JP2007229653A - 排気ガス浄化触媒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高温、長時間の使用によっても触媒性能の劣化が少ない排気ガス浄化用触媒を提供する。
【解決手段】 貴金属粒子1と、この貴金属粒子1を担持する化合物担体2と、この貴金属粒子1を担持した当該化合物担体2を内包し、この内包された化合物担体2同士を離隔する、物理的性状の異なる包接材3、包接材4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関から排出される排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒に関する。
内燃機関から排出される排気ガス中に含まれる炭化水素系化合物(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NO)等の有害物質を除去するために、アルミナ(Al)等の金属酸化物担体に白金(Pt)等の貴金属粒子を担持した排気ガス浄化触媒が広く利用されている。近年、排気ガス規制はますます厳しくなっていて、この排気ガス規制をクリアするために、排気ガス浄化触媒には上記貴金属が多量に用いられている。しかし、この貴金属は、産出量が少ない材料であるため、多量の使用は資源枯渇の観点から望ましくない。
従来の排気ガス浄化触媒で、貴金属粒子が多量に用いられている理由の一つは、排気ガス浄化触媒の耐久性確保のためである。よって、排気ガス浄化触媒の耐久性を他の手段で確保できれば、排気ガス浄化触媒に用いられる貴金属量を著しく減らすことが可能となる。
このような背景から、最近では、OSC(Oxygen Storage Component:酸素吸蔵物質)材として機能するセリウム(Ce)やマンガン(Mn)等の遷移金属又は遷移金属化合物を貴金属粒子近傍に配置し、貴金属粒子周囲の雰囲気変動を遷移金属又は遷移金属化合物によって抑制することにより、貴金属粒子の耐久性を向上させる試みがなされている(特許文献1〜4参照)。なお、このような方法によれば、貴金属粒子の耐久性向上に加えて、貴金属粒子の活性向上も期待することができる。
特開平8−131830号公報 特開2005−000829号公報 特開2005−000830号公報 特開2003−117393号公報
貴金属粒子周囲の雰囲気変動を遷移金属の化合物によって抑制する場合には、貴金属粒子と遷移金属の化合物粒子の双方が微粒子であり、かつ、互いに接触している必要性がある。しかしながら、従来の排気ガス浄化触媒では、貴金属粒子と遷移金属の化合物粒子とを接触させることができても双方が微粒子にならない。又は、微粒子になっても接触させることができないか、接触量が少ない。そのため、貴金属粒子近傍に遷移金属の化合物粒子を設計通りに配置させることは難しい。また、貴金属粒子の耐久性向上を図るためには、貴金属粒子の平均粒子径は2[nm]以上とすることが望ましく、貴金属粒子の活性向上を図るためには、貴金属粒子の平均粒子径は5[nm]以下とすることが望ましい。しかしながら、従来の含浸法を用いて製造された排気ガス浄化触媒は、貴金属粒子の平均粒子径は1[nm]以下になるために、貴金属粒子の耐久性向上や活性向上を期待することは難しい。
また、遷移金属の化合物は、金属酸化物担体として広く利用されているアルミナと固溶し易いために、遷移金属の化合物を貴金属粒子近傍に単に配置しただけでは貴金属粒子の活性向上効果は得られ難い。なお、このような問題を解決するために、遷移金属の化合物と固溶しない担体上に遷移金属の化合物を担持する排気ガス浄化触媒が考えられてはいるが、この排気ガス浄化触媒では、高温雰囲気下において遷移金属の化合物が移動し、遷移金属の化合物同士が接触することによって遷移金属の化合物が凝集してしまう。また、遷移金属の化合物の凝集を防止するために、逆ミセル法を利用して表面積が大きい遷移金属の化合物粒子を製造する方法も考えられるが、この方法では有機溶媒を使用するために製造コストや環境負荷が大きい。
上記課題を有利に解決する本発明の排気ガス浄化用触媒は、貴金属粒子と、この貴金属粒子を担持する化合物担体と、この貴金属粒子を担持した当該化合物担体を内包し、この内包された化合物担体同士を離隔する包接材とを有し、かつ、前記包接材は、物理的性状の異なる2種以上の材料からなることを要旨とする。
本発明に係る排気ガス浄化触媒によれば、貴金属粒子の凝集を抑制して、長期間にわたり貴金属粒子の活性向上効果を維持することができる。
