JP2007149253A - ホログラフィ用光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビーム整形手段を有しながら装置の薄型化、低コスト化を実現することが可能なホログラフィ用光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】ホログラフィックメモリ技術を用いたホログラフィ用光ピックアップ装置において、空間光変調素子SLM204と対物レンズ214との間に、レーザ光源201からの楕円出射光の短軸を拡大するためのビーム整形プリズム301を配置する。そうすることで、空間光変調素子SLM204に入射する光束径が楕円形状となり小さくなるため、空間光変調素子の小型化、低コスト化を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホログラフィク光メモリ方式を用いて記録媒体上に情報を記録又は再生するホログラフィ用光ピックアップ装置に関するものである。
近年、超高密度光記録のために、ボリュームホログラフィ、特に、デジタルボリュームホログラフィが実用域で開発され注目を集めている。ボリュームホログラフィとは、記録媒体の厚み方向も積極的に活用して、3次元的に干渉パターンを書き込む方式である。
これは、厚みを増すことで回折効率を高め、多重記録を用いて記録容量の増大を図ることができるという特徴がある。そして、デジタルボリュームホログラフィとは、ボリュームホログラフィと同様の記録媒体と記録方式を用いつつも、記録するイメージ情報は2値化したデジタルパターンに限定したホログラフィック記録方式である。
このデジタルボリュームホログラフィは、例えば、アナログ的な絵のような画像情報も、一旦2次元デジタルパターン情報に展開し、これをイメージ情報として記録する。再生時はこのデジタルパターン情報を読み出してデコードすることで元の画像情報に戻して表示する。
そして、デジタルボリュームホログラフィを実現する技術として、照射角度の異なる情報光と参照光を別々に記録媒体に入射し、その干渉パターンを記録する二光束干渉法や、情報光と参照光を同軸で入射するコリニア方式といった方式が提案されている。
また、このような光学系を実現する光源としては半導体レーザを用いることが、コスト、取り扱いの容易さといった観点から望ましい。
しかしながら、半導体レーザの出射光は楕円形状であるため、従来はビーム整形プリズム等のビーム整形手段によって楕円出射光の短軸を拡大することで円形状に整形している。
このようなビーム整形手段を用いた技術が、例えば、国際学会であるISOM/ODS 2005において開示されている。図7はThE3 「Optical Collinear Holographic Recording System Using a Blue Laser and a Random Phase Mask」のFig.1において示されたコリニア方式の光学系を示す(非特許文献1)。
また、図8はThE5 「Temperature Tolerance Improvement with Wavelength Tuning Laser Source in Holographic Data Storage」のFig.2において示された二光束干渉法の光学系を示す(非特許文献2)。図7、図8から光源近傍にビーム整形素子が配置されていることが確認できる(ビーム整形素子は図7、図8のPrism)。
次に、図9を用いて従来例のコリニア方式の光学系を詳細に説明する。まず、記録媒体であるホログラム媒体216に記録を行う場合について説明する。光源の緑レーザ201から出射した光束はコリメータ202で平行光束とされ、ビーム整形手段であるビーム整形プリズム301に入射することで楕円出射光の短軸側が拡大される。
その後、ミラー203で反射され、空間光変調素子SLM204を照明する。図9では、SLM204としてDMD(Deformable Mirror Device)が使用されている。SLM204上で「1」の情報を表す画素で反射された光は、ホログラム媒体216の方向へ反射され、「0」の情報を表す画素で反射された光はホログラム媒体216の方向へ反射されない。コリニア方式のSLM204上には、情報光206を変調する部分とそれを環状に取り巻く参照光205を変調する部分が設けられている。
SLM204で「1」の情報を表す画素にて反射された参照光205と情報光206は、偏光ビームスプリッタPBS207をP偏光で透過し、リレーレンズ1(208)、ミラー209、リレーレンズ2(210)、ダイクロBS211を経由してホログラム媒体216に差し向けられる。
また、その際、1/4波長板QWP212を透過し、円偏光(例えば、右回りの円偏光)に変換された参照光205と情報光206は、ミラー213で反射されて焦点距離Fの対物レンズ214に入射する。2つのリレーレンズ1(208)及び2(210)によりSLM204上に表示されたパターンは、対物レンズ214からFだけ手前に中間像を形成する。これにより、SLM214のパターン像(図示せず)、対物レンズ214、ホログラム媒体216がいずれもFの距離だけ離れて配置される、所謂4F光学系が構成される。
