JP2007019727A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが画像形成ジョブを実行する前に、過去に設定された画像形成ジョブでのトナー使用量に基づいて、これから実行する画像形成ジョブのトナー使用状況を把握することを可能とする。
【解決手段】本発明に係る画像形成システムによれば、画像形成装置において画像形成ジョブの設定が行われてジョブが実行されると、当該画像形成ジョブにおける画像率及びトナー使用率が算出され、ジョブ設定情報、画像率及びトナー使用率を含むジョブ情報がサーバ2に送信され、ジョブ情報記憶手段に記憶される。画像形成装置において、操作手段により過去のジョブ情報の読み出しが指示されると、サーバに対してジョブ情報記憶手段に記憶されている過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の送信要求が行われ、サーバから送信されたジョブ情報が表示手段に表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、入力された画像データに基づいて、転写紙上に画像を形成し出力する画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置において、ユーザ毎に使用したトナー消費量の累積結果を把握するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、各ユーザが過去に登録したジョブ設定をサーバから読み出し、同一のジョブ設定が可能な画像形成システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−329404号公報 特開2003−303061号公報
しかしながら、特許文献1においては、各ユーザのトナー消費量の累積結果が把握可能なだけであり、画像形成ジョブを実行する前にユーザがトナー使用量の傾向を把握することはできないため、実行しようとする画像形成ジョブのトナーの使用量に応じてユーザがトナーの節約を図ることができなかった。また、特許文献2においては、過去に登録したジョブ設定と同一のジョブ設定を行っても、過去のトナー残量と現在のトナー残量とが異なっている可能性が高く、現在のトナー残量が十分でなく、画像形成ジョブ終了後にトナー不足で画像が薄くなっていることに気づくことがあった。
本発明の課題は、ユーザが画像形成ジョブを実行する前に、過去に設定された画像形成ジョブでのトナー使用量に基づいて、これから実行する画像形成ジョブのトナー使用状況を把握することを可能とすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
入力された画像データに基づいて、転写紙上に画像を形成し出力する画像形成装置において、
表示画面を表示する表示手段と、
画像形成ジョブにおける画像形成条件の設定を行うためのジョブ設定手段と、
前記ジョブ設定手段からの設定内容に基づいて当該画像形成ジョブで画像形成された画像の画像率を算出する画像率算出手段と、
前記画像率算出手段により算出された画像率に基づいて、前記画像形成ジョブにおけるトナー使用量を算出するトナー使用量算出手段と、
前記画像形成ジョブに対して設定されたジョブ設定情報、前記算出された画像率及び前記算出されたトナー使用量を含むジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶手段と、
新たな画像形成ジョブに対する画像形成条件の設定時に、前記ジョブ情報記憶手段から過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報を読み出して、前記過去の画像形成ジョブに対するジョブ設定情報、画像率及びトナー使用量を含むジョブ情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記ジョブ情報に任意の名称を設定する名称設定手段を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
現在のトナー残量を検知するトナー残量検知手段と、
前記表示手段に表示された過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の中から今回の画像形成ジョブに適用するジョブ設定情報を含むジョブ情報を選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択されたジョブ情報に含まれるトナー使用量と前記トナー残量検知手段により検知されたトナー残量とを比較し、前記トナー残量が少ない場合に、トナー残量不足である旨を警告する警告手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、
