JP2007286268A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

表示装置及び表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007286268A
JP2007286268A JP2006112577A JP2006112577A JP2007286268A JP 2007286268 A JP2007286268 A JP 2007286268A JP 2006112577 A JP2006112577 A JP 2006112577A JP 2006112577 A JP2006112577 A JP 2006112577A JP 2007286268 A JP2007286268 A JP 2007286268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
display device
oxygen
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006112577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4876686B2 (ja
Inventor
Takashi Morikawa
尚 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006112577A priority Critical patent/JP4876686B2/ja
Publication of JP2007286268A publication Critical patent/JP2007286268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4876686B2 publication Critical patent/JP4876686B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】光エネルギーを直接発光エネルギーに変換することによりエネルギー効率を高めた表示装置及び表示方法を提供する。
【解決手段】この表示装置は、光エネルギーを受けると内部の酸素濃度に応じた強度で発光する複数の発光部と、電圧が印加されると酸素を移動させて各発光部の内部の酸素濃度を変化させる酸素イオン伝導体と、酸素イオン伝導体に電圧を印加する複数の電極と、酸素イオン伝導体に熱を加える複数の発熱体を有するサーマルヘッドと、を備え、複数の発光部により1つの画素を構成し、サーマルヘッドの有する1つの発熱体は画素とほぼ同じサイズを有する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、感圧塗料を用いた表示装置及び表示方法に関する。
近年、エネルギー源として、クリーンで資源量の豊富な光エネルギーを利用したデバイスが注目されており、発光表示板等の表示装置についても光エネルギーを利用するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これらの光エネルギーを利用した発光表示装置は、太陽光発電システム等を用いて光エネルギーを電気エネルギーに変換し、この電気エネルギーにより発光装置を駆動させるという方式を採っている。
一方、感圧塗料を用いて、その発光強度から感圧塗料を塗布した物体表面における酸素含有気体の圧力分布を画像情報として視覚的に得る技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−157096号公報 特開平7−12661号公報
しかし、特許文献1に記載の従来の発光表示装置によると、発光装置を駆動させるためには光エネルギーを一旦電気エネルギーに変換する必要があり、そのためにエネルギー効率が低下するという問題点があった。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光エネルギーを直接発光エネルギーに変換することによりエネルギー効率を高めた表示装置及び表示方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、以下の表示装置及び表示方法を提供する。
[1]光エネルギーを受けて内部の酸素濃度に応じた強度で発光する発光部を、m行n列(ただし、mは1以上の整数、nは2以上の整数)に配列し、行方向に隣接して配列されたj個(ただし、jは2以上の整数)の発光部で1つの画素を構成した表示装置であって、電圧が印加され、かつ、加熱されることにより、前記複数の発光部の表面の酸素濃度を低下させる酸素イオン伝導体と、前記酸素イオン伝導体の一方の面上に列方向に延び、行方向に配列され、前記酸素イオン伝導体に電圧を印加するn本の帯状電極と、前記酸素イオン伝導体の他の面上に形成された対向電極と、行方向に配列されたn/j個(ただし、n/jは1以上の整数)の発熱体からなる発熱体列と、前記n本の帯状電極と前記対向電極との間に列選択電圧を印加する電極駆動部と、画像データに基づいて前記列選択電圧の印加に同期して前記n/j個の発熱体を発熱させる発熱体駆動部と、前記発熱体列を前記列方向に移動させる発熱体列移動部と、を備えたことを特徴とする表示装置。
前記[1]によれば、酸素イオン伝導体に印加する電圧と加熱時間を調整することにより、各発光部の表面の酸素濃度を変化させることができる。このように酸素濃度を変化させた状態で光エネルギーを各発光部に与えることにより、各発光部が酸素濃度に応じた強度で発光して、各発光部により画像が表示される。従って、光エネルギーを直接発光エネルギーに変換して画像を表示することができる。
また、1つの発熱体を複数の電極に対応させているので、発熱体よりもサイズの小さい発光部単位で画素を制御することができ、解像度の高い画像表示を行うことができる。なお、発熱部列は、例えば、サーマルヘッドに設けられ、サーマルヘッドを移動させることにより移動するものである。
[2]前記1つの画素を構成するj個の発光部は、異なる色に発光する複数種の前記発光部から構成されることを特徴とする前記[1]に記載の表示装置。これにより、各発光部に互いに異なる色を割り当てることにより、任意の色の表示状態を実現することができる。
[3]前記発光部は、2個で1つの画素を構成し(j=2)、前記2個の発光部は互いに異なる色に発光することを特徴とする前記[2]に記載の表示装置。
[4]前記発光部は、3個で1つの画素を構成し(j=3)、前記3個の発光部は互いに異なる色に発光することを特徴とする前記[2]に記載の表示装置。
[5]前記3個の発光部は、それぞれ赤色、緑色、青色に発光するものであることを特徴とする前記[4]に記載の表示装置。これにより、RGB表示を行うことができる。
[6]前記発光部は、4個で1つの画素を構成し(j=4)、前記4個の発光部は、第1の色に発光する2個の前記発光部と、第1の色と異なる第2の色に発光する2個の前記発光部と、から構成されることを特徴とする前記[2]に記載の表示装置。これにより、多色表示と階調表示を同時に実現することができる。
[7]前記1つの画素を構成するj個の発光部は、全て同色に発光する前記発光部から構成されることを特徴とする前記[1]に記載の表示装置。これによれば、画素内の各発光部の発光・消光状態を調整することにより、表示される色の明暗を制御することができ、いわゆる色の階調制御が可能となる。
