JP2007281117A - 露光方法、デバイス製造処理方法、デバイス製造処理システム及び測定検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステップ401では、2つのレチクルのパターン形成面の面形状の相関度を算出する。ステップ403では、その相関度と閾値Aとを比較し、相関度が閾値A以下であれば、ステップ405で、レチクルOKを設定する。この場合には、そのレチクルが露光装置に搬入され、処理が続行される。また、相関度が、閾値A以下でなければ、ステップ407において、その相関度と閾値Bとを比較し、相関度が閾値B以下であれば、ステップ409で、レチクル調整を設定する。これが設定されれば、レチクルの保持位置や保持力が調整されることになる。また、相関度が閾値B以下でなければ、ステップ411において、レチクル変更が設定され、処理がリセットされ、再スタートとなる。
【選択図】図6
Description
トラック200は、露光装置100を囲むチャンバ(不図示)に接するように配置されている。トラック200は、内部に備える搬送ラインにより、主として露光装置100に対するウエハの搬入・搬出を行っている。
トラック200内には、レジスト塗布及び現像を行うコータ・デベロッパ(C/D)110が設けられている。C/D110は、ウエハW上に対しフォトレジストの塗布及び現像を行う。C/D110は、これらの処理状態を観測し、その観測データをログデータとして記録することができるようになっている。観測可能な処理状態としては、例えば、レジスト塗布膜厚均一性、現像モジュール処理、PEB(Post-Exposure-Bake)の温度均一性(ホットプレート温度均一性)、ウエハ加熱履歴管理(PEB処理後のオーバベークを回避、クーリングプレート)の各状態がある。C/D110も、その装置パラメータの設定により、その処理状態を、ある程度調整することができるようになっている。このような装置パラメータには、例えば、ウエハW上のレジストの塗布むらに関連するパラメータ、例えば、設定温度、ウエハWの回転速度、レジストの滴下量や滴下間隔などが装置パラメータがある。
トラック200内には、露光装置100でのウエハWの露光前後(すなわち、事前、事後)において、そのウエハWに対する様々な測定検査を行うことが可能な複合的なウエハ測定検査器120が設けられている。ウエハ測定検査器120は、露光装置100やC/D110とは、独立して動作可能である。ウエハ測定検査器120は、露光前に測定を行う事前測定検査処理と、露光後に測定を行う事後測定検査処理とを行う。
解析装置500は、露光装置100、トラック200とは独立して動作する装置である。解析装置500は、デバイス製造処理システム1000内の通信ネットワークと接続されており、外部とデータ送受信が可能となっている。解析装置500は、この通信ネットワークを介して各種装置から各種データ(例えばその装置の処理内容)を収集し、ウエハに対するプロセスに関するデータの解析を行う。このような解析装置500を実現するハードウエアとしては、例えばパーソナルコンピュータを採用することができる。この場合、解析処理は、解析装置500のCPU(不図示)で実行される解析プログラムの実行により実現される。この解析プログラムは、CD−ROMなどのメディア(情報記録媒体)により供給され、PCにインストールされた状態で実行される。
デバイス製造処理装置群900としては、CVD(Chemical Vapor Depositon:化学気相成長法)装置910と、エッチング装置920と、化学的機械的研磨を行いウエハを平坦化する処理を行うCMP(Chemical Mechanical Polishing:化学機械研磨)装置930と、酸化・イオン注入装置940とが設けられている。CVD装置910は、ウエハ上に薄膜を生成する装置であり、エッチング装置920は、現像されたウエハに対しエッチングを行う装置である。また、CMP装置930は、化学機械研磨によってウエハの表面を平坦化する研磨装置であり、酸化・イオン注入装置940は、ウエハWの表面に酸化膜を形成し、又はウエハW上の所定位置に不純物を注入するための装置である。また、CVD装置910、エッチング装置920、CMP装置930及び酸化・イオン注入装置940も、露光装置100などと同様に複数台設けられており、相互間でウエハを搬送可能とするための搬送経路が設けられている。デバイス製造処理装置群900には、この他にも、プロービング処理、リペア処理、ダイシング処理、パッケージング処理、ボンディング処理などを行う装置も含まれている。
管理コントローラ160は、露光装置100により実施される露光工程を集中的に管理するとともに、トラック200内のC/D110及びウエハ測定検査器120の管理及びそれらの連携動作の制御を行う。このようなコントローラとしては、例えば、パーソナルコンピュータを採用することができる。管理コントローラ160は、デバイス製造処理システム1000内の通信ネットワークを通じて、処理、動作の進捗状況を示す情報や、処理結果、測定・検査結果を示す情報を各装置から受信し、デバイス製造処理システム1000の製造ライン全体の状況を把握し、露光工程等が適切に行われるように、各装置の管理及び制御を行う。
