JP2007235573A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不必要な画素についてのサンプリング及び補正データ作成を抑制して、ガンマ補正を簡易に行わせることを可能とする。
【解決手段】中間調の反射光を受光した画素に関する出力データのサンプリングに基づき補正係数の必要性を判断する補正判断部41を設け、画像処理部15は、補正判断部41により補正の必要性があると判断されたときのみ補正係数の作成を行うため、不必要な画素に関する出力電圧値のサンプリング及び補正係数作成を抑制することができ、ガンマ補正を簡易に行わせることができることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】中間調の反射光を受光した画素に関する出力データのサンプリングに基づき補正係数の必要性を判断する補正判断部41を設け、画像処理部15は、補正判断部41により補正の必要性があると判断されたときのみ補正係数の作成を行うため、不必要な画素に関する出力電圧値のサンプリング及び補正係数作成を抑制することができ、ガンマ補正を簡易に行わせることができることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の各種の装置に用いられる画像読取装置に関する。
各種画像形成装置等に備えられる画像読取装置 では、CCDラインセンサ等の撮像素子の特性等により、読み取られた原稿の濃度階調に対して出力される画像信号の階調は非線形に変化する。このような非線形の関係を線形的な関係に修正するためにガンマ補正が行われる。
このガンマ補正では、例えば中間調を含む複数階調で区分けされた領域からなる濃度基準部としてグラデーションの色シェーディング補正板を読み取り、各階調の画素ごとの信号出力をそれぞれ加算平均して階調毎の複数点のサンプリングを行い、この各サンプリング点を結ぶ近似曲線を、基準となる理想のガンマ特性に合わせるような補正データを記憶展開することによりガンマ補正を行っていた。
しかし、全ての階調毎にサンプリングして補正データを記憶展開するため、不必要な画素についてもサンプリング及び補正データ作成が行われることがあり、時間を要するという問題があった。
このガンマ補正では、例えば中間調を含む複数階調で区分けされた領域からなる濃度基準部としてグラデーションの色シェーディング補正板を読み取り、各階調の画素ごとの信号出力をそれぞれ加算平均して階調毎の複数点のサンプリングを行い、この各サンプリング点を結ぶ近似曲線を、基準となる理想のガンマ特性に合わせるような補正データを記憶展開することによりガンマ補正を行っていた。
しかし、全ての階調毎にサンプリングして補正データを記憶展開するため、不必要な画素についてもサンプリング及び補正データ作成が行われることがあり、時間を要するという問題があった。
解決しようとする問題点は、不必要な画素についてもサンプリング及び補正データ作成が行われることがあり、ガンマ補正に時間を要する点である。
本発明は、不必要な画素についてのサンプリング及び補正データ作成を抑制して、ガンマ補正を簡易に行わせるため、中間調の反射光を受光した画素の入出力データのサンプリングに基づき補正データの必要性を判断する補正判断部を設け、補正データ作成部は、補正判断部により補正の必要性があると判断されたときのみ補正データの作成を行うことを最も主要な特徴とする。
本発明の画像読取装置は、中間調の反射光を受光した画素に関する出力データのサンプリングに基づき補正データの必要性を判断する補正判断部を設け、補正データ作成部は、補正判断部により補正の必要性があると判断されたときのみ補正データの作成を行うため、不必要な画素についてのサンプリング及び補正データ作成を抑制することができ、ガンマ補正を簡易に行わせることができる。
不必要な画素に関する出力データのサンプリング及び補正データ作成を抑制して、ガンマ補正を簡易に行わせるという目的を、補正判断部により実現した。
[画像形成装置]
図1は、本発明実施例の画像読取装置を適用した画像形成装置を示す斜視図である。
図1のように、画像形成装置1の原稿台3には、白基準板5、黒基準板7、濃度基準板9、11が配置されている。白基準板5と黒基準板7とは、原稿台3の主走査方向に長い形状であり、両基準板9,11は、互いに隣設し原稿台3の副走査方向の一端に配置されている。濃度基準板9,11は、副走査方向に長い形状となっており、原稿台3の主走査方向の両端に配置されている。
