JP2007304281A - 粉体供給器、粉体供給器への粉体充填方法、及び画像形成装置 - Google Patents

粉体供給器、粉体供給器への粉体充填方法、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で安定した粉体搬送が実現でき、また、均一な画像が得られる粉体供給器とその使用方法、及び画像形成装置を得る。
【解決手段】第1アジテータ84及び第2アジテータ92が回転すると、トナー収容室82内のトナーTは攪拌される。また、第1切込88A近傍において第1攪拌搬送フィルム88の撓み方に差が出ることにより、トナーTの軸方向への搬送が行われる。さらに、トナーTは、一対の第3切込88Cの間における第1攪拌搬送フィルム88の回転、及び補助フィルム90の回転により、トナー供給口106に供給され、トナーTの供給が安定して行われる。
【選択図】図4

Description

本発明は、粉体を貯留した容器内において、アジテータ等の回転部材の回転により粉体の攪拌を行うとともに、粉体供給口へ粉体を搬送する粉体供給器と粉体充填方法、及び粉体供給器を搭載した画像形成装置に関する。
従来、感光体ドラムと、内部にトナーを収容する収容部を有し、前方に設けられた送出口からトナーを送出して感光体ドラムへ供給する現像装置と、帯電装置と、用紙へのトナーの転写装置と、クリーニング装置と、用紙への定着を行う定着装置とを備えた複写機やプリンター等の画像形成装置が広く利用されている。
感光体ドラム、現像装置、帯電装置、及びクリーニング装置は、一体化され、プロセスカートリッジとして交換可能に設けられている。
プロセスカートリッジでは、収容部においてトナーを攪拌すると共に、送出口へトナーを搬送するトナー攪拌手段及びトナー搬送手段を一体化させた、攪拌搬送手段としてのアジテータが備えられている。
ここで、アジテータの第1例として、アジテータ両端部にシート片を複数枚重ね合わせて攪拌力を大きくして、アジテータ両端部でのトナー供給不足を補うアジテータが開示されており、これによって、アジテータの軸方向に均一にトナーを供給している。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、第1例のアジテータにおいては、アジテータの回転半径方向にトナーを搬送するのみでアジテータの軸方向にはトナーを搬送しないので、トナーとキャリアを用いて、軸方向にトナーを搬送する二成分現像のシステムには適用が難しい。
アジテータの第2例として、軸方向の特定の領域にトナー供給口を設けて、シート部材で軸方向搬送するトナー搬送方式において、複数の攪拌翼を備え、攪拌翼の先端形状をトナー供給口からの位置に応じて変化させたアジテータが開示されており、これによって、軸方向のトナー搬送力を強くしてトナー残量を減少させている。(例えば、特許文献2参照)
しかしながら、第2例のアジテータにおいては、シート部材の攪拌翼の形状が複雑で加工コストが高い。また、アジテータの半径方向の搬送は、トナー収容部の底部が円弧状で、且つトナー排出口が円弧部分の領域に限定されているため、トナー容器を円筒形としなくてはならず、略角型等の非円筒形のトナー容器と比較すると、無駄なスペースが発生し、小型化が難しい。
特開2001−318517 特開2003−156927
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、無駄なスペースを低減させられる非円筒形であっても簡素な構成で安定した粉体搬送が実現できる粉体供給器と粉体充填方法、及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る粉体供給器は、粉体を収容する非円筒形なハウジングと、前記ハウジング内に回転可能に配置される回転部材と、前記回転部材に固定され、固定された部位とは異なる自由端側が前記回転部材の回転により前記ハウジングの内壁を摺接移動し、前記回転部材の軸方向に前記粉体を搬送するシート状の搬送部材と、前記ハウジングにおける前記粉体の搬送方向下流側に設けられた粉体供給口と、前記搬送部材の前記粉体供給口に対向する領域に設けられ、前記粉体の攪拌及び前記粉体供給口への前記粉体の搬送を行う補助部材と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、シート状の搬送部材で回転部材の軸方向へ搬送される粉体を、補助部材により粉体供給口へ搬送するので、無駄なスペースを低減させられる非円筒形なハウジングであっても、粉体供給能力がアップする。更に、粉体供給容器が組み込まれる装置構成によっては、回転部材のトルクを上げなくても安定した粉体搬送が実現できる。
また、粉体供給能力のアップによりハウジング中の粉体残量が減るので、粉体の使い残しの無駄を低減できる。
尚、粉体供給口に対応する部位のみに補助部材を設ければ、粉体へのストレスを最小限に抑えることができ、粉体が熱的に凝集するグリット等が発生しにくい。
本発明の請求項2に係る粉体供給器は、前記搬送部材が、可撓性を有する部材であることを特徴としている。
上記構成によれば、可撓性部材の撓みを利用して軸方向に粉体を搬送するので、簡素な構成で粉体搬送できる。
本発明の請求項3に係る粉体供給器は、前記搬送部材の前記回転部材側から自由端へ、前記粉体供給口に向かって斜め方向に前記回転部材の軸方向に沿って複数形成された第1切れ込みと、前記第1切れ込みと略同一方向に複数形成され、前記第1切れ込みよりも切れ込み量が小さい第2切れ込みと、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、第1切れ込みにより形成される可撓性部材の撓みで、主に軸方向の粉体搬送を行い、第2切れ込みにより形成される撓みで、第1切れ込みの粉体搬送をフォローするので、少ない部品点数で、かつ、低コストな粉体供給器が得られる。
また、切れ込み量の小さい第2切れ込みにより、例えば、ハウジング内壁に段差があった場合に、段差と接触したときの搬送部材の第1切れ込み部分の変形を最小限に抑えられるので、ハウジング内壁の形状によらず、安定した粉体搬送を行うことができる。
本発明の請求項4に係る粉体供給器は、前記補助部材が、前記搬送部材と重ねられるとともに、前記補助部材の一端が前記回転部材に固定されていることを特徴としている。
上記構成によれば、補助部材と搬送部材の自由端側が独立して撓むため、粉体供給口への粉体搬送を充分に行える。
本発明の請求項5に係る粉体供給器は、前記補助部材が、可撓性を有する部材であることを特徴としている。
上記構成によれば、補助部材の弾性復元力により、粉体搬送力が向上する。
本発明の請求項6に係る粉体供給器は、前記粉体供給口の開口幅を、前記ハウジングの長さの半分以下とすることを特徴としている。
上記構成によれば、粉体供給口以降の粉体搬送ムラを抑えることができる。
本発明の請求項7に係る粉体供給器は、前記補助部材の両側に位置し、前記搬送部材の自由端から前記回転部材側へ、前記回転部材と直交する方向に第3切れ込みを形成したことを特徴としている。
上記構成によれば、補助部材の両側に位置する搬送部材に、第3の切れ込みを形成することで、軸方向の粉体搬送力だけでなく、粉体供給口への粉体搬送力も加わり、粉体供給口への粉体搬送力がさらに向上する。
また、搬送部材、補助部材それぞれ独立して粉体の攪拌、搬送を行うことができる。
本発明の請求項8に係る粉体供給器は、前記第3切れ込みの間隔が、前記粉体供給口の開口幅の半分より大きいことを特徴としている。
上記構成によれば、第3切れ込みの間隔は、粉体供給口の開口幅の半分より大きくなっているので、粉体供給口への粉体供給能力がアップする。
本発明の請求項9に係る粉体供給器は、前記補助部材の自由端の形状が、中央が長く、両端に向けて短くなるように形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、粉体供給口付近の粉体のソフトブロッキングを、中央の長い部分で効果的にほぐすことができる。
また、補助部材の自由端のV字形の両側では、粉体を逃がして粉体への負荷を低下させ、自由端のV字形の中央部分では、一定の粉体搬送力で粉体搬送するので、粉体供給口への粉体搬送を安定して行うことができる。
本発明の請求項10に係る粉体供給器は、前記補助部材の自由端の形状が、両側が長く、中央に向けて短くなるように形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、補助部材の自由端の形状を逆V字形状にすることで、粉体供給口付近の粉体に与えるストレスが減り、粉体のソフトブロッキングが減って、安定した粉体搬送ができる。
本発明の請求項11に係る粉体供給器は、前記補助部材の自由端の形状が、複数の山切り型に形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、粉体供給口付近の粉体に対して与えるストレスを低減するとともに、粉体のソフトブロッキングをほぐし、一定量の粉体を粉体供給口に搬送することができる。
本発明の請求項12に係る粉体供給器は、前記回転部材の径方向において、前記補助部材の長さが、前記搬送部材の長さよりも短いことを特徴としている。
上記構成によれば、回転部材に近い側は補助部材により粉体搬送力がアップする。また、回転部材から遠い側は搬送部材のみとなるので、粉体にソフトに接触し粉体へのストレスを低減できる。さらに、搬送部材のみがハウジング内壁を摺擦するので、ノイズ音の発生を抑えることができる。
本発明の請求項13に係る粉体供給器は、前記回転部材の径方向において、前記補助部材の長さが、前記搬送部材の長さよりも長いことを特徴としている。
上記構成によれば、粉体供給口付近での粉体の攪拌力、及び粉体供給口への粉体の搬送力をアップすることができる。
本発明の請求項14に係る粉体供給器は、前記補助部材の厚さが、前記搬送部材の厚さよりも厚いことを特徴としている。
上記構成によれば、粉体補給口に対向する部分のみ剛性が上がり、粉体の搬送力が高くなって、粉体供給口へ粉体を確実に搬送できる。また、剛性の高い部位が粉体供給口に対向する部分のみであるので、搬送部材によるハウジング内壁の摺擦時のノイズ音を低減でき、粉体へのストレスも低減できる。
本発明の請求項15に係る粉体供給器は、前記補助部材の厚さが、前記搬送部材の厚さと同一であることを特徴としている。
上記構成によれば、搬送部材及び補助部材が同じ厚さのため、それぞれの自由端側の先端が重ならずに独立して回転する場合に、搬送部材、補助部材とも同様の粉体搬送力を有するので、回転毎の粉体の搬送むらが小さくなる。
本発明の請求項16に係る粉体供給器は、前記回転部材の回転中心位置から前記ハウジングの底部までの最短距離が、前記回転部材の回転中心位置から前記粉体供給口までの最短距離よりも短いことを特徴としている。
