JP2007228384A - 不審通話判別プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができる不審通話判別プログラムを提供する。
【解決手段】通話内容を取得する通話内容取得ステップ(S1)と、通話相手が称する所属情報を通話内容から抽出する所属情報抽出ステップ(S4)と、団体に関する団体情報が登録された団体データベースを参照して所属情報に誤った情報が含まれるか否かを判断する所属判断ステップ(S5)と、所属情報に誤った情報が含まれない場合に、詐称者からの通話において使用される語句が登録されたNGキーワードデータベースを参照して、通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断ステップ(S11)と、所属情報に誤った情報が含まれる場合、または、通話内容にNGキーワードが含まれる場合に、不審な通話であることを報知する報知ステップ(S17)とを備える。
【選択図】図9
【解決手段】通話内容を取得する通話内容取得ステップ(S1)と、通話相手が称する所属情報を通話内容から抽出する所属情報抽出ステップ(S4)と、団体に関する団体情報が登録された団体データベースを参照して所属情報に誤った情報が含まれるか否かを判断する所属判断ステップ(S5)と、所属情報に誤った情報が含まれない場合に、詐称者からの通話において使用される語句が登録されたNGキーワードデータベースを参照して、通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断ステップ(S11)と、所属情報に誤った情報が含まれる場合、または、通話内容にNGキーワードが含まれる場合に、不審な通話であることを報知する報知ステップ(S17)とを備える。
【選択図】図9
Description
本発明は、不審な通話を判別する不審通話判別プログラムに関するものである。
近年、通話相手の身元詐称による振込め詐欺が横行しており、身元詐称による不審な通話を判別する技術の必要性が高まっている。
従来の不審通話判別プログラムは、あらかじめ着信が想定される通話相手毎に音声サンプルを保存しておき、着信した音声と利用者によって指定された通話相手の音声サンプルとを照合することにより、不審な通話を判別していた(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の不審通話判別プログラムは、あらかじめ利用者の親族等の音声サンプルを保存しておくことにより、いわゆる「オレオレ詐欺」等を判別することができる。
特開2005−184618号公報
しかしながら、従来の不審通話判別プログラムは、例えば、警察や弁護士等を詐称する、いわゆる「なりすまし詐欺」等のように、あらかじめ音声サンプルが保存されていない通話相手からの不審な通話を判別することができない。
このため、従来の不審通話判別プログラムは、あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができないといった問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができる不審通話判別プログラムを提供することを目的とする。
本発明の不審通話判別プログラムは、上記課題を解決するため、着信により開始された通話の通話内容を取得する通話内容取得ステップと、前記通話の通話相手が所属すると称する団体に関する所属情報を前記通話内容から抽出する所属情報抽出ステップと、団体に関する団体情報が登録された団体データベースを参照して、前記所属情報に誤った情報が含まれるか否かを判断する所属判断ステップと、前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断された場合に、所属する団体を詐称する詐称者からの通話において使用される語句を表すNGキーワードに関するNGキーワード情報が登録されたNGキーワードデータベースを参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断ステップと、前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれると判断された場合、または、前記通話内容判断ステップにおいて前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断された場合に、前記通話が不審な通話であることを報知する報知ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
これにより、本発明の不審通話判別プログラムは、団体データベースを参照して通話相手が称する所属情報に誤った情報が含まれると判断した場合、または、NGキーワードデータベースを参照して通話内容にNGキーワードが含まれると判断した場合に不審な通話であることを報知するので、あらかじめ登録されていない通話相手であっても通話内容から抽出した所属情報および通話内容に含まれるNGキーワードに基づいて不審な通話を判別することができるため、あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができる。
