JP2007287367A - 電源プラグ脱落防止構造及び電源プラグ脱落防止用キャップ - Google Patents

電源プラグ脱落防止構造及び電源プラグ脱落防止用キャップ Download PDF

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俊之 増田
Motohiro Sato
基博 佐藤
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Abstract

【課題】電子装置のジャックにDCプラグを挿入して使用している時に、DCプラグにつながるケーブルに足を引っかけるなどしてケーブルを引っ張ってしまった場合、DCプラグがジャックから外れ、電子装置への給電が断たれたり、電子装置本体が損傷する問題があった。
【解決手段】返しを有する爪3bと、切り欠き溝3cとを備えたキャップ3を、電子装置1のジャック1aに端子部2aを挿入した電源プラグ2に被せ、ケーブル2bに装着したブッシュ3aと切り欠き溝3cとを嵌合させ、爪3bをジャック1aの周辺に形成された切り欠き穴1bに係合するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子装置等において使用される電源プラグの脱落防止構造及びそれに使用される電源プラグ脱落防止用キャップに関するものである。
図3は従来技術の電子装置におけるDC(直流)プラグと装置側ジャックとの接続構造を示す図である。
電子装置11には装置側ジャック11aが設けられており、このジャック11aに直流電源を供給するためのDCプラグ12の端子12aが挿入される(特許文献1参照)。
なお、DCプラグ12には電源側につながるケーブル12bが備えられている。
特許第2804707号公報
しかしながら、従来技術では、不注意等によりDCプラグにつながるケーブルに足等を引っかけるなどして、ケーブルを引っ張ってしまった場合、DCプラグが装置側のジャックから外れ、電子装置への給電が断たれたり、DCプラグとジャックの嵌合部へ衝撃や負荷がかかり、装置本体が損傷する問題があった。
上記した課題を解決するため、本発明は、返しを有する爪を備えたキャップを、装置側のジャックに端子部を挿入した電源プラグに被せ、爪をジャックの周辺に形成された切り欠き穴に係合するようにしたものである。
本発明は、電源プラグに被せるキャップの爪と装置側ジャックの周辺の切り欠き穴が係合するので、キャップが装置から外れなくなり、電源プラグがジャックから脱落することが防止される。
従って、電子装置への給電が断たれることはなく、また、電源プラグに直接衝撃がかからなくなるので電子装置本体が損傷することもない。
本発明は、返しを有する爪と、電源プラグのケーブルが挿入される切り欠き溝と、内部のばねとを備えたキャップを、電子装置側のジャックに端子部を挿入した電源プラグに被せ、ケーブルに装着したブッシュと切り欠き溝とを嵌合させ、爪を装置側のジャックの周辺に形成された切り欠き穴に係合することにより、ケーブルに足等を引っかけても電源プラグがジャックから外れない構造を実現した。
図1は本発明の実施例1の構成を示す斜視図である。
図1は電子装置1に設けられた装置側のジャック1aに、電源プラグ例えばDCプラグ2が矢印Aのように挿入され、DCプラグ2にキャップ3が矢印Bのように被せられる状態を示している。
電子装置1には、従来と同様に装置側ジャック1aが設けられ、ジャック1aの周辺例えば上下の装置部分に切り欠き穴1bが形成されている。
DCプラグ2は汎用品を示しており、端子部2aとケーブル2bを具備している。端子部2aは従来と同様にジャック1aに挿入されるもので、ケーブル2bは電源部につながっている。
また、ケーブル2bは、キャップ3の部品であるブッシュ3aが装着されている。ブッシュ3aはプラスチック等の合成樹脂で形成され、スリ割りが入っており、このスリ割りからケーブル2bを圧入してはめ込んで装着する。
キャップ3はプラスチック等の合成樹脂で形成され、先端側の上下に爪3bが形成されている。爪3bは装置側の切り欠き穴1bに挿入されて係合する。爪3bは返しを持っており、切り欠き穴1bに挿入された際、その弾力により上下方向に広がるように力が働き、切り欠き穴1bの縁に爪3bの返しが係合する。
また、キャップ3の側部には、キャップ3をDCプラグ2に被せる際、ケーブル2bが挿入される切り欠き溝3cが形成されている。
ケーブル2bは可撓性があるので容易に曲げられ、ケーブル2bに装着されたブッシュ3aが切り欠き溝3cと嵌合する。
また、キャップ3の内部にはばね3dが設けられている。
図2は動作を説明するための簡略断面図で、(a)はキャップの爪と装置側の切り欠き穴の係合を外した状態、(b)はキャップを引っ張って爪を切り欠き穴から抜いた状態を示している。
図1及び図2を参照して動作を説明すると、図1のように装置側のジャック1aにDCプラグ2の端子部2aを挿入する。このとき、ケーブル2bにはブッシュ3aを装着させておく。
次にブッシュ3aとキャップ3の切り欠き溝3cを嵌合させるように、キャップ3をB方向に移動させて、DCプラグ2本体に被せながらブッシュ3aを切り欠き溝3cに深く嵌合させ、キャップ3の爪3bを装置側の切り欠き穴1bに圧入し係合する。圧入された爪3cの返しが切り欠き穴1bの内側の縁に干渉することにより、キャップ3は電子装置1に固定され、外れなくなる。
なお、ブッシュ3aをケーブル2bに装着しない場合は、ケーブル2bが切り欠き溝3cに挿入されて嵌合する。
また、キャップ3の内部に設けられたばね3dはケーブル2bに当接して圧縮されるため、ばね3dの圧力によりDCプラグ2はジャック1aに固定される。なお、ばね3dはなくてもキャップ3が電子装置1に固定されるので、DCプラグ2の脱落を十分に防止することができる。
DCプラグ2を電子装置1から外すときは、図2(a)に示すように、爪3bの返しが切り欠き穴1bの縁と干渉しなくなるまで、キャップ3本体に矢印C方向の力を上下から加えて切り欠き溝3cを変形させる。すると、爪3bと切り欠き穴1bとの係合が外れ、(b)に示すように、D方向に引っ張ることにより爪3bを切り欠き穴1bから抜き、キャップ3を電子装置1から外すことができる。
次に、DCプラグ2を引っ張って端子部2aをジャック1aから抜いて外せば良い。このとき、ブッシュ3aはケーブル2bに装着したままで構わない。
以上のように、本発明の実施例1によれば、キャップ3をDCプラグ2に被せて電子装置1に係合すると、キャップ3の爪3bが電子装置1の切り欠き穴1bに係合しているため、DCプラグ2のケーブル2bを引っ張ってもキャップ3が電子装置1から外れなくなる。このとき、DCプラグ2本体はキャップ3本体の内部で固定されているため、DCプラグ2の端子部2aもジャック1aから外れない。これにより不注意でケーブル2bに足等を引っかけた場合でも、電子装置1への給電が断たれなくなるという効果を奏する。
また、DCプラグ2本体はキャップ3本体に覆われており、キャップ3は爪3bと切り欠き穴1bの係合によって電子装置1に固定されており、DCプラグ2が直接衝撃を受けることはないので、電子装置1が損傷しなくなるという効果がある。
更に、キャップ3に切り欠き溝3cを設けることにより、キャップ3を変形させ易くしているので、キャップ3の使用時でも、電子装置1からDCプラグ2を容易に取り外すことができる。
また、ケーブル2bにブッシュ3aを装着し、ブッシュ3aを切り欠き溝3cと嵌合させるので、ケーブル2bを引っ張ったときの負荷がジャック1aとDCプラグ2の端子部2aとの嵌合部に直接かからなくなる。これによりケーブル2bに足等を引っかけても電子装置1が損傷しないという効果がある。
また、キャップ本体の内部にばね3dを備えた場合には、ばね3dがDCプラグ2の長さに応じて縮み量を変化させることができるので、DCプラグ2として汎用品を適用できるという効果が得られる
上記した実施例1では、DCプラグに適用した例で説明したが、キャップの形状をACプラグに合った形状に変更することにより、同様の構造を用いてパソコンやディスプレイ等のACプラグにも適用可能である。
従って、電子装置に限らず電源を使用する各種装置の電源プラグの脱落防止に広く適用することができる。
本発明の実施例1の構成を示す斜視図である。 実施例1の動作を説明するための簡略断面図である。 従来技術を示す図である。
符号の説明
1 電子装置
1a ジャック
1b 切り欠き穴
2 DCプラグ
2a 端子部
2b ケーブル
3 キャップ
3a ブッシュ
3b 爪
3c 切り欠き溝
3d ばね

Claims (8)

  1. 返しを有する爪を備えたキャップを、装置側のジャックに端子部を挿入した電源プラグに被せ、前記爪を前記ジャックの周辺に形成された切り欠き穴に係合することを特徴とする電源プラグ脱落防止構造。
  2. 前記キャップが前記電源プラグのケーブルが挿入される切り欠き溝を備えたことを特徴とする請求項1記載の電源プラグ脱落防止構造。
  3. 前記切り欠き溝と前記ケーブルに装着したブッシュとを嵌合させることを特徴とする請求項2記載の電源プラグ脱落防止構造。
  4. 前記キャップの内部にばねを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源プラグ脱落防止構造。
  5. 装置側のジャックの周辺に形成された切り欠き穴に係合する返しを有する爪を備えたことを特徴とする電源プラグ脱落防止用キャップ。
  6. 電源プラグのケーブルが挿入される切り欠き溝を備えたことを特徴とする請求項5記載の電源プラグ脱落防止用キャップ。
  7. 前記切り欠き溝に嵌合する前記ケーブルに装着するブッシュを備えたことを特徴とする請求項6記載の電源プラグ脱落防止用キャップ。
  8. 前記キャップの内部にばねを備えたことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電源プラグ脱落防止用キャップ。
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