濃度基準板9,11は、中間調を含む複数階調で区分けされた領域からなる濃度基準部を構成するもので、図2の模式図に示すように、複数の中間調と白色と黒色の領域A〜領域Hが長辺方向に並んだものである。濃度基準板9,11は、一端から他端に向かって階調が段階的に変化している。但し、濃度基準板9,11は、複数の中間調の領域が一定方向に並んでいればよく、各中間調の領域の配列は限定されない。
白基準板5及び黒基準板7は、シェーディング補正に用いられ、濃度基準板9,11は、入力画像信号の階調をガンマ補正するために用いられる。これらの補正のため、例えばプラテンカバー12が閉じられると、白基準板5、黒基準板7、及び濃度基準板9,11を照射する。ここでは、図3に示す画像処理手段15が、図4に概略図で示す光源ユニット17で原稿台3をその下方から照射する。画像処理手段15は、画像形成装置1の画像読取装置13に備えられている。
光源ユニット17は、原稿台3を照射するランプ19を備えている。ランプ19は、細長い形状となっており、その長手方向を、主走査方向に向けて配置されている。このランプ19の長手方向の長さは、ランプ19が原稿台3の主走査方向全体を照射することができる長さである。
光源ユニット17は、副走査方向に移動自在となっている。画像処理手段15は、プラテンカバー12が閉じられると、光源ユニット17を副走査方向に移動させて、黒基準板7、白基準板5、濃度基準板9,11の順番でこれらの基準板を照射する。
各基準板7、5,9,11からの反射光は、光源ユニット17を構成するミラー21等によって光電変換部23が備える複数の受光部25に導かれる。受光部25は、複数の画素から構成され、各画素は主走査方向に並んで配置されている。
図3の光電変換部23は、光電変換するチップ27,29を2つ内蔵している。原稿台3の左側a(図1)に配置された画素列に受光された光は、チップ27にて光電変換が行われる。原稿台3の右側b(図1)に配置された画素列に受光された光は、チップ29にて光電変換が行われる。
チップ27,29の光電変換の際の変換率を正常な値にそろえることは製造上困難であるため、通常、変換率は正常な変換率に対して多少のばらつきがある。そのため、黒基準板7を照射した光がチップ27,29に入力されても、それぞれのチップ27,29から異なる電圧値が出力される。
それぞれのチップ27,29から出力された電圧値は、可変利得増幅器31,33に入力され、各可変利得増幅器31,33に予め設定された標準増幅率で増幅されて増幅電圧値となる。標準増幅率は、チップ27,29の変換率が正常である場合の増幅率である。それぞれの増幅電圧値は、アナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という)35,37にてアナログ/デジタル変換されて、画像処理手段15に入力される。
光源ユニット17にて黒基準板7の次に照射される白基準板5を照射した光は、黒基準板7を照射した光と同様に、増幅電圧値となって画像処理手段15に入力される。
画像処理手段15に入力される黒基準板7に対応する増幅電圧値が、黒色より若干明るい階調に対応する値であったり、白基準板5に対応する増幅電圧値が、白色より若干暗い階調に対応する値であったりする場合がある。
このように黒基準板7又は白基準板5を照射することによって得られた増幅電圧値が、黒色又は白色に対応する値を取るように、画像処理手段15は、可変利得増幅器31,33の増幅率を変更する。
これにより、チップ27,29の変換率に関係なく、黒色の画像を照射した光がチップ27,29に入力された場合の増幅電圧値は常に最小値minとなり、白色の画像を照射した光がチップ27,29に入力された場合の増幅電圧値は常に最大値maxとなる。
しかし、チップ27,29に入力される光量とチップ27,29が出力する電圧値の関係は、通常比例せず、またチップ27,29によって異なる。そのため、ある中間調を照射した光がチップ27,29に入力された場合、それぞれのチップ27,29から出力される電圧値が異なる。それぞれの電圧値が異なるために、増幅された増幅電圧値も異なってしまう。
この増幅電圧値を同じにするために、画像処理手段15は、チップ27,29に入力される光量とチップ27,29が出力する電圧値の関係を調べる。光量と電圧値との関係を調べるために、画像処理手段15は、濃度基準板9,11の各領域A〜Hを照射して得られた増幅電圧値を用いる。
濃度基準板9,11を照射した光は、黒基準板7を照射した光と同様に、チップ27,29にて電圧値に変換される。この値は、可変利得増幅器31,33の増幅率の補正がされてからのものである。可変利得増幅器31,33は、増幅して生成した増幅電圧値を、A/D変換手段35,37を介して画像処理手段15に出力される。
