JP2007267765A - スプリンクラヘッドの立ち下げ配管 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプリンクラヘッドを立ち下げ配管から外す際に、前記管内の水が極力流れ出ないようにする。
【解決手段】給水管から分岐され、スプリンクラヘッド3の配置位置へ、該ヘッド3の接続部が立ち下げられる立ち下げ配管であって;前記接続部にねじ込まれる前記ヘッドのノズル部27上端に当接して押し上げられる略円筒状の当たり部15と、該当たり部15に連動し、前記配管に形成された弁座部19dを開閉する弁体11と、前記当たり部15が前記弁体11を押し上げる際に前記弁体11の下方に流路として、前記当たり部15の上側に開口された通水口15aと、からなる開閉機構Sを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、立ち下げ配管に取り付けられているスプリンクラヘッドを外して保守点検等を行う際に、該配管内の水が極力外部に排出されないようにした、スプリンクラヘッドの立ち下げ配管に関するものである。
湿式スプリンクラ消火設備のスプリンクラヘッドは、制御弁の二次側に配設されている給水管に、立ち下げ配管を介して連結されている。このスプリンクラヘッドは、定期的に保守点検を行なわなければならないが、この保守点検の際には、スプリンクラヘッドを立ち下げ配管から外さなければならないことがある。スプリンクラヘッドを取り外す場合は、腐食等による交換、或いは、間仕切り変更等による移設、増設の場合が殆どであるが、このように、スプリンクラヘッドを取り外して保守点検作業を行う際には、排水弁を開けて前記給水管内の水を抜き出した後に、該スプリンクラヘッドを立ち下げ配管から外している(例えば、特許文献1、参照)。
実公平5−4846号公報
従来例では、水平方向を向いている給水管内の水は、容易に排水することができるが、垂直方向を向いている立ち下げ配管内の水は排水されないので、残留してしまう。そのため、前記配管からスプリンクラヘッドを外すと、多量の水が床面に向かって放出され、周囲が水浸しとなって水損が発生する。
この発明は、上記事情に鑑み、スプリンクラヘッドを立ち下げ配管から外す際に、前記管内の水が極力流れ出ないようにすることを目的とする。
この発明は、給水管から分岐され、スプリンクラヘッドの配置位置へ、該ヘッドの接続部が立ち下げられる立ち下げ配管であって;前記接続部にねじ込まれる前記ヘッドのノズル部上端に当接して押し上げられる略円筒状の当たり部と、該当たり部に連動し、前記配管に形成された弁座部を開閉する弁体と、前記当たり部が前記弁体を押し上げる際に前記弁体の下方に流路として、前記当たり部の上側に開口された通水口と、からなる開閉機構を有することを特徴とする。
この発明の前記当たり部の外径は、前記当たり部の外周面が接する配管の内径とほぼ同一であることを特徴とする。この発明の前記弁体は、その中心部に立設されたロッドを有し、該ロッドが摺動自在に該ロッドを支持する支持部材を前記立ち下げ配管内に有することを特徴とする。
この発明は、以上のような開閉機構を備えているので、スプリンクラヘッドを立ち下げ配管から外すと、弁体が降下して弁座部に着座し閉弁状態となる。そのため、該配管内の水は極わずかしか器外に放出されないので、水損の発生を防止することができる。
本件発明は、スプリンクラヘッドの取り外しの際、立ち下げ配管内の水が極力器外に排出されないようにするために、開閉機構を設けたものである。この開閉機構は、接続部にねじ込まれる前記ヘッドのノズル部上端に当接して押し上げられる略円筒状の当たり部と、該当たり部に連動し、前記配管に形成された弁座部を開閉する弁体と、前記当たり部が前記弁体を押し上げる際に前記弁体の下方に流路として、前記当たり部の上側に開口された通水口と、から構成されている。
この発明の実施例を図1により説明する。
図示しない湿式スプリンクラ消火設備には、制御弁と、該制御弁の二次側に配設された給水管と、前記給水管の末端部に設けられた排水弁と、が設けられている。
前記給水管には、立ち下げ配管1が分岐して設けられているが、該配管1は、所定間隔をおいて複数設けられている。この配管1は、フレキシブル管であり、その先端部には開閉機構Sが設けられている。開閉機構Sは前記フレキシブル管1と一体に形成され、ユニット化されている。
前記開閉機構Sは、上ソケット部7と下ソケット部9とからなるソケットを備えている。この上ソケット部7は、直筒部7aと、該直筒部7aに連続する円錐台状部7bと、該円錐台状部7bに連続する連結筒部7cとから構成されている。前記直筒部7aの内面には、雌ねじ部7mが形成され、又、前記連結筒部7cの内面にも雌ねじ部7nが設けられている。
下ソケット部9は、前記上連結筒部7cに螺合する下連結筒部9cと、該下連結筒部9cに連続する逆円錐台状部9bと、該逆円錐台状部9bに連続する接続筒部(接続部)9aと、から構成されている。前記逆円錐台状部9bには、弁座部9dが形成されているが、この弁座部9dは、接続筒部9a近傍のテーパー面に形成されている。前記下連結筒部9cの内周面には、前記雌ねじ部7nと螺合する雄ねじ部9nが設けられ、接続筒部9aの下端部内周面には、雌ねじ部9mが形成されている。この様に逆円錐台状部9bのテーパー面を利用して弁機構を簡便にすると共に、上ソケット部7及び下ソケット部9を膨らませることで、開閉機構Sによる圧損を防止している。
