JP2007266882A - 撮像装置、撮影制限方法、及び撮影制限プログラム - Google Patents

撮像装置、撮影制限方法、及び撮影制限プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に撮影禁止の状態にできるデジタルカメラを低コストで実現する。
【解決手段】デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にするためのQRコードのデータと撮影禁止を解除するためのQRコードのデータとを特定画像情報記憶部16に記憶させておく。画像取得部11で取得した画像に撮影禁止の状態にするためのQRコードの画像が含まれいるか否かをCPU14は判断し、撮影禁止の状態にするためのQRコードの画像が含まれいる場合には、画像取得部11で取得した画像の記録を禁止する。撮影禁止の状態のデジタルカメラ10で取得した画像に、撮影禁止を解除するためのQRコードの画像が含まれている場合に、撮影禁止を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮影制限方法、及び撮影制限プログラムに関する。
一般のカメラは、任意の場所で被写体を撮像することができるが、下記特許文献1には、撮影禁止区域内では自動的に撮影を禁止する携帯型電子機器が記載されている。
特開2005−109956号公報
特許文献1の携帯型電子機器はカメラ機能を備え、撮影禁止区域内に配置された撮影禁止用無線基地局から送信された撮影禁止用メッセージを無線通信手段で受信し、当該携帯型電子機器の有するカメラ機能を強制的に無効にする。
特許文献1に記載された技術によれば、撮影を禁止させるためには、撮影禁止用無線基地局を配置すると共に、携帯型電子機器にアンテナを組込む必要があった。撮影禁止用無線基地局を配置するにはコストがかかるばかりでなく、一般に通常金属ケースに収容された携帯型電子機器に、アンテナを組込むことは困難であった。
本発明は、以上のような現状に鑑みてなされた発明であり、簡単に撮像を制限することが可能な撮像装置、撮影制限方法、及び撮影制限プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る撮像装置は、
画像の取込みと該画像の記録とを含む撮影を行う撮影手段と、
前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、
前記撮影手段に取込まれた画像に前記特定画像が含まれていると判断された場合に、それ以降、所定の処理が行われるまで前記記録を禁止する撮影禁止手段と、
を備えることを特徴とする。
なお、前記撮影禁止手段が前記記録を禁止した場合に、前記所定の処理に関する情報を出力する禁止解除情報出力手段を備えてもよい。
また、前記所定の処理は、前記撮影手段に所定の画像を取込ませる処理であってもよい。
また、パスワードを入力する入力手段を備え、
前記撮影禁止手段は、前記入力手段から所定のパスワードが入力されることを前記所定の処理としてもよい。
また、前記判断手段は、撮影手段に取込まれた画像から特定画像と推定される画像を検出し、特定画像と推定される画像に所定の変換処理を施した後に、該変換処理の結果で得られた画像に対して認識を行い、前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断しもよい。
また、前記特定画像は、QRコードの画像であってもよい。
また、前記特定画像は、特定の人の顔の画像であってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る撮影制限方法は、
画像の取込みと該画像の記録とを含む撮影を行う撮影手段を備える撮像装置に対し、
前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断する判断処理と、
前記撮影手段に取込まれた画像に前記特定画像が含まれていると判断された場合に、それ以降、所定の処理が行われるまで前記記録を禁止する撮影禁止処理と、
を行うことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第3の観点に係る撮影制限用プログラムは、
画像の取込みと該画像の記録とを含む撮影を行う撮影手段と共に撮像装置に組込まれたコンピュータに、
前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断する判断処理と、
前記撮影手段に取込まれた画像に前記特定画像が含まれていると判断された場合に、それ以降、所定の処理が行われるまで前記記録を禁止する撮影禁止処理と、