[8]前記n本の帯状電極は、n/j本の前記帯状電極を互いに電気的に接続してなるj組の電極組からなることを特徴とする前記[1]に記載の表示装置。これにより、別個に電気的に制御する電極を極力減らすことができ、各電極へ通電するための電気回路の接点数を少なくすることができる。また、電極組をなす電極同士で共通の配線とすることができるので、配線の取り回しに要するスペースを格段に小さくすることができる。なお、前記電極組をなす電極は、互いに前記一方向の端部にて接続される構成が好ましい。これにより、配線のスペース効率が向上する。
[9]前記発光部は、前記表面の酸素濃度に応じた強度で発光する酸素感応発光層を有することを特徴とする前記[1]に記載の表示装置。
[10]前記酸素感応発光層は、感圧塗料(PSP)からなることを特徴とする前記[9]に記載の表示装置。
[11]前記酸素イオン伝導体は、ジルコニア固定電解質であることを特徴とする前記[1]に記載の表示装置。
[12]前記酸素感応発光層と前記酸素イオン伝導体とが対向して配置され、前記酸素感応発光層と前記酸素イオン伝導体との間が密封空間であることを特徴とする前記[9]に記載の表示装置。
[13]前記酸素感応発光層と前記酸素イオン伝導体との間にスペーサを設けたことを特徴とする前記[9]に記載の表示装置。
[14]発光部をアレイ状に配列し、複数の発光部で1つの画素を構成する表示装置の表示方法であって、前記1つの画素を構成する複数の発光部のうち、発光動作を行う前記発光部は、1個ずつ順次発光動作を開始することを特徴とする表示方法。
本発明によれば、光エネルギーを発光エネルギーに直接変換することにより、エネルギー効率を飛躍的に高めることができる。また、各電極へ通電するための電気回路の接点数を少なくすることができることから、コネクタ等を小型化することができるし、電気的な制御も簡単容易となる。さらに、配線の取り回しに要するスペースを格段に小さくすることができ、配線が形成される基板等の製造コストが低減するなど、実用に際して極めて有利である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の概略構成図である。なお、図1中、X方向及びY方向は発光部の配列方向を示す。
この表示装置100は、m行、n列にアレイ状に複数の発光部120が配された表示媒体110を有する。各発光部120は、光エネルギーを受けると表面の酸素濃度に応じた強度で発光するものであり、X方向(行方向)に配列された3つの発光部120で1つの画素を構成している。1つの画素を構成する3つの発光部120には、赤色、緑色、青色のいずれかが割り当てられ、各発光部120の発光状態により表示される色が調整されるよう構成されている。なお、図1においては、発光部120が4行、12列で配列され、4×4の画素から構成されている場合を図示しているが、これはあくまで説明のためであって、発光部120のX方向及びY方向に並ぶ数、及び画素数は任意である。
また、表示装置100は、表示媒体110の裏面から所定の距離だけ離隔して配され、表示媒体110を構成する後述する酸素イオン伝導体を加熱するサーマルヘッド170を備えている。サーマルヘッド170は、X方向へ延びY方向へ移動自在に構成され、複数の発熱体をX方向へ並べた発熱体列を有している。なお、発熱体については、後述する。
また、表示装置100は、表示媒体110を構成する後述する電極に電極線を介して電圧を印加する電極駆動部180と、サーマルヘッド170をY方向へ走査させる発熱体列移動部としてのヘッド駆動部182と、各発熱体の発熱量を制御する発熱体駆動部184と、画像記憶部186に記憶されている画像データに基づいて電極駆動部180、ヘッド駆動部182及び発熱体駆動部184を制御して表示制御を行う駆動制御部188と、電極駆動部180、ヘッド駆動部182及び発熱体駆動部184に電源を供給する電源部190とを有している。
駆動制御部188は、CPU、ROM、RAM、タイミング信号発生回路等を備えて構成されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムに従って、表示制御を行う。
画像記憶部186は、CD−ROMや書き替え可能なフラッシュメモリ等の記録媒体、あるいはLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して画像データが入力される構成であってもよい。
ヘッド駆動部182は、駆動制御部188からの信号に基づいてライン状のサーマルヘッド170を走査させるものである。
発熱体駆動部184は、駆動制御部188からの信号に基づいて各発熱体を加熱する。発熱体駆動部184は、サーマルヘッド170がY方向へ発光部120一列分だけ移動する都度に、発光部120に対応する酸素イオン伝導体が好適な温度となるよう各発熱体を制御可能である。すなわち、サーマルヘッド170をY方向へ移動させることによって表示領域の全域について、発光部120を互いに独立して発光させることができる。
(表示媒体の層構成)
図2は、表示媒体の層構成を示す一部拡大断面図である。表示媒体110は、上述した各発光部120に加え、電圧が印加されると酸素を移動させて各発光部120の内部の酸素濃度を変化させる酸素イオン伝導体130と、酸素イオン伝導体130に電圧を印加する複数の帯状電極である第1の電極142と、対向電極としての1枚の全面電極である第2の電極144と、を備えている。また、各電極142,144は、図1に示す電極駆動部180から電極線を介して通電される。
表示媒体110は、例えば、ガラス等からなる透明基板122と、この透明基板122の裏面に設けられ感圧塗料(PSP(Pressure Sensitive Paint))からなる複数の酸素感応発光層124と、各酸素感応発光層124にそれぞれ設けられた光反射層126と、を有している。すなわち、透明基板122の一面に酸素感応発光層124及び光反射層126が積層され、酸素感応発光層124が発光すると透明基板122の他面側から発光状態に視認されるようになっている。そして、透明基板122における酸素感応発光層124及び光反射層126が積層された面は酸素イオン伝導体130と対向している。
また、表示媒体110は、発光部120と酸素イオン伝導体130との間に、各発光部120を仕切るスペーサ150が設けられており、発光部120、酸素イオン伝導体130及びスペーサ150により密封空間160が画成されている。このスペーサ150としては、例えば、ガラスやセラミックに加え、Ta、W、Ti、Al、ジュラルミン等の金属を用いることができる。
また、表示媒体110は、透明基板122の側方にはUV光源174を配している。UV光源174は、板状の透明基板122内に延在方向へ光を照射する。照射された光は、図中の矢印に示すように、透明基板122の表面及び裏面で反射を繰り返しながら、全ての酸素感応発光層124へ到達する。尚、UV光源174等のような光源用の装置等を設けずに外光を酸素感応発光層124まで導入させてもよい。
(酸素感応発光層)
