場合の画像を生成する装置が開示されている(特許文献2参照)。この装置は、視点の移動量に対応する各画素のシフト量を、所定間隔の距離データに対応させたテーブルを予め格納し、このテーブルを参照して、画素ごとのシフト量を決定するものである。
特開平8−19003号公報(段落番号0007〜0036) 特開2001−256482号公報(段落番号0014〜0060)
しかしながら、被写体の3次元形状を推定する方法では、3次元形状の復元のために膨大な演算時間とメモリとを要するという問題があった。また、複数の画像間で演算処理により視点の異なる画像を合成する方法では、複数の画像間で、同一の部分が撮影されている画素同士の対応付けが必要となり、特にテクスチャの少ない被写体では視差演算の誤差が大きくなるという問題がある。
更に、特許文献1の装置では、各々の画像を拡大又は縮小して水平方向にシフトするものであるので、予め撮影した視点以外の視点からの画像を生成することはできない。また、特許文献2の装置では、水平方向あるいは垂直方向への視点の移動が前提とされているため、カメラの姿勢の変化や焦点距離の変化には適用できない。また、この装置では、視点の移動量に対応するシフト量のテーブルを予め格納することで処理を高速化するものであるが、カメラの姿勢の変化や焦点距離の変化にも対応させようとすると多次元のテーブルをメモリ上に格納する必要が生じる。そのため、膨大なメモリが必要となるという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決するために成されたもので、3次元形状の復元や、画像間の画素の対応付けを行うことなく、かつ、被写体形状に制約を課すことなく、更に、膨大なメモリを必要とせずに、画像と距離情報とに基づいて、当該画像を撮影した条件とは視線の位置及びカメラの向きが異なる画像を生成することができる視差生成装置及び視差生成プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の視差生成装置は、被写体の画像である入力画像と、前記入力画像を撮影したカメラから前記入力画像の各々の画素に対応する前記被写体までの距離を示す距離情報とを入力し、任意の視点において仮想的に設置された仮想カメラからの画像である視差画像を生成する視差生成装置であって、座標データ記憶手段と、座標変換手段と、視差画像記憶手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば、視差生成装置は、座標データ記憶手段に、カメラの位置に対する視点の相対位置、及び、カメラに対する仮想カメラの相対的な姿勢の変化量の少なくとも一方を示す変位量情報と、入力画像内における、対象となる画素の座標と、当該画素に対応する被写体からカメラまでの距離とが所定値となるときの画素に対応する視差画像における画素の座標を、入力画像における対象となる画素の座標、当該画素に対応する被写体からカメラまでの距離及び変位量情報に対応付けた座標データを記憶する。
また、視差生成装置は、座標変換手段によって、外部から入力された変位量情報と、距離情報とに基づいて、座標データ記憶手段に記憶された座標データを読み出して、補間演算によって、入力画像の各々の画素に対応する視差画像における画素の座標を算出する。ここで、読み出された座標データの変位量情報及び対象となる画素に対応する被写体からカメラまでの距離と、外部から入力された変位量情報、距離情報及び画素の座標が一致していなくても、視差画像生成装置は、補間演算によって、外部から入力された変位量情報及び距離情報に対応する、当該画素の視差画像における座標を算出することができる。更に、視差生成装置は、視差画像記憶手段に、入力画像の各々の画素の画素値を、座標変換手段によって算出された座標の画素の画素値として記憶する。
これによって、視差生成装置は、被写体の入力画像を、任意の位置及び任意の姿勢の仮想カメラからの画像である視差画像に変換して視差画像記憶手段に記憶することができる。
更に、請求項2に記載の視差生成装置は、請求項1に記載の視差生成装置において、距離データ記憶手段と、距離変換手段と、変換距離記憶手段と、比較手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば視差生成装置は、距離データ記憶手段に、入力画像内における対象となる画素の座標、当該画素に対応する被写体からカメラまでの距離及び変位量情報が所定値となるときの当該画素に対応する被写体から視点までの距離を、座標、カメラまでの距離及び変位量情報に対応付けた距離データを記憶する。また、視差生成装置は、距離変換手段によって、外部から入力された変位量情報と、距離情報とに基づいて、距離データ記憶手段に記憶された距離データを読み出して、補間演算によって、入力画像の各々の画素に対応する被写体の視点までの距離を算出する。
そして、視差生成装置は、変換距離記憶手段に、距離変換手段によって算出された距離を、座標変換手段によって算出された座標に対応付けて記憶する。更に、視差生成装置は、比較手段によって、距離変換手段で算出された距離が、この距離に対応する画素と同一の画素に対応付けられて変換距離記憶手段に記憶された距離に比べて小さい場合に、変換距離記憶手段に対して距離変換手段で算出された距離を書き込む許可を行うとともに、視差画像記憶手段に入力画像の当該画素の画素値を書き込む許可を行う。
これによって、視差生成装置は、入力画像の複数の画素の座標が、視差画像における同一の画素の座標に変換された場合には、仮想カメラからの距離が小さい画素の画素値を視差画像記憶手段に記憶する。
