JP2007100794A - ドライブシャフトのボルトの抜け止め具 - Google Patents

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Shigeru Nemoto
茂 根本
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Abstract

【課題】自動車、特に大型車の後輪のドライブシャフトの分解作業等において、ドライブシャフトをホイール部に締着していたボルトの抜け止め用に最適な工具を提供する。
【解決手段】ドライブシャフトの頭頂部を覆うことが可能な円形の止板2と、前記ドライブシャフトの頭頂部に磁着可能に前記止板2の一方の面に固定された円形環状のマグネット3と、該マグネット3の中心部に前記止板2から突出する突起部(ビス)5と、前記止板2の他方の面の中心部に突設した取っ手部4とを有するドライブシャフトのボルトの抜け止め具1を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車、特に大型車の後輪のドライブシャフトの分解作業等において、該ドライブシャフトをホイール部に締着しているボルトの抜け止め具に関する。
大型車の後輪の一例の縦断面図を図5に示す。
図5において、Aはドライブシャフトであり、Bがドライブケース、Cがホイールである。
ホイールCはハブDを介して前記ドライブケースBに回動自在にマウントされており、前記ドライブシャフトAはボルトEによって該ホイールCに締着されていて、前記ドライブシャフトAが該ホイールCを回転駆動する構造になっている。
自動車整備工場等において大型車の後輪の分解を行なうときは、前記ボルトEをドライブシャフトAから外した後、該ドライブシャフトAの抜き取りを行なう。
従来は、分解作業時にボルトEをドライブシャフトAから外して保管するようにしていた。
尚、これらボルトEの数は、各ドライブシャフト当り6本乃至10本である。
整備作業が終り、後輪部の再組み作業において、ドライブシャフトAを組み付けるときは、外してあったボルトEをいちいち取りつけながら組み立てを行なっていた。
しかし、これは作業性が悪く、手間がかかかるという不具合があった。
そこで、分解作業時にドライブシャフトAとホイールC(又はハブD)との連結を解除した後もこれら連結用のボルトEがドライブシャフトAから外れないようなボルトの抜け止め具の研究を行なった。
尚、ボルト抜け止め具として、例えば特許文献1がある。
特開2000−192935号公報
前記特許文献1に記載のボルトの抜け止め具は、常時ボルトに取り付けて使用するものなので、車両のコストアップにつながるという問題があった。
又、ここで車両整備業者にとって、必要なボルトの抜け止め具は、工具として使用可能な外付け式のものが好ましいという問題があった。
本発明は上記の問題点を解消し、車両のコストアップにつながることなく、工具として使用可能な、ドライブシャフトのボルトの抜け止め具を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成すべく、ドライブシャフトの頭頂部を複数のボルトで自動車のホイール部に締着する方式のドライブシャフトに使用する工具であって、ドライブシャフトの頭頂部を覆うことが可能で前記ボルトの抜け止めを防止する止板と、前記ドライブシャフトの頭頂部に磁着可能に前記止板の一方の面に固定されたマグネットと、前記止板の他方の面に突設した取っ手部とを有する。
本発明によれば、ドライブシャフトの分解作業整備時に、ホイールとの締着用ボルトをドライブシャフトに取り付けたままドライブシャフトの取り外しができて保管が便利となり、又、ドライブシャフトの再組み付け時には、前記連結用ボルトがドライブシャフトに組み付いているので、簡単に作業が行える効果を有する。
本発明を実施するための最良の形態の実施例を示す。
本発明の1実施例を図1乃至図3により説明する。
図1は本発明のドライブシャフトのボルトの抜け止め具1の縦断面図であり、図2はその平面図である。
前記抜け止め具1は、止板2と、該止板2の一方の面に固定された環状のマグネット3と、該止板2の他方の面の中心部に突設した取っ手部4とを有している。
