JP2007263003A - 触媒コンバータの上流側排気管構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コストアップを招くことなしに、触媒担体の有効断面積を十分に活用して浄化率の低下を防止すると共に、温度分布差による触媒担体の割れを防止することができる触媒コンバータの上流側排気管構造の提供。
【解決手段】 触媒コンバータ1の上流側排気管2に曲がり部21を有する触媒コンバータの上流側排気管構造であって、上流側排気管2における曲がり部21の下流側排気管の一部を変形させることによって整流部4が形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 触媒コンバータ1の上流側排気管2に曲がり部21を有する触媒コンバータの上流側排気管構造であって、上流側排気管2における曲がり部21の下流側排気管の一部を変形させることによって整流部4が形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、触媒コンバータの上流側排気管構造に関する。
排気ガス浄化のために自動車等の排気系に介装される触媒コンバータは、通常エンジンより下方位置に備えられる関係で、図19に示すように、触媒コンバータ101の上流側排気管102に略垂直方向から略水平方向に曲がる曲がり部102aが存在しているため、この曲がり部102aを通過する際に、排気ガスの主流が下方に集中する偏流となり、その状態でディフューザ103を通過し触媒担体に片当たりして触媒担体断面を部分的に通過するようになる結果、触媒担体の有効断面積を十分に活用することなく浄化率が低下するという問題があった。
また、触媒担体が部分的に加熱されることで、温度分布差による触媒担体の割れを生じさえる虞があるという問題もあった。
そこで、上述のような問題点を解消するものとして、複数の平行流路をもち、該流路が、高めの密度を持つ第1セル群及び低めの密度を持つ第2セル群を有する触媒担体を採用するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平2000−97019号公報
しかしながら、従来例の触媒コンバータ構造では、触媒担体の構造が複雑で、大幅なコストアップに繋がると共に、触媒担体が部分的に加熱されることで、温度分布差による触媒担体の割れを防止することができないという問題点がある。
本発明の解決しようとする課題は、触媒担体は従来のままで、コストアップを抑制しつつ、触媒担体の有効断面積を十分に活用して浄化率の低下を防止すると共に、温度分布差による触媒担体の割れを防止することができる触媒コンバータの上流側排気管構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の触媒コンバータの上流側排気管構造は、触媒コンバータの上流側排気管に曲がり部を有する触媒コンバータの上流側排気管構造であって、前記上流側排気管における前記曲がり部の下流側の前記触媒コンバータの流入口付近に整流部が形成されていることを特徴とする手段とした。
本発明の触媒コンバータの上流側排気管構造では、上述のように、上流側排気管における前記曲がり部の下流側の前記触媒コンバータの流入口付近に整流部が形成されている構成としたことで、曲がり部を通過して偏流となった排気ガスが整流部で整流された状態で触媒コンバータに流入されるようになるため、触媒担体の有効断面積を十分に活用して浄化率の低下を防止すると共に、温度分布差による触媒担体の割れを防止することができるようになるという効果が得られる。
また、触媒担体として同一密度のセル群で構成される従来品が使用可能であり、かつ、整流部は上流側排気管に形成されるものであるため、触媒コンバータ側に形成する場合に比べ、形成が容易であり、従って、コストアップを大幅に抑制することができるようになる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、この実施例1の触媒コンバータの上流側排気管構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例1の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図、図2は図1のA−A線における拡大縦断面図である。
この触媒コンバータの上流側排気管構造は、触媒コンバータ1と、上流側排気管2と、出力側排気管3とを備えている。
さらに詳述すると、上記触媒コンバータ1は、触媒担体11と、外筒12と、ディフューザ13、14とで構成されている。
上記触媒担体11は、セラミック又は金属板で多数の孔を有するハニカム状に形成され、その表面にPt、rh、Pd等の金属触媒が担持されている。
上記外筒12は、その内部に触媒担体11が圧入されることにより、触媒コンバータの外形を形成するもので、その両端開口縁部にディフューザ13、14の大径開口部側がそれぞれ溶接により接続されている。
即ち、このディフューザ13、14は、外筒12を触媒担体11を該触媒担体11より小径の上流側排気管2と出力側排気管3に接続するための介装部材であり、その小径側開口部側に上流側排気管2と出力側排気管3がそれぞれ溶接により接続されている。
上記上流側排気管2は、触媒コンバータ1が、エンジンより下方位置に備えられる関係で、その途中に略垂直方向から略水平方向に曲がる曲がり部21が存在している。
そして、上流側排気管2における曲がり部21の下流側に整流部4が形成されている。即ち、この整流部4は、上流側排気管2の上面側の一部を所定長さに亘って下方へ押し潰すことにより、略半円状に変形された流路断面部分で構成されている。
次に、この実施例1の作用・効果を説明する。
この実施例1の触媒コンバータの上流側排気管構造では、上述のように、上流側排気管2における曲がり部21の下流側に整流部4が形成されている構成としたことで、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、触媒担体11の有効断面積を十分に活用して浄化率の低下を防止すると共に、温度分布差による触媒担体11の割れを防止することができるようになるという効果が得られる。
また、触媒担体11として同一密度のセル群で構成される従来品が使用可能であり、かつ、整流部4は上流側排気管2に形成されるものであるため、触媒コンバータ1側に形成する場合に比べ、形成が容易であり、従って、コストアップを大幅に抑制することができるようになる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図3(一部切欠側面図)、図4(図3のB−B線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の上面側の一部を側面視で略V字状に下方へ押し潰すことにより、略半円状に変形された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例2においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例2においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例3は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図5(一部切欠側面図)、図6(図5のC−C線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の上下両面側の一部を所定長さに亘って下方へ押し潰すことにより、略横長楕円状に変形された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例3においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例3においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例4は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図7(一部切欠側面図)、図8(図7のD−D線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の周方向4カ所を所定長さに亘って下方へ押し潰すことにより、花びら状に変形された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
