JP2007208517A - パケット中継装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 移動通信端末における着信失敗を回避させ、ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】 パケット中継装置が、移動通信端末に対して送信した呼出信号に対する呼出応答信号を受信した場合に、この呼出応答信号に含まれる移動通信端末側で管理されているセッション状態と、パケット中継装置で管理しているセッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側のセッション状態が確立状態であるか否かを判定する。この判定で、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側で管理されているセッション状態が確立状態であると判定した場合に、移動通信端末に対してセッション解放指示信号を送信し、その後呼出信号を再送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 パケット中継装置が、移動通信端末に対して送信した呼出信号に対する呼出応答信号を受信した場合に、この呼出応答信号に含まれる移動通信端末側で管理されているセッション状態と、パケット中継装置で管理しているセッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側のセッション状態が確立状態であるか否かを判定する。この判定で、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側で管理されているセッション状態が確立状態であると判定した場合に、移動通信端末に対してセッション解放指示信号を送信し、その後呼出信号を再送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パケット中継装置に関するものである。
移動通信端末が、移動体通信網の外部にあるネットワーク上のサーバを介してパケット通信を行う場合には、移動通信端末とサーバとの間で各種のデータリンクを確立する必要がある。具体的に説明すると、移動通信網が、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のTS23.060規格に基づくGPRS(General Packet RadioService)を採用している場合に、移動通信端末は、移動体通信網のSGSN(Serving GPRS Support Node)との間で無線コネクションを確立し、さらに、サーバとの間で無線コネクションの上位レイヤであるセッションを確立する必要がある(例えば、下記非特許文献1参照)。
ここで、移動通信端末からサーバまでの全てのノードがアイドル状態にある場合には、上述した無線コネクションとセッションは解放される。したがって、この状態から移動通信端末とサーバとの間でアプリケーションレベルのデータを送受信する場合には、無線コネクションおよびセッションを確立させる必要がある。しかしながら、これらの確立手順には時間を要するため、タイムリーなデータを送受信する場合には、移動通信端末のユーザに十分な利便性を提供することができない。これに対して、常に無線コネクションおよびセッションを確立させていれば、移動通信端末とサーバとの間で迅速にデータを送受信することができる。しかしながら、データを送受信していない移動通信端末にまで無線コネクションを確立させてしまうと、貴重な無線リソースを無駄に使用することになる。
そこで、下記非特許文献1には、無線コネクションを解放し、セッションを確立させたまま維持させる状態(Preservation)に関する技術が開示されている。これにより、無線リソースを有効に利用させることができるとともに、予めセッションを確立させておくため、完全なアイドル状態にある場合と比較して、データの送受信を開始するまでの時間を短縮させることができる。
3GPP TS23.060 "General Packet Radio Service (GPRS); Service description; Stage 2" "http://inetserv.ttc.or.jp/j/document_list/free/TS/TS-3GA-23.060(Rel6)v6.9.0.pdf"
3GPP TS23.060 "General Packet Radio Service (GPRS); Service description; Stage 2" "http://inetserv.ttc.or.jp/j/document_list/free/TS/TS-3GA-23.060(Rel6)v6.9.0.pdf"
