JP2007143799A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の疲労感を低減することができるようにする。
【解決手段】報知画像102を表示する下部液晶表示装置5と、報知画像103を表示する上部液晶表示装置105とを備え、下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のうち、遊技者に優先して視認させたい報知画像を表示している方を指示板101で指し示す。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の表示装置や複数の表示領域を有する表示装置を備えたパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
所謂パチスロ機と称される遊技機は、遊技に係る演出画像や報知情報を遊技者に対して表示する表示装置を備えている。そして、遊技機の中には、表示装置を複数備えているものが存在する。
特許文献1には、メインディスプレイとサブディスプレイとを備え、外部から送信された告知情報をメインディスプレイに表示させた後に、その告知情報をサブディスプレイに表示させることで、遊技者が行なう遊技を妨げることなく、各種の告知情報を効果的に遊技者に視認させる遊技機が開示されている。
特開2005−218670号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機においても、遊技中に遊技者はどちらのディスプレイを見ればよいのか、或いは、ディスプレイのどこをみればよいのか迷うことがある。係る場合、遊技者に疲労感を与えてしまう。
本発明の目的は、遊技者の疲労感を低減することが可能な遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記内部当籤役に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、演出画像を表示する複数の画像表示手段と、前記複数の画像表示手段のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す指示手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、指示手段が、複数の画像表示手段のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示すから、遊技者に複数の画像表示手段のどれを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどの画像表示手段を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。
また、本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記内部当籤役に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、演出画像を表示する複数の画像表示領域と、当該複数の画像表示領域のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す指示画像を表示する指示画像表示領域と、を備えた画像表示手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、複数の画像表示領域のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す指示画像が指示画像表示領域に表示されるから、遊技者に複数の画像表示領域のどれを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどの画像表示領域を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。
また、本発明の遊技機においては、前記遊技者に優先して視認させたい演出画像が、前記内部当籤役の報知画像であってよい。上記の構成によれば、遊技者に優先して視認させたい演出画像が内部当籤役の報知画像であり、指示手段が内部当籤役の報知画像を表示する画像表示手段を指し示す、或いは、指示画像が内部当籤役の報知画像を表示する画像表示領域を指し示すから、遊技者に内部当籤役を認識させることができる。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図7に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、2−BETボタン12、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、後述の「上チリ」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組み合わせを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、図柄表示手段としての3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。
図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」および「上チリ」の図柄からなっている。各リールの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。尚、特定の入賞態様は、ST等のボーナス以外の有利な遊技状態を開始させる入賞態様を含む。ここで、STとは、スーパータイムの略称である。
表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出表示部18が設けられている。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、役物作動回数表示部20が設けられている。役物作動回数表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、画像表示手段としての下部液晶表示装置5が設けられている。また、表示窓4L・4C・4Rの上方には、画像表示手段としての上部液晶表示装置105が設けられている。下部液晶表示装置5の表示画面5aには、図示しない遊技上の演出画像や後述する内部当籤役を報知する報知画像102等が表示される。また、上部液晶表示装置105の表示画面105aには、図示しない遊技上の演出画像や内部当籤役を報知する報知画像103等が表示される。
表示窓4L・4C・4Rと当り表示ランプ17との間には、下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のどちらか一方を指し示す指示手段としての指示板101が設けられている。指示板101は、図示するように矢印型をしており、キャビネット2の内部に設けられた図示しない回転モータ106により軸支されている。
図2に示すように、下部液晶表示装置5の表示画面5aには「ベルを揃えろ!」の文字を含む報知画像102が表示され、上部液晶表示装置105の表示画面105aには「スイカを揃えろ!」の文字を含む報知画像103が表示される場合において、報知画像102と報知画像103のうち、一方は内部当籤役を報知しており、他方は内部当籤役とは異なる役を報知している。そして、指示板101は、下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のうち、内部当籤役を報知している報知画像(図2においては報知画像103)を表示している方を指し示すように構成されている。内部当籤役を報知している報知画像を単に「報知画像」と呼び、内部当籤役とは異なる役を報知している報知画像を「ガセ報知画像」と呼ぶ。図2においては、報知画像103が「報知画像」であり、報知画像102が「ガセ報知画像」である。即ち、内部当籤役は「スイカ」である。
