JP2007201340A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ディプリーション型MOSトランジスタのパターン面積を増大させずに、その抵抗を大きくする。
【解決手段】 半導体基板1上にイオン注入することでチャネル領域となる低濃度不純物領域3を形成する。次に、ゲート絶縁膜4及びゲート電極5を形成する。次に、半導体基板1の全面に層間絶縁膜6を形成し、その後当該層間絶縁膜6を選択的にエッチングし、ソース形成領域及びドレイン形成領域をそれぞれ一部露出させるコンタクトホール7を形成する。次に、コンタクトホール7を介してイオン注入・熱処理(アニーリング)し、ソース領域8及びドレイン領域9を形成する。ソース領域8及びドレイン領域9はゲート電極5とオーバーラップせず、ゲート電極5の端部から数μm以上(例えば、3μm)離間して形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 半導体基板1上にイオン注入することでチャネル領域となる低濃度不純物領域3を形成する。次に、ゲート絶縁膜4及びゲート電極5を形成する。次に、半導体基板1の全面に層間絶縁膜6を形成し、その後当該層間絶縁膜6を選択的にエッチングし、ソース形成領域及びドレイン形成領域をそれぞれ一部露出させるコンタクトホール7を形成する。次に、コンタクトホール7を介してイオン注入・熱処理(アニーリング)し、ソース領域8及びドレイン領域9を形成する。ソース領域8及びドレイン領域9はゲート電極5とオーバーラップせず、ゲート電極5の端部から数μm以上(例えば、3μm)離間して形成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に、ディプリーション型MOSトランジスタに関するものである。
MOSトランジスタは、ディプリーション型(Depleption type)とエンハンスメント型(Enhancement type)に分類され、用途に応じて使い分けられている。ここで、エンハンスメント型MOSトランジスタとは、Nチャネル型で考えた場合、ゲート電圧が0Vの状態ではソース・ドレイン間に電流が流れず、所定のゲート電圧を加えた時にチャネルが形成されて電流が流れるものである。一方、ディプリーション型MOSトランジスタとは、Nチャネル型で考えた場合、閾値電圧が負であり、ゲート電圧が0Vの状態でソース・ドレイン間に電流が流れるものである。
図3に示すように、エンハンスメント型MOSトランジスタ100(Nチャネル型)とディプリーション型MOSトランジスタ101(Nチャネル型)を直列に接続すると、いわゆるEDMOSインバータを構成できる。当該インバータでは、ハイレベルを入力したときにローレベルが出力され、逆にローレベルが入力されたときにハイレベルが出力される。
以下、上記EDMOSインバータで用いられるような従来のディプリーション型MOSトランジスタを図4を参照して説明する。
図4に示すようにNチャネル型の場合、P型の半導体基板102の表面には所定の距離を隔てて高濃度(N+)のN型不純物(例えば、リンイオンやヒ素イオン)が注入されたソース領域103及びドレイン領域104が形成されている。ここで、ソース領域103及びドレイン領域104は、ゲート電極105が形成された後に、当該ゲート電極105をマスクとしてイオン注入及び熱処理することで形成されている。これはいわゆるセルフアラインと呼ばれているものである。従って、ソース領域103及びドレイン領域104はゲート電極105と一部オーバーラップしている。
また、ソース・ドレイン間(チャネル領域)にはソース領域103及びドレイン領域104よりも低濃度(N−)のN型不純物が注入された低濃度不純物領域106が形成されているため、当該MOSトランジスタはディプリーション型となっている。なお、同図において107はゲート絶縁膜、108はフィールド絶縁膜、109は層間絶縁膜、110は金属配線である。
特開平8−23039号公報
しかしながら、上述した従来のディプリーション型MOSトランジスタの構造及び製法では、セルフアラインによってソース・ドレイン領域を形成させていたため、その抵抗をより大きくしようとした場合、当該MOSトランジスタのゲート長を長くする必要があり、パターン面積が増大していた。
そこで、本発明は既存のパターン面積を増大させずに、ディプリーション型MOSトランジスタの抵抗をより大きくすることを目的とする。
