JP2007133473A - 防災用電子案内システム - Google Patents
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Abstract
【課題】災害発生時に,被災者や地域住民に対して,被災者等が必要とする情報を確実に知らせるだけでなく,非常時の道路案内を分かり易く行う手段を提供する。
【解決手段】本発明は,コンビニエンスストアやその他の売店,病院等の各拠点に地図情報を表示する電子案内板を設け,それぞれの電子案内板には,操作手段と接続した無線送受信手段を設ける。これにより,自分の拠点の被災状況や,機能しているか否かなどの情報,自分の拠点の救援物資の入手状況等の他に,主要な建物の被災状況等を周囲の拠点に直接無線で知らせるとともに,周囲の拠点(や防災センター)から得た情報を電子案内板の地図情報上に表示する。被災者や地域住民は,電子案内板を見れば,地図上で救援物資の入手先や避難経路の情報を得ることができる。拠点間で直接無線通信を行うので,ネットワークの故障やトラフィック異常の影響を受けない。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は,コンビニエンスストアやその他の売店,病院等の各拠点に地図情報を表示する電子案内板を設け,それぞれの電子案内板には,操作手段と接続した無線送受信手段を設ける。これにより,自分の拠点の被災状況や,機能しているか否かなどの情報,自分の拠点の救援物資の入手状況等の他に,主要な建物の被災状況等を周囲の拠点に直接無線で知らせるとともに,周囲の拠点(や防災センター)から得た情報を電子案内板の地図情報上に表示する。被災者や地域住民は,電子案内板を見れば,地図上で救援物資の入手先や避難経路の情報を得ることができる。拠点間で直接無線通信を行うので,ネットワークの故障やトラフィック異常の影響を受けない。
【選択図】図1
Description
災害発生時には,例えば,コンビニエンスストアやその他の売店,ガソリンスタンド等で,水,食料,毛布,衣類等の救援物資,或いはガソリンや灯油等が入手できるか否か,また,病院が受け入れ可能か否か,主要な橋や建物の安全性は確保されるか否か,トイレは使用可能な状態か否か等のそれぞれの拠点の情報は,被災者や地域住民にとって重要である。
本発明は,防災機能の向上を図った防災用電子案内システムに関し,無線を使用して,災害発生時に被災者や地域住民に対してこれら各拠点の救援物資に関する情報や,被災者や地域住民を安全に誘導するための情報を電子案内板を使って提供するものである。
従来の方法では,例えば特許文献1に示されるように,防災センターが公衆回線等を使って災害情報を把握すると,その内容を防災無線システムを使って複数の音声放送用受信機で受信して,これら音声放送用受信機に接続する屋外スピーカ等を使って被災者や地域住民へ知らせる方法が取られていた。
以下,図16に示す従来の防災無線システムの例について説明する。公衆回線や携帯電話システム等の大規模ネットワーク1は,防災センターへ地域の災害状況を知らせたり,防災活動を行なうために重要な情報伝達手段でもある。防災センター2で得た情報は,防災用制御局3を介して,各防災無線基地局4,5へ送られる。それぞれの防災無線基地局4,5から無線によって,音声放送用受信機6,7へ送られ,ここで,それぞれのスピーカ8,9から音声やサイレンにより警報や注意報,その他,災害や事故等に関連する緊急情報が放送される。
防災無線基地局4と5の防災に関するサービスエリアは,10の破線で囲まれた部分であって,その中の拠点11,12,13,14では,防災センター2からの情報を知ることができる。
他のサービスエリア15は,防災センター16が管理していて,防災センター16からの情報は,防災用制御局17を介して,防災無線基地局18,19へ送られる。さらに,防災無線基地局18,19からは,音声放送用受信機20,21に無線送信され,それぞれのスピーカ22,23からサービスエリア15内に音声放送される。
防災センター16の情報は,拠点24,25,26で聞くことができる。
特開2001−36645号公報
防災センターが災害情報を把握する場合,公衆回線や携帯電話システム等による連絡手段を用いた通報によって把握することが多いが,従来の方法では,一般の公衆回線や携帯電話システム等の大規模ネットワークを介した場合,災害時にトラヒックが異常に高くなって使えなくなったり,あるいは,災害によってネットワークの何処かに障害が発生すると全体に波及したりして,防災センターまでの電話連絡を取ることが容易ではないという課題があった。
さらに,従来の方法では,防災用制御局配下の防災無線基地局とは異なるエリアに対しては,たとえ被災地が近場であっても防災無線システムを使って情報の連絡ができない課題があった。
このことを,図16で示す。災害が発生したものとして,拠点12と拠点24が被災しているものとする。このとき,ネットワーク1が使用可能であれば,拠点12は防災センター2に被災状況を知らせることができる。その結果,防災センター2からサービスエリア10内に緊急情報を知らせて,近くの拠点11,13を使って救援活動を支援することも可能である。
しかしながら,大きな災害があった場合,ネットワーク1は,トラヒックが異常に高くなっていたり,どこかに回線障害が発生したりしていることがあり,必ずしも情報伝達の手段として用いることができるとは限らない。
次に,サービスエリア15において被災している拠点24の場合,ネットワーク1がトラヒックの異常や災害によって使用が困難な状況になったときに,防災センター16に被災状況を知らせることが大変なだけでなく,さらに,防災センター2の管理下にある近くの拠点14からの情報を得ることも,近くの拠点14に対して応援を頼むことも容易ではない。
さらに,従来の方法は,主に,屋外スピーカによる音声連絡が中心であったために,地域住民だけでなく,その地域以外から来た人には,この連絡を聞いたとしても,どのように避難すればよいのか,またどこに行けば救援物資が手に入るのかといった情報が分かりにくい問題があった。
本発明は,従来の大規模な防災無線システムの課題を解決して,最も簡単な構成で,被災者や地域住民に必要とする情報を確実に知らせるだけでなく,非常時の道路案内を分かり易く行う手段を提供することを目的とする。