また、本発明の不審通話判別プログラムは、前記団体情報には団体の種別を表す団体種別情報が含まれ、前記NGキーワード情報は詐称される団体の団体種別情報と関連付けられ、前記所属判断ステップは、前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断した場合、前記所属情報が示す団体の団体種別情報を前記団体データベースから取得し、前記通話内容判断ステップは、前記所属情報が示す団体の団体種別情報と関連付けられたNGキーワード情報を参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断してもよい。
これにより、本発明の不審通話判別プログラムは、通話相手が称する所属情報が示す団体と同一な団体種別の団体を詐称する通話において使用されるNGキーワードが通話内容に含まれるか否かを判断することにより、通話相手が称する所属情報が示す団体種別に応じて不審な通話を判別することができるので、判別精度をさらに向上させることができる。
また、本発明の不審通話判別プログラムは、前記NGキーワード情報には、1つ以上の前記NGキーワードと、該NGキーワードと組み合わせて使用される語句を表す1つ以上の補助キーワードとが関連付けられて含まれ、前記通話内容判断ステップは、前記NGキーワードおよび該NGキーワードに関連付けられた前記補助キーワードが前記通話内容にそれぞれ所定の数以上含まれる場合に、前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断してもよい。
これにより、本発明の不審通話判別プログラムは、関連付けられたNGキーワードおよび補助キーワードが通話内容にそれぞれ所定の数以上含まれるか否かを判断することにより、通話内容に含まれるNGキーワードおよび補助キーワードの組み合わせに基づいて不審な通話を判別することができるので、判別精度をさらに向上させることができる。
また、本発明の不審通話判別プログラムは、前記報知ステップは、あらかじめ設定された転送先に前記通話を転送してもよい。
これにより、本発明の不審通話判別プログラムは、不審な通話を第三者にも報知することができ、詐称者による詐欺行為を防止するのにさらに有効である。
本発明は、あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができるという効果を有する不審通話判別プログラムを提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、通話を着信する電話装置を制御するためのコンピュータ装置に本発明の不審通話判別プログラムを実行させる不審通話判別システムについて説明する。
本発明の一実施の形態の不審通話判別システムの構成を図1〜図8を参照して説明する。
図1において、不審通話判別システムは、不審通話判別プログラムを実行するコンピュータ装置1と、コンピュータ装置1に接続された電話装置2と、コンピュータ装置1と電話装置2とをインターネット(the Internet)等のネットワーク3に接続させるためのルータ4と、ネットワーク3に接続されたデータベースサーバ5とを備えている。
コンピュータ装置1は、図2に示すように、制御部11と、通話内容記憶部12と、音声データベース13と、転送先データベース14と、団体データベース15と、NGキーワードデータベース16と、電話装置2に接続するための電話装置接続インタフェース17と、ルータ4を介してネットワーク3に接続するためのネットワークインタフェース18とを備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)およびハードディスク装置等によって構成され、ROMまたはハードディスク装置に格納された不審通話判別プログラムをRAMに読み込んでCPUに実行させるようになっている。
また、制御部11は、電話装置接続インタフェース17を介して電話装置2から各種情報を取得するとともに、電話装置2を制御して通話の切断、転送および各種情報の表示等を行うようになっている。
さらに、制御部11は、電話装置2から取得する音声を通話内容記憶部12に録音し、録音した音声から声紋を表す声紋データを抽出する処理および録音した音声をテキスト情報に変換する処理を行うようになっている。
通話内容記憶部12、音声データベース13、転送先データベース14、団体データベース15およびNGキーワードデータベース16は、ROMまたはハードディスク装置等の記憶装置によって構成されている。
音声データベース13には、あらかじめ、通話相手の音声を表す情報が登録されており、図3に示すように、通話相手を識別するID、姓名、分類および声紋をそれぞれ表す情報から構成されるレコードが、ID毎に格納されている。
転送先データベース14には、あらかじめ、通話の転送先を表す情報が登録されており、図4に示すように、転送先を識別するID、姓名、転送順序を表す優先度、電話番号1および電話番号2をそれぞれ表す情報から構成されるレコードが、ID毎に格納されている。
団体データベース15には、企業や機関等の各種団体に関する団体情報が登録されており、図5に示すように、団体を識別するID、団体名、職種区分、電話番号1〜n、電話番号1〜nにそれぞれ対応する部門名1〜n、代表者氏名および代表者役職をそれぞれ表す情報から構成されるレコードが、ID毎に格納されている。
