JP2007223630A - 穀類計量袋詰め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体が高さ方向に大型化することを回避すると共に、比較的少量の穀類を袋詰めする場合であっても、必要な計量精度が得られるようにする穀類計量袋詰め装置を提供する。
【解決手段】穀類タンクに貯溜された穀類を一定量ずつ計量して袋詰めする穀類計量袋詰め装置1において、穀類タンクを、穀類投入部2を有する第一タンク4と、その後方に配設される第二タンク6とで構成し、該第二タンク6の容量を第一タンク4の容量よりも小さくすると共に、第一タンク4と第二タンク6との間に、第一タンク4から第二タンク6へ穀類を移送する第二移送装置5を設け、さらに、第二タンク6の下方に穀類計量装置7を設け、ここで計量された一定量の穀類を下方の穀類袋30に充填する。
【選択図】図1

Description

本発明は、穀類タンクに貯溜された穀類を一定量ずつ計量して袋詰めする穀類計量袋詰め装置に関する。
穀類タンクに貯溜された穀類を一定量ずつ計量して袋詰めする穀類計量袋詰め装置が知られている。例えば、特許文献1に記載される穀類計量袋詰め装置(ホッパー装置)は、穀類を貯溜する穀類タンク(集積用ホッパー)を備えると共に、該穀類タンクの下方に穀類計量装置(計量ホッパー)を設け、ここで計量された一定量の穀類を下方の穀類袋に充填するように構成されている。
特開2001−106292号公報
しかしながら、上記従来の穀類計量袋詰め装置では、作業効率を向上させるべく穀類タンクの容量を大きくすると、装置全体が高さ方向に大型化してしまうため、天井高が十分でない小さい建物では、設置が困難になるという問題がある。
また、大型の穀類タンクから穀類計量装置へ穀類を直接供給すると、穀類計量装置に対する穀類の供給精度が低くなるので、比較的少量の穀類を袋詰めする場合、必要な計量精度が得られない可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、穀類タンクに貯溜された穀類を一定量ずつ計量して袋詰めする穀類計量袋詰め装置において、前記穀類タンクを、穀類投入部を有する第一タンクと、その側方又は後方に配設される第二タンクとで構成し、該第二タンクの容量を第一タンクの容量よりも小さくすると共に、第一タンクと第二タンクとの間に、第一タンクから第二タンクへ穀類を移送する移送装置を設け、さらに、第二タンクの下方に穀類計量装置を設け、ここで計量された一定量の穀類を下方の穀類袋に充填することを特徴とする。このようにすると、作業効率を向上させるべく穀類タンク(第一タンク)の容量を大きくしても、装置全体が高さ方向に大型化することを回避できるので、天井高が十分でない建物であっても設置が可能になる。しかも、大型の第一タンクから穀類計量装置へ穀類を直接供給することなく、第一タンクよりも容量が小さい第二タンクから穀類計量装置に対する穀類供給を行うので、穀類計量装置に対する供給精度を高めることができ、その結果、比較的少量の穀類を袋詰めする場合であっても、必要な計量精度が得られる。
また、前記第二タンクの穀類貯溜量を検出する貯溜量検出手段と、該貯溜量検出手段による貯溜量検出に基づいて移送装置を自動的に入り切り駆動させる自動移送制御手段とを備えることを特徴とする。このようにすると、穀類タンクを第一タンクと第二タンクで構成するものでありながら、第一タンクから第二タンクへの穀類移送を自動化し、作業者の操作負担を軽減できる。
また、前記第一タンクの前側に穀類投入部を、第一タンクの後側に第二タンクをそれぞれ設けると共に、穀類計量装置の下方に、充填済み穀類袋を後方に向けて搬送するコンベアを設けたことを特徴とする。このようにすると、穀類投入部から充填済み穀類袋の搬出部に至る一連の作業ラインを直線状にコンパクトに構成することができる。
また、前記穀類計量装置及びコンベアを左右二連に構成したことを特徴とする。このようにすると、二人による同時作業が可能になるので、袋詰め作業の効率を大幅に向上させることができる。
