JP2007248209A - ポータブル型ガス警報器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポータブル型ガス警報器は、手で保持可能な大きさのケーシングの内部における上半部に機能部材が配置されると共に下半部に電池室およびセンサ装着部が並設されて形成されたガス警報器本体を備えてなり、全体が円柱状のセンサ本体と、このセンサ本体を内部に保持する円筒状のホルダー部材および当該ホルダー部材の先端部に設けられた弾性体よりなる円筒状のグリップ部材よりなるアダプターとが一の構造体として構成されたガスセンサがホルダー部材の外周面に設けられたリング状パッキングを介してガス警報器本体のセンサ装着部に着脱自在に装着される。
【選択図】図1
Description
そして、環境雰囲気の空気において、含有される危険性ガスの濃度が高いことにより、または酸素ガス濃度が低いことにより、人に対して危険な状態となったときには、そのことを直ちに知ることが必要である。
このような要請から、現在までに種々のタイプの携帯用ガス検知器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
全体が円柱状のセンサ本体と、このセンサ本体を内部に保持する円筒状のホルダー部材および当該ホルダー部材の先端部に設けられた弾性体よりなる円筒状のグリップ部材よりなるアダプターとが一の構造体として構成されたガスセンサが、ホルダー部材の外周面に設けられたリング状パッキングを介してガス警報器本体のセンサ装着部に着脱自在に装着されることを特徴とする。
さらに、グリップ部材は、センサ本体がホルダー内部に保持された状態において、センサ本体の外端より外方に突出する突縁部分を有する構成とされていることが好ましい。
このような構成のものにおいては、ガス警報器本体に装着されたガスセンサに係るセンサ本体についての校正用ガスを供給するための校正用ガス供給用ヘッドが、グリップ部材の突縁部分に装着可能に構成されたものとすることができる。
センサ本体は、当該センサ本体に固有の情報が記録された記憶手段を備えた構成とされていることが好ましい。
そして、ガス警報器本体に装着されたガスセンサについての校正用ガスを供給するための校正用ガス供給用ヘッドが、グリップ部材の突縁部分に装着可能に構成されていることにより、ガスセンサをガス警報器本体に装着したままの状態で校正作業を行うことができるので、高い利便性を得ることができる。
また、温度検知手段よりの温度情報に基づいて温度補償条件が自動的に設定されることにより、信頼性の高いガス検知を行うことができるものでありながら、煩雑な操作を行うことが不要であり、高い利便性を得ることができる。
図1は、本発明のポータブル型ガス警報器の一構成例を示す正面図、図2は、図1に示すポータブル型ガス警報器の平面図、図3は、図1に示すポータブル型ガス警報器の背面図、図4は、図1に示すポータブル型ガス警報器の底面図、図5は、図1に示すポータブル型ガス警報器の左側面図、図6は、図1に示すポータブル型ガス警報器の右側面図、図7は、図1のA−Aにおける縦断面図、図8は、図1のB−Bにおける横断面図、図9は、図1のC−Cにおける横断面図、図10は、図1のD−Dにおける横断面図である。以下、本明細書においては、特に言及する場合を除いて、図1における上下方向を「上下方向」、図1における左右方向を「左右方向」というが、ガス警報器の使用形態を制限するものではない。
このポータブル型ガス警報器(以下、単に、「ガス警報器」という。)10は、手で握って保持することができる全体が略箱型形状のケーシング11を備え、ケーシング11の内部における上半部にガス検知動作に係る機能部材が配置されていると共に下半部に電池室13およびセンサ装着部15が左右に並設されて形成されたガス警報器本体を有する。
正面側ケーシング部材20には、図12に示すように、上半領域において、表示部および警報用発光部を形成する、正面側ケーシング部材20の正面領域全体の25%程度の大きさの比較的に占有面積の大きい正面開口部21および操作部形成用開口部22が上下に並んだ位置に形成されており、裏面における正面開口部21および操作部形成用開口部22の間の位置に、左右に延びる平板状の補強部材23が設けられている。
