JP2007282944A - トイレットペーパーのペーパーホルダー - Google Patents

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幸治 谷口
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Abstract

【課題】 トイレにて使用するトイレットペーパーのペーパーホルダーに関し、取り付けに制限のある場所にも取り付けられるペーパーホルダーを提供する。
【解決手段】 固定枠2に移動枠10を移動自在に設け、移動枠10を固定枠2に固定可能とし、固定枠2に固定枠ピン4を移動枠10に移動枠ピン11を設け、ペーパーロール20の補充時に移動枠10を水平方向に移動可能とし、固定枠ピン4と移動枠ピン11の先端の間にペーパーロール20の幅以上の間隔が開くようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、トイレにて使用するトイレットペーパーのペーパーホルダーに関するもので、複数のペーパーロールを収納でき、かつ予備のペーパーロールが盗まれることがなく、予備のペーパーロールの補充が容易にでき、多数の人が集まる場所のトイレに設置するのに好適なものである。
そして、そのトイレットペーパーは紙をロール状に巻いたペーパーロールを使用するもので、特に中心部に紙管の芯の有るペーパーロールより一巻のペーパーの長さが長い、中心部に紙管の芯の無い芯無しロールを使用するペーパーホルダーに好適なものである。
このようなペーパーホルダーとしては、発明者は実公平4−7837号として、固定枠に移動枠を回動自在に設け、移動枠を固定枠に固定可能とし、固定枠に固定枠ピンを移動枠に移動枠ピンを設け、移動枠の固定状態にて固定枠ピンと移動枠ピンの先端が僅かの間隔を保って略水平な一直線に向き合うようにしたペーパーホルダーを提案した。この方法では移動枠を回動させて持ち上げると、固定枠ピンに差し込まれた使用ロールと移動枠ピンに差し込まれた予備ロールが露出してペーパーロールの補充ができ容易であることと、使用時のペーパーロールの引き出しが軽いという特徴がある。
また、一本の片持ちの心棒に複数のペーパーロールを収納するものとしては、特公昭46−25103号に示されるように、固定枠に心棒を固定し、心棒に支持された予備ロールを覆い使用ロールの側面に位置するケースを設け、ペーパーロール補充時にケースが案内に沿って水平方向に移動して心棒の先端とケースの間にペーパーロールの幅以上の間隔が開くようにしたものは知られている。
また、同じく片持ちの心棒に複数のペーパーロールを収納するものとしては、実公昭51−24438号に示されるように、固定枠としてのコの字状の両端側板の一方の内側に基部を固定した管杆を突設し、管杆の内部に移動自在な横軸をはめ込み、横軸の外端に円板を設け、横軸の中間部にストッパーを設け、円板とストッパーが管杆の両側に位置して横軸が移動しないようにしたものは知られている。このものでは、管杆で予備ロールを支持し、管杆から突出した横軸で使用ロールを支持し、全てのペーパーロールが使い終った時、横軸のストッパーを外して横軸を引抜くと管杆の先端と側板の間にペーパーロールの幅以上の間隔が開くものである。
実公平4−7837号公報 特公昭46−25103号公報 実公昭51−24438号公報
バリアフリーの観点から、多数の人が集まる場所のトイレに、体が不自由な人のための手摺が設置される例が増えている。
前記の実公平4−7837号公報に示される技術では、ペーパーロールの補充時に移動枠を回動させて持ち上げるものであるから、体が不自由な人のための手摺がペーパーホルダーの上に有ると、手摺に当たって移動枠を上に回動させられないという問題があった。このような手摺やペーパーホルダーの取り付けは、適切な高さでなければその使用に不具合を生じるもので、その位置関係は動かしがたい。そのため、このようなペーパーホルダーの上に手摺が位置するトイレにはこの種のペーパーホルダーが取り付けられない。