入力された画像データに基づいて、転写紙上に画像を形成し出力する画像形成装置とサーバとが通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続された画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、表示画面を表示する表示手段と、画像形成ジョブにおける画像形成条件の設定を行うためのジョブ設定手段と、前記ジョブ設定手段からの設定内容に基づき当該画像形成ジョブで画像形成された画像の画像率を算出する画像率算出手段と、前記画像率算出手段により算出された画像率に基づいて、前記画像形成ジョブにおけるトナー使用量を算出するトナー使用量算出手段とを備え、前記画像形成ジョブに対して設定されたジョブ設定情報、前記算出された画像率及び前記算出されたトナー使用量を含むジョブ情報を前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信し、
前記サーバは、ジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶手段を備え、前記画像形成装置から前記通信ネットワークを介してジョブ情報が受信されると、この受信されたジョブ情報を前記ジョブ情報記憶手段に記憶し、
前記画像形成装置は、新たな画像形成ジョブに対する画像形成条件の設定時に、前記サーバに対して前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の送信要求を行い、前記サーバから送信された前記過去の画像形成ジョブに対するジョブ設定情報、画像率及びトナー使用量を含むジョブ情報を前記表示手段に表示させることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記画像形成装置は、前記ジョブ情報に任意の名称を設定する名称設定手段を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
前記画像形成装置は、現在のトナー残量を検知するトナー残量検知手段と、前記表示手段に表示された過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の中から今回の画像形成ジョブに適用するジョブ設定情報を含むジョブ情報を選択するための選択手段と、前記選択手段により選択されたジョブ情報に含まれるトナー使用量と前記トナー残量検知手段により検知されたトナー残量とを比較し、前記トナー残量が少ない場合に、トナー残量不足である旨を警告する警告手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1、4に記載の発明によれば、ユーザが画像形成ジョブを実行する前の新たな画像処理条件の設定時に、過去に設定された画像形成ジョブでのトナー使用量に基づいて、これから実行する画像形成ジョブのトナー使用状況を把握することが可能となる。
請求項2、5に記載の発明によれば、ジョブ情報に対してユーザが任意の名称を設定することが可能となる。
請求項3、6に記載の発明によれば、選択されたジョブ情報の内容で画像形成ジョブを実行した場合にトナー不足が発生するか否かをユーザが事前に予測することができるので、画像形成ジョブを実行した後でトナー不足により所望の仕上がりとならなかったことに気づくといったことがなくなる。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本発明に係る画像形成システム100の全体構成を示す。図1に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置1とサーバ2とがLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークNTを介してデータ送受信可能に接続されて構成されている。画像形成装置1の台数は、特に限定されない。
画像形成装置1としては、複写機、プリンタ、FAX、複合機等を適用可能である。本実施の形態においては、電子写真プロセスを用いた複合機を適用した場合を例にとり説明する。
図2に、画像形成装置1の機能構成例を示す。また、図3に、画像形成装置1内部の概略構成例を示す。図2に示すように、画像形成装置1は、スキャナ手段101、プリント手段102、操作手段103、表示手段104、通信手段105、CPU106、記憶手段107、RAM108、PWM信号レベルカウント手段109、画像率算出手段110、トナー使用率算出手段111、トナー残量算出手段112等を備えて構成され、各部はバス113を介して接続されている。