NGキーワードデータベース16には、所属する団体を詐称する詐称者からの通話において使用される語句を表すNGキーワードに関するNGキーワード情報が登録されており、図6に示すように、レコードを識別するID、職種区分、NGキーワード1〜xおよび補助キーワード1〜yとをそれぞれ表す情報から構成されるレコードが、ID毎に格納されている。ここで、NGキーワード1〜xおよび補助キーワード1〜yは、職種区分に格納された職種の団体を詐称する詐称者からの通話において使用される語句であり、過去の事件において使用された語句および各職種の業務範囲外の語句等が登録されている。また、該通話において、補助キーワード1〜yは、NGキーワード1〜xと組み合わせて使用される語句である。
団体データベース15およびNGキーワードデータベース16に格納される情報は、制御部11によってネットワーク3を介してデータベースサーバ5から定期的にダウンロードされるようになっている。
電話装置2は、図7に示すように、電話装置2の動作を制御する電話制御部21と、受話部22と、送話部23と、表示部24と、電話回線に接続するための回線接続インタフェース25と、コンピュータ装置1に接続するためのコンピュータ接続インタフェース26とを備えている。
電話制御部21は、例えばCPU、RAMおよびROM等によって構成され、回線接続インタフェース25を介して着信を検出すると、コンピュータ接続インタフェース26を介して着信信号を送出するようになっている。
また、電話制御部21は、回線接続インタフェース25を介して着信した音声を受話部に送出するとともに、コンピュータ接続インタフェース26を介して送出するようになっている。
また、電話制御部21を構成するROMにはあらかじめ音声ガイダンスが記憶され、電話制御部21は、記憶された音声ガイダンスの再生、通話の切断、通話の転送および表示部24への各種情報の表示等を、コンピュータ装置1の制御の基に行うようになっている。
表示部24は、例えば液晶ディスプレイ等によって構成され、着信した通話に関する情報を表示するようになっている。
ルータ4は、ISDN(Integrated Services Digital Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)または光ケーブル等の常時接続回線に接続するルータによって構成され、IP電話通信機能を有している。
データベースサーバ5は、図8に示すように、サーバ制御部51と、団体データベース52と、NGキーワードデータベース53と、ネットワーク3に接続するためのネットワークインタフェース54とを備えている。
サーバ制御部51は、CPU、RAM、ROMおよびハードディスク装置等によって構成され、ROMまたはハードディスク装置に格納されたデータベースサーバアプリケーションをRAMに読み込んでCPUに実行させることにより、団体データベース52およびNGキーワードデータベース53に対する問い合わせに対して応答するようになっている。
団体データベース52およびNGキーワードデータベース53に格納される情報のデータ構造は、図5および図6を用いてそれぞれ説明した団体データベース15およびNGキーワードデータベース16のものと同様である。
これら団体データベース52およびNGキーワードデータベース53に格納される情報は、コンピュータ装置1によって定期的にダウンロードされるようになっている。
以上のように構成された不審通話判別システムについて、図9〜図12を用いてその動作を説明する。
電話制御部21によって着信が検出され着信信号がコンピュータ装置1に送出されると、図9に示す不審通話判別システムの動作が開始する。
まず、制御部11によって、着信中の音声が電話装置接続インタフェース17を介して取得され、取得された音声の通話内容記憶部12への録音が開始される(S1:通話内容取得ステップ)。
次に、制御部11によって電話制御部21が制御されて、あらかじめ記憶された音声ガイダンスが再生される(S2)。音声ガイダンスは、通話相手が所属する団体に関する情報を問い合わせる内容で、例えば、「どちら様ですか。あなたの職業とお名前、勤務先電話番号をお答えください。」といったものである。さらに、所属する団体の代表者氏名を問い合わせる内容が付加されていてもよい。
次に、音声ガイダンスに対する返答内容を表す音声が、制御部11によって通話内容記憶部12から取得される(S3)。ここで、制御部11は、音声ガイダンス再生終了後の経過時間によって返答の終了を判断してもよく、着信中の音声の無音部分を検出することによって返答の終了を判断してもよい。
次に、ステップS3で取得された返答内容を表す音声から、所属情報として、通話相手が称する名前、所属すると称する団体名およびその電話番号をそれぞれ表す情報が、制御部11によって抽出される(S4:所属情報抽出ステップ)。さらに、通話相手が所属すると称する団体の代表者氏名が抽出されるようにしてもよい。ここで、制御部11によって抽出される所属情報はテキスト情報であり、制御部11は、返答内容を表す音声をテキスト情報に変換してから所属情報を抽出してもよく、返答内容を表す音声から所属を表す音声を抽出してからテキスト情報に変換してもよい。
例えば、ステップS3で取得された返答内容を表す音声が「秋田警察署の山田です。勤務先電話番号は018−001−0112です」である場合、通話相手が称する名前として「山田」が、所属すると称する団体名として「秋田警察署」が、その電話番号として「018−001−0112」が、それぞれ抽出される。
次に、ステップS4において抽出された所属情報に誤った情報が含まれるか否かが制御部11によって判断される(S5:所属判断ステップ)。
ここで、所属判断ステップの動作を図10を用いて説明する。
