JP2007018634A - 光ディスクおよび光ディスクドライブ - Google Patents

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Abstract

【課題】
光ディスクの利便性を向上する。特に書き換え可能ディスクの書き換え回数管理、ライトストラテジ情報の保存、ファイル管理情報のバックアップ、ディスク種別判別の高速化など、光ディスク一般に共通の利便性の向上を課題とする。
【解決手段】
無線ICチップを埋め込んだ光ディスクと、リーダーを備えた光ディスクドライブを用い、前記光ディスクドライブがリーダーによって無線ICチップに管理情報を読み書きし、前記光ディスクドライブが光学的に情報を記録、再生する際に前記管理情報を利用する。これにより、光ディスク一般に共通の利便性を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、RFIDや非接触ICカードなどの無線通信を行うICチップと、光ディスクおよび光ディスクドライブに関する。
従来より、RFIDや非接触ICカードなど、無線によってICチップとデータ通信を行う技術がある。これらの技術は、読み取り装置(以下、書き込み能力のあるものも含めてリーダーと呼ぶ)とICチップとの間を無線で通信を行う点が共通しているが、ICチップ側の機能としては、リーダーからの問い合わせに対して固定の情報を返答するもの、リーダーによって情報を読み書きできるもの、リーダーから送られた情報を計算処理して返答するものなど、いくつかの種類があり、呼び方も異なる。
本発明では、これらの技術を総称して無線ICチップと呼ぶことにする。
無線ICチップを応用した技術は数多く提案されているが、その中にCDやDVDなどの光ディスクに無線ICチップを埋め込み、利便性の向上を図る技術がある。
例えば特許文献1では、無線ICチップをDVD−RAMディスクに埋め込み、目的のDVD−RAMを容易に見つけ出す技術を提案している。この技術では、ディスクを識別する情報を書き込んだ無線ICチップをDVD−RAMに埋め込み、DVD−RAMを探す際には、リーダーによって非接触でDVD−RAMの識別情報を読み取る。これにより、DVD−RAMを一枚一枚DVDドライブにかけなくとも目的のDVD−RAMを探し出せる。
また、特許文献2では、 光ディスクのカートリッジにICメモリを埋め込み、目的の光ディスクを容易に見つけ出す技術を提案している。この技術では、光ディスクの本体ではなくカートリッジにICメモリを埋め込み、またICメモリのリーダーをICメモリの端子に接触させて情報を読み取る点が特許文献1と異なる。また、さらに異なる点として、ICメモリに記録する情報は、この技術以前には光ディスクのラベルに文字として書き込んでいた情報を、ICメモリの容量に合わせてさらに詳細にICメモリに記録し、これによりキーワード検索を可能にしている。
また、特許文献3では、光ディスクの不正コピーを防ぐために、復号キーを記録した無線ICチップをDVDなどの光ディスクに埋め込む技術を提案している。この技術では、光ディスクに情報を暗号化して記録し、その暗号化された情報を復号化するための復号キーを無線ICチップに記録して光ディスクに埋め込む。この光ディスクの所有者は、光ディスクの内容を読み出す際に無線ICチップに記録された復号キーを用いて光ディスクの内容を複合化することができる一方、不正コピーした光ディスクには無線ICチップが含まれないため、光ディスクの内容を正しく読み出すことができない。
上記の他に、無線ICチップを埋め込んだ光ディスクを、流通などのさらに大きなシステムの一部として利用する技術が提案されている。
特開2002−288963号公報 特開平5−109236号公報 特開2002−373029号公報
本発明は次の4つの課題を解決することを目的とする。
まず第1の課題は、光ディスクの書き換え回数の管理であり、以下にその詳細を述べる。
DVD−RWなどの書き換え可能な光ディスクは、その書き換え可能な回数が有限であり、スムーズな運用のためには光ディスク1枚ごとに書き換え回数を管理することが好ましい。しかし、台帳などで書き換え回数を管理するのは手間がかかり、また、他者と光ディスクを交換した場合に書き換え回数などの管理情報も交換する必要がある。そのため、光ディスク自体に書き換え回数などの管理情報を記録できることが望まれる。
しかし、DVD−RWの記録面に管理情報を記録した場合、書き換え回数が上限に近づくと管理情報自体の書き込み結果が不安定になり、書き換え回数が間違って記録される恐れがある。
本発明は、光ディスクの書き換え回数を記録する他の手段を提供することを第1の課題とする。
次に第2の課題は、光ディスクの特性の保存であり、以下にその詳細を述べる。