上記構成によれば、搬送部材の剛性の強い部分が粉体供給口付近を強く押圧することがなくなり、粉体供給口付近の粉体に対するストレスを低減することができる。また、ハウジング形状が略角型等の非円筒形となるので、ハウジングへの粉体の充填量を増やすことができる。さらに、略角型形状では、ハウジングの扁平化、小型化が実現できる。
本発明の請求項17に係る粉体供給器は、前記搬送部材が前記回転部材の回転方向上流側に位置し、前記補助部材が前記回転部材の回転方向下流側に位置するように、前記搬送部材及び前記補助部材を前記回転部材に固定したことを特徴としている。
上記構成によれば、面積の大きい搬送部材を先に回転部材に取り付けるので、組み立て性が良く、接着強度が大きくなる。また、搬送部材に補助部材が密着しやすく、粉体供給口付近の搬送力が安定する。
本発明の請求項18に係る粉体供給器は、前記補助部材が前記回転部材の回転方向上流側に位置し、前記搬送部材が前記回転部材の回転方向下流側に位置するように、前記搬送部材及び前記補助部材を前記回転部材に固定したことを特徴としている。
上記構成によれば、補助部材の回転時の自由度が上がり、攪拌力がアップする。
本発明の請求項19に係る粉体供給器は、前記回転部材の前記粉体供給口に対向する領域に、前記搬送部材及び前記補助部材の少なくとも一方を支持する凸部を設けたことを特徴としている。
上記構成によれば、搬送部材が粉体から圧力を受けて反るのを回転軸から延びた突起が背面から支えて抑えるため、攪拌力及び粉体搬送力が低下せず、粉体搬送力が安定する。
本発明の請求項20に係る粉体供給器は、粉体を収容するハウジングと、前記ハウジング内に回転可能に配置される回転部材と、前記回転部材に固定され、固定された部位とは異なる自由端側が前記回転部材の回転により前記ハウジングの内壁を摺接移動し、前記回転部材の軸方向に前記粉体を搬送するシート状の搬送部材と、前記ハウジングにおける前記粉体の搬送方向下流側に設けられた粉体供給口と、前記搬送部材の前記粉体供給口に対向する領域に設けられ、前記粉体の攪拌及び前記粉体供給口への前記粉体の搬送を行う補助部材とを有し、前記ハウジングは、前記回転部材の軸方向から見て、当該ハウジングの底壁の長さが側壁の長さよりも長い扁平な略矩形状であって、前記底壁と前記側壁とが隣接する隅部に前記粉体供給口を備え、前記底壁及び前記側壁から隔てられた所定位置に前記回転部材を備え、前記回転部材の回転軸中心以上の高さとなる量まで粉体が充填されると共に、前記シート状の搬送部材又は補助部材は、当該部材の自由端が前記隅部の粉体供給口前を通過可能なように設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、粉体供給容器が装着される装置本体の無駄なスペースを低減させられる扁平な略矩形状の粉体供給容器であっても、粉体の充填量を確保しつつ、安定した粉体供給を行うことができる。
すなわち、回転部材の回転軸中心以上の高さとなる量まで粉体が充填されると共に、底壁と側壁とが隣接する隅部に粉体供給口を備えたハウジングとしたので、粉体の充填量を十分確保すると共に、扁平な略矩形状の容器であっても底壁に残存する粉体を低減させることができる。
また、回転部材の回転軸中心以上の高さとなる量まで粉体が充填されることで、粉体供給容器が使用される前における、輸送等による連続的な微振動の影響や、高温高湿等の環境が良好でない保管状態の影響等によっては、粉体が凝集して固まってしまうこともあるが、補助部材で補助された部位の搬送部材又は補助部材の自由端が隅部の粉体供給口前を通過可能なように設けられているので、粉体が強固に凝集し易い隅部であっても確実に粉体を解して粉体供給口が塞がれることを防止し、安定した粉体の供給を行うことができる。
更に、粉体を軸方向に搬送する搬送部材により、粉体を粉体供給口近傍に集めつつ、補助部材で補助された部位の搬送部材、補助部材にて、粉体を粉体供給口に向けて搬送させるので、扁平な略矩形状のハウジング内のシート状の搬送部材が使用するにつれて変形し、補助部材で補助された部位の搬送部材又は補助部材の自由端が隅部の粉体供給口前から離れてしまっても、粉体の圧力も合わさって確実に粉体供給口が塞がれることを防止し、安定した粉体の供給を行うことができる。
本発明の請求項21に係る粉体供給器は、前記ハウジングは、前記回転部材の軸方向から見て、前記側壁の高さ方向における中央部の高さに前記回転部材を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、扁平な略矩形状のハウジング内に備えられるシート状の搬送部材であっても、使用するにつれて変形する程度を極力緩やかにさせることができ、隅部に設けられた粉体供給口が塞がれること継続的に防ぎつつ、安定した粉体の供給を行うことができる。
本発明の請求項22に係る粉体供給器は、前記ハウジングは、前記回転部材の軸方向の両端を除く部位に前記粉体供給口を備え、前記シート状の搬送部材は前記回転部材の軸方向の両端部から前記粉体供給口に向かって粉体を搬送させることを特徴とする。
上記構成によれば、扁平な略矩形状のハウジング内のシート状の搬送部材が使用するにつれて変形し、補助部材で補助された部位の搬送部材又は補助部材の自由端が隅部の粉体供給口前から離れてしまっても、軸方向の両端部から粉体供給口に向かって粉体を搬送させることで、粉体供給口近傍の粉体密度を高め、粉体の圧力を生かして確実に粉体供給口が塞がれることを防止し、安定した粉体の供給を行うことができる。
本発明の請求項23に係る粉体供給器への粉体充填方法は、請求項1から請求項22のいずれか1項に記載された粉体供給器の使用開始前において、前記ハウジングの内部に、前記回転部材の回転軸中心以上の高さとなる量の粉体を充填することを特徴としている。
上記方法によれば、回転部材が回転したときに、搬送部材及び補助部材に粉体が接触する時間の方が、接触しない時間よりも長くなるので、粉体が搬送部材及び補助部材に負荷を与える時間が長くなり、搬送部材及び補助部材が撓んで、両者の位置関係が一定となり、粉体の軸方向への搬送、及び粉体供給口への搬送が、使用開始から安定し易い。
また、粉体供給器の使用開始時に、未使用で剛性の高いシート状の搬送部材をトナーの負荷により撓ませることができるので、搬送部材とハウジング内壁との当接面積を減らし、使用開始時の摺擦によるノイズ音の発生を抑えることができる。
本発明の請求項24に係る粉体供給器への粉体充填方法は、請求項3から請求項22のいずれか1項に記載された粉体供給器の使用開始前において、前記ハウジングの内部に、前記回転中心から前記搬送部材の切れ込みの末端までの領域が、常時浸漬する量の粉体を充填することを特徴としている。
上記方法によれば、使用開始時に搬送部材を回転したとき、常に切れ込み部に粉体が存在するので、使用開始時から軸方向の粉体搬送を安定して行うことができ、粉体供給口に対して安定して粉体を搬送できる。
本発明の請求項25に係る画像形成装置は、請求項1から請求項22に記載の粉体供給器を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、軸方向における粉体搬送ムラがなくなるので、画像ムラの発生が抑えられ、均一な画像が得られる。
本発明の粉体供給器、粉体供給器使用方法、及び画像形成装置においては、無駄なスペースを低減させられる非円筒形であっても簡素な構成で安定した粉体搬送が実現できる。
本発明の粉体供給器、及び画像形成装置の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、本発明の画像形成装置としてのプリンタ10が示されている。
プリンタ10には、4色のトナー(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))によるフルカラー画像形成を行うプロセスカートリッジ14(14A(Y)、14B(M)、14C(C)、14D(K))が上下方向に配列されている。
各トナーY、M、C、Kは、特に製造方法により限定されるものではなく、各種のトナーが使用可能である。
例えば、トナーの製造方法としては、結着樹脂と着色剤、離型剤、必要に応じて帯電制御剤等を混練、粉砕、分級する混練粉砕法、混練粉砕法にて得られた粒子を機械的衝撃力または熱エネルギーにて形状を変化させる方法、結着樹脂の重合性単量体を乳化重合させ、形成された分散液と、着色剤、離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の分散液とを混合し、凝集、加熱融着させ、トナー粒子を得る乳化重合凝集法、結着樹脂を得るための重合性単量体と着色剤、離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の溶液を水系溶媒に懸濁させて重合する懸濁重合法、結着樹脂と着色剤、離型剤、必要に応じて帯電制御剤等の溶液を水系溶媒に懸濁させて造粒する溶解懸濁法等が使用できる。
また、上記方法で得られたトナーをコアにして、さらに凝集粒子を付着、加熱融合してコアシェル構造をもたせる製造方法など、公知の方法を使用することができるが、形状制御、粒度分布制御の観点から水系溶媒にて製造する懸濁重合法、乳化重合凝集法、溶解懸濁法が好ましく、乳化重合凝集法が特に好ましい。トナー母材は、結着樹脂と着色剤、離型剤とからなり、必要であれば、シリカや帯電制御剤を用いてもよい。
平均粒径は2〜12μmのトナー、好ましくは3〜9μmのトナー母材を用いることができる。トナーの平均形状係数(ML2/A)が115〜140のものを用いることにより高い現像、転写性、及び高画質の画像を得ることができる。
平均形状係数(ML2/A)は、下記式で計算された値を意味し、真球の場合、ML2/A=100となる。ML2/A=(最大長)×π×100/(面積×4)である。 平均形状係数を求める為の具体的な手法として、トナー画像を光学顕微鏡から画像解析装置(LUZEXIII、ニレコ社製)に取り込み、円相当径を測定して、最大長及び面積から、個々の粒子について上記式のML2/Aの値を求める。
使用される結着樹脂としては、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα―メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類等の単独重合体および共重合体を例示することができ、特に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、スチレンーアクリル酸アルキル共重合体、スチレンーメタクリル酸アルキル共重合体、スチレンーアクリロニトリル共重合体、スチレンーブタジエン共重合体、スチレンー無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン等をあげることができる。
さらに、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、パラフィンワックス等をあげることができる。
