JP2007167638A - 食品加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品加工装置10において、水切り又は撹拌作業の容易化を図る。
【解決手段】蓋110を有する容器100と、回転可能に前記容器10内に支持され、回転により容器内の食品を加工する作業アタッチメント、例えば、バスケット200又はビータ200’’と、前記蓋110に支持されると共に作業アタッチメントを回転する駆動機構300と、を有している。駆動機構300は、手動のアクチュエータ310と、アタッチメント回転用の動力を伝達するギヤ装置320とを有する。アクチュエータ310は、蓋110の外側表面116上に位置し、該表面116に沿って双方向に移動可能であり、アタッチメントを一方向に回転させる。ギヤ装置320に連動するラチェット組立体400は、一方向のみ回転駆動力を伝達する。アタッチメント制動用のブレーキ機構500は、手動操作部310と、二つのブレーキシュー510、520とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、回転運動により作動する手動操作の食品加工装置に関する。
食品スピナーやミキサー等に適用されるこの種の食品加工装置は、例えば、サラダあるいは野菜等の食品を乾燥させるために、又はドレッシングまたはソースを混ぜるために、日常的に台所で使用される。このような加工装置は手動で作動する用具である。この種加工装置の典型的な構成は、蓋を有する容器と、該容器内に支持されて食品を加工するために回転するバスケット又はビータ等の作業アタッチメントと、作業アタッチメントを回転させる駆動機構とを、含んでいる。通常、駆動機構は、使用者が回転するハンドルをクランクに組み込んである。
このような食品加工装置は、使用者が両手で作業しなければならない場合が多い。高い変速比のギヤ装置を採用することにより、バスケット又はビータを高速回転させることは可能であるが、その場合、ハンドル操作が重くなってハンドルを回転させるのに苦労することになる。
本発明は、少なくとも上記問題又は短所を除去し、あるいは緩和する新たな手動の食品加工装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、蓋を有する容器と、回転軸回り回転可能に前記容器内に支持されると共に回転により前記容器内の食品を加工する作業アタッチメントと、前記蓋に支持されると共に前記作業アタッチメントを回転する駆動機構と、を有する食品加工装置であり、前記駆動機構は、手動操作可能なアクチュエータと、該アクチュエータと前記作業アタッチメントとの間に配置されて前記該アクチュエータから前記アタッチメントに駆動力を伝達して前記アタッチメントを回転させる駆動力伝達システムとを備え、前記アクチュエータは、前記蓋の外側表面に横たえられると共に、前記蓋の表面に沿って第1位置と第2位置との間を双方向に移動することにより前記アタッチメントを一方向に回転させる。
好ましくは、前記蓋の表面は前記回転軸に対して横方向に延びている。
より好ましくは、前記蓋の表面は回転軸に対して略に直角に延びている。
好ましくは、アクチュエータはばねにより前記第1位置に向けて弾性的に付勢されており、負荷解放時に前記第1位置に自動的に戻るように構成される。
好ましくは、前記蓋は、使用者が前記アクチュエータを操作している間、前記使用者の手の一部を支持する当接部を有し、これにより、アクチュエータの片手操作を容易にする。
より好ましくは、前記当接部は蓋の表面から隆起している。
より好ましくは、当接部は蓋の表面の外周端部に囲まれた範囲に設置されている。
前記アクチュエータの好ましい構成として、前記第1位置と前記第2位置とに亘って、双方向に回転自在に支持されている。
より好ましくは、前記アクチュエータは、細長く形成され、長さ方向の一端部が回転自在に支持されると共に、前記駆動力伝達システムに駆動力伝達可能に係合している。
前記アクチュエータの好ましい別の構成として、前記第1位置と前記第2位置とに亘って、双方向に直線移動自在に支持されている。
より好ましくは、前記アクチュエータは、前記駆動力伝達システムと駆動力伝達可能に係合するラックを有している。
駆動力伝達システムは、一つの具体的構成として、ギヤ装置を有している。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する蓋を有するバスケットを備えており、バイバスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する。
好ましい実施形態において、前記駆動機構は、前記駆動力伝達システムと駆動力伝達可能に係合するラチェット組立体を有し、該ラチェット組立体は、前記アクチュエータの前記第1位置から前記第2位置への移動により、前記アクチュエータから前記アタッチメントへ前記一方向のみの回転駆動力を伝達する。
より好ましくは、前記ラチェット組立体は、前記駆動力伝達システムと前記アタッチメントとの間に配置されている。
より好ましくは、前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終伝達部材とに、それぞれ配設されている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット部材は、複数の傾斜歯を有し、該傾斜歯は、駆動力伝達可能に係合する前記少なくとも一つの爪部を取り囲むように円形に配設されている。
さらにより好ましくは、前記少なくとも一つの爪部は、ヒンジにより回転自在に取り付けられている。
さらに好ましくは、前記ラチェット組立体は、前記ラチェット部材の回転軸回りに対称的に配置された少なくとも二つの前記爪部を有する。
さらに好ましくは、前記ラチェット組立体は、両端部に前記爪部が一つずつヒンジにより回転自在に取り付けられたキャリアを有している。
さらに好ましくは、前記駆動力伝達システムの前記従動側の最終伝達部材は、前記キャリアを含んでいる。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記ラチェット機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する。
好適な実施形態においては、食品加工装置は、前記アタッチメントの回転を制動するためのブレーキ機構を備え、該ブレーキ機構は、手動ブレーキ操作部と、前記アタッチメントの回転を制限するように前記手動ブレーキ操作部により動かされる少なくとも一つのブレーキ部材と、を有している。
より好ましくは、前記ブレーキ機構は前記蓋内に収納され、前記手動ブレーキ操作部は前記蓋の上に露出されている。
より好ましくは、前記手動ブレーキ操作部は、前記蓋の外側表面の上に配置され、前記蓋の表面に沿って移動可能となっている。
より好ましくは、前記少なくとも一つのブレーキ部材は、ばねによって非作動位置に弾性的に付勢され、前記アタッチメントを制動するために、前記手動ブレーキ操作部によって前記ばねの作用に反して作動位置に移動するように構成されている。
