JP2007143733A - 装飾縫目 - Google Patents

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Koji Okita
晃司 大北
Takayuki Yasato
隆幸 矢里
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B93/00Stitches; Stitch seams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】 針糸が布の針側で所定の間隔を隔てて配置されている場合でも上飾り糸の飾りループをコンパクトに纏めつつ装飾性を損なわないようにした装飾縫目を提供する。
【解決手段】 複数本の針糸と1本の上飾り糸を少なくとも備え、前記針糸が布の針側で所定の間隔を隔てて配置されると共に針糸のループが布の針側に既に渡っている上飾り糸の飾りループを通り抜ける装飾縫目において、各針糸の上端部を隣接させて上飾り糸の飾りループにより纏めた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、布地の針側で装飾性を持たせるようにした装飾縫目に関する。
従来の装飾縫目としては、複数本の針糸と1本の上飾り糸とを備えたものが知られている(例えば、非特許文献1の「表示記号602のステッチ」を参照。)。
「JISステッチ形式の分類と表示記号 JIS L 0120−1984」、昭和59年7月1日 制定、日本規格協会 発行、p.24
ところが従来の装飾縫目においては、針糸が布の針側で所定の間隔を隔てて配置されると共に布の針側に既に渡っている上飾り糸の飾りループを通り抜けているので、上飾り糸の飾りループが布の表面側で目立ってしまい、縫目自体が重厚なイメージとなっていた。
従って、本発明の課題は、針糸が布の針側で所定の間隔を隔てて配置されている場合でも上飾り糸の飾りループをコンパクトに纏めつつ装飾性を損なわないようにした装飾縫目を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、複数本の針糸と1本の上飾り糸を少なくとも備え、前記針糸が布の針側で所定の間隔を隔てて配置されると共に針糸のループが布の針側に既に渡っている上飾り糸の飾りループを通り抜ける装飾縫目において、各針糸の上端部を隣接させて上飾り糸の飾りループにより纏めたことを特徴とする。
なお針糸のうちの一方の針糸の上端部を他方の針糸上端部側に寄せるとよく、最右側の針糸上端部を他の針糸上端部より手前にズラすのが望ましい。
本発明によれば、各針糸の上端部を隣接させて上飾り糸の飾りループにより纏めているので、布の針側で上飾り糸の飾りループがコンパクトになり、重厚なイメージを払拭することができる。なお最右側の針糸上端部を他の針糸上端部より手前にずらすと、上飾り糸の渡り方が滑らかとなる。また各針糸の上端部は上飾り糸の飾りループで纏められているので、縫目形成時に各針糸の張力バランスを厳格に設定する必要がない。
以下、本発明の実施の形態を図面を基づいて説明する。装飾縫目S1は、図1に示されるように、2本の針糸1,2と1本の上飾り糸3を備えている。針糸1,2は布の針側で所定の間隔を隔てて配置され、右側の針糸2の上端部2aが左側の針糸1の上端部1aに寄せられている。つまり各針糸上端部1a,2aは隣接している。針糸のループ1L,2Lは、ルーパ糸4の二つに分かれたループ4a,4bを通り抜けてルーパ糸4の他の1つのループ4eと他糸ルーピングしている。なおルーパ糸4は布の裏面側に配置される。
上飾り糸3は布の針側で水平に渡る飾りループ3a,3bを左右に形成し、該飾りループ3a,3bは布の針側に渡っている針糸上端部1a,2aを横切っている。つまり針糸ループ1L,2Lは布の針側に既に渡っている上飾り糸3の飾りループ3a,3bを通り抜けている。なお右側の針糸上端部2aは上飾り糸3によって手前にずらされており、布の表面側は図2に示されるような模様(中央部に示された模様)となる。これにより上飾り糸3の渡り方が滑らかとなり、各針糸上端部1a,2aは上飾り糸3のループ3a,3bによって纏められることとなる。
本実施の形態では右側の針糸上端部が左側の針糸側で纏められていたが、これに限定されるわけでない。例えば、左側の針糸上端部が右側の針糸側で纏められた装飾縫目であってもよく、各針糸上端部1a,2aが、図3に示されるように、中央で纏められていてもよい。また本実施の形態では2本の針糸を備えた装飾縫目で説明が行われていたが、これに限定されるわけでなく、例えば3本の針糸を備えた装飾縫目でもよい。
3本の針糸を備えた装飾縫目S2の一例を図4に示す。この装飾縫目S2は、3本の針糸5,6,7及び上飾り糸8を備えている。各針糸5,6,7は布の針側で所定の間隔を隔てて配置され、両サイドの針糸上端部5a,7aが中央の針糸上端部6aに寄せられている。つまり各針糸上端部5a,6a,7aは隣接している。上飾り糸8は布の針側で水平に渡る飾りループ8a,8bを左右に形成し、該飾りループ8a,8bは布の針側に既に渡っている針糸上端部5a,6a,7aを横切っている。つまり針糸ループは布の針側に既に渡っている上飾り糸8の飾りループ8a,8bを通り抜けている。
なお左側の針糸上端部5aと中央の針糸上端部6aは揃っているが、右側の針糸上端部7aは上飾り糸9によって手前にずらされており、布の表面側は図5に示されるような模様(中央部に示された模様)となる。これにより上飾り糸8の渡り方が滑らかとなり、各針糸上端部5a,6a,7aは上飾り糸8のループ8a,8bによって纏められることとなる。因みに装飾縫目S2の針糸ループは、ルーパ糸9の三つに分かれたループを通り抜けてルーパ糸9の他の1つのループと他糸ルーピングしている。
本発明に係る装飾縫目を形成するためのミシンとしては、公知の偏平縫いミシンを用いるとよい。公知の偏平縫いミシンは通常、前面側に各糸用の糸調子装置を備えており、糸経路上の糸張力は糸調子装置の操作で変更される。これにより、装飾縫目を構成する各糸の長さが変更される。装飾縫目S1の場合は右側の針糸2に関する糸張力を弱めに設定するとよく、装飾縫目S2の場合は両サイドの針糸5,7に関する糸張力を弱めに設定するとよい。なお上飾り糸3,8に関する糸張力は強めに設定し、ルーパ糸4,9に関する糸張力は通常通りに設定しておくとよい。
また本実施の形態では、布裏面側に配置されるルーパ糸を1本として説明していたが、これに限定されるわけでなく、針糸に対応して複数のルーパ糸を設けてもよい。
本発明に係る装飾縫目の第1実施例を示した斜視図である。 第1実施例の布表面側を示す写真である。 別の装飾縫目の布表面側を示す写真である。 本発明に係る装飾縫目の第2実施例を示した斜視図である。 第2実施例の布表面側を示す写真である。
符号の説明
1,2,5,6,7 針糸
1L,2L 針糸のループ
1a,2a,5a,6a,7a 針糸上端部
3,8 上飾り糸
3a,3b,8a,8b 飾りループ
4,9 ルーパ糸

Claims (3)

  1. 複数本の針糸と1本の上飾り糸を少なくとも備え、前記針糸が布の針側で所定の間隔を隔てて配置されると共に針糸のループが布の針側に既に渡っている上飾り糸の飾りループを通り抜ける装飾縫目において、各針糸の上端部を隣接させて上飾り糸の飾りループにより纏めたことを特徴とする装飾縫目。
  2. 前記針糸のうち、一方の針糸の上端部が他方の針糸上端部側に寄せられている請求項1記載の装飾縫目。
  3. 最右側の針糸上端部が他の針糸上端部より手前にズレていることを特徴とする請求項2記載の装飾縫目。
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