JP2007200680A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプと外部電極を離間して配置した内部−外部電極方式の誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置において、高耐圧電線からの漏れ電流を抑制し、システム効率を向上する。
【解決手段】外部電極1と内部電極3との間に高周波高電圧を印加する第1の点灯回路5と、外部電極1と内部電極4との間に高周波高電圧を印加する第2の点灯回路6とを備え、第1の点灯回路5と第2の点灯回路はほぼ同位相、ほぼ同電位の高周波高電圧を出力することにより、第1の点灯回路5と内部電極3とを接続する高耐圧電線14および第2の点灯回路6と内部電極4を接続する高耐圧電線20を極力短くできるため、高耐圧電線14、20からの漏れ電流を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘電体バリア放電により点灯する外部電極式の放電ランプ点灯装置、より具体的には、矩形波電圧を印加し、矩形波電圧の電圧値が変化するときに流れるパルス電流によって点灯する誘電体バリア放電ランプを点灯する放電ランプ点灯装置に関する。
近年、液晶ディスプレイ等のバックライト用途として、誘電体バリア放電により点灯する外部電極式の希ガス放電ランプの研究が盛んに行われている。これは、希ガス放電ランプは水銀が不要であるため、水銀蒸気圧の上昇に伴う発光効率の低下を招くことなく、また環境上好ましいとの理由に基づくものである。誘電体バリア放電を用いた点灯動作においては、駆動電圧の印加により誘電対層を充電し、駆動電圧が反転したときに発生する高圧により放電を起こさせる作用を用いるため、駆動電圧として高周波の矩形波電圧が用いられる。また、誘電体バリア放電はランプの負荷特性が容量性の正特性となるため、点灯回路1つで複数のランプを並列点灯できるという特徴がある。
誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置の一例が、特開2003−168304号公報に開示されている。図8(a)は従来放電ランプ点灯装置の構成を示す平面図、図8(b)は従来放電ランプ点灯装置の裏面側の構成を示す平面図、図8(c)は従来放電ランプ点灯装置の図8(a)における縦断面図である。
図8(a)、(b)、(c)において、101は反射板、102は反射板101上に配置された外部電極、103は外部電極102に接触した状態で反射板101上に配置された放電ランプ、104は放電ランプ103の一端に封止された内部電極、105は外部電極102と内部電極104との間に高周波高電圧を印加し放電ランプ103を点灯するための点灯回路、106は点灯回路105と内部電極104とそ電気的に接続する高耐圧電線である。反射板101は放電ランプ103から発せられる光を反射させるだけでなく、放電ランプ103をはめ込むための溝があり、そこに接着剤や接着テープ等で放電ランプが固定される。外部電極102は反射板101上に印刷等により形成され、放電ランプ103の管軸方向に対して、直交するように構成されている。外部電極102はリード線を介して点灯回路105の低圧出力に接続されGND電位に固定される。放電ランプ103は、透光性の材料(例えばホウケイ酸ガラス)で発光管が形成され、その内部に放電用ガスとしてXeを主成分としたガスが、2kPa〜35kPa程度の圧力範囲で封入されている。また、発光管の内壁には所望の光が得られるように、RGBそれぞれ適切に調合された蛍光体が塗布されている。内部電極104は、例えばニッケルやニオブといった金属で形成され、リード線を介して点灯回路105の高圧出力と接続される。点灯回路105は、昇圧トランスを用いたプッシュプル方式やハーフブリッジ方式などのインバータ回路で構成され、入力された直流電圧を高周波高電圧(例えば20kHz 3kVp−p)の矩形波電圧に変換する。
以上のような従来の放電ランプ点灯装置において動作を説明する。電源(図示せず)がONされると、点灯回路105から矩形波形の高周波高電圧が発生する。外部電極102と内部電極104との間に印加された高周波高電圧により、発光管内に放電が発生する。放電が開始すると、放電用ガスであるXeがエキシマ発光により172nmの紫外線を発生する。発生した紫外線は発光管内壁の蛍光体により可視光に変換される。放電ランプ103からの可視光は、反射板101により反射され、拡散板、レンズシート等(図示せず)を通して均一な面光源となり、バックライトとして用いられる。