ここで、図2のように、指示板101が上部液晶表示装置105を指し示している場合において、報知画像102が「報知画像」であり、報知画像103が「ガセ報知画像」である場合には、指示板101は回転モータ106により時計回りに回転されて、「報知画像」である報知画像102を表示している下部液晶表示装置5を指し示すことになる。この場合、内部当籤役は「ベル」である。反対に、指示板101が下部液晶表示装置5を指し示している場合において、報知画像102が「ガセ報知画像」であり、報知画像103が「報知画像」である場合には、指示板101は回転モータ106により反時計回りに回転されて、「報知画像」である報知画像103を表示している上部液晶表示装置105を指し示すことになる。この場合、内部当籤役は「スイカ」である。指示板101がすでに指し示している液晶表示装置に「報知画像」が表示される場合には、指示板101が回転されないことは言うまでもない。
このように、指示板101が、2つの液晶表示装置5,105のうち、内部当籤役を報知している「報知画像」を表示している方を指し示すから、遊技者に2つの液晶表示装置5,105のどちらを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどちらの液晶表示装置5,105を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。また、指示板101が「報知画像」を表示する液晶表示装置5,105を指し示すことにより、遊技者に内部当籤役を認識させることができる。
図1に戻って、下部液晶表示装置5の右側には、メダル投入口22が設けられている。下部液晶表示装置5の左側には、1−BETボタン11、2−BETボタン12、及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETボタン12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETボタン11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pボタン14が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。
C/Pボタン14の右側には、遊技開始指令手段としてのスタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技の開始を指令する信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
また、台座部10の前面部中央には、3個のリール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。これら2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出等に伴い、点滅等するようになっている。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図3、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図3に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、当り表示ランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図4に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、LEDランプ29の出力制御、及び、指示板101の回転制御を行う。
この副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、指示板101を軸支する回転モータ106を駆動させる回転モータ駆動回路104を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチンや後述する報知画像指示処理ルーチン等の制御プログラムや後述する報知画像表示箇所抽籤テーブル等を格納している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、この内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータが記憶される。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。この乱数サンプリングにより、報知画像表示箇所抽籤テーブルを用いて、内部当籤役を報知する「報知画像」を下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のどちらに表示させるかが決定される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当籤する役の種類等については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合わせが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
ここで、BB(ビッグボーナス)の入賞成立を契機として発生し、『BB一般遊技状態』及び『RB遊技状態』により構成される遊技状態を総称して、以下『BB遊技状態』という。BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。BB一般遊技状態は、30回の小役ゲーム又は3回のレギュラーボーナスを消化すると終了する。RB(レギュラーボーナス)の入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
リプレイ役(再遊技)の入賞は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。リプレイ役の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。
また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『スイカの小役』及び『ベルの小役』の入賞成立を実現することが可能である。役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダルが払い出され、再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
また、BB一般遊技状態においては、RBとベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がRBの場合、15枚のメダルが払い出される。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。またRB遊技状態において、役物の入賞が成立した場合には、15枚のメダルが払い出される。
(報知画像表示箇所抽籤テーブル)
次に、図5を参照して、「報知画像」を下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のどちらに表示させるかを決定するために用いられる報知画像表示箇所抽籤テーブルについて説明する。
報知画像表示箇所抽籤テーブルは、乱数範囲欄と、表示箇所欄とを有している。乱数範囲は、「0〜255」に設定されている。そして、上述した副制御回路72のサブCPU74で実行される乱数サンプリングにより、「0」〜「127」の乱数範囲が抽出されたときに、「報知画像」を表示する表示箇所が上部液晶表示装置105に決定され、「128」〜「255」の乱数範囲が抽出されたときに、「報知画像」を表示する表示箇所が下部液晶表示装置5に決定される。この報知画像表示箇所抽籤テーブルは、上述したように、図4の副制御回路72のプログラムROM75に格納されている。
(主制御回路71の動作)