より好ましくは、前記駆動機構は、前記アタッチメントに連結して該アタッチメントを回転させる駆動部材を有しており、該駆動部材は、前アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材に係合可能となっている。
さらにより好ましくは、前記駆動機構は、前記駆動力伝達システムに駆動力伝達可能に係合するラチェット組立体を有し、該ラチェット組立体は、前記駆動部材を有すると共に、前記アクチュエータの前記第1位置から前期第2位置への移動により、前記アクチュエータから前記アタッチメントへ前記一方向のみの駆動力を伝達可能としている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終の伝達部材とに、それぞれ配設されている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット部材は、前記アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材が係合可能な円形の外周面を有している。
さらにより好ましくは、前記ブレーキ機構のブレーキ部材は、前記ラチェット部材の両側に二つ配置されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する。
本発明の第2態様は、蓋を有する容器と、回転軸回り回転可能に前記容器内に支持されると共に回転により前記容器内の食品を加工する作業アタッチメントと、前記蓋に支持されると共に前記作業アタッチメントを回転する駆動機構と、を有する食品加工装置において、前記駆動機構は、手動操作可能なアクチュエータと、該アクチュエータと前記作業アタッチメントとの間に配置されて前記該アクチュエータから前記アタッチメントに駆動力を伝達して前記アタッチメントを回転させる駆動力伝達システムと、該駆動力伝達システムに動力伝達可能に係合すると共に前記アクチュエータから前記アタッチメントへ一方向のみの回転駆動力を伝達するラチェット組立体と、を有している。
好ましくは、前記アクチュエータは、第1位置と第2位置との間を双方向に移動することにより前記アタッチメントを一方向に回転させるように構成されており、前記ラチェット組立体は、前記アクチュエータの前記第1位置から前記第2位置への移動により、前記一方向の回転駆動力をアタッチメントに伝達する。
より好ましくは、前記ラチェット組立体は、前記駆動力伝達システムと前期アタッチメントとの間に配置されている。
より好ましくは、前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終の伝達部材とに、それぞれ配設されている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット部材は、複数の傾斜歯を有し、該傾斜歯は、駆動力伝達可能に係合する前記少なくとも一つの爪部を取り囲むように円形に配設されている。
さらにより好ましくは、前記少なくとも一つの爪部は、ヒンジにより回転自在に取り付けられている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット組立体は、前記ラチェット部材の回転軸回りに対称的に配置された少なくとも二つの前記爪部を有する。
さらにより好ましくは、前記ラチェット組立体は、両端部に前記爪部が一つずつヒンジにより回転自在に取り付けられたキャリアを有している。
さらにより好ましくは、前記駆動力伝達システムの前記従動側の最終伝達部材は、前記キャリアを含んでいる。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する
本発明の第3態様は、蓋を有する容器と、回転軸回り回転可能に前記容器内に支持されると共に回転により前記容器内の食品を加工する作業アタッチメントと、前記蓋に支持されると共に前記作業アタッチメントを回転する駆動機構と、を有する食品加工装置において、前記駆動機構は、手動操作可能なアクチュエータと、該アクチュエータと前記作業アタッチメントとの間に配置されて前記該アクチュエータから前記アタッチメントに駆動力を伝達して前記アタッチメントを回転させる駆動力伝達システムと、前記アタッチメントの回転を制動するためのブレーキ機構を備え、該ブレーキ機構は、手動ブレーキ操作部と、前記アタッチメントの回転を制限するように前記手動ブレーキ操作部により動かされる少なくとも一つのブレーキ部材とを有している。
好ましくは、前記ブレーキ機構は前記蓋内に収納され、前記衝動ブレーキ操作部は前記蓋の上に露出されている。
好ましくは、前記手動ブレーキ操作部は、前記蓋の外側表面の上に配置され、前記蓋の表面に沿って移動可能となっている。
好ましくは、前記少なくとも一つのブレーキ部材は、ばねによって非作動位置に弾性的に付勢され、前記アタッチメントを制動するために、前記手動ブレーキ操作部によって前記ばねの作用に反して作動位置に移動するように構成されている。
好ましくは、前記駆動機構は、前記アタッチメントに連結して該アタッチメントを回転させる駆動部材を有しており、該駆動部材は、前アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材に係合可能となっている。
さらにより好ましくは、前記駆動機構は、前記駆動力伝達システムに駆動力伝達可能に係合するラチェット組立体を有し、該ラチェット組立体は、前記駆動部材を有すると共に、前記アクチュエータの前記第1位置から前期第2位置への移動により、前記アクチュエータから前記アタッチメントへ前記一方向のみの駆動力を伝達可能としている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終の伝達部材とに、それぞれ配設されている。
さらにより好ましくは、前記ラチェット部材は、前記アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材が係合可能な円形の外周面を有している。
さらにより好ましくは、前記ブレーキ機構のブレーキ部材は、前記ラチェット部材の両側に二つ配置されている。
好適な実施形態においては、前記アクチュエータと前手動ブレーキ記操作部とは、別個の装置である。
別の好適な実施形態においては、前記アクチュエータと前記手動ブレーキ操作部とは、単一の装置で構成されており、該単一の装置は、一方向に移動することにより前記アタッチメントを回転させ、他方向に移動することにより前記アタッチメントにブレーキをかけるように構成されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記駆動部材に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている。
好ましくは、前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する。
[第1の実施の形態]
最初に、添付図面の図1から15Aを参照して第1の実施の形態を説明する。それら図面には、本発明をサラダスピナー10として具体化した第1の食品加工装置が示されており、サラダスピナー10は、円形上蓋110を有する容器としての丸形ボウル100と、ボウル100に収容されると共に垂直中心軸X回りに回転するように支持された作業アタッチメンとしての円形バスケット200と、バスケット200に収容されたサラダから水を切るためにバスケット200を回転すると共に上蓋110に支持された駆動機構300と、を有している。