レーザー光線によって情報を書き込む光ディスクドライブでは、光ディスクの特性に合わせて書き込む際のレーザー光線の強弱を変更する事を行っており、そのレーザー光線の強弱のパターンをライトストラテジと呼ぶ。ライトストラテジは光ディスクに書き込まれたパラメータを元に算出し、そのパラメータは光ディスクが工場から出荷される際に書き込まれる。
しかし、光ディスクの製造上のばらつきや経年変化により光ディスクの実際の特性と書き込まれたパラメータが合致しないことがあり、そのような光ディスクを使用すると書き込みが失敗することがある。
そこで、一部の光ディスクドライブでは、光ディスクに書き込みを試行して、光ディスクの実際の特性を測定した後に本来の情報の書き込みを行っている。なおこの方法では、光ディスクの測定結果は保存されないため、複数回書き込みが可能な光ディスクであっても、毎回書き込みの試行を行っている。
本発明は、測定した光ディスクの特性を記録する手段を提供し、書き込みの試行を減らすことを第2の課題とする。
次に第3の課題は、ファイル管理情報のバックアップであり、以下にその詳細を述べる。
光ディスクに記録されるデータはファイルとして管理され、ディスク面上のファイルの書き込み位置などのファイル管理情報も光ディスク上に記録される。このファイル管理情報はファイルの読み書きにとって非常に重要であるため、ディスク上の2箇所に同じ内容のファイル管理情報を置くなどの措置がとられているが、同じ媒体上にあるため傷などによって2つとも利用できなくなる可能性がある。
本発明は、ファイル管理情報の複製をバックアップする他の手段を提供することを第3の課題とする。
次に第4の課題は、光ディスクの判別時間の短縮であり、以下にその詳細を述べる。
CDやDVDなどの複数の種類の光ディスクを読むことの出来る光ディスクドライブでは、ドライブに挿入された光ディスクの種類を判別するために、あらかじめ定められた手順で光学的な読み出しを試行する。この手順は長い場合で数十秒かかることもあり、ユーザーにとって不便となっている。
本発明は、光ディスクの種類を判別する他の手段を提供することを第4の課題とする。
本発明は上記4つの課題を解決することを目的とする。
本発明では、無線ICチップを埋め込んだ光ディスクと、リーダーを備えた光ディスクドライブを用い、前記光ディスクドライブがリーダーによって無線ICチップに管理情報を読み書きし、また前記光ディスクドライブがその処理に前記管理情報を利用することで前記課題を解決する。
前記管理情報は、光ディスクの書き換え回数、ライトストラテジに関わる光ディスクの特性、ファイル管理情報、光ディスクの種別のいずれかまたはこれらの組み合わせである。
本発明によれば、無線ICチップに書き換え回数の情報を保存することで、DVD−RW等の書き換え可能光ディスクの書き換え回数を管理できる。
また、本発明によれば、書き込み可能光ディスクのライトストラテジに関わる特性を無線ICチップに保存することで、前記特性の測定を一度だけで済ませることができる。
また、本発明によれば、無線ICチップにファイル管理情報の複製を保存することで、光ディスク上のファイル管理情報が失われた場合でも、光ディスクの読み書きが出来る。
また、本発明によれば、光ディスクの種別を判別する手順の代わりに、無線ICチップに保存した光ディスクの種別を読み出すことで、光ディスクの判別にかかる時間を短縮できる。
なお、本発明で無線ICチップに記録する管理情報は、光ディスクの通常の使用に必須なものではないため、本発明による光ディスクや光ディスクドライブと、本発明によらない通常の光ディスクや光ディスクドライブとを組み合わせて使用した場合でも、単に本発明による利点を得られないだけで、通常の光ディスクとして使用することができる。
また、本発明で無線ICチップに記録する管理情報は、光ディスクドライブ内で処理し、パソコンなどの外部の機器に頼らずに課題を達成できる。
本発明によれば、光ディスク一般に共通の利便性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
以下、本発明の第1の実施例を、図1、図2および図3を用いて説明する。
図1は本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の一実施例を示すブロック図であり、図2は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の一実施例を示すブロック図であり、図3は本実施例で光ディスクの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。
図1は、本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の一実施例を示すブロック図であり、1は光ディスクドライブであり、2は光ディスクドライブ1に挿入された光ディスクであり、21は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップであり、11は光ディスクドライブ1の動作を制御する制御手段であり、111は書き換え回数インクリメント手段であり、12は光ディスク2を回転させるスピンドルモーターであり、13は光ディスクに記録された情報を読み書きする光学ヘッド、サーボであり、14は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップに情報を読み書きするリーダーであり、15は書き換え回数表示手段である。
