JP2007305683A - 固体撮像素子の製造方法および固体撮像素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体基板表面に、光電変換部を形成する工程と、前記光電変換部上に光学系を形成する工程とを含む固体撮像素子の製造方法であって、前記光学系を形成する工程が、前記光電変換部および前記光電変換部に接続された回路部の形成された基板表面に光学系材料を成膜する工程と、前記半導体基板の裏面側から露光を行うことにより、前記光学系材料をパターニングする工程とを含む。
【選択図】図1
Description
また、特許文献1に示された技術では、スミアの悪化を生じることはないが、マイクロレンズや層内レンズを形成する場合、フォトリソグラフィを用いる必要があり、これらの位置ずれによる影響を受け易いという問題があった。
また特許文献2の方法によっても、パターン精度の向上をはかることはできるが、位置ずれは免れ得ないものとなっている。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、マイクロレンズや層内レンズあるいは光導波路などの光学系の位置ずれによる影響を受けにくく、かつ感度のばらつきやスミアの悪化を生じることのない固体撮像素子を提供することを目的とする。
この構成により、なんら構造を変更することなく、そのまま裏面側すなわち半導体基板側から露光することにより、マスク合わせも不要で、自己整合的に光電変換部にあわせた光学系を効率よく形成することが可能となる。
この構成により、電荷転送電極への光の入射による誤動作を防止することができ、かつ確実に自己整合的に光学系を形成することが可能となる。
この構成によれば、電荷転送電極を遮光性材料で構成することによって、別に遮光膜を形成することなく、電極間距離を前記半導体基板の裏面からの光が前記電荷転送電極上に到達しない程度に小さくなるように、形成することで、極めて容易に効率よく自己整合的に、光学系をパターニングすることが可能となる。
この構成によれば、容易に所望の光学系材料のパターニングを行うことが可能となる。
この構成によれば、感光性樹脂そのものでマイクロレンズなどの光学系を形成することができるため、極めて容易にパターン形成を行うことが可能となる。
この構成により、光導波路を形成するための開口の形成が裏面露光により実現できるため、極めて容易に位置精度よく光導波路を形成することが可能となる。
この構成により、遮光膜を形成することなく、電荷転送電極をそのまま遮光部として使用できるため、信頼性の高い光学系の形成が可能となる。そして光軸をあわせることができ、上方から大量の光を取り込み、光のとじこめを行うことにより、集光効率の高い光導波路構造を形成することができる。
(第1の実施の形態)
この固体撮像素子は、図1および図2に示すように、光電変換部と、前記光電変換部で生起された電荷を転送する電荷転送電極を備えた電荷転送部とを具備した固体撮像素子において、層内レンズ20が、基板1の裏面からの露光によって自己整合的にパターニングされるようにしたことを特徴とするものである。本実施の形態では、前記電荷転送電極は、シリコン基板1表面に形成されたゲート絶縁膜2上に電極間絶縁膜4をはさんで並置して構成された、導電性膜からなる電荷転送電極3が上部絶縁膜5を介して、前記電荷転送電極の周りに形成され、タングステン薄膜からなる遮光膜7を具備し、前記電荷転送電極の上層に形成された、BPSG(borophospho silicate glass)膜からなる絶縁膜10上に、裏面露光によって前記遮光膜7に自己整合的に層内レンズ20が形成されている。そして、層内レンズ20の上層に平坦化膜22、カラーフィルタ50、フィルタ上平坦化膜61、レンズ60が順次積層されている。ここで図1は断面概要図、図2は平面概要図であり、図1は図2のA−A断面図である。
まず、通例の方法で、シリコン基板1上に光電変換部と電荷転送部とを形成する。例えば電荷転送部は以下のように形成される。不純物濃度1.0×1016cm−3程度のn型のシリコン基板1表面に、膜厚15nmの酸化シリコン膜2aと、膜厚50nmの窒化シリコン膜2bと、膜厚10nmの酸化シリコン膜2cを形成し、3層構造のゲート酸化膜2を形成する。
この状態でシリコン基板の裏面から露光することにより、遮光膜7に自己整合的に露光領域RAが形成される(図6(a))。
そして現像処理を行うことにより、フォトダイオード領域30上にのみレジストパターンR2が形成される(図6(b))。
さらにこの状態で加熱しレジストパターンR2を溶融し、表面張力により半球状に成形する(図7(a))。