そして、各々のスイッチ素子49A,49B,49Cに対応するスイッチ駆動部分54A,54B,54Cが一体に形成されたパネル状の保護用窓部材50が、パネル状表示機構47、警報用発光素子48およびスイッチ素子49A,49B,49Cの配置領域の全域を覆うよう、スイッチ駆動部分54A,54B,54Cの各々が正面側ケーシング部材20の操作部形成用開口部22に挿入された状態で正面開口部21に装着され、これにより、表示部51、警報用発光部52および操作部53が形成されている。
また、パネル状表示機構47の裏面側の位置に導光板が設けられると共に、この導光板を介してパネル状表示機構47に光を照射する発光ダイオード(図示せず)よりなるバックライトが設けられた構成とすることができる。
電池挿入口13Aの開口縁部分には、ケーシング11の右側壁に切り欠き部13Cが形成されており、例えば電池14が装填されていない状態で電池蓋30が装着された場合であっても、電池蓋30を容易に取り外すことができる。
また、ガスセンサ55が装着された状態において、ガスセンサ55を構成するセンサ本体56のガス銘を外部に露出させる視認用開口部19がセンサ装着口15Aに近接した外面位置に形成されている。
センサ素子56Bは、各々流体流通路が形成された板状の電極体を有する作用極、対極、並びに参照極が電解液保持部材が介在された状態で積重されてなるガス検知電極構造体が、円筒状のセンサケース56C内に設けられて、構成されており、センサケース56Cの外周面における互いに周方向に離間して並んだ位置において、作用極、対極および参照極の各々に対するピン状の外部リード部材56Dが軸方向に伸びるよう配設されている。 そして、このセンサ本体56においては、センサケース56Cの一面にガス導入口56Aが形成されていると共に、センサ基板57の他面側に、ガス警報器本体10Aにおけるセンサ装着部15の接続用コネクター部18に接続されるコネクター部57Aを有する。 検知対象ガスの種類は、特に限定されるものではなく、例えばPH3 ,SO2 ,CO,H2 S,NH3 ,Cl2 ,O3 等を例示することができる。
グリップ嵌合部分62の内面には、例えばフッ素樹脂コートされたネオプレン製のOリング67よりなるシール部材が設けられている。
また、ホルダー部材61における他方の開口側部分の外周面には、リング状パッキング68が装着されている。
グリップ部材65の軸方向の長さは、例えば13〜20mmであることが好ましい。これにより、ケーシング11の外部に突出する部分を可及的に小さくしたものでありながら、ガスセンサ55を容易に着脱することができる。
校正用ガス供給用ヘッド95は、グリップの突縁部分66によって形成される装着用空間部66Aに嵌合される嵌合部分96Aを有する本体部96を具え、この本体部96には、2つのガス流路97A,97Bが互いに対向する周面位置に開口するよう形成されている。本体部96の周面における各々のガス流路97A,97Bの開口部には、接続用管部材98が気密に装着されている。
また、本体部96の嵌合部分96A側の端面には、円柱状の空間を形成する凹所99が形成されており、この凹所99の底面における中央位置に一方のガス流路97Aが開口すると共に他方のガス流路97Bが一方のガス流路97Aの開口と径方向外方側に離間した位置に開口するよう、各々のガス流路が本体部96内部において互いに平行に軸方向に伸びるよう形成されている。
また、例えば導電性熱可塑性エラストマー組成物よりなり、それ自体がガス警報器本体10Aに装着される形態の装着部を有するプロテクトカバー70が着脱自在に装着されている。
このプロテクトカバー70は、ガス警報器装着用開口部73が人の手によって拡開されてガス警報器本体10Aが通過することのできる状態とされ、それ自体の弾性によって形状が復元されることにより装着部71に受容されるガス警報器本体10Aを保持する。