図1は、本発明の第一の実施形態となる排気ガス浄化用触媒の模式図である。同図に示す排気ガス浄化用触媒は、触媒活性を有する貴金属粒子1を備え、この貴金属粒子1は、化合物担体2に担持されている。この貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包むように、包接材3と包接材4とからなる包接材が重ねて形成されている。この包接材3及び包接材4は、化合物担体2を内包するとともに、この内包された化合物担体2同士を離隔している。なお、図1では、包接材3及び包接材4が、一個の化合物担体2を包んでいる例を図示しているが、複数個の化合物担体2のユニットを、包接材3及び包接材4が包むように形成することもできる。また、図1では、包接材3及び包接材4の2種の包接材が形成されているが、3種以上の包接材を形成することも可能である。
図1に示した本実施形態の排気ガス浄化触媒は、貴金属粒子1が化合物担体2に担持されていることから、貴金属粒子1は化合物担体2に化学的に結合される。これにより貴金属粒子1の移動を化学的に抑制することができる。また、貴金属粒子1が包接材3及び包接材4で覆われることにより、貴金属粒子1の移動を物理的に抑制することができる。これらのことから、貴金属粒子1の凝集が抑制され、排気ガス浄化触媒の耐久性を向上させることができる。
更に、貴金属粒子1を担持した化合物担体2が、包接材としての包接材3及び包接材4で覆われることにより、包接材3及び包接材4が、いわば化合物担体2間の壁材の役割を果し、化合物担体2同士を離隔して凝集を抑制することができる。この化合物担体2の凝集の抑制によってもまた、化合物担体2に担持された貴金属粒子1の凝集が抑制されるので、排気ガス浄化触媒の耐久性をいっそう向上させることができる。
上述した包接材に求められる機能には、第一に貴金属粒子1を担持した化合物担体2の凝集を抑える壁材の機能、第二に貴金属粒子1を担持した化合物担体2の移動を抑えて保持する機能、第三にガスを拡散させ、貴金属粒子に排気ガスを送る機能がある。上記第一の機能、すなわち、壁材の機能のためには、包接材は、耐熱性の高い材料が良い。また、上記第二の機能、すなわち、ガスを拡散させ、貴金属粒子1に排気ガスを送る機能のためには、包接材は、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を確実に包み込むことができる材料が良い。
この包接材を構成する包接材3及び包接材4に用いることができる材料には、例えば、AlやZrO等の金属酸化物、又はこれらの金属酸化物を含有する複合酸化物がある。これらの包接材材料は、その結晶粒子径やアスペクト比、結晶構造によって、耐熱性や、担体の包み込み性、ガス拡散性に差異が生じる。
耐熱性が高く、上記壁材の機能に適する包接材材料は、結晶粒子径が大きく、又はアスペクト比の小さい(塊状)ものである。また、担体の包み込み性が高く、上記保持機能に適する包接材材料は、結晶粒子径が小さく、又はアスペクト比の大きい(繊維状)のものである。よって、この二つの機能に応える材料は相反するものであり、包接材としては、どちらの機能も満たすようにバランスさせる必要がある。
そこで、本発明の排気ガス浄化用触媒は、包接材が物理的性状(例えば、結晶粒子径、アスペクト、結晶構造)の異なる2種以上の材料からなることにより、上掲した包接材に求められる諸機能を、高い次元で両立させるものである。
図1に示した本実施形態の排気ガス浄化触媒では、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包むように重ねて形成された包接材3および包接材4のうち、包接材3は針状の包接材、遠い側の包接材4は塊状の包接材であり、化合物担体2に近い側の包接材3が遠い側の包接材4よりも粒子のアスペクト比が大きい形状を有している。この包接材3は
針状であるためにガス拡散性が高く、かつ、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包み込む機能に優れている。また、包接材4は、塊状であるため、ガス拡散性は針状の包接材3より低いが、耐熱性に優れている。これらの包接材3及び包接材4を有する本実施形態の排気ガス浄化触媒は、包接材3による優れた包み込み機能と、包接材4による優れた耐熱性という、各包接材の優れた特性が発揮され、高い触媒活性を有する排気ガス浄化触媒となる。
図2は、本発明の排気ガス浄化触媒の第二の実施形態の模式図である。図2に示した本実施形態の排気ガス浄化触媒は、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包むように重ねて形成された包接材として、結晶粒子径の小さな包接材5と、この包接材5よりも結晶粒子径の大きな包接材6とを備えている。結晶粒子径の小さな包接材5は、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包み込む機能に優れている。また、結晶粒子径の大きな包接材6は、耐熱性に優れている。これらの包接材5及び包接材6を有する本実施形態の排気ガス浄化触媒は、包接材5による優れた包み込み機能と、包接材6による優れた耐熱性という、各包接材の優れた特性が発揮され、高い触媒活性を有する排気ガス浄化触媒となる。