また、ペーパーロールの補充は、予備ロールが無くなり使用ロールが使用中の間に行なわれるのが望ましい。使用ロールが使い終った後で補充するのでは、そのタイミングで巡回することは難しく、備え付けのペーパーロールを使用できない人がでてくる。さらに、使いかけの使用ロールは、そのまま使用ロールの位置に置き、予備ロールを補充するようにしないと、前記適切な補充時期が短くなる。つまり、使いかけのペーパーロールを予備ロール側とすると、それを使用ロール側に移動してから使い切るまでの時間が短くなり、備え付けのペーパーロールを使用できない人がでてくるおそれがある。
前記の特公昭46−25103号公報に示される技術では、一本の片持ちの心棒に複数のペーパーロールを支持するものであるから、適切な補充時期に使いかけの使用ロールを一旦取り外し、予備ロールを補充した後に再び使用ロールを取り付けるという煩わしさがある。また、ケースが水平方向に移動するものであるから、横幅に制限のある場所には取り付けられない。
前記の実公昭51−24438号公報に示される技術では、管杆と管杆にはめ込まれた横軸でペーパーロールを支持するものであるから、適切な補充時期に使いかけの横軸側の使用ロールを管杆側に移動し、横軸のストッパーを外して引抜き、使いかけの使用ロールを一旦取り外し、予備ロールを管杆に補充した後に再び横軸に使用ロールを取り付けるという煩わしさがある。また、横軸が水平方向に移動するものであるから、横幅に制限のある場所には取り付けられない。
そこで本発明は、体が不自由な人のための手摺が設置されているようなペーパーホルダーの取り付けに制限のある場所にも取り付けられ、予備ロールの補充が容易で適切な補充時期に補充でき、構造が簡単で安価に提供できる、ペーパーホルダーを提供することを目的とする。
請求項1の発明のトイレットペーパーのペーパーホルダーは、固定枠2に移動枠10を移動自在に設け、移動枠10を固定枠2に固定可能とし、固定枠2に固定枠ピン4を移動枠10に移動枠ピン11を設け、移動枠10の固定状態にて固定枠ピン4と移動枠ピン11の先端が僅かの間隔を保って略水平な一直線に向き合うようにしたペーパーホルダー1において、ペーパーロール20の補充時に移動枠10を水平方向に移動可能とし、固定枠ピン4と移動枠ピン11の先端の間にペーパーロール20の幅以上の間隔が開くようにしたものである。
請求項2の発明のトイレットペーパーのペーパーホルダーは、固定枠2に回動自在な紙押さえ板5を設け、紙押さえ板5を回動自在に支持する支軸6を設け、支軸6は固定枠2に水平方向に移動自在に取り付け、支軸6に移動枠10を取り付け、移動枠10が支軸6に沿って水平方向に移動可能としたものである。
請求項3の発明のトイレットペーパーのペーパーホルダーは、ペーパーロール20の補充時に移動枠10が支軸6を回動中心として回動可能とし、固定枠ピン4に差し込まれるペーパーロール20と移動枠ピン11に差し込まれるペーパーロール20とが側面視で重なり合わないようにしたものである。
請求項1の発明によれば、ペーパーロール20の補充時に移動枠10を水平方向に移動可能とし、固定枠ピン4と移動枠ピン11の先端の間にペーパーロール20の幅以上の間隔が開くようにしたため、移動枠10を回動させて持ち上げないから、ペーパーホルダー1の取り付けに高さ方向の制限のある場所にも取り付けられる。また、固定枠ピン4に差し込まれるペーパーロール20と移動枠ピン11に差し込まれるペーパーロール20は、各々他とは無関係に補充できるから、予備ロール22の補充が容易で適切な補充時期に補充できる。
請求項2の発明によれば、固定枠2に回動自在な紙押さえ板5を設け、紙押さえ板5を回動自在に支持する支軸6を設け、支軸6は固定枠2に水平方向に移動自在に取り付け、支軸6に移動枠10を取り付け、移動枠10が支軸6に沿って水平方向に移動可能としたため、移動枠10を水平方向に移動可能とする機構を別に設ける必要が無く、構造が簡単で安価に提供できる。