そして、プロテクトカバー70が装着された状態においては、外部に露出されるガス警報器本体10Aのケーシング11による連続した樹脂表面部分の大きさが所定の大きさ例えば100cm2 以下に規制され、これにより、静電気対策が十分で信頼性の高い防爆性を有するものとなる。また、プロテクトカバー70を構成する材料それ自体の耐衝撃性によって、ガス警報器本体10Aの緩衝材(保護材)としても機能するので、ガス警報器本体10Aが故障または破損することを防止することができ、適正な動作状態に維持することができる。
先ず、電池14を電池室13内に装填した状態において、目的とする検知対象ガスに応じたセンサ本体56を備えたガスセンサ55を選択し、このガスセンサ55をガス警報器本体10Aにおけるガスセンサ装着部15に装着する。
ガスセンサ55の装着方法について具体的に説明すると、ガス警報器本体10Aにおけるセンサ装着部15に設けられたスリーブ部材16の係合装着部17は、図19に示すように、ガスセンサ55が挿入される一方の開口縁(図19(B)において下方の開口縁)に軸方向に延びるよう形成された切り欠き部17Aと、この切り欠き部17Aに連続してスリーブ部材16の周面に沿って斜め上方に延びる案内溝17Bとにより構成されており、ガスセンサ55をセンサ装着口15Aに挿入することにより、図20に示すように、ホルダー部材61の係合用突起64が切り欠き部17Aに挿入され、その後、ガスセンサ55を例えば時計回りに回転させることにより、係合用突起64が案内溝17Bに沿って移動され、これにより、ガスセンサ55がスリーブ部材16の係合装着部17によって保持固定されると共に接続用コネクター部材18に電気的に接続される。ガスセンサ55の装着状態においては、センサ本体56におけるガス銘がセンサ装着部15における視認用開口部19を介して外部に露出された状態とされている。なお、図19(B)における17Cは、センサ本体56の表示を露出させる開口部である。
そして、この状態で環境雰囲気の空気が自然拡散によりセンサ本体56に到達し、目的とする検知対象ガスについてその濃度検知が行われ、その結果がパネル状表示機構47に表示される。
異なる種類のガスについての濃度検知を行う場合には、ガスセンサ55を交換して同様の操作を繰り返して行えばよい。ガスセンサ55の交換には、グリップ部材65を保持して反時計周りに回転させることによりスリーブ部材16の係合装着部17によるロックを解除し、ガスセンサ55を下方に引き出し、他のガスセンサをセンサ装着部15に装着することにより、このガスセンサに係るセンサ素子に固有の情報に基づいて、ガス警報器本体10Aの動作環境条件および温度補償条件が自動的に設定されて、ガス検知動作が可能な状態とされる。
例えば、ガス警報器の使用方法は、ガス警報器を手で握って保持する方法に限られず、適宜の装着具によって身体に装着して使用することもできる。
また、例えば図21に示すように、一端にガス警報器本体10Aのセンサ装着部15と同一の構成を有するセンサ装着部82を有すると共に他端にガス警報器本体10Aのセンサ装着部15に装着される被装着部85を有する、例えば長さ0.5〜20mのリモートケーブル80を利用して、ガスセンサ55が装着された先端部のみを手で握ってガスセンサ55に係るガス導入口56Aを任意の方向に指向させて使用すること、あるいは、ガス警報器本体10Aを手で保持してあるいは身体に装着し、ガスセンサ55が装着された先端部を例えばマンホール内などに投入して使用することもできる。
また、ガス警報器における警報報知機構として、例えば警報用ブザー、警報用振動発生器(数十ヘルツ程度の低周波を発する)が設けられた構成とすることができ、この場合には、警報用発光部による発光に加え、警報用ブザーによるブザー音および警報用振動発生器による振動によって警報が発せられる。
10A ガス警報器本体
11 ケーシング
11A 固定用ネジ
12 背面側ケーシング部材
13 電池室
13A 電池受容部
13B 電池挿入口
13C 切り欠き部
14 電池
15 センサ装着部
15A センサ装着口
16 スリーブ部材
17 係合装着部
17A 切り欠き部
17B 案内溝
17C 開口部