本発明は,上記課題を解決するため,各拠点に地図情報を表示する電子案内板を設け,それぞれの電子案内板には,操作手段(例えば,緊急用押しボタンスイッチ)と接続した送受信手段があって,自分の拠点の状況を周囲の拠点に知らせるとともに,周囲の拠点から得た情報を電子案内板の地図情報上に表示する。災害発生時には,お互いの拠点間で情報連絡して,その結果を地図上に表示することにより,それぞれの拠点が機能しているか否か被災者や地域住民に知らせる。
拠点とは,防災のための情報を送受信することができる地点であるが,本発明が,従来の防災システム,緊急情報伝達システムと最も異なる点は,大規模ネットワークや防災センター等を介することなく,近くの拠点間で,直接,無線を用いて通信することにより,防災や救援のための情報を送受信し,地域住民に知らせることができることである。無線通信として,各拠点間で特定の周波数,例えば同一の周波数を用いるようにすれば,無線信号が届く範囲の複数の拠点がほぼ同時に複数の拠点からの情報を受けることができる。このとき混信を防ぐ方法としては,例えば各拠点が電波の受信状況などから情報を送信するタイミングや周期を変えるなどの種々の方法を採り得る。
この場合,いくつかの拠点では,他の電子案内板から送られてきた情報を表示するだけの電子案内板がある場合や,逆に,他の拠点では操作手段と接続した送信機を使って自分の拠点の情報を送信するだけの機能の場合も,本発明の範囲に含まれる。
本発明は,お互いに拠点間で情報の送受が可能であるという特徴があるが,これだけではなくさらに,防災センターとの情報交信の手段を付加することもできる。この場合には,防災センターから送られてきた電波を受信して,案内板上に表示するとともに音声等で,周囲の人に知らせることも可能になり,また自分の拠点の状況も防災センターに知らせることができるようになる。
さらに,本発明は,電子案内板や送受信機等が,短期又は長期の停電時にも使えるよう,電池や人力による充電機能を持つものである。
詳しくは,第1の本発明では,各拠点に次のいずれかを設置する。
〔タイプAの拠点〕地図情報表示手段と,拠点間通信用無線送受信手段と,操作手段からなる送受信用電子案内板
〔タイプBの拠点〕地図情報表示手段と,拠点間通信用無線受信手段からなる受信専用電子案内板
〔タイプCの拠点〕操作手段と,拠点間通信用無線送信手段からなる緊急情報送信手段
なお,本システムにおいて,組み合わせて用いることができる拠点のタイプは,以下のとおりである。
(1)複数のタイプAの拠点
(2)複数のタイプAの拠点と1または複数のタイプBの拠点
(3)複数のタイプAの拠点と1または複数のタイプCの拠点
(4)複数のタイプBの拠点と複数のタイプCの拠点
(5)1または複数のタイプAの拠点と1または複数のタイプBの拠点と1または複数のタイプCの拠点
タイプAの拠点における送受信用電子案内板においては,操作手段を操作すると,その操作内容に従って,その送受信用電子案内板の置いてある拠点の状況を無線送信して,他の拠点の送受信用電子案内板または受信専用電子案内板に知らせるとともに,他の送受信用電子案内板または他の緊急情報送信手段から送られてきた各拠点の状況を地図情報表示手段により表示する。
〔タイプAの拠点〕地図情報表示手段と,拠点間通信用無線送受信手段と,操作手段からなる送受信用電子案内板
〔タイプBの拠点〕地図情報表示手段と,拠点間通信用無線受信手段からなる受信専用電子案内板
〔タイプCの拠点〕操作手段と,拠点間通信用無線送信手段からなる緊急情報送信手段
なお,本システムにおいて,組み合わせて用いることができる拠点のタイプは,以下のとおりである。
(1)複数のタイプAの拠点
(2)複数のタイプAの拠点と1または複数のタイプBの拠点
(3)複数のタイプAの拠点と1または複数のタイプCの拠点
(4)複数のタイプBの拠点と複数のタイプCの拠点
(5)1または複数のタイプAの拠点と1または複数のタイプBの拠点と1または複数のタイプCの拠点
タイプAの拠点における送受信用電子案内板においては,操作手段を操作すると,その操作内容に従って,その送受信用電子案内板の置いてある拠点の状況を無線送信して,他の拠点の送受信用電子案内板または受信専用電子案内板に知らせるとともに,他の送受信用電子案内板または他の緊急情報送信手段から送られてきた各拠点の状況を地図情報表示手段により表示する。
タイプBの拠点における受信専用電子案内板においては,他の送受信用電子案内板又は他の緊急情報送信手段から送信されてきた各拠点の情報を地図情報表示手段により表示する。
タイプCの拠点では,電子案内板を持たないので,操作手段による操作情報に基づき拠点間通信用無線送信手段を用いてその拠点における緊急情報等の送信だけを行う。
また,第2の本発明は,上記第1の本発明において,さらに上記各拠点のいずれかまたは全てに,防災センターとの間で無線連絡する手段,及び少なくとも,防災センターからの情報を表示もしくは音声により出力する手段又は防災センターへ情報を送付するための操作手段を設けたことを特徴とする。
また,第3の発明は,上記第1又は第2の本発明において,各拠点には,人力とは異なる手段で発電する第1の発電手段と,人力で発電する第2の発電手段と,第1の発電手段と第2の発電手段のいずれか一方またはその両方によって発電された電力を供給して充電する電池を設け,電源供給を,第1の発電手段,第2の発電手段,又は電池のうち少なくともいずれかを用いて行うことを特徴とする。
本発明の電子案内システムは,災害時に,各コンビニエンスストアやその他の売店,或いはガソリンスタンドの情報,病院の機能情報等を,それぞれの拠点に設けた操作手段を操作するだけで,簡単操作で,相互に連絡し合って,各拠点の状況を電子案内板の地図上に表示することにより,被災者や地域住民に必要とする情報を提供する。その結果,被災者や地域住民は,その電子案内板を見れば,どこに行けば必要な救援物資が手に入るか地図上で容易に知ることができる。
また,地図上に,病院だけでなく,主要な建物や橋等の被災情報が表示されれば,地元以外の人でも,どこにどのルートを通って避難すれば良いかが分かる。すなわち,被災者に避難経路の情報を提供して,安全に誘導することにより,防災機能を大幅に向上させる。