上述のような内部−外部電極方式の誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置においては、ランプ電圧がランプ長に依存することが知られている。これは、内部電極から離れた位置においてもプラズマを発生させるために、より強い電界を発生させる必要があるためである。ランプ電圧の上昇は漏れ電流に起因するシステム効率の低下の一因となるため、図8に示す放電ランプ103の一端に内部電極104を配置した構成は、通常は小型の液晶ディスプレイ(例えば、10インチ以下のカーナビゲーション用等)で使用される。
また、近年、15インチ程度の液晶TVから30インチ以上の大型液晶TVが実用化されており、このように画面サイズの大型化に対応するために、図9(a)、(b)に示すように内部電極104を放電ランプ103の両端に配置している。これにより、ランプ長増加によるランプ電圧の上昇を、内部電極104を放電ランプ103の片側に配置したときと比べて10〜40%程度抑制することができる。
特開2003−168304号公報
一般に、システム効率低下の一要因として、点灯回路105と放電ランプ103を接続する高耐圧電線106からの漏れ電流が知られている。すなわち、点灯回路105から出力される電力の一部が、放電ランプ103に伝達されず、別経路を通って熱として損失するため、光出力が低下する。
漏れ電流によるシステム効率低下対策としては、図8のように放電ランプ103の片側に内部電極104を配置した場合、点灯回路105を内部電極104の極力直近に配置し、高耐圧電線106を短くすることで有る程度対策できる。また、図9のように放電ランプ103の両端に内部電極104を配置した場合では、少なくともランプ長に相当する長さの高耐圧電線106が必要となり、漏れ電流が増加傾向にあるが、放電ランプ103と外部電極102が接触した構成においては、まだ比較的ランプ電圧が低く、高耐圧電線106の配線場所の工夫、高耐圧電線106の高耐圧化などの対策で、漏れ電流をほぼ無視できるほどに対策できる。
ところで、Xeエキシマ発光を用いた放電ランプは、水銀を用いた放電ランプにくらべてまだ発光効率が低い。本願発明者らが発光効率改善に取り組んだところ、内部−外部電極方式の誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置において、放電ランプ103と外部電極102との距離を離すことにより発行効率が改善することが分かってきた。
ところが、放電ランプ103と外部電極102との距離を離すと、ランプ電圧が上昇する。これは、距離を離したためランプインピーダンスが大きくなるためである。上述のように、ランプ電圧の上昇は、漏れ電流増加によるシステム効率低下の要因となり、対策が必要であるが、放電ランプ103と外部電極102との距離を離すことによるランプ電圧の上昇は、放電ランプ103が長くなることによるランプ電圧上昇よりもはるかに大きく、高耐圧電線106の配線場所の工夫、高耐圧電線106の高耐圧化などではすでに対処できなくなってきた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ランプと外部電極を離間して配置した内部−外部電極方式の誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置において、高耐圧電線106からの漏れ電流を抑制し、システム効率を向上した放電ランプ点灯装置の提供を目的とする。
第1発明に係る放電ランプ点灯装置は、反射板と、反射板上に配置または反射板と一体成型された外部電極と、外部電極から離間して配置された両端に一対の内部電極を有する複数の放電ランプと、外部電極と一対の内部電極の一方との間に高周波高電圧を印加する第1の点灯回路と、外部電極と一対の内部電極の他方との間に高周波高電圧を印加する第2の点灯回路とを備え、第1の点灯回路および第2の点灯回路が略同位相、略同電位の高周波高電圧を出力し複数の放電ランプを点灯することを特徴とする。
第1発明にあっては、内部電極の一方と第1の点灯回路とを接続する高圧配線および内部電極の他方と第2の点灯回路とを接続する高圧配線を短くできるため、漏れ電流を抑制でき、システム効率を向上できる。
第2発明に係る放電ランプ点灯装置は、第1発明において、放電用のガスとして少なくともXeを含む希ガスが封入されていることを特徴とする。
第2発明においては、放電用ガスがXeであることにより、放電時の電離及び励起効率に優れ、高輝度高効率の光源とすることができる。
第3発明に係る放電ランプ点灯装置は、第1発明乃至第2発明のいずれかにおいて、高周波高電圧は略矩形波形であることを特徴とする。
第3発明にあっては、高周波高電圧が略矩形波形であることにより、放電用ガスを効率よく電離及び励起でき、高輝度高効率の光源とすることができる。