バスケット200はバスケット専用の円形蓋210によって閉じることができ、また、バスケット200の内面には複数の縦向きのリブ201が配列されている。円形蓋210の周縁には、バスケットリブ201の上端部に対して横方向に係合可能な8個の係合突起部211が設けられ(図5Aおよび図5B参照)、これによって、バスケット200が蓋210によって閉じられた際には、円形蓋210によってバスケット200を回転することができる。
円形蓋210を備えたバスケット200は、余裕を持ってボウル100内に組み込めるように、上蓋110を備えたボウル100の内部よりもわずかに小さくなっている。バスケット200の底部の中央部には、ボウル100の中央部に形成された上方突出部分に係合する窪みが形成されており、これにより、バスケット200は中央に配置されている。円形蓋210の中心部には、円形蓋210を回転させるために、駆動機構300に連結する上方突出状の円筒形のカラー部212が形成されている。カラー部212の両側方には、使用者が容易に蓋210を持てるように、一対の孔213が形成されている。
ボウル100の上蓋110は水平な状態の蓋本体111を有しており、該蓋本体111は中空に形成されると共に下側が開口し、蓋本体111の中央部には広くて短い円筒状カラー部112が蓋本体111と一体に形成されている。蓋本体111は、その一部品として、上向きに開口する円形のベースキャップ113を備えており、該ベースキャップ113は、カラー部112に、下側からシールリング114を介して被せられ、これにより、カラー部112を閉じる。このようにして上蓋110の内部中央空洞115が形成され、この中央空洞115内に、駆動機構300とブレーキ機構500とが設置されている。
駆動機構300は、手動操作可能なアクチュエータとしての水平レバー310と、ラチェット組立体400と、レバー310とバスケット200との間に配置されると共にラチェット組立体400に連結されるギヤ装置320とを備えており、ギヤ装置320は増速機として作動するように、約10.3対1の変速比(出力対入力)を有している。ギヤ装置320は一連の4つのギヤ321、…324により構成され、それぞれ垂直軸Y、X、Z、Xを回転軸芯として回転するように支持されている。入力側ギヤ321は角形のソケット部を有し、該角形のソケット部はレバー310の一端部に設けられた角形のドライブピン311に係合している。レバー310は使用者によってY軸回りの双方向に回転できるようになっている。最終伝達ギヤ324は、ラチェット組立体400の水平なクロスバー421と同軸上に配置されると共にクロスバー421に一体回転するように結合されている。
入力側ギヤ321は、回転カム325と同軸に配置されると共に回転カム325に一体回転するように結合され、両者は共に、反時計方向に回転するようにねじりコイルばね326により弾性的に付勢されている。たとえば空洞部115の内側には、入力側ギヤ321の回転を約90°の角度範囲内に制限する好適な当接部が、蓋本体111の一部として設けられており、これにより、入力側ギヤ321に連結されたレバー310の回転範囲を制限している。レバー310は、常識的な範囲で延びると共に、その回動量は、概ね所定の停止角度位置R内に留まるように配置されている(図3)。
ボウル100の蓋110の本体111の上面には、尾根部118により分離されると共に下方へ窪んだ平坦な二つの領域116、117が形成されている。両領域116、117は、回転の中心軸Xに対して横方向、たとえば略直角方向に広がっている。レバー310は、一方の領域116の上側表面に配置され、あるいは該上側表面にかなり接近した状態で配置されると共に、領域116の一方の側壁寄りの停止角度位置Rに配置されている。
操作する場合には、使用者は右手によりレバー310を時計回りに回転し(図2)、約90°回転することにより最も手前の位置Fまで至らせる(図3)。そして、レバー310を解放すると、レバー310は、ばね326の作用により、停止角度位置Rまで自動的に、かつ、瞬時に戻る。他方の平坦な領域117に面する尾根部118の側面は、使用者の親指を当接させる当接部として利用することができ、これによって使用者は、レバー310を手前に引きまたは握る際に利用する当接部を手軽に見つけることができる。このようにレバー310および蓋110の設計によって、片手操作を容易化することができる。尾根部118は、蓋表面の外周端部に囲まれた範囲内に位置している。より具体的には、図示のように蓋110の上側表面の中央付近に位置しており、これにより、使用者は手を蓋110の表面上に完全に乗せることができ、サラダスピナー10を適切な位置に安定して保持することができる。
ラチェット組立体400は、蓋のベースキャップ113の上の中央に配置されている。ラチェット組立体400は、上側に凹部を有する水平な円形の回転ディスク410に装着されており、該回転ディスク410には一対のラチェット爪420が配置され、該ラチェット爪42は、クロスバー421の両端部に、それぞれヒンジを介して垂直軸回り回転自在に支持されている。このように装着されたクロスバー421とラチェット爪420とは、自由回転するように、中心軸X回りに対称に配置されており、回転ディスク410もまた同様である。回転ディスク410の内面には、傾斜したあるいは斜めの複数のラチェット歯(傾斜歯)411が円周に沿って形成され、該ラチェット歯411は内向きに延び、図示のようにラチェット爪420を囲むと共に、ラチェット爪42に対して反時計方向側から係合可能となっている。
ラチェット用の回転ディスク410の中央部には、管状のソケット412が形成されており、該ソケット412は、蓋のベースキャップ113の中心孔を通って下方に延び出している。ソケット412の下端の両側には、ある程度の弾性を持たせるために切込みが形成されており、それにより、ソケット412がバスケットの蓋210のカラー部212にスナップ嵌合できるようになっている。このスナップ嵌合により、蓋210は、駆動機構300の駆動部材として作動するディスク410に結合され、回転するようになっている。また、蓋210と共にバスケット200も回転する。
操作中、上述のように、レバー310を引いて開放する動作を繰り返して行い、これにより、ギヤ装置320を回転方向の双方向に回転させる(図10A)。このような双方向の回転はギヤ装置320により増速され、最終伝達ギヤ324を介してラチェット組立体400のラチェット爪420に伝達される。4つのギヤにより回転方向が3回変換されることにより、ラチェット爪420はレバー310に対して相対的に逆方向に回転する。
レバー310を時計回りに引いて回転させると、ラチェット爪420は反時計回りに回転して、ラチェット歯411に係合し、あるいはラチェット歯411を捕捉し、その結果、ラチェット用の回転ディスク410を反時計回りに回転させる(図12A)。回転力は、ラチェット用の回転ディスク410と蓋210との結合部を介して、バスケット200に伝達され、バスケット200を、回転ディスク410と同様に反時計回り方向に回転させる。