ここで,操作手段としては,拠点が被災しているか否かを表す緊急用押しボタンスイッチや,その拠点で扱っている救援物資の数量情報等を扱う多機能スイッチのようなものがあれば,その拠点が被災時にも緊急連絡がしやすいだけでなく,救援活動を行なう場合にも非常に機能的である。
本発明の電子案内システムは,それぞれの拠点に送受可能な電子案内板を設け,お互いの拠点間で直接送受するのであるから,最もシンプルな構成であり,故障が生じ難い。また,部分的に障害が発生しても,他に波及する問題はない。しかも,情報は各拠点が機能しているか否か,あるいは救援物資の数量等の短い情報に限られているため,トラヒックに影響を与えない。
本発明は,電波伝搬の性質上,情報発信源を中心として必要とする周囲には情報の伝達が可能であり,近距離であっても,エリアが異なるから伝達不可となるようなことは生じにくい。
また,本発明の電子案内板に,さらに防災センターとの情報連絡機能を付加した場合,防災センターから送られてきた電波を受信して,音声等で周囲の人に知らせることも可能で,分かり易い案内が可能である。この場合,電子案内板の近くでは,スピーカとの位置関係が至近距離であるため,周囲の雑音や音の反響等によって十分聞き取れない問題はない。また,防災センターからの情報が表示用情報であれば,表示板上で表示することにより,音声で聞き取り難い情報の情報伝達や,聴覚障害者等に対する連絡に効果がある。
また,本発明では,防災センターへ拠点の状況を知らせることもできる。本発明の場合,拠点から無線を使って防災センターへ連絡するのであるから,大規模なネットワークで生じるトラヒックの影響や回線障害の影響は受けにくい。
本発明の電子案内板は,停電対策が施されており,停電時には電池によって動作させることが可能なだけでなく,長期に及ぶ停電の場合,人力による充電機能を有するのであるから,この場合にも使用可能である。
〔第1の実施の形態〕
図1は,本発明の第1の実施の形態を示す図である。地震等の災害発生時には,コンビニエンスストアは,救援物資供給の重要な拠点になり得る。それぞれ,27,28,29,30,31はコンビニエンスストア等の防災拠点を表していて,これらの拠点間は本発明による防災用電子案内システムを使って情報伝達が可能である。(もちろん,27〜31はコンビニエンスストアとは限らず,例えば,一般の売店やガソリンスタンドの他,病院,学校等防災活動の拠点になりうる場所であればどこでも良い。)
32,33,34,35は電子案内をするための表示板であって,それぞれ周囲の拠点が地図に表示されている。これら表示板の地図上に他の拠点から送られてきた内容を表示する。
図1は,本発明の第1の実施の形態を示す図である。地震等の災害発生時には,コンビニエンスストアは,救援物資供給の重要な拠点になり得る。それぞれ,27,28,29,30,31はコンビニエンスストア等の防災拠点を表していて,これらの拠点間は本発明による防災用電子案内システムを使って情報伝達が可能である。(もちろん,27〜31はコンビニエンスストアとは限らず,例えば,一般の売店やガソリンスタンドの他,病院,学校等防災活動の拠点になりうる場所であればどこでも良い。)
32,33,34,35は電子案内をするための表示板であって,それぞれ周囲の拠点が地図に表示されている。これら表示板の地図上に他の拠点から送られてきた内容を表示する。
36,37,38は無線送受信手段であり,39は無線受信手段,40は無線送信手段であり,災害時であってもそれぞれの拠点間の無線通信を可能にする。
41,42,43,44は操作手段であって,これらの操作手段を操作すると,自分の拠点の状況を,他の拠点に知らせることができる。
この図では,34,38,43は,他の32,36,41や33,37,42と同様の送受信用電子案内板を構成するものである。例えば,拠点29は,34,38,43からなる送受信用電子案内板を使って,周囲の拠点27,28,30,31を含むサービスエリア45内で無線による送受信が可能である。このことは,送受信用電子案内板がある他の拠点27,28,31でも同様である。従って,本システムでは,ある拠点から発せられる情報は,電波伝搬可能な限り,その拠点を中心として周囲の拠点まで伝達される。
拠点30には,表示板35,無線受信手段39からなる受信専用電子案内板がある。受信専用電子案内板があれば,周囲の拠点の状況を知ることができる。この場合,周囲のどの拠点に救援物資があるかという情報,あるいは,周囲のどの拠点が被災しているかという情報が分かれば,防災活動に大いに役立てることができる。
拠点31には,無線送信手段40,操作手段44からなる緊急情報送信手段がある。緊急情報送信手段があれば,自分の拠点が被災しているか否かの情報伝達が可能であり,救援可能か否か,救援物資があるか否か等の連絡が可能になる。
本発明は,送受信用電子案内板や受信専用電子案内板があるところでは,いずれの拠点でも,地図上に各拠点の状況が表示される。従って,その地域住民だけでなく,地域外から来た被災者であっても,どの拠点に必要とする救援物資があるか,あるいは,どの拠点が被災していて危険であるか等の情報を容易に得ることができる。
〔第2の実施の形態〕
図2は,本発明の第2の実施の形態を示す図である。図2において,防災センター2の情報は,防災用制御局3を介して,防災無線基地局4,5から無線送信される。この情報は,音声放送用受信機46で受信して,スピーカ47によって,音声放送される。この部分は従来技術と同様であるが,本システムは,それだけではなく,大規模ネットワーク1を介さずに無線で防災センター2との交信を可能にして,防災センター2が入手した情報を,各拠点に知らせることが可能なようにしたものである。
図2は,本発明の第2の実施の形態を示す図である。図2において,防災センター2の情報は,防災用制御局3を介して,防災無線基地局4,5から無線送信される。この情報は,音声放送用受信機46で受信して,スピーカ47によって,音声放送される。この部分は従来技術と同様であるが,本システムは,それだけではなく,大規模ネットワーク1を介さずに無線で防災センター2との交信を可能にして,防災センター2が入手した情報を,各拠点に知らせることが可能なようにしたものである。
