JP2007334453A - 端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データの著作権を保護しつつ、複写/移動元の端末装置と複写/移動先の端末装置との間で直接、複写/移動先の端末装置で利用可能なデータのみを複写/移動する。
【解決手段】記憶部130aが、使用者が購入した電子ファイルに個人識別情報を付与した個人識別情報付き電子ファイル132aを記憶し、これらの電子ファイルを他の移動局装置に複写する場合に、個人識別情報判定制御部143aが、自装置に登録されている個人識別情報と、複写先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定し、個人識別情報が一致していると判定した場合に、電子ファイル操作制御部141aを介して個人識別情報付き電子ファイル132aの中から複写対象の電子ファイルを取得し、近距離通信手段により複写先の移動局装置に対して送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】記憶部130aが、使用者が購入した電子ファイルに個人識別情報を付与した個人識別情報付き電子ファイル132aを記憶し、これらの電子ファイルを他の移動局装置に複写する場合に、個人識別情報判定制御部143aが、自装置に登録されている個人識別情報と、複写先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定し、個人識別情報が一致していると判定した場合に、電子ファイル操作制御部141aを介して個人識別情報付き電子ファイル132aの中から複写対象の電子ファイルを取得し、近距離通信手段により複写先の移動局装置に対して送信する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置、端末装置におけるデータ複写/移動認証方法、および、端末装置で実行されるデータ複写/移動認証プログラムに関し、特に、データの著作権を保護しつつ、複写/移動元の端末装置と複写/移動先の端末装置との間で直接、複写/移動先の端末装置で利用可能なデータのみを複写/移動することができる端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラムに関するものである。
近年、携帯電話などの端末装置において実行/再生されるゲームやアプリケーションなどのソフトウェア、楽曲データ、動画データなどの電子ファイルは、ネットワークなどを介して購入され、端末装置内に保存される。
かかる電子ファイルは、多くの場合、著作権によって保護されており、電子ファイルの購入者のみが、個人使用の範囲に限りその使用を許可されている。そのため、端末装置に保存された電子ファイルの著作権保護を目的とし、購入者以外の第三者による不正使用や、第三者が所有する端末装置への不正コピーを防止するための様々な技術が考案されている。
例えば、特許文献1(特開2005−301360号公報)には、パーソナルコンピュータやサーバ装置などに保存されている電子ファイルについて、電子ファイル毎に認証手段(指紋、ICカード、携帯電話など)を設定し、ソフトウェアの起動や複写/移動/削除などのオペレーションによって電子ファイルへのアクセスが行われた際に、端末装置内で認証チェックを行うシステムが開示されている。
また、特許文献2(特開2002−99466号公報)には、音楽データなどのデータを記録/再生するデータ記録再生装置ごとに記憶されている使用者識別情報と、電子ファイル毎に付与されている所有者識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していた場合のみ、サーバ装置を経由してデータ記録再生装置間で電子ファイルの送受信を可能とするシステムが開示されている。
また、特許文献3(特開2002−100116号公報)には、音楽データなどのデータを記録/再生するデータ記録再生装置において、データを記録媒体に記録する際に、使用者を特定するための使用者識別情報を付与して記録しておき、かかるデータを再生する際に、データに付与されている使用者識別情報と装置内の他の記録媒体に記録されている使用者識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していた場合のみ、当該記録データの再生を許可する方法が開示されている。
また、特許文献4(特開2004−280471号公報)には、モバイル装置において、利用者認証を行う個人認証装置と、データやプログラムを保存するアプリケーション装置とを着脱自在に設け、利用者と装置間の利用者認証と各装置間の装置間認証との両方の認証結果が正当な場合のみアプリケーション装置に保存されたデータへのアクセスやプログラムの実行を可能とする方法が開示されている。
