JP2007114977A - 計量器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
使用者の安否確認に役立てるため、電気、ガス、水道等の使用パターンの変化を検出することができる計量器を提供する。
【解決手段】
制御部3は、電気、ガス、水道等の被測定系の使用量を検出する使用量検出部2により検出された使用量を各時間帯毎に順次記憶部4aに記憶し、最新の時間帯使用量と、記憶部4bに記憶された対応する過去の時間帯使用量との差を算出し、その使用量の差が記憶部4cに記憶された対応する時間帯の許容量を越えたのが所定回数に達した時に異常情報を作成することとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は被測定系の使用電力量等を測定する計量器に関する。
従来より、一般家庭や工場、事業所の使用電力量、使用ガス量、使用水量を測定する計量器が普及してきている。当該計量器は、被測定系の使用電力量、使用ガス量、使用水量を測定する使用量検出手段と、使用量検出手段で検出した使用量をデータに編集する制御部と、制御部にて編集されたデータを表示する表示部とを具備している。
また、使用電力量、使用ガス量、使用水量等の使用量データから使用者である住人の安否を判断する装置としては、使用者の標準的な使用量パターンを記憶しておき、当日の使用量パターンが異常であるか判断するシステムがある。(例えば特許文献1)
特開2003−6337号公報(第7頁、図1)
近年、独居老人の所帯が増えているが、独居老人が体調を崩した等の通報は、同居人がいないため行われにくい。独居老人である使用者が体調を崩した場合、電気、ガス、水道の使用量が従来の使用量パターンと変化する場合が多い。例えば電気の使用量の場合、従来使用されていた時間帯に極端に電力の消費量が少なくなっている場合は体調を崩しテレビ等の使用ができない状態にあることを、従来使用されない時間帯に使用量が多い場合は、電熱器具等の使用中に体調を崩し消すことができなくなったことを疑うことができる。このような場合に迅速に独居老人の安否確認を行うことが必要とされる。
しかしながら、従来のシステムは使用量のパターン変化にて異常を検出する方式であり、例えば、24時間等長時間の使用量を蓄積した後に判断するため、迅速な異常判断ができなかった。また、細かな時間毎に使用者の過去の使用量を記憶していくため、大容量の記憶装置を必要とし、機器やサービスが高価なものとなっていた。
本発明は、使用者の安否確認に役立てるため、迅速に使用量の異常を検出することができ、小容量の記憶装置にて効率的に使用量データを記憶することができる計量器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による計量器は、被測定系の使用量検出手段と、前記使用量検出手段により検出された使用量を時間帯毎に順次記憶する第一の記憶手段と、対応する時間帯毎の許容量を記憶する第二の記憶手段と、最新の時間帯使用量と対応する前記第一の記憶手段に記憶された過去の時間帯使用量との差が前記第二の記憶手段に記憶された対応する時間帯の許容量を越える時に異常と判断する異常判別手段と、前記異常判別手段により異常と判断された回数が所望の回数に達したときに異常情報を作成する異常情報作成手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、迅速に使用量の異常を検出することができ、小容量の記憶装置にて効率的に使用量データを記憶することができる計量器を提供することができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明による計量器の実施例1について図1を参照して説明する。
図1において、1は計量器本体で、電力量計、ガスメータ、水道メータ等がこれにあたる。
2は使用量検出部で電力量計の場合は使用電力量検出装置により構成され、外部から供給される電圧、負荷側で使用される使用電流を検出し、乗算し使用電力量データに変換する。ガスメータの場合は使用ガス量検出装置により構成され、ガス流量を検出し使用ガス量データに変換する。水道メータの場合は使用水量検出装置により構成され、水流量を検出し使用水量データに変換する。
3は制御部でマイクロコンピュータ等により構成され、使用量検出部2の検出結果を使用量データとして編集し記憶、表示を制御する。なお、ここで使用量データとは電力量計の場合は総積算使用電力量ならびに各時間帯毎の使用電力量等、ガスメータの場合は総積算使用ガス量ならびに各時間帯毎の使用ガス量等、水道メータの場合は総積算使用水量ならびに各時間帯毎の使用水量等、需要家の使用状況に関するデータをいう。
4a、4b、4cは記憶部でRAMのような半導体メモリにより構成され、記憶部4aは各時間帯毎の使用量データを、記憶部4bは例えば過去30日分の各時間帯毎の使用量データの平均使用量を、記憶部4cは各時間帯毎の許容される差分値を表す許容量をそれぞれ記憶している。なお許容量は外部から通信により、または製造時にプログラムに書き込まれる等して設定される。