[第一実施形態]
次に、本発明の第一実施形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図4において、1は穀類計量袋詰め装置であって、該穀類計量袋詰め装置1は、穀類投入部2、第一移送装置3、第一タンク4、第二移送装置5、第二タンク6、穀類計量装置7、穀類袋保持装置8、ベルトコンベア9、集塵装置10等を備えて構成されている。本実施形態では、上記の各部2〜10をキャスタ11a、12aを備える前後二台の台車11、12上に設けると共に、二台の台車11、12を連結することにより、穀類計量袋詰め装置1を一体的に移動自在に構成している。
穀類投入部2は、第一台車11(第一タンク4)の前側下部に設けられており、投入口2aから投入された穀類を貯溜する。
第一移送装置3は、穀類投入部2の下部から第一タンク4の上部に至る移送筒13と、移送筒13内に回転自在に内装される移送ラセン14と、該移送ラセン14を回転駆動させるモータ15とを備えて構成され、モータ15の駆動に応じて穀類投入部2内の穀類を第一タンク4の上部まで移送する。
第一タンク4は、第一台車11に設けられる大型の穀類タンクであり、第一移送装置3を介して穀類投入部2から移送される穀類を貯溜する。第一タンク4には、貯溜上限レベルを検出する第一貯溜量センサ16と、貯溜下限レベルを検出する第二貯溜量センサ17が設けられる。本実施形態の貯溜量センサ16、17は、タンク内に突出する回転羽根と、該回転羽根を常時回転させるモータと、回転羽根の回転を検出する回転検出部とを備えて構成されている。つまり、回転羽根が穀類との接触抵抗で停止することに基づいて穀類の貯溜レベル検出を行う。尚、18は第一タンク4の左右両側面に設けられる確認窓である。
第二移送装置5は、第一タンク4の下部から第二タンク6の上部に至る移送筒19と、移送筒19内に回転自在に内装される移送ラセン20と、該移送ラセン20を回転駆動させるモータ21とを備えて構成され、モータ21の駆動に応じて第一タンク4内の穀類を第二タンク6の上部まで移送する。
第二タンク6は、第二台車12の上部に設けられる小型の穀類タンクであり、第二移送装置5を介して第一タンク4から移送される穀類を貯溜する。第二タンク6の下部には、左右一対の排出口6aが二股状に形成され、各排出口6aには、エアシリンダ22の伸縮動作に応じて排出口6aを開閉させるバルブ23が設けられている。また、第二タンク6の上部には、左側排出口6aの上方位置で貯溜上限レベルを検出する第三貯溜量センサ24(貯溜量検出手段)と、右側排出口6aの上方位置で貯溜上限レベルを検出する第四貯溜量センサ(貯溜量検出手段)25とが設けられる。
穀類計量装置7は、第二タンク6の左右排出口6aにそれぞれ設けられる。各穀類計量装置7は、各排出口6aに上下動自在に吊持される計量タンク26と、計量タンク26の下部に形成される供給口26aをエアシリンダ27の伸縮動作に応じて開閉するシャッタ28と、計量タンク26内の穀類重量を検出するロードセル29とを備えて構成される。つまり、第二タンク6のバルブ23を開いて計量タンク26内に穀類を排出しつつ、ロードセル29で穀類重量を計量し、該穀類重量が所定の重量に達したタイミングでバルブ23を閉じることにより、既定重量(例えば、4.0kg〜4.1kg)の穀類が計量タンク26内に貯溜される。
穀類袋保持装置8は、左右計量タンク26の下部にそれぞれ設けられる。図5に示すように、各穀類袋保持装置8は、計量タンク26の供給口26aから下方に延出し、穀類袋30の内周に沿う角筒状の樋口31と、樋口31に対する穀類袋30の装着を検出する左右一対の装着検出スイッチ32と、該装着検出スイッチ32の検出に応じた伸長動作により、樋口31の外周との間で穀類袋30の上端部を挟持状に保持する前後一対のエアシリンダ33とを備えて構成されている。そして、エアシリンダ33による穀類袋30の保持後、シャッタ28が開いて穀類袋30内に所定量の穀類が充填される。また、穀類袋30内に穀類が充填された後、エアシリンダ33による穀類袋30の保持が解除され、充填済み穀類袋30がベルトコンベア9の始端部上に落下する。尚、本実施形態では、装着検出スイッチ32を二つ設けているが、一つでもよい。