また、請求項3に記載の視差生成プログラムは、被写体の画像である入力画像と、前記入力画像を撮影したカメラから前記入力画像の各々の画素に対応する前記被写体までの距離を示す距離情報とを入力し、任意の視点において仮想的に設置された仮想カメラからの画像である視差画像を生成するためにコンピュータを、座標変換手段、画素対応付け手段、として機能させることとした。
かかる構成によれば、視差生成プログラムは、座標変換手段によって、外部から入力された、カメラの位置に対する視点の相対位置、及び、カメラに対する仮想カメラの相対的な姿勢の変化量の少なくとも一方を示す変位量情報と、距離情報とに基づいて、入力画像内における、対象となる画素の座標と、当該画素に対応する被写体からカメラまでの距離と、変位量情報とが所定値となるときの画素に対応する視差画像における画素の座標を、入力画像における対象となる画素の座標、当該画素に対応する被写体からカメラまでの距離及び変位量情報に対応付けた座標データを予め記憶する座標データ記憶装置から座標データを読み出して、補間演算によって、入力画像の各々の画素に対応する視差画像における画素の座標を算出する。また、視差生成プログラムは、画素対応付け手段によって、入力画像の各々の画素の画素値を、座標変換手段によって算出された座標の画素と対応付けて視差画像記憶装置に記憶させる。
これによって、視差生成プログラムは、被写体の入力画像を、任意の位置及び任意の姿勢の仮想カメラからの画像である視差画像に変換して視差画像記憶装置に記憶することができる。
本発明に係る視差生成装置及び視差生成プログラムでは、以下のような優れた効果を奏する。請求項1又は請求項3に記載の発明によれば、3次元形状の復元や、複数の画像間の画素の対応付けを行わずに、任意の形状の被写体の入力画像と距離情報とに基づいて、任意の位置及び任意の姿勢の仮想カメラからの視差画像を生成することができる。また、座標データによって示される視差画像における画素の座標を補間して、入力画像の各々の画素の座標を算出するため、記憶された座標データ間のカメラの姿勢の変化や焦点距離の変化の間隔を大きくして、予め記憶しておく座標データの量を減らすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、視点から見て、ある被写体がそれより手前にある他の被写体の陰に隠れてしまう場合に、手前にある被写体のみを表示した視差画像を生成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[視差生成装置の構成]
まず、図1を参照して、本発明における視差生成装置1の構成について説明する。図1は、本発明における視差生成装置の構成を示したブロック図である。
視差生成装置1は、被写体を撮影した画像(入力画像)と、この画像を撮影したカメラから画像の各画素に対応する被写体までの距離を画素ごとに示す画像である距離画像とに基づいて、任意の視点からの画像(視差画像)を生成するものである。視差生成装置1は、カウンタ11と、アドレス演算手段12と、カウンタ13と、アドレス演算手段14と、距離画像記憶手段15と、座標データ記憶手段16と、幾何変換手段17と、距離データ記憶手段18と、距離変換手段19と、補間手段20と、比較手段21と、変換距離記憶手段22と、アドレス演算手段23と、視差画像記憶手段24とを備える。
なお、視差生成装置1には、外部から被写体を撮影した画像と当該画像の同期信号、及び、距離画像と当該距離画像の同期信号が時系列に入力されるとともに、この画像を撮影したカメラに対する、視点の相対的な位置や、視点に仮想的に設置されるカメラの相対的な向きや焦点距離等を示す変位量(変位量情報)pが入力される。
ここで、画像とは、2次元状に輝度情報を配置したものとし、各輝度情報は実空間上のある点の輝度がレンズ等による幾何変換により投影されたものである。また、輝度情報とは、電磁波スペクトルを光学フィルタなどの伝達関数を通して観測した光強度に関するものであり、1次元以上のベクトルで表現されるものとする。例えば、単色(モノクローム)の画像は、輝度情報は1画素当たり1次元である。カラー画像では、例えば、赤、青、緑の3原色(あるいは、輝度1次元及び色差2次元からなる信号)からなる3次元ベクトルとすることができる。更に、例えば、多バンド画像では、2以上の波長帯域で観測した輝度値をベクトル表現したものとすることができる。
また、距離画像とは、2次元状に距離情報を配置したデータを指し、各距離情報は、前記画像の各画素に対応する実空間上の点とカメラとの間の距離を表す数値である。距離情報として、例えば、実空間上の点とカメラ上の代表的な点との間の距離を一意に決定できる数値を用いることができる。すなわち、例えば、実空間上の点とカメラのレンズの第1光学主点との距離を距離情報とすることができる。
更に、変位量pとは、画像を撮影したカメラ(実カメラ)に対する、視点に仮想的に設置される仮想カメラの相対位置を示す情報及び相対姿勢を示す情報、実カメラの焦点距離f0及び仮想カメラの焦点距離fのうちの1成分以上を含むものである。
カウンタ11は、外部から入力された、被写体を撮影した画像の同期信号に基づいて、入力される画像の各画素の水平座標h及び垂直座標vを出力するものである。この水平座標hと垂直座標vは、アドレス演算手段12に出力される。
