JP2007141094A - 不正使用防止機能付き機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】管理者の管理下において使用者に貸与する際に、第三者による不正使用を防止しながらも、誰もが使用できるようにした不正使用防止機能付き機器を提供する。
【解決手段】機器1は管理者から使用者に貸与されるものであり、機器本体14が運転可能な可使用状態と運転不能な禁使用状態とが切換可能になっている。機器1は、人体Hが接触できるように配置したタッチ電極11と、人体Hに対向して人体Hと静電結合する結合電極12とを備える。人体側通信装置2を装着した人がタッチ電極11に触れると、人体側通信装置2と通信処理手段13aとの間で、人体Hを伝送路LNに用いてデータ通信を行うことが可能になる。機器1に設けた切換手段13cは、人体側通信装置2からの指示に応答して機器本体14の可使用状態と禁使用状態とを切り換える。
【選択図】図1
【解決手段】機器1は管理者から使用者に貸与されるものであり、機器本体14が運転可能な可使用状態と運転不能な禁使用状態とが切換可能になっている。機器1は、人体Hが接触できるように配置したタッチ電極11と、人体Hに対向して人体Hと静電結合する結合電極12とを備える。人体側通信装置2を装着した人がタッチ電極11に触れると、人体側通信装置2と通信処理手段13aとの間で、人体Hを伝送路LNに用いてデータ通信を行うことが可能になる。機器1に設けた切換手段13cは、人体側通信装置2からの指示に応答して機器本体14の可使用状態と禁使用状態とを切り換える。
【選択図】図1
Description
本発明は、使用者を制限することにより不正使用を防止することができる不正使用防止機能付き機器に関するものである。
従来から、機器の使用者を制限するために、機器側にあらかじめIDやパスワードのような識別情報を設定しておき、適宜の入力手段を用いて機器に対して識別情報が与えられたときに、入力された識別情報とあらかじめ設定されている識別情報との関係を照合し、両者が規定の関係を満たすときに機器の使用を許可するようにした技術が広く採用されている。
識別情報を入力する入力手段としては、識別情報を打ち込んで入力する複数個の数字キーを備えるキーパッドや英数キーを備えるキーボード、あるいは識別情報があらかじめ登録されている磁気カードないしICカードからデータを読み込むカードリーダなどが知られている。
ところで、この種の入力手段は、占有スペースが比較的大きいものであるから、あらかじめこの種の入力手段を備えている機器、たとえば、コンピュータ、移動体電話機、キャッシュディスペンサ、暗証番号式の電子錠などでは、容易に利用することができる。しかしながら、通常の使用では、この種の入力手段を設ける必要のない一般的な電気機器において、入力手段を設けることは外観を損なうという問題を生じる。
この種の入力手段を設けることなく識別情報の入力を可能とする技術としては、使用者の身体に装着した人体側通信装置と、電気機器(たとえば、携帯電話や携帯情報端末)に設けた通信処理手段との間で、人体を伝送路に用いたデータ通信を行うことで識別情報の照合を行うものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、使用者が電気機器に設けた電極に触れることによってデータ通信が行われるようにしてある。このような構成によって、携帯電話を紛失したり盗難にあったりしても、不正に使用されるおそれがなく、使用者に安心感を与えることができるという目的を達成することができる。
特開2001−308803号公報(第0041−0042段落)
ところで、上述した特許文献1に記載の技術では、大型の入力手段を設けることなく電気機器の不正使用を防止することが可能ではあるが、人体側通信装置を身体に装着している使用者でなければ、電気機器を使用することができない。たとえば、携帯電話が他人に渡っても使用されることはないが、電話中に他人と交代して通話することはできないという不都合がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、管理者の管理下において使用者に貸与する際に、管理者によって運転可能な可使用状態と運転不能な禁使用状態との設定ができるようにし、禁使用状態として第三者による不正使用を防止しながらも、可使用状態では人体側通信装置を装着することなく誰でもが使用できるようにした不正使用防止機能付き機器を提供することにある。
請求項1の発明は、管理者から使用者に貸与され運転可能な可使用状態と運転不能な禁使用状態とを切換可能な機器であって、人体が接触できるように配置したタッチ電極と、タッチ電極に接触する人体に人体側通信装置が装着されているときに人体側通信装置との間で人体を伝送路に用いてデータ通信を行う通信処理手段と、人体側通信装置と通信処理手段との間でデータ通信を行ったときに人体側通信装置に設定されている第1の識別情報と通信処理手段に設定されている第2の識別情報とが規定した関係であるときに人体側通信装置からの指示を受け付ける判定手段と、人体側通信装置からの指示に応答して可使用状態と禁使用状態とを切り換える切換手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、人体側通信装置からの指示に応答して、可使用状態と禁使用状態とに切換可能であるから、可使用状態に設定すれば他人に貸与して他人に使用させることが可能になる。