スキャナ手段101は、図3に示す原稿自動給紙手段a、原稿台b、原稿読取手段c等により構成される。原稿自動給紙手段aは、原稿トレイtに載置された原稿をプラテンガラス等により構成される原稿台b上に1枚ずつ自動給送する。原稿読取手段cは、CCD(Charge Coupled Device)と、光源と、A/D変換器とを備え、光源から原稿へ照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取ったアナログ画像信号をA/D変換してプリント手段102に出力する。
プリント手段102は、図3に示す書込み手段d、用紙給紙手段e、クリーニング手段f、帯電手段g、現像手段h、感光体ドラムi、転写手段j、定着手段k、排紙手段l等を備えて構成され、原稿読取手段cから入力される画像データに基づいて、電子写真方式により転写紙上に画像を形成して出力する。
プリント手段102においては、原稿読取手段cから画像データが入力されると、書込み手段dにおいて、入力された画像データを画像処理し、画像処理された画像データに基づきPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、入力されたPWM信号に基づいて、帯電手段gにより帯電された感光体ドラムi表面にレーザ光を照射することにより静電潜像を書き込む。感光体ドラムi表面に静電潜像が書き込まれると、現像手段hにおいて、感光体ドラムiの静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、用紙給紙手段eから搬送された転写紙に対し、転写手段jにおいてトナーを転写して画像を形成する。画像が形成された転写紙は、定着手段kに搬送され、定着手段kにおいて転写紙上のトナー像を定着させた後、排紙手段lから排紙する。感光体ドラムi上の転写されなかったトナーは、クリーニング手段fにより除去する。
操作手段103は、画像形成装置1に対する各種設定や動作指示等を入力するためのテンキー、コピースタートボタンを始めとする各種操作ボタン、表示手段104の表示画面上に構成されるタッチパネル等を備え、押下されたボタンの操作信号や表示画面上の位置信号をCPU106に出力する。
本実施の形態において、操作手段103は、図4に示すように、個人認証情報入力手段m、モード選択ボタンn、頻度ボタンo、履歴ボタンp、ジョブ設定ボタンq及び名称設定ボタンrを備えている。
個人認証情報入力手段mは、ユーザの認証情報を入力するものである。本実施の形態においては、個人認証情報入力手段mは、指紋情報を入力するための指紋センサであることとするが、これに限定されず、指紋以外の生体情報、例えば、虹彩等の情報を入力する生体情報入力手段を用いてもよい。また、個人認証情報入力手段mは、ユーザID及びパスワードを入力するものとしてもよいし、ICカード(例えば、ユーザの個人情報等が記録されたICカード)の情報を読み取るICカード読取装置としてもよい。
モード選択ボタンnは、サーバ2に記憶されているユーザ毎に記憶されているジョブ情報(詳細後述)を読み出すモードを設定するためのボタンである。
頻度ボタンoは、サーバ2に記憶されているジョブ情報を表示する際の並び順を頻度順に設定するためのボタンである。
履歴ボタンpは、サーバ2に記憶されているジョブ情報を表示する際の並び順を履歴順に設定するためのボタンである。
ジョブ設定ボタンqは、表示手段104に表示されたジョブ情報から所望のジョブ情報を選択し設定するためのボタンである。
名称設定ボタンrは、ジョブ情報に任意の名称を設定することを指示するためのボタンである。
また、操作手段103は、表示手段104の表示画面上を覆う透明タッチパネルを有し、表示画面上に表示された操作キーに対応する透明タッチパネルの押下位置の座標情報を検出することにより操作指示の入力を検出する。このタッチパネルにより、実行するジョブにおける転写紙サイズ、出力部数、片面/両面印刷、倍率、濃度、ステープル等の画像処理条件(後処理条件を含む)の設定(ジョブ設定)、ジョブ情報に設定する名称等を入力することができる。
即ち、操作手段103は、ジョブ設定手段、名称設定手段、選択手段として機能する。
ここで、ジョブ(画像形成ジョブ)とは、画像形成に関する一連の動作を指し、例えば、複数枚の原稿をコピーする場合には、複数枚のコピーに関する一連の動作が1ジョブであり、複数部数のコピーを行う場合は、複数部数分のコピーに関する一連の動作が1ジョブである。ジョブ情報とは、実行された各ジョブに関する情報であり、ジョブ実行時に操作手段103を介して設定されたジョブ設定情報、画像率算出手段110により算出された画像率の情報、トナー使用率算出手段111により算出されたトナー使用率の情報が含まれる。ジョブ設定情報とは、転写紙サイズ、出力部数、片面/両面印刷、倍率、濃度、ステープル等、各ジョブに対して設定された画像形成条件(後処理条件を含む)の情報である。画像率は、転写紙に対して形成された画像の割合を示すものであり、転写紙の全面の画素に黒(最高の濃度)の画像が形成された場合、画像率が100%となる。トナー使用率は、画像形成装置1にトナーが100%補充された状態のトナー量(画像形成装置1に装填される1トナーボトル当たりのトナー量)に対して、使用したトナー量の割合を示すものである。