図2は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の一実施例を示すブロック図であり、21は無線ICチップであり、211は無線通信手段であり、212は記憶手段であり、213は記憶手段212内の書き換え回数記憶領域である。
図3は本実施例の制御手段11が行う処理の一部を示すフローチャートであり、S11は処理であり、S12は処理であり、S13は処理であり、S14は処理であり、S15は処理であり、S16は処理である。
次に図1、図2および図3を用いて、本発明による光ディスクドライブの一実施例の動作を説明する。
まず図1を用いて光ディスクドライブ1の動作を説明する。図1の光ディスクドライブ1は、パソコンなど(図示せず)から読み書きの指示があると、制御手段11がスピンドルモーター12や光学ヘッド、サーボ13を制御し、光ディスク2の内容を読み書きする。この動作は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同じ動作である。
図1における本発明に特徴的な動作として、制御手段11は、光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップ21に記録された書き換え回数をリーダー14を用いて読みだし、書き換え回数表示手段15に表示する。また、光ディスクドライブ1が光ディスク2を書き換えた場合には、書き換え回数を書き換え回数インクリメント手段111によってインクリメントした後、無線ICチップ21に書き込む。
次に図2を用いて無線ICチップ21の動作を説明する。
無線ICチップ21は、無線通信手段211を用いてリーダー14との間で無線通信を行い、リーダー14から要求があると記憶手段212内の書き換え回数記憶領域213に保存された書き換え回数を読み出し、無線通信手段211によってリーダー14に送る。
また、リーダー14から書き換え回数が書き込まれた場合には、書き換え回数記憶領域213に保存する。
次に図3を用いて制御手段11の動作を説明する。
制御手段11は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同様に、スピンドルモーター12や光ヘッド13の動作を制御して光ディスクの読み書きの処理を行うとともに、以下に説明する書き換え回数の管理処理も行う。
制御手段11は、書き換え回数の管理処理として、図3のフローチャートの処理を行い、まず処理S11でリーダー14を用いて光ディスク2の無線ICチップ21から書き換え回数Nを読み出す。
次に処理S12でNを書き換え回数表示手段15を用いて表示する。次に処理S13で、光ディスク2の書き換え処理を待ち受ける。
光ディスク2の書き換え処理があった場合には処理S14に進み、書き換え回数インクリメント手段111によりNに1を足して新しいNとする。
次に処理S15で新しいNを書き換え回数表示手段15を用いて表示する。次に処理S16でリーダー14を用いて光ディスク2の無線ICチップ21に新しいNを書き換え回数として書き込み、処理を終了する。
なお、上記の処理S12および処理S15は書き換え回数Nを書き換え回数表示手段15に表示する処理としたが、書き換え回数Nを光ディスクドライブ2の外部の機器へ通知する処理で代替しても良い。あるいは、両方の処理を行っても良い。
また、上記では書き換え回数の表示のみを行ったが、書き換え回数Nが所定の回数を越えていた場合に警告を発する処理や、書き換え処理を中止する処理を追加、あるいはこれらの処理で代替しても良い。
本実施例では、上記のように書き換え回数を表示したり、あるいは書き換え回数が所定の回数以上になった場合に警告を発したり、書き換え処理を中止することで、書き換えを開始する前に書き換えの失敗を防ぐように光ディスクを管理することが出来る。
次に、本発明の第2の実施例を、図4、図5および図6を用いて説明する。
図4は本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第2の実施例を示すブロック図であり、図5は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第2の実施例を示すブロック図であり、図6は本実施例で光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。