なお、例えば、入力される画像が順次走査(プログレッシブ走査)の画像の場合には、水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて計数を行い、主走査を水平方向(又は垂直方向)、副走査を垂直方向(又は水平方向)にとり、順次画素位置を選択することができる。また、例えば、映像入力が飛び越し走査(インタレース走査)の場合のように、水平座標h及び垂直座標vを一定の規則で定める順序で出力することとしてもよい。なお、同期信号入力として画像入力の信号を用い、当該画像の入力信号から同期信号成分を分離して、この同期信号に基づいて水平座標h及び垂直座標vを出力することとしてもよい。
アドレス演算手段12は、カウンタ11から入力された水平座標h及び垂直座標vに基づいて、後記する距離画像記憶手段15及び視差画像記憶手段24に対するアクセス用のアドレス(読み出しアドレス)を示す信号を生成するものである。ここで距離画像記憶手段15には外部から距離画像が、視差画像記憶手段24には画像が入力され、アドレス演算手段12は、後記する視差画像記憶手段24から視差画像を出力する際に読み出すアドレスを示す信号を生成するとともに、後記する幾何変換手段17及び距離変換手段19によって当該距離画像の各画素のデータを読み出すアドレスを示す信号を生成する。なお、アドレス演算手段12は、当該信号を、距離画像記憶手段15に対しては距離画像の解像度(水平解像度及び垂直解像度)に応じて出力し、視差画像記憶手段24に対しては画像の解像度(水平解像度及び垂直解像度)に応じて出力する。
ここで、距離画像記憶手段15及び視差画像記憶手段24からの読み出しがランダムアクセスによる場合には、アドレス演算手段12は、例えば、水平解像度がH画素、垂直解像度がV画素のときに1画素当たりWワードを割り当てて、アドレスAを以下の式(1)によって計算することとしてもよい。なお、ここで、A0は基底アドレスとする。
A=(h+vH)W+A0 …(1)
また、例えば、カウンタ11が、画面の一端を基点として走査したときの走査済みの画素数を計数した値Cを出力する場合には、アドレス演算手段12は、アドレスAを以下の式(2)によって計算することとしてもよい。
A=CW+A0 …(2)
更に、距離画像記憶手段15及び視差画像記憶手段24からの読み出しがシリアルアクセスによる場合には、アドレス演算手段12は、例えば、カウンタ11から入力される水平座標h(又は垂直座標v)が変化する度に、パルスを発生することでクロック信号を生成することとしてもよい。また、必要に応じて、アドレス演算手段12は、垂直座標v(又は水平座標h)が特定の値(例えば0)となる度に、パルスを発生することで、シリアルアクセス中のアドレスを原点に戻すためのリセット信号を発生することとしてもよい。
カウンタ13は、外部から入力された、被写体からカメラまでの距離を示す距離画像の同期信号に基づいて、入力される距離画像の各画素の水平座標及び垂直座標を出力するものである。この水平座標と垂直座標は、アドレス演算手段14に出力される。なお、このカウンタ13は、カウンタ11と同様の方法で水平座標及び垂直座標を特定することができる。そして、同期信号入力として距離画像入力の信号を用い、当該距離画像の入力信号から同期信号成分を分離して、この同期信号に基づいて水平座標及び垂直座標を出力することとしてもよい。
アドレス演算手段14は、カウンタ13から入力された水平座標及び垂直座標に基づいて、後記する距離画像記憶手段15に対するアクセス用のアドレス(書き込みアドレス)を示す信号を生成するものである。ここで距離画像記憶手段15には外部から距離画像が入力され、アドレス演算手段14は、当該距離画像の各画素のデータを書き込むアドレスを示す信号を生成する。ここで生成されたアドレスを示す信号は、距離画像記憶手段15に出力される。なお、このアドレス演算手段14は、アドレス演算手段12と同様の方法でアクセス用のアドレスを示す信号を生成することができる。
距離画像記憶手段15は、外部から入力された距離画像を記憶するためのメモリであり、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)やSAM(シリアルアクセスメモリ)によって実現することができる。ここで、距離画像記憶手段15には、アドレス演算手段14から入力される信号によって示されるアドレスに、距離画像の各々の画素に対応する距離を示す情報(距離情報)を記憶し、アドレス演算手段12から入力される信号によって示されるアドレスに記憶された距離情報を読み出して、幾何変換手段17及び距離変換手段19に出力する。
このように、距離画像記憶手段15が距離情報を記憶し、アドレス演算手段12から入力される信号に基づいて距離情報を読み出すことで、例えば、入力される画像と距離画像とで周波数が異なる場合にも、画像と距離画像とを同期させて出力することができる。なお、入力される画像と距離画像とが同期している場合には、視差生成装置1は、カウンタ13、アドレス演算手段14及び距離画像記憶手段15を備えず、距離画像が直接、幾何変換手段17及び距離変換手段19に入力されることとしてもよい。
なお、距離画像記憶手段15から距離情報が所定の順序によって読み出される際に、異なる時点(フレーム、フィールドなどを単位とする)で記憶された距離情報が読み出されることを防ぐアドレッシングを行うことが望ましい。そのために、距離画像記憶手段15は、例えば、2画面分のメモリ領域(第1のメモリ領域及び第2のメモリ領域)を有し、ある時点では第1のメモリ領域を書き込み用、第2のメモリ領域を読み出し用とする。そして、次の時点では、第1のメモリ領域を読み出し用、第2のメモリ領域を書き込み用とし、書き込み及び読み出しのメモリ領域を交互に切り替えることを繰り返す。