表示手段104は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU106から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に各種設定画面の表示や画像形成装置1の状態表示等を行う。
通信手段105は、LANアダプタやルータ等によって構成され、通信ネットワークNTに接続されたサーバ2を始めとする各装置とのデータ送受信を行う。
CPU(Central Processing Unit)106は、操作手段103の操作により、記憶手段107に記憶されているシステムプログラムやジョブ制御処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置1各部の動作を集中制御する。
記憶手段107は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、画像形成装置1に対応するシステムプログラム及び該システムプログラム上で実行可能なジョブ制御プログラムをはじめとする各種処理プログラム等を記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU106は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶手段107は、画像形成装置1の各ユーザを一意に識別するためのユーザIDと指紋情報とを対応付けて記憶するユーザ認証情報ファイルを記憶している。
RAM108は、CPU106により実行制御される各種処理において、記憶手段107から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
PWM信号レベルカウント手段109は、画像形成に使用するPWM信号のHレベル信号をカウントする。ここで、PWM信号がLレベルのとき、書込み手段dのレーザが点灯し、画像形成されず、PWM信号がHレベルのとき、書込み手段dのレーザが点灯せず、画像形成されるとすると、転写紙1ページに画像が形成される割合、即ち1ページ当たりの画像率は、1ページ分の画像形成時のPWM信号のHレベルをカウントし、このカウント数を1ページ分のPWM信号の総カウント数で除算することにより求めることができる。例えば、1画素当たり64階調で画像形成する場合、1画素当たりのPWM信号のHレベルが64段階の幅を持つことになる。この1画素当たりのPWM信号のHレベルの幅を高周波のクロックでサンプリングしてカウントし、これを1ページ分の全画素について加算していくことにより、1ページ当たりのPWM信号Hレベルカウント数が求められる。PWM信号レベルカウント手段109は、ジョブ実行時、各ページ毎にPWM信号のHレベルをカウントし、画像率算出手段110に出力する。
画像率算出手段110は、PWM信号レベルカウント手段109から入力される各ページのPWM信号のHレベルのカウント数に基づいて、実行されたジョブで転写紙上に形成された各ページの画像率及び実行されているジョブ全体(ジョブ全ページ分)の画像率を算出する。
具体的には、画像率算出手段110は、各転写紙サイズ毎に1ページ当たりのPWM信号の総カウント数を保持している。例えば、A4サイズで総画素数が7000画素×4900ライン=34300000画素の場合、PWM信号は、1画素あたり64の段階を持つので、A41ページ当たりのPWM信号総カウント数は34300000画素×64=2195200000となる。画像率算出手段110は、入力された各ページのPWM信号のHレベル信号のカウント数と、予め保持されている使用した転写紙サイズのPWM信号総カウント数により、下記の式により各ページの画像率、ジョブ全体の画像率を求める。
〔各ページの画像率〕
(該当ページにおけるPWM信号のHレベルカウント数)/(使用した転写紙サイズにおける1ページ当たりのPWM信号の総カウント数)×100
〔ジョブ全体の画像率〕
(各ページにおけるPWM信号のHレベルカウント数の総和)/(使用した転写紙サイズにおける1ページ当たりのPWM信号の総カウント数×ページ数)×100
トナー使用率算出手段111は、画像率算出手段110により算出されたジョブ実行時の各ページの画像率に基づいて、ジョブ全体でのトナー使用率を算出する。
具体的には、トナー使用率算出手段111は、転写紙サイズ毎の1ページ当たりのトナー使用係数αを保持している。このトナー使用係数αは、画像率100%の画像を1枚形成したときのトナー使用率である。トナー使用率算出手段111は、