次に、本発明の排気ガス浄化触媒の第三の実施形態として、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包むように重ねて形成された包接材が、互いに結晶構造の異なるものとすることができる。包接材に用いられるAlには、α−Alやγ−Alのように結晶構造の異なるものが存在する。α−Alは、γ−Alよりも耐熱性が高い。したがって、包接材として、化合物担体2に近い側にγ−Alが配設され、化合物担体2に遠い側にα−Alが配設されるように重ねて形成することにより、高い触媒活性を有する排気ガス浄化触媒が得られる。
また、包接材に用いられるZrOには、斜方晶ZrOと立方晶ZrOとが存在する。立方晶ZrOは、斜方晶ZrOよりも耐熱性が高い。したがって、包接材として、化合物担体2に近い側に斜方晶ZrOが配設され、化合物担体2に遠い側に立方晶ZrOが配設されるように重ねて形成することにより、高い触媒活性を有する排気ガス浄化触媒が得られる。
次に、本発明の排気ガス浄化触媒の第四の実施形態として、貴金属粒子1を担持した化合物担体2を包むように重ねて形成された包接材が、互いに組成の異なるものとすることができる。例えば、包接材が、AlやZrOといったAl及びZrから選ばれる少なくとも1種の酸化物、又はこのAl及びZrから選ばれる少なくとも1種の酸化物に、更にCe、La、Zr、Ti及びSiから選ばれる少なくとも1種を含有する酸化物とすることができる。
上記包接材の酸化物を化学式で示すと、A又は[X]となる。ここに、[X]は、Ce、La、Zr、Ti及びSiから選ばれる少なくとも1種、Aは、Al又はZrから選ばれる1種、Oは酸素であり、添字のx、a、yで表される原子数は任意である。包接材の具体的な例としては、Al、Ce−Al、Zr−Al、La−Al、(Ce,Zr)−Al、ZrO、Ce−ZrO、La−ZrO、(Ce,Zr)−ZrOなどがあり、また、このAlについては、α−Alやγ−Alなどが、このZrOについては、斜方晶ZrOや立方晶ZrOがある。
互いに組成の異なる包接材の組み合わせには、酸化物の組成の一部を同じくするもの(例えば、アルミナ系酸化物同士、ジルコニア系酸化物同士)を用いることができるが、一方の包接材がアルミナ系の酸化物、他方の包接材がジルコニア系の酸化物という組み合わせも可能である。
[X]で示される成分のうち、Ce、La及びZrは、Alの耐熱性を向上させる成分である。また、このCe、Laは、ZrOの耐熱性を向上させる成分でもある。したがって、これらの成分を含有する酸化物は、化合物担体を包むように重ねて形成した包接材のうち、化合物担体に遠い側の包接材の材料に用いて好適である。
化合物担体を包むように重ねて形成した包接材のうち、耐熱性の高い材料は、化合物担体に遠い側の包接材の材料に用いて好適である。耐熱性の高い材料を化合物担体に遠い側の包接材の材料に用いることにより、貴金属粒子1を担持した化合物担体2の凝集を、効果的に抑制することができるからである。
包接材の物理的性状に関し、平均結晶粒子径の大きい材料は、平均結晶粒子径の小さい材料よりも耐熱性が高いので、図2に図示したように、化合物担体2を覆って形成され、化合物担体2に近い側の包接材が平均結晶粒子径の小さい包接材5であり、この包接材5の周囲を覆って形成され、化合物担体2に遠い側の包接材が平均結晶粒子径の大きな包接材6であることが好ましい。
また、アスペクト比の小さいな包接材は、アスペクト比の大きな包接材よりも耐熱性が高いので、図1に図示したように、化合物担体2を覆って形成され、化合物担体2に近い側の包接材がアスペクト比の大きい包接材3であり、この包接材3の周囲を覆って形成され、化合物担体2に遠い側の包接材がアスペクト比の小さい包接材4であることが好ましい。
さらに、包接材の結晶構造に関しては、α−アルミナのほうがγ−アルミナよりも耐熱性が高いので、化合物担体2に近い側の包接材がγ−アルミナ又はγ−アルミナを含む包接材であり、化合物担体2に遠い側の包接材がα−アルミナ又はα−アルミナを含む包接材であることが好ましい。
また、立方晶ZrOが斜方晶ZrOよりも耐熱性が高いので、化合物担体2に近い側の包接材が斜方晶ZrO又は斜方晶ZrOを含む包接材であり、化合物担体2に遠い側の包接材が立方晶ZrO又は立方晶ZrOを含む包接材であることが好ましい。