また、トナーの着色剤としては、マグネタイト、フェライト等の磁性粉、カーボンブラック、アニリンブルー、カルイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等を代表的なものとして例示することができる。
離型剤としては、低分子ポリエチレン、低分子ポリプロピレン、フィッシャートロピィシュワックス、モンタンワックス、カルナバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等を代表的なものとして例示することができる。
また、トナーには、必要に応じて帯電制御剤が添加されてもよい。帯電制御剤としては、公知のものを使用することができるが、アゾ系金属錯化合物、サリチル酸の金属錯化合物、極性基を含有するレジンタイプの帯電制御剤を用いることができる。
湿式製法でトナーを製造する場合、イオン強度の制御と廃水汚染の低減の点で水に溶解しにくい素材を使用するのが好ましい。本発明におけるトナーは、磁性材料を内包する磁性トナーおよび磁性材料を含有しない非磁性トナーのいずれであってもよい。
本発明に用いるトナーは、上記トナー粒子及び上記外添剤をヘンシェルミキサーあるいはVブレンダー等で混合することによって製造することができる。また、トナー粒子を湿式にて製造する場合は、湿式にて外添することも可能である。
本発明に用いるトナーに添加される滑性粒子としては、グラファイト、二硫化モリブデン、滑石、脂肪酸、脂肪酸金属塩等の固体潤滑剤や、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブテン等の低分子量ポリオレフィン類、加熱により軟化点を有するシリコーン類、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン酸アミド等のような脂肪族アミド類やカルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、木ロウ、ホホバ油等のような植物系ワックス、ミツロウのような動物系ワックス、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス等のような鉱物、石油系ワックス、及びそれらの変性物が使用でき、これらを単独で使用するか、あるいは併用しても良い。但し、平均粒径としては0.1〜10μmの範囲で、上記化学構造のものを粉砕して、粒径をそろえてもよい。トナーへの添加量は好ましくは0.05〜2.0重量%、より好ましくは0.1〜1.5重量%の範囲である。
本発明に用いるトナーには、電子写真感光体表面の付着物、劣化物除去の目的等で、無機微粒子、有機微粒子、該有機微粒子に無機微粒子を付着させた複合微粒子などを加えることができるが、研磨性に優れる無機微粒子が特に好ましい。
無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、チタン酸バリウム、チタン酸アルミニウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化クロム、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸化タングステン、酸化スズ、酸化テルル、酸化マンガン、酸化ホウ素、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化チタン、窒化ケイ素、窒化チタン、窒化ホウ素等の各種無機酸化物、窒化物、ホウ化物等が好適に使用される。
上記無機微粒子にテトラブチルチタネート、テトラオクチルチタネート、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリデシルベンゼンスルフォニルチタネート、ビス(ジオクチルパイロフォスフェート)オキシアセテートチタネートなどのチタンカップリング剤、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩、ヘキサメチルジシラザン、メチルトリメトキシシラン、ブチルトリメトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ヘキシルトエリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、o−メチルフェニルトリメトキシシラン、p−メチルフェニルトリメトキシシラン等のシランカップリング剤などで処理を行っても良い。
また、シリコーンオイル、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩によって疎水化処理することも好ましく使用される。
有機微粒子としては、スチレン樹脂粒子、スチレンアクリル樹脂粒子、ポリエステル樹脂粒子、ウレタン樹脂粒子等を挙げることができる。
粒子径としては、小さすぎると研磨能力に欠け、また、大きすぎると電子写真感光体表面に傷を発生しやすくなるため、平均粒子径で5nm〜1000nm、好ましくは5nm〜800nm、より好ましくは5nm〜700nmでのものが使用される。また、滑性粒子の添加量との和が0.6重量%以上であることが好ましい。
トナーに添加されるその他の無機酸化物としては粉体流動性、帯電制御等の為、1次粒径が40nm以下の小径無機酸化物を用い、更に付着力低減や帯電制御の為、それより大径の無機酸化物を添加することが好ましい。
これらの無機酸化物微粒子は公知のものを使用できるが、精密な帯電制御を行う為にはシリカと酸化チタンを併用することが好ましい。また、小径無機微粒子については表面処理することにより、分散性が高くなり、粉体流動性をあげる効果が大きくなる。
また、電子写真用カラートナーはキャリアと混合して使用されるが、キャリアとしては、鉄粉、ガラスビーズ、フェライト粉、ニッケル粉またはそれ等の表面に樹脂コーテイングを施したものが使用される。また、キャリアとの混合割合は、適宜設定することができる。
上記材質の各トナーは、容器への充填において、熱的や圧力でトナーが凝集した軽微のソフトブロッキングが発生することが知られている。
ここで、図2に示すように、プロセスカートリッジ14は、感光体ドラム16を有する感光体カートリッジ62と、各色のトナーが収容されるとともに、感光体カートリッジ62に作像される静電潜像に対して、各色のトナーの現像を行う現像装置64とで構成されている。
感光体カートリッジ62は、感光体ドラム16と、感光体ドラム16の周囲に配設された帯電ロール18、クリーニング装置20、イレーズランプ22、及びクリーニング装置20の横方向に配設されたサブトナー補給ユニット70とで一体となって構成されている。
サブトナー補給ユニット70には、トナーの攪拌及び搬送を行う攪拌搬送部材72が設けられている。また、サブトナー補給ユニット70には、図示しない支持突起が設けられており、この支持突起をプリンタ10の図示しない受部に挿通させることで、プリンタ10にプロセスカートリッジ14が装着されるようになっている。
一方、図1に示すように、プリンタ10の下部には、用紙Pが収納された給紙カセット24が設けられている。給紙カセット24の近傍には、用紙Pを所定のタイミングで送り出すピックアップロール26が設けられている。
ピックアップロール26によって給紙カセット24から送り出された用紙Pは、搬送ロール28及びレジストレーションロール30を介して、用紙搬送路32へ送り込まれ、プロセスカートリッジ14に用紙Pを搬送する搬送装置44へ搬送されるようになっている。
プロセスカートリッジ14は、用紙搬送路32の上流側から前述のY、M、C、Kの色の順に配設されており、プロセスカートリッジ14の図中左側には、プロセスカートリッジ14に走査光を照射する露光装置34が配設されている。
露光装置34は、筐体36内に図示しない半導体レーザ、ポリゴンミラー38、結像レンズ40及びミラー42が配設されており、半導体レーザからの光は、ポリゴンミラー38で偏向走査され、結像レンズ40とミラー42を介して感光体ドラム16に照射される。これにより、感光体ドラム16に、画像情報に応じた静電潜像が形成されるようになっている。
また、プリンタ10の図中右側(感光体ドラム16と対向する位置)には、前述の搬送装置44が配設されている。搬送装置44は、プリンタ10の側壁10Aに沿って設けられた一対の張架ロール46、48と、この張架ロール46、48に巻き掛けられた搬送ベルト50とで構成されている。張架ロール48は、図示しないモータによって回転され、搬送ベルト50が移動するようになっている。
張架ロール46の近傍には、吸着ロール54が配設されており、この吸着ロール54に電圧が印加されることによって、搬送ベルト50に用紙Pが静電的に吸着されるようになっている。
また、搬送ベルト50の裏面の、各色の感光体ドラム16に対向する位置には、それぞれ転写ロール52が配設されている。この転写ロール52によって、感光体ドラム16上のトナー像が、搬送ベルト50によって搬送される用紙Pに転写され、定着装置56で定着される。そして、トナー像が定着された用紙Pは、排出ロール58によって排出トレイ60へ排出される。
次に、本発明の第1実施形態に係る現像装置64について説明する。
本発明の第1実施形態における現像装置64は、二成分現像方式を採用したものである。
図2に示すように、矢印X方向に回転可能とされている感光体ドラム16に対向し、且つ感光体ドラム16上の静電潜像をトナー及びキャリアからなる現像剤Gで可視像化する現像ユニット74と、この現像ユニット74に対してトナーTを供給するメイントナー補給ユニット80とを横方向に一体化した構成とされている。
現像ユニット74は、ハウジング124を有している。ハウジング124は感光体ドラム16の下方側に設けられており、感光体ドラム16側に向かって開口した開口部128が形成されている。また、このハウジング124内には現像剤収容室112が形成されており、この現像剤収容室112内には、トナー及びキャリアからなる現像剤Gが収容されている。
さらに、ハウジング124内には、ハウジング124の開口部128から一部が露出するようにして現像ロール126が配設されており、ハウジング124の周壁に回転可能に軸支されている。現像ロール126の端部には、図示しないギアが固定されており、図示しないモータからの回転力がギアへ伝達され、ギアを介して現像ロール126がY方向に回転可能となっている。
現像ロール126は、現像剤G中に含まれたキャリアを磁力で吸着し、表面に現像剤Gの磁気ブラシを形成し、キャリアに吸着したトナーを感光体ドラム16と対向する現像領域へ搬送する。そして、感光体ドラム16上に形成された静電潜像が、現像ロール126の表面に形成されたキャリアとトナーとからなる現像剤Gの磁気ブラシによって顕像化される。
現像ロール126の下方には、現像ロール126の軸方向に沿って第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116が配設されている。