N=トナー係数α×1ページ分の画像率
として各ページに対してNを算出し、各ページに対するNの総和を求めることにより、ジョブ全体のトナー使用率を算出する。
上述のトナー使用率算出手段111は、トナー使用量算出手段に相当するものである。本実施の形態においては、トナー使用量をユーザが把握しやすくするため、トナー使用量をトナー使用率として算出し、表示手段104にトナー使用量を表示する際にもトナー使用率として表示することとするが、トナー使用量そのものを算出して表示するようにしてもよい。
トナー残量検知手段112は、トナーボトルが新しいものに交換されてから、即ち、画像形成装置1に100%トナーが補充されてからのトナー使用率を累積し、1から累積されているトナー使用率を減算することによりトナー残量を検知する。本実施の形態においては、トナー残量を、画像形成装置1に100%トナーが補充されている状態に対するトナー残量の割合(トナー残量率)として検知するものとする。
画像率算出手段110、トナー使用率算出手段111、トナー残量検知手段112は、CPU106と記憶手段107に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現することとしてもよいし、専用のハードウエアにより実現することとしてもよい。
サーバ2は、通信ネットワークNTを介して画像形成装置1とデータ送受信を行うための通信手段と、HDD(Hard Disk)等により構成されるジョブ情報記憶手段を備えたPC(Personal Computer)であり、画像形成装置1から送信されたジョブ情報をユーザIDに対応付けてジョブ情報記憶手段に記憶する。また、画像形成装置1からユーザID及びジョブ情報送信要求が送信されると、送信されたユーザIDに対応するジョブ情報をジョブ情報記憶手段から読み出し、指定された並び順に並びかえて送信要求を行った画像形成装置1に送信する。
次に、動作について説明する。
図5に、CPU106において実行されるジョブ制御処理を示す。当該処理は、CPU106と記憶手段107に記憶されたジョブ制御処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理であり、当該処理の実行により制御手段が実現される。以下、図5を参照して、ジョブ制御処理について説明する。
まず、ユーザ認証情報入力手段mから指紋情報が入力されると、ユーザ認証処理が実行され、入力された指紋情報と記憶手段107に記憶されたユーザ認証情報ファイルの各指紋情報とが照合され、入力された指紋情報と一致した指紋情報に対応するユーザIDが読み出され、RAM108に格納される(ステップS1)。なお、個人認証情報ファイルに入力された指紋情報と一致する指紋情報がない場合には、表示手段104にエラーメッセージが表示される。
ユーザ認証後、モード選択ボタンnが押下され、サーバ2に記憶されているジョブ情報の読み出しが指示されると(ステップS2;YES)、頻度ボタンo又は履歴ボタンpの受け付け画面が表示され、頻度ボタンo又は履歴ボタンpが押下されてジョブ情報の並び順が設定されると(ステップS3)、通信手段105を介してサーバ2と通信が行われて認証されたユーザに対応するジョブ情報が取得される(ステップS4)。具体的には、画像形成装置1からサーバ2に対し、RAM108に記憶されているユーザID、並び順とともにジョブ情報送信要求が送信される。サーバ2においては、ジョブ情報送信要求が受信されると、ジョブ情報記憶手段から指定されたユーザIDの過去のジョブ情報が検索され、検索されたジョブ情報が指定された並び順で並び替えられ、ジョブ情報送信要求を行った画像形成装置1に送信される。
認証されたユーザ、即ち現在操作を行っているユーザの過去のジョブ情報がサーバ2から取得されると、取得されたジョブ情報が表示画面上に表示される(ステップS5)。
図6に、ステップS5において表示手段104の表示画面上に表示されるジョブ情報表示画面の一例を示す。図6においては、ステップS3で履歴順が設定された場合に表示されるジョブ情報表示画面を示している。履歴順では、最近使用したジョブ情報から順に表示される。図6に示すように、ジョブ情報表示画面では、過去に行ったジョブごとに、当該ジョブを行った「日付」、当該ジョブ設定に対して登録された「名称」、当該ジョブの「設定内容(ジョブ設定情報)」、当該ジョブを実行したときの「画像率」、当該ジョブを実行したときの「トナー使用率」が対応付けて表示される。