ところが、移動通信端末等の各ノードは、例えば、ノードごとに設定され得るタイマのタイムアウトによって強制的にセッションが解放されてしまう場合がある。この場合には、一部のノードのみ、セッションが解放された状態となり、各ノード間で認識しているセッション状態が不一致となる。ここで、セッション状態が予め確立されている場合と未確立の場合とでは、アプリケーションデータの送受信を開始する前に処理される手順が異なる。したがって、各ノード間でセッション状態が不一致である場合には、移動通信端末からの発信や移動端末での着信が失敗してしまう可能性がある。具体的に説明すると、例えば、移動通信端末以外のノードでセッションが強制的に解放された場合には、移動通信端末の着信が失敗してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために、移動通信端末における着信失敗を回避させることができ、ユーザの利便性を向上させることができるパケット中継装置を提供することを目的とする。
本発明のパケット中継装置は、移動通信端末におけるパケット通信を中継するパケット中継装置であって、移動通信端末との間のセッション状態を管理する端末状態管理手段と、移動通信端末に対して送信した呼出信号に対する呼出応答信号を受信する受信手段と、受信手段により受信された呼出応答信号に含まれる移動通信端末側で管理されているセッション状態と、端末状態管理手段により管理されている上記セッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側のセッション状態が確立状態であるか否かを判定する判定手段と、判定手段により、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側で管理されているセッション状態が確立状態であると判定された場合に、移動通信端末に対してセッション解放指示信号を送信する送信手段と、送信手段によりセッション解放指示信号が送信された後に、呼出信号を再送信する再送信手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、移動通信端末で管理されているセッション状態が確立状態であり、パケット中継装置で管理されているセッション状態が未確立状態である場合であっても、移動通信端末のセッション状態を解放させてから、再度、移動通信端末に対して呼出信号を送信することができる。したがって、移動通信端末における着信失敗を回避させることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のパケット中継装置において、上記呼出応答信号には、再送信手段により再送信された呼出信号に対する呼出応答信号も含むことが好ましい。
このようにすれば、再送信された呼出信号に対する呼出応答信号に含まれるセッション状態を用いて、再度、双方のセッション状態の判定を行うことができる。したがって、例えば、セッション解放指示信号が移動通信端末に受信されなかった場合であっても、再度、セッション解放指示信号を送信させることが可能となり、着信失敗をより高い精度で回避させることができる。
本発明のパケット中継装置において、判定手段により、双方のセッション状態が一致する、または、移動通信端末側で管理されている前記セッション状態が未確立状態であると判定された場合に、不一致カウンタをカウントアップするカウントアップ手段をさらに備え、上記判定手段は、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末側で管理されているセッション状態が確立状態であると判定した場合に、さらに、カウントアップ手段によりカウントアップされた不一致カウンタの値が、所定の閾値未満であるか否かを判定し、上記送信手段は、判定手段により不一致カウンタの値が所定の閾値未満であると判定された場合にのみ、セッション解放指示信号を送信することが好ましい。
このようにすれば、不一致カウンタの値が、所定の閾値を超えた場合には、再判定処理を行わないこととすることができる。したがって、再判定の無限ループを防止することができる。
本発明に係るパケット中継装置によれば、移動通信端末における着信失敗を回避させることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本発明に係るパケット中継装置の実施形態を図面に基づき説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、本実施形態における移動パケット通信システムについて説明する。図1は、移動パケット通信システムのシステム構成を例示する図である。図1に示すように、移動パケット通信システム1は、移動通信端末10と、移動体通信網に含まれるパケット中継装置20と、外部ネットワークに含まれるサーバ30とを有する。
移動通信端末10は、自端末が在圏する無線エリアをカバーする基地局(不図示)と無線通信を行い、通話サービスあるいはパケット通信サービスを受ける端末であり、例えば、携帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、通信機能を有する携帯型情報端末(PDA)等が該当する。この移動通信端末10は、物理的には、CPU、通信装置、メモリ、入力キー、ディスプレイ等を有している。
サーバ30は、移動通信端末10とアプリケーションレベルで通信を行う装置である。このサーバ30は、物理的には、CPU、通信装置、メモリ等を有している。