図2のシステムにおいて,48の拠点には,表示板49,無線送受信手段50,操作手段51からなる送受信用電子案内板があり,52の拠点には,表示板53,無線送受信手段54,操作手段55からなる送受信用電子案内板がある。56の拠点には,表示板57と無線受信手段58からなる受信専用電子案内板がある。また,59の拠点には,無線送信手段60と操作手段61からなる緊急情報送信手段がある。
この第2の実施の形態では,拠点48,52,59の状況は,それぞれ操作手段51,55,61より入力して,無線送受信手段50,54及び無線送信手段60を使って,防災無線基地局4,5及び防災用制御局3を介して防災センター2に送られる。
また,拠点48,52,56にある無線送受信手段50,54及び無線受信手段58は,他の拠点の情報を受信可能なだけでなく,防災無線基地局4または5から送信された防災センター2からの情報も受信することができて,それぞれスピーカ62,63,64から拠点のごく近くに音声にて情報伝達できる。
図2に示す第2の実施の形態では,例えば,拠点52では,防災センター2からの情報は,音声放送用受信機46に接続するスピーカ47から聞こえてくるだけでなく,スピーカ63からもこの音声を聞くことができる。スピーカ47からの音は遠くまで大音量で音声放送するため,エコー等があって聴き難いことがあるが,スピーカ63の音は,至近距離にしか広がらないので,エコーの問題はなく,表示板53を見ている人に知らせることができる。この場合,スピーカ47の音とスピーカ63の音が干渉して聞き辛いようであれば,スピーカ63の音は適当に音量調整しておけば問題ない。
また,防災無線基地局4,5から送られてくる情報が文字情報や画像情報であれば,それを取り込んで,地図情報とともに表示板上に表示する。このようにすれば,表示板を見に来る被災者に対して,地図情報上で分かりやすく情報伝達可能である。
以上のように,拠点52では,周囲の拠点48,56,59の状況だけでなく,防災センター2からの情報も入手することができる。このことから,その拠点52付近にいる被災者や地域住民にとって,表示板53が使用可能であれば,救援物資の入手や,避難経路の把握等,防災上非常に役に立つと考えられる。
〔送受信用電子案内板の構成例〕
図3は,第2の実施の形態における送受信用電子案内板の構成例を示す図である。
図3は,第2の実施の形態における送受信用電子案内板の構成例を示す図である。
無線送受信手段65は,図2の50,54に相当し,他の拠点と無線通信するための拠点間通信用無線送受信機66と,防災センターと防災無線基地局を介して無線通信するための防災センター間通信用無線送受信機67からなる。(図3の例では,第2の実施の形態〔図2〕に使用する無線送受信手段50,54として,拠点間通信用無線送受信機66と防災センター間通信用無線送受信機67からなるものを用いたが,第1の実施の形態〔図1〕に使用する無線送受信手段36,37,38としては,拠点間通信用無線送受信機66だけでよい。)
アンテナ68を介して拠点間通信用無線送受信機66で受信した周辺の拠点からの情報は,表示制御部69によって地図表示部70上に表示される。また,防災センター間通信用無線送受信機67で受信した防災センターからの情報は,音声情報であればスピーカ71から音声として出力され,表示用情報であれば,表示制御部69によって地図表示部70上に表示される。防災センターからの情報を表示する手段としては,それ専用の表示手段を設けてそこに表示しても良いが,このように,地図表示部70上に表示することも可能であり,いずれの場合も本発明を実施することができる。
アンテナ68を介して拠点間通信用無線送受信機66で受信した周辺の拠点からの情報は,表示制御部69によって地図表示部70上に表示される。また,防災センター間通信用無線送受信機67で受信した防災センターからの情報は,音声情報であればスピーカ71から音声として出力され,表示用情報であれば,表示制御部69によって地図表示部70上に表示される。防災センターからの情報を表示する手段としては,それ専用の表示手段を設けてそこに表示しても良いが,このように,地図表示部70上に表示することも可能であり,いずれの場合も本発明を実施することができる。
さらに,操作手段72を操作すると,その情報が拠点間通信用無線送受信機66から周囲の拠点へ送信されるとともに,防災センター間通信用無線送受信機67から防災無線基地局に向けて送信される。従って,この送受信用電子案内板のある拠点では,自分の拠点の状況を周囲の拠点だけでなく,防災センターまで知らせることができる。この場合も,防災センターへ情報伝達するために専用の操作手段を設けても良いが,このように拠点間連絡用の操作手段72の内容をそのまま防災センターへ送付しても良い。いずれの場合も本発明の一実施形態として用いることができる。
災害時は,100ボルト(V)ACの電源供給が,必ずしも安定してなされるとは限らない。図3に示す例では,100VACから電源部73とダイオード74を介して無線送受信手段65,表示制御部69,地図表示部70に電源供給するだけでなく,電源部73の出力は,充電器75を介して電池76を充電しておき,停電時に,電池76からダイオード77を介して,無線送受信手段65,表示制御部69,地図表示部70に電源供給する。
さらに,停電が長時間に及ぶ場合の対策として,手動充電器78が設けてあり,この充電器のハンドル79を手回しすることにより,電池76を充電して,この送受信用電子案内板を動作させることが可能である。
図3の例では,手で回すタイプの手動充電器78を用いたが,手で回すタイプに限る必要はなく,もちろん,足でこぐタイプでも可能である。さらに,太陽光や風力等の自然エネルギーを使って発電し,その電気エネルギーを電池76に充電してもよい。自然エネルギーを使用する場合は,ある程度の停電時の対策にはなるが,夜間時あるいは無風状態では必ずしも使用できるとは限らない。
〔受信専用電子案内板の構成例〕
図4は,第2の実施の形態における受信専用電子案内板の構成例を示す図である。
図4は,第2の実施の形態における受信専用電子案内板の構成例を示す図である。