ベルトコンベア9は、左右穀類袋保持装置8の下方にそれぞれ設けられる。ベルトコンベア9の始端部上に落下した充填済み穀類袋30は、後方に搬送され、ベルトコンベア9の終端部で作業者に取り出される。
集塵装置10は、前側台車11の後部に設けられており、吸塵ダクト34、35を介して第一タンク4及び第二タンク6内から塵埃を吸入し、吸入した塵埃を排塵ダクト36を介して装置外へ排出する。
尚、後側台車12には、ブザー付きの報知ランプ37が設けられており、異常時には、ブザー音を出音しつつ赤色ランプを点灯させ、第一タンク4の穀類貯溜量が下限レベルを下回ったときには(第二貯溜量センサ17のOFF時)、ブザー音を出音しつつ黄色ランプを点滅させ、通常運転時には、緑色ランプを点灯させる。
上記のように構成された本実施形態の穀類計量袋詰め装置1は、穀類タンクに貯溜された穀類を一定量ずつ計量して袋詰めするものであるが、穀類タンクを、穀類投入部2を有する第一タンク4と、その後方に配設される第二タンク6とで構成し、該第二タンク6の容量を第一タンク4の容量よりも小さくすると共に、第一タンク4と第二タンク6との間に、第一タンク4から第二タンク6へ穀類を移送する第二移送装置5を設け、さらに、第二タンク6の下方に穀類計量装置7を設け、ここで計量された一定量の穀類を下方の穀類袋30に充填するので、作業効率を向上させるべく第一タンク4の容量を大きくしても、装置全体が高さ方向に大型化することを回避でき、その結果、天井高が十分でない小さい建物であっても設置が可能になる。
しかも、大型の第一タンク4から穀類計量装置7へ穀類を直接供給することなく、第一タンク4よりも容量が小さい第二タンク6から穀類計量装置7に対する穀類供給を行うので、穀類計量装置7に対する供給精度を高めることができ、その結果、比較的少量の穀類を袋詰めする場合であっても、必要な計量精度が得られる。
また、第一タンク4の前側に穀類投入部2を、第一タンク4の後側に第二タンク6をそれぞれ設けると共に、穀類計量装置7の下方に、充填済み穀類袋を後方に向けて搬送するベルトコンベア9を設けたので、穀類投入部2から充填済み穀類袋30の搬出部に至る一連の作業ラインを直線状にコンパクトに構成することができる。
また、穀類計量装置7及びベルトコンベア9を左右二連に構成したので、対向する位置で二人による同時作業が可能になり、袋詰め作業の効率を大幅に向上させることができる。
次に、穀類計量袋詰め装置1の制御構成について、図6〜10を参照して説明する。穀類計量袋詰め装置1には、制御操作盤38が設けられている。制御操作盤38は、例えば、マイクロコンピュータ(CPU、RAM、ROM等を含む)を用いて構成され、前述した各種のスイッチやセンサから信号を入力し、各種のアクチュエータ(モータ、エアシリンダ等)を駆動制御する。
図6に示すように、本実施形態の制御操作盤38は、第一タンク手動移送制御、第二タンク自動移送制御(自動移送制御手段)、穀類計量制御、穀類充填制御等の制御処理を行う。
第一タンク手動移送制御は、第一移送装置3の駆動制御処理であり、図7に示すように、まず、第一タンク手動移送スイッチ39のON/OFFを判断する。この第一タンク手動移送スイッチ39は、穀類投入口2の側面部に設けられており、穀類投入口2に穀類を投入した後に操作される。第一タンク手動移送スイッチ39がONであると判断した場合は、第一移送装置3を駆動させるが、第一タンク4の貯溜レベルが上限に達した場合は、これを第一貯溜量センサ16の検出信号に基づいて判断し、第一移送装置3の駆動を停止させる。