つまり、管理者の管理下において人体側通信装置を装着していない他人による使用が可能になる。その一方で、禁使用状態に設定しておけば第三者による不正使用を防止することができる。つまり、他人による使用を可能としながらも保管場所からの盗難などによる不正使用を抑制することができる。また、人体側通信装置を装着している管理者はタッチ電極に触れるだけで、可使用状態と禁使用状態との切換ができるから、たとえば、倉庫に保管している機器を使用者に貸与する際には、手渡しする際にタッチ電極に触れるだけで可使用状態に設定することができ、また、機器を回収する際にはタッチ電極に触れるだけで禁使用状態に設定して第三者による不正使用を防止することが可能になる。仮に可使用状態と禁使用状態との切換に何らかの作業を伴う技術を採用したとすれば、多数台の機器を扱う際には多大な時間を要することになるが、本構成を採用することで、何ら特別な作業を伴うことなく、単に手渡しするだけで可使用状態と禁使用状態との切換が可能になる。しかも、1台の人体側通信装置によって多数台の機器を扱うことができるから、コストの増加を抑制することができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記切換手段は、人体側通信装置からの指示に応答して可使用状態に切り換えた後、前記人体側通信装置と前記通信処理手段との間でのデータ通信により指定される使用限度に達すると禁使用状態に切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、可使用状態に設定した後にも使用限度が制限されているから、使用限度に達すると自動的に禁使用状態に設定されることになり、機器の不正使用をより確実に防止することができる。たとえば、電動工具などの機器を工事作業員などの使用者に貸与し、使用後に返却させて保管するような場合に、従来構成のように人体側通信装置を装着した使用者のみが機器を使用できるようにしているとすれば、第三者による不正使用は防止できるものの、使用者当人が持ち帰って工事作業以外の目的に使用することは防止できない場合があるが、請求項2の発明の構成によれば、第三者が使用しようとしたり、使用者当人が持ち帰って使用しようとしても、使用限度に達すると使用できなくなるから、不正使用の防止が容易になる。なお、使用限度は1日の作業量よりやや多い程度に設定しておけば、1日の作業中に使用限度に達して使用できなくなることを防止しながらも、他者の継続的な使用を確実に防止することができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記使用限度は、前記人体側通信装置から前記切換手段に転送する停止時刻であって、前記切換手段は、現在時刻を計時する時計部を備えるとともに、可使用状態に切り換えた後に時計部で計時される時刻が停止時刻になると禁使用状態に切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、機器の使用終了の時刻を停止時刻に設定しておけば、停止時刻以後は使用することができなくなるから、停止時刻前に使用者が第三者に貸与したり盗難にあったりしないかぎりは第三者による機器の不正使用を防止でき、また仮に第三者の手に渡っても停止時刻になれば機器を使用することができなくなるから、不正使用を抑止する効果も期待できる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記使用限度は、前記人体側通信装置から前記切換手段に転送する制限時間であって、前記切換手段は、制限時間を時限するタイマ部を備えるとともに、可使用状態に切り換えた後に制限時間が経過すると禁使用状態に切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、機器を使用する時間を制限時間に設定しておけば、制限時間の経過後には使用することができなくなるから、制限時間の経過前に使用者が第三者に貸与したり盗難にあったりしないかぎりは第三者による機器の不正使用を防止でき、また仮に第三者の手に渡っても制限時間に達すれば機器を使用することができなくなるから、不正使用を抑止する効果も期待できる。
請求項5の発明では、請求項2の発明において、前記使用限度は、前記人体側通信装置から前記切換手段に転送する制限回数であって、前記切換手段は、運転の回数を計数するカウンタ部を備えるとともに、可使用状態に切り換えたのちにカウンタ部で計数される回数が制限回数になると禁使用状態に切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、機器を使用すると予想される回数を制限回数に設定しておけば、制限回数だけ使用した後には使用することができなくなるから、制限回数に達するまでに使用者が第三者に貸与したり盗難にあったりしないかぎりは第三者による機器の不正使用を防止でき、また仮に第三者の手に渡っても制限回数に達すれば機器を使用することができなくなるから、不正使用を抑止する効果も期待できる。