5は表示部で液晶表示器等により構成されており、制御部3にて異常と判断された場合に異常情報を、また制御部3にて演算された使用量データを表示する。
6は通信部でカレントループ等のインタフェース回路にて構成され、外部の伝送制御装置を介し電話回線に接続されたり、ネットワークに接続されたりする。制御部3にて異常と判断されたときの異常情報や、演算された使用量データを外部に伝送する。
7は電波送信部で本実施例における計量器本体1の外部に取り付けられた電波送受信式記憶装置8に対し制御部3にて異常と判断されたときの異常情報ならびに演算された使用量データを無線電波にて伝送し、その伝送動作は制御部3に制御されている。
8は電波送受信式記憶装置で所謂RFタグ、ICタグと呼ばれる電波により書き込み、呼び出しができる不揮発性半導体メモリで構成され、電波送信部7により送信された異常情報や使用量データを記憶する。この電波送受信式記憶装置8は計量器筐体表面等に貼られる。ここで電波送受信式記憶装置8は例えば図2に示すように構成される。すなわち201はアンテナであり電波の送受を行う。202は送受信部でアンテナ201を介し電波信号を送受信する。203は記憶部で強誘電メモリ(F−RAM)等の不揮発性メモリにより構成されており、送受信部202が受信した場合は異常情報や、使用量データを記憶し、送信する場合は同様のデータを読み出す機能を有する。
10はタイマで年月日時分秒を計数し、その時計情報を制御部3に伝えている。
次に、本実施例の動作を図3のプログラム構成図を参照しつつ、電力量計の例にて説明する。本プログラムは制御部3内のプログラムメモリ内に記憶され、制御部3の動作を制御している。使用量検出部2は使用者が使用した使用電力量を検出し制御部3にその検出結果を伝える。制御部3はこの検出結果を使用量データであるところの各時間帯毎の使用電力量に変換し当該データを記憶部4aに記憶させ、表示器5に表示させる。その使用量データは記憶部4aに図4に示すとおりに記憶される。つまり制御部3は予め決められた時間帯毎に、その時間が経過する都度、順次各時間毎の使用量データを作成し記憶部4aに記憶させていく。
制御部3は例えば過去30日分の対応する各時間帯毎の使用量データの平均を計算し記憶部4bに記憶させる。記憶部4cには許容量が記憶されている。当該許容量は外部から通信にて設定され、または、製造時にプログラムに書き込まれているものである。
制御部3は各時間帯の終了時刻かを判断し(ステップ301)各時間帯経過時に新たに各時間帯毎の使用量データを作成し記憶部4aに記憶させる(ステップ302)。例えば当日の9:00経過時には6:00〜9:00の使用電力量を算出し6:00〜9:00の時間帯の使用量データとして3.0kWhを記憶部4aに記憶させる。
使用者の使用量異常を検出する一の方法は以下の手順で行われる。つまり、当日の時間帯の使用量と記憶部4bに記憶されている対応する時間帯の平均使用量との差を計算し(ステップ303)記憶部4cに記憶されている許容量以上の差があるかを判断し(ステップ304)その差が許容量以上である場合、演算部3は異常であると判断する。この例においては時間帯「6:00〜9:00」、「その他時間帯」の当日分と対応する時間帯の平均使用量の差は許容量以下であるため、演算部3は異常と判断しない。しかし、時間帯「11:00〜14:00」「17:00〜23:00」の当日分と対応する時間帯の平均使用量の差は許容量以上であり、演算部3は異常と判断する。異常と判断した制御部3は異常回数のカウント値を「1」加算する(ステップ305)。さらに、制御部3は異常判断回数が設定されている異常判断回数値に達したか判断を行い(ステップ306)達した場合、異常情報を作成する(ステップ307)。例えば異常判断回数が「n」と設定されている場合、制御部3はn回異常判断した場合に異常情報作成を行う。これは、使用者の外出等、使用者の不測の事態でない場合に異常情報が表示、伝送されるのを防止することを目的としている。なお、この異常判断回数値は異常情報作成に移行する制御部3の異常判断回数を定めるパラメータで、一定時間内、例えば24時間内に何回異常判断したら異常情報の作成に移行するかを表す。この異常判断回数値は外部から通信により、または製造時にプログラムに書き込まれる等して設定される。
また、使用者の使用量異常を検出する他の方法は以下の手順で行われる。つまり、当日の時間帯の使用量と過去の例えば7日前の対応する時間帯の使用量と比較し許容量以上の差がある場合、演算部3は異常であると判断し異常情報を作成する。この例においては時間帯「6:00〜9:00」、「11:00〜14:00」、「その他時間帯」の当日分と対応する7日前の使用量の差は許容量以下であるため、演算部3は異常と判断しない。しかし、時間帯「17:00〜23:00」の当日分と対応する7日前の使用量の差は許容量以上であり、演算部3は異常と判断し異常情報を作成する。なお、上記例では当日の時間帯の使用量を過去の対応する時間帯の使用量と比較したが、一定期間、例えば過去30日間の対応する時間帯の最小値や最大値と比較する方法も考えられる。