また、特許文献5(特開2000−90039号公報)には、クライアント装置が、音楽データを再生する再生装置固有のIDに基づいて公開鍵および秘密鍵を生成し、秘密鍵は再生装置に保持させ、公開鍵は音楽データを配信するサーバ装置に送信しておき、サーバ装置が、クライアント装置からの配信要求を受け付けた際に、当該クライアント装置から受信していた公開鍵で音楽データを暗号化して配信することにより、秘密鍵を保持している再生装置のみで当該音楽データの復号および再生を可能とする方法が開示されている。
また、特許文献6(特開2005−4263号公報)には、サーバ装置において、個人が所有する複数の情報機器を一つのグループとして管理し、著作権で保護されたコンテンツデータの利用を可能にするためのライセンス情報と、グループ毎に付与された情報とを対応付けて処理を行うことによって、同一グループに属する情報機器のみで当該コンテンツデータの利用を可能とする方法が開示されている。
このように、著作権保護のための策が講じられる一方で、例えば、近年の携帯電話は、新機種が発表される周期が非常に短くなっており、機種変更や買い増しを行う利用者が増えてきている。これにより、携帯電話の機種変更や買い増しを行った場合でも、それまで使用していた端末装置(携帯電話)に保存されている電子ファイルを、新しい端末装置に複写または移動し、個人使用の範囲で引き続き利用できることが望まれている。
しかしながら、著作権保護を実現しつつ個人使用の範囲で端末装置間のデータの移動/複写を実現する場合、従来の技術では様々な問題が生じてくる。例えば、特許文献1のシステムでは、端末装置内で認証チェックが行われるため、電子ファイルの複写/移動先が第三者の端末装置であってもデータの複写/移動が可能であるという問題がある。
また、特許文献2のシステムでは、データの送受信を行う場合はサーバ装置にアクセスする必要があるため、ネットワークを利用できない環境では、データを複写/移動することができないという問題がある。また、特許文献3の方法では、データを再生する際に利用者の認証を行うため、再生不可能なデータが複写/移動されてしまう可能性があり、記録媒体の領域が無駄に消費される場合があるという問題がある。
また、特許文献4の方法では、個人認証装置やアプリケーション装置など、端末装置の他に装置が必要となり、それに伴い、装置の着脱などの特別な操作が必要となるという問題がある。また、特許文献5の方法では、装置固有のIDに基づいて認証が行われるため、端末装置の買い増しを行った場合など、同時に複数の端末装置を使用する場合に、個人使用の範囲でも複写/移動先の端末装置ではデータを利用することができないという問題がある。
また、特許文献6の方法では、グループ管理を行うためのサーバ装置が必要となる上に、データを利用するのに必要なグループ毎に付与された情報をサーバ装置から取得する必要があるため、ネットワークを利用できない環境では、データを複写/移動しても、複写/移動先でデータを利用することができないという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、データの著作権を保護しつつ、複写/移動元の端末装置と複写/移動先の端末装置との間で直接、複写/移動先の端末装置で利用可能なデータのみを複写/移動することができる端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る端末装置は、他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置であって、使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して記憶する電子ファイル記憶手段と、前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手段と、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置は、上記の発明において、前記個人識別情報判定手段は、前記複写/移動対象の電子ファイルに付与されている個人識別情報と、前記複写/移動先の端末装置から取得した個人識別情報とが一致しているか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置は、上記の発明において、前記個人識別情報判定手段は、登録されている個人識別情報を前記複写/移動先の端末装置に送信し、該送信した個人識別情報と、前記複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致した場合に該複写/移動先の端末装置から送信される認証結果を受信し、該受信した認証結果に基づいて個人識別情報が一致しているか否かを判定し、前記電子ファイル送信手段は、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、該個人識別情報が付与されている電子ファイルを前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から取得し、該取得した電子ファイルを複写/移動先の端末装置に対して送信することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ複写/移動認証方法は、他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置におけるデータ複写/移動認証方法であって、端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶工程と、前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルを複写/移動先の端末装置に複写/移動する場合に、複写/移動元の端末装置が、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定工程と、前記個人識別情報判定工程により個人識別情報が一致していると判定された場合に、複写/移動元の端末装置が、前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明に係るデータ複写/移動認証プログラムは、他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置で実行されるデータ複写/移動認証プログラムであって、端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶手順と、前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に記憶されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手順と、前記個人識別情報判定手順により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手順と、を前記端末装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、使用者が購入した電子ファイルに、その使用者を識別する個人識別情報を付与して記憶しておき、これらの電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、複写/移動元の端末装置に登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定し、個人識別情報が一致していると判定した場合に、複写/移動元の端末装置が、記憶している電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、取得した電子ファイルを近距離通信手段により複写/移動先の端末装置に対して送信するよう構成したので、電子ファイルの著作権を保護しつつ、新たな設備導入をすることなく、複写元の移動局装置と複写先の端末装置との間で直接、電子ファイルを複写することができるという効果を奏する。また、赤外線通信機などの近距離通信手段を用いて電子ファイルを複写するので、ネットワークの状態や、他の認証用の装置に依存することなく電子ファイルを複写することができるという効果も奏する。また、複写元の移動局装置から電子ファイルを送信する前に個人識別情報による認証を行うので、複写先の移動局装置で利用可能な電子ファイルのみを複写することができるという効果も奏する。
また、本発明によれば、個人情報が一致しているか否かを判定する際に、複写/移動対象の電子ファイルに付与されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置から取得した個人識別情報とが一致しているか否かを判定するよう構成したので、複写/移動時に、電子ファイルごとに認証を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、複写/移動元の端末装置が、登録されている個人識別情報を複写/移動先の端末装置に送信し、送信した個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致した場合に複写/移動先の端末装置から送信される認証結果を受信した後に、受信した認証結果に基づいて個人識別情報が一致しているか否かを判定し、個人識別情報が一致していると判定した場合に、その個人識別情報が付与されている電子ファイルを、記憶している電子ファイルの中から取得し、取得した電子ファイルを複写/移動先の端末装置に対して送信するよう構成したので、電子ファイルの著作権を保護しつつ、固定局10やサーバ装置30に新たな設備導入をすることなく、複写元の移動局装置と複写先の端末装置との間で直接、電子ファイルを複写することができる。また、複写元の移動局装置から電子ファイルを送信する前に個人識別情報による認証を行うので、複写先の移動局装置で利用可能な電子ファイルのみを複写することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明を、固定局を介して通話や通信を行う移動局装置(例えば、携帯電話など)に適用した場合を中心に説明する。
図1は、本実施例1に係る移動局装置の構成を示す機能ブロック図である。まず、図1を用いて、本実施例1に係る移動局装置の概念について説明する。同図に示すように、この移動局装置100aは、無線通信によって電話局などの固定局10に接続され、通話や通信が行われるものである。
また、移動局装置100aは、固定局10によって中継され、ネットワーク20を経由してサーバ装置30に接続される。そして、使用者がゲームやアプリケーションなどのソフトウェア、楽曲データ、動画データなどを購入した際には、移動局装置100aは、かかるソフトウェアやデータなどの電子ファイルをサーバ装置30からダウンロードし、移動局装置100a内部の記憶領域に保存する。
この時、移動局装置100aは、ダウンロードした電子ファイルに、移動局装置100aの使用者を識別する個人識別情報を付与して、移動局装置100aともに記憶領域に保存する。ここで用いられる個人識別情報は、例えば指紋や顔の画像に基づいて生成した生体情報など、移動局装置100aの使用者を識別するための情報であり、あらかじめ移動局装置100aの記憶領域に登録されている。
ここで、移動局装置100aの使用者が、同図に示す新たな移動局装置100bを新たに購入したとする。この移動局装置100bは、移動局装置100aと同様の構成を有するものである。移動局装置100aの使用者は、それまで移動局装置100aで利用していた電子ファイルを、移動局装置100bでも利用できるように、移動局装置100bに複写する。この複写は、あくまで個人使用の範囲で行われるものであり、著作権保護の観点から見ても問題がないものである。
まず、移動局装置100bにおいて、移動局装置100aの使用者により、当該使用者を識別するための個人識別情報が登録される。その後、移動局装置100aにおいて、同じく移動局装置100aの使用者により、移動局装置100bに複写する電子ファイルが指定されるとともに、電子ファイルの複写を開始する指示が行われる。
これを契機として、移動局装置100aは、赤外線通信機などの近距離通信手段を用いて移動局装置100bとの間でコネクションを確立し、移動局装置100bから個人識別情報を取得する。そして、移動局装置100aは、使用者により指定された電子ファイルに付与されている個人識別情報と、移動局装置100bから取得した個人識別情報とを照合し、一致していた場合は、当該電子ファイルを移動局装置100bに対して送信する。
そして、移動局装置100bは、受信した電子ファイルを自装置の記憶領域に保存する。これにより、以降、移動局装置100bにおいて、移動局装置100aから複写された電子ファイルの利用が可能になる。
このように、本実施例1に係る移動局装置100aは、使用者が購入した電子ファイルに、その使用者を識別する個人識別情報を付与して自装置の記憶領域に記憶しておき、これらの電子ファイルを他の移動局装置(ここでは、移動局装置100b)に複写する場合に、自装置に登録されている個人識別情報と、複写先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定して、個人識別情報が一致していると判定した場合に、記憶領域に記憶している電子ファイルの中から複写対象の電子ファイルを取得し、取得した電子ファイルを近距離通信手段により複写先の移動局装置に対して送信するので、電子ファイルの著作権を保護しつつ、固定局10やサーバ装置30に新たな設備導入をすることなく、複写元の移動局装置と複写先の端末装置との間で直接、電子ファイルを複写することができる。また、赤外線通信機などの近距離通信手段を用いて電子ファイルを複写するので、ネットワークの状態や、他の認証用の装置に依存することなく電子ファイルを複写することができる。また、複写元の移動局装置から電子ファイルを送信する前に個人識別情報による認証を行うので、複写先の移動局装置で利用可能な電子ファイルのみを複写することができる。
次に、引き続き図1を用いて、本実施例1に係る移動局装置の構成について説明する。なお、同図に示す移動局装置100aおよび100bは、いずれも同様の構成を有するので、ここでは移動局装置100aを例にとって説明する。同図に示すように、移動局装置100aは、NW通信制御部110aと、近距離通信制御部120aと、記憶部130aと、制御部140aとを有する。
NW通信制御部110aは、固定局10との間で各種情報を送受信するための通信を制御する処理部であり、例えば、ゲームやアプリケーションなどのソフトウェア、楽曲データ、動画データなどをサーバ装置30からダウンロードするためのダウンロード要求を送信し、このダウンロード要求に対してサーバ装置30から応答されるソフトウェアやデータなどの電子ファイルを受信する。
近距離通信制御部120aは、近距離に所在する他の移動局装置との間で通信コネクションを確立し、各種情報の送受信を行う近距離通信を制御する処理部である。この近距離通信制御部120aは、移動局装置100aが電子ファイルの複写元であった場合には、例えば、使用者を認証するための個人識別情報を複写先の移動局装置から受信し、記憶部130aに記憶されているソフトウェアやデータの電子ファイルを複写先の移動局装置に対して送信する。
一方、移動局装置100aが電子ファイルの複写先であった場合には、近距離通信制御部120aは、例えば、電子ファイルの複写の開始を要求する複写開始要求を複写元の移動局装置から受信し、記憶部130aに記憶されている個人識別情報を複写元の移動局装置に対して送信し、認証後の電子ファイルを移動元の移動局装置から受信する。
記憶部130aは、制御部140aによる各種処理に必要なデータなどを格納する記憶手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、個人識別情報131aと、個人識別情報付き電子ファイル132aとを記憶する。
個人識別情報131aは、移動局装置100aの使用者を識別する個人識別情報であり、あらかじめ使用者によって記憶部130aに登録されている。ここで用いられる個人識別情報は、例えば指紋や顔の画像に基づいて生成した生体情報などであり、例えば、図示してない指紋情報入力手段やカメラなどによって登録される。
ここで、使用者を識別する個人識別情報として、使用者の生体情報を用いることによって、例えばユーザIDやパスワードなどの知識属性を用いた認証などに比べて、精度の高い個人認証を行うことが可能になる。
個人識別情報付き電子ファイル132aは、サーバ装置30からダウンロードされたソフトウェアやデータなど各種の電子ファイルであり、個々の電子ファイルには、それぞれがダウンロードされた時点で個人識別情報131aに記憶されていた個人識別情報が付与されている。
制御部140aは、移動局装置100aを一つの装置として機能させるための各種処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、機能概念的に、電子ファイル操作制御部141aと、個人識別情報操作制御部142aと、個人識別情報判定制御部143aとを備える。
電子ファイル操作制御部141aは、記憶部130aへの個人識別情報付き電子ファイル132aの保存や、記憶部130aからの個人識別情報付き電子ファイル132aの取得を制御する処理部である。
具体的には、この電子ファイル操作制御部141aは、使用者からの指示によってソフトウェアやデータなどの電子ファイルがサーバ装置30からダウンロードされると、個人識別情報操作制御部142aに対して個人識別情報の取得を要求し、この個人識別情報取得要求に対して応答される個人識別情報を、ダウンロード済みの電子ファイルに付与した上で、その電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aとして記憶部130aに保存する。
このように、電子ファイル操作制御部141aが、電子ファイルがダウンロードされた際に、その電子ファイルに個人識別情報を付与して保存しておくことによって、複写時に、電子ファイルごとに認証を行うことが可能になる。
また、電子ファイル操作制御部141aは、移動局装置100aが電子ファイルの複写元である場合には、個人識別情報判定制御部143aから電子ファイルの取得を要求されると、複写開始要求時に使用者によって指定された電子ファイルを、記憶部130aに記憶されている個人識別情報付き電子ファイル132aの中から取得し、個人識別情報判定制御部143aに対して応答する。
また、電子ファイル操作制御部141aは、移動局装置100aが電子ファイルの複写先である場合には、複写元の移動局装置から受信した電子ファイルを、個人識別情報操作制御部142aを介して受け取ると、受け取った電子ファイルに制限情報が付加されているか否かを判定し、制限情報が付加されていなかった場合には、当該電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aとして記憶部130aに保存し、一方、制限情報が付加されていた場合には、当該電子ファイルの保存を不可とし、閲覧のみを許可する制御を行う。
例えば、電子ファイル操作制御部141aは、受信した電子ファイルを使用者が保存しようとした場合に、「このファイルは、閲覧は可能ですが、保存は許可されていません。」などの警告メッセージを、図示していないディスプレイなどの出力手段に出力する。