図4に示すように、第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116は、それぞれ回転軸120A、116Aを備えており、ハウジング124の周壁にそれぞれ回転可能に軸支されている。第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116の回転軸120A、116Aには、所定のピッチで螺旋羽根120B、116Bが螺旋状に巻き付けられて形成されている。
回転軸120A、116Aの端部には、それぞれ図示しないギアが固定されており、図示しないモータからの回転力がギアへ伝達され、ギアを介して第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116がそれぞれ回転すると、螺旋羽根120B、116Bによって、現像剤収容室112内に収容された現像剤Gが攪拌されながら図4の矢印方向へ搬送されるようになっている。
第1攪拌搬送オーガ120と第2攪拌搬送オーガ116の間には、第1仕切壁122が形成されており、この第1仕切壁122によって現像剤収容室112内は、第1攪拌搬送オーガ120が配設された第1攪拌路118と、第2攪拌搬送オーガ116が配設された第2攪拌路114とに二分されている。
また、第1仕切壁122の長手方向の両端部には、連通口136、138が形成されている。この連通口136、138によって第1攪拌路118と第2攪拌路114とが連通されており、現像剤収容室112内の現像剤Gは、第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116の回転によって、それぞれ第1攪拌路118及び第2攪拌路114内を攪拌されながら搬送されて、第1攪拌路118と第2攪拌路114との間を現像剤Gが循環するようになっている。
図2に示すように、現像ユニット74に隣接したメイントナー補給ユニット80には、補給用トナーTが収容されるトナー収容室82が設けられている。トナー収容室82には、現像ロール126の軸方向に沿って第1アジテータ84及び第2アジテータ92が設けられている。
一方、トナー収容室82と現像剤収容室112との間には、第2仕切壁98、湾曲壁100、及び第3仕切壁110が設けられている。
第2仕切壁98の下部からは、湾曲壁100がトナー収容室82側へ延び、また、第3仕切壁110が現像剤収容室112側へ延びることで、ハウジング124の底部に、トンネル状のディスペンス室102を形成している。ディスペンス室102内には、長手方向に沿ってトナーの攪拌搬送を行うディスペンスオーガ104が設けられている。
ここで、図2及び図4に示すように、湾曲壁100の長手方向の一方の端部近傍には、トナー収容室82とディスペンス室102とを連通するようにしてトナー供給口106が形成されている。これにより、トナー収容室82内に収容されたトナーTは、第1アジテータ84によって攪拌されながらトナー収容室82内を軸方向に搬送され、トナー供給口106からディスペンス室102へ送り込まれるようになっている。
一方、第3仕切壁110の長手方向の他方の端部近傍には、ディスペンス室102と現像剤収容室112とを連通するようにして開口部108が形成されており、これにより、ディスペンス室102内のトナーTは、ディスペンスオーガー104によって攪拌されながらディスペンス室102内を搬送され、開口部108から現像剤収容室84へ送り込まれるようになっている。
また、図2に示すように、開口部108は、下端部が現像剤収容室112に収容されている現像剤Gの表面位置よりも下方に位置するようにして形成されている。これにより、開口部108の少なくとも一部が、現像剤収容室112に収容された現像剤Gに埋もれた状態となっており、ディスペンス室102から現像剤収容室112へ送り込まれたトナーTが現像剤Gの中に潜り込み、現像剤収容室112に収容された現像剤Gと混合しやすくなっている。
ディスペンスオーガー104は、第1攪拌搬送オーガ120及び第2攪拌搬送オーガ116とほぼ同じ構成とされており、図4に示すように、回転軸104Aを備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に軸支されている。この回転軸104Aには、所定のピッチで羽根104Bが螺旋状に巻き付けられている。
回転軸104Aの端部には、図示しないギアが固定されており、図示しないモータからの回転力がギアへ伝達され、ギアを介してディスペンスオーガ104が回転すると、羽根104Bによってディスペンス室102内のトナーTが攪拌されながら、図4の矢印方向へ搬送されるようになっている。
また、ディスペンスオーガ104の回転軸104Aには、開口部108と対向する位置に、板片130が形成されている。板片130は、回転軸104Aの径方向に突出し、長手方向がディスペンスオーガ104の回転軸104Aの軸に沿って設けられている。
これにより、ディスペンスオーガー104の回転によってディスペンス室102内を搬送されてきたトナーTが、開口部108と対向する位置に到達すると、羽根104Bに攪拌されると同時に、板片130でも攪拌されるようになっている。そして、トナーTは、羽根104Bおよび板片130によって攪拌されながら、開口部108から現像剤収容室112へ供給される。
図4に示すように、第1アジテータ84は、第1回転軸86A、第1支持部86B、第1攪拌搬送フィルム88、及び補助フィルム90を備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に軸支されている。
第2アジテータ92は、第2回転軸94A、第2支持部94B、及び第2攪拌搬送フィルム96を備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に軸支されている。
ここで、図3に示すように、第1アジテータ84の第1支持部86Bには、第1攪拌搬送フィルム88が、第1支持部86Bの軸方向に亘って接着により貼付けられ固定されている。
第1攪拌搬送フィルム88は、PET等の可撓性の樹脂フィルムからなり、一方の端部には、第1切込88A、第2切込88B、第3切込88Cが形成されている。
第1切込88A及び第2切込88Bは、第1支持部86Bの軸方向と略45°の角度をなし、且つ両方の端部からトナー供給口106に向かう方向に複数設けられている。第1切込88Aの長さは、第2切込88Bの長さよりも長くなっている。また、本実施形態においては、一対の第1切込88Aの間に、3つの第2切込88Bが設けられている。
第3切込88Cは、幅方向長さW3を有するトナー供給口106と対向する位置に、幅方向長さW1の間隔をおいて、後述する補助フィルム90の幅方向の両側に一対設けられており、第3切込88Cの切り込み方向は、第1支持部86Bの回転半径方向とされている。
また、メイントナー補給ユニット80における第1回転軸86Aの軸方向の長さはW4であり、W1は、W4の半分以上の長さとなっている。
一方、第1攪拌搬送フィルム88の、一対の第3切込88Cで挟まれる領域に、幅方向長さW2を有する補助フィルム90が設けられている。
補助フィルム90は、PET等の可撓性の樹脂フィルムからなり、第1攪拌搬送フィルム88に重ねられ、一端が第1攪拌搬送フィルム88に貼付けられて第1支持部86Bに保持されている。また、補助フィルム90の他端は、自由端90Aとなっている。
本実施形態においては、幅方向の長さはW4>W3>W1>W2となるように設けられている。
図4に示すように、第1回転軸86A及び第2回転軸94Aの端部には、図示しないギヤが固定されており、図示しないモータからの回転力がギヤへ伝達され、ギヤを介して第1攪拌搬送フィルム88及び第2攪拌搬送フィルム96が回転すると、トナー収容室82内のトナーTが攪拌されながら矢印方向へ搬送されるようになっている。
ここで、前述のW1、W3、W4の長さについて説明する。
表1は、図4におけるメイントナー補給ユニット80の長さ(W4)に対して、トナー供給口106の開口幅(W3)を変化させたときの、トナー搬送ムラの評価を行った結果である。トナー搬送ムラの判定ランクは、トナー供給口106を通って一定時間内に開口部108に供給されるトナー量の変動、及び目視での搬送状態により定義した。
Figure 2007304281






表1に示すように、メイントナー補給ユニット80の長さ(W4)に対するトナー供給口106の開口幅(W3)の比率が0.6以上となると、トナーの搬送ムラが大きくなることが分かる。
トナー量の搬送ムラが大きいと、現像剤収容室112側に排出されるトナーの排出量の変動が大きくなって、画像形成時の画像濃度ばらつきが大きくなってしまう。
また、開口幅が広いと、一旦トナー供給口内に取り込まれたトナーも、トナー供給口内を搬送中に再びトナー収容室82側にはみ出されてしまったりしやすい。
従って、メイントナー補給ユニット80の長さ(W4)に対するトナー供給口106の開口幅(W3)の比率は、0.5以下であることが好ましい。
但し、トナー供給口106の幅が極端に狭い場合は、トナーの全体の供給量自体が減ってしまうため、開口幅(W3)は、最小でも10mmあることが好ましい。
次に、表2は、図4におけるトナー供給口106の開口幅(W3)に対して、一対の第3切込88Cの間の幅(W1)を変化させたときの、トナー搬送量の評価を行った結果である。トナー搬送量の判定ランクは、トナー供給口106付近で強制的にソフトブロッキングを発生させ、ストレス条件下において、トナー供給口106に搬送されたトナー量に基づき定義した。
Figure 2007304281






表2に示すように、トナー供給口106の開口幅(W3)に対する第3切込間の幅(W1)の比率が0.4以下となると、トナーの搬送量が少なくなることが分かる。
従って、トナー供給口106の開口幅(W3)に対する第3切込間の幅(W1)の比率は、0.5以上であることが好ましい。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、図示しないモータが駆動され、第1アジテータ84及び第2アジテータ92がX方向に回転すると、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90にトナーTによる負荷がかかり、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、X方向と反対側に撓む。
続いて、第1攪拌フィルム88及び補助フィルム90の回転力と、撓みの戻り力により、トナー収容室82内のトナーTは攪拌される。さらに、第1切込88A近傍において第1攪拌搬送フィルム88の撓み方に差が出ることにより、軸方向へのトナー搬送力が生じ、第3切込88B近傍においても同様に、軸方向へのトナー搬送力が生じる。