包接材に内包される化合物担体2は、少なくともCeを含む酸化物であることが好ましい。CeはOSC材として機能し、貴金属粒子1の近傍に配設することにより、この貴金属粒子1の耐久性を向上させることができるためである。もっとも、本発明の排気ガス浄化触媒の化合物担体2は、Ceを含む酸化物に限定されるものではない。このCeを含む酸化物には、例えばCe−Zr−O、Ce−Nd−O、Ce−Pr−O等がある。
化合物担体2に担持される貴金属粒子1は、Ptであることが好ましい。本発明の排気ガス浄化触媒は、貴金属粒子1がPtであり、化合物担体2がCeを含む酸化物である系の場合に効果が著しいからである。もっとも、本発明の排気ガス浄化触媒は、貴金属粒子1がPtに限定されるものではない。
本発明の排気ガス浄化触媒における包接材の好適な組み合わせの例としては、包接材が、結晶粒子径の異なる複数のAlよりなり、一方のAlの結晶粒子径が10nm未満、他方のAlの結晶粒子径が10nm以上のものである。平均結晶粒子径が10nm未満のAlが貴金属粒子1を担持した化合物担体2を保持する機能が高く、平均結晶粒子径が10nm以上のものは耐熱性が高い。他方のAlの望ましい結晶粒子径は、20nm以上である。
本発明の排気ガス浄化触媒における包接材の好適な組み合わせの別の例としては、包接材が、アスペクト比の異なる複数のAlよりなり、一方のAlのアスペクト比が2.0以上、他方のAlのアスペクト比が0.8〜1.2のものである。アスペクト比が2.0以上のAlが貴金属粒子1を担持した化合物担体2を保持する機能が高く、アスペクト比が0.8〜1.2ものは耐熱性が高い。一方のAlの望ましいアスペクト比は3.0以上、他方のAlの望ましいアスペクト比は、0.9〜1.1である。なお、化合物担体2のアスペクト比は、電子顕微鏡による粒子形状の観察から、求めることができる。
本発明の排気ガス浄化触媒は、更に、Co、Mn、Fe、Ni、Mg、Ca、Ba、Na、Cs及びRbから選ばれる少なくとも1種を含有することができる。これらの成分は、排気ガス浄化触媒に含有させることにより、貴金属粒子の活性を更に向上させることができる。
以上述べた排気ガス浄化触媒は、耐火性無機基材の壁面に触媒層として被覆形成され、使用に供される。
〔実施例1〕
実施例1は、包接材にアスペクト比の異なる2種類のアルミナを用いた例である。
平均粒子径が20nmのCeOゾル水溶液にジニトロジアミン白金水溶液を入れ、一昼夜攪拌した。また、平均アスペクト比3.3(縦15nm、横50nm)のベーマイトアルミナを水中に分散させ、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したCeOゾル水溶液とジニトロジアミン白金水溶液との混合液を投入し、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Al触媒粉末を得た。
得られたPt/CeO/Al触媒粉末を水中に分散し、超音波をかけた。この液中にPVP(ポリビニルピロリドン)を入れ、さらに超音波をかけてPt/CeO/Alコロイドを得た。また、平均アスペクト比1.1(縦30nm、横35nm)のベーマイトアルミナを水中に分散し、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したコロイドを入れ、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に、400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Al/Al触媒粉末を得た。
このPt/CeO/Al/Al触媒粉末225g、アルミナゾル25g、水240g、硝酸10gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し触媒スラリーを得た。この触媒スラリーをコーデェライト質モノリス基材(0.12L、400セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート層200g/Lの触媒層を得た。
この実施例1に用いられた、アスペクト比の異なる2種類のベーマイトの粒子形状を、図3に顕微鏡組織写真で示す。図3(a)は、平均アスペクト比が1.1のベーマイトを示していて、同図(b)は、平均アスペクト比が3.3のベーマイトを示している。また、この平均アスペクト比3.3のベーマイトアルミナを焼成して得たAlと、平均アスペクト比1.1のベーマイトアルミナを焼成して得たAlとについて、焼成後の諸特性及び耐久試験の前後によるBET表面積変化を調べた結果を表1に示す。
表1から、平均アスペクト比1.1のものは、平均アスペクト比3.3のものに比べて、耐久試験前後でのBET表面積維持率、細孔容積維持率が高く、細孔径がさほど広がっていないことから、アスペクト比の小さいもののほうが、耐熱性が高いとわかる。また、このアスペクト比の小さいものの方が、細孔径、細孔容積の数値が共に高く、ガス拡散性が高いことがわかる。