を実施させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影禁止区域であることを撮像装置に知らせる装置を配置する必要がなく、その装置との通信を行うためのアンテナを撮像装置に設ける必要がなくなり、低コストで簡単に撮影禁止が可能になる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るデジタルカメラ10を示す構成図である。
このデジタルカメラ10は、画像の取込みと記録媒体への記録とを行う撮像装置であると共に、特定のQRコードの画像を含む画像が取込まれた場合には画像の記録を禁止する機能を持っている。
デジタルカメラ10は、画像を取得する画像取得部11と、操作部12と、表示部13と、CPU(Central Processing Unit)14と、プログラム記憶部15と、特定画像情報記憶部16と、イメージ記憶部17と、記録部18と、作業用メモリ19と、データ入出力部20とを備え、これらがバス等で接続されている。
画像取得部11は、レンズ、レンズで結像された画像を撮像するCCD等の撮像素子、撮像素子の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路とを備え、レンズを介して入力された画像を取込んで、該画像に対応するデジタル信号を生成する。
操作部12は、撮影に必要なシャッターボタン、動作モードの変更やパスワードや各種情報の入力に必要な操作ボタン等で構成され、デジタルカメラ10の筐体から操作可能に露出して配置されている。操作部12の操作ボタンの数は、デジタルカメラ10の備える機能に応じて決められている。また、その操作部12によって、パスワード等を入力可能にしてもよい。
表示部13は、ファインダ画面や、記録部18で記録された画像等を表示するものであり、液晶ディスプレイ等で構成されている。
CPU14は、プログラム記憶部15に記憶されたプログラムに基づいて動作し、デジタルカメラ10の各部の動作を制御する。CPU14は、さらに、特定のQRコードの画像を含む画像が取込まれた場合に、その画像からQRコード上のデータを読み取ってデジタルカメラ10に画像の記録を禁止する機能を持っている。なお、プログラム記憶部15へのプログラムの書き込みには、CD−ROM等の記憶媒体からプログラムを転写して書き込むようにしてもよいし、プログラム記憶部15を作成する段階でプログラムを書き込んでおいてもよい。
特定画像情報記憶部16はRAM(Random Access Memory)等で構成され、前述の特定のQRコードの示すデータや撮影禁止の状態を解除するための情報を記憶する。この特定画像情報記憶部16に、データや情報を記憶させる方法は、後述する。
イメージ記憶部17はRAM等で構成され、デジタルカメラ10で取得した画像に相当するデータを一時的に記憶する。
記録部18は、フラッシュメモリ等の図示しない記録媒体に画像を入出力するものである。
作業メモリ19は、CPU14がアクセスして各種処理をするために用いるメモリである。この作業メモリ19と特定画像情報記憶部16とを共通のRAMで構成してもよい。
データ入出力部20はレセプタクルコネクタ等で構成され、デジタルカメラ10と外部との間のデータの送受信を中継する。
次に、図1のデジタルカメラの動作を説明する。
このデジタルカメラ10は、画像取得部11で取込んだ画像に特定のQRコードの画像が含まれている場合、その画像を含めて以降の撮影ができない状態(撮影禁止の状態)になり、さらに別の特定のQRコードの画像を画像取得部11が取込んだときに撮影が再び可能になる。
撮影させたくない対象がある場合、デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にするためのQRコードをその対象に添付すると共に、撮影禁止を解除するためのQRコードを別の場所に配置しておく。撮影させたくない対象が人である場合には、その人の服にQRコードを添付或いは印刷してもよい。
デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にするためのQRコードと撮影禁止を解除するためのQRコードとは、事前にデジタルカメラ10に登録される。例えば撮影させたくない対象が配置されている会場に撮影者が入る場合に、その会場の入口で、撮影禁止の状態にするためのQRコードと撮影禁止を解除するためのQRコードは登録される。
これらのQRコードをデジタルカメラ10を登録する際には、操作部12を操作してQRコードを登録するモードに設定し、外部からデータ入出力部20を介して、QRコードに示されるデータを入力する。CPU14は、データ入出力部20から与えられたQRコードに示されるデータを、QRコードを特定するためのデータとして特定画像情報記憶部16に記憶させる。
デジタルカメラ10で撮影を行う場合、撮影者は操作部12のボタン等を操作して撮影モードに設定する。以下に、撮影モードにおけるデジタルカメラ10の使用方法と動作を図2を参照して説明する。図2は、撮影モードにおける処理を示すフローチャートである。