その後、レバー310を開放すると、レバー310はばね326により反時計回りに回転するが、このレバー310の反時計回りの回転に従い、ラチェット爪420は時計回りに回転してラチェット歯411から離れ、それにより、ラチェット用の回転ディスク410はスキップし、あるいは解放される。この時、バスケット200と蓋210とは、運動量の作用下にある状態となっており、これによりラチェット用回転ディスク410は、反時計回りに継続して回転することができる(図12B)。バスケット200等の継続的な回転は、事実上妨げられない。
このように、ラチェット組立体400は、係合状態と開放状態とが繰り返される動作を行い、これにより、ギヤ装置320からバスケット200へは、一方向(すなわち、反時計方向)の駆動力のみが伝達される。この駆動力は、レバー310を停止角度位置Rから最も手前の位置Fまで回転させる時のみに伝達される。このような伝達は、レバー310が左右に動かされている間は繰り返される。回転駆動力は、バスケット200に間欠的に伝達され、作用しているが、駆動力がバスケット200に加えられるたびに、バスケット200は速度を増して加速し、バスケット200は一連の駆動力を通して円滑に回転する。レバー310を、素早く、十分に、かつ頻繁に回転させた場合には、バスケット200は、レバーの約5回から6回の動作により、約800回転/分の最高速度に達し得る。
サラダスピナー10は、バスケット200を素早く停止させるためにブレーキ機構500を備えており、該ブレーキ機構500は一対のブレーキシュー510,520を有し、該ブレーキシュー510,520は、レバー310の操作によって、回転カム325を介して回転動作するように構成されている。レバー310によるブレーキシュー510,420の回転動作は、レバー310が停止角度位置Rから後方に押され、最も後ろの位置H(図3)まで反時計回りに回転した時に生じる。ブレーキシュー510、520は扁平状に形成されると共に湾曲しており、ボウルの蓋110の空洞115内に収納され、ラチェット用回転ディスク410と同じ平面内で、回転ディスク410の左右両側に配設されている。
回転ディスク410の回転を制動するために、ブレーキシュー510、520は、中間部分がそれぞれヒンジ519、529を介して回転自在に取り付けられ、各ブレーキシュー510,520の第1端部511、521は互いに接近し、各第2端部512、522はラチェット用回転ディスク410の外周面に対向配置されている。各ブレーキシュー510、520は、別個のコイルばね513、523により径方向の外方にそれぞれ弾性的に付勢され、これにより、各ブレーキシュー510、520の第2端部512、522は、ラチェット用回転ディスク410の外周面からわずかに間隔を置いて対向している(図14)。この非作動位置において、ブレーキシュー510,520の第1端部511、521は互いに当接すると共に、回転カム325の各突起325A、325Bにも当接している。
レバー310を停止角度位置Rから最も後ろの位置Hまで反時計回りに押すに従い、回転カム325の反時計回りに回転し、これにより、ブレーキシュー510、520の第1端部511、521同士を離し、ばね513、523の作用を打ち消す。これによって、第2端部512、522はラチェット用回転ディスク410の外周面に押圧され、摩擦によってディスク410を制動し、結果としてバスケット200を制動する(図15)。
留意すべきことは、レバー310は単一の装置であるにも拘わらず、2つの機能が実施できるように設計されていることである。すなわち、レバー310を繰り返し引くことによって駆動機構300を作動させ、バスケット200を高速で回転させる機能と、レバー310を押すことによりブレーキ機構500を作動させ、バスケット200を素早く停止させる機能と、を備えていることである。
[第2の実施の形態]
図16〜図26Bには、本発明による第2の食品加工装置を適用したサラダスピナー10’を示しており、これら図面により第2の食品加工装置を説明する。サラダスピナー10’の全体は、第1の食品加工装置である前記サラダスピナー10と同じ基礎構成を有しており、同様の方法で作動するが、後述するように、同一の部品には同一の符号にアポストロフィを付けて記載している。第1の食品加工装置との間の主たる相違は、駆動機構300’とブレーキ機構500’との構成および作動にある。
この第2の実施形態において、駆動機構300’は、手動操作可能なアクチュエータとしての水平スライダ310’と、ラチェット組立体400’と、スライダ310’とバスケット200’との間に配置されると共にラチェット組立体400'に連結されたギヤ装置320’と、を備えている。
ボウルの蓋110’の蓋本体111’の上側表面には、スライダ310’用の平坦状のトラック116’が形成されると共にスライダ310’用のルーフ117’が設けられている。ルーフ117’はトラック116’の径方向の内方部分を覆い、これにより、スライダ310’を収納するドックを形成している。また、ルーフ117’は、上記ドックの入口に沿って延びる最上尾根部118’を有している。
スライダ310’はトラック116’の上側表面に配置され、あるいは該表面にかなり近接した状態で配置されており、ルーフ117’から外に出た外側停止位置と、ルーフ117’内に位置する内側位置との間で、双方向に水平に滑らせることができる。また、スライダ310’は、内部コイルばね326’により、外側停止位置に向けて弾性的に付勢されている。
ギヤ装置320’は増速機として作動する装置であり、2つの垂直軸回りを回転するように支持された一連の4つのギヤ321’、…324’により構成されているが、入力側ギヤ321’は直線状のラックとなっている。入力側ラック321’はスライダ310’と一体的に設けられた部品であり、トラック116’の長さ方向と平行に延びると共に、第2のギヤ322’と噛み合っている。第3のギヤ323’は、第2のギヤ322’と同軸に配置されると共に第2のギヤ322’に一体回転可能に結合され、最終伝達ギヤ324’と噛み合っている。前記第1の実施形態の場合と同じように、最終伝達ギヤ324’はラチェット組立体400’のクロスバー421’と同軸上に配置されると共にクロスバー421’に一体回転可能に結合されている。また、ラチェット組立体400’は前記第1の実施の形態のラチェット組立体と同じ構成を有し、同じ方法で作動する。
操作する場合、使用者は、片手、たとえば右手でスライダ310’を保持する(図18Aおよび図18B)。このとき、指はスライダ310’の隆起した自由端部を握り、手のひらの後部は、スライダ310’をルーフ117’内に引き込む際の支持部として、尾根部118’の直ぐ後ろに当接支持させる。スライダ310’を解放すると、スライダ310’は、ばね326’の作用により、外側停止位置に瞬時に自動的に戻る。
尾根部118’は蓋表面の外周端部の内側に位置しており、より具体的には、図示のように蓋表面の中央付近に位置しており、これにより、使用者は手を蓋の表面上に完全に乗せることができ、サラダスピナー10’を適切な位置に安定して保持することができる。このようにスライダ310’および蓋110’の設計によって、片手操作が容易化される。