「名称」は、ジョブを設定した際、そのジョブ情報に対しユーザが設定した名称であり、原稿の内容を表す名称を設定しておくことにより、表示されたジョブ情報がどのような原稿に対して行ったジョブの設定内容、画像率、トナー使用率であるのかをユーザが判別可能となる。ジョブの設定内容が同じで原稿が異なる場合、画像率やトナー使用率が変わってくるので便利である。例えば、週報をコピーする際のジョブ情報に、履歴NO.2で示すように「週報」という名称を設定しておけば、週報を画像形成した際のジョブの設定内容、画像率、トナー使用率をユーザが容易に把握することが可能となる。また、背景が黒の原稿をコピーした場合に、履歴NO.3で示すように「背景黒」という名称を設定しておけば、画像率、トナー使用率が高かった理由をユーザが判別可能となる。
「画像率」は、上述したように、転写紙に対して形成された画像の割合を示すものであり、転写紙の全面の画素に黒(最高の濃度)の画像が形成された場合、画像率が100%となる。
「トナー使用率」は、上述したように、100%補充された状態のトナー量に対して、使用したトナー量の割合を示すものである。
このように、各ユーザが過去に設定登録したジョブ毎に画像率やトナー使用率の実績を表示することにより、ユーザがジョブを実行する前に、今回設定しようとするジョブ設定でどのくらいのトナーが使用されるかを把握することが可能となる。これにより、例えば、トナー使用率が高ければ、ユーザは、濃度設定を変えてトナー使用量を抑える等のトナーの節約を行うことが可能となる。
ジョブ情報表示画面からユーザにより所望のジョブ設定が含まれるジョブ情報が選択操作され、選択手段としてのジョブ設定ボタンpが押下されることにより、今回のジョブに適用するジョブ設定内容を含むジョブ情報が選択されると(ステップS6)、トナー残量検知手段111から現在のトナー残量率が取得され、選択されたジョブ情報のトナー使用率と現在のトナー残量率との比較が行われる(ステップS7)。比較の結果、トナー残量率が低い場合には(ステップS8;YES)、表示手段104にトナー残量不足が予想される旨が警告表示される(ステップS9;警告手段)。この警告表示は、例えば、ジョブ情報表示画面にトナー残量不足が予想される旨をポップアップ表示してもよいし、ジョブ情報表示画面上のトナー使用率の欄を点滅表示させる等により行うようにしてもよい。また、LED(Light Emitting Diode)を点滅させる、警告ブザーを出力する等によりトナー不足をユーザに警告するようにしてもよい。トナー不足の警告方法をユーザが設定できるようにすると好ましい。
ジョブ情報の選択後、当該ジョブ情報のジョブ設定内容からの設定変更が受け付けられる(ステップS10)。例えば、ジョブ情報表示画面上の設定内容を変更したい項目内容が押下されると、その項目に対する設定画面がポップアップ表示され、新たな内容を設定することができる。
一方、ステップS2において、モード選択ボタンnが押下されなかった場合(ステップS2;NO)、表示手段104にジョブ設定用の画面が表示され、転写紙サイズ、出力部数、両面/片面印刷、濃度等のジョブ設定が行われる(ステップS11)。
ジョブの設定が完了し、名称登録ボタンrが押下されると(ステップS12;YES)、表示手段104に名称設定画面が表示され、当該画面から入力された名称がジョブの名称として設定登録される(ステップS13)。そして、スタートボタンの押下に応じて、ジョブが開始され、スキャナ手段101において原稿の画像が読み取られ、プリンタ手段102においてステップS4〜S11で設定されたジョブ設定内容で画像形成が実施される(ステップS14)。また、PWM信号レベルカウント手段109が動作し、PWM信号のレベルがカウントされる(ステップS15)。
画像形成が終了すると、PWM信号レベルカウント手段109からのカウント数に基づいて、実行されたジョブに対する画像率及びトナー使用率が算出される(ステップS16)。そして、通信手段105により、ユーザID、ジョブ実行日付、名称、ジョブの設定内容、画像率及びトナー使用率のジョブ情報がサーバ2に送信され(ステップS17)、本処理は終了する。
サーバ2においては、ジョブ情報が受信されると、ジョブ情報記憶手段に当該ジョブ情報が記憶される。
以上説明したように、画像形成システム100によれば、画像形成装置1において、操作手段103を介してジョブの設定が行われてジョブが実行されると、当該画像形成ジョブにおける画像率及びトナー使用率が算出され、ジョブ設定情報、画像率及びトナー使用率を含むジョブ情報がサーバ2に送信され、ジョブ情報記憶手段に記憶される。画像形成装置1において、操作手段103により過去のジョブ情報の読み出しが指示されると、サーバ2に対してジョブ情報記憶手段に記憶されている過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の送信要求が行われ、サーバから過去のジョブ情報が受信されると、受信されたジョブ情報を含むジョブ情報表示画面が表示手段104に表示される。当該ジョブ情報表示画面から一のジョブ情報が選択され、設定が指示されると、選択されたジョブ情報に含まれるジョブ設定情報が今回のジョブに対して設定される。そして、今回のジョブにおける画像率及びトナー使用率が算出され、ジョブ設定情報、画像率及びトナー使用率を含むジョブ情報がサーバ2に送信され、ジョブ情報記憶手段に記憶される。