図4は、本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第2の実施例を示すブロック図であり、1は光ディスクドライブであり、2は光ディスクドライブ1に挿入された光ディスクであり、21は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップであり、11は光ディスクドライブ1の動作を制御する制御手段であり、112はライトストラテジ制御手段であり、113はライトストラテジ制御テーブルであり、12は光ディスク2を回転させるスピンドルモーターであり、13は光ディスクに記録された情報を読み書きする光学ヘッド、サーボであり、14は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップに情報を読み書きするリーダーでる。
図5は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第2の実施例を示すブロック図であり、21は無線ICチップであり、211は無線通信手段であり、212は記憶手段であり、214は記憶手段212内のライトストラテジ制御情報記憶領域である。
図6は本実施例の光ディスクの制御手段11が行う処理の一部を示すフローチャートであり、S21は処理であり、S22は処理であり、S23は処理であり、S24は処理であり、S25は処理である。
次に図4、図5および図6を用いて、本発明による光ディスクドライブの第2の実施例の動作を説明する。
まず図4を用いて光ディスクドライブ1の動作を説明する。図4の光ディスクドライブ1は、パソコンなど(図示せず)から読み書きの指示があると、制御手段11がスピンドルモーター12や光学ヘッド、サーボ13を制御し、光ディスク2の内容を読み書きする。また、光ディスク2に書き込む際のライトストラテジは、ライトストラテジ制御手段112が、ライトストラテジ制御テーブル113に書き込まれた情報に基づいて制御する。ここまでの動作は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同じ動作である。
図4における本発明に特徴的な動作として、制御手段11は、光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップ21に記録されたライトストラテジ制御情報をリーダー14を用いて読みだし、ライトストラテジ制御テーブル113に格納する。また、ライトストラテジ制御テーブル113にライトストラテジ制御情報が無い場合には、光ディスク2に書き込みの試行を行うことでライトストラテジ制御情報を算出し、ライトストラテジ制御テーブル113に格納する。
次に図5を用いて無線ICチップ21の動作を説明する。
無線ICチップ21は、無線通信手段211を用いてリーダー14との間で無線通信を行い、リーダー14から要求があると記憶手段212内のライトストラテジ制御情報記憶領域214に保存されたライトストラテジ制御情報を読み出し、無線通信手段211によってリーダー14に送る。
また、リーダー14からライトストラテジ制御情報が書き込まれた場合には、ライトストラテジ制御情報記憶領域214に保存する。
次に図6を用いて制御手段11の動作を説明する。
制御手段11は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同様に、スピンドルモーター12や光ヘッド13の動作を制御して光ディスクの読み書きの処理を行うとともに、以下に説明するライトストラテジ制御情報の管理処理も行う。
制御手段11は、ライトストラテジ制御情報の管理処理として、図6のフローチャートの処理を行い、まず処理S21でリーダー14を用いて無線ICチップ21にライトストラテジ制御情報が保存されていることを確認する。
無線ICチップ21にライトストラテジ制御情報が保存されている場合には処理S22に進み、ライトストラテジ制御情報が保存されていない場合には処理S23に進む。処理S22では、リーダー14を用いて光ディスク2の無線ICチップ21からライトストラテジ制御情報を読み出し、処理S25に進む。
処理S23では、光ディスク2に書き込みの試行を行うことでライトストラテジ制御情報を算出し、処理S24に進む。
次に処理S24ではリーダー14を用いて光ディスク2の無線ICチップ21にライトストラテジ制御情報を書き込み、処理S25に進む。
処理S25では、処理S22で読み出したか、または処理S23で算出したライトストラテジ制御情報をライトストラテジ制御テーブル113に格納し、処理を終了する。
以後、光ディスクドライブ1が光ディスク2に書き込みを行う際には、ライトストラテジ制御手段112がライトストラテジ制御テーブル113に格納されたライトストラテジ制御情報を元にライトストラテジを管理する。
本実施例では、上記のようにライトストラテジ制御情報を無線ICチップ21に保存することで、光ディスクへの書き込み前に行っていたライトストラテジの算出を1度だけで済ませることが出来る。