ホストシステム(以下、「ホスト」と呼ぶ)600は、デバイス製造処理システム1000全体を統括管理し、露光装置100、トラック200、ウエハ測定検査器120、レチクル測定検査器130、デバイス製造処理装置群900を統括制御するメインホストコンピュータである。このホスト600についても、例えばパーソナルコンピュータなどを採用することができる。ホスト600と、他の装置との間は、有線又は無線の通信ネットワークを通じて接続されており、相互にデータ通信を行うことができるようになっている。このデータ通信により、ホスト600は、このシステムの統括制御を実現している。
次に、デバイス製造処理システム1000における一連のプロセスの流れについて説明する。図4には、このプロセスのフローチャートが示されている。このデバイス製造処理システム1000の一連のプロセスは、ホスト600及び管理コントローラ160によってスケジューリングされ管理されている。
図8には、ステップ321で行われるレチクルR1、R2の調整の概念図が示されている。レチクルR1、R2の調整としては、主としてレチクルR1、R2の吸着保持位置の調整、レチクルR1、R2に対する吸着保持力の調整と、部分的な吸着保持力の調整が可能であり、ここでは、このうちの少なくとも1つの調整を行うことにより、レチクルR1、R2のパターン形成面の相関性を高める。
Claims (15)
- 異なる露光位置に配置された複数のマスク上のパターンから照射され1つの光学素子を介して基板上の被露光領域の同一の領域に照射する複数露光光で前記基板を露光する露光方法において、
前記複数のマスクが前記異なる露光位置それぞれへ搬入される前に、前記各マスクのパターン形成面の面形状に関する情報を測定する事前測定工程と;
測定された前記各マスクのパターン形成面の面形状に関する情報に基づいて、前記複数のマスク間の面形状の相関情報を求める工程と;を含む露光方法。 - 前記相関情報を求める工程は、前記複数のマスク間の面形状の適合度情報又は差分情報を算出する算出工程を含む請求項1に記載の露光方法。
- 前記複数のマスク間の面形状の相関情報を算出する際に、前記各マスクのパターン形成面の面形状に関する情報を、前記パターン形成面内の位置に応じて重み付けすることを特徴とする請求項2に記載の露光方法。
- 前記複数のマスク間の面形状の相関情報を算出する際に、前記各マスクのパターン形成面の面形状に関する情報を、前記基板の被露光面の面形状に応じて補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記相関情報に基づいて、前記基板上の被露光領域の同一の領域へ転写されるパターンが形成された複数のマスクを選択する請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記複数のマスクそれぞれは前記異なる位置で各保持装置に保持され、前記相関情報を求める工程では、前記複数のマスクが前記各保持装置に保持された状態での複数のマスク間の相関情報を求めることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記事前測定工程において、前記複数のマスクが前記各保持装置に保持された状態とほぼ等価な状態で、前記面形状に関する情報を測定することを特徴とする請求項6に記載の露光方法。
- 前記事前測定工程において、前記露光位置で前記マスクを保持する保持装置とは異なる保持装置で前記マスクを保持して前記面形状に関する情報を測定し、
前記相関情報を求める工程では、前記事前測定工程の保持位置で前記マスクを保持した場合と、前記露光位置の保持位置で前記マスクを保持した場合との面形状の違いを考慮して、前記相関情報を求めることを特徴とする請求項6に記載の露光方法。 - 前記相関情報に基づいて、前記各保持装置による保持状態を調整する請求項6〜8のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記各保持装置による保持状態を調整する工程を含み、
前記相関情報を求める工程では、前記各保持装置による保持状態が調整された状態での前記複数のマスク間の相関情報を求めることを特徴とする請求項9に記載の露光方法。 - 前記各保持装置における前記各マスクの保持位置と、前記各保持装置の保持力の強さと、当該保持力を作用させる有効面積との少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の露光方法。
- 前記事前測定工程において、保持装置に保持されたマスクのパターン形成面の面形状に関する情報を測定し、
測定後、前記マスクを保持したままの保持装置を前記各露光位置へ搬送することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光方法。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の露光方法を用いてデバイスを製造するデバイス製造処理方法。
- 請求項13に記載のデバイス製造処理方法を用いてデバイスを製造するデバイス製造処理システム。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の露光方法の事前測定工程を実行する測定検査装置。
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