前記止板2は可撓性を有する円形の透明な樹脂板からなり、その外径は、大型車の後輪のドライブシャフトAの頭頂部(フランジ部)Fよりも大きな直径を有している。
又、前記マグネット3は、前記ドライブシャフトAの頭頂部Fに設けられている膨出部F1に当接可能な外径を有しており、前記止板2の一方の面の中心部に固定された金属製の受け皿3a内に固着されている。
5は半球状の頭部を有するビスからなる突起部で該ビス5は前記受け皿3aを、前記止板2を介在して前記取っ手部4に締着して互に固定している。
尚、前記ビス5の頭部は、ドライブシャフトAの頭頂部Fの中心にある凹部(センター穴)F2に嵌入可能に形成され、前記マグネット3より多少飛び出る位置で固定されている。
又、前記取っ手部4は、鍋蓋の取っ手の如き円筒状をしている。
次に、本発明のボルトの抜け止め具1の使用方法について説明する。
大型車の後輪の分解を行なうときは、ドライブシャフトAとホイールとを締着しているボルトEを緩めて両者を分離させてから、図3に示す如く、ボルトEをドライブシャフトAのボルト孔に留めた状態で、該ドライブシャフトAの頭頂部F上にボルトの抜け止め具1を係止する。
即ち、ボルトの抜け止め具1は、中心部にあるビス5の頭部とドライブシャフトAの頭頂部Fの中心部にある凹部F2に嵌入させると共に、マグネット3を前記ドライブシャフトAの膨出部F1に磁着させて、該頭頂部Fに係止される。
このとき前記ボルトEは、抜け止め具1が有する止板2の干渉によって前記ドライブシャフトAの頭頂部Fのボルト孔から抜け出すことが阻止されて、該ドライブシャフトAに保持される。
尚、前記止板2を透明な樹脂板からなるものとしたので、ボルトの抜け止め具1の前記ドライブシャフトAの頭頂部Fへの取り付けが容易であり、又、ドライブシャフトAとホイールとの締着時にも、ホイールのボルト孔へのボルトEの挿入が容易である。
更に又、前記止板2は樹脂製で軽量なので、作業者が作業時に怪我をする危険性がない。
図4は本発明の他の実施例を示し、この実施例の抜け止め具1は、ドライブシャフトAの頭頂部Fに突起部が形成されていて該突起部が止板2に当って抜け止め具1が前記頭頂部Fに係止することが困難な場合に好適であり、この実施例の抜け止め具1は前記突起部が当る個所の止板2に方形或いは円形の透孔6が形成されている。
かくて、前記実施例の如く抜け止め具1をドライブシャフトAに係止するときに、該ドライブシャフトAの頭頂部Fの突起部が透孔6内に嵌入して抜け止め具1が該頭頂部Fに確実に係止する。
尚、前記透孔6は、頭頂部に形成されている突起部に応じて1或いは複数形成し、又該透孔6の開口面積の大きさは突起部の大きさに応じて形成すればよい。
本発明は自動車、特に大型車の後輪のドライブシャフトの分解整備作業を行なう車両整備工場等において利用される。
本発明のドライブシャフトのボルトの抜け止め具の縦断面図である。 同上ボルトの抜け止め具の平面図である。 同上ボルトの抜け止め具の使用方法を示す説明図である。 本発明の他の実施例のドライブシャフトのボルトの抜け止め具の平面図である。 大型車の後輪の一例の縦断面図である。
符号の説明
1 ドライブシャフトのボルトの抜け止め具
2 止板
3 マグネット
4 取っ手部
5 突起部(ビス)
F2 凹部(センター穴)







Claims (3)

  1. ドライブシャフトの頭頂部を複数のボルトで自動車のホイール部に締着する方式のドライブシャフトに使用する工具であって、ドライブシャフトの頭頂部を覆うことが可能で前記ボルトの抜け止めを防止する止板と、前記ドライブシャフトの頭頂部に磁着可能に前記止板の一方の面に固定されたマグネットと、前記止板の他方の面に突設した取っ手部とを有するドライブシャフトのボルトの抜け止め具。
  2. 前記止板に透孔を形成した請求項1に記載のドライブシャフトのボルトの抜け止め具。
  3. 前記マグネットの中心部に前記止板から突出する突起部を有して該突起部を前記シャフトの頭頂部の凹部に係合可能に形成した請求項1又は請求項2に記載のドライブシャフトのボルトの抜け止め具。




































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