なお、濃度基準板9,11は、原稿の主走査方向の両端に配置されているので、光源ユニット17は、濃度基準板9,11を照射する際には、濃度基準板9,11の間の原稿台3中央部も照射する。原稿台3中央部を照射した光は、プラテンカバー12の原稿台3と接する面を照射する。プラテンカバー12を照射した光は、チップ27,29に入力される光量と、チップ27,29が出力する電圧値の関係を調べるためには不要である。そのため、画像処理手段15は、入力された増幅電圧値のうち原稿台3中央部を照射した光に対応する増幅電圧値を破棄する。
画像処理手段15は、領域A〜Hに対応する階調の標準電圧値ESを用いて、領域A〜Hを照射した光が入力された場合のチップ27が出力する電圧値を調べる。標準電圧値ESは、原稿台3に載置された所定の階調の原稿を光源ユニット17が照射した場合、原稿を照射した光が、白から黒までの全階調における変換率が正常であるチップに入力されたときに、このチップが出力する電圧値を上記標準増幅率で増幅した値である。
本実施例の画像読取装置13は、記憶手段39に、光源ユニット17が各領域A〜Hを照射した場合に画像処理手段15に入力される標準電圧値ESを記憶している。
画像処理手段15は、記憶手段39から各領域A〜Hに対応する標準電圧値ESを取得すると、取得した領域A〜Hの増幅電圧値と、各領域A〜Hに対応する標準電圧値ESを領域A〜Hの増幅電圧値で除した補正係数を補正データとして記憶する。
従って、画像処理手段15は、濃度基準部である濃度基準板9,11の反射光を光電変換部23で受光させて得た画素に関する出力データのサンプリングに基づくガンマ特性である電圧値と、基準となるガンマ特性である領域A〜Hに対応する標準電圧値ESとを基に、補正係数を作成する補正データ作成部を構成する。画像読取装置13は、光電変換部23により入力した入力画像信号の階調を前記補正係数を考慮してガンマ補正可能となっている。
図1は、本発明実施例の画像読取装置を適用した画像形成装置を示す斜視図である。
図1のように、画像形成装置1の原稿台3には、白基準板5、黒基準板7、濃度基準板9、11が配置されている。白基準板5と黒基準板7とは、原稿台3の主走査方向に長い形状であり、両基準板9,11は、互いに隣設し原稿台3の副走査方向の一端に配置されている。濃度基準板9,11は、副走査方向に長い形状となっており、原稿台3の主走査方向の両端に配置されている。
濃度基準板9,11は、中間調を含む複数階調で区分けされた領域からなる濃度基準部を構成するもので、図2の模式図に示すように、複数の中間調と白色と黒色の領域A〜領域Hが長辺方向に並んだものである。濃度基準板9,11は、一端から他端に向かって階調が段階的に変化している。但し、濃度基準板9,11は、複数の中間調の領域が一定方向に並んでいればよく、各中間調の領域の配列は限定されない。
白基準板5及び黒基準板7は、シェーディング補正に用いられ、濃度基準板9,11は、入力画像信号の階調をガンマ補正するために用いられる。これらの補正のため、例えばプラテンカバー12が閉じられると、白基準板5、黒基準板7、及び濃度基準板9,11を照射する。ここでは、図3に示す画像処理手段15が、図4に概略図で示す光源ユニット17で原稿台3をその下方から照射する。画像処理手段15は、画像形成装置1の画像読取装置13に備えられている。
光源ユニット17は、原稿台3を照射するランプ19を備えている。ランプ19は、細長い形状となっており、その長手方向を、主走査方向に向けて配置されている。このランプ19の長手方向の長さは、ランプ19が原稿台3の主走査方向全体を照射することができる長さである。
光源ユニット17は、副走査方向に移動自在となっている。画像処理手段15は、プラテンカバー12が閉じられると、光源ユニット17を副走査方向に移動させて、黒基準板7、白基準板5、濃度基準板9,11の順番でこれらの基準板を照射する。
各基準板7、5,9,11からの反射光は、光源ユニット17を構成するミラー21等によって光電変換部23が備える複数の受光部25に導かれる。受光部25は、複数の画素から構成され、各画素は主走査方向に並んで配置されている。
図3の光電変換部23は、光電変換するチップ27,29を2つ内蔵している。原稿台3の左側a(図1)に配置された画素列に受光された光は、チップ27にて光電変換が行われる。原稿台3の右側b(図1)に配置された画素列に受光された光は、チップ29にて光電変換が行われる。
チップ27,29の光電変換の際の変換率を正常な値にそろえることは製造上困難であるため、通常、変換率は正常な変換率に対して多少のばらつきがある。そのため、黒基準板7を照射した光がチップ27,29に入力されても、それぞれのチップ27,29から異なる電圧値が出力される。