次に、本発明の第3の実施例を、図7、図8、図9および図10を用いて説明する。
図7は本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第3の実施例を示すブロック図であり、図8は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第3の実施例を示すブロック図であり、図9は本実施例で光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートであり、図10は本実施例で光ディスクドライブの制御手段が行う処理の別の一部を示すフローチャートである。
図7は、本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第3の実施例を示すブロック図であり、1は光ディスクドライブであり、2は光ディスクドライブ1に挿入された光ディスクであり、21は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップであり、11は光ディスクドライブ1の動作を制御する制御手段であり、114はファイルアクセス制御手段であり、115はファイルアクセス管理情報テーブルであり、12は光ディスク2を回転させるスピンドルモーターであり、13は光ディスクに記録された情報を読み書きする光学ヘッド、サーボであり、14は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップに情報を読み書きするリーダーである。
図8は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第3の実施例を示すブロック図であり、21は無線ICチップであり、211は無線通信手段であり、212は記憶手段であり、215は記憶手段212内のファイルアクセス管理情報記憶領域である。
図9は本実施例で光ディスクドライブの制御手段11が行う処理の一部を示すフローチャートであり、S31は処理であり、S32は処理である。
図10は本実施例で光ディスクドライブの制御手段11が行う処理の別の一部を示すフローチャートであり、S41は処理であり、S42は処理である。
次に図7、図8、図9および図10を用いて、本発明による光ディスクドライブの第3の実施例の動作を説明する。
まず図7を用いて光ディスクドライブ1の動作を説明する。図7の光ディスクドライブ1は、光ディスク2にファイルを読み書きする前に、まず光ディスク2に記録されたファイルアクセス管理情報を読み出し、ファイルアクセス管理情報テーブル115に格納する。前記ファイルアクセス管理情報には、ディスクボリュームの構造に関する情報やディスク面上のファイルの配置に関する情報などが含まれる。
光ディスクドライブ1に対してパソコンなど(図示せず)からファイルの読み書きの指示があると、制御手段11はファイルアクセス管理情報テーブル115に格納されたファイルアクセス管理情報を元に目的のファイルの配置を特定し、スピンドルモーター12や光学ヘッド、サーボ13を制御し、光ディスク2へのファイルの読み書きを行う。また、その結果によってファイルアクセス管理情報テーブル115のファイルアクセス管理情報を更新し、光ディスク2に書き戻す。ここまでの動作は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同じ動作である。
図7における本発明に特徴的な動作として、制御手段11は、光ディスク2からのファイルアクセス管理情報の読み出しに失敗した場合に、リーダー14を用いて無線ICチップ21に記録されたファイルアクセス管理情報を読みだし、ファイルアクセス管理情報テーブル115に格納することを行う。また、ファイルアクセス管理情報に変更があった場合には、無線ICチップ21に記録されたファイルアクセス管理情報を更新する。
次に図8を用いて無線ICチップ21の動作を説明する。
無線ICチップ21は、無線通信手段211を用いてリーダー14との間で無線通信を行い、リーダー14から要求があると記憶手段212内のファイルアクセス管理情報記憶領域215に保存されたファイルアクセス管理情報を読み出し、無線通信手段211によってリーダー14に送る。また、リーダー14からファイルアクセス管理情報が書き込まれた場合には、ファイルアクセス管理情報記憶領域215に保存する。
次に図9および図10を用いて制御手段11の動作を説明する。制御手段11は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同様に、スピンドルモーター12や光ヘッド13の動作を制御して光ディスクの読み書きの処理を行うとともに、以下に説明するファイルアクセス管理情報の管理処理も行う。