第4発明に係る放電ランプ点灯装置は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、第1の点灯回路と第2の点灯回路とですくなくとも駆動系回路を共用したことを特徴とする。
第4発明にあっては、駆動系回路を共用したことにより、第1または第2の点灯回路のいずれかの構成を簡単でき、コスト削減ができる。
本発明によれば、ランプと外部電極を離間して配置した内部−外部電極方式の誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置において、高圧配線部分からの漏れ電流を抑制でき、様々な用途の光源として用いることができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明の実施の形態1に係る放電ランプ点灯装置の構成を示す平面図、図1(b)は本発明の実施の形態1に係る放電ランプ点灯装置の裏面側の構成を示す平面図、図1(c)は本発明の実施の形態1に係る放電ランプ点灯装置の図1(a)における縦断面図である。
本発明の実施の形態1に係る放電ランプ点灯装置は、外部電極1と、放電ランプ2と、一対の内部電極3、4と、第1の点灯回路5と、第2の点灯回路6、高耐圧電線14、20とを備えている。
外部電極1は、反射板の機能を備えとおり、反射板と外部電極とを一体成型した構成である。外部電極1は、導電性を有する金属材料で作られており、例えばアルミを基材として表面に銀蒸着した金属材料等を用いればプレス加工で簡単に反射板の機能を備えた外部電極を構成することができる。
放電ランプ2の構成の一例を図2に示す。図2に示すように、放電ランプ2は、可視光(380nm〜770nm)における透過率が優れたホウケイ酸ガラス、ソーダガラスなどで形成された円筒状の発光管7に、放電用ガスとしてキセノンを主成分とする混合ガスが封入されており、その封入圧力は例えば20kPaである。キセノン以外の混合ガス成分としては、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン等で、混合比を例えば6:4で混合する。発光管7の内表面には蛍光体8が塗布されている。発光管7の両端には、ニッケル、ニオブなどの金属製の内部電極3、4が配置され、リード線により、発光管7の外部に電気的に導出されている。放電ランプ2は、図1に示すように、外部電極1から離間して配置されており、スペーサ(図示せず)で放電ランプ2と外部電極1との距離が例えば3mmに固定されている。スペーサは白色または透明の樹脂等で作られる。
第1の点灯回路5および第2の点灯回路2の構成の一例を図3に示す。図3において、1は外部電極、2は放電ランプ、3、4は内部電極、5、6はそれぞれ第1の点灯回路および第2の点灯回路、14、20は高耐圧電線である。図1では放電ランプ2を4本としているが、ここでは簡単のめ1本のみを図示する。
外部電極1、放電ランプ2、内部電極3、4は上記と同様であるので詳細は省略する。
第1の点灯回路5および第2の点灯回路6はそれぞれプッシュプル方式のインバータ回路である。第1の点灯回路5および第2の点灯回路6はそれぞれ、直流電源9、15、駆動回路10、16、スイッチ素子であるFET11、12、17、18、昇圧トランス13、19を含む。直流電源9、FET11、12は昇圧トランス13の1次巻き線に、直流電源15、FET17、18は昇圧トランス19の1次巻き線に接続される。駆動回路10はFET11、12にゲート信号を出力し、FET11、12を交互にON/OFFする。駆動回路16はFET17、18にゲート信号を出力し、FET17、18を交互にON/OFFする。また、駆動回路10、16は、第1の点灯回路5の出力電圧と第2の点灯回路6の出力電圧との位相差ができないように、それぞれ同期して動作し、出力するゲート信号の周波数、デューティー等はほぼ一定で、FET11、17がON、FET12、18がOFFの期間と、FET11、17がOFF、FET12、18がONの期間とができるように動作する。駆動回路10、16は市販のIC等で簡単に構成することができ、同期動作に関してもICの機能として内臓しているものもあり簡単に構成できる。昇圧トランス13、19は直流電源9、15からの直流電圧を矩形波形の高周波高電圧に変換する。なおこのときの周波数は駆動回路10、16の出力信号の周波数に依存し、例えば20kHzである。また、昇圧比は昇圧トランス13、19の1次巻き線と2次巻線の巻数比に依存し、例えば直流24Vを6kVp-pの矩形波電圧に変換する。このとき昇圧トランス13、19の出力電圧は必ずしも理想的な矩形波形にはならず、昇圧トランスのリーケージインダクタンス、寄生容量等の影響により、多少のリンギングを含む。