請求項6の発明では、請求項2ないし請求項5のいずれかの発明において、前記人体側通信装置は、前記使用限度を記憶する書換可能な不揮発性の記憶手段と、人体を伝送路に用いて外部装置との間でデータ通信を行うことにより記憶手段の内容を書き換える書換手段と、前記通信処理手段との間でデータ通信を行う際に前記切換手段に記憶手段の内容を転送する書込手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、人体側通信装置に設けた記憶手段に対して外部装置によって使用限度を書換可能に書き込むことを可能とし、さらに、人体側通信装置から切換手段に対して使用限度を転送することを可能としているから、外部装置により設定した使用限度を人体側通信装置を介して切換手段に書き込むことが可能になる。このように、切換手段に設定する使用限度を変更可能としたことにより、使用限度を任意に設定して利便性よく使用することができる。
請求項7の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明において、前記タッチ電極は単極であって、前記通信処理手段には、人体とは非接触であって人体と静電結合する結合電極がタッチ電極とともに接続され、タッチ電極と結合電極との間に前記人体側通信装置と人体とを含む伝送路が形成されることを特徴とする。
この構成によれば、タッチ電極が単極であるから指先でタッチ電極に触れる程度の接触によってデータの伝送が可能になる。
請求項8の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明において、前記タッチ電極は2極であって、前記通信処理手段に両タッチ電極が接続され、両タッチ電極の間に前記人体側通信装置と人体とを含む伝送路が形成されることを特徴とする。
この構成によれば、タッチ電極が2極設けられているから、両タッチ電極に触れることによって伝送路に静電結合による部分がなく、伝送インピーダンスを小さくして微小電力でデータを伝送することができる。
請求項9の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれかの発明において、前記切換手段とは別に手操作により可使用状態から禁使用状態に切り換えるロックスイッチを備えることを特徴とする。
この構成によれば、ロックスイッチの手操作によって禁使用状態に切り換えるから、人体側通信装置を身体に装着してない場合でも、ロックスイッチの操作によって禁使用状態に切り換えることができ、他者の不正使用を抑制しやすくなる。
請求項10の発明では、請求項9の発明において、前記ロックスイッチは電源スイッチと兼用され、電源を遮断すると禁使用状態に切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、電源を一旦遮断すれば禁使用状態になるから、使用者が使用を終了した後に、電源を切れば禁使用状態になるから、仮に機器を返却せずに置き忘れたとしても他者による不正使用を防止することができる。
本発明の構成によれば、他人による使用を可能としながらも保管場所からの盗難などによる不正使用を抑制することができるという利点がある。たとえば、倉庫に保管している機器を使用者に貸与する際には、手渡しする際にタッチ電極に触れるだけで可使用状態に設定することができ、また、機器を回収する際にはタッチ電極に触れるだけで禁使用状態に設定して第三者による不正使用を防止することが可能になり、機器の貸出と返却との際に行う作業を簡便に行うことができるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態では、機器として電動工具のような可搬型の機器を想定している。図1(b)に示すように、機器1は人体に装着される人体側通信装置2との間で人体Hを伝送路LNに用いたデータ通信が可能となるように構成されている。人体側通信装置2は、腕に装着される器体20を有し、器体20における人体Hとの対向面には、腕の長さ方向に離間して配置された2個の接触電極21,22が設けられる。また、機器1のハウジング10の外面には単極のタッチ電極11が露出するとともに、タッチ電極11に指先を触れた人体Hに対向することによって人体Hと静電結合する結合電極12が設けられる。図においてキャパシタのシンボルは静電結合であることを表している。結合電極12は、ハウジング10が絶縁材料であればハウジング10に内蔵することができ、またハウジング10の材料に限らずハウジング10の外側に露出させることができる。図1(b)に示すように、指先をタッチ電極11に触れると、タッチ電極11と接触電極21との間で腕を通る伝送路LNが形成され、また、接触電極22と結合電極12との間には人体Hを通るとともに静電結合している部位の空間を通る伝送路LNが形成される。したがって、人体側通信装置2と機器1との間では、上述した伝送路LNを利用したデータ通信が可能になる。
