JP2007210136A - 露光装置及び露光幅調整方法 - Google Patents

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Tamotsu Nishiura
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Abstract

【課題】 LEDアレイにストレスを与えることなく、目標温度到達までにかかる時間を短縮させる露光装置を提供する。
【解決手段】 LEDアレイ30と、LEDアレイ30を加熱する発熱体50と、LEDアレイ30の加熱開始から所定時間内に供給する熱量が、所定時間経過後に供給する熱量よりも大きくなるように発熱体50に供給する電力を制御する制御部51とを有している。このようにLEDアレイの加熱時に、最初に熱伝達特性に合わせて発熱体に供給する電力を高く設定するので、LEDアレイを劣化させずに目標温度までの到達時間を早めることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電子写真方式を利用して画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置等に関する。より詳細には感光体を露光するLEDプリントヘッド(LPH)を搭載した露光装置に関する。
近年、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置において、印字ヘッドにLEDプリントヘッドを用いたゼログラフィ方式の画像形成装置が種々提案されている。
静電潜像の形成に用いる一般的なLEDプリントヘッドは、複数のLEDアレイを感光体の軸方向に配列している。このようなLEDプリントヘッドでは、高品位の画像を得るために各LEDアレイの露光幅を調整して、露光位置を調整する処理が必要となる。
複数のLEDプリントヘッドを用いるタンデム方式のカラー印刷装置の場合、各色の印刷ユニットのLEDプリントヘッドの左側の書き出し位置を合わせて印刷位置を合わせるが、各LEDプリントヘッドの途中位置からそれぞれドット位置がずれていると色ずれが発生し、印刷結果の色合いが異なってしまうという問題がある。
特許文献1及び2には、複数の露光光学系を加熱する加熱手段を設けて、各露光光学系間の温度差を少なくし、変形量の差を少なくする技術が開示されている。
特開平9−141925号公報 特許第2797255号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び2は、LEDプリントヘッドの温度制御について記述しているが、加熱時にどのような制御を行うのかについて具体的な開示がない。
従来の制御では、ヒータに一定の電圧を与えるか、又は温度が制御温度になるまで一定の熱量を与えて、露光幅の調整を行っていた。このとき、LEDアレイの素子に劣化又はストレスを与えないようにするため、発熱体に供給する電力を高くすることができず、温度上昇に時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、LEDアレイにストレスを与えることなく、目標温度到達までにかかる時間を短縮させた露光装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の露光装置は、LEDアレイと、前記LEDアレイを加熱する発熱体と、前記LEDアレイの加熱開始から所定時間内に供給する熱量が、前記所定時間経過後に供給する熱量よりも大きくなるように前記発熱体に供給する電力を制御する制御手段と、を有する構成としている。
このように本発明は、LEDアレイの加熱時に、最初に熱伝達特性に合わせて発熱体に供給する電力を高く設定するので、LEDアレイを劣化させずに目標温度までの到達時間を早めることができる。
本発明は、LEDアレイと、前記LEDアレイを加熱する発熱体と、前LEDアレイの加熱開始時に供給する熱量が最も高く、時間の経過と共に前記熱量が少なくなるように前記発熱体に供給する電力を制御する制御手段と、を有する構成としている。
また本発明の露光幅調整方法は、LEDアレイの露光幅調整方法であって、前記LEDアレイの加熱開始から所定時間内において、第1の熱量で前記記LEDアレイを加熱するステップと、前記所定時間経過後に、前記第1の熱量よりも熱量の少ない第2の熱量で前記LEDアレイを加熱するステップとを有している。
また、本発明のLEDアレイの露光幅調整方法は、LEDアレイの露光幅調整方法であって、前記LEDアレイの加熱開始時に供給する熱量が最も高く、時間の経過と共に前記熱量が少なくなるように前記LEDアレイを加熱するとよい。
本発明は、LEDアレイにストレスを与えることなく、目標温度到達までにかかる時間を短縮させることができる。
添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
図2には、画像形成装置としてのタンデム型のカラープリンタ1の概略構成を示す。
カラープリンタ本体の内部には、画像形成ユニットとして、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cが、水平方向に沿って一定の間隔をおいて配列されている。さらに、上記4つの画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cの下方には、これらの画像形成ユニットで順次形成される各色のトナー像を、互いに重ね合わせた状態で転写する中間転写体としての中間転写ベルト20が、矢印方向に沿って回動可能に配設されている。そして、上記中間転写ベルト20上に多重に転写された各色のトナー像は、給紙トレイ22等から給紙される記録媒体としての記録用紙21上に一括して転写された後、定着器23によって記録用紙21上に定着され、外部に排出される。
4つの画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cは、形成する画像の色が異なる他は、すべて同様に構成されており、大別して、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての感光体ドラム12K、12Y、12M、12Cと、この感光体ドラム12K、12Y、12M、12Cの表面を一様に帯電する帯電器と、当該感光体ドラム12K、12Y、12M、12Cの表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する露光装置11Y、11M、11C、11Kと、感光体ドラム12K、12Y、12M、12C上に形成された静電潜像を現像する現像器と、クリーニング装置14とから構成されている。
次に、図3を参照しながら露光装置11のLEDプリンタヘッドについて詳細に説明する。図3に示すようにLEDプリンタヘッド40は、LEDアレイ42、ハウジング43、LEDアレイ32を調整固定するとともに、LEDアレイ32の駆動を制御する各種信号を供給するための回路が形成されたプリント基板40、及びLEDアレイ32から出射された光を感光体ドラム12上に結像させるセルフォックレンズアレイ(SLA:登録商標)34を備えている。
LEDアレイ32及びプリント基板40は、ハウジング36内に取り付けられている。プリント基板40は、LEDアレイ32の取り付け面を感光体ドラム12に対向させている。
またLEDアレイ30は、感光体ドラム12の軸線方向(主走査方向)に沿って複数のLED32が配列されて構成されたLEDチップ31が、さらに複数個直列に配列して構成されており、感光体ドラムの軸線方向に所定の解像度で光ビームを照射することができるようになっている(図4参照)。
またLEDアレイ30には、図4に示すように発熱体50が一体形成されている。発熱体50は、電流を流すことによって発熱する抵抗体であって、発熱体50に印加する電圧、又は発熱体50に流す信号のパルス幅を制御して発熱体の熱量を制御する。
図5には、発熱体50への電力供給を制御する電力供給制御部の構成を示す。電力供給制御部は、図5に示すように制御部51と、電力供給部52とからなる。
制御部51は、図6に示すようにMPU(マイクロプロセッサユニット)53と、DAC(D/Aコンバータ)54とを有し、MPU53からの制御信号VをDAC54でアナログ信号に変換し、電力供給部52に供給している。
また、電力供給部52は、図7に示すように制御部51から制御信号Vを入力してオンするトランジスタTr60と、トランジスタTr60の出力端に設けられたコイルLとコンデンサCとからなるローパスフィルタ61とを有している。制御部51からの制御信号によってトランジスタTr60がオンすると電源電圧Vddが発熱体50側に供給される。電源からの電力は、ローパスフィルタ61によって高周波成分をカットした後に発熱体50に供給される。
本実施例は、図8に示すようにLEDアレイ30を加熱してLEDアレイ30の長さを調整するときに、加熱開始から所定時間Tが経過するまでの第1期間と、第1期間終了後の第2期間とで、発熱体50に供給する電力を変えている。第1期間では、大きな電力を発熱体50に供給し、LEDアレイ30を短時間で急速に暖める。また、第2期間に供給する電力は、第1期間よりも小さくして、LEDアレイ30にストレスを与えないようにする。
図9に示すフローチャートを参照しながら本実施例の処理手順を説明する。制御部51は、LEDアレイ30の加熱を開始すると(ステップS1))、発熱体50に供給する電力Wを最初の時間TでW1となるように制御する(ステップS2)。この電力W1は比較的大きな電力である。次に所定時間Tが経過すると(ステップS3/YES)、制御部51は、発熱体50に供給する電力がW2となるように電力供給部52を制御する(ステップS4)。この電力W2は、最初に印加するW1よりも小さい電力である。
このような制御を行うことで、LEDアレイにストレスを与えることなく、短時間でLEDアレイを加熱することができる。
本実施例では、図10(A)に示すようにLEDアレイの加熱開始時に最も高い電力を供給し、時間の経過と共に供給電力を小さくしていく。
図10(B)には、従来の制御と本実施例の制御時のLEDチップ部の温度変化を示す。図10(B)に破線で示す従来の制御では、時間の経過と共にLEDヘッドに供給する電力を一定で制御していたため、チップ部の温度が所望温度になるまでに時間がかかっていた。これに対して本制御では、LEDアレイの熱伝達特性に合わせて、最初の加熱時に高い電力を発熱体に供給するため、LEDアレイを劣化させず、目的温度までの到達時間を短縮させることができる。
上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
色版ごとに設けられたLEDアレイの露光幅を示す図である。 画像形成装置の構成を示す図である。 LEDプリンタヘッドの構成を示す図である。 LEDアレイの構成を示す図である。 電力供給制御部の構成を示すブロック図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 電力供給部の構成を示す図である。 発熱体に供給する電力の推移を示す図である。 制御部の制御手順を示すフローチャートである。 発熱体に供給する電力の推移を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
11露光装置
12 感光体ドラム
13 画像形成ユニット
14 クリーニング装置
20 中間転写ベルト
21 記録用紙
22 給紙トレイ
23 定着器
30 LEDアレイ
50 発熱体
51 制御部
52 電力供給制御部
53 MPU
54 DAC

Claims (4)

  1. LEDアレイと、
    前記LEDアレイを加熱する発熱体と、
    前記LEDアレイの加熱開始から所定時間内に供給する熱量が、前記所定時間経過後に供給する熱量よりも大きくなるように前記発熱体に供給する電力を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  2. LEDアレイと、
    前記LEDアレイを加熱する発熱体と、
    前LEDアレイの加熱開始時に供給する熱量が最も高く、時間の経過と共に前記熱量が少なくなるように前記発熱体に供給する電力を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  3. LEDアレイの露光幅調整方法であって、
    前記LEDアレイの加熱開始から所定時間内において、第1の熱量で前記記LEDアレイを加熱するステップと、
    前記所定時間経過後に、前記第1の熱量よりも熱量の少ない第2の熱量で前記LEDアレイを加熱するステップと、
    を有することを特徴とする露光幅調整方法。
  4. LEDアレイの露光幅調整方法であって、
    前記LEDアレイの加熱開始時に供給する熱量が最も高く、時間の経過と共に前記熱量が少なくなるように前記LEDアレイを加熱することを特徴とする露光幅調整方法。
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