JP2007308064A - オープンカーのヘッダーウエザーストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 オープンカーにおいて、ルーフパネルを閉じた状態で、サブシール部とルーフパネルとの間から侵入した水を円滑にドレイン部に滴下させて車外に排出し、室内への侵入を未然に防止するヘッダーウエザーストリップを提供する。
【解決手段】 オープンカーのフロントヘッダー1とフロントピラー3に連続して取付けられ、ルーフパネル2の先端に弾接するサブシール部12と、その後方に位置する中空状のメインシール部11と、サブシール部12とメインシール部11との間に形成された溝状のドレイン部13を有し、フロントヘッダー1とルーフパネル2との間をシールするものであり、メインシール部11のサブシール部12に対向する部分に、ルーフパネル2の閉時において、当該メインシール部11とサブシール部12との間に、ドレイン部13に通じる水路15を形成するための突起部14を設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、オープンカーのフロントヘッダーとフロントピラーに連続的に取付けられ、ルーフパネルの前端部に弾接して両者間をシールするヘッダーウエザーストリップに関するものである。
図1乃至図3を参照して説明する。オープンカーのフロントヘッダー1とフロントピラー3には、ルーフパネル2の前端部に弾接して両者間をシールするヘッダーウエザーストリップ20が取付けられている。このヘッダーウエザーストリップ20は、ルーフパネル2の前端部に弾接するサブシール部12と、それより後方に位置する中空状のメインシール部11とで構成されている。そして、サブシール部12とメインシール部11との間には、溝状のドレイン部13が形成され、サブシール部12とルーフパネル2の先端部から侵入した水Wを、このドレイン部13を通して車外へ排出することによって、室内への侵入を阻止している。
こうした従来のオープンカーにおいては、ルーフパネル2を閉じた際に、その進入軌跡Tが当該ルーフパネル2をロックするガイドに影響されるので、ヘッダーウエザーストリップ20に対して水平に移動する(図2参照)。そのため、メインシール部11を押し潰してサブシール部12に圧着させ、当該メインシール部11とサブシール部12との間に存在していた空間部21が塞がれてしまう(図3参照)。その結果、サブシール部12の上に侵入してきた水Wがドレイン部13へ滴下することができず、メインシール部11の上を通過して室内へ侵入してしまうといった問題が発生する。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、オープンカーにおいて、ルーフパネルを閉じた状態で、サブシール部とルーフパネルとの間から侵入した水を円滑にドレイン部に滴下させて車外に排出し、室内への侵入を未然に防止することのできるヘッダーウエザーストリップを提供することを課題とする。
図1および図4乃至図8を参照して説明する。請求項1に記載のオープンカーのヘッダーウエザーストリップ10は、オープンカーのフロントヘッダー1とフロントピラー3に連続して取付けられ、ルーフパネル2の先端に弾接するサブシール部12と、その後方に位置する中空状のメインシール部11と、前記サブシール部12とメインシール部11との間に形成された溝状のドレイン部13とを有し、前記フロントヘッダー1とルーフパネル2との間をシールするものであって、前記メインシール部11とサブシール部12との対向面に、前記ルーフパネル2の閉時において、当該メインシール部11とサブシール部12との間に、前記ドレイン部13に通じる水路15を形成するための突起部14を設けて構成する。
請求項2に記載のオープンカーのヘッダーウエザーストリップ10は、フロントヘッダー1とフロントピラー3に連続して取付けられ、ルーフパネル2の先端に弾接するサブシール部12と、その後方に位置する中空状のメインシール部11と、前記サブシール部12とメインシール部11との間に形成された溝状のドレイン部13とを有し、前記フロントヘッダー1とルーフパネル2との間をシールするものであって、前記フロントヘッダー1の左右両端部に取付けられる部分である型成形部Dにおいて、前記メインシール部11とサブシール部12との対向面に、前記ルーフパネル2の閉時において、当該メインシール部11とサブシール部12との間に、前記ドレイン部13に通じる水路15を形成するために突起部14を、一つまたは複数設けて構成する。
請求項2に記載の発明において、突起部14は、型成形部Dを複数の分割金型30で形成する際のパーティングラインLに沿って形成されるのが好ましい。なお、パーティングラインLとは、分割金型30と隣接する分割金型30との境界を言う。また、突起部14は、メインシール部11及び/又はサブシール部12に設けられる。
請求項1〜2に記載の発明において、突起部14は、ビード状であるのが好ましい。
また、請求項1〜2に記載の発明において、突起部14は、メインシール部11とサブシール部12の両者に設けられることもある。
この場合、メインシール部11に設けられた突起部とサブシール部12に設けられた突起部とが段違い状に設けられる。又は、メインシール部11に設けられた突起部とサブシール部12に設けられた突起部とが突き合わせ状に設けられる。