本実施形態では、機器として電動工具のような可搬型の機器を想定している。図1(b)に示すように、機器1は人体に装着される人体側通信装置2との間で人体Hを伝送路LNに用いたデータ通信が可能となるように構成されている。人体側通信装置2は、腕に装着される器体20を有し、器体20における人体Hとの対向面には、腕の長さ方向に離間して配置された2個の接触電極21,22が設けられる。また、機器1のハウジング10の外面には単極のタッチ電極11が露出するとともに、タッチ電極11に指先を触れた人体Hに対向することによって人体Hと静電結合する結合電極12が設けられる。図においてキャパシタのシンボルは静電結合であることを表している。結合電極12は、ハウジング10が絶縁材料であればハウジング10に内蔵することができ、またハウジング10の材料に限らずハウジング10の外側に露出させることができる。図1(b)に示すように、指先をタッチ電極11に触れると、タッチ電極11と接触電極21との間で腕を通る伝送路LNが形成され、また、接触電極22と結合電極12との間には人体Hを通るとともに静電結合している部位の空間を通る伝送路LNが形成される。したがって、人体側通信装置2と機器1との間では、上述した伝送路LNを利用したデータ通信が可能になる。
人体側通信装置2は、腕部に巻き付けるベルトなどによって人体Hに装着される器体20を有し、図2に示すように、器体20において人体H(腕)に面するように配置された2つの接触電極21,22を備える。接触電極21,22は腕の長さ方向に並ぶように配置される。人体側通信装置2は図示しない電池を電源とし、CPUからなる制御部23では、記憶部(記憶手段)24に格納されたデータを読み出して送信データを生成し、また受信データを記憶部24に格納する。記憶部24には識別情報(第1の識別情報)も格納される。記憶部24にはEEPROMのような書換可能な不揮発性のメモリが用いられる。
制御部23で生成された送信データは、変調部25において変調された後、電圧印加部26を通してデータ伝送に必要な電圧に変換され、電圧印加部26の出力電圧が接触電極21,22に印加される。接触電極21,22に電圧が印加されると送信信号として人体Hを通る伝送路LNとする経路で送信データを機器1に伝送することが可能になる。なお、変調部25での変調方式としては、たとえばFSK方式を採用する。
一方、人体を通して接触電極21,22に電圧が印加されると、接触電極21,22に印加されている電圧を電圧検出部27において受信信号として検出し、受信信号を復調部28で復調することにより受信データを抽出する。抽出された受信データは制御部23に引き渡され、制御部23は受信データの内容に応じてあらかじめ規定されている動作を行う。
なお、電圧印加部26が接触電極21,22に電圧を印加する期間と、電圧検出部27が接触電極21,22に印加された電圧を検出する期間とは異ならせてあり、電圧印加部26から接触電極21,22に印加した電圧が電圧検出部27で直接検出されることがなようにしてある。
人体側通信装置2に設けた制御部23は、常時は、電圧印加部26により接触電極21,22に間欠的に電圧を印加する待機モードで動作している。待機モードにおいて、機器1に設けたタッチ電極11に人が触れることによって人体Hを通る伝送路LNが形成され、待機モードにおいて接触電極21,22に印加した電圧に対して機器1から応答があったことを電圧検出部27が検出すると、待機モードから通信モードに移行し、機器1との通信を開始する。
ところで、機器1は、図1(a)に示すように、人体側通信装置2と同様の回路構成を有し、CPUからなる機器側制御部13を備えている。機器側制御部13で生成された送信データは、変調部15において変調された後、電圧印加部16を通してデータ伝送に必要な電圧に変換され、電圧印加部16の出力電圧がタッチ電極11と結合電極12との間に印加される。
一方、タッチ電極11に人が触れるとともに人体Hが結合電極12に対面することによって、機器1と人体側通信装置2との間に人体Hを通る伝送路LNが形成されると、タッチ電極11と結合電極12との間に印加される電圧が電圧検出部17において検出される。電圧検出部17ではタッチ電極11と結合電極12との間に印加された電圧を受信信号として検出し、受信信号を復調部18で復調することにより受信データを抽出する。受信データは機器側制御部13に引き渡される。
ところで、機器側制御部13は、人体側通信装置2との間でデータ通信を行う通信処理手段13aを備える。通信処理手段13aには識別情報(第2の識別情報)が設定されており、人体側通信装置2に設定されている識別情報(第1の識別情報)を受け取ったときには、両識別情報を判定手段13bに引き渡し、両識別情報の間に規定した関係が成立するるか否かを判定する。判定手段13bでは両識別情報の間に規定の関係が成立すると、人体側通信装置2から伝送された指示を受け付ける。
人体側通信装置2から伝送される指示内容には、機器1における機器本体14が運転可能である可使用状態と運転不能である禁使用状態とがあり、他に機器1の使用に関する使用限度に関する設定内容も指示される。これらの指示内容については後述する。また、識別情報の間の規定の関係は、単純に一致することとしてもよいが、両識別情報に適宜の変換ルールを定めておき変換ルールを適用した結果が一致することとしてもよい。機器側制御部13には、判定手段13bでの判定結果に応じて機器本体14を可使用状態と禁使用状態とに切り換える切換手段13cも設けられる。なお、機器本体14は、機器1として実質的な機能を有する部位を意味している。
機器側制御部13は、電源を投入するとタッチ電極11と結合電極12との間に印加さえる電圧を電圧検出部17で監視する受信モードで動作し、受信モードにおいて人体側通信装置2からの送信信号を受信すると、送信信号に応答して人体側通信装置2に応答信号を返すとともに通信モードに移行する。人体側通信装置2では応答信号を受信すると待機モードから通信モードに移行し、機器1と人体側通信装置2との間でデータ通信が可能になる。