〔実施例2〕
実施例2は、包接材に結晶粒径の異なる2種類のアルミナを用いた例である。この包接材に用いたベーマイトのアスペクト比は1.1である。また、実施例1で説明した工程中、先に投入したベーマイトを結晶粒子径8nmとし、後に投入したベーマイトを結晶子径20nmのものとした。それ以外の工程は実施例1と同じである。なお、ここで言う結晶粒子径とは、Alに焼成した後の結晶粒子径のことを指す。
〔実施例3〕
実施例3は、包接材に結晶構造の異なる2種類のアルミナを用いた例である。
平均粒子径が20nmのCeOゾル水溶液にジニトロジアミン白金水溶液を入れ、一昼夜攪拌した。また、平均アスペクト比3.3(縦15nm、横50nm)のベーマイトアルミナを水中に分散させ、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したCeOゾル水溶液とジニトロジアミン白金水溶液との混合液を投入し、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Al触媒粉末を得た。(このAlはγ相である)
得られたPt/CeO/Al触媒粉末を水中に分散し、超音波をかけた。この液中にPVP(ポリビニルピロリドン)を入れ、さらに超音波をかけてPt/CeO/Alコロイドを得た。また、α−アルミナを水中に分散した。このα−アルミナが分散した液中に、前述したコロイドを入れ、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に、400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/γ−Al/α−Al触媒粉末を得た。
このPt/CeO/γ−Al/α−Al触媒粉末225g、アルミナゾル25g、水240g、硝酸10gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し触媒スラリーを得た。この触媒スラリーをコーデェライト質モノリス基材(0.12L、400セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート層200g/Lの触媒層を得た。
〔比較例1〕
比較例1は、従来の含浸法により製造された例である。
比表面積が200m/gのAlにCeOとして30wt%となるように硝酸Ceを含浸した。次いで、120℃で一昼夜乾燥後、400℃、空気中で焼成した。次いで、ジニトロジアミンPtをPtとして0.15wt%となるように含浸した。次いで、120℃で一昼夜乾燥後、400℃、空気中で焼成した。このようにして得た粉末225g、アルミナゾル25g、水240g、硝酸10gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し触媒スラリーを得た。この触媒スラリーをコーデェライト質モノリス基材(0.12L、400セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート層200g/Lの触媒層を得た。
以上説明した実施例1〜3、比較例1の排気ガス浄化触媒について、耐久試験を行い、耐久試験前後での貴金属粒子の平均粒子径をTEMを用いて測定した。耐久試験は、排気量3500ccのガソリンエンジンの排気系に触媒を装着し、触媒入口温度を900℃とし、30時間運転した。
また、耐久試験後に、排気量3500ccのガソリンエンジンの排気系に触媒を装着し、触媒入口温度を150℃から500℃まで10℃/分で昇温し、そのときの転化率を次式に従って求めた。
HC転化率(%)=[(触媒入口HC濃度)−(触媒出口HC濃度)]/(触媒入口HC濃度)×100
CO転化率(%)=[(触媒入口CO濃度)−(触媒出口CO濃度)]/(触媒入口CO濃度)×100
NO転化率(%)=[(触媒入口NO濃度)−(触媒出口NO濃度)]/(触媒入口NO濃度)×100
実施例1〜3、比較例1についてのPt粒子の平均粒子径及び転化率を表2に示す。表2より、本発明に従う実施例1〜3は、耐久試験後もPt粒子の平均粒子径が比較例よりも格段に小さく、Pt粒子の凝集が抑制されていることがわかる。また、実施例1〜3は転化率も優れていて、排気ガス浄化性能に優れていることが分かる。
〔実施例4〕
実施例4は、実施例1のCeOゾルをCe−Zr−OというCeとZrの複合酸化物ゾルに変えた以外は同じである。
〔実施例5〕
実施例5は、実施例1のCeOゾルをCe−Pr−OというCeとPrの複合酸化物ゾルに変えた以外は同じである。
〔実施例6〕
実施例6は、貴金属粒子がPdの例であり、実施例1のジニトロジアミンPtを硝酸Pdに変えた以外は同じである。
〔実施例7〕
実施例7は、実施例6のCeOゾルを、Ce−Nd−OというCeとNdの複合酸化物ゾルに変えた以外は同じである。