スライダ310’を引き込む動作と開放する動作を繰り返すことにより、ラック321’は前後に連続的に繰り返し滑動し、他のギヤ322’、323’324’を回転方向の双方向にそれぞれ回転させる(図24Bおよび24C)。このような双方向の回転駆動はギヤ装置320’により増速され、最終伝達ギヤ324’を介してラチェット組立体400’のラチェット爪420’に伝達される。
スライダ310’を内側位置へ引くと、それに伴い、ラチェット爪420’が反時計回りに回転して、ラチェット歯411’に係合し、あるいはラチェット歯411’を捕捉し、その結果、ラチェット用回転ディスク410’を反時計回りに回転させる(図24B)。この回転は、ディスク410’と蓋210’との間の結合部分を介して、バスケット200’に伝えられ、バスケット200’は同様に反時計回り方向に回転する。
続いて、スライダ310’が手から解放され、外側に再び延びると、それに従い、ラチェット420’が時計回りに回転してラチェット歯411’から離れる。したがって、ラチェット用回転ディスク410’はスキップし、あるいは解放され、バスケット200’と蓋210’とが運動量の作用下にある状態において、ラチェット用回転ディスク410’は、反時計回りに継続して回転することができる(図24C)。バスケット200’等の継続的な回転は、事実上妨げられない。
このように、ラチェット組立体400’が、係合状態と開放状態とが繰り返される動作することにより、ギヤ装置320’からバスケット200’へは、一方向(すなわち、反時計方向)の駆動力のみが伝達される。この駆動力は、スライダ310’を外側位置から内側位置までスライドする時のみに伝達される。このような伝達は、スライダ310’を引く動作を行っている間は繰り返される。回転駆動力はバスケット200’に間欠的に伝達され作用するが、駆動力がバスケット200’に加えられるたびに、バスケット200’は速度を増して加速し、バスケット200’は一連の駆動を通して円滑に回転する。スライダ310’を、素早く、十分に、かつ頻繁に引いた場合は、およそ5回から6回のスライダ310’動作により、約800回転/分の最高速度に達し得る。
ブレーキ機構500’は第1の実施の形態とは若干異なった構造を有し、独立のブレーキ操作部として、ボウルの蓋110’に短いレバー530’を配置している。このブレーキ用のレバー530’は、ボウルの蓋110’の空洞115’の内部に配置された垂直軸に垂直軸芯回り回転自在に取り付けられており、該垂直軸には回転カム325’が取り付けられている。蓋110’の空洞115’の内部において、ブレーキ機構500’は、平坦で水平な、一対の湾曲したブレーキシュー510’、520’を備えており、これらブレーキシュー510’、520’は、ブレーキ用のレバー530’の回転により、回転カム325’を介して回転動作するように構成されている。レバー530’は回転方向のいずれの方向にも回転する(図25Aおよび図25B)。
回転ディスク410’の回転動作を制動するために、ブレーキシュー510’、520’の中間部分は共通のヒンジ519’/529’により回転自在に取り付けられ、各ブレーキシュー510’、520’の第1の端部511’、521’はカム325’の側面に位置し、各第2の端部512’、522’はラチェット用回転ディスク410’の外周面に対向配置されている。第1の端部511’、521’は、両第1の端部520’521’間に亘って張設されたコイルばね513'の弾性力により、それぞれカム325’側に付勢されており、これによって、第2の端部512’、522’は、回転ディスク410’の外周面からわずかに間隔を置いて対向している(図26A)。
ブレーキ用のレバー530’を回転方向のいずれかの方向に回転するに従い、回転カム325’はカム作用を発揮するように回転して、ブレーキシュー510’、520’の第1の端部511’、521’を相互に離し、ばね513’の作用を打ち消す。これによって、第2の端部512’、522’はラチェット用回転ディスク410’の外周面に押圧され、摩擦によってディスク410’が制動され、その結果、バスケット200’も制動される(図26B)。
[第3の実施の形態]
図27から36Bには、本発明による第3の食品加工装置を適用したサラダドレッシングスピナー10’’を示しており、これら図面により第3の食品加工装置を説明する。サラダ・ドレッシング・ミキサ10’’は全体的に、第1の実施の形態のサラダスピナー10と同じ基礎構成を有しており、同様の方法で作動するが、後述のように、同一の部品には同一の符号に二重のアポストロフィを付けて記載している。第1の実施の形態との間の主たる相違は、機能面にある。すなわち、該第3の実施の形態の装置は、乾燥したサラダを回転させる代わりに、サラダ・ドレッシングを混ぜる装置であって、ブレーキ機構(500)は存在しない。
この第3の実施形態では、容器として、突出部と上蓋110’’とを有する直立型円筒槽100’’を備えており、上蓋110’’には、該上蓋110’’の直径に整合する直径を有する有底筒形のベースキャップ113’’が下側から係合され、該ベースキャップ113’’により閉じられている。ベースキャップ113’’は、蓋110’’と共に蓋110’’の下に内部空洞115’’を形成し、該内部空洞115’’内には、ラチェット組立体400’’を有する駆動機構300’’が配設されている。
サラダ・ドレッシング等を混ぜる作業アタッチメントとして撹拌機を備えており、該攪拌機は、平坦格子状のミキサ刃200’’により構成されている。この平坦格子状ミキサ刃200’’の頂部には中央軸212’’が形成されており、該中央軸212’’は、駆動機構300’’により回転するラチェット組立体400’’に接続されている。すなわち、ラチェット組立体400’’は回転ディスク410’’を有し、該回転ディスク410’’の中央には管状のソケット412’’が形成され、該ソケット412’’内に、前記ミキサ刃200’’の中央軸212’’が差し込まれ、一体回転可能に係合している。ミキサ刃200’’の最下部の中央部には突起が形成され、該中央部の突起は、ミキサ刃200’’を支持するために、槽100’’の底部内の中央に形成された軸受凹部に係合している。
第1の実施の形態の駆動機構300と同じように、第3の実施の形態の駆動機構300’’は、ヒンジで取り付けられた手動操作のレバー310’’を有しており、この手動操作のレバー310’’は、蓋110’’の窪んだ平坦な領域116’’の上側表面に水平状態に伏せて設置されている。また、駆動機構300’’は、レバー310’’が繰り返し前後に回転された場合に、レバー310’’によって回転方向のいずれの方向にも回転する増速ギヤ装置320’を有しており、この増速ギヤ装置320’は、蓋に形成された空洞115’’に配置されている。