異常情報が作成された場合、制御部3は異常情報を表示部5に表示させる(ステップ308)。また、制御部3は、異常情報を通信部6を介し例えば電話回線や電子メール等により営業所等に設置されているセンタ装置に伝送する(ステップ309)。さらに制御部3は、異常情報を電波送信部7を介し電波送受信式記憶装置8に記憶させる(ステップ310)。また、電子式電力量計の使用量データも併せて電波送信部7を介し電波送受信式記憶装置8に記憶させておく。その後、制御部3は時間帯平均値を更新し新たな平均値を記憶部4bに記憶させる(ステップ311)。
このようにすれば、時間帯毎に使用状態の変化があった場合、異常情報が早期に表示、または伝送されるので使用者の安否確認を行うことができ、使用者における不測の事態を未然に防ぐことができる。また、住人の安否判断サービスを行う者等により、例えば数時間に1度、電波送受信式記憶装置8としてのRFタグを剥がして持ち帰り、営業所等で異常情報の有無を調査すれば、住人の安否確認に役立てることができる。なお、RFタグを剥がす時、同時にデータ未記入のRFタグを貼り付けておけばさらに次回調査時までの異常情報を取得することができる。
以上のように、本実施例を用いれば、使用量異常があった場合、迅速に異常を検出し異常情報としてその旨記憶、伝送または表示することができる計量器を提供することができる。また、常時ではなく時間帯毎に使用量を記憶するため小容量の記憶装置にて効率的に使用量データを記憶することができる計量器を提供することができる。
本発明による計量器の実施例2について図5を参照して説明する。この実施例2の各部について、図1に示す実施例1の計量器の各部と同一部分は同一符号で示す。
この実施例2が、実施例1と相違する点は、実施例1では電波送信部7ならびに電波送受信式記憶装置8を設けているのに対し、実施例2ではこれらに代わり計量器内部に記憶装置9を設けている点である。実施例1では制御部3により電波送信部7を介し電波送受信式記憶装置8に異常情報ならびに使用量データを記憶させたのに対し、実施例2では計量器内部に記憶装置9を設け、制御部3により記憶装置9にこれらのデータを記憶させておく。
記憶装置9は無線電波による伝送機能を有しておりその構成は図6に示す。記憶装置9は所謂RFタグ、ICタグと呼ばれる電波により書き込み、呼び出しができる不揮発性半導体メモリにより構成されており、記憶ならびに読み出しは電気的に接続された制御部3により制御されるとともに外部からの電波によりデータの読み出しをすることも可能である。
601はアンテナで、外部装置、例えば電波発生機能を有するハンディターミナルと電波信号を送受信する。602は送受信部で、アンテナ601にて受信した電波発生機能を有するハンディターミナルから送信されるデータ送出を要求する信号を受信し、記憶部603が記憶している異常情報ならびに使用量データをアンテナ601から電波にて送信する。603は記憶部で不揮発性のメモリ、例えば強誘電メモリ(F−RAM)等により構成され、制御回路604を介し制御部3により記憶させられる異常情報ならびに使用量データを記憶する。604は制御回路で、外部と電気的な伝送の制御を行うものであり、制御部3とバス等により電気的に接続されてデータの書き込み、読み出しを行う。
制御部3は記憶装置9に異常情報ならびに使用量データを記憶させる。住人の安否判断サービスを行う者等により、例えば数時間に1度、電波送受信機能を持つハンディターミナル等で記憶装置9に記憶されている異常情報ならびに使用量データを調査すれば、使用者の安否確認に役立てることができる。
一方、通常電波による送受信を行う場合、電波の送受信には多大な電力を必要とする。ガスメータや水道メータは内部のバッテリ等を電力供給源として動作する場合が多い。通常の電波送受信回路を用いた場合、消費電力が大きいため、容量の大きなバッテリ等を必要とする。しかし、実施例において記憶装置9は外部からの電波を電源として動作しバッテリ等を必要としないので、計量器の電源を小型にすることができる。
以上のように、本実施例を用いれば、使用量異常があった場合、迅速に異常を検出し異常情報としてその旨記憶、伝送または表示することができる計量器を提供することができる。また、常時ではなく時間帯毎に使用量を記憶するため小容量の記憶装置にて効率的に使用量データを記憶することができる計量器を提供することができる。
本発明による計量器の実施例1の構成を示す内部構成図 本発明による計量器にかかる電波送受式記憶装置の構成を示す内部構成図 本発明による実施例1のプログラムを示すプログラム構成図 本発明による記憶部にかかるメモリ構成図 本発明による計量器の実施例2の構成を示す内部構成図 本発明による計量器にかかる記憶装置の構成を示す内部構成図