続いて、図3及び図4に示すように、トナーTはトナー供給口106まで搬送され、第1攪拌フィルム88及び補助フィルム90の回転力、第3切込88Cにおける第1攪拌搬送フィルム88の弾性復元力、及び補助フィルム90の弾性復元力により、トナー供給口106に供給される。
次に、トナー供給口106に供給されたトナーTは、ディスペンス室102へ送り込まれる。トナーTは、ディスペンス室102内のディスペンスオーガ104によって、ディスペンス室102内を攪拌されながら開口部108へ搬送される。
開口部108へ搬送されたトナーTは、開口部108から現像剤収容室112へ供給される。開口部108では、板片130によってトナーTが細かく粉砕され、ほぐされている。
現像剤収容室112に供給されたトナーTは、現像剤Gと混合され、現像ロール126に供給される。
以上説明したように、本発明の第1実施形態においては、補助フィルム90により、トナー供給口106へのトナー供給能力がアップするので、簡素な構成で低トルクであり、且つ安定したトナー搬送が実現できる。
また、トナー供給能力のアップによりトナー収容室82中のトナー残量が減るので、トナーの使い残しの無駄を低減できる。
さらに、トナー供給口106と対向する部位のみに補助フィルム90があるので、トナーへのストレスを最小限に抑えることができ、トナーが熱的に凝集するグリット等が発生しにくい。
加えて、第1攪拌搬送フィルム88を厚めにしたものや、全域に二枚重ねしたものに比べて、トナー収容室82内壁の摺擦時のノイズ音を低減できる。
また、第1攪拌搬送フィルム88の撓みを利用して軸方向にトナーを搬送するので、簡素な構成でトナー搬送できる。
さらに、第1切込88Aにより形成される撓みにより、主に軸方向のトナー搬送を行い、第2切込88Bにより形成される撓みで、第1切込88Aのトナー搬送をフォローするので、少ない部品点数で、かつ、低コストのトナー供給器が得られる。
また、切込み量の小さい第2切込88Bにより、例えば、トナー収容室82の内壁に段差があった場合に、段差と接触したときの第1攪拌搬送フィルム88の変形を最小限に抑えられるので、トナー収容室82の壁の形状によらず、安定したトナー搬送を行うことができる。
さらに、補助フィルム90の弾性復元力により、トナー搬送力が向上する。
また、トナー供給口106の幅がメイントナー補給ユニット80の幅の半分以下となっているので、トナー供給口106以降のトナー搬送ムラを抑えることができる。
さらに、第3切込88Cにより、第1攪拌搬送フィルム88の軸方向のトナー搬送力だけでなく、トナー供給口106へのトナー搬送力も加わるので、トナー搬送力がさらに向上する。
さらに、一対の第3切込88Cの間の幅が、トナー供給口106の幅の半分以上の幅となっているので、軸方向のトナー搬送力だけでなく、トナー供給口106への搬送力も加わり、トナー搬送力がさらに向上する。
また、第3切込88Cの内側の領域のトナーは、全て回転半径方向に搬送されトナー供給口106に到達するので、粉体供給能力がアップする。
さらに、軸方向における補助フィルム90の長さが、第1攪拌搬送フィルム88の第3切込88Cの間の長さよりも短いので、第1攪拌搬送フィルム88の第3切込88Cによるトナー供給口106へのトナーの搬送効果が、補助フィルム90により損われることがなく、第1攪拌搬送フィルム88、補助フィルム90が、それぞれ独立してトナーの攪拌、搬送を行うことができる。
また、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90の2枚重ね領域が限定されるため、第1攪拌搬送フィルム88の回転時に、トナー収容室82の内壁との摺擦によって発生するノイズ音を抑制できる。
さらに、プリンタ10においては、軸方向におけるトナー搬送ムラがなくなるので、画像ムラの発生が抑えられ、均一な画像が得られる。
次に、本発明の粉体供給器の第2実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図5及び図6は、第1アジテータ84に設ける補助フィルム90(図3参照)の形状を変更した状態を示している。
図6(a)には、補助フィルム90の中央部の長さを短く、両端部の長さを長くした補助フィルム148が示されている。補助フィルム148において、トナーは、自由端148Aの回転によりトナー供給口106(図5参照)に供給されるようになっている。また、自由端148Aの逆V字形状の領域においては、トナーにストレスを与えないようになっている。
図6(b)には、補助フィルム90の中央部の長さを長く、両端部の長さを短くした補助フィルム152が示されている。補助フィルム152において、トナーは、自由端152Aの回転によりトナー供給口106(図5参照)に供給されるようになっている。また、自由端152AのV字形状の両側の領域においては、トナーにストレスを与えないよう、トナーを逃がすようになっている。
図6(c)には、複数のV字形状にカットした補助フィルム154が示されている。補助フィルム154において、トナーは、自由端154Aの回転によりトナー供給口106(図5参照)に供給されるようになっている。また、自由端154AのV字形状の両側の領域においては、トナーにストレスを与えないよう、トナーを逃がすようになっている。
次に、本発明の粉体供給器の第2実施形態の作用について説明する。
補助フィルム148において、第1アジテータ84(図5参照)の回転により、補助フィルム148にトナーの負荷が掛かる。ここで、トナー供給口106(図5参照)の付近では、トナーの充填又はトナーの自重等の影響によりトナーが一部凝集しソフトブロッキングが発生し易くなっているが、補助フィルム148の自由端148Aでは、第1攪拌搬送フィルム88のみの領域が広くなっており、トナーに余計な負荷を与えないので、ソフトブロッキングが発生しにくい。
なお、逆V字領域より上側においては、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム148の2枚重ねとなっており、トナーの搬送能力がアップする。
次に、補助フィルム152において、第1アジテータ84(図5参照)の回転により、補助フィルム152にトナーの負荷が掛かる。ここで、補助フィルム152の自由端152Aでは、中央部のV字領域において、トナーのソフトブロッキングをほぐすとともに、V字領域の両外側にトナーを逃がす。
次に、補助フィルム154において、第1アジテータ84(図5参照)の回転により、補助フィルム154にトナーの負荷が掛かる。ここで、補助フィルム154の自由端154Aは、複数の山切り型に形成されているので、トナー供給口106付近のトナーに対して与えるストレスを低減するとともに、トナーのソフトブロッキングがほぐされる。
以上説明したように、本発明の粉体供給器の第2実施形態においては、補助フィルム148の自由端148Aの形状が逆V字形状となっているので、トナー供給口106付近のトナーに与えるストレスが減り、トナーのソフトブロッキングが減って、安定した粉体搬送ができる。
また、補助フィルム152の自由端152Aの形状がV字形状となっているので、トナー供給口106付近のトナーのソフトブロッキングを、中央の長い部分で効果的にほぐすことができ、さらに、トナーによる負荷に応じて補助フィルム152の自由端の両側に粉体を逃がすことにより、中央の長い部分での一定搬送力で積極的に粉体搬送するので、粉体供給口への粉体搬送を安定して行うことができる。
加えて、補助フィルム154の自由端154Aの形状が、複数の山切り型に形成されているので、トナー供給口106付近のトナーに対して与えるストレスを低減するとともに、トナーのソフトブロッキングをほぐし、一定量のトナーをトナー供給口106に搬送することができる。
次に、本発明の粉体供給器の第3実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7は、第1アジテータ84に設ける補助フィルム90(図3参照)の形状及び、回転半径方向の長さを変更した状態を示している。
図7(a)には、補助フィルム90の中央部の長さを短く、両端部の長さを長くするとともに、回転半径方向の長さ(L2)を第1攪拌搬送フィルム88の回転半径方向の長さ(L1)より短くした補助フィルム156が示されている。
第3切込88Cの間の領域で、且つ補助フィルム156の無い領域では、トナーの一部が第1攪拌搬送フィルム88の回転により、トナー供給口106に供給される。
一方、補助フィルム156の領域において、トナーの一部は、トナー供給口106に搬送されるとともに、自由端156Aによりソフトブロッキングがほぐされ、また、自由端156Aの逆V字領域では、トナーに余計なストレスが与えられないようになっている。
図7(b)には、補助フィルム90の回転半径方向の長さ(L2)を、第1攪拌搬送フィルム88の回転半径方向の長さ(L1)よりも長くした補助フィルム158が示されている。
一対の第3切込88C間の領域で、且つ補助フィルム158の無い領域では、トナーの一部が第1攪拌搬送フィルム88の回転によりトナー供給口106に供給されるようになっている。
一方、補助フィルム158の領域においては、長く突出した自由端158Aにより、トナー供給口106へのトナー搬送力を増加させるとともに、第1攪拌搬送フィルム88との2枚重ね領域の増加により、攪拌力も増加させている。
次に、本発明の粉体供給器の第3実施形態の作用について説明する。
補助フィルム156において、第1アジテータ84(図5参照)の回転により、補助フィルム156にトナーの負荷が掛かる。ここで、一対の第3切込88C間の領域で、且つ補助フィルム156の無い領域では、トナーの一部が第1攪拌搬送フィルム88の回転によりトナー供給口106に供給される。
一方、回転中心に近い側の補助フィルム156の領域において、トナーの一部は、トナー供給口106に搬送されるとともに、自由端156Aによりソフトブロッキングがほぐされる。また、自由端156Aの逆V字領域では、トナーに余計なストレスが与えられない。
また、補助フィルム158において、第1アジテータ84(図5参照)の回転により、補助フィルム158にトナーの負荷が掛かる。ここで、長く突出した自由端158Aにより、トナー供給口106へのトナー搬送力が増加し、トナー攪拌力も増加する。
以上説明したように、本発明の第3実施形態において、補助フィルム156を用いた場合は、第1攪拌搬送フィルム88の第1支持部86Bに近い側は、補助フィルム156により粉体搬送力がアップする。
また、第1支持部86Bから遠い側は、第1攪拌搬送フィルム88のみとなるので、トナーにソフトに接触し、トナーへのストレスを低減できる。
さらに、第1攪拌搬送フィルム88のみがハウジング内壁を摺擦するので、ノイズ音の発生を抑えることができる。
一方、補助フィルム158を用いた場合は、長く突出した自由端158Aにより、トナー供給口106付近でのトナーの攪拌力、及びトナー供給口106へのトナーの搬送力をアップすることができる。