18 接続用コネクター部材
19 視認用開口部
20 正面側ケーシング部材
21 正面開口部
22 操作部形成用開口部
23 補強部材
25 リング状パッキング
26 対接面
28 赤外線通信ポート
30 電池蓋
45 電源端子
46A 表示用基板
46B 電源基板
46C CPU基板
47 パネル状表示機構
48 警報用発光素子
49A,49B,49C スイッチ素子
50 保護用窓部材
51 表示部
52 警報用発光部
53 操作部
53A 第1の操作用ボタン
53B 第2の操作用ボタン
53C 第3の操作用ボタン
54A,54B,54C スイッチ駆動部分
55 ガスセンサ
56 センサ本体
56A ガス導入口
56B センサ素子
56C センサケース
56D 外部リード部材
57 センサ基板
57A コネクター部
58 センサ保護カバー部材
59 キャップ部材
60 アダプター
61 ホルダー部材
62 グリップ嵌合部分
62A 嵌合用突起
63 フランジ部
64 係合用突起
65 グリップ部材
65A 嵌合孔
66 突縁部分
66A 装着用空間部
67 Oリング
68 リング状パッキング
70 プロテクトカバー
71 装着部
72 正面開口部
73 ガス警報器装着用開口部
74 ガスセンサ装着用開口部
75 電池挿入用開口部
76 赤外線通信ポート露出用開口部
80 リモートケーブル
82 センサ装着部
85 被装着部
95 校正用ガス供給用ヘッド
96 本体部
96A 嵌合部分
97A,97B ガス流路
98 接続用管部材
99 凹所
Claims (7)
- 手で握って保持することのできる箱型形状のケーシングを備え、このケーシングの内部における上半部にガス検知動作に係る機能部材が配置されていると共に下半部に電池室およびセンサ装着部が左右に並設されて形成されたガス警報器本体を備えてなり、
全体が円柱状のセンサ本体と、このセンサ本体を内部に保持する円筒状のホルダー部材および当該ホルダー部材の先端部に設けられた弾性体よりなる円筒状のグリップ部材よりなるアダプターとが一の構造体として構成されたガスセンサが、ホルダー部材の外周面に設けられたリング状パッキングを介してガス警報器本体のセンサ装着部に着脱自在に装着されることを特徴とするポータブル型ガス警報器。 - グリップ部材の軸方向の長さが13〜20mmであることを特徴とするポータブル型ガス警報器。
- ホルダー部材の内周面とセンサ本体との外周面との間に、フッ素樹脂コートされたネオプレンよりなるシール部材が装着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポータブル型ガス警報器。
- グリップ部材は、センサ本体がホルダー内部に保持された状態において、センサ本体の外端より外方に突出する突縁部分を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポータブル型ガス警報器。
- ガス警報器本体に装着されたガスセンサに係るセンサ本体についての校正用ガスを供給するための校正用ガス供給用ヘッドが、グリップ部材の突縁部分に装着可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のポータブル型ガス警報器。
- ガス警報器本体におけるセンサ装着部は、各々検知対象ガスの種類が異なるセンサ本体を具えた複数の同形のガスセンサのうちから目的に応じて選択されたいずれか一のガスセンサが、他のガスセンサと交換可能とされるよう構成されており、
センサ本体は、当該センサ本体に固有の情報が記録された記憶手段を具えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のポータブル型ガス警報器。 - センサ本体は温度検知手段を有し、当該温度検知手段により検知される温度情報に基づいて、センサ本体からのガス検知信号についての温度補償条件が設定されることを特徴とする請求項6に記載のポータブル型ガス警報器。
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