ホログラム媒体216は、ディスク状であり、スピンドルモータ215上に回転可能に保持されている。対物レンズ214によって参照光205と情報光206はホログラム媒体216に集光され、干渉して干渉縞を形成する。ホログラム媒体中の高分子材料には、この記録時の干渉縞パターンが屈折率分布として記録され、デジタル体積ホログラムが形成される。また、ホログラム媒体中には反射膜が設けられている。
ホログラムの記録再生を行う緑レーザ201以外にホログラム媒体に感光性のない赤レーザ220が設けられていて、上記反射膜を基準面としてホログラム媒体216の変位を高精度に検出することが可能である。これにより、ホログラム媒体216に面ブレや偏芯が発生しても、光サーボ技術を用いてダイナミックに記録スポットを媒体面に追従させることが可能となり、高精度に干渉縞パターンを記録することが出来る。以下に簡単に説明する。
赤レーザ220から出射した直線偏光光束はビームスプリッタBS221を透過し、レンズ222で平行光束とされ、更に、ミラー223とダイクロBS211で反射されてホログラム媒体216に差し向けられる。更に、1/4波長板QWP212を透過し、円偏光(例えば、右回りの円偏光)に変換された光束は、ミラー213で反射されて対物レンズ214に入射し、ホログラム媒体216上の反射面に微小な光スポットとして集光される。
反射された光束は逆回りの円偏光(例えば、左回りの円偏光)となり、対物レンズ214に再入射して平行光束とされ、ミラー213で反射されて1/4長板QWP212を透過し、往路とは垂直な直線偏光光束に変換される。ダイクロBS211で反射された光束は、往路と同様にミラー223、レンズ222を経由し、ビームスプリッタBS221で反射されてサーボ用光検出器224に導かれる。サーボ用光検出器224は、複数の受光面(図示しない)を有しており、公知の方法で反射面の位置情報を検知し、それに基づいて対物レンズ214のフォーカス制御とトラッキング制御を行うことが出来る。
次に、上記光学系を用いて記録媒体であるホログラム媒体216から記録情報の再生を行う場合の動作について説明する。光源の緑レーザ201から出射した光束は記録時と同様に空間光変調素子SLM204を照明する。再生時は、SLM204上の参照光205を変調する部分のみが「1」の情報を表示し、情報光206を変調する部分はすべて「0」の情報を表示する。従って、参照光の部分の画素で反射された光だけが、ホログラム媒体216の方向へ反射され、情報光はホログラム媒体216の方向へ反射されない。
記録時と同様に参照光205は、円偏光(例えば、右回りの円偏光)となってディスク上の記録媒体(図示せず)に集光され、記録された干渉縞から再生光である情報光を再生する。記録媒体中の反射膜で反射された情報光は、逆回りの円偏光(例えば、左回りの円偏光)となり、対物レンズ214に再入射して平行光束とされる。更に、ミラー213で反射されて1/4波長板QWP212を透過し、往路とは垂直な直線偏光光束(S偏光)に変換される。この時、対物レンズ214からFの距離に再生されたSLM表示パターンの中間像が形成される。
ダイクロBS211を透過した光束は、リレーレンズ2(210)、ミラー209、リレーレンズ1(208)を経由して偏光ビームスプリッタPBS207に差し向けられる。PBS207で反射された光束は、リレーレンズ2(210)と1(208)により空間光変調素子SLM204と共役の位置にSLMの表示パターンの中間像として再結像される。
この位置には開口217が予め置かれていて、情報光の周辺部にある不要な参照光が遮蔽される。そして、レンズ218により再結像された中間像は、光検出器であるCMOSセンサ219上に情報光の部分のみのSLM表示パターンを形成する。これにより、不要な参照光がCMOSセンサ219に入射しないので、S/Nの良い再生信号が得られる。
次に、図10を用いて従来例の二光束干渉法の光学系を詳細に説明する。光源の緑レーザ201から出射した光束はコリメータ202で平行光束とされ、ビーム整形手段であるビーム整形プリズム301に入射することで楕円出射光の短軸側が拡大される。その後、ビームスプリッタBS227で参照光205と情報光206の2つに分割される。
その際、参照光205は対物レンズ2(225)を通ってホログラム媒体216に入射し、情報光206は空間光変調素子SLM204に入射する。図10ではSLM204として複数画素を有する液晶素子が使用されている。情報光206は空間光変調素子SLM204を透過後、ミラー203で反射され、対物レンズ1(214)を介してホログラム媒体216に投射される。その結果、参照光205と情報光206とが干渉して形成された干渉縞がホログラム媒体216に記録される。
ここで、空間光変調素子SLM204である液晶素子の各画素の透過、遮蔽パターンを設定することで、ホログラム媒体216に所望のデータを記録することができる。
データを記録したホログラム媒体216に参照光205のみを照射すると、参照光205がホログラム媒体216中の干渉縞によって回折される。その結果、記録時に空間光変調素子SLM204である液晶素子に表示されたパターンに対応する回折光が発生し、この回折光を対物レンズ3(226)で集光し、例えば、CCD等の撮像素子219で受光することで記録データの再生を行うことが可能となる。