従って、ユーザがジョブを実行する前に、ユーザがジョブを実行する前の新たな画像処理条件の設定時に、過去に設定されたジョブでのトナー使用量に基づいて、これから設定し実行するジョブのトナー使用状況を把握することが可能となる。これにより、例えば、トナー使用率が高ければ、ユーザは、濃度設定を変えてトナー使用量を抑える等のトナーの節約を行うことが可能となる。
また、画像形成装置1は、ジョブ情報に対してユーザが任意の名称を設定することが可能であるので、過去に同一のジョブ設定内容、即ちジョブ設定情報があっても、原稿毎に名称をつけてジョブ情報を設定登録することが可能となる。また、ジョブ情報に対し原稿の内容を示す名称を設定しておけば、ユーザが次に同様の原稿をコピーする際のジョブ情報の選択が容易となる。
また、画像形成装置1は、ジョブ情報表示画面からジョブ情報が選択されると、選択されたジョブ情報に含まれるトナー使用率と現在のトナー残量率とを比較し、トナー残量率が少ない場合にトナー不足の警告表示を行うので、ユーザはトナー不足を予測することが可能となり、ジョブを実行した後でトナー不足により所望の仕上がりとならなかったことに気づくといったことがなくなる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る画像形成システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、ジョブ情報記憶手段をサーバ2に備えることとしたが、画像形成装置1に大容量のHDD等の記憶装置を備える構成とし、この大容量記憶装置をジョブ情報記憶手段とするようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、ユーザがトナーの使用量を感覚的に把握しやすいようにトナー使用率を求めて表示することとしたが、トナー使用量そのものを表示するようにしてもよい。
また、ジョブ情報記憶手段には、各ジョブ設定情報に対応付けて画像率のみを記憶しておき、トナー使用量の算出は、ジョブ情報記憶手段から読み出された画像率に基づいて算出するようにしてもよい。また、画像率やトナー使用率の算出をサーバ側で行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、1画素の濃度を多値で表現する場合を例にとり説明したが、1画素を2値(白又は黒)で表現する場合についても、本発明を適用することができる。1画素を2値で表現する画像形成装置の場合、例えば、ジョブ全体における画像形成画素数をカウントし、
(ジョブ全体における画像形成画素数)/(使用した転写紙サイズにおける1ページ当たりの画素数の総カウント数×ページ数)×100
を算出することにより、画像率を求めることができる。また、トナー使用率は、画像形成装置1に装填するトナーボトル1本で画像形成可能な画素数を固定値として保持しておき、
(ジョブ全体における画像形成画素数)/(トナーボトル1本で画像形成可能な画素数)×100
を算出することにより求めることができる。
その他、画像形成システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る画像形成システム100の全体構成を示す図である。 画像形成装置1の機能的構成を示すブロック図である。 画像形成装置1内部の概略構成を示す図である。 操作手段103の概略構成を示す図である。 CPU106により実行されるジョブ制御処理を示すフローチャートである。 ジョブ情報表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 画像形成システム
1 画像形成装置
101 スキャナ手段
a 原稿自動給紙手段
b 原稿台
c 原稿読取手段
102 プリント手段
d 書込み手段
e 用紙給紙手段
f クリーニング手段
g 帯電手段
h 現像手段
i 感光体ドラム
j 転写手段
k 定着手段
l 排紙手段
103 操作手段
m 個人認証情報入力手段
n モード選択ボタン
o 頻度ボタン
p 履歴ボタン
q ジョブ設定ボタン
r 名称設定ボタン
104 表示手段
105 通信手段
106 CPU
107 記憶手段
108 RAM
109 PWM信号レベルカウント手段
110 画像率算出手段
111 トナー使用率算出手段
112 トナー残量検知手段
2 サーバ
NT ネットワーク

Claims (6)

  1. 入力された画像データに基づいて、転写紙上に画像を形成し出力する画像形成装置において、