第二タンク自動移送制御は、第二移送装置5の駆動制御処理であり、図8に示すように、まず、第三貯溜量センサ24及び第四貯溜量センサ25の検出信号に基づいて、第二タンク6の貯溜レベルを判断する。ここで、第二タンク6の貯溜レベルが上限に達していない場合は、第二移送装置5を自動的に駆動させる一方、貯溜レベルが上限に達したら、第二移送装置5の駆動を自動的に停止させる。このようにすると、穀類タンクを第一タンク4と第二タンク6で構成するものでありながら、第一タンク4から第二タンク6への穀類移送を自動化し、作業者の操作負担を軽減できる。
穀類計量制御は、穀類計量装置7において一定量の穀類を計量する制御処理であり、図9に示すように、まず、計量終了フラグを参照する。ここで、計量終了フラグがリセット状態の場合は、シャッタ28を閉じると共に、バルブ23を開いて計量タンク26内に穀類を排出しつつ、ロードセル29で穀類重量を計量し、該穀類重量が所定の重量に達したタイミングでバルブ23を閉じることにより、既定重量の穀類を計量タンク26内に貯溜させる。そして、計量が終了したら、計量終了フラグをセットする。
穀類充填制御は、穀類袋保持装置8及びシャッタ28の制御処理であり、図10に示すように、まず、装着検出スイッチ32のON/OFFを判断する。ここで、装着検出スイッチ32がONであると判断した場合は、計量終了フラグがセット状態であることを確認してから、エアシリンダ33を伸長させて穀類袋30の上端部を挟持すると共に、シャッタ28を開いて計量タンク26内の穀類を穀類袋30内に充填する。その後、エアシリンダ33を縮小させて充填済み穀類袋30を落下させると共に、計量終了フラグをリセットして、一回の穀類充填処理が終了する。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る穀類計量袋詰め装置について、図11〜図13を参照して説明する。但し、第一実施形態と実質的に共通の構成については、第一実施形態と同じ符号を付け、第一実施形態の説明を援用する。
これらの図に示すように、第二実施形態の穀類計量袋詰め装置1Bは、主に穀類計量装置7B及び穀類袋保持装置8Bの構成が第一実施形態と相違している。
第二実施形態の穀類計量装置7Bは、第二タンク6から排出される穀類を受止める計量カップ40と、計量カップ40内の穀類重量を検出するロードセル41と、計量カップ40を反転させる反転ロータ42と、反転した計量カップ40から落下する穀類を穀類袋30に導く充填ガイド43とを備えて構成されている。穀類計量装置7Bをこのように構成しても、第一実施形態と同様の効果が得られる。
第二実施形態の穀類袋保持装置8Bは、周方向に所定間隔を存して複数の充填口44aが形成されるターンテーブル44と、各充填口44aの下方に設けられる開閉自在な袋クランプ45と、該袋クランプ45をテーブル回転に応じて自動的に開閉させるクランプカム機構46と、ターンテーブル44を回転させるモータ47とを備えて構成されている。図13に示す袋装着ゾーンでは、袋クランプ45が閉じており、作業者は、この袋クランプ45に穀類袋30を被せる。このとき、穀類袋30は、袋クランプ45の外面に設けられる面ファスナ45aによって保持される。穀類袋30を保持した袋クランプ45は、クランプカム機構46によって穀類計量装置7Bの下方位置で開かれ、ここに穀類計量装置7Bから一定量の穀類が落下供給され、穀類袋30に充填される。充填済みの穀類袋30は、所定の落下ポイントに達したとき、クランプカム機構46による袋クランプ45の閉じ動作に応じてベルトコンベア9Bの始端部上に落下される。穀類袋保持装置8Bをこのように構成すると、一人の作業者でも第一実施形態の穀類計量袋詰め装置1に劣らない効率のよい袋詰め作業を行うことが可能になる。
[温湯消毒装置]
次に、本実施形態の穀類計量袋詰め装置1で袋詰めされた穀類(種籾)を温湯消毒する温湯消毒装置101について、図14〜図17を参照して説明する。この図に示す温湯消毒装置101は、移動自在な台車フレーム102、該台車フレーム102のステップ上に連設される温湯消毒槽103及び冷却槽104、台車フレーム102の梁部に設けられる搬送装置105などを備えて一体的に構成されている。