それぞれのチップ27,29から出力された電圧値は、可変利得増幅器31,33に入力され、各可変利得増幅器31,33に予め設定された標準増幅率で増幅されて増幅電圧値となる。標準増幅率は、チップ27,29の変換率が正常である場合の増幅率である。それぞれの増幅電圧値は、アナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という)35,37にてアナログ/デジタル変換されて、画像処理手段15に入力される。
光源ユニット17にて黒基準板7の次に照射される白基準板5を照射した光は、黒基準板7を照射した光と同様に、増幅電圧値となって画像処理手段15に入力される。
画像処理手段15に入力される黒基準板7に対応する増幅電圧値が、黒色より若干明るい階調に対応する値であったり、白基準板5に対応する増幅電圧値が、白色より若干暗い階調に対応する値であったりする場合がある。
このように黒基準板7又は白基準板5を照射することによって得られた増幅電圧値が、黒色又は白色に対応する値を取るように、画像処理手段15は、可変利得増幅器31,33の増幅率を変更する。
これにより、チップ27,29の変換率に関係なく、黒色の画像を照射した光がチップ27,29に入力された場合の増幅電圧値は常に最小値minとなり、白色の画像を照射した光がチップ27,29に入力された場合の増幅電圧値は常に最大値maxとなる。
しかし、チップ27,29に入力される光量とチップ27,29が出力する電圧値の関係は、通常比例せず、またチップ27,29によって異なる。そのため、ある中間調を照射した光がチップ27,29に入力された場合、それぞれのチップ27,29から出力される電圧値が異なる。それぞれの電圧値が異なるために、増幅された増幅電圧値も異なってしまう。
この増幅電圧値を同じにするために、画像処理手段15は、チップ27,29に入力される光量とチップ27,29が出力する電圧値の関係を調べる。光量と電圧値との関係を調べるために、画像処理手段15は、濃度基準板9,11の各領域A〜Hを照射して得られた増幅電圧値を用いる。
濃度基準板9,11を照射した光は、黒基準板7を照射した光と同様に、チップ27,29にて電圧値に変換される。この値は、可変利得増幅器31,33の増幅率の補正がされてからのものである。可変利得増幅器31,33は、増幅して生成した増幅電圧値を、A/D変換手段35,37を介して画像処理手段15に出力される。
なお、濃度基準板9,11は、原稿の主走査方向の両端に配置されているので、光源ユニット17は、濃度基準板9,11を照射する際には、濃度基準板9,11の間の原稿台3中央部も照射する。原稿台3中央部を照射した光は、プラテンカバー12の原稿台3と接する面を照射する。プラテンカバー12を照射した光は、チップ27,29に入力される光量と、チップ27,29が出力する電圧値の関係を調べるためには不要である。そのため、画像処理手段15は、入力された増幅電圧値のうち原稿台3中央部を照射した光に対応する増幅電圧値を破棄する。
画像処理手段15は、領域A〜Hに対応する階調の標準電圧値ESを用いて、領域A〜Hを照射した光が入力された場合のチップ27が出力する電圧値を調べる。標準電圧値ESは、原稿台3に載置された所定の階調の原稿を光源ユニット17が照射した場合、原稿を照射した光が、白から黒までの全階調における変換率が正常であるチップに入力されたときに、このチップが出力する電圧値を上記標準増幅率で増幅した値である。
本実施例の画像読取装置13は、記憶手段39に、光源ユニット17が各領域A〜Hを照射した場合に画像処理手段15に入力される標準電圧値ESを記憶している。
画像処理手段15は、記憶手段39から各領域A〜Hに対応する標準電圧値ESを取得すると、取得した領域A〜Hの増幅電圧値と、各領域A〜Hに対応する標準電圧値ESを領域A〜Hの増幅電圧値で除した補正係数を補正データとして記憶する。
従って、画像処理手段15は、濃度基準部である濃度基準板9,11の反射光を光電変換部23で受光させて得た画素に関する出力データのサンプリングに基づくガンマ特性である電圧値と、基準となるガンマ特性である領域A〜Hに対応する標準電圧値ESとを基に、補正係数を作成する補正データ作成部を構成する。画像読取装置13は、光電変換部23により入力した入力画像信号の階調を前記補正係数を考慮してガンマ補正可能となっている。
前記補正係数の作成に際しては、全ての階調毎にサンプリングして補正係数を記憶部39へ記憶展開するのではなく、補正判断部41での判断を経てから行われる。補正判断部41では、中間調の反射光を受光した画素に関する出力データである電圧値のサンプリングに基づき、前記補正係数の必要性を判断する。画像処理手段15は、補正判断部41により補正の必要性があると判断されたときのみ補正係数の作成を行ない、記憶部39へ記憶させる。