画像取得部11は、レンズによって結像された画像を撮像素子でアナログの電気信号に変換し、アナログの電気信号をアナログデジタル変換回路によりデジタル信号に変換する。CPU14は画像取得部11から与えられたデジタル信号に基づき表示部13のディスプレイを駆動してレンズから入力された画像に相当する画像を表示する。
撮影者は、表示部13に表示される画像を見ながら操作部12のシャッタボタンを押下する(ステップS1)。シャッタボタンが押下された時点でレンズを介して入力された画像は、画像取得部11によってデジタルデータ化され、イメージ記憶部17に記憶される(ステップS2)。即ち、画像の取込みが行われる。
CPU14は、イメージ記憶部17に格納された画像に、QRコードと思われる画像が含まれているか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、画像中に写っているものの色情報や輪郭等に基づいて総合的に行われる。
イメージ記憶部17に格納された画像にQRコードと思われる画像が含まれていると判断した場合(ステップS3:YES)、CPU14は、QRコードと思われる部分をイメージ記憶部17から切り出し作業用メモリ19に記憶させる。そして、CPU14は、作業用メモリ19に記憶させた画像について、必要に応じて補正を行う(ステップS4)。
QRコードが添付された対象を撮影する場合、QRコードの表面が画像取得部11のレンズの軸に対して垂直になっていないことや、QRコードの位置がレンズの光軸からずれていることが多い。これらの場合、画像上のQRコードの形状が、正規な形状の矩形になっていない。また、画像上のQRコードの大きさも、画像取得部11からの距離に応じて変化する。そこで、CPU14は、QRコードの認識ができるように、作業用メモリ19に記憶された画像を補正し、画素の間引きや補間により正規な矩形に直すと共に、適当な大きさに変換する。
続いてCPU14は、補正されたイメージ記憶部17の画像を二値化し、二値化した画像に対してQRコードの認識を行う。QRコードの認識では、矩形の各頂点からの距離が所定値になる場所の画素の値を読取り、QRコードに示されているデータを認識する(ステップS5)。
ステップS5で認識結果が得られたときに、CPU14は、特定画像情報記憶部16を調べ、その認識結果が、撮影禁止の状態にするためのQRコードのデータと一致するか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6で一致すると判定した場合(ステップS6:YES)、CPU14は、記録部18での記録をできない状態にする。即ち、デジタルカメラ10を撮影禁止の状態に設定する(ステップS7)。このとき、表示部13に例えば撮影禁止の状態になったことや、その状態を解除するための方法を表示し、撮影者に知らせる。
なお、シャッタボタンの押下で取込んだ画像に、QRコードと思われる画像が含まれていない場合(ステップS3:NO)、及びステップS5の認識結果が、撮影禁止の状態にするためのQRコードのデータと一致しない場合(ステップS6:NO)には、デジタルカメラ10に取込まれてイメージ記憶部17に記憶されている画像を記録部18で記録させる(ステップS8)。
撮影禁止の状態になっているデジタルカメラ10を、撮影可能の状態に戻す場合には、撮影禁止を解除するためのQRコードを撮影すればよい。
図3は、撮影禁止を解除する処理を示すフローチャートである。
撮影禁止を解除するためのQRコードは、例えば撮影させたくない対象が配置されている会場の出口やその会場内の適当な場所に配置しておくことができる。
撮影禁止の状態になっているデジタルカメラ10を持った撮影者は、撮影禁止を解除するためのQRコードにデジタルカメラ10のレンズを向けてシャッタボタンを押下する(ステップS11)。
シャッタボタンが押下された時点でレンズを介して入力された画像は、画像取得部11によってデジタルデータ化され、イメージ記憶部17に記憶される(ステップS12)。
CPU14は、イメージ記憶部17に格納された画像に、QRコードと思われる画像が含まれているか否かを判断する(ステップS13)。この判断は、画像中に写っているものの色情報や輪郭等に基づいて総合的に行われる。
イメージ記憶部17に格納された画像にQRコードと思われる画像が含まれていると判断した場合(ステップS13:YES)、CPU14は、QRコードと思われる部分をイメージ記憶部17から切り出し作業用メモリ19に記憶させる。そして、CPU14は、作業用メモリ19に記憶させた画像について、必要に応じて補正を行い、QRコードの認識ができるように、正規な矩形に直すと共に、適当な大きさに変換する(ステップS14)。
続いてCPU14は、補正されたイメージ記憶部17の画像を二値化し、二値化した画像に対してQRコードの認識を行う。QRコードの認識では、矩形の各頂点からの距離が所定値になる場所の画素の値を読取り、QRコードに示されているデータを認識する(ステップS15)。