次に、本発明の粉体供給器の第4実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図8は、第1アジテータ84(図3参照)における補助フィルム90(図3参照)の厚さを変更した状態を示している。
図8(a)には、補助フィルム90の厚さを第1攪拌搬送フィルム88の厚さよりも厚くした補助フィルム160が示されている。
補助フィルム160を第1攪拌搬送フィルム88の厚さより厚くすることにより、トナー供給口106(図3参照)におけるアジテータ84(図3参照)の剛性がアップしている。
図8(b)には、補助フィルム90の厚さを第1攪拌搬送フィルム88の厚さと等しくした補助フィルム162が示されている。
補助フィルム162を第1攪拌搬送フィルム88の厚さと等しくすることにより、第1攪拌搬送フィルム88と補助フィルム162のトナー搬送能力を等しくさせている。
次に、本発明の粉体供給器の第4実施形態の作用について説明する。
補助フィルム160において、第1アジテータ84(図3参照)の回転により、補助フィルム160にトナーの負荷が掛かる。ここで、補助フィルム160の厚さが厚く、トナー供給口106(図3参照)における第1アジテータ84の剛性がアップしているので、トナー供給口106へのトナー供給量が増加する。
補助フィルム162において、第1アジテータ84の回転により、補助フィルム162にトナーの負荷が掛かる。ここで、補助フィルム162と第1攪拌搬送フィルム88とが独立して回転しても、補助フィルム162の剛性は、第1攪拌搬送フィルム88とほぼ等しいので、トナー供給口106へのトナー供給量が安定する。
以上説明したように、本発明の第4実施形態において、補助フィルム160を用いた場合は、トナー供給口106と対向する領域の剛性が上がり、粉体の搬送力が高くなって、トナー供給口106へトナーを確実に搬送できる。
さらに、第1アジテータ84の剛性の高い部位が、トナー供給口106と対向する部分のみであるので、メイントナー補給ユニット80(図2参照)内壁の摺擦時のノイズ音を低減でき、トナーへのストレスも低減できる。
一方、補助フィルム162を用いた場合は、第1攪拌搬送フィルム88と補助フィルム162の自由端側の先端が重ならずに独立して回転する場合に、同様のトナー供給力を有するので、回転毎のトナーの供給ムラが小さくなる。
次に、本発明の粉体供給器の第5実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図9にはトナー充填前の現像装置164が示されている。
現像装置164は、矢印X方向に回転可能とされている感光体ドラム204に対向し、且つ感光体ドラム16上の静電潜像をトナー及びキャリアからなる現像剤Gで可視像化する現像ユニット190と、この現像ユニット190に対してトナーを供給するメイントナー補給ユニット166とを横方向に一体化した構成とされている。
現像ユニット190は、ハウジング198を有している。ハウジング198は感光体ドラム204の下方側に設けられており、感光体ドラム204側に向かって開口した開口部202が形成されている。また、このハウジング198内には現像剤収容室184が形成されており、この現像剤収容室184内には、トナー及びキャリアからなる現像剤Gが収容されている。
さらに、ハウジング198内には、ハウジング198の開口部202から一部が露出するようにして現像ロール200が配設されており、ハウジング98の周壁に回転可能に軸支されている。現像ロール200の端部には、図示しないギアが固定されており、図示しないモータからの回転力がギアへ伝達され、ギアを介して現像ロール200がY方向に回転可能となっている。
現像ロール200の下方には、現像ロール200の軸方向に沿って第1攪拌搬送オーガ194及び第2攪拌搬送オーガ188が配設されている。
第1攪拌搬送オーガ194と第2攪拌搬送オーガ188の間には、第1仕切壁196が形成されており、この第1仕切壁196によって現像剤収容室184内は、第1攪拌搬送オーガ194が配設された第1攪拌路192と、第2攪拌搬送オーガ188が配設された第2攪拌路186とに二分されている。
現像ユニット190に隣接したメイントナー補給ユニット166には、補給用トナーが収容されるトナー収容室168が設けられている。トナー収容室168には、現像ロール200の軸方向に沿って第1アジテータ84及び第2アジテータ92が設けられている。
一方、トナー収容室168と現像剤収容室184との間には、第2仕切壁170、湾曲壁172、及び第3仕切壁182が設けられている。
第2仕切壁170の下部からは、湾曲壁172がトナー収容室168側へ延び、また、第3仕切壁182が現像剤収容室184側へ延びることで、ハウジング198の底部に、トンネル状のディスペンス室174を構成している。ディスペンス室174内には、長手方向に沿ってトナーの攪拌搬送を行うディスペンスオーガ176が設けられている。
ここで、湾曲壁172の長手方向の一方の端部近傍には、トナー収容室168とディスペンス室174とを連通するようにしてトナー供給口178が形成されている。これにより、トナー収容室168内に収容されたトナーは、第1アジテータ84によって攪拌されながらトナー収容室168内を搬送され、トナー供給口178からディスペンス室174へ送り込まれるようになっている。
トナー供給口178は、メイントナー補給ユニット166の底壁と側壁とが隣接する隅部で、第1回転軸86Aの軸方向の両端を除く部位に設けられており、第1攪拌搬送フィルム88が回転することによって、第1回転軸86Aの軸方向の両端部からトナー供給口178に向かってトナーTを搬送するようになっている。
一方、仕切壁170の長手方向の他方の端部近傍には、ディスペンス室174と現像剤収容室184とを連通するようにして開口部180が形成されており、これにより、ディスペンス室174内のトナーは、ディスペンスオーガ176によって攪拌されながらディスペンス室174内を搬送され、開口部180から現像剤収容室184へ送り込まれるようになっている。
また、第1アジテータ84は、第1回転軸86A、第1支持部86B、第1攪拌搬送フィルム88、及び補助フィルム90を備え、メイントナー補給ユニット166の周壁に回転可能に軸支されている。第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、自由端がトナー供給口178前を通過可能に設けられている。
第2アジテータ92は、第2回転軸94A、第2支持部94B、及び第2攪拌搬送フィルム96を備え、メイントナー補給ユニット80の周壁に回転可能に軸支されている。
第1回転軸86A及び第2回転軸94Aは、メイントナー補給ユニット166の底壁及び側壁から隔てられ、側壁の高さ方向における中央部の高さの位置に設けられている。
ここで、第1回転軸86Aの回転中心からトナー収容室168の底面167までの最短距離(a)が、第1回転軸86Aの回転中心からトナー供給口178までの最短距離(b)よりも短くなるように、予めメイントナー補給ユニット166が形成されている。
メイントナー補給ユニット166は、底壁の長さが側壁の長さよりも長い扁平な略矩形状となっている。
次に、本発明の第5実施形態の作用について説明する。
現像装置164の図示しない充填口から、トナーが第1回転軸86A及び第2回転軸94Aの中心以上の高さとなる量まで充填される。
続いて、トナー供給時に、第1アジテータ84及び第2アジテータ92が、矢印X方向に回転する。
第1アジテータ84の回転により、第1攪拌搬送フィルム88がトナーを攪拌するとともに軸方向に搬送し、軸方向両端部からトナー供給口178近傍にトナーを集めつつ、補助フィルム90で補助された部位の第1攪拌搬送フィルム88と補助フィルム90の一方又は両方によって、トナーをトナー供給口178に向けて搬送させる。
ここで、メイントナー補給ユニット166の底部を摺擦し、矢印X方向に回転する第1攪拌搬送フィルム88、補助フィルム90の先端のいずれか一方、又は両方がトナー供給口178と接触するが、メイントナー補給ユニット166における第1回転軸86Aの回転中心からトナー供給口178までの最短距離(b)が、第1回転軸86Aの回転中心からトナー収容室168の底面167までの最短距離(a)よりも長くなっているので、第1攪拌搬送フィルム88、補助フィルム90の剛性の強い部分が、トナー供給口178付近を強く押圧することがなくなり、トナー供給口178近傍のトナーには必要以上のストレスがかからず、トナーがほぐれた状態で、トナー供給口178に供給される。
以上説明したように、本発明の第5実施形態においては、プリンタ10(図1参照)の無駄なスペースを低減させられる扁平な略矩形状の現像装置であっても、トナーの充填量を確保しつつ、安定したトナー供給を行うことができる。
すなわち、第1回転軸86A及び第2回転軸96Aの回転軸中心以上の高さとなる量までトナーが充填されると共に、底壁と側壁とが隣接する隅部にトナー供給口178を備えたメイントナー補給ユニット166(ハウジング)としたので、円筒形のトナー容器に比べてトナーの充填量を増やすことができ、トナー充填量を十分確保すると共に、扁平な略矩形状の容器であっても、隅部のトナー供給口178によって底壁に残存するトナーを低減させることができる。
また、第1回転軸86A及び第2回転軸96Aの回転軸中心以上の高さとなる量までトナーが充填されることで、現像装置が使用される前における、輸送等による連続的な微振動の影響や、高温高湿等の環境が良好でない保管状態の影響等によっては、トナーが凝集して固まってしまうこともあるが、補助フィルム90で補助された部位の第1攪拌搬送フィルム88又は補助フィルム90の自由端が、隅部のトナー供給口178前を通過可能なように設けられているので、トナーが強固に凝集し易い隅部であっても確実にトナーを解してトナー供給口178が塞がれることを防止し、安定したトナーの供給を行うことができる。
さらに、扁平な略矩形状のメイントナー補給ユニット166内に備えられる第1攪拌搬送フィルム88であっても、使用するにつれて変形する程度を極力緩やかにさせることができ、隅部に設けられたトナー供給口178が塞がれること継続的に防ぎつつ、安定したトナーの供給を行うことができる。
また、第1攪拌搬送フィルム88が使用するにつれて変形し、補助フィルム90で補助された部位の第一攪拌搬送フィルム88又は補助フィルム90の自由端が、隅部のトナー供給口178前から離れてしまっても、軸方向の両端部からトナー供給口178に向かってトナーを搬送させることで、トナー供給口近傍のトナー密度を高め、トナーの圧力を生かして、トナー供給口178が塞がれることを防止するとともに、安定したトナーの供給を行うことができる。
さらに、第1アジテータ84の剛性の強い部分が、トナー供給口178付近を強く押圧することがなくなり、トナー供給口178付近のトナーに対するストレスを低減することができる。