なお、上述のようなホログラフィ技術の文献としては、Proceedings of 35 th Meeting on Lightwave Sensing Technology June 2005 75−82P (ホログラフィックメモリ/HVDTMを支える計測・ナノ制御技術)がある(非特許文献3)。また、日経エレクトロニクス、2005、1.17、105〜114P(離陸間近のホログラフィック媒体、2006年に200Gバイトを実現、堀米他)がある(非特許文献4)。
ThE3 「Optical Collinear Holographic Recording System Using a Blue Laser and a Random Phase Mask」 ThE5 「Temperature Tolerance Improvement with Wavelength Tuning Laser Source in Holographic Data Storage」 Proceedings of 35 th Meeting on Lightwave Sensing Technology June 2005 75−82P(ホログラフィックメモリ/HVDTMを支える計測・ナノ制御技術) 日経エレクトロニクス、2005、1.17、105〜114P(離陸間近のホログラフィック媒体、2006年に200Gバイトを実現、堀米他)
上記従来技術において、ビーム整形手段は光源と空間変調手段の間に配置されており、空間変調素子に入射する光は、光源より出射された楕円形状の短軸側が拡大された円形状となっている。このため、ビーム整形手段後に配置された空間光変調素子やその他光学部品が、光束径の拡大に伴い大型化する。また、空間変調素子やCMOSセンサ等は大型化により高コスト化になるという問題も生じてくる。
本発明の目的は、ビーム整形手段を有しながら装置の薄型化、低コスト化を実現することが可能なホログラフィ用光ピックアップ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、レーザ光源からの出射光を照明することにより空間的に変調した情報光及び記録用参照光を生成する空間光変調素子と、前記空間光変調素子からの情報光と記録用参照光を記録媒体上に集光する対物レンズとを有し、前記情報光と記録用参照光との干渉による干渉パターンによって前記記録媒体上に情報を記録し、或いは再生用参照光を前記記録媒体上に照射し、前記記録媒体からの再生光を光検出器で検出することによって記録情報を再生するホログラフィ用光ピックアップ装置において、前記空間光変調素子と前記対物レンズとの間に、前記レーザ光源からの楕円出射光の短軸を拡大するためのビーム整形手段を配置したことを特徴とする。
本発明においては、空間光変調素子と対物レンズとの間に、レーザ光源からの楕円出射光の短軸を拡大するためのビーム整形手段を配置する。そうすることで、空間光変調素子に入射する光束径が楕円形状となり小さくなるため、空間光変調素子の小型化、低コスト化を実現できる。また、楕円出射光の短軸側が媒体面と直交する方向に配置することで、長方形形状の空間光変調素子の短辺側を媒体面と直交する方向に配置することが可能となり、レーザ光源からビーム整形手段に入射する間の装置の薄型化も実現できる。
本発明によれば、空間光変調素子と対物レンズとの間にレーザ光源からの楕円出射光の短軸を拡大するビーム整形手段を配置することにより、装置の薄型化、低コスト化を実現できるホログラフィ光ピックアップ装置を提供することが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は本発明に係るホログラフィ用光ピックアップ装置の第1の実施形態を示す図である。図1はその光ピックアップ装置における光学系の展開図、図2は図1の光学系を実際の光ピックアップ装置として配置した場合の斜視図を示す。
図1、図2の基本的な構成は図9に示す従来例の光学系と同一である。そのため、図1と図2では図9と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。なお、図2においては後述するディスク状のホログラム媒体216と従来例に示す赤レーザを用いた光サーボ技術を行うための光学部品は省略している。また、図1は本発明の特徴となる楕円出射光の短軸側に着目して示す展開図である。このため、図1と図2においては各光学素子の光軸に対する方位角が異なって配置されている。
本実施形態では、ビーム整形プリズム301は、空間光変調素子SLM204と再生光である情報光206をCMOSセンサ219に導くPBS207との間に配置されている。また、光源である緑レーザ201は楕円出射光の短軸側が、ディスク状のホログラム媒体216のディスク面と直交する方向(図2中の矢印A方向)となるように配置されている。
また、図3に示す通り、長方形形状の外形を有する空間光変調素子SLM204は、長方形形状の画素を格子状に配列することで構成されており、画素及び空間光変調素子SLM204の短辺側(矢印B方向)が、ディスク面と直交する方向に配置されている。空間光変調素子SLM204の外形は、光源の楕円出射光に略外接する形状とし、画素の外形形状は空間光変調素子SLM204と相似の形状としている。