請求項3の発明によれば、ペーパーロール20の補充時に移動枠10が支軸6を回動中心として回動可能とし、固定枠ピン4に差し込まれるペーパーロール20と移動枠ピン11に差し込まれるペーパーロール20とが側面視で重なり合わないようにしたため、移動枠10を水平方向に移動させないから、横幅に制限のある場所にも取り付けられる。
図1は、本発明の一実施例に係る紙管の芯の無いペーパーロール20用のペーパーホルダー1である。
ペーパーホルダー1は2個のペーパーロール20を収納するもので、ペーパーホルダー1には、トイレブースの壁面に固定するための正面視でほぼ横長の長方形状の固定枠2を垂直方向に設け、固定枠2の幅は2個のペーパーロール20の幅よりやや大とする。
固定枠2の右側(左側でも良い)に平面視が略Lの字状の固定枠側板3を設け、固定枠側板3は右側が手前に突出している。固定枠側板3の突出先端部から、取付枠1よりペーパーロール20の半径より大なる距離をもって、水平方向に固定枠ピン4を左方に突出して設ける。
固定枠ピン4の長さはペーパーロール20の幅とほぼ同一長さとし、太さは10mm程度とし、固定枠ピン4の先端を円錐形に鈍く尖らせ、中間の平行部は自由に回転するようはめ込まれた回動部4aとする。
固定枠ピン4にはその先端部より紙管の芯の無いペーパーロール20の中心部20aを差し込み使用するが、固定枠ピン4に差し込まれたペーパーロール20が現在使用される使用ロール21となり、使用ロール21は固定枠ピン4の回動部4aにはめ込まれることにより引き出しが軽くなる。
ほぼ矩形の板よりなり円弧形状の紙押さえ板5を、固定枠側板3の上方から手前方向に、支軸6とピン7を軸芯として回動自在に設ける。支軸6は固定枠側板3の上方左方に水平方向に移動自在に水平に取り付け、支軸6の長さは固定枠2の幅よりやや短くする。ピン7は固定枠側板3の上方右端から左方に突出して設け、紙押さえ板5の基端を円筒状の係合部とし、その係合部に支軸6とピン7がはまり込む。紙押さえ板5の先端は使用ロール21に接当する。
固定枠2としての固定枠側板3から支軸6を介して移動枠10を固定枠2の左側(右側でも良い)に移動自在に設ける。移動枠10は支軸6に取り付けられ、固定枠側板3とほぼ左右対称のもので、移動枠10を水平方向に移動可能と上下に回動可能とする。
移動枠10は錠9により固定枠2に固定可能とし、抜き差し自在な鍵13により錠9を開けて移動可能とする。
移動枠10の突出先端部から、取付枠1よりペーパーロール20の半径より大なる距離をもって、水平方向に移動枠ピン11を右方に突出して設ける。
移動枠ピン11の長さはペーパーロール20の幅とほぼ同一長さとし、太さは10mm程度とし、移動枠ピン11の先端を円錐形に鈍く尖らせる。
移動枠ピン11にはその先端部より紙管の芯の無いペーパーロール20の中心部20aを差し込むが、移動枠ピン11に差し込まれたペーパーロール20が予備として現在使用されない予備ロール22となる。
移動枠10の固定状態において、固定枠側板3からの固定枠ピン4と移動枠10からの移動枠ピン11の先端が僅かの間隔を保って略水平な一直線に向き合うようにし、使用ロール21が無くなった際に、トイレの使用者が移動枠ピン11の予備ロール22を固定枠ピン4に移動させて使用ロール21とできるようにする。
固定枠側板3と移動枠10の間の支軸6から固定枠ピン4と移動枠ピン11の先端部の間を通りペーパーロール20の外周からやや突出する細長いレバー8を斜めに設け、レバー8は支軸6に上下方向に回動自在にはめ込まれる。レバー8は、移動枠ピン11の予備ロール22が固定枠ピン4の使用ロール21を使用する際につれ回りするのを防ぎ、移動枠ピン11の予備ロール22が無くなった際に使用ロール21が移動枠ピン11の方に逃げるのを防ぐ。また、予備ロール22を移動させる際には、レバー8を持ち上げて移動を妨げないようにする。
移動枠10からほぼ予備ロール22の幅で略円筒形状のロールカバー12を設け、ロールカバー12は移動枠ピン11の予備ロール22を収納する大きさで、予備ロール22の使用を妨げる。ロールカバー12は両端開口で、その周面の上下に横長の長孔12aを設け、長孔12aを通して予備ロール22の有無を確認できる。また、予備ロール22を移動させる際には、長孔12aを通して指でペーパーロール20を押しやることができる。