また、略角型形状で隅部を有するので、円筒形の現像装置に比べて設置領域の無駄がなくなり、現像装置164の小型化が実現できる。
次に、本発明の粉体供給器の第6実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図10は、第1支持部86Bに取り付ける第1攪拌搬送フィルム88と、補助フィルム90の位置を変更した状態を示したものである。
図10(a)は、第1実施形態と同様の形態であり、第1支持部86Bに第1攪拌搬送フィルム88が接着により取り付けられ、その上から補助フィルム90が接着され取り付けられている。
図10(b)では、第1支持部86Bに補助フィルム206が接着により取り付けられ、その上から第1攪拌搬送フィルム88が、第1支持部86Bの軸方向に亘って接着され取り付けられている。
図10(c)では、第1支持部86Bの図示しない切れ込みにより第1攪拌搬送フィルム208が挟持及び接着により固定され、補助フィルム210が第1支持部86Bに直接接着され取り付けられている。
図10(d)では、第1支持部86Bの一平面に第1攪拌搬送フィルム88が接着により取り付けられ、該一平面と180度反対側の面に、補助フィルム90が接着され取り付けられている。
次に、本発明の第6実施形態の作用について説明する。
図10(a)の構成では、第1回転軸86Aの矢印X方向の回転により、第1攪拌搬送フィルム88が補助フィルム90を一部支持する状態で回転する。
図10(b)の構成では、第1回転軸86Aの矢印X方向の回転により、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム206がそれぞれ独立して回転する。
図10(c)の構成では、第1回転軸86Aの矢印X方向の回転により、第1攪拌搬送フィルム208が補助フィルム210を一部支持する状態で回転する。また、補助フィルム210は第1支持部86Bに直接貼り付けられており、取り付け強度がアップしている。
図10(d)の構成では、第1回転軸86Aの矢印X方向の回転により、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90がそれぞれ独立して回転する。ここで、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90の間の空間に、図示しないトナー残量が多い間はトナーが溜まることにより、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、相対的な位置関係を保ちながら回転する。
以上説明したように、本発明の第6実施形態においては、面積の大きい第1攪拌搬送フィルム88を先に第1支持部86Bに取り付けるので、組み立て性が良く、接着強度が大きくなる。また、第1攪拌搬送フィルム88に補助フィルム90が密着しやすく、トナー供給口106付近の搬送力が安定する。
また、第1支持部86Bに先に補助フィルム90を取り付け、その上から第1攪拌搬送フィルム88を取り付けた場合には、補助フィルム90の回転時の自由度が上がり、攪拌力がアップする。
次に、本発明の粉体供給器の第7実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図11(a)及び(b)に示すように、第1回転軸212Aを有する第1支持部212Bの一つの面から突出して設けられるとともに、補助フィルム90の幅と略同一の幅となるように、突起212Cが第1支持部212Bに形成されている。
また、突起212Cは、矢印Xの回転方向における第1攪拌搬送フィルム88の下流側に設けられており、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90を支持している。
図11(c)の突起214Cは、突起212Cの変形例であり、第1回転軸212Aの回転半径方向に対して長く突出して形成されたものである。
次に、本発明の第7実施形態の作用について説明する。
第1回転軸212Aの回転により、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、矢印X方向に回転する。ここで、図示しないトナーからの圧力により、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、回転方向Xと逆回転側に撓むが、突起212Cにより支持されているので、第1回転軸212A近傍の第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90の強度及び剛性がアップし、トナーからの圧力が大きくても、トナー搬送力及び供給力が安定する。
以上説明したように、本発明の第7実施形態においては、突起212C(又は214C)が、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90が、トナーから圧力を受けて反るのを背面から支えて抑えるため、攪拌力及びトナー搬送力が低下せず、トナー搬送力が安定する。
次に、本発明の粉体供給器の使用方法における第1実施形態について、図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図12(a)に示すように、メイントナー補給ユニット80内にトナーTが充填されている。トナーTの充填レベル216(上面の高さ位置)は、第1回転軸86A及び第2回転軸94Aの回転中心位置以上となっている。
ここで、トナーTの充填レベルは、通常使用時の状態における充填レベルであり、例えば、現像装置の使用前に、トナーTを十分に攪拌して空気を含ませた状態(あるいは、その状態で放置して、落ち着いた状態)の高さとしている。
次に、本発明の粉体供給器の第1使用方法の作用について説明する。
図12(a)及び図12(b)に示すように、メイントナー補給ユニット80内のトナー塊218は、第1アジテータ84の矢印X方向の回転により、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90に矢印Z方向の負荷を与える。
第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、矢印Z方向からのトナー負荷により、一体となって矢印X方向に回転する。
ここで、トナーTの充填レベル216が、第1回転軸86A及び第2回転軸94Aの回転中心位置以上となっているので、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、少なくともトナー供給口106と対向する領域の通過が終了するまで一体となって回転する。
よって、メイントナー補給ユニット80の使用開始時から、トナー供給口106へのトナーTの供給が安定する。
また、トナーTの充填量が少ないほど、フィルム回転時の自由度が増して第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90と、メイントナー補給ユニット80の内壁やフィルム先端同士が勢いよく接触し易く、摺擦によるノイズ音が発生するが、本実施形態では、トナーTの充填量が使用開始時から多くなっているので、ノイズ音の発生を低減できる。
以上説明したように、本発明の粉体供給器の第1使用方法においては、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90の位置関係が一定となり、粉体の軸方向への搬送、及びトナー供給口106へのトナー搬送が、使用開始時から安定し易い。
また、使用開始時にトナー量が多いので、第1攪拌搬送フィルム及び補助フィルム90の動きを規制してメイントナー補給ユニット80の内壁に接触する勢いを落としたり、フィルム同士の摩擦を防止するとともに、トナーが緩衝材の役割をして摺擦時のノイズ音を低減することができる。
次に、本発明の粉体供給器の第2使用方法について図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図13(a)に示すように、使用開始時のメイントナー補給ユニット80内にトナーTが充填されている。
ここで、トナーTの充填レベルは、通常使用時の状態における充填レベルであり、例えば、現像装置の使用前に、トナーTを十分に攪拌して空気を含ませた状態(あるいは、その状態で放置して、落ち着いた状態)の高さとしている。
図13(b)に示すように、メイントナー補給ユニット80の底面222から距離(H2)離れた位置にトナーTの第1充填レベル224があり、さらに距離(H3)離れた位置にトナーTの第2充填レベル226がある。
また、距離H2は、メイントナー補給ユニット80の底面222から第1支持部86Bの上面までの距離と、第1支持部86Bから第1切込88Aの根元までの距離(H1)を足した距離となっている。
ここで、トナーTは、第2充填レベル226まで充填されているので、第1回転軸86Aの回転中心から第1攪拌搬送フィルム88の第1切込88Aの末端までの領域が、常時浸漬するようになっている。
また、図13(b)には、第1アジテータ84が矢印X方向に回転したときの、幅H1が通過する通過領域228が示されている。
通過領域228においては、第1攪拌搬送フィルム88に切込みがないので、回転軸方向のトナー搬送はほとんどされず、回転半径方向におけるトナーの攪拌及び搬送が行われるようになっている。
次に、本発明の粉体供給器の第2使用方法の作用について説明する。
第1アジテータ84の矢印X方向の回転により、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90にトナーTによる負荷がかかる。第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90は、トナーTの負荷により、一体となって矢印X方向に回転する。
ここで、トナーTは、第2充填レベル226まで充填されているので、第1攪拌搬送フィルム88及び補助フィルム90が、どの回転位置から回転を開始しても、距離H2から距離H3の間の領域に存在するトナーTは、第1切込88Aの弾性復元力により、必ず第1回転軸86Aの軸方向に搬送される。
よって、第1メイントナー補給ユニット80の使用開始時から、軸方向のトナーTの搬送力が安定する。
以上説明したように、本発明の粉体供給器の第2使用方法においては、使用開始時に第1攪拌搬送フィルム88を回転したとき、常に、切込み部にトナーが存在するので、使用開始時から軸方向のトナー搬送を安定して行うことができ、トナー供給口106に対して安定して粉体を搬送できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
プリンタ10は、メイントナー補給ユニット80が水平方向に配置されるものであれば、リボルバータイプのものであってもよく、現像装置64の設置位置は、プリンタ10内のどの位置にあってもよい。