パケット中継装置20は、移動通信端末10と無線通信を行い、移動通信端末10とサーバ30との間の呼を制御する装置である。パケット中継装置20は、例えば、移動体通信網が3GPPのTS23.060規格に基づくGPRSを採用する場合には、SGSNが該当する。この場合には、移動通信端末とSGSNとの間に、RNC(Radio Network Controller)/MPE(Multimediasignal Processing Equipment)がさらに設けられ、SGSNとサーバとの間には、GGSN(Gateway GPRS Support Node)およびGW(Gateway)がさらに設けられることになる。
次に、移動パケット通信システム1でパケット通信が行われるしくみについて説明する。図2は、移動通信端末10とパケット中継装置20とサーバ30との間に形成される通信レイヤを模式的に示した図である。移動通信端末10とパケット中継装置20は、低レイヤの物理的な接続として、無線コネクションのレイヤを用いて通信し、パケット中継装置20とサーバ30は、低レイヤの物理的な接続として、有線コネクションのレイヤを用いて通信する。この無線コネクションのレイヤおよび有線コネクションのレイヤの上位には、セッションのレイヤが位置する。このセッションのレイヤは、移動通信端末10、パケット中継装置20およびサーバ30が、呼に対する通信用のリソースを確保するとともに、アプリケーションデータを送受信するための通信用のパラメータを保持することで確立される。移動通信端末10とサーバ30は、セッションのレイヤの上位に位置するアプリケーションのレイヤを用いて通信を行う。
ここで、無線コネクションとセッションの状態はそれぞれ独立しており、無線コネクションが未確立の状態であっても、セッションは確立された状態になり得る。この状態から、セッションの状態を変更させる場合や、アプリケーションのレイヤを用いて通信を行う場合には、最初に、移動通信端末10とパケット中継装置20との間の無線コネクションを確立させる必要がある。
次に、本発明の実施形態にかかるパケット中継装置20の構成について説明する。
図3は、パケット中継装置20の機能要素を例示する図である。パケット中継装置20は、機能的には、端末状態管理部21(端末状態管理手段)と、受信部22(受信手段)と、判定部23(判定手段)と、送信部24(送信手段)と、再送信部25(再送信手段)と、呼出情報管理部26とを有する。
また、図4は、パケット中継装置20のハードウェア構成を例示する図である。パケット中継装置20は、物理的には、CPU20A、RAM20B、ROM20C、および通信装置20D等を含むコンピュータシステムとして構成されている。パケット中継装置20に所定のコンピュータソフトウェアをインストールし、このコンピュータソフトウェアをCPU20Aに実行させることによって、図3に示す各機能構成が有する機能が実現される。
以下、図3を参照して、各機能要素について詳細に説明する。
端末状態管理部21は、パケット中継装置20と移動通信端末10との間のセッション状態を、端末状態管理テーブル21Tに登録して管理する。
ここで、図5を参照して、端末状態管理テーブル21Tのデータ構成について説明する。端末状態管理テーブル21Tは、データ項目として、例えば、端末IDと、無線コネクション状態と、セッション状態と、呼出状態とを有する。端末IDには、パケット中継装置20が管理する移動通信端末10を一意に特定するためのIDが格納される。無線コネクション状態には、パケット中継装置20と移動通信端末10との間の現在の無線コネクション状態を示すデータが格納される。例えば、無線コネクションが確立されている場合には“確立”が格納され、無線コネクションが解放されている場合には“未確立”が格納される。セッション状態には、パケット中継装置20と移動通信端末10との間の現在のセッション状態を示すデータが格納される。例えば、セッションが確立されている場合には“確立”が格納され、セッションが解放されている場合には“未確立”が格納される。呼出状態には、移動通信端末10が再呼出待ちの対象であるか否かを示すデータが格納される。具体的には、例えば、移動通信端末10への呼出情報がRAM20Bに記憶されていないときには“通常”が格納され、移動通信端末10への呼出情報がRAM20Bに記憶されているときには“再呼出待”が格納される。
受信部22は、移動通信端末10に対して送信した呼出信号に対する呼出応答信号を受信する。
判定部23は、受信部22によって受信された呼出応答信号に含まれる移動通信端末側で管理されているセッション状態と、端末状態管理部21によって管理されているセッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10のセッション状態が“確立”状態であるか否かを判定する。
送信部24は、判定部23によって、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10側のセッション状態が確立状態であると判定された場合に、移動通信端末10に対してセッション解放指示信号を送信する。
再送信部25は、送信部24によってセッション解放指示信号が送信された後に、呼出信号を再送信する。
呼出情報管理部26は、移動通信端末10宛の発呼信号に含まれる移動通信端末10の端末IDおよびサーバ30の装置IDを呼出情報としてRAM20B上に記憶させたり、RAM20B上から削除させる。