酸素感応発光層124に用いられる感圧塗料は、紫外(UV)線等による光エネルギーを得た際に、表面の酸素濃度に応じて発光する。表面の酸素濃度が高い場合は、酸素にエネルギーを奪われるため、発光が生じない(酸素消光作用)。そのため、表面の酸素濃度が低いほど強い発光が生じる。また、酸素消光作用は1つの酸素分子で複数の色素分子に作用するためスイッチングの効率が高い。発光する色は、酸素感応発光層124を構成する材料の種類による。酸素感応発光層124に用いられる感圧塗料は、発光する色素と、この色素を物体表面に固着させるためのバインダーから形成される。この色素には、例えば、PtOEP等のポルフィリン系化合物、Pyrene等の多環式芳香化合物、Ru(dpp)等のルテニウム錯体、Ir(ppy)等のイリジウム錯体、Eu(tta)phen等のユーロピウム錯体を用いることができる。また、バインダーは、色素の材料に応じて選択され、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、低密度ポリエチレン、天然ゴム、シリコンゴム等のポリマー、酸化アルミニウム皮膜、シリカゲルプレート等の無機多孔質を用いることができる。
(光反射層)
また、光反射層126には、例えば、ポリビニルブチラール樹脂(PVB)にエチルアルコール及び酸化チタン微粒子等を加えた白色塗料等の多孔質材料、及びガラス等の透明基板にAl等の金属を半透明に蒸着させた鏡を用いることができる。この光反射層126で、酸素感応発光層124の光を透明基板122側へ反射することにより、発光部120の明るさを向上させることができる。
(酸素イオン伝導体)
酸素イオン伝導体130は、平板状を呈し、全ての発光部120に対応するよう表示領域全域にわたって1枚に形成され、第1の電極142と第2の電極144に挟まれている。この酸素イオン伝導体130には、例えば、ジルコニア固体電解質や、Y、Sc、Ca、Mg、Ce、Al、Ti、Si、Fe、Hf等の不純物元素をドープした安定化ジルコニア、Ca、Nd等をドープしたCeO、ペロブスカイトBaCe1−xGd等を用いることができる。また、酸素イオン伝導体130は、50μmから1mmに厚膜化して単独で用いたり、多孔質アルミナ基板上に薄膜化して用いたりすることができる。
図3は、表示媒体の発光部、第1の電極、配線及びサーマルヘッドの配置状態を示す模式図である。
(電極)
第1の電極142は、図3に示すように、各発光部120を跨いでY方向へ延び、Y方向に並ぶ発光部120について共用となっている。ここで、第2の電極144(図示しない)は、全ての発光部120に対応する1枚の全面電極となっている。尚、第2の電極144は、第1の電極142と同方向に配列した同様の帯状電極としても差し支えない。第1の電極142及び第2の電極144は、例えば、Pt、Au、Ag、UScO、ペロブスカイトLa1−xSrCo1−yNi等の導電性材料を用いることができる。このうちPtは酸化、還元に対して安定で、多孔質電極とすることができる点で好ましい。
図3においては、発光部がX方向に9つ並びY方向に3つ並んだものを図示しているが、これはあくまで説明のためであって、図1と同様にX方向及びY方向に並ぶ数は任意である。このようにY方向へ延びる各電極142をX方向に並べることにより、全表示領域がカバーされる。
本実施形態においては、Y方向に隣接する発光部120は同色である。X方向については、発光部120は、図3中左側から右側へ向かって、赤色、緑色、青色の順で繰り返すよう並べられている。図3においては、赤色の発光部120については「R」、緑色の発光部120については「G」、青色の発光部120については「B」の文字を付して図示している。すなわち、各電極142は、Y方向の同色の発光部120に共通に対応する。
図3に示すように、同色の発光部120に対応する各電極142は、Y方向の端部にて電気的に接続され、同時に通電される電極組をなしている。各電極142の接続部分の配線がX方向へ延びていることから、各電極142及び接続部分の配線は、全体として略櫛形を呈している。本実施形態においては、各電極142は、赤色に対応する「R−line」と、緑色に対応する「G−line」と、青色に対応する「B−line」のいずれかの配線を構成する。尚、赤色と緑色の発光部120に対応する各電極142はY方向の一端(図3においては上端)で接続され、青色の発光部120に対応する各電極142はY方向の他端(図3において下端)で接続されている。
また、図2に示すように、表示装置100は、第2の電極144と所定距離だけ離隔して配され、酸素イオン伝導体130を加熱する加熱部としてのサーマルヘッド170を備えている。尚、サーマルヘッド170と第2の電極144とを接触するよう構成してもよい。サーマルヘッド170は、X方向へ延びY方向へ移動自在に構成され、内部にX方向へ並ぶ複数の発熱体172を有している。
図4は、サーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。本実施形態においては、同図に示すように、発熱体172は略正方形状を呈し、X方向について隣接する3つの第1の電極142に対応するサイズを有する。これにより、1つの発熱体172に、赤色、緑色、青色の発光部120が1つずつ割り当てられることとなる。なお、発熱体172は、赤色、緑色、青色の発光部120からなる1つの画素とほぼ同じ、もしくは若干小さいサイズを有する。
ヘッド駆動部182は駆動制御部188からの信号に基づいてライン状のサーマルヘッド170を走査させるものである。また、発熱体駆動部184は、駆動制御部188からの信号に基づいて各発熱体172を加熱する。発熱体駆動部184は、サーマルヘッド170がY方向へ発光部120一列分だけ移動する都度に、発光部120に対応する酸素イオン伝導体130が好適な温度となるよう各発熱体172を制御可能である。すなわち、サーマルヘッド170をY方向へ移動させることによって表示領域の全域について、発光部120を互いに独立して発光させることができる。
(表示装置の動作)
ここで、表示装置100における各発光部120の発光動作の一例について、図5から図9の発光部の動作説明図を参照して説明する。
図5に示すように、第1の電極142及び第2の電極144の間に直流電源200により第1の電極142が負、第2の電極144が正の極性となるように電圧を印加し、板状の酸素イオン伝導体130に電流を流すと、酸素イオン伝導が生じて密封空間160の酸素が酸素イオンO2−として酸素イオン伝導体130内を通過して密封空間160の外部へ排出される。
このとき、酸素イオン伝導体130は、イオン伝導に好適な温度となるよう制御されていることが好ましい。好適な温度としては、例えば、ジルコニア固体電解質の場合は350℃以上、ペロブスカイトBaCe1−xGdの場合は300℃以上である。図5から図9にはサーマルヘッド170を図示していないが、本実施形態においては、前述の各発熱体172により、酸素イオン伝導体130が加熱され、イオン伝導に好適な温度へ加熱可能に構成されている。
次に、図6に示すように、密封空間160内に酸素がほとんど存在しない状態でUV光を照射して酸素感応発光層124中の色素を励起させると、酸素消光作用による励起エネルギーの損失が無いために、酸素感応発光層124が発光する。
次いで、図7に示すように、酸素感応発光層124が発光している状態のまま静置すると、励起エネルギーが発光により次第に失われ所定の時間を経て消光する。この時、密封空間160は酸素がほとんど存在しない状態が続いている。ここで、所定の時間は、酸素感応発光層124の材料を選択することで調整可能であり、光の照射を止めたのとほぼ同時に消光する場合も含む。