上記の構成において、図6に示すメインフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図6のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105において演出画像や報知画像102,103の表示等を実施したり、実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図6に示すように、ゲーム開始時の初期化が行われる(S1)。この後、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。次に、メダル投入処理が実行され、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があるまで待機状態となる(S3)。そして、BETスイッチ11S・12S・13S等からの入力があると、メダル投入信号が副制御回路72に単位遊技の開始信号として送信される。続いて、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(S4)。スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4が再実行され、スタートレバー6が操作されるまで待機状態とされる。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行が移行される(S5)。そして、抽籤用の乱数が抽出され(S6)、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回のゲームにおける遊技状態が確認される(S7)。
今回のゲームの遊技状態が確認されると、図示しない確率抽籤テーブルに基づく確率抽籤処理において遊技状態に対応した内部当籤役が抽籤され(S8)、選択された内部当籤役の情報が副制御回路72に出力される。内部当籤役を決定すると、停止テーブル群選択処理が実行される(S9)。そして、リール回転停止処理が実行される(S10)。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、入賞信号が単位遊技の終了信号として副制御回路72に出力される。そして、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。そして、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される。一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(副制御回路72の動作)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチンや後述する報知画像指示処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行によりコマンドに基づいた演出画像や報知画像102,103を下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105に表示する。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等が下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105のどちらか或いは両方に表示される。また、下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29による演出、スピーカ21L・21Rからの音声による演出を行う。
(副制御回路72の動作:報知画像指示処理ルーチン)
次に、副制御回路72のサブCPU74で実行される報知画像指示処理ルーチンについて、図7を用いて説明する。
まず、内部当籤役信号を受信したか否かが判定され(A1)、内部当籤役信号を受信しなければ(A1,NO)、A1から再実行されて、内部当籤役信号の受信待ちとなる。一方、内部当籤役信号を受信すると(A1,YES)、内部当籤役を報知する「報知画像」と、内部当籤役とは異なる役を報知する「ガセ報知画像」とが作成され(A2)、報知画像表示箇所抽籤テーブルを用いて「報知画像」を表示する液晶表示装置を抽籤で下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のどちらかに決定する(A3)。そして、「報知画像」を決定された液晶表示装置(図2においては、上部液晶表示装置105)に表示するとともに(A4)、「ガセ報知画像」を他の液晶表示装置(図2においては、下部液晶表示装置5)に表示する(A5)。
その後、「報知画像」を表示する液晶表示装置(図2においては、上部液晶表示装置105)を指し示すように指示板101が回転モータ106により回転される。このように、指示板101が、2つの液晶表示装置5,105のうち、内部当籤役を報知している「報知画像」を表示している方を指し示すから、遊技者に2つの液晶表示装置5,105のどちらを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどちらの液晶表示装置5,105を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。また、指示板101が「報知画像」を表示する液晶表示装置5,105を指し示すことにより、遊技者に内部当籤役を認識させることができる。
その後、入賞信号を受信したか否かが判定され(A7)、入賞信号を受信しなければ(A7,NO)、A4から再実行されて、「報知画像」及び「ガセ報知画像」の表示と、指示板101による指示が継続される。一方、入賞信号を受信すると(A7,YES)、「報知画像」及び「ガセ報知画像」の表示が消去され(A8)、A1から再実行される。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(赤7等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図6のメインルーチン等)と、内部当籤役に基づいて、図柄の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71、図6のメインルーチン等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図6のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、演出画像を表示する複数の画像表示手段(下部液晶表示装置5、上部液晶表示装置105等)と、複数の画像表示手段のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像(報知画像102,103等)を表示している方を指し示す指示手段(副制御回路72、指示板101、回転モータ106、回転モータ駆動回路104等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、指示手段が、複数の画像表示手段のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示すから、遊技者に複数の画像表示手段のどれを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどの画像表示手段を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。
また、本実施の形態の遊技機1においては、遊技者に優先して視認させたい演出画像が、内部当籤役の報知画像(報知画像102,103等)である構成にされている。上記の構成によれば、遊技者に優先して視認させたい演出画像が内部当籤役の報知画像であり、指示手段が内部当籤役の報知画像を表示する画像表示手段を指し示すから、遊技者に内部当籤役を認識させることができる。
なお、本実施の形態においては、指示板101が「報知画像」が表示された液晶表示装置を指し示す構成としたが、この構成に限定されるものではなく、下部液晶表示装置5及び上部液晶表示装置105に演出画像が表示され、指示板101は、下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す構成であってもよい。