制御手段11は、ファイルアクセス管理情報の管理処理として、図9のフローチャートの処理を行い、まず処理S31で光ディスク2に記録されたファイルアクセス管理情報が読み出せ無くなる状況が発生するのを待ち受ける。光ディスク2からファイルアクセス管理情報が読み出せない場合には処理S32に進み、リーダー14を用いて無線ICチップ21からファイルアクセス管理情報を読み出し、ファイルアクセス管理情報テーブル115に格納する。
制御手段11は、ファイルアクセス管理情報の管理処理として、さらに図10のフローチャートの処理を行い、まず処理S41でファイルアクセス管理情報テーブル115のファイルアクセス管理情報が更新されるのを待ち受ける。ファイルアクセス管理情報が更新されると処理S42に進み、ファイルアクセス管理情報テーブル115のファイルアクセス管理情報を、リーダー14を用いて無線ICチップ21のファイルアクセス管理情報記憶領域215に保存する。
本実施例では、上記のようにファイルアクセス管理情報を光ディスク2にだけでなく無線ICチップ21にも保存することで、表面に傷がつくなどして光ディスク2上のファイルアクセス管理情報が読みだせない場合でもファイルを読み書きできる。また、無線ICチップ21に保存されたファイルアクセス管理情報を元に、光ディスク2上のファイルアクセス管理情報の復旧を試みることも出来る。
次に、本発明の第4の実施例を、図11、図12および図13を用いて説明する。
図11は本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第4の実施例を示すブロック図であり、図12は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第4の実施例を示すブロック図であり、図13は本実施例で光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。
図11は、本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第4の実施例を示すブロック図であり、1は光ディスクドライブであり、2は光ディスクドライブ1に挿入された光ディスクであり、21は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップであり、11は光ディスクドライブ1の動作を制御する制御手段であり、116はディスク種別判別手段であり、117はディスク種別情報テーブルであり、118はスイッチであり、12は光ディスク2を回転させるスピンドルモーターであり、13は光ディスクに記録された情報を読み書きする光学ヘッド、サーボであり、14は光ディスク2に埋め込まれた無線ICチップに情報を読み書きするリーダーである。
図8は本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第4の実施例を示すブロック図であり、21は無線ICチップであり、211は無線通信手段であり、212は記憶手段であり、216は記憶手段212内のファイルアクセス管理情報記憶領域である。
図9は本実施例で光ディスクドライブの制御手段11が行う処理の一部を示すフローチャートであり、S31は処理であり、S32は処理である。
図10は本実施例で光ディスクドライブの制御手段11が行う処理の別の一部を示すフローチャートであり、S41は処理であり、S42は処理である。
次に図11、図12および図13を用いて、本発明による光ディスクドライブの第4の実施例の動作を説明する。
まず図11を用いて光ディスクドライブ1の動作を説明する。図11の光ディスクドライブ1は、パソコンなど(図示せず)から読み書きの指示があると、制御手段11がスピンドルモーター12や光学ヘッド、サーボ13を制御し、光ディスク2の内容を読み書きする。その際、制御手段11は、ディスク種別情報テーブル117にあるディスク種別情報に従い、制御の手順を切り替える。ディスク種別情報テーブル117に格納するディスク種別情報は、ディスク種別判別手段116が光ディスク2から読み出すことができる。この動作は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同じ動作である。
図11における本発明に特徴的な動作として、制御手段11は、スイッチ118をリーダー14側に切り替え、無線ICチップ21からディスク種別情報を読み出し、ディスク種別情報テーブル117に格納する。
次に図12を用いて無線ICチップ21の動作を説明する。
無線ICチップ21は、無線通信手段211を用いてリーダー14との間で無線通信を行い、リーダー14から要求があると記憶手段212内のディスク種別情報記憶領域216に保存されたディスク種別情報を読み出し、無線通信手段211によってリーダー14に送る。ディスク種別情報記憶領域216へのディスク種別情報の書き込みは、光ディスク2を工場から出荷する際に行うことが出来るが、光ディスク2を使用する以前のどの時点で行っても良い。
次に図13を用いて制御手段11の動作を説明する。