前記6kVp-pはリンギングを含むpeak to peakの値を示している。昇圧トランス13、19の出力電圧(すなわち、第1の点灯回路5と第2の点灯回路の出力電圧)は、ほぼ同位相、ほぼ同電位である。昇圧トランス13の出力電圧と昇圧トランス19の出力電圧とが異なる位相、異なる電位である場合、内部電極3と内部電極4との間で放電が発生してしまい、放電ランプ2の発光効率が低下する。逆に言うと、内部電極3と内部電極4との間で放電が発生しない程度であれば、昇圧トランス13と昇圧トランス19の出力電圧は、ほぼ同位相、ほぼ同電位でなくても良いが、設計が複雑になる。昇圧トランス13の2次巻線の一端は高耐圧電線14を介して内部電極3に、他端は外部電極1に接続されるとともにGNDに接続される。昇圧トランス19の2次巻線の一端は高耐圧電線20を介して内部電極4に、他端は外部電極1に接続されるとともにGNDに接続される。昇圧トランス13、19の2次巻線の他端と外部電極およびGNDとの接続は、電圧が低いことから、特に高耐圧電線でなくてもよい。第1の点灯回路5と第2の点灯回路6は高耐圧電線14、20がなるべく短くなるように、内部電極3および4の直近に配置される(図1参照)。
上記構成において、放電ランプ2の内部電極3、4と外部電極1の間に矩形波の高周波高電圧が印加されると、矩形波の高周波高電圧の電圧値が変化するとき、すなわち極性が反転するときに内部電極3と外部電極1および内部電極4と外部電極1との間にパルス電流が流れ、放電ランプ2内に誘電体バリア放電が生じる。このとき発光管7と放電ランプ2と外部電極1との空隙とが誘電体として作用する。誘電体バリア放電が開始すると、発光管7内に封入されたキセノンが電子により励起され、紫外線を放射する。紫外線は発光管7の内壁に塗布された蛍光体8により可視光に変換され、放電ランプ2は点灯する。一般に、誘電体バリア放電を用いた点灯動作においては、正弦波電圧よりも矩形波電圧で点灯することにより、キセノンのエキシマ発光が増加し、紫外線が多く放出されるため、発光効率が良くなる。
放電ランプ2の点灯中、高耐圧電線14、20は高周波高電圧が印加されるため、高耐圧電線14、20の被覆を通して、外部電極1や近接したその他の金属部材(例えば、液晶TVの筐体など)に向かって流れる漏れ電流が発生するが、第1の点灯回路5および第2の点灯回路6を内部電極3および4の直近に配置することにより、高耐圧電線14、20からの漏れ電流を最小限に抑制することができ、放電ランプ点灯装置のシステム効率の低下を抑制できる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2に係る放電ランプ点灯装置の構成を示す図である。実施の形態2において実施の形態1と異なる点は、駆動回路23が第1の点灯回路21と第2の点灯回路22とで共用化されたことであり、その他は実施の形態1と同じであり、同構成のものには同符号をつけて詳細な説明は省略する。駆動回路23を共用化することにより、ほぼ同位相、ほぼ同電位の矩形波の高周波高電圧を主力する第1の点灯回路21と第2の点灯回路22とを、より簡単に構成できる。第1の点灯回路21と第2の点灯回路22はそれぞれ内部電極3、4の直近に配置し、高耐圧電線14、20が極力短くなるようにしている。
上記構成により、高耐圧電線14、20からの漏れ電流を抑制でき、放電ランプ点灯装置のシステム効率の低下を抑制できだけでなく、放電ランプ点灯装置の全体コストを大幅に削減することができる。第1の点灯回路21は、図3の点灯回路5と同じ構成であるが、第2の点灯回路22の構成が簡単化している。なお、この構成では、第1の点灯回路21と第2の点灯回路22との間に、ゲート信号を伝達する配線が必要になるが、ゲート信号は通常5〜15V程度と低電圧であるため、この配線からの漏れ電流はほとんど発生せず、システム効率への影響はない。
また、図4の構成に加えてさらにFET26、27まで共用化した図5に示す構成も考えられる。第1の点灯回路24は、図3の第1の点灯回路5および図4の第1の点灯回路21と同じ構成であるが、第2の点灯回路25の構成がさらに簡単化している。これにより放電ランプ点灯装置の全体コストをさらに削減することができる。ただし、この場合、第1の点灯回路24と第2の点灯回路25との間に、高周波の大電流が流れる配線が必要になり、電圧が低いためこの配線からの漏れ電流はほとんど発生しないが、大電流による不要輻射ノイズの発生が考えられ、配線場所等を考慮する必要がある。