〔実施例8〕
実施例8は、貴金属粒子がRhの例であり、実施例4のジニトロジアミンPtを硝酸Rhに変えた以外は同じである。
〔実施例9〕
実施例9は、実施例8のCe−Zr−O複合酸化物ゾルをLa−ZrOゾルに変えた以外は同じである。
〔実施例10〕
実施例10は、包接材がCe−Alの例である。
平均粒子径が20nmのCeOゾル水溶液にジニトロジアミン白金水溶液を入れ、一昼夜攪拌した。また、平均アスペクト比3.3(縦15nm、横50nm)のCe入りベーマイトアルミナを水中に分散させ、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したCeOゾル水溶液とジニトロジアミン白金水溶液との混合液を投入し、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に、400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Ce−Al触媒粉末を得た。
得られたPt/CeO/Ce−Al粉末を水中に分散し、超音波をかけた。この液中にPVP(ポリビニルピロリドン)を入れ、さらに超音波をかけてPt/CeO/Ce−Alコロイドを得た。また、平均アスペクト比1.1(縦30nm、横35nm)のCe入りベーマイトアルミナを水中に分散し、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したコロイドを入れ、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に、400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Ce−Al/Ce−Al触媒粉末を得た。
Pt/CeO/Ce−Al/Ce−Al触媒粉末225g、アルミナゾル25g、水240g、硝酸10gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し触媒スラリーを得た。
この触媒スラリーをコーデェライト質モノリス基材(0.12L、400セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート層200g/Lの触媒層を得た。
〔実施例11〕
実施例11は、実施例10のCe入りベーマイトアルミナを、Ce,Zr入りベーマイトアルミナに変えた以外は同じである。
〔実施例12〕
実施例12は、実施例10のCe入りベーマイトアルミナをCe,Zr,La入りベーマイトアルミナに変えた以外は同じである。
〔実施例13〕
実施例13は、包接材にCe−Zr−OとLa−Zr−Oという、組成の異なる2種類の酸化物を用いた例である。
平均粒子径が20nmのCeOゾル水溶液にジニトロジアミン白金水溶液を入れ、一昼夜攪拌した。また、硝酸Ceと硝酸Zrとを水中に溶解させた液を用意した。この液中に前述したCeOゾル水溶液とジニトロジアミン白金水溶液との混合液を投入し攪拌した。次いで、アンモニア水を滴下し、3時間攪拌し、一昼夜熟成した。次いで遠心分離機にかけ、上澄み液が中性になるまで洗浄した。更に120℃で一昼夜乾燥後、400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Ce−Zr−O触媒粉末を得た。
得られたPt/CeO/Ce−Zr−O触媒粉末を水中に分散し、超音波をかけた。この液中にPVP(ポリビニルピロリドン)を入れ、さらに超音波をかけてPt/CeO/Ce−Zr−Oコロイドを得た。また、硝酸Ceと硝酸Laを水中に溶解させた液を用意し、この液中に前述したコロイドを投入し攪拌した。次いで、アンモニア水を滴下し、3時間攪拌し、一昼夜熟成した。次いで遠心分離機にかけ、上澄み液が中性になるまで洗浄した。更に120℃で一昼夜乾燥後、400℃、空気中で焼成し、Pt/CeO/Ce−Zr−O/La−Zr−O触媒粉末を得た。
このPt/CeO/Ce−Zr−O/La−Zr−O触媒粉末225g、アルミナゾル25g、水240g、硝酸10gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し触媒スラリーを得た。この触媒スラリーをコーデェライト質モノリス基材(0.12L、400セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート層200g/Lの触媒層を得た。
〔実施例14〕
実施例14は、実施例13のジニトロジアミンPtを硝酸Pdに変えた以外は同じである。
〔実施例15〕
実施例15は、実施例13のジニトロジアミンPtを硝酸Rhに変えた以外は同じである。
〔実施例16〕
実施例16は、実施例15のCeOゾルをLa−ZrOゾルに変えた以外は同じである。