画像処理手段15は、全領域A〜Hの補正係数を記憶すると、各領域A〜Hに対応する増幅電圧値と補正係数とから、白から黒の間の中間調における補正係数の近似曲線を求める。画像処理手段15は、この近似曲線をA/D変換器35に対応付けて記憶する。
A/D変換器35から入力された各領域A〜Hの増幅電圧値と標準電圧値ESを用いて近似曲線を求めたように、画像処理手段15は、A/D変換器37から入力される各領域A〜Hの増幅電圧値と上記標準電圧値ESを用いて近似曲線を求め、この近似曲線をA/D変換器37に対応付けて記憶する。
ここでは、2つのA/D変換器35,37に対応する近似曲線を記憶してから、画像処理手段15は、原稿の印刷要求を受付が可能になる。印刷要求の受付可能とすると、画像処理手段15は、例えば画像形成装置1に備えられた操作キーの操作を可能とする。
ユーザは、操作キーの操作が可能となると、操作キーを操作して、原稿の読み取りを画像読取装置 13に指示することができる。原稿の読み取りが指示されると、画像処理手段15は、光源ユニット17を用いて原稿台3全体を照射する。
[標準電圧値とサンプリング]
図5,図6は、基準となるガンマ特性を示す標準電圧値ESの変化とサンプリングとの関係を示すグラフであり、図5は、補正の必要がない場合を示し、図6は、補正の必要性がある場合を示している。
図3の補正判断部41は、図5,図6のように、標準電圧値ESの変化Rに対して一定の許容範囲Sを設け、サンプリングされた中間調の反射光を受光した画素に関する出力データである電圧値P,P1が、許容範囲S外であるときのみ補正の必要性があると判断する。
図5の場合は、電圧値Pが許容範囲Sであるため、補正係数の作成は行われず、通常の画像処理が行われる。このとき、補正判断部41は、補正の必要性を判断する電圧値のサンプリングを階調中央の1点Pで行っている。
図6の場合、補正の必要性を判断するためにサンプリングされた電圧値P1(階調中央の1点)が許容範囲S外であるため、補正係数の作成が行われる。この補正係数の作成に際し、画像処理手段15は、既にサンプリングされた画素の電圧値P1に対して異なる階調のサンプリングされた電圧値P2,P3を含めて元のガンマ特性としての近似曲線を求め、この近似曲線について各階調の補正係数の作成を行なう。
具体的には、補正判断部41が、補正の必要性を判断する電圧値P1のサンプリングを階調中央の1点で行ない、画像処理手段15は、補正の必要性を判断する1点のサンプリングである電圧値P1を中央値として異なる階調の2点のサンプリングである電圧値P2,P3を追加して補正係数を作成する。
但し、元のガンマ特性としての近似曲線を求めるための複数の電圧値のサンプリングは、必ずしも補正係数の必要性判断のためにサンプリングされた電圧値を含める必要はなく、そのサンプリングは任意に行うことができる。
複数点のサンプリングの電圧値の数を調整可能にすることもできる。例えば、画像読取装置1のモード設定ボタンを押したとき、写真、文字などのモードの相違により、文字の場合は2〜3点、写真の場合は10点〜20点などと設定することができる。サンプリング数を、ユーザが任意に設定する構成にすることもできる。
また、画像読取装置に要求される精度に応じてサンプリング点数をそれぞれ決定し、装置固定で設定することもできる。
[補正処理フロー]
図7は、補正係数の選択的な作成を行わせるためのフローチャートである。
図7のフローチャートの実行により、ステップS1では、「濃度基準板読み込み」の処理が行われる。この処理では、濃度基準板9,11を照射した光が光電変換部23により受光されて前記のように電圧値に変換され、画像処理手段15へ入力されたことに基づき、補正の必要性を判断するために階調中央の1点でサンプリングされた電圧値P,P1等が読み込まれ、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、「許容範囲内」の判断処理が実行される。この処理では、画像処理手段15において、図5,図6のように、サンプリングされた電圧値P,P1等が許容範囲S内であるか否かが判断される。読み込まれた電圧値Pが、図5のように許容範囲S内であれば(Yes)、ステップS3へ移行し、同電圧値P1が、図6のように許容範囲S外であれば(No)、ステップS4へ移行する。
ステップS3では、「通常の画像処理に移行」の処理が実行される。この処理では、補正係数が作成されずに画像処理が実行される。