この操作は、基底アドレスを2種類(第1の基底アドレス及び第2の基底アドレス)用意して、これらをフレームごとに、書き込み及び読み出しに対して交互に設定することで実現可能である。すなわち、ある時点ではアドレス演算手段12が第1の基底アドレスを使用し、アドレス演算手段14が第2の基底アドレスを使用する。そして、次の時点ではアドレス演算手段12が第2の基底アドレスを使用し、アドレス演算手段14が第1の基底アドレスを使用する。このように、アドレス演算手段12及びアドレス演算手段14が交互に異なる基底アドレスを使用する。
座標データ記憶手段16は、座標データを記憶するもので、半導体メモリ、ハードディスク等の一般的な記憶手段である。この座標データは、後記する幾何変換手段17によって読み出され、幾何変換手段17によって、撮影された画像を異なる視点からの画像に画素ごとに変換した後の座標を算出する際に参照されて用いられる。
なお、座標データは、当該カメラの位置から見た視点の相対位置及び相対姿勢(カメラパラメータ)である変位量p、及び、カメラから被写体までの距離dを所定の値に設定し、このカメラによって撮影された画像を当該視点からの画像に変換した際の、撮影された画像の各画素の変換後の座標を、当該変位量p、及び、距離dに対応させたものである。座標データ記憶手段16は、様々な変位量p及び距離dについての複数の座標データを予め記憶している。
ここで、図2を参照して、座標データ記憶手段16に記憶される座標データの算出方法について説明する。ここで、カメラによって撮影された画像の水平座標h及び垂直座標vの画素を変換した後の座標を、水平座標h’及び垂直座標v’とする。図2は、座標データ記憶手段に記憶される座標データの算出方法を説明するための説明図である。なお、ここで、入力される画像を撮影したカメラを実カメラ、この実カメラから変位量pだけ移動した位置及び姿勢に仮想的に配置したカメラを仮想カメラという。ここでは、実カメラ及び仮想カメラによって撮影される画像の変換において、透視投影モデルが成り立つ場合を例に説明するが、レンズに収差がある場合、魚眼レンズを使用する場合、撮像面形状に歪みがある場合など、透視投影が成り立たないカメラを仮定してもよい。
図2に示すように、実カメラCによって撮影された画像上における画素の座標(h,v)に対応する被写体上の点をPとする。また、距離dは、画像の各画素に対応する実空間における被写体上の点と、カメラのレンズの第1光学主点との間の距離を示す。そして、変位量pは、実カメラCの固定された座標系に対する仮想カメラC’の相対位置(ξ,η,ζ)及び相対姿勢(α,δ,φ)、実カメラCの焦点距離f0及び仮想カメラC’の焦点距離fのうちの1成分以上を含むものである。ここで、変位量pは、以下の式(3)によって表されることとする。なお、相対姿勢は、ここでは、パン角α、チルト角δ及びロール角φによって表すが、例えば、オイラー角、回転行列、オイラーパラメータ等の任意の表現形式を用いることができる。
Figure 2007018459
ここで、実カメラ座標系から見たある方向ベクトルを仮想カメラ系に変換する3行3列の回転行列をRとし、この行列Rの第1行成分を取り出した行ベクトルをR1、第2行成分を取り出した行ベクトルをR2、第3行成分を取り出した行ベクトルをR3とすると、行列Rは、以下の式(4)によって表される。
Figure 2007018459
そして、仮想カメラ座標系における点Pの位置ベクトルをvqとすると、ベクトルvqは、以下の式(5)によって表される。
Figure 2007018459
また、実カメラCから見た点Pの位置ベクトルをvpとすると、ベクトルvpは、以下の式(6)によって表される。
Figure 2007018459
よって、式(3)から式(5)より、ベクトルvqについて、以下の式(7)が得られる。
Figure 2007018459
一方、仮想カメラC’で撮影した画像内における点Pの座標(h’,v’)は、以下の式(8)によって表される。
Figure 2007018459
そして、前記の式(6)と式(8)より、以下の式(9)が得られる。
Figure 2007018459
なお、行列R及び行ベクトルR1、R2、R3をパン角α、チルト角δ及びロール角φによって表現すると、以下の式(10)のようになる。
Figure 2007018459
このようにして、前記の式(9)及び式(10)に基づいて、変位量p及びカメラから被写体までの距離dが所定値の場合における、ある座標h,vの画素についての座標データを算出することができる。そして、諸入力量h、v、d、ξ、η、ζ、α、δ、φ、f0、fの張るベクトル空間Sにおける代表的な点(代表点)s(k)(図示せず)をK個配置する(Kは2以上の整数、kは1以上K以下の整数)。そして、座標データ記憶手段16は、前記の方法によって算出されたK個の代表点s(1)、s(2)、…、s(K)の変換後の座標h’,v’に、変換前の座標h,v、変位量p及び距離dを対応させた座標データを予め記憶する。なお、座標データ記憶手段16には、変位量p及び距離dのサンプリングの間隔を、所定値おきに規則正しくとった座標データを記憶することとしてもよいし、ベクトル量子化のように、ランダムな複数の代表点についての座標データを記憶することとしてもよい。
幾何変換手段(座標変換手段)17は、外部から入力された変位量pと、距離画像記憶手段15から入力された距離情報と、カウンタ11から入力された座標h,vと、座標データ記憶手段16に記憶された座標データとに基づいて、外部から入力された画像の各々の画素について、当該画素の水平座標h及び垂直座標vを、視点からの画像における水平座標h’及び垂直座標v’に変換するものである。ここでは、幾何変換手段17は、アドレス演算部17aと、座標補間部17bとを備える。