次に、図8に示すように、再び酸素感応発光層124に向けて光を照射すると、再び発光が生じる。図9に示すように、酸素感応発光層124が発光している状態で、第1及び第2の電極142,144の間に図5とは逆の向きに電圧を印加し、酸素イオン伝導体130に電流を流すと、酸素イオン伝導が生じて密封空間160に酸素が注入され、酸素消光作用により消光する。やはりこのとき、酸素イオン伝導体130は、イオン伝導に好適な温度となるよう制御されていることが好ましい。
以上のように構成された表示装置100の動作について、図10のフローチャート及び図11から図14の動作説明図を参照して説明する。ここで、図11から図14について、(a)は各電極142の通電状態を示す模式図であり、(b)はサーマルヘッド170の移動状態を示す模式図である。ここで、図11から図14においては、通電されている電極142をハッチングにより図示している。尚、表示装置100の動作中は酸素感応発光層124に向けて常に光が照射されているものとする。
まず、図11(a)に示すように、発光部120内の密封空間160へ酸素が流入する方向へ酸素イオン伝導体130に酸素イオン伝導が生じるように、全ての第1の電極142と、第2の電極144との間に電圧を印加する(ステップS10)。この状態で、図11(b)に示すように、サーマルヘッド170をY方向の他端側から一端側へ移動させ、全ての酸素イオン伝導体130を加熱することにより、表示媒体110の全ての発光部120が消光状態となる(初期化される)(ステップS20)。
次いで、図12(a)に示すように、発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ酸素イオン伝導体130に酸素イオン伝導が生じるように、「R−line」に対応する第1の電極142と、第2の電極144との間に電圧を印加する(ステップS30)。この状態で、図12(b)に示すように、サーマルヘッド170をY方向の一端側から他端側へ移動させ、入力されている画像データに基づいて赤色の発光部120を加熱して赤色成分の着色を行う(ステップS40)。これにより、図12(b)に示すように、赤色に着色されたR領域210が形成される。
この後、図13(a)に示すように、発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ酸素イオン伝導体130に酸素イオン伝導が生じるように、「G−line」に対応する第1の電極142と、第2の電極144との間に電圧を印加する(ステップS50)。この状態で、図13(b)に示すように、サーマルヘッド170をY方向の他端側から一端側へ移動させ、入力されている画像データに基づいて緑色の発光部120を加熱して緑色成分の着色を行う(ステップS60)。これにより、図13(b)に示すように、緑色に着色されたG領域212が形成される。尚、先に赤色に着色されているR領域210についてさらに緑色を着色すると、黄色のY領域214が形成される。
さらに、図14(a)に示すように、発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ酸素イオン伝導体130に酸素イオン伝導が生じるように、「B−line」に対応する第1の電極142と、第2の電極144との間に電圧を印加する(ステップS70)。この状態で、図14(b)に示すように、サーマルヘッド170をY方向の一端側から他端側へ移動させ、入力されている画像データに基づいて青色の発光部120を加熱して青色成分の着色を行う(ステップS80)。これにより、図14(b)に示すように、青色に着色されたB領域216が形成される。尚、先に赤色に着色されているR領域210についてさらに青色を着色すると、加法混色であるマゼンタのM領域218が形成される。同様に、G領域212についてさらに青色を着色するとシアンのC領域220が、Y領域214についてさらに青色を着色すると白色のW領域222が形成される。このように、フルカラーによる画像表示が行われる。この後、表示画像を更新するか否かを判定し(ステップ90)、更新すると判定された場合はステップS10へ戻って初期化を行い、更新しないと判定された場合は動作を終了する。
このように、本実施形態の表示装置100の表示方法は、発光部120へ光エネルギーを付与するエネルギー付与工程と、第1の電極142の通電状態を制御することにより発光部120の酸素濃度を変化させて発光部120の発光強度を調整する通電調整工程と、を含んでいる。そして、サーマルヘッド170による酸素イオン伝導体130の加熱状態を制御することにより、酸素イオン伝導体130のイオン伝導率を変化させて発光部120の発光強度を調整する加熱調整工程も含んでいる。
以下に、具体的な動作例を2×2画素(赤色、緑色、青色の発光部120が1組で1画素)の表示媒体110を用いて説明する。
図15A(a)〜(d)、図15B(e)〜(h)は、表示装置の動作例を示す模式図である。図中のR1、G1、B1、R2、G2、B2は、それぞれ赤色に発光する発光部120対応する第1の電極142(R1、R2)、緑色に発光する発光部120対応する第1の電極142(G1、RG)、青色に発光する発光部120対応する第1の電極142(B1、B2)を表す。また、発光部120が発光している状態を図中のハッチングにより示す。
まず、図15A(a)、(b)に示すように、全ての第1の電極142(R1、G1、B1、R2、G2、B2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160へ酸素が流入する方向へ電圧を印加し、サーマルヘッド170を1行目から2行目に走査しながら、全ての画素に加熱を施す。これにより、表示媒体110の全ての発光部120が消光状態となる(表示状態の初期化)。
次に、図15A(c)に示すように、赤色の発光部120に対応する第1の電極142(R1、R2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧を印加し、サーマルヘッド170により2行目、1列目の画素に加熱を施す。これにより、2行目、1列目の画素において赤色の発光が生じる。
次に、図15A(d)に示すように、赤色の発光部120に対応する第1の電極142(R1、R2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧を印加したまま、サーマルヘッド170を1行目に移動させ、1行目、2列目の画素に加熱を施す。これにより、1行目、2列目の画素において赤色の発光が生じる。
次に、図15B(e)に示すように、緑色の発光部120に対応する第1の電極142(G1、G2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧を印加し、サーマルヘッド170を1行目、1列目の画素に加熱を施す。これにより、1行目、1列目の画素において緑色の発光が生じる。
次に、図15B(f)に示すように、緑色の発光部120に対応する第1の電極142(G1、G2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧を印加したまま、サーマルヘッド170を2行目に移動させ、2行目、2列目の画素に加熱を施す。これにより、2行目、2列目の画素において緑色の発光が生じる。