本発明の主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の表面上に所定の距離を隔てて形成されたソース領域及びドレイン領域と、前記ソース及びドレイン領域よりも低い不純物濃度であって、前記ソース及びドレイン領域の間における前記半導体基板の表面に形成された、前記ソース及びドレインと同じ導電型の低濃度不純物領域と、前記低濃度不純物領域上に形成されたゲート電極とを備え、前記ソース及びドレイン領域は、前記ゲート電極とオーバーラップせずに形成されていることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の表面にイオン注入し低濃度不純物領域を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極を含めた前記半導体基板の表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜に、ソース形成領域及びドレイン形成領域に対応したコンタクトホールを形成する工程と、前記コンタクトホールを介して前記ソース形成領域及び前記ドレイン形成領域にイオン注入し、前記低濃度不純物領域よりも高濃度であって、前記低濃度不純物領域と同じ導電型のソース領域及びドレイン領域を形成する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、パターン面積を増大させずにディプリーション型MOSトランジスタの抵抗を大きくすることができ、装置の低消費電力化を図ることができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1及び図2は製造工程順に示した断面図である。
まず、図1に示すように、半導体基板1の表面に選択酸化法(Selective Oxidation Method)によってフィールド絶縁膜2を形成し、MOSトランジスタ形成領域を素子分離する。これは、いわゆるロコス(LOCOS)と呼ばれているものである。フィールド絶縁膜2の膜厚は、例えば300nm〜1100nm程度である。
次に、フィールド絶縁膜2で囲まれた領域の半導体基板1の表面に不図示のダミー酸化膜(例えば、熱酸化膜)を形成し、当該ダミー酸化膜を介して不図示のレジスト膜をマスクとして半導体基板1の表面にN型不純物(例えば、リンイオンやヒ素イオン)を注入し、チャネル領域となる低濃度不純物領域3を形成し、ディプリーション型とする。この低濃度不純物領域3は後述するソース・ドレインと同じ導電型である。当該イオン注入は、例えばリンイオンを加速電圧40KeV,注入量6×1012/cm2の条件で行う。なお、ここで低濃度とは、後に形成されるソース・ドレイン領域の不純物濃度よりもその濃度が低いという意味であり、所望のディプリーション型MOSトランジスタとなるように濃度が調整されている。その後、900℃で20分程度の熱処理(アニーリング)を行う。
次に、ダミー酸化膜をエッチング除去し、フィールド絶縁膜2で囲まれた領域の半導体基板1の表面にゲート絶縁膜4を例えば熱酸化法により形成する。ゲート絶縁膜の膜厚は例えば20nmである。
次に、半導体基板1上の全面に例えば膜厚が400nmのポリシリコン層をCVD法により形成する。その後当該ポリシリコン層を不図示のレジスト膜をマスクとしてドライエッチング等でパターニングすることで、ゲート絶縁膜4上にMOSトランジスタ用のゲート電極5を形成する。ゲート電極5の長さLは例えば1.6μmである。
次に、ゲート電極5を含む半導体基板1の全面に層間絶縁膜6(例えば、CVD法によって形成されたBPSG膜やシリコン窒化膜)を形成し、その後不図示のレジスト膜をマスクとしてドライエッチング等を行い、当該層間絶縁膜6にソース形成領域及びドレイン形成領域に対応した位置にコンタクトホール7を形成する。本実施形態では、コンタクトホール7の底部で半導体基板1の表面が露出されている。
次に、コンタクトホール7を介して不純物(例えば、リンイオンやヒ素イオン)を注入し、図2に示すように、半導体基板1の表面に低濃度不純物領域3と同じ導電型のソース領域8及びドレイン領域9を形成する。当該イオン注入は、例えばリンイオンを加速電圧30KeV,注入量1×1015/cm2の条件で行う。この際、先に形成したソース・ドレイン形成領域の低濃度不純物領域3の一部と重畳されて全体としてソース領域8及びドレイン領域9を構成する。
その後、700℃で30分程度の熱処理(アニーリング)を行い、注入されたキャリアを活性化させる。熱処理後のソース領域8及びドレイン領域9は、ゲート電極5とオーバーラップせずに所定の長さX離間して形成されている。所定の長さXはゲート電極5の膜厚以上であることが好ましく、例えばXは3μm以上である。従って、従来構造に比してこの離間された距離2Xの分だけ抵抗が大きくなっている。
次に、各コンタクトホール7内にスパッタリング法等でアルミニウムやチタン等から成る金属配線10を形成することで所望のディプリーション型MOSトランジスタを得る。