次に、移動通信端末10の機能構成について説明する。移動通信端末10は、記憶部と信号生成部と送信部とを有する。記憶部は、自端末とパケット中継装置20との間の無線コネクション状態とセッション状態をメモリに記憶させる。信号生成部は、メモリ上で管理されているセッション状態をメモリから読み出して、呼出応答信号に組み込む。送信部は、呼出信号に対する応答として、呼出応答信号をパケット中継装置20に送信する。
次に、図6を参照して、本実施形態における移動パケット通信システム1の動作について説明する。なお、本動作では、初期状態として、パケット中継装置20の端末状態管理テーブル21Tの移動通信端末10に対応する無線コネクション状態には“未確立”が格納され、セッション状態には“確立”が格納されていることとする。
まず、サーバ30は、移動通信端末10宛の発呼信号をパケット中継装置20に送信する(ステップS1)。
次に、パケット中継装置20の呼出情報管理部26は、発呼信号に含まれる移動通信端末10の端末IDおよびサーバ30の装置IDを呼出情報としてRAM20B上に記憶させる(ステップS2)。
次に、パケット中継装置20は、基地局を介して呼出信号を移動通信端末10に送信する(ステップS3)。パケット中継装置20の端末状態管理部21は、端末状態管理テーブル21Tの移動通信端末10に対応する呼出状態を“再呼出待”に設定する(ステップS4)。
次に、移動通信端末10は、自端末のメモリ上で管理されているパケット中継装置20との間のセッション状態をメモリから読み出して、呼出応答信号に組み込む。そして、移動通信端末10は、呼出信号に対する応答として、呼出応答信号をパケット中継装置20に送信する(ステップS5)。
次に、パケット中継装置20は、受信部22によって受信された呼出応答信号が、正当な移動通信端末から送信された信号であるか否かを確認するために、移動通信端末10との間で所定のメッセージを送受信して認証処理を実行する(ステップS6)。
次に、パケット中継装置20の判定部23は、呼出応答信号に含まれる移動通信端末10側で管理されているセッション状態と、端末状態管理テーブル21Tに格納されている移動通信端末10のセッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10側で管理されているセッション状態が“確立”状態であるか否かを判定する(ステップS7)。この判定がNOである場合(ステップS7;NO)に、パケット中継装置20は、処理を後述するステップS13に移行する。
一方、ステップS7における判定がYESである場合(ステップS7;YES)に、パケット中継装置20の送信部24は、移動通信端末10に対してセッション解放指示信号を送信する(ステップS8)。
次に、移動通信端末10は、パケット中継装置20との間のセッションを解放する(ステップS9)。これにより、移動通信端末のメモリ上で管理されているパケット中継装置20との間のセッション状態が“未確立”状態に書き換えられる。
次に、パケット中継装置20の再送信部25は、RAM20B上に記憶された呼出情報を参照して、この呼出情報に対応する呼出信号を、移動通信端末10に再送信する(ステップS10)。
次に、移動通信端末10は、自端末のメモリ上で管理されているパケット中継装置20との間のセッション状態をメモリから読み出して、呼出応答信号に組み込むとともに、この呼出応答信号をパケット中継装置20に送信する(ステップS11)。
次に、パケット中継装置20は、受信部22によって受信された呼出応答信号が、正当な移動通信端末から送信された信号であるか否かを確認するために、移動通信端末10との間で所定のメッセージを送受信して認証処理を実行する(ステップS12)。
次に、パケット中継装置20の呼出情報管理部26は、RAM20B上に記憶させた移動通信端末10に対応する呼出情報を削除する(ステップS13)。
次に、パケット中継装置20の端末状態管理部21は、端末状態管理テーブル21Tの移動通信端末10に対応する呼出状態を“通常”に設定する(ステップS14)。
次に、パケット中継装置20は、移動通信端末10との間で所定のメッセージを送受信してセッション確立処理を実行する(ステップS15)。
このセッション確立処理について、具体的に説明する。まず、パケット中継装置20は、移動通信端末10に対して秘匿処理を実行してセッション確立指示信号を送信する。次に、移動通信端末10は、パケット中継装置20に対してセッション確立要求信号を送信する。次に、パケット中継装置20は、サーバ30に対してセッション確立処理を実行する。このセッション確立処理が完了した後に、パケット中継装置20は、移動通信端末10に対してセッション確立応答信号を送信する。
以上のように、本実施形態におけるパケット中継装置20によれば、移動通信端末10で管理されているセッション状態が“確立”状態であり、パケット中継装置20で管理されているセッション状態が“未確立”状態である場合であっても、移動通信端末10のセッション状態を解放させてから、再度、移動通信端末10に対して呼出信号を送信することができる。したがって、移動通信端末10における着信失敗を回避させることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
[変形例]