通信モードでは、人体側通信装置2の記憶部24に格納されたデータが人体Hを伝送路LNとして機器1に伝送される。機器1に設けた切換手段13cでは、人体側通信装置2から伝送されたデータが可使用状態を指示していれば、機器本体14を運転可能にし、禁使用状態を指示していれば、機器本体14を運転不能にする。
ここで、機器本体14の運転の可能と不能とは、機器本体14への給電を遮断する技術を用いる。ただし、機器本体14がマイクロコンピュータなどの制御回路を用いて制御される機器である場合には、制御回路に対して運転不能を指示したり、機器1に設けた操作部の指示を制御回路が受け付けないように指示したりする技術を採用することも可能である。
上述した装置の使用例について説明する。人体側通信装置2から伝送する可使用状態を指示するデータを「RELEASE」とし、禁使用状態を指示するデータを「LOCK」とする。また、人体側通信装置2の記憶部24には、「RELEASE」と「LOCK」との一方のデータが格納されているものとする。
いま、データが「LOCK」である人体側通信装置2を装着した人が機器1に設けたタッチ電極11に触れると、タッチ電極11と結合電極12との間に電圧が印加され、機器側制御部13では人体側通信装置2に応答信号を返送して通信モードに移行する。人体側通信装置2では応答信号を受信することによって、機器側制御部13との間でリンクが確立したと判断し、記憶部24から読み出した「LOCK」というデータを機器側制御部13に送信する。機器側制御部13は「LOCK」というデータを受け取ると、機器本体14を運転不能にし、以後は機器1の使用を禁止する。同様にして、データが「RELEASE」である人体側通信装置2を装着した人が機器1に設けたタッチ電極11に触れると、機器本体14は運転可能になり、以後は機器1の使用が可能になる。
上述のように、データが「RELEASE」である人体側通信装置2は、機器1を可使用状態にするものであるから、機器1を管理する管理者のみが使用するように管理し、機器1の使用者には使用させない。つまり、機器1は管理者のみによって可使用状態に切換可能とする。なお、データが「LOCK」である人体側通信装置2を使用するのは、必ずしも管理者のみでなくてもよい。また、データの種類ごとに人体側通信装置2を設けているが、1台の人体側通信装置2の記憶部24に複数種類のデータを格納しておき、図示しにスイッチによって機器1に転送するデータの種類を選択するようにしてもよい。
ところで、機器1を可使用状態に切り換えるには人体側通信装置2が必須であるが、禁使用状態に切り換える操作は、必ずしも人体側通信装置2を用いなくてもよい。すなわち、切換手段13cとは別に可使用状態から禁使用状態に手操作で切り換えるロックスイッチ13dを設けてもよい。ロックスイッチ13dは一旦操作されると機器1は禁使用状態に切り換えられるから、ふたたび可使用状態に切り換えるには人体側通信装置2を用いることになる。
ロックスイッチ13dの操作部の態様はどのようなものでもよいが、機器1の使用中に不用意に操作されることがないように、位置および形状を設定するのが望ましい。たとえば、機器1の使用時に触れないように凹所内に押釦式の操作部を設けるようにする。また、ロックスイッチ13dは、電源スイッチと兼用してもよい。つまり、機器1の運転と停止とを行うスイッチとは別に電源スイッチを設けておき、電源スイッチをオフにしたときに機器1が禁使用状態に切り換えられるようにすればよい。
ロックスイッチ13dを設ける場合であっても、人体側通信装置2を用いて禁使用状態に切り換える機能は有効にしておくのが望ましく、ロックスイッチ13dの操作を使用者に任せ、使用者がロックスイッチ13dの操作を忘れている場合には、管理者が人体側通信装置2を用いて禁使用状態に切り換えるようにすればよい。
(実施形態2)
実施形態1では、機器1を可使用状態にして使用者に貸与するから、使用者が機器1を管理していないと可使用状態のままで第三者に使用されてしまうことがある。そこで、第三者による機器1の使用の可能性を低減するには、可使用状態に切り換えた機器1に使用限度を設定しておくのが望ましい。本実施形態では、人体側通信装置2と通信処理手段13aとの間のデータ通信により、人体側通信装置2から機器1に対して使用限度を設定する例を説明する。すなわち、使用限度が設定された機器1は使用限度に達すると禁使用状態に切り換えられるのであって、仮に第三者が機器1を使用したとしても、使用限度に達すると使用できなくなるから、機器1の不正使用が抑止されることになる。
実施形態1では、機器1を可使用状態にして使用者に貸与するから、使用者が機器1を管理していないと可使用状態のままで第三者に使用されてしまうことがある。そこで、第三者による機器1の使用の可能性を低減するには、可使用状態に切り換えた機器1に使用限度を設定しておくのが望ましい。本実施形態では、人体側通信装置2と通信処理手段13aとの間のデータ通信により、人体側通信装置2から機器1に対して使用限度を設定する例を説明する。すなわち、使用限度が設定された機器1は使用限度に達すると禁使用状態に切り換えられるのであって、仮に第三者が機器1を使用したとしても、使用限度に達すると使用できなくなるから、機器1の不正使用が抑止されることになる。