次に、図15B(g)に示すように、青色の発光部120に対応する第1の電極142(B1、B2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧を印加し、サーマルヘッド170による加熱を施さない。
次に、図15B(h)に示すように、青色の発光部120に対応する第1の電極142(B1、B2)と、第2の電極144との間に発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧を印加したまま、サーマルヘッド170を1行目に移動させ、1行目、1列目の画素、および1行目、2列目の画素に加熱を施す。これにより、1行目、1列目の画素、および1行目、2列目の画素において青色の発光が生じる。
以上の動作により、1行目、1列目の画素には緑色と青色の発光が生じているため、緑色と青色の混色によりシアンが表示される。また、1行目、2列目の画素には赤色と青色の発光が生じているため、赤色と青色の混色によりマゼンタが表示される。また、2行目、1列目の画素は、赤色の発光が生じているため、赤色が表示される。また、2行目、2列目の画素は、緑色の発光が生じているため、緑色が表示される。
図16は、図15A(a)〜(d)、図15B(e)〜(h)に示した表示装置の動作例における電圧印加動作および加熱動作のタイムチャートである。図中のa〜hは、図15A、図15Bの(a)〜(h)の時刻に対応している。
電圧印加動作のタイムチャートにおいて、上向き凸部分は、発光部120内の密封空間160から酸素が流出する方向へ電圧が印加されていることを示し、下向き凸部分は、発光部120内の密封空間160に酸素が流入する方向へ電圧が印加されていることを示し、フラット部分は電圧が印可されていないことを示す。また、加熱動作のタイムチャートにおいて、上向き凸部分は加熱が施されていることを示し、フラット部分は加熱が施されていないことを示す。
タイムチャートにおいて、電圧印加動作がフラットな時刻においては、発光部120内の密封空間160における酸素の流入、または流出が生じない(例えば、時刻cの電極G1、B1、G2、B2)。
また、タイムチャートにおいて、加熱動作がフラットな時刻においては、発光部120内の密封空間160における酸素の流入、または流出が生じない(例えば、時刻cの電極R2、G2、B2)。
また、タイムチャートにおいて、電圧印加動作が上向き凸で、加熱動作が上向き凸な時刻においては、発光部120内の密封空間160からの酸素の流出が生じる(例えば、時刻cの電極R1)。
また、タイムチャートにおいて、電圧印加動作が下向き凸で、加熱動作が上向き凸な時刻においては、発光部120内の密封空間160への酸素の流入が生じる(例えば、時刻aの電極R1、G1、B1、R2、G2、B2)。
(第1の実施の形態の効果)
この第1の実施の形態に係る表示装置100によれば、酸素イオン伝導体130に印加する電圧と加熱温度を調整することにより、各発光部120の表面の酸素濃度を変化させることができる。酸素濃度を変化させた状態で光エネルギーを各発光部120に与えることにより、各発光部120が酸素濃度に応じた強度で発光して、各発光部120により画像が表示される。従って、光エネルギーを直接発光エネルギーに変換して画像を表示することができる。
また、サーマルヘッド170の1つの発熱体172をRGBの電極142の3本に対応させているので、同色の画素に対応する第1の電極142同士を接続して共通の配線としても、画素ごとに発光を制御することができる。そして、色ごとに書き込み動作を行うことにより、発熱体172を発光部120ごとに設けることなく、発熱体172の大きさよりも小さい画素の発光部120を制御することができ、解像度の高い画像表示を行うことができる。
ここで、各電極142を一方向へ延びるようにして一方向へ整列した各発光部120について共用とし、各電極142のうち同色の発光部120に対応するものが互いに電気的に接続され同時に通電される電極組をなすようになっている。これにより、別個に電気的に制御する電極142を極力減らすことができ、各電極142へ通電するための電極駆動部180接点数を少なくすることができる。また、図3に示すように、電極組をなす電極142同士で共通の配線とすることができるので、配線の取り回しに要するスペースを格段に小さくすることができる。
従って、本実施形態の表示装置100によれば、光エネルギーを発光エネルギーに直接変換することにより、エネルギー効率を飛躍的に高めることができる。また、各電極142へ通電するための電極駆動部180の接点数を少なくすることができることから、コネクタ等を小型化することができるし、電気的な制御も簡単容易となる。さらに、配線の取り回しに要するスペースを格段に小さくすることができ、配線が形成される基板等の製造コストが低減するなど、実用に際して極めて有利である。
図17(a)は各電極142,144を共用としない場合の表示領域及び配線状態の模式図であり、図17(b)は本実施形態における表示領域及び配線状態の模式図である。図17から明らかなように、同色の電極が電極組をなすようにしたので、配線の取り回しに必要なスペースが格段に小さくなり、表示領域が格段に広くなっている。
尚,前記実施形態においては、各発光部120に赤色、緑色及び青色のいずれかが割り当てられるものを示したが、発光色はこれに限定されず、互いに異なる少なくとも3色が割り当てられていれば、発光状態に表示される色を調整することが可能である。
また、前記実施形態においては、マトリクス状の発光部120に対して、X方向については各電極142,144の印加制御を独立して行うことができるようにし、Y方向についてはサーマルヘッド170の各発熱体172により加熱制御を独立して行うことができるようにしたものを示したが、各発光部120について加熱及び印加のいずれか一方が制御されるよう構成すれば、全発光部120についての発光制御が可能である。
また、前記実施形態においては、第1の電極142が一方向へ延びる複数の帯状電極とし、第2の電極144を全ての発光部120に対応する一枚の全面電極であるとしたが、第1の電極142が全面電極で、第2の電極144が帯状電極であってもよい。また、第1および第2の電極142,144の両方が同一方向へ延びる複数の帯状電極であってもよい。要は、一方向へ延び他方向に並べられる複数の電極を備え、一方向へ並ぶ発光部120について電極を共用とするとともに、電極の少なくとも二つが互いに電気的に接続され同時に通電される電極組をなしていればよい。
また、前記実施形態においては、スペーサ150の形状等も任意であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、サーマルヘッド170の1つの発熱体172に割り当てられる発光部120との数と、各発光部120の発光する色の組み合わせにおいて、第1の実施の形態と異なる。なお、他の構成、および動作方法等、第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略する。
図18は、第2の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。発熱体172は略正方形状を呈し、X方向について隣接する2つの第1の電極142に対応するサイズを有する。また、発光部120は、赤色に発光するものと緑色に発光するものがX方向について交互に並んでいる。なお、Y方向には第1の実施の形態と同様に同色の発光部120が並ぶ。これにより、1つの発熱体172に、赤色、緑色の発光部120が1つずつ割り当てられることとなる。