アドレス演算部17aは、外部から入力された変位量pと、距離画像記憶手段15から入力された距離情報と、カウンタ11から入力された座標h,vとに基づいて、後記する座標補間部17bによる補間に用いられる座標データの、座標データ記憶手段16におけるアドレスを出力するものである。このアドレスは、座標補間部17bに出力される。
ここで、座標データ記憶手段16には、様々な変位量p、距離d及び画素の座標h,vに対応付けられた座標データが記憶され、アドレス演算部17aは、例えば、座標補間部17bによってニアレストネイバー法によって補間する場合には、ベクトル空間Sにおいて、入力された変位量p、距離情報及び画素の座標h,vによって示される点sの最近傍の代表点s(k)の座標データを1つ選択して、このアドレスを座標補間部17bに出力することとしてもよい。また、座標補間部17bによって複数の座標データに基づいて補間する場合には、アドレス演算部17aは、複数の座標データのアドレスを出力することとしてもよい。
座標補間部17bは、アドレス演算部17aから入力されたアドレスに基づいて座標データ記憶手段16から座標データを読み出して、当該座標データに基づいて補間処理を行い、実カメラによる画像において水平座標h及び垂直座標vの画素を仮想カメラからの画像に変換した際の、水平座標h’及び垂直座標v’を算出するものである。ここで算出された水平座標h’及び垂直座標v’は、補間手段20に出力される。
ここで、例えば、座標補間部17bが、ニアレストネイバー法によって補間を行う場合には、アドレス演算部17aから1つの座標データに対応するアドレスが入力され、座標補間部17bは、このアドレスに対応する座標データを読み出す。例えば、外部から、カメラの位置に対する視点の相対位置のx座標として「ξ=11cm」が入力され、座標データ記憶手段16に記憶されたξ=10cmの座標データのアドレスがアドレス演算部17aから入力された場合には、座標補間部17bは、このξ=10cmに対応する座標データを座標データ記憶手段16から読み出す。そして、座標補間部17bは、座標データ記憶手段16から読み出された座標データによって示される座標を、変換後の水平座標h’及び垂直座標v’とすることとしてもよい。
あるいは、例えば、座標補間部17bが、ベクトル空間Sにおいて、入力された変位量p、距離d及び画素の座標h,vによって示される点sを取り囲む代表点s(k)に対応する座標データを読み出して、この座標データによって示される座標と、点sの位置とに基づいて一次補間を施してその結果を変換後の水平座標h’及び垂直座標v’とすることとしてもよい。
また、例えば、座標補間部17bが、テイラー展開を用いて補間することとしてもよい。このとき、座標データ記憶手段16には、ベクトル空間Sにおける代表点s(k)の座標データとともに、前記の式(9)、(10)に基づいて、以下の式(11)によって算出された、この代表点s(k)の周りにおけるs=(h,v,d,α,δ,φ,f0,f)による偏微分係数行列Mを予め記憶しておく。
Figure 2007018459
そして、座標補間部17bが、ベクトル空間Sにおいて、入力された値(h、v、d、ξ、η、ζ、α、δ、φ、f0、f)に最も近くに存在する代表点s(k)と、当該代表点における偏微分係数行列Mとを座標データ記憶手段16から読み出し、下記の式(12)によって変換後の座標h’,v’を算出することができる。
Figure 2007018459
なお、ここでは、諸入力量h、v、d、ξ、η、ζ、α、δ、φ、f0、fの張るベクトル空間Sの場合を説明したが、必要に応じて(h、v、d、ξ、η、ζ、α、δ、φ、f0、f)の一部分だけを取り出したベクトルの張るベクトル空間としてもよい。
距離データ記憶手段18は、距離データを記憶するもので、半導体メモリ、ハードディスク等の一般的な記憶手段である。この距離データは、後記する距離変換手段19によって読み出され、画素ごとに、撮影された画像を異なる視点からの画像に変換した後の画素に対応する被写体から視点までの距離d’を算出する際に参照されて用いられる。
なお、距離データは、変位量p、及び、カメラから被写体までの距離dを所定の値に設定し、このカメラによって撮影された画像を当該視点からの画像に変換した際の、撮影された画像の各画素の変換後の各画素に対応する被写体から視点までの距離d’を、当該変位量p、及び、距離dに対応させたものである。距離データ記憶手段18は、様々な変位量p及び距離dについての複数の距離データを予め記憶している。
ここで、図2を参照して、距離データ記憶手段18に記憶される距離データの算出方法について説明する。図2に示すように、実カメラCによって撮影された画像上における画素の座標(h,v)に対応する被写体(点P)から実カメラCまでの距離dである場合に、仮想カメラC’から点Pまでの距離d’は、仮想カメラ座標系における点Pの位置ベクトルvqの絶対値であるので、距離d’は、以下の式(13)によって算出することができる。
Figure 2007018459
なお、距離データ記憶手段18には、変位量p及び距離dのサンプリングの間隔を、所定値おきに規則正しくとった距離データを記憶することとしてもよいし、ベクトル量子化のように、ランダムな複数の代表点についての距離データを記憶することとしてもよい。