制御手段11は、本発明によらない通常の光ディスクドライブと同様に、スピンドルモーター12や光ヘッド13の動作を制御して光ディスクの読み書きの処理を行うとともに、以下に説明するディスク種別の管理処理も行う。
制御手段11は、ディスク種別の管理処理として、図13のフローチャートの処理を行い、まず処理S51で光ディスク2の挿入を待ち受ける。光ディスク2が挿入されたならば処理S52に進み、スイッチ118をリーダー14側に切り替える。次に処理53で、無線ICチップ21からディスク種別情報が読み出せることを確認する。処理53でディスク種別情報を読み出せる場合には処理S54に進み、読み出したディスク種別情報をディスク種別情報テーブル117に格納する。
処理53でディスク種別情報を読み出せない場合には処理S55に進み、スイッチ118をディスク種別判別手段116側に切り替える。
次に処理56で、ディスク種別判別手段116により光ディスク上の情報を読み取り、光ディスク2のディスク種別を判別し、判別したディスク種別をディスク種別情報テーブル117に格納する。
本実施例によれば、光ディスク2上の情報を読み出してディスク種別を判別する場合、数十秒を要することがあるのに対し、無線ICチップから読み出す場合には1秒未満で済むため、本実施例によればディスク種別情報の取得時間を短縮できる。
本発明は、CDやDVDなどの光ディスクの利便性を向上するものであり、本発明の実施で得られる利便性の向上は光ディスクの基本的な動作に関わるため、光ディスクを利用した全ての用途で効果が得られる。
また本発明の実施に必要な変更点は光ディスクと光ディスクドライブの内部に限られ、外部の機器に頼らずに実施できる。また、本発明によらない通常の光ディスクや光ディスクドライブと組み合わせて使用した場合でも、本発明による利便性の向上が得られないものの、通常の光ディスクや光ディスクドライブとして使用できるため、従来の機器と混在して使用することもできる。よって、光ディスク、光ディスクドライブを利用した従来のどの用途においても利用できる。
本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の一実施例を示すブロック図である。 第1の実施例で光ディスクの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。 本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第2の実施例を示すブロック図である。 本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第2の実施例を示すブロック図である。 第2の実施例の光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。 本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第3の実施例を示すブロック図である。 本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第3の実施例を示すブロック図である。 第3の実施例の光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。 第3の実施例の光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。 本発明による光ディスクドライブと光ディスクの構成の第4の実施例を示すブロック図である。 本発明による光ディスクに埋め込まれた無線ICチップの構成の第4の実施例を示すブロック図である。 第2の実施例の光ディスクドライブの制御手段が行う処理の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1...光ディスクドライブ
11...制御手段
12...スピンドルモーター
13...光ヘッド
14...リーダー
15...書き換え回数表示手段
111...書き換え回数インクリメント手段
112...ライトストラテジ制御手段
113...ライトストラテジ制御情報テーブル
114...ファイルアクセス制御手段
115...ファイルアクセス管理情報テーブル
116...ディスク種別判別手段
117...ディスク種別管理情報テーブル
118...スイッチ
2...光ディスク
21...無線ICチップ
211...通信手段
212...記憶手段
213...書き換え回数記憶領域
214...ライトストラテジ制御情報記憶領域
215...ファイルアクセス管理情報記憶領域
216...ディスク種別情報記憶領域
S11...処理、S12...処理、S13...処理、S14...処理、S15...処理、
S16...処理、S21...処理、S22...処理、S23...処理、S24...処理、
S25...処理、S31...処理、S32...処理、S41...処理、S42...処理、