本実施形態においては、光源の緑レーザ201から出射した楕円出射光である光束はコリメータ202で平行光束とされ、ミラー203を経由して空間光変調素子SLM204を照明する。その後、記録時においてはSLM204で「1」の情報を表す画素にて反射された参照光205と情報光206が、再生時においては参照光205のみが、ビーム整形手段であるビーム整形プリズム301に入射する。こうして楕円出射光の短軸側が拡大され、偏光ビームスプリッタPBS207をP偏光で透過し、リレーレンズ1(208)に入射する。なお、リレーレンズ1(208)以降の光学系、サーボ方式等は図9と同一である。
このように構成することで、図9と比較して、空間光変調素子SLM204に入射する光束径が楕円形状となり小さくなるため、空間光変調素子SLM204の小型化、低コスト化を実現することができる。また、楕円出射光の短軸側が、ディスク面と直交する方向に配置されているため、長方形形状の空間光変調素子SLM204の短辺側をディスク面と直交する方向に配置することが可能となる。このため、図2に示すように、少なくとも緑レーザ201からビーム整形プリズム301に入射する間の装置の薄型化も実現可能である。
更に、空間光変調素子SLM204の画素の形状を、空間光変調素子SLM204の外形形状と相似形状とすることで、ビーム整形プリズム301透過後の各画素による反射光の光束径各々を、従来例と同一にすることが可能となる、このため、従来例による装置と、本発明による装置各々の記録情報の互換性を確保することが可能となる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態を示す図である。図4は本実施形態のホログラフィ用光ピックアップ装置における光学系の展開図であり、基本的な構成は図1、図2と同一である。そのため、図4では図1、図2と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態においては、ビーム整形プリズム301は、空間光変調素子SLM204後の、再生光である情報光206をCMOSセンサ219に導くPBS207と、リレーレンズ1(208)との間に配置されている。
次に、本実施形態の特徴となる部分について説明する。再生時において、ディスク状のホログラム媒体216より再生された情報光206と参照光205は、往路とは逆回りの円偏光(例えば、左回りの円偏光)となる。
そして、対物レンズ214に再入射して平行光束とされ、ミラー213で反射されて1/4波長板QWP212を透過し、往路とは垂直な直線偏光光束(S偏光)に変換される。この時、対物レンズ214からFの距離に再生されたSLM表示パターンの中間像が形成される。
ダイクロBS211を透過した光束は、リレーレンズ2(210)、ミラー209、リレーレンズ1(208)を経由して再度ビーム整形プリズム301に入射する。これにより、往路とは逆に光束は一軸方向が縮小されることで楕円形状になり、偏光ビームスプリッタPBS207に差し向けられる。その後、PBS207で反射された光束は、リレーレンズ2(210)と1(208)により空間光変調素子SLM204と共役の位置にSLMの表示パターンの中間像として再結像される。
この位置には開口217が予め置かれていて、情報光の周辺部にある不要な参照光が遮蔽される。そして、レンズ218により再結像された中間像は、光検出器であるCMOSセンサ219上に情報光の部分のみのSLM表示パターンを形成する。
このように構成することで、第1の実施形態の効果のみならず、PBS207、開口217、CMOSセンサ219各々の小型化、薄型化を実現することが可能となる。特に、CMOSセンサ219は高コストとなる光学素子であるため、小型化によるコスト低下のメリットは大きい。
(第3の実施形態)
図5は本発明の第3の実施形態を示す図である。図5は本実施形態の光ピックアップ装置における光学系の展開図であり、基本的な構成は第1の実施形態の光学系と同一である。そのため、図5では図1、図2と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態で、ビーム整形手段として、ビーム整形ミラー302を用いており、対物レンズ214とQWP212の間に配置されている。このため、一般的に半導体レーザが用いられる光サーボ用の赤レーザ220の出射光にもビーム整形を行うことが可能となり、サーボ用の赤レーザ光の品位の改善も実施可能である。よって、本実施形態おいては、赤レーザ220の楕円出射光の短軸側をビーム整形ミラー302によって拡大するように配置することが望ましい。
また、このように構成することで、従来のミラー213を廃止することが可能となるため、その分、装置の低コスト化を実現できる。更に、第2の実施形態と比較して、リレーレンズ1(208)からQWP212に至る全ての光学素子の小型化が実現できるため、より装置の小型化、薄型化、低コスト化も併せて実現可能である。
なお、本実施形態では、ビーム整形手段としてビーム整形ミラー302を用いたが、本発明はこれに限ることなく、例えば、反射型の回折格子を用いても同様の効果を得ることが可能である。
(第4の実施形態)