ギヤ装置320’’は一連の4つのギヤ321’’、…324’’から構成され、それぞれ垂直軸Y、X、Z、X回りを回転するように支持されている。入力側ギヤ321’は、角形のドライブ311’’を介してレバー310’’により駆動されるようになっており、角形のドライブピン311’は、軸Y回りに往復揺動するレバー310’’の回転端部に結合されている。最終伝達ギヤ324’’は、ラチェット組立体400’’の水平クロスバー421’’と同軸に配置されると共に該クロスバー421’’に一体回転可能に結合され、クロスバー421’’の両端部には一対のラチェット爪420’’がヒンジを介して回転自在に取り付けられている。
入力側ギヤ321’’の近傍にねじりばね326’’が配置されており、このねじりばね326’’は、入力側ギヤ321’’を反時計方向に回転するように弾性的に付勢しており、これにより、ギヤ装置320’’の全体のギヤ、ラチェット用のクロスバー421’’及びレバー310’’も、同時にそれぞれ適切な方向に回転する。レバー310’’は通常、外側位置に位置しており、使用時には、内側に回転させ(すなわち、図32に示すように時計回りに回転させ)、これにより、ギヤ321’’、…324’’を、矢印が示すようにそれぞれ回転させ、最終的にクロスバー421’’を反時計回りに回転させる。レバー310’’を開放すると、それと同時に、レバー310’’は、ばね326’’の弾性作用により自動的に回転して外側位置へ戻り、ギヤ装置320’’およびラチェット・クロスバー421’’はそれぞれ逆回転する。
ラチェット組立体400’’は、前記第1の実施の形態のラチェット組立体400と同じ構成を有し、同じ様に作動する。ラチェット組立体400’’は、ヒンジで取り付けられたラチェット爪420’’と斜めのラチェット歯411’’との係合状態と開放状態とが繰り返し行われ、これにより、ギヤ装置320’’からミキサ刃200’’へは、一方向(すなわち、反時計回り)の駆動力のみが伝達される。この駆動力は、レバー310’’を内側に回転させた時のみに伝達される。このような伝達は、レバー310’’が左右に動かされている間は繰り返される。ミキサ刃200’’は、槽100’’に含まれるサラダ・ドレッシングあるいはクリーム(ホイップ・クリーム用)を泡立たせるのに適切なスピードで回転される。
格子状のミキサ刃200’’の代わりに、他の形態の撹拌機を取り付けて使用することも可能である。例えば、針金製泡立て器またはドーフック等を、食品の性質および意図する動作に応じて使用することもできる。通常、混ぜる/泡立てるという動作には、非常に速い速度(サラダスピナーのような)は必要でなく、撹拌機は、ドレッシング/クリーム内、あるいは特にドー内では、急速に速度を落として停止するため、ブレーキ機構(500)は設置されていない。
レバー310’’が蓋110’’の上側表面あるいは該上側表面に近接して配置されているので、蓋110’の形状を工夫することにより、特に、使用者の親指を支持する尾根部118’’を形成することにより、片手操作が可能となり、あるいは容易化することができる。
該第3の実施の形態で明確に説明しなかったドレシング・ミキサ10’’の構成、各種部品、動作の詳細な内容については、前記第1の実施の形態で説明したサラダスピナー10に係る構成を参照にして、該第3の実施の形態に組み入れることができる。
駆動機構としては、ギヤ装置320、320’、320’’の代わりに、プーリ、ベルト等の、あらゆる別の好適な形式の駆動力伝達システムを使用することが可能であり、これらの構成も本発明の範囲に含まれる。
上記説明は本発明の例示として記載してものであり、上記実施形態とは別の様々な修正形態および変形形態も、請求の範囲に明確にされる本発明の範囲から逸脱することのない限り、当業者により実施することは可能である。
本発明にかかる食品加工装置の第1実施形態であって、サラダスピナーの上面斜視図である。 サラダスピナーが手で操作されている状態を示す図1に対応する上面斜視図である。 図1のサラダスピナーの上面平面図である。 図3のサラダスピナーのIV−IV線における断面側面図である。 図1のサラダスピナーの一部の部分的内部斜視図である。 図1のサラダスピナーの一部の部分的内部斜視図である。 図1のサラダスピナーの一部の部分的内部斜視図である。 図1のサラダスピナーの分解上面斜視図である。 図6のサラダスピナーの駆動機構の分解上面斜視図である。 図7の駆動機構の上面斜視図である。 図8の駆動機構の一部の部分的上面斜視図である。 図8の駆動機構の動作を示す上面平面図である。 図8の駆動機構の動作を示す上面平面図である。 図6のサラダスピナーのラチェット組立体の分解上面斜視図である。 図6のサラダスピナーのラチェット組立体の組立上面斜視図である。 図11Bのラチェット組立体の両方向の動作を示す上面平面図である。 図11Bのラチェット組立体の両方向の動作を示す上面平面図である。 サラダスピナーのブレーキ機構を操作する手を示す、図2に対応する上面平面図である。 図13のブレーキ機構の部分的上面平面図である。 図13のブレーキ機構の部分的上面平面図である。 作動中のブレーキ機構を示す、図14に対応する部分的上面平面図である。 作動中のブレーキ機構を示す、図14Aに対応する部分的上面平面図である。 本発明にかかる食品加工装置の第2実施形態であって、サラダスピナーの上面斜視図である。 分離されたサラダスピナーの部品を示す、図16に対応する上面斜視図である。 手で操作されている図16のサラダスピナーの上面平面図である。 手で操作されている図16のサラダスピナーの上面斜視図である。 図16のサラダスピナーの上面平面図である。 図19のサラダスピナーのXX−XX線における断面側面図である。 図16のサラダスピナーの組立分解下面斜視図である。 図16のサラダスピナーの分解上面斜視図である。 図16のサラダスピナーの駆動機構の上面斜視図である。 図16のサラダスピナーの駆動機構の上面斜視図である。 図16のサラダスピナーの駆動機構の上面斜視図である。 図23Aの駆動機構の動作を示す内部上面図である。 図23Bの駆動機構の動作を示す内部上面図である。 図23Cの駆動機構の動作を示す内部上面図である。 ブレーキ機構を操作する手を示す、図16のサラダスピナーの上面斜視図である。 ブレーキ機構を操作する手を示す、図16のサラダスピナーの上面斜視図である。 図25Aおよび図25Bのブレーキ機構の上面斜視図である。 図26のブレーキ機構がどのように動作するかを示す上面平面図である。 図26のブレーキ機構がどのように動作するかを示す上面平面図である。 本発明にかかる食品加工装置の第3形態であって、サラダ・ドレッシング・ミキサの側面斜視図である。 図27に対応する上面斜視図である。 図28のドレッシング・ミキサの上面平面図である。 図29のドレッシング・ミキサのXXX−XXX線における断面側面図である。 図27のドレッシング・ミキサの分解上面斜視図である。 図27のドレッシング・ミキサの駆動機構の分解上面斜視図である。 図32の駆動機構の上面平面図である。 駆動機構により駆動されるミキサ刃をも示す図33に類似の上面平面図である。 図33Aの駆動機構とミキサ刃とが分離された上面斜視図である。 駆動機構に取り付けられたミキサ刃を示す、図34に類似の上面斜視図である。 図27のドレッシング・ミキサのラチェット組立体の分解上面斜視図である。 図27のドレッシング・ミキサのラチェット組立体の組立上面斜視図である。 図35Bのラチェット組立体の両方向の動作を示す上面平面図である。 図35Bのラチェット組立体の両方向の動作を示す上面平面図である。