図1に戻って説明を続ける。距離変換手段(距離変換手段)19は、外部から入力された変位量pと、距離画像記憶手段15から入力された距離情報と、カウンタ11から入力された座標h,vと、距離データ記憶手段18に記憶された距離データとに基づいて、外部から入力された画像の各々の画素の距離情報によって示される距離dを、撮影された画像を異なる視点からの画像に変換した後の画素に対応する被写体から視点までの距離d’に変換するものである。ここでは、距離変換手段19は、アドレス演算部19aと、距離補間部19bとを備える。
アドレス演算部19aは、外部から入力された変位量pと、距離画像記憶手段15から入力された距離情報によって示される距離dとに基づいて、後記する座標補間部17bによる補間に用いられる距離データの、距離データ記憶手段18におけるアドレスを出力するものである。このアドレスは、距離補間部19bに出力される。
ここで、距離データ記憶手段18には、様々な変位量p及び距離dに対応付けられた距離データが記憶され、アドレス演算部19aは、例えば、ニアレストネイバー法によって、入力された変位量pと距離dとに最近傍の距離データを1つ選択してこのアドレスを距離補間部19bに出力することとしてもよい。また、距離補間部19bによって複数の距離データに基づいて補間を行う場合には、アドレス演算部19aは、複数の距離データのアドレスを出力することとしてもよい。
距離補間部19bは、アドレス演算部19aから入力されたアドレスに基づいて距離データ記憶手段18から距離データを読み出して、当該距離データに基づいて補間処理を行い、実カメラによる画像において水平座標h及び垂直座標vの画素を仮想カメラからの画像に変換した際の、当該画素に対応する被写体から視点までの距離d’を算出するものである。ここで算出された距離d’は、補間手段20に出力される。
補間手段20は、幾何変換手段17から入力された水平座標h’及び垂直座標v’、あるいは、距離変換手段19から入力された距離d’のそれぞれ複数のデータに対して補間処理を行うものである。ここで補間された水平座標h”、垂直座標v”及び距離d”は、アドレス演算手段23に出力される。
例えば、補間手段20は、カウンタ11から出力された水平座標h及び垂直座標vに関する複数の組み合わせに注目し、それぞれの水平座標h’、垂直座標v’及び距離d’に基づいて補間処理を行うことができる。ここで、図3を参照して、補間手段20による補間処理について具体例を挙げて説明する。ここでは、補間手段20が、3点の近接する画素の水平座標h’、垂直座標v’及び距離d’に対して補間処理を行う場合について説明する。図3は、補間手段が、3点の近接する画素の水平座標、垂直座標及び距離に対して行う補間処理を説明するための説明図である。
図3(a)に示すように、外部から入力される画像内における、隣接する3つの画素によって囲まれる三角形状のメッシュを想定し、当該メッシュを構成する三角パッチのそれぞれに注目する。ここで、ある三角パッチtの3頂点の座標を(h0,v0)、(h1,v1)、(h2,v2)とする。更に、この3頂点の座標を幾何変換手段17によって変換した結果を(h0’,v0’)、(h1’,v1’)、(h2’,v2’)とする。そして、図3(b)に示すように、補間手段20は、この3点Q0(h0’,v0’)、Q1(h1’,v1’)、Q2(h2’,v2’)に囲まれる3角形の内部の全格子点Qi(hi’,vi’)に対して補間値(h”,v”)及びd”を算出する。ここで、補間値(h”,v”)及びd”は、下記の式(14)によって求められる。
Figure 2007018459
なお、図3(b)に示すように、a1、b1、a2及びb2は、点Q0及び点Q2を通る直線に平行で点Qiを通る直線が、点Q0及び点Q1を通る直線と交わる点R1と、点Q0及び点Q1を通る直線に平行で点Qiを通る直線が、点Q0及び点Q2を通る直線と交わる点R2とを用いて、以下の式(15)により定められる。
Figure 2007018459
ここで、補間手段20に、幾何変換手段17及び距離変換手段19から3点分の座標h’,v’及び距離d’が一度に入力されることとしてもよいし、補間手段20が、図示しないメモリを備え、メモリに3点分の座標h’,v’及び距離d’が蓄積された時点で、この3点について補間処理を行うこととしてもよい。
図1に戻って説明を続ける。比較手段21は、補間手段20から入力された距離d”と、後記する変換距離記憶手段22から入力された距離d”とを比較し、補間手段20から入力された距離d”が変換距離記憶手段22から入力された距離d”より小さい(又は、大きくない)場合に、変換距離記憶手段22及び視差画像記憶手段24に対して書き込み許可を与えるものである。なお、比較手段21は、補間手段20によって算出された距離d”の画素に対応する距離d”が変換距離記憶手段22に記憶されていない場合にも、変換距離記憶手段22及び視差画像記憶手段24に対して書き込み許可を与える。ここで生成された書き込み許可の指令は、変換距離記憶手段22と視差画像記憶手段24とに出力される。
なお、この比較手段21によって書き込み許可を与えることで、視点から見て、補間手段20によって算出された距離d”に対応する被写体が、すでに変換距離記憶手段22に記憶された距離d”に対応する被写体の陰に隠れてしまう場合に、距離d”及び画素値を、変換距離記憶手段22及び視差画像記憶手段24に上書きされないように制御することができる。
変換距離記憶手段22は、補間手段20によって算出された距離d”を記憶するもので、半導体メモリ、ハードディスク等の一般的な記憶手段である。ここで、変換距離記憶手段22は、後記するアドレス演算手段23から入力されたアドレスに記憶された距離d”を比較手段21に出力し、比較手段21から書き込み許可の指令が入力された場合に、補間手段20によって算出された距離d”を当該アドレスに記憶する。この距離d”は、補間手段20から入力された距離d”が変換距離記憶手段22に記憶された距離d”より小さい(又は、大きくない)かを判断する際に参照されて用いられる。