第1支持部86Bは、四角柱形状だけでなく、多角柱状、又は、円柱状のものであってもより。
第1攪拌搬送フィルム88は、アルミ等の金属製シートを用いてもよい。
第1切込88A及び第2切込88Bの角度は、略45度に限定されるものではなく、トナーTの搬送状態に応じて、0度〜90度の間で適宜選択してよい。
また、第1切込88A及び第2切込88Bの角度は、それぞれ異なる角度で設けられてもよい。
補助フィルム90は、分割された複数のシートにより形成されるものであってもよく、また、帯電防止を兼ねて、接地による除電が可能な導電性の金属製フィルムであってもよい。
また、補助フィルム90の形状は、四角形形状や先端が鋭角形状のものだけでなく、円弧形状のものを用いてもよい。逆V字形状についても、同様に円弧状に形成されるものであってもよい。
第1攪拌搬送フィルム88と補助フィルムの回転半径方向の長さは、どちらが長くてもよく、また、同じ長さであってもよい。
突起214Cは、複数設けてもよく、例えば、補助フィルム90の軸方向の両端部にそれぞれ一対設けてもよい。
第3実施形態において説明したように、第1攪拌搬送フィルム88と補助フィルム90の長さは、どちらかが長くてもよい。また、同一の長さであってもよい。
本発明の第1実施形態に係るプリンタの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るプロセスカートリッジの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るアジテータの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る現像ユニットの断面図である。 本発明の第2実施形態に係るアジテータの平面図である。 本発明の第2実施形態に係る補助フィルムの平面図である。 本発明の第3実施形態に係るアジテータの平面図である。 本発明の第4実施形態に係るアジテータの断面図である。 本発明の第5実施形態に係る現像ユニットの断面図である。 本発明の第6実施形態に係るアジテータの断面図である。 本発明の第7実施形態に係るアジテータの平面図である。 本発明の粉体供給器の使用方法における第1実施形態に係る現像装置の断面図である。 本発明の粉体供給器の使用方法における第2実施形態に係る現像装置の断面図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
64 現像装置(粉体供給器)
80 メイントナー補給ユニット(ハウジング)
86A 第1回転軸(回転部材)
86B 第1支持部(回転部材)
88 第1攪拌搬送フィルム(搬送部材)
88A 第1切込(第1切れ込み)
88B 第2切込(第2切れ込み)
88C 第3切込(第3切れ込み)
90 補助フィルム(補助部材)
90A 自由端(自由端)
106 トナー供給口(粉体供給口)
148 補助フィルム(補助部材)
148A 自由端(自由端)
152 補助フィルム(補助部材)
152A 自由端(自由端)
154 補助フィルム(補助部材)
154A 自由端(自由端)
156 補助フィルム(補助部材)
156A 自由端(自由端)
158 補助フィルム(補助部材)
158A 自由端(自由端)
160 補助フィルム(補助部材)
162 補助フィルム(補助部材)
164 現像装置(粉体供給器)
166 メイントナー補給ユニット(ハウジング)
167 底面(底部)
178 トナー供給口(粉体供給口)
206 補助フィルム(補助部材)
208 第1攪拌搬送フィルム(搬送部材)
210 補助フィルム(補助部材)
212A 第1回転軸(回転部材)
212B 第1支持部(回転部材)
212C 突起(凸部)
214C 突起(凸部)
T トナー(粉体)

Claims (25)

  1. 粉体を収容する非円筒形なハウジングと、
    前記ハウジング内に回転可能に配置される回転部材と、
    前記回転部材に固定され、固定された部位とは異なる自由端側が前記回転部材の回転により前記ハウジングの内壁を摺接移動し、前記回転部材の軸方向に前記粉体を搬送するシート状の搬送部材と、
    前記ハウジングにおける前記粉体の搬送方向下流側に設けられた粉体供給口と、
    前記搬送部材の前記粉体供給口に対向する領域に設けられ、前記粉体の攪拌及び前記粉体供給口への前記粉体の搬送を行う補助部材と、
    を備えたことを特徴とする粉体供給器。
  2. 前記搬送部材が、可撓性を有する部材であることを特徴とする請求項1に記載の粉体供給器。
  3. 前記搬送部材の前記回転部材側から自由端へ、前記粉体供給口に向かって斜め方向に前記回転部材の軸方向に沿って複数形成された第1切れ込みと、
    前記第1切れ込みと略同一方向に複数形成され、前記第1切れ込みよりも切れ込み量が小さい第2切れ込みと、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の粉体供給器。
  4. 前記補助部材が、前記搬送部材と重ねられるとともに、前記補助部材の一端が前記回転部材に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  5. 前記補助部材が、可撓性を有する部材であることを特徴とする請求項4に記載の粉体供給器。
  6. 前記粉体供給口の開口幅を、前記ハウジングの長さの半分以下とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  7. 前記補助部材の両側に位置し、前記搬送部材の自由端から前記回転部材側へ、前記回転部材と直交する方向に第3切れ込みを形成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  8. 前記第3切れ込みの間隔が、前記粉体供給口の開口幅の半分より大きいことを特徴とする請求項7に記載の粉体供給器。
  9. 前記補助部材の自由端の形状が、中央が長く、両端に向けて短くなるように形成されていることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  10. 前記補助部材の自由端の形状が、両側が長く、中央に向けて短くなるように形成されていることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  11. 前記補助部材の自由端の形状が、複数の山切り型に形成されていることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  12. 前記回転部材の径方向において、前記補助部材の長さが、前記搬送部材の長さよりも短いことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  13. 前記回転部材の径方向において、前記補助部材の長さが、前記搬送部材の長さよりも長いことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  14. 前記補助部材の厚さが、前記搬送部材の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  15. 前記補助部材の厚さが、前記搬送部材の厚さと同一であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  16. 前記回転部材の回転中心位置から前記ハウジングの底部までの最短距離が、前記回転部材の回転中心位置から前記粉体供給口までの最短距離よりも短いことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  17. 前記搬送部材が前記回転部材の回転方向上流側に位置し、前記補助部材が前記回転部材の回転方向下流側に位置するように、前記搬送部材及び前記補助部材を前記回転部材に固定したことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  18. 前記補助部材が前記回転部材の回転方向上流側に位置し、前記搬送部材が前記回転部材の回転方向下流側に位置するように、前記搬送部材及び前記補助部材を前記回転部材に固定したことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  19. 前記回転部材の前記粉体供給口に対向する領域に、前記搬送部材及び前記補助部材の少なくとも一方を支持する凸部を設けたことを特徴とする請求項1項から請求項18のいずれか1項に記載の粉体供給器。
  20. 粉体を収容するハウジングと、
    前記ハウジング内に回転可能に配置される回転部材と、
    前記回転部材に固定され、固定された部位とは異なる自由端側が前記回転部材の回転により前記ハウジングの内壁を摺接移動し、前記回転部材の軸方向に前記粉体を搬送するシート状の搬送部材と、
    前記ハウジングにおける前記粉体の搬送方向下流側に設けられた粉体供給口と、
    前記搬送部材の前記粉体供給口に対向する領域に設けられ、前記粉体の攪拌及び前記粉体供給口への前記粉体の搬送を行う補助部材とを有し、
    前記ハウジングは、前記回転部材の軸方向から見て、当該ハウジングの底壁の長さが側壁の長さよりも長い扁平な略矩形状であって、前記底壁と前記側壁とが隣接する隅部に前記粉体供給口を備え、前記底壁及び前記側壁から隔てられた所定位置に前記回転部材を備え、前記回転部材の回転軸中心以上の高さとなる量まで粉体が充填されると共に、前記シート状の搬送部材又は補助部材は、当該部材の自由端が前記隅部の粉体供給口前を通過可能なように設けられたことを特徴とする粉体供給器。
  21. 前記ハウジングは、前記回転部材の軸方向から見て、前記側壁の高さ方向における中央部の高さに前記回転部材を備えたことを特徴とする請求項20に記載の粉体供給器。
  22. 前記ハウジングは、前記回転部材の軸方向の両端を除く部位に前記粉体供給口を備え、前記シート状の搬送部材は前記回転部材の軸方向の両端部から前記粉体供給口に向かって粉体を搬送させることを特徴とする請求項20に記載の粉体供給器。
  23. 請求項1から請求項22のいずれか1項に記載された粉体供給器の使用開始前において、前記ハウジングの内部に、前記回転部材の回転軸中心以上の高さとなる量の粉体を充填することを特徴とする粉体供給器への粉体充填方法。
  24. 請求項3から請求項22のいずれか1項に記載された粉体供給器の使用開始前において、前記ハウジングの内部に、前記回転中心から前記搬送部材の切れ込みの末端までの領域が、常時浸漬する量の粉体を充填することを特徴とする粉体供給器への粉体充填方法。
  25. 請求項1から請求項22に記載の粉体供給器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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