また、整流部4が、上記排気管2の他にしゅう方向複数箇所、斜め下方に潰すことも実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例4においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例5は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図9(一部切欠側面図)、図10(図9のE−E線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の軸線方向所定間隔のもとに、該上流側排気管2を周方向リング状に下方へ押し潰すことにより、蛇腹状に変形された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例5においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例5においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例6は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図11(一部切欠側面図)、図12(図11のF−F線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2を軸線方向螺旋状に下方へ押し潰すことにより、内向きに突出する螺旋状の突条が形成された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例6においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例6においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例7は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図13(一部切欠側面図)、図14(図13のG−G線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の管端開口部の略上半分内側へ折り曲げることにより、略横長楕円状に形成された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例7においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例7においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例8は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図15(一部切欠側面図)、図16(図15のH−H線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の管端開口縁部を内側へ絞り込んで縮径された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例8においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例8においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例9は、実施例1における触媒コンバータの上流側排気管構造の変形例を示すものであり、図17(一部切欠側面図)、図18(図17のJ−J線における拡大縦断面図)に示すように、整流部4が、上流側排気管2の一部を略球状に膨らませることにより、拡径された流路断面部分で構成されている点で、上記実施例とは相違したものである。
従って、この実施例9においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
従って、この実施例9においても、曲がり部21を通過して偏流となった排気ガスが整流部4を通過する際に流れの変化を得て整流された状態で触媒コンバータ1に流入されるようになるため、上記実施例1と同様の効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
図1はこの実施例1の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図、図2は図1のA−A線における拡大縦断面図である。
実施例1の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図1の線における拡大縦断面図である。
実施例2の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図3のB−B線における拡大縦断面図である。
実施例の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図5のC−C線における拡大縦断面図である。
実施例4の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図7のD−D線における拡大縦断面図である。
実施例5の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図9のE−E線における拡大縦断面図である。
実施例6の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図11のF−F線における拡大縦断面図である。
実施例7の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図13のG−G線における拡大縦断面図である。
実施例8の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図15のH−H線における拡大縦断面図である。
実施例9の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す一部切欠側面図である。
図17のJ−J線における拡大縦断面図である。
従来例の触媒コンバータの上流側排気管構造を示す断面図である。
1 触媒コンバータ
11 触媒担体
12 外筒
13 ディフューザ
14 ディフューザ
2 上流側排気管
21 曲がり部
3 出力側排気管
4 整流部
11 触媒担体
12 外筒
13 ディフューザ
14 ディフューザ
2 上流側排気管
21 曲がり部
3 出力側排気管
4 整流部
Claims (1)
- 触媒コンバータの上流側排気管に曲がり部を有する触媒コンバータの上流側排気管構造であって、
前記上流側排気管における前記曲がり部の下流側の前記触媒コンバータの流入口付近に整流部が形成されていることを特徴とする触媒コンバータの上流側排気管構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006089933A JP2007263003A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 触媒コンバータの上流側排気管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006089933A JP2007263003A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 触媒コンバータの上流側排気管構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007263003A true JP2007263003A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38636233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006089933A Pending JP2007263003A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 触媒コンバータの上流側排気管構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007263003A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014115461A1 (ja) * | 2013-01-25 | 2014-07-31 | フタバ産業株式会社 | 排ガス浄化装置 |
| WO2014129014A1 (ja) * | 2013-02-20 | 2014-08-28 | 本田技研工業株式会社 | 排気浄化装置 |
| WO2017208406A1 (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | フタバ産業株式会社 | 排気管 |
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2006
- 2006-03-29 JP JP2006089933A patent/JP2007263003A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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