以上述べた実施例4〜16の排気ガス浄化触媒について、耐久試験前後での貴金属粒子の平均粒子径及び転化率を調べた結果を表3に示す。なお、耐久試験条件及び転化率測定条件は、前述したのと同じである。また、表3では、参考のために表2に前掲した実施例1の結果も併記している。この表3から、本発明に従う実施例4〜16はいずれも、貴金属粒子の凝集が抑制され、排気ガス浄化性能に優れていることが分かる。
〔実施例17〕
実施例17は、実施例1で説明した工程中、先に投入したベーマイトアルミナと、後に投入したベーマイトアルミナとを入れ替えた以外は実施例1と同じである。
〔実施例18〕
実施例18は、実施例2で説明した工程中、先に投入したベーマイトアルミナと、後に投入したベーマイトアルミナとを入れ替えた以外は実施例2と同じである
この実施例17及び実施例18の排気ガス浄化触媒について、耐久試験前後での貴金属粒子の平均粒子径及び転化率を調べた結果を表4に示す。なお、耐久試験条件及び転化率測定条件は、前述したのと同じである。また、表4では、参考のために表2に前掲した実施例1、実施例2の結果も併記している。
表4から、化合物担体に近い側の包接材の平均アスペクト比が小さく、化合物担体に遠い側の包接材の平均アスペクト比が大きい実施例17、化合物担体に近い側の包接材の平均結晶粒径が大きく、化合物担体に遠い側の包接材の平均結晶粒径が小さい実施例18は、排気ガス浄化触媒の耐熱性が高く、Pt粒子のシンタリングは抑えられていても、ガス拡散性が実施例1や実施例2に比べて劣るため、触媒性能は実施例1や実施例2に比べて低くなった。
〔実施例19〕
実施例19は、助触媒として更にMnを含有する例である。
平均粒子径が20nmのCeOゾル水溶液にジニトロジアミン白金水溶液、硝酸Mnを入れ、一昼夜攪拌した。また、平均アスペクト比3.3(縦15nm、横50nm)のベーマイトアルミナを水中に分散させ、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したCeOゾル水溶液とジニトロジアミン白金水溶液と硝酸Mnとの混合液を投入し、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に、400℃、空気中で焼成し、Pt/Mn/CeO/Al触媒粉末を得た。
得られたPt/Mn/CeO/Al触媒粉末を水中に分散し、超音波をかけた。この液中にPVP(ポリビニルピロリドン)を入れ、さらに超音波をかけてPt/Mn/CeO/Alコロイドを得た。また、平均アスペクト比1.1(縦30nm、横35nm)のベーマイトアルミナを水中に分散し、硝酸を入れて邂逅した。この邂逅後の液中に、前述したコロイドを入れ、3時間攪拌した。次いで、エバポレータ中で減圧乾燥した後、120℃の乾燥機中で乾燥した。更に、400℃、空気中で焼成し、Pt/Mn/CeO/Al/Al触媒粉末を得た。
このPt/Mn/CeO/Al/Al触媒粉末225g、アルミナゾル25g、水240g、硝酸10gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕し触媒スラリーを得た。この触媒スラリーをコーデェライト質モノリス基材(0.12L、400セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート層200g/Lの触媒層を得た。
〔実施例20〕
実施例20は、排気ガス浄化触媒が更にCoを含有する例であり、実施例19の硝酸Mnを硝酸Coに変えた以外は同じである。
〔実施例21〕
実施例21は、排気ガス浄化触媒が更にFeを含有する例であり、実施例19の硝酸Mnを硝酸Feに変えた以外は同じである。
〔実施例22〕
実施例22は、排気ガス浄化触媒が更にNiを含有する例であり、実施例19の硝酸Mnを硝酸Niに変えた以外は同じである。
〔実施例23〕
実施例23は、排気ガス浄化触媒が更にBaを含有する例である。
実施例1で説明した工程中、モノリス基材の壁面にコート層200g/Lの触媒層を得た後、酢酸Ba水溶液中に浸漬した。その後、触媒を引き上げ、130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成した。それ以外の工程は実施例1と同じである。
〔実施例24〕
実施例24は、排気ガス浄化触媒が更にCaを含有する例であり、実施例23の酢酸Baを酢酸Caとした以外は同じである。
〔実施例25〕
実施例25は、排気ガス浄化触媒が更にMgを含有する例であり、実施例23の酢酸Baを酢酸Mgとした以外は同じである。
〔実施例26〕
実施例26は、排気ガス浄化触媒が更にNaを含有する例であり、実施例23の酢酸Baを酢酸Naとした以外は同じである。
〔実施例27〕