図6は本発明の第4の実施形態を示す図である。なお、図6は本実施形態の光ピックアップにおける光学系の展開図であり、基本的な構成は図10に示す従来例の光学系と同一である。そのため、図6では図10と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、ビーム整形プリズム301は、空間光変調素子SLM204である液晶素子とミラー203との間に配置されている。このように配置することで、図10と比較して、コリメータ202から空間光変調素子SLM204までの光学系に加え、参照光205のホログラム媒体216への集光用である対物レンズ2(225)までの有効光束が小さくなり、低コスト化を実現することができる。
また、第1の実施形態と同様に楕円出射光の短軸側を、記録媒体面と直交する方向に配置することで、長方形形状の空間光変調素子SLM204の短辺側を媒体面と直交する方向に配置することが可能となる。このため、装置全体の薄型化も実現可能である。更に、ビーム整形プリズム301を対物レンズ214とミラー203との間に配置することで、ミラー203の小型化、低コスト化も実現可能である。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定され得るものでは無い。例えば、ホログラフィ用光源として緑レーザではなく、近年実用化されてきた青紫半導体レーザを用いることも可能である。また、ホログラム媒体としてディスク状の媒体のみならず、カード状の媒体等を用いることも無論可能である。
本発明の第1の実施形態によるホログラフィ用光ピックアップ装置の光学系を示す展開図である。 図1の光ピックアップ装置の光学系を実際に配置した場合の斜視図である。 図1の空間光変調素子を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示す図である。 従来のコリニア方式の光学系を示す図である。 従来の二光束干渉方法の光学系を示す図である。 従来のコリニア方式の光ピックアップ装置の光学系を示す展開図である。 従来の二光束干渉法の光ピックアップ装置の光学系を示す展開図である。
符号の説明
201 緑レーザ
202 コリメータ
203 ミラー
204 空間光変調素子(SLM)
205 参照光
206 情報光
207 PBS
208 リレーレンズ1
209 ミラー
210 リレーレンズ2
211 ダイクロBS
212 QWP
213 ミラー
214 対物レンズ
215 スピンドルモータ
216 ホログラム媒体
217 開口
218 レンズ
219 CMOSセンサ
220 赤レーザ
221 BS
222 レンズ
223 ミラー
224 サーボ用光検出器
225 対物レンズ2
226 対物レンズ3
227 BS
301 ビーム整形プリズム
302 ビーム整形ミラー

Claims (8)

  1. レーザ光源からの出射光を照明することにより空間的に変調した情報光及び記録用参照光を生成する空間光変調素子と、前記空間光変調素子からの情報光と記録用参照光を記録媒体上に集光する対物レンズとを有し、前記情報光と記録用参照光との干渉による干渉パターンによって前記記録媒体上に情報を記録し、或いは再生用参照光を前記記録媒体上に照射し、前記記録媒体からの再生光を光検出器で検出することによって記録情報を再生するホログラフィ用光ピックアップ装置において、前記空間光変調素子と前記対物レンズとの間に、前記レーザ光源からの楕円出射光の短軸を拡大するためのビーム整形手段を配置したことを特徴とするホログラフィ用光ピックアップ装置。
  2. 前記再生光は、前記空間光変調素子と前記対物レンズの間に配置されたビーム分岐手段によって前記光検出器に導かれ、前記ビーム整形手段は、前記ビーム分岐手段と前記対物レンズとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
  3. 前記レーザ光源は、前記楕円出射光の短軸側が前記記録媒体面と垂直方向になるように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
  4. 前記空間光変調素子の外形は長方形形状であり、且つ、その短辺が前記記録媒体面に垂直に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
  5. 前記空間光変調素子の外形は前記レーザ光源の楕円出射光に外接する長方形形状であることを特徴とする請求項4に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
  6. 前記空間光変調素子は、複数の長方形状の画素から構成されており、前記画素の短辺が前記記録媒体面に垂直であることを特徴とする請求項4又は5に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
  7. 前記画素の形状は、前記空間光変調素子の外形と相似形状であることを特徴とする請求項6に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
  8. 前記ビーム整形手段は、ビーム整形ミラーであり、前記対物レンズの光入射側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィ用光ピックアップ装置。
JP2005343883A 2005-11-29 2005-11-29 ホログラフィ用光ピックアップ装置 Withdrawn JP2007149253A (ja)

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