図中にRで示した第1の電極142は赤色の発光部120に対応した電極であり、Gで示した第1の電極142は緑色の発光部120に対応した電極である。図中のRで示した第1の電極142同士、Gで示した第1の電極142同士は、それぞれ端部にて電気的に接続され、同時に通電される電極組をなしている。
このような構成により、表示媒体110は、赤色、緑色、および赤色と緑色の加法混色であるイエロー、黒(無発光の画素)を表示することができる。なお、色の組み合わせは赤色、緑色に限られない。また、第2の電極144が帯状電極である場合は、図18は発熱体172と第2の電極144の配置関係を示すものである。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態に係る表示装置100によれば、第1の実施の形態と比較して表示色が減少するが、電極数が減少し、また、表示制御が簡単になるため、表示装置100の製造コスト、および動作時の消費電力を抑えることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、サーマルヘッド170の各発光部120の発光する色の組み合わせにおいて、第1の実施の形態と異なる。なお、他の構成、および動作方法等、第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略する。
図19は、第3の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。発熱体172は略正方形状を呈し、X方向について隣接する3つの第1の電極142に対応するサイズを有する。また、全ての発光部120は、赤色に発光するものである。これにより、1つの発熱体172に、赤色の発光部120が3つずつ割り当てられることとなる。
図中のR1で示した第1の電極142同士、R2で示した第1の電極142同士、R3で示した第1の電極142同士は、それぞれ端部にて電気的に接続され、同時に通電される電極組をなしている。
このような構成により、表示媒体110は、1つの画素において、赤色を発色する発光部120が1つ発光する場合と、2つ発光する場合と、3つ発光する場合を使い分けて階調表示を行うことができる。なお、発光部120が発光する色は赤色に限られない。また、第2の電極144が帯状電極である場合は、図18は発熱体172と第2の電極144の配置関係を示すものである。
(第3の実施の形態の効果)
この第3の実施の形態に係る表示装置100によれば、表示色は赤色と黒(無発光の画素)の2色であるが、赤色を3階調で表示することができる。なお、1つの発熱体172に割り当てられる発光部120の数は3つに限られず、割り当てた数だけ階調を増やすことができる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、サーマルヘッド170の1つの発熱体172に割り当てられる発光部120との数と、各発光部120の発光する色の組み合わせにおいて、第1の実施の形態と異なる。なお、他の構成、および動作方法等、第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略する。
図20は、第4の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。発熱体172は略正方形状を呈し、X方向について隣接する4つの第1の電極142に対応するサイズを有する。また、発光部120は、赤色に発光するものと緑色に発光するものがX方向について2つずつ交互に並んでいる。なお、Y方向には第1の実施の形態と同様に同色の発光部120が並ぶ。これにより、1つの発熱体172に、赤色、緑色の発光部120が2つずつ割り当てられることとなる。
図中にR1、R2で示した第1の電極142は赤色の発光部120に対応した電極であり、G1、G2で示した第1の電極142は緑色の発光部120に対応した電極である。図中のR1で示した第1の電極142同士、R2で示した第1の電極142同士、G1で示した第1の電極142同士、G2で示した第1の電極142同士は、それぞれ端部にて電気的に接続され、同時に通電される電極組をなしている。
このような構成により、表示媒体110は、1つの画素において、赤色、緑色を発色する発光部120がそれぞれ1つ発光する場合と、2つ発光する場合を使い分けて階調表示を行うことができる。これにより、赤色、緑色、および赤色と緑色の加法混色であるイエローを2階調表示することができ、さらに、赤色を発色する発光部120を2つ、緑色を発色する発光部120を1つ発光させることにより赤色寄りのイエローを、赤色を発色する発光部120を1つ、緑色を発色する発光部120を2つ発光させることにより緑色寄りのイエローを表示することができる。
なお、赤色に発光する発光部120と緑色に発光する発光部120がX方向について2つずつではなく、1つずつ交互に並ぶ構成であってもよい。また、色の組み合わせは赤色、緑色に限られない。また、第2の電極144が帯状電極である場合は、図18は発熱体172と第2の電極144の配置関係を示すものである。
(第4の実施の形態の効果)
この第4の実施の形態に係る表示装置100によれば、1つの発熱体に対して2色の発光部120を2個ずつ割り当てることにより、多色表示と階調表示を同時に実現することができる。なお、1つの発熱体172に割り当てられる発光部120の色、および同色の発光部120の数はそれぞれ2つに限られない。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、サーマルヘッド170の発熱体172は、X方向に1行のみ配列したものに限られず、2行以上配列したものであってもよい。特に、配列行数がY方向の表示媒体110の画素数以上となる場合は、複数の発熱体172の発熱箇所をY方向に走査することにより、サーマルヘッド170を走査させることなく画像を表示させることができる。
また、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示媒体の層構成を示す一部拡大断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示媒体の発光部、第1の電極、配線及びサーマルヘッドの配置状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の発光部の動作説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の発光部の動作説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の発光部の動作説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の発光部の動作説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の発光部の動作説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作説明図であって、(a)は各電極の通電状態を示す模式図であり、(b)はサーマルヘッドの移動状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作説明図であって、(a)は各電極の通電状態を示す模式図であり、(b)はサーマルヘッドの移動状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作説明図であって、(a)は各電極の通電状態を示す模式図であり、(b)はサーマルヘッドの移動状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作説明図であって、(a)は各電極の通電状態を示す模式図であり、(b)はサーマルヘッドの移動状態を示す模式図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作例を示す模式図である。 (e)〜(h)は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作例を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の動作例における電圧印加動作および加熱動作のタイムチャートである。 (a)は各電極を共用としない場合の表示領域及び配線状態の模式図であり、(b)は本発明の第1の実施の形態における表示領域及び配線状態の模式図である。 第2の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。 第3の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。 第4の実施の形態に係るサーマルヘッドの発熱体と第1の電極の配置関係を示す拡大図である。
符号の説明
100 表示装置
110 表示媒体
120 発光部
122 透明基板
124 酸素感応発光層
126 光反射層
130 酸素イオン伝導体
142 第1の電極
144 第2の電極
150 スペーサ
160 密封空間
170 サーマルヘッド
172 発熱体
174 UV光源
180 電極駆動部
182 ヘッド駆動部
184 発熱体駆動部
186 画像記憶部
188 駆動制御部
190 電源部
200 直流電源
210 R領域
212 G領域
214 Y領域
216 B領域
218 M領域
220 C領域
222 W領域

Claims (14)

  1. 光エネルギーを受けて内部の酸素濃度に応じた強度で発光する発光部を、m行n列(ただし、mは1以上の整数、nは2以上の整数)に配列し、行方向に隣接して配列されたj個(ただし、jは2以上の整数)の発光部で1つの画素を構成した表示装置であって、
    電圧が印加され、かつ、加熱されることにより、前記複数の発光部の表面の酸素濃度を低下させる酸素イオン伝導体と、
    前記酸素イオン伝導体の一方の面上に列方向に延び、行方向に配列され、前記酸素イオン伝導体に電圧を印加するn本の帯状電極と、
    前記酸素イオン伝導体の他の面上に形成された対向電極と、
    行方向に配列されたn/j個(ただし、n/jは1以上の整数)の発熱体からなる発熱体列と、
    前記n本の帯状電極と前記対向電極との間に列選択電圧を印加する電極駆動部と、
    画像データに基づいて前記列選択電圧の印加に同期して前記n/j個の発熱体を発熱させる発熱体駆動部と、
    前記発熱体列を前記列方向に移動させる発熱体列移動部と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記1つの画素を構成するj個の発光部は、異なる色に発光する複数種の前記発光部から構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記発光部は、2個で1つの画素を構成し(j=2)、
    前記2個の発光部は互いに異なる色に発光することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記発光部は、3個で1つの画素を構成し(j=3)、
    前記3個の発光部は互いに異なる色に発光することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記3個の発光部は、それぞれ赤色、緑色、青色に発光するものであることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記発光部は、4個で1つの画素を構成し(j=4)、
    前記4個の発光部は、第1の色に発光する2個の前記発光部と、第1の色と異なる第2の色に発光する2個の前記発光部と、から構成されることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  7. 前記1つの画素を構成するj個の発光部は、全て同色に発光する前記発光部から構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記n本の帯状電極は、n/j本の前記帯状電極を互いに電気的に接続してなるj組の電極組からなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記発光部は、前記表面の酸素濃度に応じた強度で発光する酸素感応発光層を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記酸素感応発光層は、感圧塗料(PSP)からなることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記酸素イオン伝導体は、ジルコニア固定電解質であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記酸素感応発光層と前記酸素イオン伝導体とが対向して配置され、前記酸素感応発光層と前記酸素イオン伝導体との間が密封空間であることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  13. 前記酸素感応発光層と前記酸素イオン伝導体との間にスペーサを設けたことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  14. 発光部をアレイ状に配列し、複数の発光部で1つの画素を構成する表示装置の表示方法であって、
    前記1つの画素を構成する複数の発光部のうち、発光動作を行う前記発光部は、1個ずつ順次発光動作を開始することを特徴とする表示方法。
JP2006112577A 2006-04-14 2006-04-14 表示装置 Expired - Fee Related JP4876686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112577A JP4876686B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112577A JP4876686B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007286268A true JP2007286268A (ja) 2007-11-01