アドレス演算手段(画素対応付け手段)23は、補間手段20から入力された、変換後の水平座標h”及び垂直座標v”に基づいて、距離d”を変換距離記憶手段22に書き込むとともに、距離d”を変換距離記憶手段22から読み出すためのアドレスを示す情報を生成し、更に、外部から入力される画像の画素値を後記する視差画像記憶手段24に書き込むためのアドレスを示す情報を生成するものである。ここで生成された信号は、変換距離記憶手段22及び視差画像記憶手段24に出力される。なお、このアドレス演算手段23は、アドレス演算手段12と同様の方法でアクセス用のアドレスを示す信号を生成することができる。
視差画像記憶手段24は、外部から入力された画像を記憶するためのメモリである。この視差画像記憶手段24は、少なくとも書き込みに関してはランダムアクセスが可能なものでなければならない。なお、読み出しに関してはランダムアクセス及びシリアルアクセスのいずれでもよい。ここで、視差画像記憶手段24は、比較手段21から書き込み許可の指令が入力された場合に、アドレス演算手段23から入力される信号によって示されるアドレスに、入力される画像の各々の画素の画素値を記憶する。これによって、視差画像記憶手段24には、入力された画像を仮想カメラからの画像に変換した視差画像が記憶される。そして、アドレス演算手段12から入力される信号によって示されるアドレスに記憶された画素値が、視差画像記憶手段24から順次読み出されて外部に出力されることで、視差画像が外部に出力される。
なお、視差画像記憶手段24から情報が所定の順序によって読み出される際に、距離画像記憶手段15と同様に、異なる時点(フレーム、フィールドなどを単位とする)で記憶された画素値が読み出されることを防ぐアドレッシングを行うことが望ましい。そのために、視差画像記憶手段24は、例えば、2画面分のメモリ領域を有し、書き込み用のメモリ領域と読み出し用のメモリ領域とを交互に切り替えることを繰り返すことで、外部に出力される画像の乱れを防ぐことができる。この操作は、基底アドレスを2種類用意して、フレームごとにアドレス演算手段12及びアドレス演算手段23が交互に異なる基底アドレスを使用することで実現できる。
以上のように視差生成装置1を構成することで、視差生成装置1は、入力された画像を任意の視点からの画像(視差画像)に変換して出力することができる。更に、視差生成装置1は、入力された画像の複数の画素の座標が、視差画像における同一の画素の座標に変換された場合には、仮想カメラからの距離d”が小さい画素の画素値を視差画像記憶手段24に記憶する。そのため、視点から見てある被写体がそれより手前にある他の被写体の陰に隠れてしまう場合に、手前にある被写体のみを表示した視差画像を生成することができる。
なお、視差生成装置1は、コンピュータにおいて各手段を各機能プログラムとして実現することも可能であり、各機能プログラムを結合して、視差画像生成プログラムとして動作させることも可能である。
[視差生成装置の動作]
次に図4を参照(適宜図1参照)して、本発明における視差生成装置1の動作について説明する。図4は、本発明における視差生成装置の動作を示したフローチャートである。なお、ここでは、視差生成装置1が視差画像を生成して視差画像記憶手段24に記憶する動作について説明する。
まず、視差生成装置1は、図示しない入力手段によって、ある画素の画素値を入力するとともに、当該画素に対応する距離情報を入力する(ステップS11)。そして、視差生成装置1は、カウンタ11によって、外部から入力された画像の同期信号に基づいて、ステップS11において入力された画素値に対応する画素の座標h,vを算出する(ステップS12)。
そして、視差生成装置1は、幾何変換手段17によって、座標データ記憶手段16に記憶された座標データを参照して、ステップS12において算出された画素の座標h,vを、当該画像を撮影したカメラ(実カメラ)に対して変位量pによって示される位置及び姿勢の仮想カメラからの画像における画素の座標h’,v’に変換するとともに、距離変換手段19によって、距離データ記憶手段18に記憶された距離データを参照して、ステップS11において入力された距離情報によって示される距離dを、仮想カメラから当該画素に対応する被写体までの距離d’に変換する(ステップS13)。また、視差生成装置1は、補間手段20によって、ステップS13において変換された座標h’,v’及び距離d’について補間処理を行う(ステップS14)。
そして、視差生成装置1は、比較手段21によって、同一の画素に対して変換距離記憶手段22に距離d”が記憶されている場合に、ステップS14において補間処理によって算出された距離d”が、記憶された距離d”より小さい(又は、大きくない)かを判断する(ステップS15)。そして、記憶された距離d”より小さくない(又は、大きい)場合は(ステップS15でNo)には、ステップS11に戻って、次の画素について画素値と距離情報を入力する動作以降の動作を行う。一方、記憶された距離d”より小さい(又は、大きくない)場合は(ステップS15でYes)には、視差生成装置1は、ステップS14において算出された座標h”,v”に基づいてアドレス演算手段23によって算出された当該座標h”,v”に対応するアドレスに対して、視差画像記憶手段24にはステップS11において入力された画素値を、変換距離記憶手段22にはステップS14において算出された距離d”を記憶し(ステップS16)、ステップS11に戻って、次の画素について画素値と距離情報を入力する動作以降の動作を行う。