実施例27は、排気ガス浄化触媒が更にCsを含有する例であり、実施例23の酢酸Baを酢酸Csとした以外は同じである。
〔実施例28〕
実施例28は、排気ガス浄化触媒が更にRbを含有する例であり、実施例23の酢酸Baを酢酸Rbとした以外は同じである。
以上述べた実施例19〜28の排気ガス浄化触媒について、転化率を調べた結果を表5に示す。なお、転化率測定条件は、前述したのと同じである。また、表5では、参考のために表2に前掲した実施例1の結果も併記している。表5から、Co、Mn、Fe、Ni、Mg、Ca、Ba、Na、Cs及びRbから選ばれる少なくとも1種を含有する実施例19〜28は、触媒性能に優れている。
本発明の第一の実施形態となる排気ガス浄化用触媒の模式図である。 本発明の排気ガス浄化触媒の第二の実施形態の模式図である。 アスペクト比の異なる2種類のベーマイトの粒子形状を示す顕微鏡組織写真である。
符号の説明
1 貴金属粒子
2 化合物担体
3 包接材
4 包接材
5 包接材
6 包接材

Claims (15)

  1. 貴金属粒子と、
    この貴金属粒子を担持する化合物担体と、
    この貴金属粒子を担持した当該化合物担体を内包し、この内包された化合物担体同士を離隔する包接材と
    を有し、かつ、
    前記包接材は、物理的性状の異なる2種以上の材料からなることを特徴とする排気ガス浄化触媒。
  2. 前記包接材が、平均結晶粒子径の異なる2種以上の材料からなることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化触媒。
  3. 前記包接材が、粒子のアスペクト比の異なる2種以上の材料からなることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化触媒。
  4. 前記包接材が、結晶構造の異なる2種以上の材料からなることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化触媒。
  5. 前記包接材が、Al及びZrから選ばれる少なくとも1種の酸化物を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  6. 前記酸化物が、更にCe、La、Zr、Ti及びSiから選ばれる少なくとも1種を含有するものであることを特徴とする請求項5に記載の排気ガス浄化触媒。
  7. 前記包接材が、物理的性状の異なる2種以上の材料を、前記化合物担体を包むように重ねて形成してなり、前記化合物担体に近い側の包接材の材料に比べて、前記化合物担体に遠い側の包接材の材料は、耐熱性の高い材料であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  8. 前記包接材が、物理的性状の異なる2種以上の材料を、前記化合物担体を包むように重ねて形成してなり、前記化合物担体に近い側の包接材の材料に比べて、前記化合物担体に遠い側の包接材の材料は、平均結晶粒子径の大きい材料であることを特徴とする請求項7に記載の排気ガス浄化触媒。
  9. 前記包接材が、物理的性状の異なる2種以上の材料を、前記化合物担体を包むように重ねて形成してなり、前記化合物担体に近い側の包接材の材料に比べて、前記化合物担体に遠い側の包接材の材料は、粒子のアスペクト比の小さい材料であることを特徴とする請求項7に記載の排気ガス浄化触媒。
  10. 前記化合物担体が、少なくともCeを含む酸化物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  11. 前記貴金属粒子が、Ptであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  12. 前記包接材が、結晶粒子径の異なる複数のAlよりなり、一方のAlの結晶粒子径が10nm未満、他方のAlの結晶粒子径が10nm以上であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  13. 前記包接材が、アスペクト比の異なるAlよりなり、一方のAlのアスペクト比が2.0以上、他方のAlのアスペクト比が0.8〜1.2であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  14. 更にCo、Mn、Fe、Ni、Mg、Ca、Ba、Na、Cs及びRbから選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の排気ガス浄化触媒が触媒層として耐火性無機基材の壁面に塗布形成されていることを特徴とする排気ガス浄化触媒。

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