次に、本実施形態におけるパケット中継装置の変形例について説明する。上述した実施形態では、パケット中継装置20から移動通信端末10に対してセッション解放指示信号が送信された場合に、移動通信端末10でセッションが正常に解放されることを前提としている。しかしながら、例えば、通信エラー等によってセッション解放指示信号が移動通信端末10に送信されない等の不測の事態が生じる可能性もある。したがって、本変形例では、再呼び出しをした後に、再度、双方のセッション状態の判定を行うこととした。これにより、例えば、セッション解放指示信号が移動通信端末に受信されなかった場合であっても、再度、セッション解放指示信号を送信させることが可能となるため、移動通信端末における着信失敗をより高い精度で回避することができる。さらに、再判定の無限ループを防止するために、カウンタを設け、カウンタの値が設定回数を超えた場合には再判定を行わないこととした。
図7を参照して変形例におけるパケット中継装置の機能構成について説明する。図7に示すように、変形例におけるパケット中継装置20Sは、カウントアップ部27(カウントアップ手段)をさらに有している点で実施形態におけるパケット中継装置20と異なる。また、カウントアップ部27を追加したことにより生じる機能が、判定部23と送信部24にさらに付加されている点についても異なる。それ以外の構成については、実施形態におけるパケット中継装置20の構成と同様であるので、各構成要素には同一の符合を付しその説明は省略すると共に、以下において実施形態との相違点について詳述する。
カウントアップ部27は、判定部23によって、双方のセッション状態が一致する、または、移動通信端末10側のセッション状態が“未確立”状態であると判定された場合に、不一致カウンタの値をカウントアップする。
判定部23は、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10側のセッション状態が確立状態であると判定した場合に、さらに、カウントアップ部27によってカウントアップされた不一致カウンタの値が、所定の閾値未満であるか否かを判定する。
送信部24は、判定部23によって、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10側のセッション状態が確立状態であり、かつ、不一致カウンタの値が所定の閾値未満であると判定された場合に、セッション解放指示信号を移動通信端末10に送信する。
次に、図8を参照して、変形例の動作について説明する。変形例における動作は、図6に示す実施形態における各処理ステップのうちのステップS7〜ステップS12までの処理ステップに対応する部分が異なる。すなわち、図6に示す各処理ステップのうちのステップS1〜ステップS6までの処理ステップ、およびステップS13〜ステップS15までの処理ステップについては実施形態と同一である。したがって、以下においては、図6に示す実施形態における各処理ステップのうちのステップS7〜ステップS12までの処理ステップに対応する部分のみについてのみ説明することにする。
まず、パケット中継装置20Sは、不一致カウンタの値を0クリア(初期化)する。
次に、パケット中継装置20Sの判定部23は、呼出応答信号に含まれる移動通信端末10側で管理されているセッション状態と、端末状態管理テーブル21Tに格納されている移動通信端末10のセッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10側で管理されているセッション状態が“確立”状態であるか否かを判定する(ステップS22)。この判定がNOである場合(ステップS22;NO)に、パケット中継装置20Sは、処理を図6に示すステップS13に移行する。
一方、ステップS22における判定がYESである場合(ステップS22;YES)に、パケット中継装置20Sのカウントアップ部27は、不一致カウンタの値をカウントアップする(ステップS23)。
次に、パケット中継装置20Sの送信部24は、移動通信端末10に対してセッション解放指示信号を送信する(ステップS24)。
次に、移動通信端末10は、パケット中継装置20Sとの間のセッションを解放する(ステップS25)。
次に、パケット中継装置20Sの再送信部25は、RAM20B上に記憶された呼出情報を参照して、この呼出情報に対応する呼出信号を、移動通信端末10に再送信する(ステップS26)。
次に、移動通信端末10は、自端末のメモリ上で管理されているパケット中継装置20Sとの間のセッション状態をメモリから読み出して、呼出応答信号に組み込むとともに、この呼出応答信号をパケット中継装置20Sに送信する(ステップS27)。
次に、パケット中継装置20Sは、受信部22によって受信された呼出応答信号が、正当な移動通信端末から送信された信号であるか否かを確認するために、移動通信端末10との間で所定のメッセージを送受信して認証処理を実行する(ステップS28)。
次に、パケット中継装置20Sの判定部23は、呼出応答信号に含まれる移動通信端末10側で管理されているセッション状態と、端末状態管理テーブル21Tに格納されている移動通信端末10のセッション状態とに基づいて、双方のセッション状態が不一致であり、かつ、移動通信端末10側で管理されているセッション状態が“確立”状態であり、かつ、カウントアップ部27によってカウントアップされた不一致カウンタの値が、所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS29)。この判定がNOである場合(ステップS29;NO)に、パケット中継装置20Sは、処理を図6に示すステップS13に移行する。
一方、ステップS29における判定がYESである場合(ステップS29;YES)に、パケット中継装置20Sは、処理を上述したステップS23に移行する。
1・・・移動パケット通信システム、10・・・移動通信端末、20,20S・・・パケット中継装置、21・・・端末状態管理部、21T・・・端末状態管理テーブル、22・・・受信部、23・・・判定部、24・・・送信部、25・・・再送信部、26・・・呼出情報管理部、27・・・カウントアップ部、20A・・・CPU、20B・・・RAM、20C・・・ROM、20D・・・通信装置、30・・・サーバ。
Claims (3)
- 移動通信端末におけるパケット通信を中継するパケット中継装置であって、
前記移動通信端末との間のセッション状態を管理する端末状態管理手段と、
前記移動通信端末に対して送信した呼出信号に対する呼出応答信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記呼出応答信号に含まれる前記移動通信端末側で管理されている前記セッション状態と、前記端末状態管理手段により管理されている前記セッション状態とに基づいて、双方の前記セッション状態が不一致であり、かつ、前記移動通信端末側の前記セッション状態が確立状態であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、双方の前記セッション状態が不一致であり、かつ、前記移動通信端末側で管理されている前記セッション状態が確立状態であると判定された場合に、前記移動通信端末に対してセッション解放指示信号を送信する送信手段と、
前記送信手段により前記セッション解放指示信号が送信された後に、前記呼出信号を再送信する再送信手段と、
を備えることを特徴とするパケット中継装置。 - 前記呼出応答信号には、前記再送信手段により再送信された前記呼出信号に対する呼出応答信号も含むことを特徴とする請求項1記載のパケット中継装置。
- 前記判定手段により、双方の前記セッション状態が一致する、または、前記移動通信端末側で管理されている前記セッション状態が未確立状態であると判定された場合に、不一致カウンタをカウントアップするカウントアップ手段をさらに備え、
前記判定手段は、双方の前記セッション状態が不一致であり、かつ、前記移動通信端末側で管理されている前記セッション状態が確立状態であると判定した場合に、さらに、前記カウントアップ手段によりカウントアップされた前記不一致カウンタの値が、所定の閾値未満であるか否かを判定し、
前記送信手段は、前記判定手段により前記不一致カウンタの値が所定の閾値未満であると判定された場合にのみ、前記セッション解放指示信号を送信することを特徴とする請求項2記載のパケット中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006023540A JP2007208517A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | パケット中継装置 |
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| JP2006023540A JP2007208517A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | パケット中継装置 |
Publications (1)
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Country Status (1)
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| JP (1) | JP2007208517A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010114845A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Ntt Docomo Inc | パケット通信システム、パケット中継装置、及びパケット通信方法 |
-
2006
- 2006-01-31 JP JP2006023540A patent/JP2007208517A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010114845A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Ntt Docomo Inc | パケット通信システム、パケット中継装置、及びパケット通信方法 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080117 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080610 |