S51...処理、S52...処理、S53...処理、S54...処理、S55...処理、
S56...処理

Claims (12)

  1. 無線通信によって情報の読み出しが可能な無線ICチップを備えた光ディスクから光学的に情報を記録、再生する光ディスクドライブであって、
    前記光ディスクの管理情報を記憶する領域を有する前記無線ICチップから情報を読み出すリーダーを有し、前記光ディスクへの光学的な読み書きを処理する際に、前記リーダーを用いて読み出した前記管理情報を利用することを特徴とする光ディスクドライブ。
  2. 無線通信によって情報の読み出しが可能な無線ICチップを備えた光ディスクから光学的に情報を記録、再生する光ディスクドライブであって、
    前記光ディスクの管理情報を記憶する領域を有する前記無線ICチップに情報の記憶、再生を行うリーダーを有し、前記光ディスクへの光学的な読み書きを処理する際に、前記リーダーを用いて記憶、再生した前記管理情報を利用することを特徴とする光ディスクドライブ。
  3. 前記光ディスクの光学的な書き換え処理を行うたびに、前記管理情報として前記光ディスクの光学的な書き換え回数が記憶された無線ICチップに、前記書き換え回数をインクリメントして書き戻すことを特徴とする請求項2記載の光ディスクドライブ。
  4. 前記光ディスクへの光学的な書き込み処理は、前記管理情報として光ディスクのライトストラテジが記憶された無線ICチップから読み出したライトストラテジに従って行うことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の光ディスクドライブ。
  5. 前記管理情報として光ディスクのファイルアクセス管理情報を前記無線ICチップに記憶し、前記光ディスク上に光学的に記録したファイルアクセス管理情報が使用できない場合には、前記無線ICチップから読み出したファイルアクセス管理情報を利用してファイルの読み書きを行うことを特徴とする請求項2記載の光ディスクドライブ。
  6. 前記光ディスクが前記光ディスクドライブに挿入された際に、前記管理情報として光ディスクのディスク種別情報が記憶された無線ICチップから読み出したディスク種別情報によってディスク種別を判別することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の光ディスクドライブ。
  7. 無線通信によって情報の読み出しが可能な無線ICチップを備えた光ディスクであって、
    前記無線ICチップには前記光ディスクの管理情報を記憶する領域を有し、
    前記光ディスクから光学的に情報を記録、再生する光ディスクドライブの無線ICチップリーダーから、前記管理情報を読み出されて、光学的な情報の記録、再生に利用されることを特徴とする光ディスク。
  8. 無線通信によって情報の読み出しが可能な無線ICチップを備えた光ディスクであって、
    前記無線ICチップには前記光ディスクの管理情報を記憶する領域を有し、
    前記光ディスクから光学的に情報を記録、再生する光ディスクドライブの無線ICチップリーダーから、前記管理情報の記憶または再生処理を行われることによって、光学的な情報の記録、再生処理に利用されることを特徴とする光ディスク。
  9. 前記光ディスクの光学的な書き換え処理が行われるたびに、前記管理情報として前記光ディスクの光学的な書き換え回数が記憶された無線ICチップに、前記光ディスクドライブにより書き換え回数がインクリメントされて書き戻されることを特徴とする請求項8記載の光ディスク。
  10. 前記光ディスクへの光学的な書き込み処理は、前記管理情報として光ディスクのライトストラテジが記憶された無線ICチップから読み出されたライトストラテジに従って前記光ディスクドライブにより行われることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の光ディスク。
  11. 前記光ディスク上に光学的に記録したファイルアクセス管理情報が使用できない場合には、前記管理情報として光ディスクのファイルアクセス管理情報が記憶された無線ICチップから読み出されたファイルアクセス管理情報を利用されて前記光ディスクドライブによりファイルの読み書きを行われることを特徴とする請求項8記載の光ディスクドライブ。
  12. 前記光ディスクが前記光ディスクドライブに挿入された際に、前記管理情報として光ディスクのディスク種別情報が記憶された無線ICチップから読み出されたディスク種別情報によって前記光ディスクドライブによりディスク種別を判別されることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の光ディスクドライブ。
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