次にペーパーロール20の補充方法を説明する。
ペーパーロール20の補充時に、手摺などにより高さ方向に制限のある場所にペーパーホルダー1が取り付けられている場合には、鍵13により移動枠10の固定を解除し、移動枠10は支軸6に沿って共に水平方向に移動させ、固定枠ピン4と移動枠ピン11の先端の間にペーパーロール20の幅以上の間隔が開くようにする。移動枠ピン11に予備ロール22とするペーパーロール20を差し込み、移動枠10を元に戻し固定する。このとき、固定枠ピン4の使用ロール21に触れることなく無関係に補充の作業ができる。また、万一使用ロール21が無くなっていたときも、固定枠ピン4にペーパーロール20を差し込むことができる。
ペーパーロール20の補充時に、横幅に制限のある場所にペーパーホルダー1が取り付けられている場合には、鍵13により移動枠10の固定を解除し、移動枠10は支軸6を回動中心として上方に回動させ、固定枠ピン4に差し込まれるペーパーロール20と移動枠ピン11に差し込まれるペーパーロール20とが側面視で重なり合わないようにする。移動枠ピン11に予備ロール22とするペーパーロール20を差し込み、移動枠10を元に戻し固定する。このとき、固定枠ピン4の使用ロール21に触れることなく無関係に補充の作業ができる。また、万一使用ロール21が無くなっていたときも、固定枠ピン4にペーパーロール20を差し込むことができる。
以上の実施例では、移動枠10に予備ロール22を収納する例を示したが、固定枠2に予備ロール22を収納するようにしても良い。
また、固定枠2の固定枠側板3が右側で移動枠10が左側の例を示したが、移動枠10を右側としても良い。
また、移動枠10に予備ロール22を1個収納する例を示したが、移動枠ピン11とロールカバー12を長くして複数の予備ロール22を収納するようにしても良い。
また、紙管の芯の無いペーパーロール20を使用する例を示したが、紙管の芯の有るペーパーロールを使用しても良い。ただし、紙管の芯を切り裂いて取り除くような装置が必要となる。
トイレットペーパーのペーパーホルダーの一実施例を示す正面図である。 その左側面図である その右側面図である。 図1のペーパーロールの補充時を示す図である。 図2のペーパーロールの補充時を示す図である。 ペーパーロールの斜視図である。
符号の説明
1 ペーパーホルダー
2 固定枠
4 固定枠ピン
5 紙押さえ板
6 支軸
10 移動枠
11 移動枠ピン
20 ペーパーロール

Claims (3)

  1. 固定枠に移動枠を移動自在に設け、移動枠を固定枠に固定可能とし、固定枠に固定枠ピンを移動枠に移動枠ピンを設け、移動枠の固定状態にて固定枠ピンと移動枠ピンの先端が僅かの間隔を保って略水平な一直線に向き合うようにしたペーパーホルダーにおいて、ペーパーロールの補充時に移動枠を水平方向に移動可能とし、固定枠ピンと移動枠ピンの先端の間にペーパーロールの幅以上の間隔が開くようにしたトイレットペーパーのペーパーホルダー。
  2. 固定枠に回動自在な紙押さえ板を設け、紙押さえ板を回動自在に支持する支軸を設け、支軸は固定枠に水平方向に移動自在に取り付け、支軸に移動枠を取り付け、移動枠が支軸に沿って水平方向に移動可能とした請求項1記載のトイレットペーパーのペーパーホルダー。
  3. ペーパーロールの補充時に移動枠が支軸を回動中心として回動可能とし、固定枠ピンに差し込まれるペーパーロールと移動枠ピンに差し込まれるペーパーロールとが側面視で重なり合わないようにした請求項2記載のトイレットペーパーのペーパーホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019154835A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 株式会社Yanagi Project ロール紙ホルダー
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