そしてこの半球状に成形されたレジストパターンR3をマスクとしてエッチバックを行い(図7(b))、レジストパターンR3の形状を転写し、窒化シリコン膜からなる層内レンズ20を形成する(図7(c))。
次に本発明の実施の形態2について説明する。
前記実施の形態1では、電荷転送電極3上を覆う遮光膜7を形成し、この遮光膜7に対して自己整合的に層内レンズ20のパターニングを行うようにしたが、本実施の形態では、図8に露光工程を示すように、電荷転送電極3そのものをマスクとして裏面露光により、層内レンズ形成のためのレジストR4をパターニングするようにしたことを特徴とする。すなわち、本実施の形態では、電荷転送電極3を多結晶シリコン層3S、遮光性のタングステン層3Mとの2層膜とすると共に、電極間距離を0.1μmとし、前記半導体基板の裏面からの光Lが前記電荷転送電極上に到達しない程度に小さくなるように形成し、遮光膜ではなく、電荷転送電極自体をマスクとして、裏面露光により、感光性樹脂すなわちフォトレジストをパターニングし、このフォトレジストのパターンをマスクとして窒化シリコン膜からなるレンズ基材をパターニングし、層内レンズ20を形成している。
このようにして形成された固体撮像素子を図9に示す。
次に本発明の実施の形態3について説明する。
前記実施の形態1、2では、層内レンズ20の形成に際し、裏面露光を用いたが、本実施の形態では、光導波路の形成に裏面露光を用いた例について説明する。
本実施の形態では、前記実施の形態1の図4(c)の工程までを実施し、BPSG膜10を平坦化した後(図4(c))、層内レンズの形成に先立ち、ネガタイプのフォトレジストR5を塗布し(図10(a))、裏面露光を行うことにより、光導波路形成領域に開口をもつフォトレジストR5のパターンを形成し(図10(b))、これをマスクとしてBPSG膜10をパターニングし(図11(a))、光導波路形成用の開口を自己整合的に形成し、この開口に窒化シリコン膜などの高屈折率膜8を充填し、光導波路を構成する。
他は通例の方法で形成する。図12はこのようにして形成された固体撮像素子を示す断面図である。
そして、層内レンズの形成に先立ち、平坦化膜10上にネガタイプのフォトレジストR5を塗布する(図10(a))。そして、裏面露光を行うことにより、光導波路形成領域に開口をもつフォトレジストR5のパターンを形成する(図10(b))。これをマスクとしてBPSG膜10をパターニングし(図11(a))、光導波路形成用の開口を自己整合的に形成する。
続いて、CVD法によりこの開口に窒化シリコン膜などの高屈折率膜20を充填するように成膜する。
そして、CMPにより平坦化し、光導波路を構成する(図11(b))。
この状態で実施の形態1と同様に、シリコン基板の裏面から露光することにより、遮光膜7に自己整合的に露光領域が形成される(図12(a))。
そして現像処理を行うことにより、フォトダイオード領域30上にのみレジストパターンR6が形成される(図12(b))。
さらにこの状態で加熱しレジストパターンR6を溶融し、表面張力により半球状に成形する(図13(a))。
そしてこの半球状に成形されたレジストパターンR3をマスクとしてエッチバックを行い(図13(b))、レジストパターンR3の形状を転写し、窒化シリコン膜からなる層内レンズ20を形成する(図13(c))。
また、前記固体撮像素子において、遮光膜はアルミニウム薄膜またはアルミニウム合金薄膜を用いてもよい。この構成によれば、周辺回路の配線と同一工程で形成することができ、加工性も容易で、高精度で信頼性の高い光導波路構造を形成することが可能となる。なお、この遮光膜はアルミニウム薄膜またはアルミニウム合金薄膜に限定されることなくWなどの遮光性を有する金属膜であればよい。
2 ゲート酸化膜
3a 第1層多結晶シリコン膜
3b 第2層多結晶シリコン膜
4 電極間絶縁膜
5 酸化シリコン膜(絶縁膜)
7 遮光膜
8 反射防止膜
10 平坦化膜(BPSG膜)
22 透光性膜
30 光電変換部
40 電荷転送部
50 カラーフィルタ
60 マイクロレンズ
61 平坦化膜
Claims (14)
- 半導体基板表面に、光電変換部を形成する工程と、
前記光電変換部上に光学系を形成する工程とを含む固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系を形成する工程が、前記光電変換部および前記光電変換部に接続された回路部の形成された基板表面に光学系材料を成膜する工程と、