まず、ステップS4で所属情報が抽出されたか否かが判断される(S31)。
ここで、所属情報が抽出されたと判断された場合、抽出された団体名を表す情報が格納されたレコードが団体データベース15に登録されているか否かが制御部11によって判断される(S32)。
ここで、該当するレコードが登録されていると判断された場合、抽出された電話番号を表す情報が、該当するレコードの電話番号1〜nのいずれかとして格納されているか否かが制御部11によって判断される(S33)。
ここで、抽出された電話番号を表す情報が該当するレコードの電話番号1〜nのいずれかとして格納されていると判断された場合、抽出された所属情報に誤った情報は含まれないと制御部11によって判断され(S34)、所属判断ステップが終了する。
また、ステップS31において所属情報が抽出されなかったと判断された場合、または、ステップS32において抽出された団体名を表す情報が登録されていないと判断された場合にも、抽出された所属情報に誤った情報が含まれないと判断されて(ステップS34)、所属判断ステップが終了する。
一方、ステップS33において、ステップS4で抽出された電話番号が該当するレコードの電話番号1〜nのいずれかとして格納されていないと判断された場合、抽出された所属情報に誤った情報が含まれると制御部11によって判断され(S35)、所属判断ステップが終了する。
例えば、図5に示す団体データベースを参照すると、ステップS4で抽出された団体名が「秋田警察署」およびその電話番号が「018−001−0112」であった場合(S31)、団体名として「秋田警察署」が格納されたID番号2のレコードが登録されており(S32)、該当するレコードの電話番号2として「018−001−0112」が格納されているので(S33)、通話相手が称する所属情報に誤った情報は含まれないと判断される(S34)。
このようにして判断したステップS5における判断結果に基づいて(S6)、通話相手が称する所属情報に誤った情報が含まれると判断された場合、制御部11によって電話制御部21が制御され、通話が切断される(S18)。なお、ここで通話を切断せずに、後述するステップS17の報知ステップに進んでもよい。
一方、ステップS5における判断結果に基づいて(S6)、通話相手が称する所属情報に誤った情報が含まれないと判断された場合、通話相手が称する所属情報が示す団体の職種区分を表す情報が、団体データベース15から制御部11によって取得される(S7)。
例えば、図5に示す団体データベースを参照すると、通話相手が所属すると称する団体に関する情報がID番号2のレコードに格納されている場合、職種区分を表す情報として「警察」が取得される。
次に、ステップS3で取得された返答内容を表す音声から声紋データが抽出される(S8)。
次に、ステップS8で抽出された通話相手の声紋データが、音声データベース13に登録されているか否かが判断される(S9)。
ここで、通話相手の声紋データが音声データベース13に登録されていると判断された場合、通話相手の声紋データに対応する姓名を表す情報が、音声データベース13から制御部11によって取得される(S15)。
次に、電話制御部21が制御部11によって制御されて、ステップS15で取得された姓名を表す情報が「通話相手は山田さんです」等といったように表示部24に表示され(S16)、不審通話判別システムの動作が終了する。
一方、ステップS9において、通話相手の声紋データが音声データベース13に登録されていないと判断された場合、通話内容を表す音声が、制御部11によって通話内容記憶部12から取得され、テキスト情報に変換される(S10)。ここで、制御部11は、通話の経過時間によって通話内容を区切ってもよく、着信された音声の無音部分を検出して通話内容を区切ってもよい。
次に、ステップS10で取得された通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断処理が制御部11によって実行される(S11:通話内容判断ステップ)。
通話内容判断ステップの動作を図11を用いて説明する。
まず、ステップS7で取得された職種区分が格納されたレコードが、NGキーワードデータベース16から制御部11によって取得される(S51)。
次に、ステップS51で取得されたレコードに格納されたNGキーワードが、ステップS10で取得された通話内容に1つ以上含まれているか否かが判断される(S52)。
ここで、NGキーワードが通話内容に1つ以上含まれていると判断された場合、ステップS51で取得されたレコードに格納された補助キーワードが、ステップS10で取得された通話内容に1つ以上含まれているか否かが判断される(S53)。
ここで、補助キーワードが通話内容に1つ以上含まれていると判断された場合、通話内容にNGキーワードが含まれると判断される(S55)。
一方、ステップS52において、NGキーワードが通話内容に1つ以上含まれていないと判断された場合、または、ステップS53において、補助キーワードが通話内容に1つ以上含まれていないと判断された場合、ステップS7で取得された職種区分が格納された他のレコードがあるか否かが判断される(S54)。
ステップS54で他のレコードがあると判断された場合、該当するレコードについて、ステップS51〜S54までが実行される。
一方、ステップS54で他のレコードがないと判断された場合、通話内容にNGキーワードが含まれないと判断される(S56)。