また、本実施の形態では、指示板101が下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105のどちらか一方を指し示す構成としたが、下部液晶表示装置5に表示された演出画像等と、上部液晶表示装置105に表示された演出画像等の両者を遊技者に視認させたい場合には、指示板101が水平方向を向くことで、下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105の両者に表示された演出画像等に特に優先順位がないことを遊技者に認識させる構成であってもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図8ないし図10に基づいて以下に説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
(遊技機200の機械的構成)
本実施の形態の遊技機200もまた、パチスロ機であるが、第1の実施の形態と異なる点は、図8に示すように、液晶表示装置205がキャビネット2の前面全体を覆うように設けられており、液晶表示装置205には3つの画像表示領域201,202,203が設けられている点である。
図9に示すように、液晶表示装置205は、透過性を有した正面パネル131と、正面パネル131の裏面側に設けられた図示しない透明液晶パネルとを備えている。正面パネル131は、透明な表示窓131aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域131bとを有している。表示窓131aは、リール3L・3C・3Rの図柄や透明液晶パネルに表示される演出画像等を透過することにより遊技機200の前面側からこれらを視認可能にしている。これにより、表示窓131aの中央部には、リール3L・3C・3Rの図柄が表示される。また、表示窓131aには、透明液晶パネルに表示された図示しない演出画像や報知画像102,103、指示画像210等が表示されるようになっている。
図9において、第1の画像表示領域201には図示しない演出画像や報知画像102が、第2の画像表示領域202には図示しない演出画像や報知画像103が、指示画像表示領域としての第3の画像表示領域203には矢印型の指示画像210が、それぞれ表示される。そして、図9において、報知画像102は内部当籤役と異なる役を報知する「ガセ報知画像」であり、報知画像103は内部当籤役を報知する「報知画像」である。即ち、内部当籤役は「スイカ」である。そして、第3の画像表示領域203に表示された指示画像210は、「報知画像」である報知画像103が表示された第2の画像表示領域202を指し示している。
ここで、図9において、報知画像103が「ガセ報知画像」であり、報知画像102が「報知画像」である場合には、指示画像210は「報知画像」である報知画像102が表示された第1の画像表示領域201を指し示すことになる。この場合、内部当籤役は「ベル」である。即ち、指示画像210は、「報知画像」が表示された画像表示領域を指し示すようになっている。
このように、指示画像210が、2つの画像表示領域201,202のうち、内部当籤役を報知している「報知画像」を表示している方を指し示すから、遊技者に2つの画像表示領域201,202のどちらを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどちらの画像表示領域201,202を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。また、指示画像210が「報知画像」を表示する画像表示領域201,202を指し示すことにより、遊技者に内部当籤役を認識させることができる。
図9に示すように、液晶表示装置205の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25及びメダル投入ランプ24が設けられている。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。これらのランプは第1の実施の形態における遊技機1には備わっていないが、第1の実施の形態における遊技機1に備わっていてもよいし、本実施の形態において省略されていてもよい。
また、図8において、本実施の形態の遊技機200は、2−BETボタン12を備えていないが、これを備えた構成であってもよい。また、WINランプ17、払出表示部18、役物作動回数表示部20等の配置位置が第1の実施の形態の遊技機1と異なっているが、第1の実施の形態と同様の機能を果たすものであるため、これらの説明を省略する。
(遊技機200の電気的構成)
次に、図10を用いて遊技機200の電気的構成について説明する。本実施の形態の遊技機200が、第1の実施の形態の遊技機1と異なる点は、副制御回路272に回転モータ106及び指示板101が設けられていない点である。本実施の形態において、液晶表示装置205の第3の画像表示領域203に表示された指示画像210が、第1の実施の形態における指示板101の役割を果たしている(図9参照)。よって、副制御回路272は、回転モータ駆動回路104を備えていない。他の構成は第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機200は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄(赤7等)を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図6のメインルーチン等)と、内部当籤役に基づいて、図柄の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71、図6のメインルーチン等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図6のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、演出画像を表示する複数の画像表示領域(第1の画像表示領域201、第2の画像表示領域202等)と、複数の画像表示領域のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像(報知画像102,103等)を表示している方を指し示す指示画像210を表示する指示画像表示領域(第3の画像表示領域203)と、を備えた画像表示手段(液晶表示装置205等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、複数の画像表示領域のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す指示画像210が指示画像表示領域に表示されるから、遊技者に複数の画像表示領域のどれを見ればよいのかを認識させることができる。よって、従来はどの画像表示領域を見ればよいのか分からずに遊技者に疲労感を与えていたが、これを低減させることができる。
また、本実施の形態の遊技機200においては、遊技者に優先して視認させたい演出画像が、内部当籤役の報知画像(報知画像102,103等)である構成にされている。上記の構成によれば、遊技者に優先して視認させたい演出画像が内部当籤役の報知画像であり、指示画像210が内部当籤役の報知画像を表示する画像表示領域を指し示すから、遊技者に内部当籤役を認識させることができる。
なお、本実施の形態においては、指示画像210が「報知画像」が表示された画像表示領域を指し示す構成としたが、この構成に限定されるものではなく、第1の画像表示領域201及び第2の画像表示領域202に演出画像が表示され、指示画像210は、第1の画像表示領域201と第2の画像表示領域202のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す構成であってもよい。
また、本実施の形態では、指示画像210が第1の画像表示領域201と第2の画像表示領域202のどちらか一方を指し示す構成としたが、第1の画像表示領域201に表示された演出画像等と、第2の画像表示領域202に表示された演出画像等の両者を遊技者に視認させたい場合には、指示画像210を第3の画像表示領域203に表示させないことで、第1の画像表示領域201と第2の画像表示領域202の両者に表示された演出画像等に特に優先順位がないことを遊技者に認識させる構成であってもよい。