使用限度は、禁使用状態に切り換える時刻、可使用状態を計測する時間、可使用状態において機器1を運転させる回数の少なくとも1種類で指定する。
使用限度を時刻で指定する場合には、現在時刻を計時する時計部(図示せず)を切換手段13cに設けておき、また人体側通信装置2から切換手段13cに対してあらかじめ停止時刻を転送しておく。この構成では、切換手段13cは、時計部で計時する時刻が停止時刻になると自動的に禁使用状態に切り換える。したがって、作業現場において始業時に機器1を貸し出すようにし、このとき停止時刻として機器1を回収する時刻を設定しておけば、機器1の回収時には自動的に禁使用状態になり、機器1が使用不能になる。本例では、停止時刻のみを設定する場合を例示したが、機器1を運転可能にする開始時刻を停止時刻と併せて設定可能としてもよい。開始時刻を設定している場合は、機器1が使用可能である期間を開始時刻から停止時刻までに制限することによって、停止時刻のみを設定する場合よりもさらに不正な使用を抑制することができる。
使用限度を時間で指定する場合には、時限用のタイマ部(図示せず)を切換手段13cに設けておき、人体側通信装置2からは切換手段13cに対してあらかじめ制限時間を転送しておく。この構成では、切換手段13cは、可使用状態に切り換えた後にタイマ部で時限される制限時間が経過すると、自動的に禁使用状態に切り換える。したがって、機器1は制限時間で指定された時間しか使用することができず、不正な使用を抑制することができる。
使用限度を運転の回数で制限する場合には、運転の回数を計数するカウンタ部(図示せず)を切換手段13cに設けておき、人体側通信装置2からは切換手段13cに対してあらかじめ制限回数を転送しておく。この構成では、切換手段13cは、可使用状態に切り換えた後に機器1を運転した回数をカウンタ部で計数し、計数した回数が制限回数に達すると、自動的に禁使用状態に切り換える。なお、運転の回数は、たとえば電動ドライバであれば、1本のねじを締めるために運転スイッチをオンにしてからオフにするまでを1回の運転とする。したがって、作業現場において当日の予定に応じた運転回数を設定しておけば、機器1の不必要な使用が制限され、不正使用を抑制することができる。
ところで、本実施形態では、停止時刻、開始時刻、制限時間、制限回数の少なくとも1種類の使用限度を切換手段13cに設定する必要がある。使用限度は、あらかじめ切換手段13cに設定しておくことも可能ではあるが、機器1に対して任意に設定できるようにするほうが利便性が高くなる。そこで、図3に示すように、外部装置3を設け、人体側通信装置2に内蔵した記憶部24の内容を書換可能にするのが望ましい。
外部装置3は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)のような情報機器3aと、人が触れるためのタッチ電極31および人体Hと対面する結合電極32を備えたインターフェース装置3bとからなる。インターフェース装置3bは、図4に示すように、情報機器3aとは別体の器体30を備え、情報機器3aを接続するための接続部34を備える。インターフェース装置3bと情報機器3aとの間では接続部34を介してデータを転送することが可能になっている。
インターフェース装置3bは、機器1と同様の構成を有しており、人体側通信装置2を装着した人がタッチ電極31に触れると、タッチ電極31と結合電極32との間に人体Hを通る伝送路LNを形成し、人体側通信装置2との間でデータ通信を行うように構成されている。つまり、インターフェース装置3bには、CPUからなる制御部33、変調部35、電圧印加部36、電圧検出部37、復調部38が設けられる。制御部33で生成された送信データは、変調部35で変調された後、電圧印加部36を通してタッチ電極31と結合電極32との間に印加される。
一方、タッチ電極31に人が触れるとともに人体Hが結合電極32に対面することによって、機器1と人体側通信装置2との間に人体Hを通る伝送路LNが形成されている間には、タッチ電極31と結合電極32との間に印加される電圧が電圧検出部37において検出される。電圧検出部37ではタッチ電極31と結合電極32との間に印加された電圧を受信信号として検出し、受信信号を復調部38で復調することにより受信データを抽出する。受信データは制御部33に引き渡される。
上述のように構成された外部装置3を用いることにより、人体側通信装置2を装着した人がタッチ電極31に触れることによって、人体側通信装置2に設けた記憶部24の内容を書き換えることが可能である。すなわち、人体側通信装置2に設けた制御部23は、人体側通信装置2が外部装置3との間でデータ通信を行ったときに記憶部24の内容を書き換える書換手段として機能する。また、人体側通信装置2を装着した人が機器1のタッチ電極11に触れたときには、記憶部24に格納されたデータが切換手段13cへの指示として機器1に伝送されるから、上述した禁使用状態を指示する「LOCK」や可使用状態を指示する「RELEASE」の各データのほか、上述した各種の使用限度のデータなどを外部装置3を用いて記憶部24に書き込むことにより、人体側通信装置2から機器1に対して様々な指示を与えることが可能になる。すなわち、制御部23は通信処理手段13aとの間でデータ通信を行うときには切換手段13cに記憶部23の内容を転送する書込手段として機能する。