ステップS4では、「複数点サンプリング」の処理が実行される。この処理では、図6のように、電圧値P1に対して異なる階調のサンプリングされた電圧値P2,P3が加えて読み込まれ、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、「補正値を再計算」の処理が実行される。この処理では、電圧値P1に電圧値P2,P3を含めて元のガンマ特性としての近似曲線が求められ、この近似曲線について各階調の補正係数が再計算され、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、「記憶手段上に展開」の処理が実行される。この処理では、再計算された補正係数が記憶部39に記憶展開され、ステップS3へ移行する。
この場合には、ステップS3において、作成された補正係数を考慮し理想となるガンマ補正による画像処理が行われる。
[実施例の効果]
本発明実施例では、中間調の反射光を受光した画素に関する出力データのサンプリングに基づき補正係数の必要性を判断する補正判断部41を設け、画像処理部15は、補正判断部41により補正の必要性があると判断されたときのみ補正係数の作成を行うため、不必要な画素に関する出力電圧値のサンプリング及び補正係数作成を抑制することができる。従って、ガンマ補正を必要最小限にとどめることにより補正にかかる時間を短縮することができ、補正を簡易に行わせることができる。
シェーディング後にガンマ補正を行うことにより、そのときの使用環境、ランプやCCDなどのばらつきを加味した補正を行うことができ、必要な精度の読み込みと画像を得ることができる。
補正判断部41は、基準のガンマ特性である標準電圧値ESに対して一定の許容範囲Sを設け、サンプリングされた画素に関する出力電圧値が、許容範囲S外であるときのみ補正の必要性があると判断するため、不必要な画素に関する出力電圧値のサンプリング及び補正係数作成を確実に抑制することができ、ガンマ補正を簡易に行わせることができる。
画像処理手段15は、全領域A〜Hの補正係数を記憶すると、各領域A〜Hに対応する増幅電圧値と補正係数とから、白から黒の間の中間調における補正係数の近似曲線を求める。画像処理手段15は、この近似曲線をA/D変換器35に対応付けて記憶する。
A/D変換器35から入力された各領域A〜Hの増幅電圧値と標準電圧値ESを用いて近似曲線を求めたように、画像処理手段15は、A/D変換器37から入力される各領域A〜Hの増幅電圧値と上記標準電圧値ESを用いて近似曲線を求め、この近似曲線をA/D変換器37に対応付けて記憶する。
ここでは、2つのA/D変換器35,37に対応する近似曲線を記憶してから、画像処理手段15は、原稿の印刷要求を受付が可能になる。印刷要求の受付可能とすると、画像処理手段15は、例えば画像形成装置1に備えられた操作キーの操作を可能とする。
ユーザは、操作キーの操作が可能となると、操作キーを操作して、原稿の読み取りを画像読取装置 13に指示することができる。原稿の読み取りが指示されると、画像処理手段15は、光源ユニット17を用いて原稿台3全体を照射する。
[標準電圧値とサンプリング]
図5,図6は、基準となるガンマ特性を示す標準電圧値ESの変化とサンプリングとの関係を示すグラフであり、図5は、補正の必要がない場合を示し、図6は、補正の必要性がある場合を示している。
図3の補正判断部41は、図5,図6のように、標準電圧値ESの変化Rに対して一定の許容範囲Sを設け、サンプリングされた中間調の反射光を受光した画素に関する出力データである電圧値P,P1が、許容範囲S外であるときのみ補正の必要性があると判断する。
図5の場合は、電圧値Pが許容範囲Sであるため、補正係数の作成は行われず、通常の画像処理が行われる。このとき、補正判断部41は、補正の必要性を判断する電圧値のサンプリングを階調中央の1点Pで行っている。
図6の場合、補正の必要性を判断するためにサンプリングされた電圧値P1(階調中央の1点)が許容範囲S外であるため、補正係数の作成が行われる。この補正係数の作成に際し、画像処理手段15は、既にサンプリングされた画素の電圧値P1に対して異なる階調のサンプリングされた電圧値P2,P3を含めて元のガンマ特性としての近似曲線を求め、この近似曲線について各階調の補正係数の作成を行なう。
具体的には、補正判断部41が、補正の必要性を判断する電圧値P1のサンプリングを階調中央の1点で行ない、画像処理手段15は、補正の必要性を判断する1点のサンプリングである電圧値P1を中央値として異なる階調の2点のサンプリングである電圧値P2,P3を追加して補正係数を作成する。
但し、元のガンマ特性としての近似曲線を求めるための複数の電圧値のサンプリングは、必ずしも補正係数の必要性判断のためにサンプリングされた電圧値を含める必要はなく、そのサンプリングは任意に行うことができる。