なお、外部電極1は平面状の構成としたが、この構成に限ったものではなく、例えば図6に示すような波形の断面形状のものでも良い。また、材料も導電性を有していれば良い。ただし、反射板と一体生成するのではあれば、反射率が高くかつ導電性を有した材料で構成する必要がある。また、図7に示すように、反射板29上に外部電極30を配置した構成でも良い。反射板29は、例えば白色の樹脂、外部電極30は例えば銅、アルミ等で構成できる。また、反射板29は図6と同様に断面が波形でも良い。また、外部電極30はストライプ状に構成したが、他の形状でも良い。
また、放電ランプ2は、封入ガス圧を20kPaとしたが、5〜35kPa程度の範囲であれば他のガス圧でも良い。また、放電ランプ2を4本並列で点灯した例で説明したが、他の本数でもよく、ランプの本数は液晶ディスプレイのサイズに依存し、例えば32インチサイズであるとランプは16〜20本程度必要となる。また、放電ランプ2と外部電極1との距離を3mmとしたが、この距離に限定したものではなく、1〜20mm程度の範囲であればよい。ランプ長が250mm以上のとき、特に漏れ電流抑制効果が顕著である。
また、内部電極3、4はカップ形状で示しているが、棒状でも良い。
また、第1の点灯回路5、21、24および第2の点灯回路6、22、25をプッシュプル方式としたが、ハーフブリッジ方式、フルブリッジ方式等、他の方式でも良い。また、直流電源9、15はチョッパ回路等で構成してもよい。また、FET11、12、17、18、26、27はバイポーラトランジスタ、IGBT等を代わりに使っても良い。また、駆動周波数を20kHzとしたが、他の周波数でも良く、発光効率の観点から5〜30kHz程度であれば良い。また、昇圧トランス13、19の出力電圧を6kVp−pとしたが、この値は、放電ランプ2の長さ、ガス圧等の設計要因で変化し、放電ランプによって他の値であっても良いのは言うまでもない。
以上のように、本発明によれば、放電ランプと外部電極を離間して配置した内部−外部電極方式の誘電体バリア放電を用いた放電ランプ点灯装置において、外部電極と一対の内部電極の一方との間に高周波高電圧を印加する第1の点灯回路と、外部電極と一対の内部電極の他方との間に高周波高電圧を印加する第2の点灯回路とを備え、第1の点灯回路と第2の点灯回路でほぼ同位相、ほぼ同電位の高周波高電圧を出力することにより、第1の点灯回路および第2の点灯回路と内部電極を接続する高耐圧電線を極力短くできるため、高耐圧電線からの漏れ電流を抑制でき、放電ランプ点灯装置のシステム効率を向上できる。これにより、本発明に係る放電ランプ点灯装置は、液晶ディスプレイ等のバックライト用光源、コピー機、スキャナ等に有用である。
本発明の実施の形態1に係る放電ランプ点灯装置の一例を示す構成図 本発明の実施の形態1に係る放電ランプの一例を示す構成図 本発明の実施の形態1に係る第1および第2の点灯回路の一例を示す回路図 本発明の実施の形態2に係る第1および第2の点灯回路の一例を示す回路図 本発明の実施の形態2に係る第1および第2の点灯回路の他の一例を示す回路図 外部電極の構成の他の一例を示す構成図 反射板および外部電極の構成の他の一例を示す構成図 従来の放電ランプ点灯装置の構成を示す構成図 従来の放電ランプ点灯装置の構成の他の一例を示す構成図
符号の説明
1,28,30,102 外部電極
2,103 放電ランプ
3,4,104 内部電極
5,21,24 第1の点灯回路
6,22,25 第2の点灯回路
7 発光管
8 蛍光体
9,15 直流電源
10,16,23 駆動回路
11,12,17,18,26,27 FET
13,19 昇圧トランス
14,20,106 高耐圧電線
29,101 反射板
105 点灯回路

Claims (4)

  1. 反射板と、前記反射板上に配置または前記反射板と一体成型された外部電極と、前記外部電極から離間して配置された両端に一対の内部電極を有する複数の放電ランプと、前記外部電極と前記一対の内部電極の一方との間に高周波高電圧を印加する第1の点灯回路と、前記外部電極と前記一対の内部電極の他方との間に高周波高電圧を印加する第2の点灯回路とを備え、前記第1の点灯回路および前記第2の点灯回路が略同位相、略同電位の高周波高電圧を出力し前記複数の放電ランプを点灯することを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 前記複数の放電ランプは、放電用のガスとして少なくともXeを含む希ガスが封入されていることを特徴とする請求項1に記載された放電ランプ点灯装置。
  3. 前記高周波高電圧は略矩形波形であることを特徴とする請求項1から2に記載された放電ランプ点灯装置。
  4. 前記第1の点灯回路と前記第2の点灯回路とで少なくとも駆動系回路を共用したことを特徴とする請求項1から3に記載された放電ランプ点灯装置。
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