無線受信手段80は,図2の58に相当し,他の拠点と無線通信するための拠点間通信用無線受信機81と,防災センターと防災無線基地局を介して無線通信するための防災センター間通信用無線受信機82からなる。(図4の例では,第2の実施の形態〔図2〕に使用する無線受信手段58として,拠点間通信用無線受信機81と防災センター間通信用無線受信機82からなるものを用いたが,第1の実施の形態〔図1〕に使用する無線受信手段39としては,拠点間通信用無線受信機81だけでよい。)
図4に示す例と図3に示す例との差異は,無線送受信手段65を無線受信手段80に置換えて受信専用にした点であり,その他は同じ機能を有する。拠点によっては,他の拠点からの情報や防災センターからの情報を受信して周囲に伝えるだけで機能する場合もある。
図4に示す例と図3に示す例との差異は,無線送受信手段65を無線受信手段80に置換えて受信専用にした点であり,その他は同じ機能を有する。拠点によっては,他の拠点からの情報や防災センターからの情報を受信して周囲に伝えるだけで機能する場合もある。
もちろん,防災センターとの通信のために,防災センター間通信用無線受信機の必然性はなく,防災センター間通信用無線送受信機を設けて,この拠点の状況を防災センターへ知らせるようにしてもよく,このような本発明の実施も可能である。
〔緊急情報送信手段の構成例〕
図5は,第2の実施の形態における緊急情報送信手段の構成例を示す図である。
図5は,第2の実施の形態における緊急情報送信手段の構成例を示す図である。
無線送信手段83は,図2の60に相当し,他の拠点と無線通信するための拠点間通信用無線送信機84と,防災センターと防災無線基地局を介して無線通信するための防災センター間通信用無線送信機85からなる。(図5の例では,第2の実施の形態〔図2〕に使用する無線送信手段60として,拠点間通信用無線送信機84と防災センター間通信用無線送信機85からなるものを用いたが,第1の実施の形態〔図1〕に使用する無線送信手段40としては,拠点間通信用無線送信機84だけでよい。)
図5に示す例と図3に示す例との差異は,無線送受信手段65を無線送信手段83に置換えて送信専用にした点であり,その他は同じ機能を有する。拠点によっては,他の拠点や防災センターへ自分の拠点の情報を送信するだけで機能する場合もある。もちろん,防災センターとの通信のために,防災センター間通信用無線送信機の必然性はなく,防災センター間通信用無線送受信機を設けて,防災センター相互に交信してもよく,このような本発明の実施も可能である。
図5に示す例と図3に示す例との差異は,無線送受信手段65を無線送信手段83に置換えて送信専用にした点であり,その他は同じ機能を有する。拠点によっては,他の拠点や防災センターへ自分の拠点の情報を送信するだけで機能する場合もある。もちろん,防災センターとの通信のために,防災センター間通信用無線送信機の必然性はなく,防災センター間通信用無線送受信機を設けて,防災センター相互に交信してもよく,このような本発明の実施も可能である。
〔電波伝搬の様子〕
図6は,本発明の防災用電子案内システムにおける電波伝搬の様子を表す。本発明で使われる拠点間通信用無線送受信機,拠点間通信用無線送信機,または拠点間通信用無線受信機は,少なくとも1波は共通で使用可能な周波数で動作する。
図6は,本発明の防災用電子案内システムにおける電波伝搬の様子を表す。本発明で使われる拠点間通信用無線送受信機,拠点間通信用無線送信機,または拠点間通信用無線受信機は,少なくとも1波は共通で使用可能な周波数で動作する。
86は,拠点87と送受信可能な電波伝搬エリアであり,88は,拠点89と送受信可能な電波伝搬エリアである。拠点87は,自局を中心とする電波伝搬エリア86内の拠点90,91,92,93,94と送受信可能であり,他方,拠点89は,自局を中心とする電波伝搬エリア88内の拠点93,94,95,96,97と送受信可能である。
共通で使用可能な周波数を使った場合,自局を中心とする電波伝搬エリアの各拠点と送受信可能であり,その中では,自局の操作手段を操作すれば,相手局毎に操作しなおす必要はなく,1回の操作で同報通信により周囲の拠点に情報連絡が可能である。
〔拠点間通信用無線送受信機の動作〕
次に,本発明で使われる拠点間通信用無線機の動作について説明する。なお,防災センター間通信用無線送受信機,防災センター間通信用無線受信機,防災センター間通信用無線送信機の動作については,ほとんど従来技術の範囲であり,よく知られている技術であるので,上述した以上の詳しい説明は省略する。
次に,本発明で使われる拠点間通信用無線機の動作について説明する。なお,防災センター間通信用無線送受信機,防災センター間通信用無線受信機,防災センター間通信用無線送信機の動作については,ほとんど従来技術の範囲であり,よく知られている技術であるので,上述した以上の詳しい説明は省略する。
図7は,本発明の拠点間通信用無線送受信機の動作フローの例を示す図である。初期状態では,共通で使用される周波数帯の電波が使用中か否か,電波の存在を検出していて,電波が使用中であれば,受信中ランプを点灯して(S1,S2),情報の受信処理を行う(S3)。この受信処理は,受信信号の中に終了信号が見つかるか(S4),又は,ある所定の時間電波の存在が認められなくなるまで続けられ(S5),終了信号が見つかるか所定の時間電波が存在しないときには,情報の受信処理を終了して(S6)受信中ランプを消灯し(S7),初期状態に戻る。
また,初期状態において,電波が使用中ではないときに送信起動がかかると(S1,S8),送信中ランプを点灯して(S9),情報の送信処理を行う(S10)。この送信処理は,予め設定した送信すべき情報が出力されるまで行い(S11),全て送信した時点で情報の送信処理を終了して(S12),送信中ランプを消灯し(S13),初期状態に戻る。
〔拠点間通信用無線受信機の動作〕
図8は,本発明の拠点間通信用無線受信機の動作フローの例を示す図である。初期状態では,共通で使用される周波数帯の電波が使用中か否か,電波の存在を検出していて,電波が使用中であれば,受信中ランプを点灯して情報の受信処理を行う(S20〜S22)。以下は,図7の受信のときと同じフローに従う。