例えば、図6に示すNGキーワードデータベースを参照すると、ステップS10で取得された通話内容が「お宅のお子さんが交通事故を起こして相手方が怪我をしました。相手方は示談を望んでおり、お子様が示談金を振込みして欲しいとおっしゃっています。至急・・・」であり、ステップS6で取得された職種区分が「警察」であるとき、「職種区分」に「警察」が格納されたID1のレコードがNGキーワードデータベースから取得され(S51)、通話内容にID1のレコードのNGキーワード「振込み」が含まれ(S52)、補助キーワード「事故」および「示談」も含まれており(S53)、それぞれ1つ以上格納されているので、通話内容にNGキーワードが含まれると判断される(S55)。
なお、ステップS52およびS53において、判断基準に用いる数は1に限定されるものではなく、例えばそれぞれ2つ以上含まれることを判断基準として判別精度を調整してもよい。
このようにして判断したステップS11における判断結果に基づいて(S12)、通話内容にNGキーワードが含まれると判断された場合、不審な通話であることを報知する報知処理が制御部11によって実行される(S17:報知ステップ)。
報知ステップの動作を図12を用いて説明する。
まず、電話制御部21が制御部11によって制御されて、「不審な通話です」等といったように表示部24に表示される(S71)。
次に、転送先データベース14から、優先度の高い転送先を格納したレコードが取得される。(S72)。
次に、電話制御部21が制御部11によって制御されて、ステップS72で取得されたレコードに格納された電話番号1に通話が転送される(S73)。
次に、電話番号1への転送が成功したか否かが制御部11によって判断され(S74)、成功したと判断された場合は、報知処理が終了する。
一方、電話番号1への転送が成功しなかったと判断された場合は、ステップS72で取得されたレコードに格納された電話番号2に通話が転送される(S75)。
次に、電話番号2への転送が成功したか否かが制御部11によって判断され(S76)、成功したと判断された場合は、報知処理が終了する。
一方、電話番号2への転送が成功しなかったと判断された場合は、次に優先度の高い転送先を格納したレコードがあるか否かが制御部11によって判断される(S77)。
ここで、次に優先度の高い転送先を格納したレコードがあると判断された場合は、ステップS72〜S77が繰り返される。
一方、次に優先度の高い転送先を格納したレコードが無いと判断された場合は、電話制御部21が制御部11によって制御されて、「転送できませんでした」等といったように表示部24に表示され(S78)、通話が切断されて(S79)、報知処理が終了する。
このようにしてステップS17における報知処理が制御部11によって実行された後、不審通話判別システムの動作が終了する。
一方、ステップS11における判断結果に基づいて(S12)、通話内容にNGキーワードが含まれないと判断された場合、通話が継続しているか否かが制御部11によって判断される(S13)。
ここで、通話が継続していると判断された場合、動作はステップS10に戻り、引き続き通話内容に関する処理を行う。
一方、ステップS13において通話が継続していないと判断された場合、ステップS4で抽出された通話相手の名前およびステップS8で抽出された声紋データが、制御部11によって音声データベース13に登録されて(S14)、不審通話判別システムの動作が終了する。
このような本発明の一実施の形態に係る不審通話判別システムは、団体データベースを参照して通話相手が称する所属情報に誤った情報が含まれると判断した場合、または、通話相手が称する所属情報が示す団体種別情報に関連付けられたNGキーワード情報を参照して通話内容にNGキーワードが含まれると判断した場合に不審な通話であることを報知するため、あらかじめ登録されていない通話相手であっても通話内容から抽出した所属情報および通話内容に含まれるNGキーワードに基づいて不審な通話を判別することができるので、あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができる。
なお、本発明の一実施の形態の不審通話判別システムにおいて、電話装置2がIP電話通信を行うものとして説明したが、電話装置2は固定電話網や無線電話網を介した電話通信を行ってもよい。
また、本発明の一実施の形態の不審通話判別システムは、電話装置2を備えるのに代えてコンピュータ装置1にIP電話通信を行うアプリケーションを実行させてもよい。
また、本発明の一実施の形態の不審通話判別システムは、あらかじめ登録した声紋により不審な通話を判別するステップS8〜S9をコンピュータに実行させているが、本発明に係る不審通話判別プログラムに必要なステップを限定するものではなく、ステップS8〜S9を実行させなくてもよく、ステップS3の次に実行させてもよい。このように、本発明に係る不審通話判別プログラムは、あらかじめ着信が想定される通話相手が登録された従来の不審通話判別プログラムと組み合わせて実行させてもよい。
さらに、本発明に関して以下を付記する。
(付記1)
着信により開始された通話の通話内容を取得する通話内容取得ステップと、
前記通話の通話相手が所属すると称する団体を表す所属情報を前記通話内容から抽出する所属情報抽出ステップと、
団体に関する団体情報が登録された団体データベースを参照して、前記所属情報に誤った情報が含まれるか否かを判断する所属判断ステップと、