温湯消毒槽103及び冷却槽104は、いずれも上方が開口した水槽であり、温湯消毒槽103には、60℃程度の温水が入れられ、冷却槽104には、17℃〜20℃程度の冷水が入れられる。本実施形態では、吊り紐付きの網袋からなる籾収納袋(穀類袋)106(温水や冷水の流入を許容する種収納容器)に4kg程度の種籾を収納し、これを温湯消毒槽103に約10分間浸した後、冷却槽104で約7分間冷却することにより、種籾の消毒処理を行う。
搬送装置105は、両槽103、104の上方に亘って設けられるチェーンコンベアであり、搬送用モータ107で駆動される無端状の搬送チェンに、所定間隔を存して複数のハンガー108を吊持して構成され、搬送用モータ107の駆動に応じて、複数のハンガー108を平面視長円状の搬送経路に沿って低速(40分で一周する程度の速度)で移動させる。
上記のように構成される搬送装置105は、温湯消毒槽103の手前側でハンガー108に引っ掛けられた籾収納袋106を、温湯消毒槽103内及び冷却槽104内を経由し、冷却槽104の後方まで搬送する。つまり、ハンガー108に吊持された籾収納袋106内の種籾は、搬送装置105の搬送動作に応じて、温湯消毒槽103内を所定時間(約10分)かけて移動することにより温湯消毒処理され、次いで、冷却槽104内に移送され、冷却槽104内を所定時間(約7分)かけて移動することにより冷却処理される。
本実施形態の搬送装置105は、籾収納袋106を温湯消毒槽103から冷却槽104に移送する際や、冷却槽104から槽外へ移送する際に、籾収納袋106の移動速度を搬送装置105の搬送速度(搬送チェーン速度)よりも速くする移送補助手段が設けられている。このようにすると、温湯消毒槽103から冷却槽104への移送時間や、冷却槽104から槽外への移送時間を短縮できるので、同じ籾収納袋106でも、温水(又は冷水)から先に出る部分と、後から出る部分の時間差を可及的に小さくし、籾収納袋106内における処理温度のばらつきを抑えることができる。
本実施形態の移送補助手段は、ハンガー108の上端部移動軌跡に固定状に設けられた角度調整ローラ109であり、ハンガー108の上端部を角度調整ローラ109に当接させることにより、ハンガー108の下端側を搬送下流側に強制的に揺動させる。このようにすると、テコの原理を利用した比較的簡単な構成により、籾収納袋106の搬送速度を速めることができる。尚、本実施形態では、籾収納袋106を温湯消毒槽103から冷却槽104に移送する際と、冷却槽104から槽外へ移送する際に、籾収納袋106の移動速度を増速させているが、籾収納袋106を槽外から温湯消毒槽103に移送する際にも増速することが好ましい。このようにすると、温湯消毒槽103に籾収納袋106を入れる際にも、籾収納袋106内における処理温度のばらつきを抑えることができる。
温湯消毒槽103には、温湯消毒槽103内の温水を加温する温水加温手段が設けられている。本実施形態の温水加温手段は、温湯消毒槽103の底部に配管される熱交換パイプ110と、該熱交換パイプ110に高温水を供給するボイラ(図示せず)と、熱交換パイプ110に供給する高温水の流量を調整する比例制御弁(図示せず)とを備えて構成されている。このようにすると、熱交換方式によって、温湯消毒槽103内の温水を均一かつ速やかに加温できるだけでなく、比例制御弁による精度の高い加温調整が可能になる。しかも、本実施形態では、図17に示すように、熱交換パイプ110にラセン状のフィン110aを形成しているので、熱交換パイプ110の表面積を大きくし、熱交換効率を高めることができる。
また、温湯消毒装置101には、各部を制御する制御盤111が設けられている。制御盤111は、各槽103、104の温度を検出すると共に、各槽103、104の温度が所定の温度を保つように前記温水加温手段などを自動制御するが、さらに、本実施形態の制御盤111は、各槽103、104の温度を所定時間毎に記憶する温度履歴記憶手段を備えている。このようにすると、本装置で温湯消毒した種籾に発芽不良が生じた場合、温度履歴を参照して、その原因を突き止めることができる。