図8は,本発明の拠点間通信用無線受信機の動作フローの例を示す図である。初期状態では,共通で使用される周波数帯の電波が使用中か否か,電波の存在を検出していて,電波が使用中であれば,受信中ランプを点灯して情報の受信処理を行う(S20〜S22)。以下は,図7の受信のときと同じフローに従う。
〔拠点間通信用無線送信機の動作〕
図9は,本発明の拠点間通信用無線送信機の動作フローの例を示す図である。初期状態では,共通で使用される周波数帯の電波が使用中か否か,電波の存在を検出していて,電波が使用中でないときに起動がかかると送信中ランプを点灯して情報の送信処理を行う(S30〜S33)。以下は,図7の送信のときと同じフローに従う。
図9は,本発明の拠点間通信用無線送信機の動作フローの例を示す図である。初期状態では,共通で使用される周波数帯の電波が使用中か否か,電波の存在を検出していて,電波が使用中でないときに起動がかかると送信中ランプを点灯して情報の送信処理を行う(S30〜S33)。以下は,図7の送信のときと同じフローに従う。
〔操作手段の構成例〕
次に,本発明で使用される操作手段の構成例について説明する。無線機は,送信起動信号をONにしておいてから,送信すべき情報信号を入力することにより情報信号の送信が可能になる。
次に,本発明で使用される操作手段の構成例について説明する。無線機は,送信起動信号をONにしておいてから,送信すべき情報信号を入力することにより情報信号の送信が可能になる。
図10に示す操作手段の例は,送信起動信号を発生するための送信起動スイッチ98と,文字情報入力キーボード99,及び文字情報入力キーボード99の出力を一時記憶して,送信起動によって出力される送信情報記憶用メモリ100からなる。図10の操作手段の場合,文字情報入力キーによって,複数の救援物資の種類や数量,及び,十分供給可能か不足しているか等の多様な情報が送信可能である。
例えば,コンビニエンスストア等の売店で,本発明の送受信用電子案内板や緊急情報送信手段にこの操作手段が使われる場合には,売店の店員が予めこの操作手段に災害発生時に使われる救援物資に関する情報を入力しておけば,実際に災害が発生したときには,送信起動スイッチをONするだけで,必要な情報を送信できる。
図11に示す操作手段の例は,送信起動スイッチ101と,拠点が使用可能か否かだけの情報を与えるスイッチ102だけからなる。このような操作手段は,例えば,川に架かる橋のように,その拠点が使用可能か否かが重要な意味を持つ場合に使用される。この図11に示す操作手段の場合,例えば,使用可能であればスイッチ102をONしておいて,送信起動スイッチ101を立ち上げれば,その拠点が使用可能であることが周囲の拠点に送信される。この種の操作手段は,非常に操作が簡単であり,地域の自治会,或いは一般の人でも操作可能である。
図12は,図11の操作手段をさらに分かり易くした操作手段の例を示したもので,その拠点が使用可能であれば,「使用可」のスイッチ108を,使用不可能であれば,「使用不可」のスイッチ111をONすればよいようにしたものである。図12において,送信起動信号は“1状態”で“送信”を表し,情報信号は“1状態”でその拠点は“使用可能”を表すものとして説明する。
例えば,「使用可」のスイッチ108をONすると,コンデンサ112の電圧はその瞬間放電され,その後抵抗107との時定数RCに従って充電されるが,この間,比較器106の出力は“0状態”となる。他方,「使用不可」のスイッチ111は,この間操作しないままであるから,コンデンサ113の電圧は,抵抗109を通して+Vの高い値になったままであり,比較器110の出力は“1状態”のままである。
このように,比較器106の出力が“0状態”,比較器110の出力が“1状態”であれば,排他的論理和回路105の出力は“1状態”となり,ある短い時定数rCからなる抵抗104及びコンデンサ114の時定数回路および比較器103を通して,送信起動がかかる。このときに,情報信号は“1状態”で拠点は“使用可能”を表す情報が送信される。ここで,抵抗104とコンデンサ114の時定数回路は,スイッチ108と111の誤操作を防止する回路であり,例えば,同時に2つ押してしまった場合に,わずかな時間差で排他的論理和回路105の出力に細いひげのようなパルスが発生しても,それを除去して送信しないように保護する回路である。
〔拠点間通信の信号フォーマットの例〕
図13は,本発明の拠点間通信を行う場合の信号フォーマットの例を示す図である。
図13は,本発明の拠点間通信を行う場合の信号フォーマットの例を示す図である。
図13(A)に示す例1は,コンビニエンスストアのような売店から送信される信号フォーマットの例であり,ビット同期信号,フレーム同期信号によって,受信側で同期を確立させ,その後,送信拠点の識別情報,その拠点が機能しているか否かを表す情報,及び救援物資の種類と数量が続き,最後に終了信号が送られる。拠点間通信で使用される無線機は,この終了信号を受信するか,ある時間電波が来ないと受信処理を終了する。
図13(B)に示す例2は,病院から送信される信号フォーマットの例であり,例1との差異は,救援物資の種類と数量の代わりに,治療内容の種類と空きベット数が送信される。
図13(C)に示す例3は,最も簡単な信号フォーマットの例であり,例えば橋や建物,或いはトイレ等が機能しているか否か(使用可能か否か)に関する情報のみを送信する。簡単な情報であっても,被災者にとって,重要な意味を持つ場合がある。
〔地図表示部の例〕
図14は,本発明の案内板の地図表示部の表示例を示す図である。この例では,拠点として,A病院,B病院,A橋,B橋,C橋,Aコンビニ店,Bコンビニ店,Cコンビニ店があり,この案内板は,Cコンビニ店に置かれているものとする。A病院,B病院とも利用可能であるが,B橋が壊れていて,Cコンビニ店に負傷者がいる場合,A橋を通ってA病院へ行くか,C橋を通ってB病院へ行く方が近道であることが分かる。また,Bコンビニ店は倒壊していて,Cコンビニ店に不足しているものをBコンビニ店に求めても必要物資は得られないことが分かる。さらに,Aコンビニ店では,水や非常食A,Bはあるが,衣類Cが要求に対して20人分ほど不足していることが分かる。