Claims (59)

  1. 蓋を有する容器と、
    回転軸回り回転可能に前記容器内に支持されると共に回転により前記容器内の食品を加工する作業アタッチメントと、
    前記蓋に支持されると共に前記作業アタッチメントを回転する駆動機構と、を有する食品加工装置において、
    前記駆動機構は、手動操作可能なアクチュエータと、該アクチュエータと前記作業アタッチメントとの間に配置されて前記該アクチュエータから前記アタッチメントに駆動力を伝達して前記アタッチメントを回転させる駆動力伝達システムとを備え、
    前記アクチュエータは、前記蓋の外側表面に横たえられると共に、前記蓋の表面に沿って第1位置と第2位置との間を双方向に移動することにより前記アタッチメントを一方向に回転させるように構成されている食品加工装置。
  2. 前記蓋の表面は前記回転軸に対して横方向に延びている請求項1に記載の食品加工装置。
  3. 前記蓋の表面は前記回転軸に対して略直角に延びている請求項2に記載の食品加工装置。
  4. 前記アクチュエータは、ばねにより前記第1位置に向けて弾性的に付勢されており、負荷解除時に前記第1位置に自動的に戻るように構成されている請求項1に記載の食品加工装置。
  5. 前記蓋は、使用者が前記アクチュエータを操作している間、前記使用者の手の一部を支持する当接部を有し、これにより、前記アクチュエータの片手操作を容易にしている請求項1に記載の食品加工装置。
  6. 前記当接部は前記蓋の表面から隆起している請求項5に記載の食品加工装置。
  7. 前記当接部は前記蓋の表面の外周端部に囲まれた範囲内に設置されている請求項5に記載の食品加工装置。
  8. 前記アクチュエータは、前記第1位置と前記第2位置とに亘って、双方向に回転自在に支持されている請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  9. 前記アクチュエータは、細長く形成され、長さ方向の一端部が回転自在に支持されると共に、前記駆動力伝達システムに駆動力伝達可能に係合している請求項8に記載の食品加工装置。
  10. 前記アクチュエータは、前記第1位置と前記第2位置とに亘って、双方向に直線移動自在に支持されている請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  11. 前記アクチュエータは、前記駆動力伝達システムと駆動力伝達可能に係合するラックを有している請求項10に記載の食品加工装置。
  12. 前記駆動力伝達システムはギヤ装置を有している請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  13. 前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により該記バスケット内の食品の水を切るように構成されている請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  14. 前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  15. 前記駆動機構は、前記駆動力伝達システムと駆動力伝達可能に係合するラチェット組立体を有し、該ラチェット組立体は、前記アクチュエータの前記第1位置から前記第2位置への移動により、前記アクチュエータから前記アタッチメントへ前記一方向のみの回転駆動力を伝達する請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  16. 前記ラチェット組立体は、前記駆動力伝達システムと前記アタッチメントとの間に配置されている請求項15に記載の食品加工装置。
  17. 前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終伝達部材とに、それぞれ配設されている請求項15に記載の食品加工装置。
  18. 前記ラチェット部材は、複数の傾斜歯を有し、該傾斜歯は、駆動力伝達可能に係合する前記少なくとも一つの爪部を取り囲むように円形に配設されている請求項17に記載の食品加工装置。
  19. 前記少なくとも一つの爪部は、ヒンジにより回転自在に取り付けられている請求項18に記載の食品加工装置。
  20. 前記ラチェット組立体は、前記ラチェット部材の回転軸回りに対称的に配置された少なくとも二つの前記爪部を有する請求項18に記載の食品加工装置。
  21. 前記ラチェット組立体は、両端部に前記爪部が一つずつヒンジにより回転自在に取り付けられたキャリアを有している請求項20に記載の食品加工装置。
  22. 前記駆動力伝達システムの前記従動側の最終伝達部材は、前記キャリアを含んでいる請求項21に記載の食品加工装置。
  23. 前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている請求項15に記載の食品加工装置。
  24. 前記アタッチメントは、前記ラチェット機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する請求項15に記載の食品加工装置。
  25. 前記アタッチメントの回転を制動するためのブレーキ機構を備え、該ブレーキ機構は、手動ブレーキ操作部と、前記アタッチメントの回転を制限するように前記手動ブレーキ操作部により動かされる少なくとも一つのブレーキ部材と、を有している請求項1〜7のいずれかに記載の食品加工装置。
  26. 前記ブレーキ機構は前記蓋内に収納され、前記手動ブレーキ操作部は前記蓋の上に露出されている請求項25に記載の食品加工装置。
  27. 前記手動ブレーキ操作部は、前記蓋の外側表面の上に配置され、前記蓋の表面に沿って移動可能となっている請求項25に記載の食品加工装置。
  28. 前記少なくとも一つのブレーキ部材は、ばねによって非作動位置に弾性的に付勢され、前記アタッチメントを制動するために、前記手動ブレーキ操作部によって前記ばねの作用に反して作動位置に移動するように構成されている請求項25に記載の食品加工装置。
  29. 前記駆動機構は、前記アタッチメントに連結して該アタッチメントを回転させる駆動部材を有しており、該駆動部材は、前アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材に係合可能となっている請求項25に記載の食品加工装置。
  30. 前記駆動機構は、前記駆動力伝達システムに駆動力伝達可能に係合するラチェット組立体を有し、該ラチェット組立体は、前記駆動部材を有すると共に、前記アクチュエータの前記第1位置から前期第2位置への移動により、前記アクチュエータから前記アタッチメントへ前記一方向のみの駆動力を伝達可能としている請求項29に記載の食品加工装置。
  31. 前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終の伝達部材とに、それぞれ配設されている請求項30に記載の食品加工装置。