第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の側面図である。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の平面図である。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の正面図である。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の背面図である。 (A)は第一実施形態に係る穀類袋保持装置の概略正面図、(B)は概略側面図である。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の制御手順(上位ルーチン)を示すフローチャートである。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の制御手順(第一タンク手動移送制御ルーチン)を示すフローチャートである。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の制御手順(第二タンク自動移送制御ルーチン)を示すフローチャートである。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の制御手順(穀類計量制御ルーチン)を示すフローチャートである。 第一実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の制御手順(穀類充填制御ルーチン)を示すフローチャートである。 第二実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の側面図である。 第二実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の背面図である。 第二実施形態に係る穀類計量袋詰め装置の要部平面図である。 温湯消毒装置の側面図である。 温湯消毒装置の平面図である。 温湯消毒装置の移送補助手段を示す要部拡大側面図である。 (A)は温湯消毒装置の熱交換パイプを示す正面図、(B)は側面図である。
符号の説明
1 穀類計量袋詰め装置
2 穀類投入部
3 第一移送装置
4 第一タンク
5 第二移送装置
6 第二タンク
7 穀類計量装置
8 穀類袋保持装置
9 ベルトコンベア
16 第一貯溜量センサ
17 第二貯溜量センサ
24 第三貯溜量センサ
25 第四貯溜量センサ
30 穀類袋
38 制御操作盤

Claims (4)

  1. 穀類タンクに貯溜された穀類を一定量ずつ計量して袋詰めする穀類計量袋詰め装置において、前記穀類タンクを、穀類投入部を有する第一タンクと、その側方又は後方に配設される第二タンクとで構成し、該第二タンクの容量を第一タンクの容量よりも小さくすると共に、第一タンクと第二タンクとの間に、第一タンクから第二タンクへ穀類を移送する移送装置を設け、さらに、第二タンクの下方に穀類計量装置を設け、ここで計量された一定量の穀類を下方の穀類袋に充填することを特徴とする穀類計量袋詰め装置。
  2. 前記第二タンクの穀類貯溜量を検出する貯溜量検出手段と、該貯溜量検出手段による貯溜量検出に基づいて移送装置を自動的に入り切り駆動させる自動移送制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の穀類計量袋詰め装置。
  3. 前記第一タンクの前側に穀類投入部を、第一タンクの後側に第二タンクをそれぞれ設けると共に、穀類計量装置の下方に、充填済み穀類袋を後方に向けて搬送するコンベアを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の穀類計量袋詰め装置。
  4. 前記穀類計量装置及びコンベアを左右二連に構成したことを特徴とする請求項3記載の穀類計量袋詰め装置。
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