(本発明の実施の形態の変形例)
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を当籤役として決定する当籤役決定手段と、当籤役に基づいて入賞表示手段に入賞態様を表示させる入賞表示制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていても良い。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると入賞表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であっても良いし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でも良い。また、重なって表示されても良い。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れか、複数又は全部により遊技者に報知を行なうようになっていても良い。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると入賞表示制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられても良いし、入賞表示制御手段は当籤役決定手段と同一の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、当籤役決定手段と別体の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)
『入賞表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でも良い。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、入賞表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力しても良いし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続けば何でも良い。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行なうプログラム等である。また、『当籤役決定手段』は、当籤役抽籤手段、当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチスロ機、スロットマシン、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、入賞表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様を含む。また、その演出態様。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等。それらが複数、それらの組合せ等を含む。
『当籤役』は、複数の役から当籤役決定手段により当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等)への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用しても良い。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、当籤役決定手段がレギュラーボーナスを当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、当籤役決定手段が決定した当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の当籤役ナビゲート機能、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターン)の6種類等にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能。遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイ。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用しても良い。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から入賞表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の投入または通過を検出してから入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の投入または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用しても良い。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
第1の実施の形態に係るパチスロ機の斜視図。 指示板101と下部液晶表示装置5と上部液晶表示装置105との関係を示す説明図。 第1の実施の形態に係る主制御回路の構成を示すブロック図。 副制御回路の構成を示すブロック図。 報知画像表示箇所抽籤テーブルを示す図。 メインルーチンのフローチャート。 報知画像指示処理ルーチンのフローチャート。 第2の実施の形態に係るパチスロ機の斜視図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 第2の実施の形態に係る主制御回路の構成を示すブロック図。
符号の説明
1 遊技機
3L、3C、3R リール
5 下部液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
49L、49C、49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
71 主制御
72 副制御回路
101 指示板
102 報知画像
103 報知画像
104 回転モータ駆動回路
105 上部液晶表示装置
106 回転モータ

Claims (3)

  1. 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
    複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
    前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
    前記内部当籤役に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
    演出画像を表示する複数の画像表示手段と、
    前記複数の画像表示手段のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す指示手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
    複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
    前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
    前記内部当籤役に基づいて、前記図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
    演出画像を表示する複数の画像表示領域と、当該複数の画像表示領域のうち、遊技者に優先して視認させたい演出画像を表示している方を指し示す指示画像を表示する指示画像表示領域と、を備えた画像表示手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  3. 前記遊技者に優先して視認させたい演出画像が、前記内部当籤役の報知画像であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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