複数点のサンプリングの電圧値の数を調整可能にすることもできる。例えば、画像読取装置1のモード設定ボタンを押したとき、写真、文字などのモードの相違により、文字の場合は2〜3点、写真の場合は10点〜20点などと設定することができる。サンプリング数を、ユーザが任意に設定する構成にすることもできる。
また、画像読取装置に要求される精度に応じてサンプリング点数をそれぞれ決定し、装置固定で設定することもできる。
[補正処理フロー]
図7は、補正係数の選択的な作成を行わせるためのフローチャートである。
図7のフローチャートの実行により、ステップS1では、「濃度基準板読み込み」の処理が行われる。この処理では、濃度基準板9,11を照射した光が光電変換部23により受光されて前記のように電圧値に変換され、画像処理手段15へ入力されたことに基づき、補正の必要性を判断するために階調中央の1点でサンプリングされた電圧値P,P1等が読み込まれ、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、「許容範囲内」の判断処理が実行される。この処理では、画像処理手段15において、図5,図6のように、サンプリングされた電圧値P,P1等が許容範囲S内であるか否かが判断される。読み込まれた電圧値Pが、図5のように許容範囲S内であれば(Yes)、ステップS3へ移行し、同電圧値P1が、図6のように許容範囲S外であれば(No)、ステップS4へ移行する。
ステップS3では、「通常の画像処理に移行」の処理が実行される。この処理では、補正係数が作成されずに画像処理が実行される。
ステップS4では、「複数点サンプリング」の処理が実行される。この処理では、図6のように、電圧値P1に対して異なる階調のサンプリングされた電圧値P2,P3が加えて読み込まれ、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、「補正値を再計算」の処理が実行される。この処理では、電圧値P1に電圧値P2,P3を含めて元のガンマ特性としての近似曲線が求められ、この近似曲線について各階調の補正係数が再計算され、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、「記憶手段上に展開」の処理が実行される。この処理では、再計算された補正係数が記憶部39に記憶展開され、ステップS3へ移行する。
この場合には、ステップS3において、作成された補正係数を考慮し理想となるガンマ補正による画像処理が行われる。
[実施例の効果]
本発明実施例では、中間調の反射光を受光した画素に関する出力データのサンプリングに基づき補正係数の必要性を判断する補正判断部41を設け、画像処理部15は、補正判断部41により補正の必要性があると判断されたときのみ補正係数の作成を行うため、不必要な画素に関する出力電圧値のサンプリング及び補正係数作成を抑制することができる。従って、ガンマ補正を必要最小限にとどめることにより補正にかかる時間を短縮することができ、補正を簡易に行わせることができる。
シェーディング後にガンマ補正を行うことにより、そのときの使用環境、ランプやCCDなどのばらつきを加味した補正を行うことができ、必要な精度の読み込みと画像を得ることができる。
補正判断部41は、基準のガンマ特性である標準電圧値ESに対して一定の許容範囲Sを設け、サンプリングされた画素に関する出力電圧値が、許容範囲S外であるときのみ補正の必要性があると判断するため、不必要な画素に関する出力電圧値のサンプリング及び補正係数作成を確実に抑制することができ、ガンマ補正を簡易に行わせることができる。
画像処理部15は、画素に関する電圧値の複数点のサンプリングに基づき補正係数の作成を行なうから、元のガンマ特性の近似曲線を正確に形成し、補正係数を正確に得ることができる。
画像処理部15は、複数点のサンプリングの電圧値の数を調整可能であるため、読取対象の写真、文字などの相違により、サンプリング点数を決定し、例えば文字の場合は2〜3点、写真の場合は10点〜20点などと設定することができ、読取対象に応じて的確な補正係数を得ることができる。また、サンプリングの点数を調整することで、必要となる精度と立ち上がり時間を調節することができる。
画像処理部15は、既にサンプリングされた画素に関する電圧値P1に対して異なる階調のサンプリングされた電圧値P2,P3を含めて補正係数の作成を行うため、元のガンマ特性の近似曲線を正確に形成し、補正係数を正確に得ることができる。
画像処理部15は、既にサンプリングされた画素に関する電圧値P1に対して異なる階調のサンプリングされた電圧値P2,P3を含めて補正係数の作成を行うため、元のガンマ特性の近似曲線を正確に形成し、補正係数を正確に得ることができる。