11は、逆円錐台状に形成された弁体であり、上面中央部にはロッド13が立設され、その下端面には、略円筒状の当たり部15が立設されている。この当たり部15の外径は、前記当たり部15の外周面が接する接続筒部9aの内径と略同一に形成されている。前記当たり部15の上端部側には、複数の通水口15aが形成されているが、この流水口15aは、開弁時に前記逆円錐台状部9b内の水が流下する際の流路となる。前記弁体11の傾斜面には、シール部材、例えば、ゴムパッキン17が設けられている。
19は、複数の流通口19aを有する円板状のロッド支持部材であり、その中央部には、前記ロッド13が貫通する貫通穴21が設けられている。前記ロッド支持部材19と前記弁体11との間には、弁体11を閉弁方向に付勢するコイルばね23が設けられている。
スプリンクラヘッド3のノズル部27の外周面には、前記雌ねじ部9mに螺合する雄ねじ部27nが設けられ、該ノズル部27の上端面には、前記当たり部15の下端面を押圧する押圧部が設けられている。該スプリンクラヘッド3には、前記ノズル部27の放水口を閉鎖する弁部材28が設けられ、該弁部材28は詳細に示さない感熱分解機構29により保持されている。
次に、本実施例の作動について説明する。
火災監視時:
図1に示すように、スプリンクラヘッド3により当たり部15が押し上げられ、弁体11は弁座部9dから離れ、流水口15aが開いているので、開弁状態となっている。この状態では、給水管から供給された水wは、フレキシブル管1に入り、ロッド支持部材19の流通口19a、前記当たり部15の通水口15aを通り、ノズル部27に流入するが、前記放水口が弁部材28により閉鎖されているので、放水されない。
保守点検時:
排水弁を開いて給水管内の水を排出させた後、スプリンクラヘッド3を所定方向に回転させると、該ヘッド3は接続筒部(接続部)9aから外れる。そうすると、図2に示すように、弁体11は、コイルばね23の復元力と該配管1内の水圧を受け、当たり部15に案内されながら下方に移動し、弁座部9dに着座する。このとき、当たり部15の外径は、接続筒部9aの内径と略同一に形成されているので、弁体11は、円滑に下降することができる。
又、該弁体11と弁座部19dとの間には、ゴムパッキン17が介在しているので、完全にシールされる。そのため、水wの流路は完全に閉鎖される。前記ヘッド3の取り外しの際における排水は、少量であり、例えば、当たり部15内の水量プラスα(極わずかの水量)、である。このように取り外されたスプリンクラヘッド3は、目視等による腐食や加重試験を行って、良否を判別することができる。
スプリンクラヘッド3の保守点検作業終了後、該ヘッドに異常があれば新しいスプリンクラヘッドに交換し、異常がなければ該ヘッド3のノズル部27(接続部)を接続筒部9aにねじ込んで当たり部15を押し上げると、弁体11はロッド13に案内されながら円滑に上昇する。そうすると、図1に示す様に、弁体11は弁座部9dから離れるとともに、通水口15aが開くので、開弁状態となる。
なお、この開閉機構Sによる水損防止の効果は、保守点検時のみでなく、スプリンクラヘッド3の移設などで着脱する全ての場合に得られる。又、施工時に、ヘッドの付け忘れによる水張り時の水損事故防止となる。さらに、改修工事において、水抜き水張りを大掛かりに行う必要がなく、作業が容易となる。
本発明の実施例を示す一部縦断面の正面図である。 図1と異なる状態(閉弁状態)を示す一部縦断面の正面図である。
符号の説明
1 立ち下げ配管
3 スプリンクラヘッド
7 上ソケット部
9 下ソケット部
9a 接続筒部
9d 弁座部
11 弁体
13 ロッド
15 当たり部
19 ロッド支持部材
27 ノズル部

Claims (3)

  1. 給水管から分岐され、スプリンクラヘッドの配置位置へ、該ヘッドの接続部が立ち下げられる立ち下げ配管であって;
    前記接続部にねじ込まれる前記ヘッドのノズル部上端に当接して押し上げられる略円筒状の当たり部と、
    該当たり部に連動し、前記配管に形成された弁座部を開閉する弁体と、
    前記当たり部が前記弁体を押し上げる際に前記弁体の下方に流路として、前記当たり部の上側に開口された通水口と、
    からなる開閉機構を有することを特徴とするスプリンクラヘッドの立ち下げ配管。
  2. 前記当たり部の外径は、前記当たり部の外周面が接する配管の内径とほぼ同一であることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッドの立ち下げ配管。
  3. 前記弁体は、その中心部に立設されたロッドを有し、該ロッドが摺動自在に該ロッドを支持する支持部材を前記立ち下げ配管内に有することを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッドの立ち下げ配管。
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