請求項1に記載のオープンカーのヘッダーウエザーストリップ10は、メインシール部11とサブシール部12との対向する面に突起部14を設けたので、ルーフパネル2の閉時において、メインシール部11とサブシール部12との間に、ドレイン部13に通じる水路15を形成し、水Wを車外へ排出することができる。
すなわち、ルーフパネルを閉じた際に、当該ルーフパネルがメインシール部11に対して水平に進入すると、中空状であるメインシール部11は水平方向に押し潰されるようにしてサブシール部12に弾接する。この際、メインシール部11は突起部14を介してサブシール部12に弾接し(図6参照)、突起部14の両側には必然的にドレイン部13に通じる空隙部(水路15)が形成される(図7参照)。
従って、ルーフパネル2とサブシール部12との間を流れてきた水Wはこの水路15を通ってドレイン部13に達し、そこからフロントピラー3に取付けられている部分を通過して車外へ排出される。その結果、メインシール部11の上を通って室内へ侵入するといった事態を未然に防止することができる。
請求項2に記載のオープンカーのヘッダーウエザーストリップ10は、請求項1に記載の発明と同様に、水Wが室内へ侵入するのを未然に防止することができる。
また、突起部14を、型成形部Dに設けているので、金型に当該突起部14を形成するための形状を設けることで、容易に形成することができる。
また、突起部14を一つまたは複数設けているので、複数設ける場合には、多数の水路15を形成することができ、ルーフパネル2とサブシール部12との間から侵入した水Wを、ドレイン部13に、より円滑に案内することができる。これにより、水Wの室内への侵入をより未然に防止することができる。
請求項2に記載の発明において、突起部14が、型成形部Dを複数の分割金型30で形成する際のパーティングラインLに沿って形成されるので、容易かつ良好に成形される。
すなわち、図8に示すように、突起部14を形成する凹部を、隣接する分割金型30の各端部に段部31を設け、当該二つの段部31で形成することによって、当該分割金型30の型抜きを、型製品に引っ掛けることなく容易に行うことができる。従って、傷のないヘッダーウエザーストリップ10を成形することができる。また、パーティングラインLから型成形時にガス抜きされるので、突起部14にガス傷が発生しない。さらに、突起部14をビード状(玉状)としているので、その外周面が円弧面を形成し、よって、水Wの流れを妨げることなく円滑にドレイン部13に案内することができる。これにより、水Wが室内へ侵入するのをさらに確実に防止することができる。
メインシール部11及びサブシール部12の両者に突起部14を成形する場合、即ち突起部14を多く形成する際に、メインシール部又はサブシール部のどちらか一方のみに設けると、その形成上の制約から、突起部を設ける数及び部位に自由度を持たされないが、両者上に設けることで、数及び設置部位の自由度が広がる。
更に、両者に設ける突起部を突き合わせにするように設定すると、前述の発明の効果に加えて、より広い水路15を形成出来る。
本発明に係るオープンカーのヘッダーウエザーストリップ10の実施形態を、図1および図4乃至図8に示す。図示の実施形態のものは、メインシール部11のみに突起部14を設け、サブシール部12には突起部を設けていないものである。このヘッダーウエザーストリップ10は、フロントヘッダー1とフロントピラー3に連続して取付けられ、ルーフパネル2の前端部との間をシールするものであり、サブシール部12、メインシール部11、およびドレイン部13を有する。また、このヘッダーウエザーストリップ10は、型成形部Dと押出成形部Eとで形成される。
サブシール部12は、ルーフパネル2の前端部に弾接するもので、中空状である。なお、中空状に代えてリップ状とすることもできる。メインシール部11は、サブシール部12よりやや後方に位置する中空状であり、断面略U字状の取付基部17を介してフロントヘッダー11のフランジ部1aに取付けられている。ドレイン部13は、サブシール部12とメインシール部11との間に形成された溝状である。そして、フロントヘッダー1の左右両端部に取付けられる部分である型成形部Dにおいて、メインシール部11の前面で、サブシール部12に対向する部分に、ビード状の突起部14を長手方向に沿って二つ設けている。
これにより、ルーフパネル2を閉じた際に、当該ルーフパネル2をロックするガイドに影響されて、当該ルーフパネルがメインシール部11に対して水平に進入すると、中空状であるメインシール部11は車体に対して前方に押し潰されるように弾性変形してサブシール部12に弾接する。この際、メインシール部11の前面には突起部14が設けられているので、この突起部14がサブシール部12に弾接し(図6参照)、その両側にはサブシール部12に弾接しない部分が形成され、それがドレイン部13に通じる水路15となる(図7参照)。
従って、ルーフパネル2とサブシール部12との間を流下してきた水Wはこの水路15を通ってドレイン部13に達し、そこからフロントピラー3に取付けられている部分(サブシール部12の中空部など)を通って車外へ排出される。その結果、メインシール部11の上を通って室内へ侵入することがない。なお、ドレイン部13からサブシール部12の中空部等に連通する連通孔18を設けることができる(図4参照)。図4において、水Wの流れを示す矢印において、実線の矢印はドレイン部14の上の流れを示し、点線の矢印はサブシール部12の中空部などのヘッダーウエザーストリップ10の内部の流れを示す。
なお、本実施形態においては、突起部14を長手方向に沿って二つ設けているので、これに伴い三つの水路15を形成することができる。従って、ルーフパネル2とサブシール部12との間から侵入した水Wを、ドレイン部13に、より円滑に案内することができ、水Wの室内への侵入をより未然に防止することができる。
また、突起部14をビード状(玉状)としているので、水Wが、その円弧面である外周面を円滑に伝わり落ちることができ、さらに良好にドレイン部13に達することができる。これにより、水Wが室内へ侵入するのをさらに確実に防止することができる。なお、突起部14の形状はビード状に限定されるものではなく、突出状態を形成するものであれば、その形状は限定されない。
また、本実施形態に係るヘッダーウエザーストリップにおいては、その突起部14を、型成形部Dを複数の分割金型(中芯)30で形成する際のパーティングラインLに沿って形成している。すなわち、図8に示すように、突起部14を形成する凹部を、隣接する分割金型30の各端部に段部を設け、当該二つの階部31によって形成している。これにより、当該分割金型30の型抜きを、型製品に引っ掛けることなく容易に行うことができるので、傷のないヘッダーウエザーストリップ10を形成することができる。また、パーティングラインLから型成形時にガス抜きされるので、突起部14にガス傷が発生しないといった利点もある。
図示は省略するが、突起部14を押出成形部Eにも設けることが出来る。押出成形部Eでは、別に製作して突起部を両面接着テープまたは接着剤で固着する。
ヘッダーウエザーストリップを取付けた自動車を示す要部斜視図である。 従来例に係るヘッダーウエザーストリップを示すもので、図1のX−X線断面図である(ルーフパネルを開放した状態)。 図2に示すヘッダーウエザーストリップがルーフパネルによって押し潰された状態を示す断面図である。 本発明に係るヘッダーウエザーストリップの第一実施形態を示す平面図である。 図4のY−Y線断面図である(ルーフパネルが開いている状態)。 図4に示すヘッダーウエザーストリップがルーフパネルによって押し潰された状態を示す断面図である(突起部がある部分)。 図4に示すヘッダーウエザーストリップがルーフパネルによって押し潰された状態を示す断面図である(突起部に隣接する水路の部分)。 本実施形態に係るヘッダーウエザーストリップを成形する分割金型を示す要部断面図である。
符号の説明
1 フロントヘッダー
1a フランジ部
2 ルーフパネル
3 フロントピラー
10 ヘッダーウエザーストリップ
11 メインシール部
12 サブシール部
13 ドレイン部
14 突起部
15 水路
17 取付基部
18 連通孔
20 ヘッダーウエザーストリップ
21 空間部
30 分割金型
31 階段状部分
D 型成形部
E 押出成形部
L パーティングライン
T 侵入軌跡
W 水

Claims (2)

  1. オープンカーのフロントヘッダー(1)とフロントピラー(3)に連続して取付けられ,ルーフパネル(2)の前端部に弾接するサブシール部(12)と,その後方に位置する中空状のメインシール部(11)と,前記サブシール部とメインシール部との間に形成された溝状のドレイン部(13)とを有し,前記フロントヘッダーとルーフパネルとの間をシールするヘッダーウエザーストリップであって、
    前記メインシール部とサブシール部との対向面に,前記ルーフパネルの閉時において,該メインシール部とサブシール部との間に,前記ドレイン部に通じる水路(15)を形成するための突起部(14)を設けてなるオープンカーのヘッダーウエザーストリップ。
  2. オープンカーのフロントヘッダー(1)とフロントピラー(3)に連続して取付けられ,ルーフパネル(2)の前端部に弾接するサブシール部(12)と,その後方に位置する中空状のメインシール部(11)と,前記サブシール部とメインシール部との間に形成された溝状のドレイン部(13)とを有し,前記フロントヘッダーとルーフパネルとの間をシールするヘッダーウエザーストリップであって、
    前記フロントヘッダーの左右両端部に取付けられる部分である型成形部(D)において、前記メインシール部とサブシール部との対向面に,前記ルーフパネルの閉時において,該メインシール部とサブシール部との間に,前記ドレイン部に通じる水路(15)を形成するための突起部(14)を,一つまたは複数設けてなるオープンカーのヘッダーウエザーストリップ。





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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61124416A (ja) * 1984-11-22 1986-06-12 Kurieito Syst Kk 非対称位置に大径部を有するピンの整列供給装置
JPS645827A (en) * 1987-06-30 1989-01-10 Daiwa Seiko Inc Manufacture of tubular body such as angling rod or the like

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