JP4876686B2 JP4876686B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=38758102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006112577A Expired - Fee Related JP4876686B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4876686B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005113415A1 (en) 2004-05-19 2005-12-01 Koninklijke Philips Electronics N.V. Valve assembly for a container with an inner bag

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170748A (ja) * 1982-12-23 1984-09-27 ザ・ユニバ−シイテイ・オブ・バ−ジニア・アルミニ・パテンツ・フアンデ−シヨン 酸素測定方法およびその装置
JPS6287833A (ja) * 1985-10-14 1987-04-22 Moritetsukusu:Kk 酸素濃度測定装置
JPH0240613A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Canon Inc カラー画像表示方法
JPH03271717A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Fujitsu Ltd 液晶表示装置
JPH0712661A (ja) * 1990-08-20 1995-01-17 Univ Washington 表面上の酸素含有気体の圧力を測定する方法、表面上の酸素含有気体を可視化する方法および感圧組成
JP2001194304A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Autom Syst Res:Kk 酸素濃度測定用素子及びその製造方法及びそれを具えるセンサ
JP2004028650A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 National Aerospace Laboratory Of Japan 光学的酸素濃度測定方法及び光学的酸素濃度測定用センサ
JP2007079537A (ja) * 2005-08-18 2007-03-29 Fuji Xerox Co Ltd 発光素子、表示装置及び発光方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170748A (ja) * 1982-12-23 1984-09-27 ザ・ユニバ−シイテイ・オブ・バ−ジニア・アルミニ・パテンツ・フアンデ−シヨン 酸素測定方法およびその装置
JPS6287833A (ja) * 1985-10-14 1987-04-22 Moritetsukusu:Kk 酸素濃度測定装置
JPH0240613A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Canon Inc カラー画像表示方法
JPH03271717A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Fujitsu Ltd 液晶表示装置
JPH0712661A (ja) * 1990-08-20 1995-01-17 Univ Washington 表面上の酸素含有気体の圧力を測定する方法、表面上の酸素含有気体を可視化する方法および感圧組成
JP2001194304A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Autom Syst Res:Kk 酸素濃度測定用素子及びその製造方法及びそれを具えるセンサ
JP2004028650A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 National Aerospace Laboratory Of Japan 光学的酸素濃度測定方法及び光学的酸素濃度測定用センサ
JP2007079537A (ja) * 2005-08-18 2007-03-29 Fuji Xerox Co Ltd 発光素子、表示装置及び発光方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4876686B2 (ja) 2012-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4123183B2 (ja) 定電流駆動装置、バックライト光源装置及びカラー液晶表示装置
US8853939B2 (en) Static and addressable emissive displays
US8780019B2 (en) Electroluminescence display panel and driving method thereof
CN1675585A (zh) 具有单元内堆叠的单色电色层的全色电致变色显示器
KR101225900B1 (ko) 광열디스플레이
JP2004325872A (ja) 露光装置及び露光方法
JP4684073B2 (ja) Ledバックライト装置及び画像表示装置
JP5713902B2 (ja) Ledプロジェクタ
JP4139344B2 (ja) 表示装置
JP4876686B2 (ja) 表示装置
AU2006268323B9 (en) Static and addressable emissive displays
US20060138944A1 (en) Addressable and printable emissive display
JP2010169806A (ja) 表示素子、及びこれを用いた電気機器
JP2007079537A (ja) 発光素子、表示装置及び発光方法
US20150179716A1 (en) Surface light-emitting device
JP2006310075A (ja) 有機el発光装置
WO2003081564A1 (en) Image display
JP2004142292A (ja) 電子ステンドグラス
JPS6035068B2 (ja) 表示装置
US8592838B1 (en) Low voltage display or indicator system employing combinations of up converters and semiconductor light sources
JP2007512667A (ja) 印刷により有機発光ダイオードディスプレイをパターニングする方法およびそのシステム
JP2020505624A (ja) 表示パネル、表示制御方法および表示装置
CN120908992A (zh) 电润湿显示器
JP2005174754A (ja) El発光ディスプレイ装置
JP2005347199A (ja) 有機elディスプレイ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111006

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20111006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees