JP2007186105A - 車両用シートの操作部材配置構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートバック2の背裏に配設された前倒用操作部材10と格納用操作部材20の配置構造である。前倒用操作部材10はその引張操作によってリクライニング機構4を解除し、シート1を折畳み姿勢状態に切換えられるようにする。格納用操作部材20はその引張操作によってロック機構を解除し、折畳み姿勢状態のシート1を車体フロアから引き上げて格納位置まで移動させられるようにする。シートバック2の背裏には凹形状の収納溝部30が形成され、収納溝部30は各操作部材が引き出される引出口31a,32aを含み、各引出口31a,32aから引き出された各操作部材はその垂下方向や引上方向に折り曲げられて収納溝部30の凹形状の内部に横並び状に収められて保持される。
【選択図】 図1
Description
ところで、上記開示技術では、リクライニング機構を解除操作する前倒用操作部材や、ロック機構を解除操作する格納用操作部材が、シートバックの背裏に配設されている。詳しくは、前者の前倒用操作部材は、シートバックの背裏に枢着された操作レバーとして構成されている。そして、この操作レバーを手前に引き下げる操作をすることにより、リクライニング機構が解除状態に切換えられ、シートバックが前倒し可能な状態となる。また、後者の格納用操作部材は、シートバックの背裏に形成された引出口から引き出されて設けられた可撓性のストラップ状に形成されている。このストラップ状の操作部材は、これを引張操作することにより、ロック機構を解除状態に切換えることができる。そして、そのまま格納用操作部材を引張り込んでいくことにより、折畳み姿勢状態のシートを引き上げて格納位置まで移送することができる。
先ず、第1の発明は、所定の格納状態に格納操作するためにシートバックの背裏には2つの操作部材が配設されており、一方の操作部材はその操作によって着座可能な姿勢状態として保持されているシートバックをシートクッション側に前倒しして折畳み姿勢状態へ動作可能とする前倒用操作部材とされており、他方の操作部材はその操作によって折畳み姿勢状態から所定の格納姿勢状態へと動作可能とする格納用操作部材とされている車両用シートの操作部材配置構造であって、前倒用操作部材は、その引張操作により、シートバックの姿勢状態を保持している保持機構を解除することができ、解除によりシートバックをシートクッション側に前倒ししてシートを折畳み姿勢状態に切換えられるようになっており、格納用操作部材は、その引張操作により、シートクッションを車体フロアに対して係合ロックさせているロック機構を解除することができ、解除により折畳み姿勢状態のシートを車体フロアから引き上げて格納位置まで移動させられるようになっており、シートバックの背裏には、背裏面を部分的に凹形状に窪ませる収納溝部が形成されており、収納溝部は、各操作部材が引き出される引出口を含んだ形状に形成されており、各引出口から引き出された両操作部材は、収納溝部の凹形状の内部に収められることを特徴とする。
この第1の発明によれば、両操作部材は、引張操作タイプの比較的細目な形状とされており、シートバックの背裏面から出張らない状態として収納溝部の凹形状の内部に収められる。
ここで、「横並び状」とは、両操作部材がシートバックの幅方向に隣り合わせて配置されている状態を含むほか、両操作部材が互いにシートバックの上下方向に離間した関係となる配置状態も含まれる。
また、収納溝部は、各操作部材を横並び状に収める構成を備えたものであればよく、各操作部材を収納する溝形状が一繋ぎになっているものも実質的に分離して構成されているものも含まれる。
この第2の発明によれば、引張操作タイプの比較的細目な形状とされた両操作部材が、収納溝部の一箇所に横並び状に集約して配置される。
この第3の発明によれば、各操作部材が収納溝部の掛部と着脱可能に係止するようになっているため、これらがシートバックの背裏面から出張らない状態として保持される。
この第4の発明によれば、各操作部材に設けられた取っ手により、各操作部材の引張操作に力を入れ易くなる。これら各取っ手は、シートバックの低い位置に配置されているため、操作者が車両後方側の室外に立った位置から各操作部材に容易に手を届かせることができる。
この第5の発明によれば、収納溝部は、シートバックの背裏に組み付けられる一つの組付部品として構成される。
この第6の発明によれば、前倒用操作部材の引出口は、シートバックの前倒し回動軸から半径方向に離間した遠い位置に設定される。したがって、前倒用操作部材を掴み部として、シートバックが勢い良く倒れ込まないように抑制したり、倒し込まれたシートバックを起こし上げたりする操作が比較的軽い力で行えるようになる。
この第7の発明によれば、各取っ手が収納溝部の掛部と着脱可能に係止するようになっているため、各取っ手がシートバックの背裏面から出張らないように保持される。
この第8の発明によれば、各操作部材の引張操作は、握り手の操作指を取っ手に掛け入れた状態で行える。また、各取っ手を収納溝部の掛部に係止させた状態では、操作指を各取っ手の掛入口よりも更に奥の指差込空間まで差し込めるため、操作指を各取っ手の裏側にまわし込んで掛けられる。
この第9の発明によれば、収納溝部の掛部に係止している各取っ手は、これに操作指を掛け入れて引き出そうとする操作によって、比較的軽い力で収納溝部から外される。
この第10の発明によれば、各取っ手には、複数の操作指が掛け入れられる。したがって、各操作部材の引張操作に力を入れ易くなる。そして、操作指を掛け入れない根元部が比較的狭隘に形成されると共に、両取っ手が上下対称に配置されることにより、両取っ手を幅方向に詰め寄せて配置できるようになる。
先ず、第1の発明によれば、比較的細目な形状とされた両操作部材を収納溝部内に収めてシートバックの背裏面から出張らないようにしたことにより、シートバックの背裏の見栄えを良くすることができる。
更に、第2の発明によれば、両操作部材を横並び状に一箇所に集約して配置したことにより、これらをシートバックの背裏にコンパクトに配置することができる。これにより、シートバックの背裏の見栄えを更に良くすることができる。
更に、第3の発明によれば、各操作部材を収納溝部の掛部に係止させることができるため、それらの収納状態を安定させることができる。
更に、第4の発明によれば、車両後方側の室外から各操作部材に手が届き易くなるため、シートバックの前倒操作や格納操作をより簡単に行うことができる。また、操作部材の引張操作に力が入り易くなるため、かかる操作をより簡単に行うことができる。
更に、第5の発明によれば、収納溝部を一つの組付部品として構成することができるため、両操作部材の配置構造を簡単に構成することができる。
更に、第6の発明によれば、前倒用操作部材を掴み部としたシートバックの移動操作が比較的軽い力で行えるため、かかる操作をより簡単に行うことができる。
更に、第7の発明によれば、比較的重量のある取っ手自体を収納溝部の掛部に係止させることができるため、操作部材の収納状態を安定させることができる。
更に、第8の発明によれば、各操作部材の引張操作に一層力が入り易くなるため、かかる操作をより簡単に行うことができる。そして、収納溝部に係止させた各取っ手を取外す際には、各取っ手よりも奥の方まで操作指を差し込んで行えるため、取外し操作をより簡単に行うことができる。
更に、第9の発明によれば、各取っ手を比較的軽い力で収納溝部から取り外すことができるため、着脱操作をより簡単に行うことができる。
更に、第10の発明によれば、各操作部材の引張操作に更に一層力が入り易くなるため、かかる操作をより一層簡単に行うことができる。そして、両取っ手を幅方向に詰め寄せて配置することができるため、幅方向の設置スペースをよりコンパクトに収めることができる。
このシート1は、図4に良く示されるように、背もたれ部となるシートバック2が、リクライニング機構4を介して着座部となるシートクッション3側に連結されている。このリクライニング機構4は、後述する前倒用操作部材10を引張操作することにより、シートバック2の傾き角度を固定しているロック状態から、傾き角度の調整可能な解除状態に切換えられるようになっている。これにより、図5に良く示されるように、シートバック2をシートクッション3側に前倒しして、シート1を折畳み姿勢状態に切換えられるようになる。ここで、リクライニング機構4には、シートバック2をシートクッション3側に前倒しするように回動附勢するばね部材(図示省略)が設けられている。したがって、リクライニング機構4が解除された状態では、シートバック2は自動的に前倒し方向に附勢されて回動していく。
また、シート1は、シートクッション3の前端部に設けられたロック機構5Aによって、車体フロアFに設置されたストライカSAと係合ロックした状態として保持されている。このロック機構5Aは、後述する格納用操作部材20を引張操作することにより、ストライカSAとの係合ロック状態を解除するようになっている。これにより、シート1全体を車体フロアFから離脱させられるようになる。
ここで、シートクッション3の後端部には、シート1を車体フロアF上の着座位置からその後方側に形成された格納溝G内に落とし込めるように移送案内するリンク機構6が設けられている。このリンク機構6は、シートクッション3を車体フロアFに対して車両の前後方向に揺動可能に連結している。詳しくは、リンク機構6は、シートクッション3を車体フロアFに対して揺動可能に支持するリンク部材6aと、シートクッション3の揺動時の姿勢を制御する姿勢制御ワイヤ6bと、この姿勢制御ワイヤ6bの撓み方向を規制して絡み付きを防止する引張部材6cと、を有する。ここで、リンク部材6aの車体フロアFとシートクッション3との各連結部には、図示しないばね部材が設けられている。これにより、リンク部材6aは、車体フロアFに対して車両後方(図4の紙面内時計回り方向)に向けて回動附勢されている。また、シートクッション3は、リンク部材6aに対して起立する方向(紙面内時計回り方向)に回動附勢されている。そして、姿勢制御ワイヤ6bにより、上記リンク部材6aから起立する方向に回動しようとするシートクッション3の姿勢位置を規制することができる。
したがって、上記ロック機構5Aが解除切換えされることにより、折畳み姿勢状態のシート1を、リンク機構6の揺動運動に従って、図6の実線で示される格納溝G内の格納位置まで移送することができる。これにより、シートバック2の背裏面2bを車体フロアFの上面と面一にした状態で、シート1を格納溝G内に格納することができる。そして、これにより、シート1の設置されていたスペースを、荷室スペースとして利用できるようになる。
以下、前倒用操作部材10、格納用操作部材20及び収納溝部30の配置構造及び構成部材について、詳細に説明していく。
ここで、前倒用操作部材10の全体形状は、図2において詳しく示されている。すなわち、前倒用操作部材10は、可撓性長尺状の織物から成るウェビング11と、ウェビング11の引出端部に設けられた引張操作時の把持部となる取っ手12と、引出口31aに挿入されている側の端部に設けられたワイヤ掛部13と、を有する。
次いで、取っ手12は、合成樹脂の一体成形によって形成されており、角の丸められた略三角の枠形状に形成されている。この取っ手12は、ウェビング11の端部と一体に取り付けられている。ここで、取っ手12は、上記三角の一辺が前倒用操作部材10の引張操作方向と垂直となるように向けられており、この一辺が引張操作時の先端側にくるように配置されている。そして、この取っ手12には、上記先端側の一辺に沿って長穴状に開口した掛入口12aが形成されている。この掛入口12aは、握り手の操作指を複数掛け入れられるようになっている。本実施例では、この掛入口12aは、握り手の人差し指から薬指までの3本の指が掛け入れられる大きさに形成されている。これにより、前倒用操作部材10を引張操作する際には、この掛入口12aに3本の指を掛け入れて行うことができるため、引張操作に力を入れ易くなる。また、取っ手12には、後述する収納溝部30に形成された掛部31eに着脱可能に係止させることのできる係部12bが形成されている。この係部12bは、上記掛入口12aに沿った三角形の一辺と対向する頂点側の枠部位、すなわち取っ手12の根元部に形成されており、ホックの鉤のように突出して形成されている。この突出した鉤状の係部12bは、収納溝部30に形成された凹状の掛部31eに押し込まれることにより、これと掛着する。そして、掛部31eに掛着させた係部12bは、取っ手12の掛入口12aに操作指を掛け入れてこれを引き出す力をかけることにより、軽い力で掛着から外される。すなわち、取っ手12を引き出すように力をかけると、係部12bと掛部31eとの掛着部位が上記引き出し力の支点及び作用点となり、この掛着を引き抜く方向に梃子の力が作用するからである。
次いで、ワイヤ掛部13は、合成樹脂の一体成形によって形成されており、ウェビング11の端部と一体に取り付けられている。このワイヤ掛部13には、操作ケーブルC1の端部が掛け止められている。したがって、前倒用操作部材10を引張操作することにより、上記操作ケーブルC1を牽引して引張り込むことができる。
ここで、格納用操作部材20の全体形状は、図2において詳しく示されている。すなわち、格納用操作部材20は、可撓性長尺状の織物から成るウェビング21と、ウェビング21の引出端部に設けられた引張操作時の把持部となる取っ手22と、引出口32aに挿入されている側の端部に設けられたワイヤ掛部23と、を有する。
次いで、取っ手22は、合成樹脂の一体成形によって形成されており、角の丸められた略三角の枠形状に形成されている。この取っ手22は、ウェビング21の端部と一体に取り付けられている。ここで、取っ手22は、上記三角の一辺が格納用操作部材20の引張操作方向と垂直となるように向けられており、この一辺が引張操作時の先端側にくるように配置されている。そして、この取っ手22には、上記先端側の一辺に沿って長穴状に開口した掛入口22aが形成されている。この掛入口22aは、握り手の操作指を複数掛け入れられるようになっている。本実施例では、この掛入口22aは、握り手の人差し指から薬指までの3本の指が掛け入れられる大きさに形成されている。これにより、格納用操作部材20を引張操作する際には、この掛入口22aに3本の指を掛け入れて行うことができるため、引張操作に力を入れ易くなる。また、取っ手22には、後述する収納溝部30に形成された掛部32eに着脱可能に係止させることのできる係部22bが形成されている。この係部22bは、上記掛入口22aに沿った三角形の一辺と対向する頂点側の枠部位、すなわち取っ手22の根元部に形成されており、ホックの鉤のように突出して形成されている。この突出した鉤形状の係部22bは、収納溝部30に形成された凹状の掛部32eに押し込まれることにより、これと掛着する。そして、掛部32eに掛着させた係部22bは、取っ手22の掛入口22aに操作指を掛け入れてこれを引き出す力をかけることにより、軽い力で掛着から外される。すなわち、取っ手22を引き出すように力をかけると、係部22bと掛部32eとの掛着部位が上記引き出し力の支点及び作用点となり、この掛着を引き抜く方向に梃子の力が作用するからである。
次いで、ワイヤ掛部23は、合成樹脂の一体成形によって形成されており、ウェビング21の端部と一体に取り付けられている。このワイヤ掛部23には、操作ケーブルC2の端部が掛け止められている。したがって、格納用操作部材20を引張操作することにより、上記操作ケーブルC2を牽引して引張り込むことができる。
ここで、収納溝部30の全体形状は、図2において詳しく示されている。すなわち、収納溝部30は、前倒用操作部材10を収納可能な溝部位31と、格納用操作部材20を収納可能な溝部位32と、を有する。
詳しくは、引出口31aは、収納溝部30の左側上方部に開口して形成されている。この引出口31aは、その周面の一部がスリット31dによって切り欠かれており、開断面状に形成されている。このスリット31dは、前倒用操作部材10を引出口31aに組付ける際にウェビング11を横から通し入れることのできる通し口となっている。
次いで、ウェビング溝31bは、引出口31aから垂下方向に延びて形成されており、ウェビング11を収めきることのできる一様な深さを有して形成されている。このウェビング溝31bの長さは、引出口31aからのウェビング11の引出長さに合わせて設定されている。
次いで、取っ手溝31cは、ウェビング溝31bの下端に引き続いて形成されており、取っ手12を収めきることのできる深さを有して形成されている。また、取っ手溝31cには、前述した取っ手12に形成された鉤状の係部12bを掛着させることのできる掛部31eが形成されている。この掛部31eは、係部12bの鉤形状に対応して、ホックの受け金のように窪んで形成されている。そして、掛部31eの窪み形状は、係部12bの突起形状としまりばめの関係に形成されている。したがって、図3に良く示されるように、係部12bを掛部31eに押し込むことにより、両者を互いに嵌合させた状態として保持することができる。また、同図に示されるように、取っ手溝31cは、取っ手12の掛入口12aと面する部位が、取っ手12の収納位置よりも更に深く窪んだ形状に形成されている。これにより、取っ手溝31cと取っ手12の掛入口12aとの間に、操作指を差し込むことのできる指差込空間t1が形成されている。したがって、取っ手12を収納溝部30の掛部31eに係止させた状態では、取っ手12の掛入口12aに挿入した操作指を更に指差込空間t1まで差し込むことができる。これにより、同操作指を、取っ手12の裏側にまわし込んで掛けることができる。また、図2に良く示されるように、上記取っ手溝31cの下端側部位には、取っ手12の枠形状を両側から支持するリブ31fが形成されている。このリブ31fは、図3に良く示されるように、収納溝部30に係止させた取っ手12が指差込空間t1による隙間によってガタつくことのないように、これを内側や下側から支持する。
詳しくは、引出口32aは、収納溝部30の右側下方部に開口して形成されている。この引出口32aは、その周面の一部がスリット32dによって切り欠かれており、開断面状に形成されている。このスリット32dは、格納用操作部材20を引出口32aに組付ける際にウェビング12を横から通し入れることのできる通し口となっている。
次いで、ウェビング溝32bは、引出口32aから引上方向に延びて形成されており、ウェビング21を収めきることのできる一様な深さを有して形成されている。このウェビング溝32bの長さは、引出口32aからのウェビング21の引出長さに合わせて設定されている。このウェビング溝32bの長さは、前述した溝部位31のウェビング溝31bの長さよりも短く設定されている。
次いで、取っ手溝32cは、ウェビング溝32bの上端に引き続いて形成されており、取っ手22を収めきることのできる深さを有して形成されている。また、取っ手溝32cには、前述した取っ手22に形成された鉤状の係部22bを掛着させることのできる掛部32eが形成されている。この掛部32eは、係部22bの鉤形状に対応して、ホックの受け金のように窪んで形成されている。そして、掛部32eの窪み形状は、係部22bの突起形状としまりばめの関係に形成されている。したがって、図3に良く示されるように、係部22bを掛部32eに押し込むことにより、両者を互いに嵌合させた状態として保持することができる。また、同図に示されるように、取っ手溝32cは、取っ手22の掛入口22aと面する部位が、取っ手22の収納位置よりも更に深く窪んだ形状に形成されている。これにより、取っ手溝32cと取っ手22の掛入口22aとの間に、操作指を差し込むことのできる指差込空間t2が形成されている。したがって、取っ手22を収納溝部30の掛部32eに係止させた状態では、取っ手22の掛入口22aに挿入した操作指を更に指差込空間t2まで差し込むことができる。これにより、同操作指を、取っ手22の裏側にまわし込んで掛けることができる。また、図2に良く示されるように、上記取っ手溝32cの上端側部位には、取っ手22の枠形状を両側から支持するリブ32fが形成されている。このリブ32fは、図3に良く示されるように、収納溝部30に係止させた取っ手22が指差込空間t2による隙間によってガタつくことのないように、これを内側や上側から支持する。
そして、前倒用操作部材10を操作使用する際には、取っ手12の掛入口12aに操作指を掛け入れてこれを引き出すように力をかけることにより、取っ手12を収納溝部30から簡単に取り外すことができる。そして、そのまま、取っ手12を引張り込むように操作することにより、前倒用操作部材10を引張操作することができる。
また、格納用操作部材20を操作使用する際には、上記と同様にして、取っ手22の掛入口22aに操作指を掛け入れてこれを引き出すように力をかけることにより、取っ手22を収納溝部30から簡単に取り外すことができる。そして、そのまま、取っ手22を引張り込むように操作することにより、格納用操作部材20を引張操作することができる。
具体的には、図2に良く示されるように、前倒用操作部材10を引張操作すると、これに掛着された操作ケーブルC1が牽引されて引張り込まれる。この操作ケーブルC1は、図7に良く示されるように、リクライニング機構4のロック作動状態を切換える切換部材4bに掛着されている。この切換部材4bは、リクライニングの回動軸となる軸部4aによって軸支されており、操作ケーブルC1が引張り込まれる前の常時は、同図の仮想線で示されるロック状態の作動位置にて附勢保持されている。そして、操作ケーブルC1が引張り込まれることにより、この操作ケーブルC1に牽引されて同図の実線で示される位置まで回動し、リクライニング機構4を解除状態に切換えることができる。なお、切換部材4bは、操作ケーブルC1を引張り込む操作をやめることにより、自動的にロック状態の作動位置に戻されて附勢保持される。
したがって、図4を参照して、前倒用操作部材10を引張操作してリクライニング機構4を解除切換えすることにより、図5に良く示されるように、シートバック2をシートクッション3側に前倒してシート1を折畳み姿勢状態に切換えることができる。そして、この状態で前倒用操作部材10の引張操作をやめることにより、リクライニング機構4が再びロック状態に切換えられる。これにより、シート1を折畳み姿勢状態として保持することができる。
ここで、ロック機構5A,5Bは、シートクッション3の前後位置に並べて配されている。また、各ロック機構5A,5Bは、シートクッション3の左右両側の位置に一対でそれぞれ配されている。そして、これらロック機構5A,5Bは、格納用操作部材20の引張操作によって、作動状態の切換えが一斉に同期して行われるようになっている。詳しくは、各ロック機構5A,5Bは、格納用操作部材20を引張操作する前の常時は、係合ロック可能な作動状態として保持されている。これにより、前側のロック機構5Aは、車体フロアFに設置されたストライカSAと係合ロックした状態として保持されている。そして、各ロック機構5A,5Bは、格納用操作部材20が引張操作されることにより、上記係合ロックを解除する作動状態に切換えられる。これにより、前側のロック機構5Aは、ストライカSAとの係合ロック状態から外される。そして、図6に良く示されるように、折畳み姿勢状態のシート1を格納溝G内に落とし込んでいき、格納用操作部材20の引張操作をやめることにより、各ロック機構5A,5Bは、再び係合ロック可能な状態に切換えられる。これにより、後側のロック機構5Bを、格納溝G内に設置されたストライカSBと係合ロックさせることができる。
すなわち、ロック機構5A,5Bは、図8に良く示されるように、本体50、ロック部材51、爪部材52及び引張ばね53,54を有する。
詳しくは、本体50は、シートクッション3と一体に固定されており、ロック部材51や爪部材52等の構成部材が組み付けられている。
また、ロック部材51は、ストライカSA(SB)と係合ロック可能な顎形状に形成されており、軸部51aによって本体50に回動可能に連結されている。このロック部材51は、軸部51aを中心とした回動により、顎形状の開口部分である受入部51bをストライカSA(SB)に対して嵌脱させるように動く。また、ロック部材51には、爪部材52との間に引張ばね53が設けられている。これにより、ロック部材51は、常時は紙面内反時計回り方向、すなわち受入部51bをストライカSA(SB)から外す方向に回動附勢されている。また、ロック部材51の外周縁には、段差状の係部51cが形成されている。
次いで、爪部材52は、ロック部材51の軸部51aと平行な軸部52aによって、本体50に回動可能に連結されている。この爪部材52は、本体50との間に設けられた引張ばね54により、常時は紙面内時計回り方向に回動附勢されている。これにより、爪部材52は、常時はロック部材51の外周縁に押し当てられた状態として附勢保持されている。したがって、爪部材52は、図8の図示状態のようにロック部材51をストライカSA(SB)に嵌め込む位置まで時計回り方向に回動させることにより、ロック部材51の段差状の係部51cに自動的に落ち込む。これにより、ロック部材51は、反時計回り方向への回動が規制され、ストライカSA(SB)と係合ロックした状態として保持される。
また、爪部材52には、ケーブル掛部52bが形成されており、操作ケーブルC2が掛着されている。この操作ケーブルC2は、図2に良く示されるように、格納用操作部材20を引張操作することにより、牽引されて引張り込まれるようになっている。したがって、図8を参照して、操作ケーブルC2が牽引されて引張り込まれることにより、爪部材52を、引張ばね54の附勢に抗して反時計回り方向に回動させる。これにより、図9に良く示されるように、爪部材52をロック部材51の係部51cから離間移動させ、ロック部材51の回動規制状態を解除させる。そして、これにより、ロック部材51は、引張ばね53の附勢を受けて反時計回り方向に回動し、受入部51bをストライカSA(SB)から外す。
ここで、ロック部材51は、ストライカSA(SB)から外された状態では、これをストライカSA(SB)に押し込むようにすることで、再びストライカSA(SB)に受入部51bを嵌め込むことができる。すなわち、ロック部材51をストライカSA(SB)に押し込むことにより、先ず、受入部51bの上顎部分がストライカSA(SB)と当接する。そして、ロック部材51を更に押し込んでいくことにより、ロック部材51がストライカSA(SB)に押動されて、引張ばね53の附勢に抗して時計回り方向に回動し、受入部51bの上顎部分と下顎部分との間にストライカSA(SB)が嵌め込まれる。
このとき、操作ケーブルC2による爪部材52の引張り込み状態が解かれている場合(仮想線状態時)には、前述もしたように、受入部51bにストライカSA(SB)が嵌め込まれた時点で、爪部材52がロック部材51と自動的に係止する。これにより、ロック部材51がストライカSA(SB)と係合ロックした状態として保持される。すなわち、この場合の状態は、ロック部材51がストライカSA(SB)に押し込まれることにより、ロック部材51をストライカSA(SB)と係合ロックさせることのできる係合ロック可能状態となっている。
一方、操作ケーブルC2による爪部材52の引張り込み状態が継続されている場合(実線状態時)には、受入部51bにストライカSA(SB)が嵌め込まれても、爪部材52はロック部材51とは係止しない。したがって、ロック部材51は、ストライカSA(SB)と係合ロックしない状態となる。すなわち、この場合の状態は、ロック部材51をストライカSA(SB)に押し込んでも、ロック部材51がストライカSA(SB)と係合ロックしない解除状態となる。
すなわち、図1に良く示されるように、シート1は着座可能な姿勢状態とされており、前倒用操作部材10や格納用操作部材20は操作使用前の収納状態とされている。
そこで、先ず、操作者が車両後方側の室外に立ち、前倒用操作部材10の取っ手12に手を掛ける。このとき、前倒用操作部材10は、シートバック2の低い位置に配置されているため、上記位置から容易に手を届かせることができる。そして、図3に良く示されるように、操作指を取っ手12の掛入口12aに掛け入れると、その挿入した操作指を更にその奥の指差込空間t1まで差し込むことができる。したがって、操作指を、取っ手12の裏側にまわし込んで掛けることができ、取っ手12を収納溝部30から容易に取り外すことができる。
そして、図4に良く示されるように、この取り外した前倒用操作部材10を引張操作することにより、リクライニング機構4を解除状態に切換えることができる。これにより、図5に良く示されるように、シートバック2をシートクッション3側に前倒しして、シート1を折畳み姿勢状態とすることができる。そして、前倒用操作部材10の引張操作をやめることにより、リクライニング機構4がロック状態に切換えられ、シート1が折畳み姿勢状態に保持される。
そして、図5に良く示されるように、この取り外した格納用操作部材20を引張操作することにより、ロック機構5A,5Bを解除状態に切換えることができる。そして、そのまま、格納用操作部材20の引張操作に伴ってシート1を車両の後方に移送していくことにより、図6に良く示されるように、折畳み姿勢状態のシート1をその後側の格納溝G内に落とし込むことができる。そして、格納用操作部材20の引張操作をやめてロック機構5A,5Bをロック可能状態に切換え、シート1を格納溝G内に押し下げるように操作することにより、ロック機構5BをストライカSBと係合ロックさせることができる。これにより、シート1を格納溝G内に格納した状態として保持することができる。
すなわち、先ず、シート1が図6の実線で示される格納状態のときには、格納用操作部材20の取っ手22は、操作者が車両後方側の室外に立った位置から手の届き易い手前の位置に配置される。したがって、この格納用操作部材20の取っ手22に手を掛けて引張操作を容易に行うことができる。これにより、ロック機構5BとストライカSBとの係合ロック状態を解除することができる。そして、そのまま、格納用操作部材20の引張操作に伴ってシート1を車両の前方に移送していくことにより、図5に良く示されるように、シート1を車体フロアF上に移動させることができる。そして、格納用操作部材20の引張操作をやめてロック機構5A,5Bをロック可能状態に切換え、シート1を車体フロアF上に押し下げるように操作することにより、ロック機構5AをストライカSAと係合ロックさせることができる。これにより、折畳み姿勢状態のシート1を、車体フロアF上に係合ロックさせて保持することができる。
次に、前倒用操作部材10の取っ手12に手を掛けてこれを引張操作する。このとき、前倒用操作部材10の取っ手12は、シートバック2の低い位置に設定されているため、操作者から手の届き易い比較的手前の位置に配置される。したがって、前倒用操作部材10の引張操作を容易に行うことができ、リクライニング機構4を解除状態に切換えることができる。そして、そのまま、前倒用操作部材10の引張操作に伴って、シートバック2を起こし上げていくことにより、、図4に良く示されるように、シート1を着座可能な姿勢状態に戻すことができる。ここで、前倒用操作部材10が引き出される引出口31a(図1参照)は、シートバック2の上端寄りの位置に配置されている。したがって、前倒用操作部材10によるシートバック2の起こし上げ操作を、比較的軽い力で行うことができる。
例えば、シートを折畳み姿勢状態に切換えて、その後方側の格納溝に落とし込んで格納する例を示したが、車両前方側に落とし込んだり起こし上げたりして格納するタイプのものであってもよい。また、車両側方に起こし上げるタイプのものであってもよい。
また、操作部材に取っ手が設けられていなくてもよい。但し、この場合には、操作部材の引張操作に力が入り難くなることがある。また、各操作部材の取っ手をシートバックの下端寄りの位置に配置した例を示したが、他の位置に配置してもよい。但し、この場合には、車両後方側の室外から取っ手に手が届き難くなることに留意が必要である。
また、収納溝部は、シートバックの背裏を成す他の背裏部材と一体の部材として形成されていてもよい。
また、前倒用操作部材の引き出される引出口がシートバックの上端寄りの位置に配置された例を示したが、他の位置に配置してもよい。但し、この場合には、シートバックを起こし上げる操作荷重が重たくなることに留意が必要である。
また、取っ手の形状は、三角の枠形状に限定されることなく、丸形や多角形等の他の枠形状のものであってもよい。
また、格納用操作部材が引出口から引上方向に折り曲げられて収納される例を示したが、垂下方向に折り曲げられて収納されるものであってもよい。但し、この場合には、引出口をあまりシートバックの下端寄りの位置に配置すると、格納用操作部材の収納スペースが狭められることに留意が必要である。
また、両操作部材の横並びの配置状態として、両者が互いにシートバックの上下方向にずれた関係位置に配置された状態を示したが、その他の配置関係であってもよい。例えば、両操作部材がシートバックの上下方向に重なり合う隣り合わせの配置状態や、シートバックの上下方向には重なり合わない縦並びの配置状態や斜めに向かい合った配置状態であってもよい。また、両操作部材は、垂下方向や引上方向ではなく、横方向(幅方向)に折り曲げられて収納されるタイプであってもよい。この場合においても、両操作部材の配置状態がシートバックの横方向(幅方向)に重なり合う隣り合わせの配置状態であっても、シートバックの横方向には重なり合わない横並びの配置状態や斜めに向かい合った配置状態であってもよいことは言うまでもない。
2 シートバック
2b 背裏面
3 シートクッション
4 リクライニング機構
4a 軸部
4b 切換部材
5A,5B ロック機構
6 リンク機構
6a リンク部材
6b 姿勢制御ワイヤ
6c 引張部材
10 前倒用操作部材
11 ウェビング
12 取っ手
12a 掛入口
12b 係部
13 ワイヤ掛部
20 格納用操作部材
21 ウェビング
22 取っ手
22a 掛入口
22b 係部
23 ワイヤ掛部
30 収納溝部
31 溝部位
31a 引出口
31b ウェビング溝
31c 取っ手溝
31d スリット
31e 掛部
31f リブ
32 溝部位
32a 引出口
32b ウェビング溝
32c 取っ手溝
32d スリット
32e 掛部
32f リブ
50 本体
51 ロック部材
51a 軸部
51b 受入部
51c 係部
52 爪部材
52a 軸部
52b ケーブル掛部
53 引張ばね
54 引張ばね
F 車体フロア
G 格納溝
SA ストライカ
SB ストライカ
C1 操作ケーブル
C2 操作ケーブル
t1 指差込空間
t2 指差込空間
Claims (10)
- 所定の格納状態に格納操作するためにシートバックの背裏には2つの操作部材が配設されており、一方の操作部材はその操作によって着座可能な姿勢状態として保持されているシートバックをシートクッション側に前倒しして折畳み姿勢状態へ動作可能とする前倒用操作部材とされており、他方の操作部材はその操作によって該折畳み姿勢状態から所定の格納姿勢状態へと動作可能とする格納用操作部材とされている車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記前倒用操作部材は、その引張操作により、前記シートバックの姿勢状態を保持している保持機構を解除することができ、該解除により前記シートバックをシートクッション側に前倒ししてシートを折畳み姿勢状態に切換えられるようになっており、
前記格納用操作部材は、その引張操作により、前記シートクッションを車体フロアに対して係合ロックさせているロック機構を解除することができ、該解除により前記折畳み姿勢状態のシートを車体フロアから引き上げて格納位置まで移動させられるようになっており、
前記シートバックの背裏には、背裏面を部分的に凹形状に窪ませる収納溝部が形成されており、
該収納溝部は、前記各操作部材が引き出される引出口を含んだ形状に形成されており、
当該各引出口から引き出された両操作部材は、前記収納溝部の凹形状の内部に収められることを特徴とする車両用シートの操作部材保持構造。 - 請求項1に記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記収納溝部は、前記シートバックの背裏の一箇所に形成されており、
前記両操作部材は、前記各引出口から引き出されてその垂下方向或いは引上方向に折り曲げられた状態で、前記収納溝部の凹形状の内部に横並び状に収められることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記各操作部材は、前記収納溝部の凹形状の内部に形成された掛部にそれぞれ着脱可能に係止することを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記各操作部材の前記引出口から引き出された端部には、手により把持して引張操作することのできる取っ手が設けられており、両取っ手の前記シートバックへの配設位置はシートバックの下端寄りの位置とされてその背裏に形成された前記収納溝部の内部に収められていることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項2から請求項4のいずれかに記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記シートバックの背裏の一箇所に形成される収納溝部は一体成形された合成樹脂製部材で形成されており、前記シートバックの背裏を成す他の部材とは別部材とされていることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記前倒用操作部材が引き出される引出口は、前記シートバックの上端寄りの位置に配置されており、
前記前倒用操作部材は、前記引出口から垂下方向に折り曲げられて前記収納溝部の内部に収められることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項4から請求項6のいずれかに記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記各取っ手は、前記収納溝部の凹形状の内部に形成された掛部にそれぞれ着脱可能に係止することを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項7に記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記各取っ手は、握り手の操作指を掛け入れることのできる掛入口を有した枠形状に形成されており、
前記収納溝部には前記各取っ手に掛け入れられる操作指を差し込むことのできる指差込空間が形成されており、前記各取っ手を前記収納溝部の掛部に係止させた状態では、前記各取っ手の掛入口に挿入した操作指を前記指差込空間まで差し込むことにより、同操作指を各取っ手の裏側にまわし込んで掛けられるようになっていることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項8に記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記各取っ手には、前記操作指が掛け入れられる枠形状の一部に係部が形成されており、
該係部は、前記取っ手を収納溝部の内部に押し込む力によって該収納溝部の掛部と掛着するようになっており、前記各取っ手に操作指を掛け入れてこれを引き出そうとする力によって前記係部と掛部との掛着部位に梃子の力が作用して両者の掛着が外れるようになっていることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。 - 請求項9に記載の車両用シートの操作部材配置構造であって、
前記各取っ手は、略三角の枠形状に形成されており、該三角の一辺に沿って前記操作指を複数掛け入れ可能な掛入口が形成されて引張操作の先端部となっており、その一辺に対向する頂点側の枠部位が根元部となっており、前記係部は前記根元部に形成されており、前記各取っ手は互いの三角形状が上下方向に反転した関係となる向きに配置されていて互いの一辺を横並び状に近接させた状態で前記収納溝部の内部に横並び状に収められることを特徴とする車両用シートの操作部材配置構造。
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