符号の説明
1 計量器本体
2 使用量検出部
3 制御部
4a 記憶部
4b 記憶部
4c 記憶部
5 表示器
6 通信部
7 電波送信部
8 電波送受信式記憶装置
9 記憶装置
10 タイマ
201 アンテナ
202 送受信部
203 記憶部
601 アンテナ
602 送受信部
603 記憶部
604 制御回路

Claims (9)

  1. 被測定系の使用量検出手段と、
    前記使用量検出手段により検出された使用量を時間帯毎に順次記憶する第一の記憶手段と、
    対応する時間帯毎の許容量を記憶する第二の記憶手段と、
    最新の時間帯使用量と対応する前記第一の記憶手段に記憶された過去の時間帯使用量との差が前記第二の記憶手段に記憶された対応する時間帯の許容量を越える時に異常と判断する異常判別手段と、
    前記異常判別手段により異常と判断された回数が所望の回数に達したときに異常情報を作成する異常情報作成手段と
    を具備したことを特徴とする計量器。
  2. 被測定系の使用量検出手段と、
    前記使用量検出手段により検出された使用量を時間帯毎に順次記憶する第一の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段に記憶された対応する時間帯毎の平均使用量を記憶する第二の記憶手段と、
    対応する時間帯毎の許容量を記憶する第三の記憶手段と、
    最新の時間帯の使用量と対応する前記第二の記憶手段に記憶された時間帯平均使用量との差が前記第三の記憶手段に記憶された対応する時間帯の許容量を越える時に異常と判断する異常判別手段と、
    前記異常判別手段により異常と判断された回数が所望の回数に達したときに異常情報を作成する異常情報作成手段と
    を具備したことを特徴とする計量器。
  3. 前記異常判別手段により作成された異常情報を通報する通信手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1または2記載の計量器。
  4. 前記異常判別手段により作成された異常情報を記憶し外部装置からの電波信号により前記異常情報を読み出すことが可能な記憶手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の計量器。
  5. 被測定系の使用量検出手段と、前記使用量検出手段により検出された使用量を時間帯毎に順次記憶する第一の記憶手段と、対応する時間帯毎の許容量を記憶する第二の記憶手段と、最新の時間帯使用量と対応する前記第一の記憶手段に記憶された過去の時間帯使用量との差が前記第二の記憶手段に記憶された対応する時間帯の許容量を越える時に異常と判断する異常判別手段と、前記異常判別手段により異常と判断された回数が所望の回数に達したときに異常情報を作成する異常情報作成手段と、前記異常情報作成手段により作成された異常情報を電波にて送信する電波送信部とを有する計量部と、
    前記計量部の外部に、前記電波送信部からの電波信号により前記異常情報を記憶する記憶装置と
    を設けたことを特徴とする計量器。
  6. 被測定系の使用量検出手段と、前記使用量検出手段により検出された使用量を時間帯毎に順次記憶する第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段に記憶された対応する時間帯毎の平均使用量を記憶する第二の記憶手段と、対応する時間帯毎の許容量を記憶する第三の記憶手段と、最新の時間帯の使用量と対応する前記第二の記憶手段に記憶された時間帯平均使用量との差が前記第三の記憶手段に記憶された対応する時間帯の許容量を越える時に異常と判断する異常判別手段と、前記異常判別手段により異常と判断された回数が所望の回数に達したときに異常情報を作成する異常情報作成手段と、前記異常情報作成手段により作成された異常情報を電波にて送信する電波送信部とを有する計量部と、
    前記計量部の外部に、前記電波送信部からの電波信号により前記異常情報を記憶する記憶装置と
    を設けたことを特徴とする計量器。
  7. 前記使用量検出手段は使用電力量検出手段であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の計量器。
  8. 前記使用量検出手段は使用ガス量検出手段であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の計量器。
  9. 前記使用量検出手段は使用水量検出手段であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の計量器。
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