ステップS15で認識結果が得られたときに、CPU14は、特定画像情報記憶部16を調べ、その認識結果が、撮影禁止を解除するためのQRコードのデータと一致するか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16で一致すると判定した場合(ステップS16:YES)、CPU14は、記録部18で記録をできる状態にする。即ち、デジタルカメラ10の撮影禁止の状態を解除する(ステップS17)。
なお、シャッタボタンの押下で取込んだ画像に、QRコードと思われる画像が含まれていない場合(ステップS13:NO)、及びステップS15の認識結果が、撮影禁止を解除にするためのQRコードのデータと一致しない場合(ステップS16:NO)には、表示部13に撮影禁止の状態が解除されていないことを表示し(ステップS18)、処理を終了する。即ち、表示部13が禁止解除情報出力手段となる。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ10には、次のような利点を有する。
(1) 図4には、QRコードが衣服に印刷された人物が示されているが、このQRコードがデジタルカメラ10を撮影禁止の状態にするQRコードの場合、デジタルカメラ10でその人物を撮影しようとしても、デジタルカメラ10が自動的に撮影禁止の状態になり、盗撮が防げる。
(2) デジタルカメラ10での撮影を禁止するために、デジタルカメラ10にアンテナを設けたり、デジタルカメラ10と無線通信する装置を設ける必要がなく、低コストでデジタルカメラ10を撮影禁止の状態にできる。
(3) 撮影禁止の状態にするためのQRコードを登録するだけで、デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にできるので、デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にするための条件の設定が容易である。
(4) 撮影禁止の状態を解除するためのQRコードを登録するだけで、撮影禁止の状態のデジタルカメラ10を解除できるので、撮影禁止を解除するための条件の設定が容易である。
(5) QRコードは二次元バーコードの一種であり、印刷や添付が容易である。そのため、種々の対象物を撮影禁止にすることができる。
(6) 撮影禁止の状態になったときには、撮影禁止を解除する方法を表示部13に表示するので、撮影者が誤りなく、撮影禁止の解除を行うことができる。
(7) 作業用メモリ19に切り出した画像を補整してから、QRコードの認識を行うので、認識の誤りを防ぐことができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2に係るデジタルカメラ30を示す構成図である。
このデジタルカメラ30は、特定の人物の画像を含む画像が取込まれた場合には画像の記録を禁止する機能を持っている。
デジタルカメラ30の基本的構成は、実施形態1のデジタルカメラ10と同様であり、画像を取得する画像取得部31と、操作部32と、表示部33と、CPU34と、プログラム記憶部35と、特定画像情報記憶部36と、イメージ記憶部37と、記録部38と、作業用メモリ39と、データ入出力部40とを備え、これらがバス等で接続されている。
画像取得部31、操作部32、及び表示部33は、実施形態1の画像取得部11,操作部12及び表示部13と同様である。
CPU34は、プログラム記憶部35に記憶されたプログラムに基づいて動作し、デジタルカメラ30の各部の動作を制御する。CPU34は、さらに、特定の人物の顔を含む画像が取込まれた場合に、その画像から特定の人物の顔の特徴を抽出して、デジタルカメラ30における画像の記録を禁止する機能を持っている。
特定画像情報記憶部36はRAM等で構成され、前述の特定の人物の顔の特徴情報を事前に記憶する。顔の特徴情報としては、顔を構成する各部位の位置、形状、角度等を表すベクトルである。この特定画像情報記憶部36に、特徴情報を記憶させる方法は、後述する。
イメージ記憶部37、記録部38、作業用メモリ39、及びデータ入出力部40は、実施形態1のイメージ記憶部17,記録部18,作業用メモリ19,データ入出力部20と同様に構成されている。
次に、デジタルカメラ30の動作を説明する。
このデジタルカメラ30は、画像取得部31で取込んだ画像に特定の人物の顔の画像が含まれている場合、その画像を含めて以降の撮影ができない状態(撮影禁止の状態)になり、特定のパスワードが入力されたときに撮影が再び可能になる。
デジタルカメラ30を撮影禁止の状態にするために、特定の人物の顔の特徴情報を事前にデジタルカメラ30に登録する。また、デジタルカメラ30の撮影禁止の状態を解除するためのパスワードを事前にデジタルカメラ30に登録する。これらの顔の特徴情報やパスワードをデジタルカメラ30に登録する際には、操作部32を操作して顔の特徴情報やパスワードを登録するモードに設定し、外部からデータ入出力部40を介して顔の特徴情報を入力すると共に操作部32を用いたパスワードを入力する。CPU34は、データ入出力部40から与えられた顔の特徴情報や入力されたパスワードを、特定画像情報記憶部36に記憶させる。
デジタルカメラ30で撮影を行う場合、撮影者は操作部32のボタン等を操作して撮影モードに設定する。以下に、図6を参照して、撮影モードにおけるデジタルカメラ30の使用方法及び動作を説明する。図6は、撮影モードにおける処理を示すフローチャートである。
画像取得部31は、レンズによって結像された画像に対応するデジタル信号を出力する。CPU34は画像取得部31から与えられたデジタル信号に基づき表示部33のディスプレイを駆動してレンズから入力された画像に相当する画像を表示する。
撮影者は、表示部33に表示される画像を見ながら操作部32のシャッタボタンを押下する(ステップS21)。シャッタボタンが押下された時点でレンズを介して入力された画像は、画像取得部31によってデジタルデータ化され、イメージ記憶部37に記憶される(ステップS22)。即ち、画像の取込みが行われる。
CPU34は、イメージ記憶部37に格納された画像に、人の顔と思われる画像が含まれているか否かを判断する(ステップS23)。この判断は、画像中に写っているものの色情報や輪郭等に基づいて総合的に行われる。
イメージ記憶部37に格納された画像に人の顔と思われる画像が含まれていると判断した場合(ステップS23:YES)、CPU34は、人の顔と思われる部分をイメージ記憶部37から切り出し作業用メモリ39に記憶させる。そして、CPU34は、作業用メモリ39に記憶させた画像について、必要に応じて補正を行う(ステップS24)。
人の顔の画像が取込まれた場合、人の顔が傾いていたり、レンズからの距離により、顔の大きさが不適切になる場合がある。そこで、CPU34は、人の顔の特徴情報を抽出できるように、作業用メモリ39に記憶された画像を回転させたり、画素の間引きや補間により大きさを補正する。
続いてCPU34は、補正された作業用メモリ39の画像から、顔の特徴情報を抽出する(ステップS25)。顔の特徴情報としては、顔を構成する各部位の位置、形状、角度等を表すベクトルである。
ステップS25での抽出結果が得られたときに、CPU34は、特定画像情報記憶部36を調べ、その抽出結果が、特定の人の顔の特徴情報に近似しているか否かを判定する(ステップS26)。
ステップS26で近似すると判定した場合(ステップS26:YES)、CPU34は、記録部38での記録をできない状態にする。即ち、デジタルカメラ30を撮影禁止の状態に設定する(ステップS27)。このとき、表示部33に例えば撮影禁止の状態になったことや、その状態を解除するためには、パスワードの入力が必要であることを表示し、撮影者に知らせる。
なお、シャッタボタンの押下で取込んだ画像に、人の顔と思われる画像が含まれていない場合(ステップS23:NO)、及びステップS26の抽出結果が、特定の人の顔の特徴情報に近似しない場合(ステップS26:NO)には、デジタルカメラ30に取込まれてイメージ記憶部37に記憶されてている画像を記録部38で記録させる(ステップS28)。
撮影禁止の状態になっているデジタルカメラ30を、撮影可能の状態に戻す場合には、撮影禁止を解除するためのパスワードを入力すればよい。
図7は、撮影禁止を解除する処理を示すフローチャートである。
撮影禁止の状態になっているデジタルカメラ30を持った撮影者は、撮影禁止を解除するために操作部32を操作し、パスワードを入力するモード設定する(ステップS41)。
続いて、撮影者は操作部32の操作ボタンを操作してパスワードを入力する(ステップS42)。
CPU34は、新たに入力されたパスワードが特定画像情報記憶部36に既に登録されているパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS43)。
新たに入力されたパスワードと既に登録されているパスワードとが一致する場合(ステップS43:YES)、CPU34は、記録部38で記録をできる状態にする。即ち、デジタルカメラ30の撮影禁止の状態を解除する(ステップS44)。
新たに入力されたパスワードと既に登録されているパスワードとが一致しない場合(ステップS43:NO)、CPU34は、表示部33に撮影禁止の状態が解除されていないことを表示し(ステップS45)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ30には、実施形態1の(2),(6),(7)と同様の効果があると共に、さらに、次のような利点を有する。
(8) 図8には、撮影禁止状態になる画像を示す説明図であり、その中央には、特定の人物が存在する。この特定の人物の顔をデジタルカメラ30で撮影しようとしても、デジタルカメラ30が自動的に撮影禁止の状態になり、盗撮が防げる。
(9) 撮影禁止の状態にするための特定の人の顔の特徴情報を登録するだけで、デジタルカメラ30を撮影禁止の状態にできるので、デジタルカメラ30を撮影禁止の状態にするための条件の設定が容易である。
(10) 撮影禁止の状態を解除にするためのパスワードを登録するだけで、撮影禁止の状態のデジタルカメラ30を解除できるので、撮影禁止を解除するための条件の設定が容易である。
(11) 撮影禁止の状態にするためにQRコードが不要である。
(12) 撮影禁止の状態を解除するためにQRコードが不要である。
(実施形態3)
図9は、本発明の実施形態3に係るデジタルカメラ50を示す構成図である。
このデジタルカメラ50は、撮影モードに設定されていても、特定の印鑑の画像を含む画像が取込まれた場合に以降の画像の記録を禁止する機能を持っている。
デジタルカメラ50の基本的構成は、実施形態1のデジタルカメラ10と同様であり、画像を取得する画像取得部51と、操作部52と、表示部53と、CPU54と、プログラム記憶部55と、特定画像情報記憶部56と、イメージ記憶部57と、記録部58と、作業用メモリ59と、データ入出力部60とを備え、これらがバス等で接続されている。
画像取得部51、操作部52、及び表示部53は、実施形態1の画像取得部11,操作部12及び表示部13と同様である。
CPU54は、プログラム記憶部55に記憶されたプログラムに基づいて動作し、デジタルカメラ50の各部の動作を制御する。CPU54は、さらに、特定の印鑑の画像を含む画像が取込まれた場合に、その特定の印鑑の画像を検出してデジタルカメラ50における画像の記録を禁止する機能を持っている。
特定画像情報記憶部56はRAM等で構成され、前述の特定の印鑑の画像情報を事前に記憶する。
イメージ記憶部57、記録部58、作業用メモリ59、及びデータ入出力部60は、実施形態1のイメージ記憶部17,記録部18,作業用メモリ19,データ入出力部20と同様に構成されている。
次に、このデジタルカメラ50の使用方法及び動作を説明する。
デジタルカメラ50は、画像取得部51で取込んだ画像に特定の印鑑の画像が含まれている場合、以降の撮影ができない状態(撮影禁止の状態)になり、特定のパスワードが入力されたときに撮影が再び可能になる。
デジタルカメラ50を撮影禁止の状態にするために、特定の印鑑の画像情報を事前にデジタルカメラ50に登録する。また、デジタルカメラ50の撮影禁止の状態を解除するためのパスワードを事前にデジタルカメラ50に登録する。
特定の印鑑の画像情報をデジタルカメラ50に登録する際には、操作部52を操作し、印鑑の画像情報を入力するモードに設定し、印鑑が押印された紙片にデジタルカメラ50を対向させてシャッタボタンを押下する。これにより、特定の印鑑の画像がデジタルカメラ50に取込まれる。CPU54は、デジタルカメラ50に取込まれた印鑑の画像を特定画像情報記憶部56に記憶させる。以上により、特定の印鑑の画像情報がデジタルカメラ50に登録されたことになる。
また、パスワードをデジタルカメラ50に登録する際には、実施形態2と同様に、パスワードを登録するモードに設定し、操作部52を操作してパスワードを入力する。CPU54は、入力されたパスワードを、特定画像情報記憶部56に記憶させる。
デジタルカメラ50で撮影を行う場合、撮影者は操作部52の操作ボタン等を操作して撮影モードに設定する。以下に、図10を参照して、撮影モードにおけるデジタルカメラ50の動作を説明する。
画像取得部51は、レンズによって結像された画像に対応するデジタル信号を出力する。CPU54は画像取得部51から与えられたデジタル信号に基づき表示部53のディスプレイを駆動してレンズから入力された画像に相当する画像を表示する。
撮影者は、表示部53に表示される画像を見ながら操作部52のシャッタボタンを押下する(ステップS51)。シャッタボタンが押下された時点でレンズを介して入力された画像は、画像取得部51によってデジタルデータ化され、イメージ記憶部57に記憶される(ステップS52)。即ち、画像の取込みが行われる。
CPU54は、イメージ記憶部57に格納された画像に、印鑑と思われる画像が含まれているか否かを判断する(ステップS53)。この判断は、画像中に写っているものの色情報や輪郭等に基づいて総合的に行われる。
イメージ記憶部57に格納された画像に印鑑と思われる画像が含まれていると判断した場合(ステップS53:YES)、CPU54は、印鑑と思われる部分をイメージ記憶部57から切り出し作業用メモリ59に記憶させる。そして、CPU54は、作業用メモリ59に記憶させた画像について、必要に応じて補正を行う(ステップS54)。
印鑑の画像が取込まれた場合、印鑑の押印された撮影対象がレンズの光軸に対して垂直でないために印鑑の画像が変形したり、或いは印鑑が斜めに傾いていたり、画像レンズからの距離により、大きさが不適切になる場合がある。そこで、CPU54は、作業用メモリ59に記憶された画像を回転させたり、画素の間引きや補間により画像の変形や大きさを補正する。