外部機器3のデータの設定は情報機器3aを用いて行い、外部機器3から人体側通信装置2の記憶部24へのデータの転送には、インターフェース装置3bのタッチ電極31に触れるだけでよいから、人体側通信装置2では機器1に転送するデータを自由に書換可能としながらも、データの転送操作はきわめて簡単である。このように、1台の人体側通信装置2を用いて記憶部24の内容を書き換えることにより機器1に対して様々な指示を与えることができるから、指示内容ごとに人体側通信装置1を設ける必要がない。
なお、インターフェース装置3bから人体側通信装置2へのデータの転送時や、人体側通信装置2から機器1へのデータの転送時には、データの転送が終了したことを示すために、適宜の表示灯を点灯させるのが望ましい。なお、インターフェース装置3bを情報機器3aとは別体に設けることによって、様々な既存の情報機器3aを使用可能としているが、インターフェース装置3bの機能を情報機器3aに内蔵することにより専用の外部装置3を構成してもよい。
(実施形態3)
上述した各実施形態では、機器1においてはタッチ電極11と結合電極12とを用いて結合電極12と人体Hとの間に静電結合による伝送路LNを形成していた。すなわち、機器1において単極のタッチ電極11を設けていたが、本実施形態では、図5に示すように、機器1に2極のタッチ電極11a,11bを設けた例を示す。
上述した各実施形態では、機器1においてはタッチ電極11と結合電極12とを用いて結合電極12と人体Hとの間に静電結合による伝送路LNを形成していた。すなわち、機器1において単極のタッチ電極11を設けていたが、本実施形態では、図5に示すように、機器1に2極のタッチ電極11a,11bを設けた例を示す。
本実施形態の構成では、人体側通信装置2を装着した人は、図6に示すように、各タッチ電極11a,11bに片方ずつの手を触れる。つまり、機器1を両手で持つ。この状態において、人体側通信装置1と機器2との間には両手を通る経路の伝送路LNが形成され、上述した各実施形態と同様に人体Hを通る伝送路LNを用いて、機器1と人体側通信装置2との間でデータ通信が可能になる。また、この構成では機器1に結合電極12が不要であるから、機器1の小型化が可能になる。つまり、結合電極12を用いて静電結合による伝送路LNを形成する場合に、伝送路LNのインピーダンスを小さくするには結合電極12の面積を大きくとる必要があるから、それだけ機器1が大型化することになるが、本実施形態では2個のタッチ電極11a,11bを用いており結合電極12が不要であるから、それだけ機器1の小型化が可能になる。
なお、外部機器3(インターフェース装置3b)においてもタッチ電極11と結合電極12とに代えて、2個のタッチ電極を設けるようにしてもよい。他の構成および動作は上述した各実施形態と同様である。
1 機器
2 人体側通信装置
11 タッチ電極
11a,11b タッチ電極
12 結合電極
13a 通信処理手段
13b 判定手段
13c 切換手段
13d ロックスイッチ
23 制御部(書換手段、書込手段)
24 記憶部(記憶手段)
H 人体
LN 伝送路
2 人体側通信装置
11 タッチ電極
11a,11b タッチ電極
12 結合電極
13a 通信処理手段
13b 判定手段
13c 切換手段
13d ロックスイッチ
23 制御部(書換手段、書込手段)
24 記憶部(記憶手段)
H 人体
LN 伝送路
Claims (10)
- 管理者から使用者に貸与され運転可能な可使用状態と運転不能な禁使用状態とを切換可能な機器であって、人体が接触できるように配置したタッチ電極と、タッチ電極に接触する人体に人体側通信装置が装着されているときに人体側通信装置との間で人体を伝送路に用いてデータ通信を行う通信処理手段と、人体側通信装置と通信処理手段との間でデータ通信を行ったときに人体側通信装置に設定されている第1の識別情報と通信処理手段に設定されている第2の識別情報とが規定した関係であるときに人体側通信装置からの指示を受け付ける判定手段と、人体側通信装置からの指示に応答して可使用状態と禁使用状態とを切り換える切換手段とを備えることを特徴とする不正使用防止機能付き機器。
- 前記切換手段は、人体側通信装置からの指示に応答して可使用状態に切り換えた後、前記人体側通信装置と前記通信処理手段との間でのデータ通信により指定される使用限度に達すると禁使用状態に切り換えることを特徴とする請求項1記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記使用限度は、前記人体側通信装置から前記切換手段に転送する停止時刻であって、前記切換手段は、現在時刻を計時する時計部を備えるとともに、可使用状態に切り換えた後に時計部で計時される時刻が停止時刻になると禁使用状態に切り換えることを特徴とする請求項2記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記使用限度は、前記人体側通信装置から前記切換手段に転送する制限時間であって、前記切換手段は、制限時間を時限するタイマ部を備えるとともに、可使用状態に切り換えた後に制限時間が経過すると禁使用状態に切り換えることを特徴とする請求項2記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