前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断された場合に、所属する団体を詐称する詐称者からの通話において使用される語句を表すNGキーワードに関するNGキーワード情報が登録されたNGキーワードデータベースを参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断ステップと、
前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれると判断された場合、または、前記通話内容判断ステップにおいて前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断された場合に、前記通話が不審な通話であることを報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする不審通話判別プログラム。
着信により開始された通話の通話内容を取得する通話内容取得ステップと、
前記通話の通話相手が所属すると称する団体を表す所属情報を前記通話内容から抽出する所属情報抽出ステップと、
団体に関する団体情報が登録された団体データベースを参照して、前記所属情報に誤った情報が含まれるか否かを判断する所属判断ステップと、
前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断された場合に、所属する団体を詐称する詐称者からの通話において使用される語句を表すNGキーワードに関するNGキーワード情報が登録されたNGキーワードデータベースを参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断ステップと、
前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれると判断された場合、または、前記通話内容判断ステップにおいて前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断された場合に、前記通話が不審な通話であることを報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする不審通話判別プログラム。
(付記2)
前記団体情報には団体の種別を表す団体種別情報が含まれ、
前記NGキーワード情報は、詐称される団体の団体種別情報と関連付けられ、
前記所属判断ステップは、前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断した場合、前記所属情報が示す団体の団体種別情報を前記団体データベースから取得し、
前記通話内容判断ステップは、前記所属情報が示す団体の団体種別情報と関連付けられたNGキーワード情報を参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断することを特徴とする付記1に記載の不審通話判別プログラム。
前記団体情報には団体の種別を表す団体種別情報が含まれ、
前記NGキーワード情報は、詐称される団体の団体種別情報と関連付けられ、
前記所属判断ステップは、前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断した場合、前記所属情報が示す団体の団体種別情報を前記団体データベースから取得し、
前記通話内容判断ステップは、前記所属情報が示す団体の団体種別情報と関連付けられたNGキーワード情報を参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断することを特徴とする付記1に記載の不審通話判別プログラム。
(付記3)
前記NGキーワード情報には、1つ以上の前記NGキーワードと、該NGキーワードと組み合わせて使用される語句を表す1つ以上の補助キーワードとが関連付けられて含まれ、
前記通話内容判断ステップは、関連付けられた前記NGキーワードおよび前記補助キーワードが前記通話内容にそれぞれ所定の数以上含まれる場合に、前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断することを特徴とする付記1または付記2に記載の不審通話判別プログラム。
前記NGキーワード情報には、1つ以上の前記NGキーワードと、該NGキーワードと組み合わせて使用される語句を表す1つ以上の補助キーワードとが関連付けられて含まれ、
前記通話内容判断ステップは、関連付けられた前記NGキーワードおよび前記補助キーワードが前記通話内容にそれぞれ所定の数以上含まれる場合に、前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断することを特徴とする付記1または付記2に記載の不審通話判別プログラム。
(付記4)
前記報知ステップは、あらかじめ設定された転送先に前記通話を転送することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の不審通話判別プログラム。
前記報知ステップは、あらかじめ設定された転送先に前記通話を転送することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の不審通話判別プログラム。
以上のように、本発明の不審通話判別プログラムは、あらかじめ登録されていない通話相手からの不審な通話を判別することができるという効果を有し、不審な通話を判別する不審通話判別プログラムとして有用である。