続いてCPU54は、補正された作業用メモリ59の画像と、特定画像情報記憶部56に予め登録されている画像との差分を検出する(ステップS55)。
CPU54は、ステップS55での差分の検出結果が所定値よりも少ないか否かを検出する(ステップS56)。即ち、CPU54は、マッチングを行い、特定画像情報記憶部56の画像と作業用メモリ59の画像とが近似しているか否かを調べる。
ステップS56で近似すると判定した場合(ステップS56:YES)、CPU54は、記録部58での記録をできない状態にする。即ち、デジタルカメラ50を撮影禁止の状態に設定する(ステップS57)。このとき、表示部53に例えば撮影禁止の状態になったことや、その状態を解除するためには、パスワードの入力が必要であることを表示し、撮影者に知らせる。
なお、シャッタボタンの押下で取込んだ画像に、印鑑と思われる画像が含まれていない場合(ステップS53:NO)、及びステップS56の抽出結果が、予め登録された画像に近似しない場合(ステップS56:NO)には、デジタルカメラ50に取込まれてイメージ記憶部57に記憶されて画像を適宜を記録部58で記録させる(ステップS58)。
撮影禁止の状態になっているデジタルカメラ50を、撮影可能の状態に戻す場合には、撮影禁止を解除するためのパスワードを入力すればよい。パスワードを入力する手順は、実施形態2と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ50には、実施形態1の(2),(6),(7)及び実施形態2の(10)〜(12)と同様の効果があると共に、さらに、次のような利点を有する。
(13) 図11には、撮影禁止状態になる画像を示す説明図であり、印鑑が押印された絵画が示されている。その印鑑がデジタルカメラ50を撮影禁止の状態にするものであれば、デジタルカメラ50で撮影しようとしても、デジタルカメラ50が自動的に撮影禁止の状態になり、盗撮が防げる。
(14) 撮影禁止の状態にするための特定の印鑑の画像情報を登録するだけで、デジタルカメラ50を撮影禁止の状態にできるので、デジタルカメラ50を撮影禁止の状態にするための条件の設定が容易である。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、前述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組合わせて実施してもよい。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、変形例を示す。
(a) デジタルカメラ10,30,50を撮影禁止の状態に設定する条件は、特定のQRコード、特定の人の顔及び特定の印鑑の画像が取込まれた場合ばかりでなく、種々の対象の画像をその条件にすることができる。例えば、撮影禁止の状態に設定する条件を、単に人の顔としてもよい。
図12は、撮影禁止の条件の説明図である。
撮影禁止の状態に設定する条件を、単に人の顔とすると、図12(a)のように、デジタルカメラ10,30,50に取込んだ画像に人の顔が写っていれば、デジタルカメラ10,30,50が撮影禁止の状態になる。これに対し、例えば実施形態2のデジタルカメラ30では、図12(b),(c)のように、特定の人の顔の画像が取込まれれば撮影禁止の状態になるが、その特定の人の顔の画像が取込まれない場合には、撮影禁止にはならない。
この場合、デジタルカメラ10,30,50に取込まれた画像から人の顔と思われる部分が抽出できれば、条件を満たすとして撮影禁止の状態になる。よって、例えば実施形態2のステップS24〜S26を省くことができる。また、デジタルカメラ10,30,50を撮影禁止の状態にする条件を、デジタルカメラ10,30,50に登録するときでも、画像や特徴情報を入力する必要がなく、操作者の負担の軽減になる。
(b) デジタルカメラ10,30,50では、画像やパスワードが撮影禁止の状態から復帰させる条件となっている。これらの画像やパスワードは、操作者等が登録しなくてはならない。そこで、デジタルカメラ10,30,50の機能として、操作部12,32,52に対して所定の操作を行うことで撮影禁止の状態から復帰するようにしてもよい。これにより、登録する手間が省ける。
(c) 実施形態1では、デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にする条件をQRコード上のデータとし、事前にデジタルカメラ10に登録しているが、この条件をQRコードの画像としてもよい。この場合、CPU14は、実施形態3のように、新たに取込まれれた画像と事前に登録された画像とから、デジタルカメラ10を撮影禁止の状態にする条件を満たしているか否かを検出する。