以上説明したように、本実施形態では、ディプリーション型MOSトランジスタのソース領域8及びドレイン領域9のイオン注入を従来のセルフアラインではなくコンタクトホール7を介して行っている。かかる製造方法によれば、ゲート電極の長さを一切変えずにソース・ドレイン間の距離を拡げ、当該トランジスタの抵抗を大きくすることができる。また、コンタクトホール7をマスクとしているためマスクの枚数が増えることはない。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなくその要旨を逸脱しない範囲で変更が可能であることは言うまでも無い。
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 低濃度不純物領域
4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 層間絶縁膜
7 コンタクトホール 8 ソース領域 9 ドレイン領域
10 金属配線 100 エンハンスメント型MOSトランジスタ
101 ディプリーション型MOSトランジスタ 102 半導体基板
103 ソース領域 104 ドレイン領域 105 ゲート電極
106 低濃度不純物領域 107 ゲート絶縁膜 108 フィールド絶縁膜
109 層間絶縁膜 110 金属配線 L ゲート電極の長さ
X ソース・ドレイン領域とゲート電極との離間距離
4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 層間絶縁膜
7 コンタクトホール 8 ソース領域 9 ドレイン領域
10 金属配線 100 エンハンスメント型MOSトランジスタ
101 ディプリーション型MOSトランジスタ 102 半導体基板
103 ソース領域 104 ドレイン領域 105 ゲート電極
106 低濃度不純物領域 107 ゲート絶縁膜 108 フィールド絶縁膜
109 層間絶縁膜 110 金属配線 L ゲート電極の長さ
X ソース・ドレイン領域とゲート電極との離間距離
Claims (3)
- 半導体基板と、
前記半導体基板の表面上に所定の距離を隔てて形成されたソース領域及びドレイン領域と、
前記ソース及びドレイン領域よりも低い不純物濃度であって、前記ソース及びドレイン領域の間における前記半導体基板の表面に形成された、前記ソース及びドレイン領域と同じ導電型の低濃度不純物領域と、
前記低濃度不純物領域上に形成されたゲート電極とを備え、
前記ソース及びドレイン領域は、前記ゲート電極とオーバーラップせずに形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記ソース領域及び前記ドレイン領域は、前記ゲート電極と前記ゲート電極の膜厚よりも離間して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 半導体基板の表面にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記半導体基板の表面にイオン注入し低濃度不純物領域を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極を含めた前記半導体基板の表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜に、ソース形成領域及びドレイン形成領域に対応したコンタクトホールを形成する工程と、
前記コンタクトホールを介して前記ソース形成領域及び前記ドレイン形成領域にイオン注入し、前記低濃度不純物領域よりも高濃度であって、前記低濃度不純物領域と同じ導電型のソース領域及びドレイン領域を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006020522A JP2007201340A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006020522A JP2007201340A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007201340A true JP2007201340A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=38455589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006020522A Pending JP2007201340A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007201340A (ja) |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006020522A patent/JP2007201340A/ja active Pending
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