補正判断部41は、補正の必要性を判断するサンプリングを階調中央の1点P,P1で行うため、不必要な電圧値のサンプリングを極力抑制することができる。
画像処理部15は、補正の必要性を判断する1点のサンプリングされた電圧値P1を中央値として異なる階調の2点のサンプリングされた電圧値P2,P3を追加し、補正係数を作成するため、元のガンマ特性の近似曲線を正確に得ることができる。
画像処理部15は、補正の必要性を判断する1点のサンプリングされた電圧値P1を中央値として異なる階調の2点のサンプリングされた電圧値P2,P3を追加し、補正係数を作成するため、元のガンマ特性の近似曲線を正確に得ることができる。
1 画像形成装置
9,11 濃度基準板(濃度基準部)
13 画像読取装置
15 画像処理部(補正データ作成部)
41 補正判断部
9,11 濃度基準板(濃度基準部)
13 画像読取装置
15 画像処理部(補正データ作成部)
41 補正判断部
Claims (7)
- 中間調を含む複数階調で区分けされた領域からなる濃度基準部と、
前記濃度基準部での反射光を光電変換部で受光させて得た画素に関する出力データのサンプリングに基づくガンマ特性と基準となるガンマ特性とを基に補正データを作成する補正データ作成部とを備え、
前記光電変換部により入力した入力画像信号の階調を、前記補正データを考慮してガンマ補正可能な画像読取装置において、
前記中間調の反射光を受光した画素に関する出力データのサンプリングに基づき前記補正データの必要性を判断する補正判断部を設け、
前記補正データ作成部は、前記補正判断部により補正の必要性があると判断されたときのみ補正データの作成を行う
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1記載の画像読取装置であって、
前記補正判断部は、前記基準のガンマ特性に対して一定の許容範囲を設け、前記サンプリングされた画素に関する出力データが、前記許容範囲外であるときのみ補正の必要性があると判断する
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1記載画像読取装置であって、
前記補正データ作成部は、画素に関する出力データの複数点のサンプリングに基づき前記補正データの作成を行なう
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項3記載画像読取装置であって、
前記補正データ作成部は、複数点のサンプリングの数を調整可能である
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載の画像読取装置であって、
前記補正データ作成部は、前記既にサンプリングされた画素に関する出力データに対して異なる階調のサンプリングを含めて前記補正データの作成を行う
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1〜5の何れかに記載の画像読取装置であって、
前記補正判断部は、前記補正の必要性を判断するサンプリングを階調中央の1点で行う
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項6記載の画像読取装置であって、
前記補正データ作成部は、前記補正の必要性を判断する1点のサンプリングを中央値として異なる階調の2点以上のサンプリングを追加し前記補正データを作成する
ことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006054973A JP2007235573A (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | 画像形成装置 |
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| JP2007235573A true JP2007235573A (ja) | 2007-09-13 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2007235573A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010220055A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読取装置 |
-
2006
- 2006-03-01 JP JP2006054973A patent/JP2007235573A/ja active Pending
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