記使用限度は、前記人体側通信装置から前記切換手段に転送する制限回数であって、前記切換手段は、運転の回数を計数するカウンタ部を備えるとともに、可使用状態に切り換えたのちにカウンタ部で計数される回数が制限回数になると禁使用状態に切り換えることを特徴とする請求項2記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記人体側通信装置は、前記使用限度を記憶する書換可能な不揮発性の記憶手段と、人体を伝送路に用いて外部装置との間でデータ通信を行うことにより記憶手段の内容を書き換える書換手段と、前記通信処理手段との間でデータ通信を行う際に前記切換手段に記憶手段の内容を転送する書込手段とを備えることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記タッチ電極は単極であって、前記通信処理手段には、人体とは非接触であって人体と静電結合する結合電極がタッチ電極とともに接続され、タッチ電極と結合電極との間に前記人体側通信装置と人体とを含む伝送路が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記タッチ電極は2極であって、前記通信処理手段に両タッチ電極が接続され、両タッチ電極の間に前記人体側通信装置と人体とを含む伝送路が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記切換手段とは別に手操作により可使用状態から禁使用状態に切り換えるロックスイッチを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の不正使用防止機能付き機器。
- 前記ロックスイッチは電源スイッチと兼用され、電源を遮断すると禁使用状態に切り換えることを特徴とする請求項9記載の機器の不正使用防止機能付き機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005336187A JP2007141094A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 不正使用防止機能付き機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005336187A JP2007141094A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 不正使用防止機能付き機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007141094A true JP2007141094A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38203851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005336187A Withdrawn JP2007141094A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 不正使用防止機能付き機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007141094A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010273070A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 通信端末装置及びプログラム |
| WO2014098760A1 (en) | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Nida Tech Sweden Ab | Method, node, computer program and power tool device, for enabling locking and unlocking of power tool |
| JP2016513378A (ja) * | 2013-01-17 | 2016-05-12 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | システムの装置の動作に影響を与えるためのシステム及び方法 |
| US10054664B2 (en) | 2015-04-07 | 2018-08-21 | Nidatech Sweden Ab | Enhanced time of arrival positioning system |
| CN114500367A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-05-13 | 联想(北京)有限公司 | 一种路径选择方法及电子设备 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005336187A patent/JP2007141094A/ja not_active Withdrawn
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