  32. 前記ラチェット部材は、前記アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材が係合可能な円形の外周面を有している請求項31に記載の食品加工装置。
  33. 前記ブレーキ機構のブレーキ部材は、前記ラチェット部材の両側に二つ配置されている請求項32に記載の食品加工装置。
  34. 前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている請求項29に記載の食品加工装置。
  35. 前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する請求項29に記載の食品加工装置。
  36. 蓋を有する容器と、
    回転軸回り回転可能に前記容器内に支持されると共に回転により前記容器内の食品を加工する作業アタッチメントと、
    前記蓋に支持されると共に前記作業アタッチメントを回転する駆動機構と、を有する食品加工装置において、
    前記駆動機構は、手動操作可能なアクチュエータと、該アクチュエータと前記作業アタッチメントとの間に配置されて前記該アクチュエータから前記アタッチメントに駆動力を伝達して前記アタッチメントを回転させる駆動力伝達システムと、該駆動力伝達システムに動力伝達可能に係合すると共に前記アクチュエータから前記アタッチメントへ一方向のみの回転駆動力を伝達するラチェット組立体と、を有している食品加工装置。
  37. 前記アクチュエータは、第1位置と第2位置との間を双方向に移動することにより前記アタッチメントを一方向に回転させるように構成されており、前記ラチェット組立体は、前記アクチュエータの前記第1位置から前記第2位置への移動により、前記一方向の回転駆動力をアタッチメントに伝達する請求項36に記載の食品加工装置。
  38. 前記ラチェット組立体は、前記駆動力伝達システムと前期アタッチメントとの間に配置されている請求項37に記載の食品加工装置。
  39. 前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終の伝達部材とに、それぞれ配設されている請求項37に記載の食品加工装置。
  40. 前記ラチェット部材は、複数の傾斜歯を有し、該傾斜歯は、駆動力伝達可能に係合する前記少なくとも一つの爪部を取り囲むように円形に配設されている請求項39に記載の食品加工装置。
  41. 前記少なくとも一つの爪部は、ヒンジにより回転自在に取り付けられている請求項40に記載の食品加工装置。
  42. 前記ラチェット組立体は、前記ラチェット部材の回転軸回りに対称的に配置された少なくとも二つの前記爪部を有する請求項40に記載の食品加工装置。
  43. 前記ラチェット組立体は、両端部に前記爪部が一つずつヒンジにより回転自在に取り付けられたキャリアを有している請求項40〜42に記載の食品加工装置。
  44. 前記駆動力伝達システムの前記従動側の最終伝達部材は、前記キャリアを含んでいる請求項43に記載の食品加工装置。
  45. 前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている請求項36〜42に記載の食品加工装置。
  46. 前記アタッチメントは、前記ラチェット組立体に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する請求項36〜42のいずれかに記載の食品加工装置。
  47. 蓋を有する容器と、
    回転軸回り回転可能に前記容器内に支持されると共に回転により前記容器内の食品を加工する作業アタッチメントと、
    前記蓋に支持されると共に前記作業アタッチメントを回転する駆動機構と、を有する食品加工装置において、
    前記駆動機構は、手動操作可能なアクチュエータと、該アクチュエータと前記作業アタッチメントとの間に配置されて前記該アクチュエータから前記アタッチメントに駆動力を伝達して前記アタッチメントを回転させる駆動力伝達システムと、前記アタッチメントの回転を制動するためのブレーキ機構を備え、該ブレーキ機構は、手動ブレーキ操作部と、前記アタッチメントの回転を制限するように前記手動ブレーキ操作部により動かされる少なくとも一つのブレーキ部材とを有している食品加工装置。
  48. 前記ブレーキ機構は前記蓋内に収納され、前記衝動ブレーキ操作部は前記蓋の上に露出されている請求項47に記載の食品加工装置。
  49. 前記手動ブレーキ操作部は、前記蓋の外側表面の上に配置され、前記蓋の表面に沿って移動可能となっている請求項47に記載の食品加工装置。
  50. 前記少なくとも一つのブレーキ部材は、ばねによって非作動位置に弾性的に付勢され、前記アタッチメントを制動するために、前記手動ブレーキ操作部によって前記ばねの作用に反して作動位置に移動するように構成されている請求項47に記載の食品加工装置。
  51. 前記駆動機構は、前記アタッチメントに連結して該アタッチメントを回転させる駆動部材を有しており、該駆動部材は、前アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材に係合可能となっている請求項47〜50のいずれかに記載の食品加工装置。
  52. 前記駆動機構は、前記駆動力伝達システムに駆動力伝達可能に係合するラチェット組立体を有し、該ラチェット組立体は、前記駆動部材を有すると共に、前記アクチュエータの前記第1位置から前期第2位置への移動により、前記アクチュエータから前記アタッチメントへ前記一方向のみの駆動力を伝達可能としている請求項51に記載の食品加工装置。
  53. 前記ラチェット組立体は、ラチェット部材と、これと連動可能な少なくとも一つの爪部とを有し、前記ラチェット部材と爪部とは、前記アタッチメントと前記駆動力伝達システムの最終の伝達部材とに、それぞれ配設されている請求項52に記載の食品加工装置。
  54. 前記ラチェット部材は、前記アタッチメントを制動するために、前記少なくとも一つのブレーキ部材が係合可能な円形の外周面を有している請求項53に記載の食品加工装置。
  55. 前記ブレーキ機構のブレーキ部材は、前記ラチェット部材の両側に二つ配置されている請求項54に記載の食品加工装置。
  56. 前記アクチュエータと前手動ブレーキ記操作部とは、別個の装置である請求項47〜50のいずれかに記載の食品加工装置。
  57. 前記アクチュエータと前記手動ブレーキ操作部とは、単一の装置で構成されており、該単一の装置は、一方向に移動することにより前記アタッチメントを回転させ、他方向に移動することにより前記アタッチメントにブレーキをかけるように構成されている請求項47〜50のいずれかに記載の食品加工装置。
  58. 前記アタッチメントは、前記駆動部材に係合可能な蓋を有するバスケットを備え、該バスケットの回転により前記バスケット内の食品の水を切るように構成されている請求項51に記載の食品加工装置。
  59. 前記アタッチメントは、前記駆動機構に駆動力伝達可能に係合する撹拌機を備え、前記容器内の食品を撹拌する請求項51に記載の食品加工装置。
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