図14は,本発明の案内板の地図表示部の表示例を示す図である。この例では,拠点として,A病院,B病院,A橋,B橋,C橋,Aコンビニ店,Bコンビニ店,Cコンビニ店があり,この案内板は,Cコンビニ店に置かれているものとする。A病院,B病院とも利用可能であるが,B橋が壊れていて,Cコンビニ店に負傷者がいる場合,A橋を通ってA病院へ行くか,C橋を通ってB病院へ行く方が近道であることが分かる。また,Bコンビニ店は倒壊していて,Cコンビニ店に不足しているものをBコンビニ店に求めても必要物資は得られないことが分かる。さらに,Aコンビニ店では,水や非常食A,Bはあるが,衣類Cが要求に対して20人分ほど不足していることが分かる。
このように,本発明の防災用電子案内システムは,地図上に各拠点の状況が表示されるため,被災者や地域住民にとって,救援物資の入手情報や避難経路の情報等が分かりやすく入手されるばかりでなく,その地に不案内な人にも有効な防災情報を与える。
〔制御装置の構成例〕
図3に示す送受信用電子案内板の例では,操作手段72による操作情報を無線送受信手段65によって他の拠点等へ無線で送信し,無線送受信手段65が他の拠点等から受信した情報を表示制御部69が地図表示部70へ表示する構成にしている。
図3に示す送受信用電子案内板の例では,操作手段72による操作情報を無線送受信手段65によって他の拠点等へ無線で送信し,無線送受信手段65が他の拠点等から受信した情報を表示制御部69が地図表示部70へ表示する構成にしている。
これらの送受信用電子案内板における表示制御部69及び無線送受信手段65(図4の無線受信手段80,図5の無線送信手段83も同様)等の制御を,例えば図15に示すような制御装置200によってまとめて行い,これを簡単な構成のコンピュータによって実現することもできる。
この制御装置200は,CPU201,表示制御部69を制御するための表示制御インタフェース202,無線送受信手段65を制御するための通信制御インタフェース203,操作手段からの操作情報を入力するための操作情報入力インタフェース204,メモリや磁気ディスク装置等の記憶装置210を備える。
記憶装置210には,CPU201が実行するための制御用プログラム211が格納され,また通信制御インタフェース203を介して受信したデータが格納される受信バッファ212,通信制御インタフェース203を介して送信するデータが格納される送信バッファ213が設けられる。
また,記憶装置210は,予め各拠点ごとに用意された地図表示情報を記憶する地図表示情報記憶部214を持つ。ここで記憶される地図表示情報は,例えば図15の表示例に示されるような地図の画像情報である。
また,記憶装置210は,自拠点の情報を記憶するための自拠点情報記憶部215と,無線信号の届く範囲にある他の拠点の情報を記憶するための他拠点情報記憶部216を持つ。自拠点情報記憶部215には,各拠点を一意に識別するための拠点識別情報,拠点名称,拠点種別,自拠点が機能しているか否かの情報,また拠点に応じて緊急時などに他の拠点に送信するための情報が記憶される。この情報は,例えば拠点がコンビニエンスストアであれば,予め入力されている救援物資の種類と数量のデータ,また例えば拠点が病院であれば,治療内容の種類と空きベット数などのデータである。他にも送信したい情報を予め格納しておくことができ,これらの情報を随時更新することも可能である。
また,操作手段として,例えば送信する情報の種別に対応した複数のスイッチが用意されている場合に,自拠点情報記憶部215内に各スイッチごとに送信情報を分けて記憶し,押されたスイッチによって送信情報を選択して,他の拠点または防災センターに,その情報を送信するようにすることもできる。
他拠点情報記憶部216には,各拠点ごとに,拠点識別情報,拠点名称,拠点種別,その拠点が機能しているか否かの情報,また拠点から情報を受信したときに,その受信情報を表示する位置の情報(例えば図14に示す表示画面内の座標情報等),他の拠点から受信した救援物資の種類と数量や,治療内容の種類と空きベット数などの受信情報が記憶される。
また,受信バッファ212に,他の拠点からの通信情報ではなく,防災センターからの通信情報が格納された場合には,その情報を,例えば図14に示す表示画面とは別の画面で,または図14に示す表示画面上に表示することが行われる。
以上の情報の入出力の制御は,CPU201が制御用プログラム211を実行することによって実現されるが,制御用プログラム211の具体的な処理フローチャートその他の処理内容は,以上の説明から明らかであり設計的事項であるので,ここでのこれ以上の詳しい説明は省略する。
1 大規模ネットワーク
2,16 防災センター
3,17 防災用制御局
4,5,18,19 防災無線基地局
6,7,20,21,46 音声放送用受信機
8,9,22,23,47,62,63,64,71 スピーカ
11,12,13,14,24,25,26 拠点
10,15,45 サービスエリア
27,28,29,30,31,48,52,56,59 コンビニエンスストア
32,33,34,35,49,53,57 表示板
36,37,38,50,54,65 無線送受信手段
39,58,80 無線受信手段
40,60,83 無線送信手段
41,42,43,44,51,55,61,72 操作手段
66 拠点間通信用無線送受信機
67 防災センター間通信用無線送受信機
68 アンテナ
69 表示制御部
70 地図表示部
73 電源部
74,77 ダイオード
75 充電器
76 電池
78 手動充電器
79 ハンドル
81 拠点間通信用無線受信機
82 防災センター間通信用無線受信機
84 拠点間通信用無線送信機
85 防災センター間通信用無線送信機
200 制御装置
201 CPU
202 表示制御インタフェース
203 通信制御インタフェース
204 操作情報入力インタフェース
210 記憶装置
211 制御用プログラム
212 受信バッファ
213 送信バッファ
214 地図表示情報記憶部
215 自拠点情報記憶部
216 他拠点情報記憶部
2,16 防災センター
3,17 防災用制御局
4,5,18,19 防災無線基地局
6,7,20,21,46 音声放送用受信機
8,9,22,23,47,62,63,64,71 スピーカ
11,12,13,14,24,25,26 拠点