(d) 実施形態2において、デジタルカメラ30を撮影禁止の状態にする条件として、特定の人の顔の特徴情報を事前に登録したが、実施形態3が特定の印鑑の画像情報を事前に登録したように、特定の人の顔の画像情報を事前に登録してもよい。この場合、撮影禁止の状態にする条件を登録する際には、実施形態3と同様にしてデジタルカメラ30で特定の人の顔の画像を取込む。そして、取込んだ特定の人の顔の画像から特徴情報を抽出して特定画像情報記憶部36に記憶させる。このようにすると、デジタルカメラ30を撮影禁止の状態にする条件としての特徴情報を外部で生成する必要がない。その上、デジタルカメラ30を撮影禁止の状態にする条件としての特徴情報と、デジタルカメラ30で取込んだ人の顔の画像の特徴情報とが、両方ともデジタルカメラ30で生成されるので、特徴情報の精度等に不整合が生じない。
(e)撮影禁止を解除する方法として、データ入出力部20,40,60から信号を入力し、その信号をCPU14,34,54が撮影禁止を解除する信号として認識したときに、撮影禁止を解除する構成にしてもよい。
本発明の実施形態1に係るデジタルカメラの構成図である。 撮影モードにおける処理を示すフローチャートである。 撮影禁止を解除する処理を示すフローチャートである。 QRコードが衣服に印刷された人物を示す図である。 本発明の実施形態2に係るデジタルカメラの構成図である。 撮影モードにおける処理を示すフローチャートである。 撮影禁止を解除する処理を示すフローチャートである 撮影禁止状態になる画像を示す説明図である。 本発明の実施形態2に係るデジタルカメラの構成図である。 撮影モードにおける処理を示すフローチャートである。 撮影禁止状態になる画像を示す説明図である。 撮影禁止の条件の説明図である。
符号の説明
10,30,50・・・デジタルカメラ、11,31,51・・・画像取得部、12,32,52・・・操作部、13,33,53・・・表示部、14,34,54・・・CPU、15,35,55・・・プログラム記憶部、16,36,56・・・特定画像情報記憶部、17,37,57・・・イメージ記憶部、18,38,58・・・記録部、19,39,59・・・作業用メモリ

Claims (9)

  1. 画像の取込みと該画像の記録とを含む撮影を行う撮影手段と、
    前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記撮影手段に取込まれた画像に前記特定画像が含まれていると判断された場合に、それ以降、所定の処理が行われるまで前記記録を禁止する撮影禁止手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影禁止手段が前記記録を禁止した場合に、前記所定の処理に関する情報を出力する禁止解除情報出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定の処理は、前記撮影手段に所定の画像を取込ませる処理であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. パスワードを入力する入力手段を備え、
    前記撮影禁止手段は、前記入力手段から所定のパスワードが入力されることを前記所定の処理とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記判断手段は、撮影手段に取込まれた画像から特定画像と推定される画像を検出し、特定画像と推定される画像に所定の変換処理を施した後に、該変換処理の結果で得られた画像に対して認識を行い、前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記特定画像は、QRコードの画像であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記特定画像は、特定の人の顔の画像であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 画像の取込みと該画像の記録とを含む撮影を行う撮影手段を備える撮像装置に対し、
    前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断する判断処理と、
    前記撮影手段に取込まれた画像に前記特定画像が含まれていると判断された場合に、それ以降、所定の処理が行われるまで前記記録を禁止する撮影禁止処理と、
    を行うことを特徴とする撮影制限方法。
  9. 画像の取込みと該画像の記録とを含む撮影を行う撮影手段と共に撮像装置に組込まれたコンピュータに、
    前記撮影手段に取込まれた画像に特定画像が含まれているか否かを判断する判断処理と、
    前記撮影手段に取込まれた画像に前記特定画像が含まれていると判断された場合に、それ以降、所定の処理が行われるまで前記記録を禁止する撮影禁止処理と、
    を実施させるための撮影制限プログラム。
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