以上の動作によって、視差生成装置1は、画素ごとに座標h,vと距離dの変換を行い、視差画像を生成して視差画像記憶手段24に記憶することができる。なお、視差画像記憶手段24に記憶された視差画像は、アドレス演算手段12によって算出されたアドレスに基づいて、例えば、視差画像記憶手段24が、各々書き込み用及び読み出し用の1フレーム分のメモリ領域を切り替える場合には1フレーム遅れで、1フィールド分のメモリ領域を切り替える場合には1フィールド遅れで順次外部に出力される。
本発明における視差生成装置の構成を示したブロック図である。 本発明における視差生成装置の座標データ記憶手段に記憶される座標データの算出方法を説明するための説明図である。 本発明における視差生成装置の補間手段が、3点の近接する画素の水平座標、垂直座標及び距離情報に対して行う補間処理を説明するための説明図である。 本発明における視差生成装置の動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 視差生成装置
11 カウンタ
12 アドレス演算手段
13 カウンタ
14 アドレス演算手段
15 距離画像記憶手段
16 座標データ記憶手段
17 幾何変換手段(座標変換手段)
18 距離データ記憶手段
19 距離変換手段(距離変換手段)
20 補間手段
21 比較手段
22 変換距離記憶手段
23 アドレス演算手段(画素対応付け手段)
24 視差画像記憶手段

Claims (3)

  1. 被写体の画像である入力画像と、前記入力画像を撮影したカメラから前記入力画像の各々の画素に対応する前記被写体までの距離を示す距離情報とを入力し、任意の視点において仮想的に設置された仮想カメラからの画像である視差画像を生成する視差生成装置であって、
    前記カメラの位置に対する前記視点の相対位置及び前記カメラに対する前記仮想カメラの相対的な姿勢の変化量の少なくとも一方を示す変位量情報と、前記入力画像内における、対象となる画素の座標と、当該画素に対応する被写体から前記カメラまでの距離とが所定値となるときの前記画素に対応する前記視差画像における画素の座標を、前記入力画像における前記対象となる画素の座標、前記距離及び前記変位量情報に対応付けた座標データを記憶する座標データ記憶手段と、
    外部から入力された前記変位量情報と、前記距離情報とに基づいて、前記座標データ記憶手段に記憶された座標データを読み出して、補間演算によって、前記入力画像の各々の前記画素に対応する前記視差画像における画素の座標を算出する座標変換手段と、
    前記入力画像の各々の画素の画素値を、前記座標変換手段によって算出された座標の画素の画素値として記憶する視差画像記憶手段と、
    を備えることを特徴とする視差生成装置。
  2. 前記入力画像内における前記対象となる画素の座標、当該画素に対応する被写体から前記カメラまでの距離及び前記変位量情報が所定値となるときの当該画素に対応する前記被写体から前記視点までの距離を、前記座標、前記カメラまでの距離及び前記変位量情報に対応付けた距離データを記憶する距離データ記憶手段と、
    外部から入力された前記変位量情報と、前記距離情報とに基づいて、前記距離データ記憶手段に記憶された距離データを読み出して、補間演算によって、前記入力画像の各々の前記画素に対応する前記被写体の前記視点までの距離を算出する距離変換手段と、
    この距離変換手段によって算出された距離を、前記座標変換手段によって算出された座標に対応付けて記憶する変換距離記憶手段と、
    前記距離変換手段によって算出された距離が、この距離に対応する画素と同一の画素に対応付けられて前記変換距離記憶手段に記憶された距離に比べて小さい場合に、前記変換距離記憶手段に対して前記距離変換手段によって算出された距離を書き込む許可を行うとともに、前記視差画像記憶手段に前記入力画像の当該画素の画素値を書き込む許可を行う比較手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の視差生成装置。
  3. 被写体の画像である入力画像と、前記入力画像を撮影したカメラから前記入力画像の各々の画素に対応する前記被写体までの距離を示す距離情報とを入力し、任意の視点において仮想的に設置された仮想カメラからの画像である視差画像を生成するためにコンピュータを、
    外部から入力された、前記カメラの位置に対する前記視点の相対位置及び前記カメラに対する前記仮想カメラの相対的な姿勢の変化量の少なくとも一方を示す変位量情報と、前記距離情報とに基づいて、前記入力画像内における、対象となる画素の座標と、当該画素に対応する被写体から前記カメラまでの距離と、前記変位量情報とが所定値となるときの前記画素に対応する前記視差画像における画素の座標を、前記入力画像における前記対象となる画素の座標、前記距離及び前記変位量情報に対応付けた座標データを予め記憶する座標データ記憶装置から前記座標データを読み出して、補間演算によって、前記入力画像の各々の前記画素に対応する前記視差画像における画素の座標を算出する座標変換手段、
    前記入力画像の各々の画素の画素値を、前記座標変換手段によって算出された座標の画素と対応付けて視差画像記憶装置に記憶させる画素対応付け手段
    として機能させることを特徴とする視差生成プログラム。
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