10,15,45 サービスエリア
27,28,29,30,31,48,52,56,59 コンビニエンスストア
32,33,34,35,49,53,57 表示板
36,37,38,50,54,65 無線送受信手段
39,58,80 無線受信手段
40,60,83 無線送信手段
41,42,43,44,51,55,61,72 操作手段
66 拠点間通信用無線送受信機
67 防災センター間通信用無線送受信機
68 アンテナ
69 表示制御部
70 地図表示部
73 電源部
74,77 ダイオード
75 充電器
76 電池
78 手動充電器
79 ハンドル
81 拠点間通信用無線受信機
82 防災センター間通信用無線受信機
84 拠点間通信用無線送信機
85 防災センター間通信用無線送信機
200 制御装置
201 CPU
202 表示制御インタフェース
203 通信制御インタフェース
204 操作情報入力インタフェース
210 記憶装置
211 制御用プログラム
212 受信バッファ
213 送信バッファ
214 地図表示情報記憶部
215 自拠点情報記憶部
216 他拠点情報記憶部
Claims (3)
- 地図情報表示手段と,拠点間通信用無線送受信手段と,操作手段からなる送受信用電子案内板をN1個の拠点に設け,
地図情報表示手段と,拠点間通信用無線受信手段からなる受信専用電子案内板をN2個の拠点に設け,
操作手段と,拠点間通信用無線送信手段からなる緊急情報送信手段をN3個の拠点に設け(ただし,N1+N2+N3=N≧2,かつN≠N2,N≠N3),
前記送受信用電子案内板においては,操作手段を操作すると,その操作内容に従って,その送受信用電子案内板の置いてある拠点の状況を無線送信して,他の拠点の送受信用電子案内板または受信専用電子案内板に知らせるとともに,他の送受信用電子案内板または他の緊急情報送信手段から送られてきた各拠点の状況を地図情報表示手段により表示して,
前記受信専用電子案内板においては,他の送受信用電子案内板又は他の緊急情報送信手段から送信されてきた各拠点の情報を地図情報表示手段により表示する
ことを特徴とする防災用電子案内システム。 - 前記送受信用電子案内板,前記受信専用電子案内板,前記緊急情報送信手段のいずれかまたは全てに,
防災センターとの間で無線連絡する手段,及び
少なくとも,防災センターからの情報を表示もしくは音声により出力する手段又は防災センターへ情報を送付するための操作手段を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の防災用電子案内システム。 - 前記送受信用電子案内板,又は前記受信専用電子案内板,又は前記緊急情報送信手段には,
人力とは異なる手段で発電する第1の発電手段と,
人力で発電する第2の発電手段と,
前記第1の発電手段と第2の発電手段のいずれか一方またはその両方によって発電された電力を供給して充電する電池とを設け,
電源供給を,前記第1の発電手段,第2の発電手段,又は電池のうち少なくともいずれかを用いて行う
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の防災用電子案内システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005323380A JP2007133473A (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | 防災用電子案内システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007133473A true JP2007133473A (ja) | 2007-05-31 |
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ID=38155112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2005323380A Pending JP2007133473A (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | 防災用電子案内システム |
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| JP (1) | JP2007133473A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102280012A (zh) * | 2011-06-14 | 2011-12-14 | 上海赛天通信技术有限公司 | 一种防空、防灾警报发放的方法及系统 |
| JP2012133667A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Denso Corp | エネルギ監視システム |
| JP2018084876A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 富士通株式会社 | 配布拠点特定プログラム、配布拠点特定装置及び配布拠点特定方法 |
-
2005
- 2005-11-08 JP JP2005323380A patent/JP2007133473A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012133667A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Denso Corp | エネルギ監視システム |
| CN102280012A (zh) * | 2011-06-14 | 2011-12-14 | 上海赛天通信技术有限公司 | 一种防空、防灾警报发放的方法及系统 |
| JP2018084876A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 富士通株式会社 | 配布拠点特定プログラム、配布拠点特定装置及び配布拠点特定方法 |
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