前記半導体基板の裏面側から露光を行うことにより、前記光学系材料をパターニングする工程とを含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記回路部として、前記光電変換部で生起された電荷を転送する電荷転送電極を備えた電荷転送部を形成する工程を含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項2に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系材料をパターニングする工程に先立ち、
前記光電変換部に開口を有するように遮光部を形成する工程を含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項3に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記遮光部を形成する工程は、
前記電荷転送電極上に絶縁膜を介して、遮光膜を形成する工程を含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項3に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記遮光部を形成する工程は、
前記電荷転送電極を遮光性の金属膜を含む導電性膜で構成し、前記電荷転送電極間の距離が、前記半導体基板の裏面からの光が前記電荷転送電極上に到達しない程度に小さくなるように、前記金属膜をパターニングする工程を含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項5に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記電荷転送電極を形成する工程は、金属膜と多結晶シリコン膜との積層膜を形成する工程を含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系材料をパターニングする工程は、
パターニングすべき光学系材料上に感光性樹脂を形成し、
前記感光性樹脂に対し、前記半導体基板の裏面側から露光を行うことにより、
感光性樹脂のパターンを形成する工程と、
前記感光性樹脂のパターンを前記光学系材料に転写する工程とを含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系材料をパターニングする工程は、
感光性樹脂を形成し、
前記感光性樹脂に対し、前記半導体基板の裏面側から露光を行うことにより、
感光性樹脂のパターンを形成する工程とを含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項7または8に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系材料は、マイクロレンズである固体撮像素子の製造方法。 - 請求項7または8に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系材料は、層内レンズである固体撮像素子の製造方法。 - 請求項7に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記光学系材料をパターニングする工程に先立ち、
絶縁膜を形成する工程を含み、
前記絶縁膜上に前記感光性樹脂のパターンを形成し、
この感光性樹脂のパターンをマスクとしてエッチングを行い光導波路を形成すべき開口を形成する工程を含み、
前記開口内に光導波路を構成する高屈折率材料を充填する工程を含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項11に記載の固体撮像素子の製造方法であって、
前記絶縁膜を形成する工程は、BPSG膜を成膜し、加熱により平坦化する工程を含み、
前記BPSG膜上に感光性樹脂層を形成する工程と、
前記半導体基板側からの露光により、前記感光性樹脂層をパターニングし、開口を形成する工程と、
前記感光性樹脂層をマスクとして前記BPSG膜をエッチングし、光導波路を形成すべき開口を形成する工程と、
前記開口内に光導波路としての窒化シリコン膜を形成する工程とを含む固体撮像素子の製造方法。 - 請求項1乃至12のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法を用いて形成された固体撮像素子。
- 請求項13に記載の固体撮像素子であって、
前記電荷転送電極は、遮光性の金属膜を含み、前記電荷転送電極の電極間距離は、0.1μm以下である固体撮像素子。
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