1 コンピュータ装置
2 電話装置
3 ネットワーク
4 ルータ
5 データベースサーバ
11 制御部
12 通話内容記憶部
13 音声データベース
14 転送先データベース
15、52 団体データベース
16、53 NGキーワードデータベース
17 電話装置接続インタフェース
18、54 ネットワークインタフェース
21 電話制御部
22 受話部
23 送話部
24 表示部
25 回線接続インタフェース
26 コンピュータ装置接続インタフェース
51 サーバ制御部
2 電話装置
3 ネットワーク
4 ルータ
5 データベースサーバ
11 制御部
12 通話内容記憶部
13 音声データベース
14 転送先データベース
15、52 団体データベース
16、53 NGキーワードデータベース
17 電話装置接続インタフェース
18、54 ネットワークインタフェース
21 電話制御部
22 受話部
23 送話部
24 表示部
25 回線接続インタフェース
26 コンピュータ装置接続インタフェース
51 サーバ制御部
Claims (3)
- 着信により開始された通話の通話内容を取得する通話内容取得ステップと、
前記通話の通話相手が所属すると称する団体に関する所属情報を前記通話内容から抽出する所属情報抽出ステップと、
団体に関する団体情報が登録された団体データベースを参照して、前記所属情報に誤った情報が含まれるか否かを判断する所属判断ステップと、
前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断された場合に、所属する団体を詐称する詐称者からの通話において使用される語句を表すNGキーワードに関するNGキーワード情報が登録されたNGキーワードデータベースを参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断する通話内容判断ステップと、
前記所属判断ステップにおいて前記所属情報に誤った情報が含まれると判断された場合、または、前記通話内容判断ステップにおいて前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断された場合に、前記通話が不審な通話であることを報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする不審通話判別プログラム。 - 前記団体情報には団体の種別を表す団体種別情報が含まれ、
前記NGキーワード情報は詐称される団体の団体種別情報と関連付けられ、
前記所属判断ステップは、前記所属情報に誤った情報が含まれないと判断した場合、前記所属情報が示す団体の団体種別情報を前記団体データベースから取得し、
前記通話内容判断ステップは、前記所属情報が示す団体の団体種別情報と関連付けられたNGキーワード情報を参照して、前記通話内容にNGキーワードが含まれるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の不審通話判別プログラム。 - 前記NGキーワード情報には、1つ以上の前記NGキーワードと、該NGキーワードと組み合わせて使用される語句を表す1つ以上の補助キーワードとが関連付けられて含まれ、
前記通話内容判断ステップは、前記NGキーワードおよび該NGキーワードに関連付けられた前記補助キーワードが前記通話内容にそれぞれ所定の数以上含まれる場合に、前記通話内容にNGキーワードが含まれると判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の不審通話判別プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006048603A JP2007228384A (ja) | 2006-02-24 | 2006-02-24 | 不審通話判別プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006048603A JP2007228384A (ja) | 2006-02-24 | 2006-02-24 | 不審通話判別プログラム |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007228384A true JP2007228384A (ja) | 2007-09-06 |
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ID=38549724
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006048603A Withdrawn JP2007228384A (ja) | 2006-02-24 | 2006-02-24 | 不審通話判別プログラム |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007228384A (ja) |
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-
2006
- 2006-02-24 JP JP2006048603A patent/JP2007228384A/ja not_active Withdrawn
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