    表示画面を表示する表示手段と、
    画像形成ジョブにおける画像形成条件の設定を行うためのジョブ設定手段と、
    前記ジョブ設定手段からの設定内容に基づいて当該画像形成ジョブで画像形成された画像の画像率を算出する画像率算出手段と、
    前記画像率算出手段により算出された画像率に基づいて、前記画像形成ジョブにおけるトナー使用量を算出するトナー使用量算出手段と、
    前記画像形成ジョブに対して設定されたジョブ設定情報、前記算出された画像率及び前記算出されたトナー使用量を含むジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶手段と、
    新たな画像形成ジョブに対する画像形成条件の設定時に、前記ジョブ情報記憶手段から過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報を読み出して、前記過去の画像形成ジョブに対するジョブ設定情報、画像率及びトナー使用量を含むジョブ情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ情報に任意の名称を設定する名称設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 現在のトナー残量を検知するトナー残量検知手段と、
    前記表示手段に表示された過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の中から今回の画像形成ジョブに適用するジョブ設定情報を含むジョブ情報を選択するための選択手段と、
    前記選択手段により選択されたジョブ情報に含まれるトナー使用量と前記トナー残量検知手段により検知されたトナー残量とを比較し、前記トナー残量が少ない場合に、トナー残量不足である旨を警告する警告手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 入力された画像データに基づいて、転写紙上に画像を形成し出力する画像形成装置とサーバとが通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続された画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、表示画面を表示する表示手段と、画像形成ジョブにおける画像形成条件の設定を行うためのジョブ設定手段と、前記ジョブ設定手段からの設定内容に基づき当該画像形成ジョブで画像形成された画像の画像率を算出する画像率算出手段と、前記画像率算出手段により算出された画像率に基づいて、前記画像形成ジョブにおけるトナー使用量を算出するトナー使用量算出手段とを備え、前記画像形成ジョブに対して設定されたジョブ設定情報、前記算出された画像率及び前記算出されたトナー使用量を含むジョブ情報を前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、ジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶手段を備え、前記画像形成装置から前記通信ネットワークを介してジョブ情報が受信されると、この受信されたジョブ情報を前記ジョブ情報記憶手段に記憶し、
    前記画像形成装置は、新たな画像形成ジョブに対する画像形成条件の設定時に、前記サーバに対して前記ジョブ情報記憶手段に記憶されている過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の送信要求を行い、前記サーバから送信された前記過去の画像形成ジョブに対するジョブ設定情報、画像率及びトナー使用量を含むジョブ情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は、前記ジョブ情報に任意の名称を設定する名称設定手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記画像形成装置は、現在のトナー残量を検知するトナー残量検知手段と、前記表示手段に表示された過去の画像形成ジョブに対するジョブ情報の中から今回の画像形成ジョブに適用するジョブ設定情報を含むジョブ情報を選択するための選択手段と、前記選択手段により選択されたジョブ情報に含まれるトナー使用量と前記トナー残量検知手段により検知されたトナー残量とを比較し、前記トナー残量が少ない場合に、トナー残量不足である旨を警告する警告手段と、を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成システム。
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