このように、電子ファイル操作制御部141aが、電子ファイルに制限情報が付加されていた場合には、当該電子ファイルの保存を不可とし、閲覧のみを許可するように制御を行うことによって、例えば、ある移動局装置の使用者が、自身が所有する電子ファイルを他の移動局装置の使用者に閲覧させることができるようになり、有用な電子ファイルの普及を促すことが可能になる。
個人識別情報操作制御部142aは、記憶部130aに記憶されている個人識別情報131aからの個人識別情報の取得を制御する処理部である。
具体的には、この個人識別情報操作制御部142aは、移動局装置100aが電子ファイルの複写元である場合には、サーバ装置30から電子ファイルがダウンロードされた際に電子ファイル操作制御部141aから個人識別情報の取得を要求されると、個人識別情報131aを参照して個人識別情報を取得し、取得した個人識別情報を電子ファイル操作制御部141aに応答する。
また、個人識別情報操作制御部142aは、移動局装置100aが電子ファイルの複写先である場合には、使用者からの指示によって複写元の移動局装置から送信された複写開始要求を受信すると、個人識別情報131aを参照して個人識別情報を取得し、取得した個人識別情報を複写元の移動局装置に対して送信する。また、個人識別情報判定制御部143aは、複写元の移動局装置から送信された電子ファイルを受信すると、受信した電子ファイルを電子ファイル操作制御部141aに引き渡す。
個人識別情報判定制御部143aは、複写先の移動局装置から受信した個人識別情報と、電子ファイルに付与されている個人識別情報とを照合することによって、電子ファイルの複写に関する認証を行う処理部である。
具体的には、この個人識別情報判定制御部143aは、移動局装置100aが電子ファイルの複写元である場合に、複写先の移動局装置から個人識別情報を受信すると、電子ファイル操作制御部141aに対して電子ファイルの取得を要求する。そして、この要求に対して電子ファイル操作制御部141aから電子ファイルが応答されると、個人識別情報判定制御部143aは、応答された電子ファイルに付与されている個人識別情報と、複写先の移動局装置から受信した個人識別情報とを照合し、一致しているか否かを判定する。この判定には、公知の指紋認証技術や顔認証技術などの生体認証技術が用いられる。
そして、個人識別情報判定制御部143aは、個人識別情報が一致していた場合には、送信先の移動局装置に対して当該電子ファイルを送信し、一方、個人識別情報が一致していなかった場合には、電子ファイルの閲覧のみを可能とする(保存を不可能とする)制限情報を付加した上で、送信先の移動局装置に対して当該電子ファイル(制限付き電子ファイル)を送信する。
ここで、個人識別情報判定制御部143aが、個人識別情報が一致しなかった場合には、例えば、ディスプレイなど出力手段に認証エラーを報知するエラーメッセージを表示して、制限付き電子ファイルを送信しないようにしてもよいし、制限付き電子ファイルを送信するか否かを選択するメッセージを表示し、使用者に選択させるようにしてもよい。
なお、図1に示す移動局装置100bは、移動局装置100aが備える上記の機能構成と同様の構成を備えるものであり、ここでは近距離通信制御部120bを除いて図示を省略しているが、移動局装置100aのNW通信制御部110a、近距離通信制御部120a、記憶部130a、個人識別情報131a、個人識別情報付き電子ファイル132a、制御部140a、電子ファイル操作制御部141a、個人識別情報操作制御部142aおよび個人識別情報判定制御部143aに対応するものとして、それぞれ、NW通信制御部110b、近距離通信制御部120b、記憶部130b、個人識別情報131b、個人識別情報付き電子ファイル132b、制御部140b、電子ファイル操作制御部141b、個人識別情報操作制御部142bおよび個人識別情報判定制御部143bを備えている。
次に、本実施例1に係る移動局装置100aによる電子ファイル保存処理の処理手順について説明する。図2は、本実施例1に係る移動局装置100aによる電子ファイル保存処理の処理手順を示すシーケンス図である。
同図に示すように、この移動局装置100aは、使用者からの指示により、ゲームやアプリケーションなどのソフトウェア、楽曲データ、動画データなどをサーバ装置30からダウンロードするためのダウンロード要求を、固定局10を経由してサーバ装置30に対して送信する。
そして、このダウンロード要求に応じて、サーバ装置30から、固定局10を経由してソフトウェアやデータなどの電子ファイルがダウンロードされると、(ステップS101,S102)、NW通信制御部110aが、この電子ファイルを受信し、電子ファイル操作制御部141aに引渡す(ステップS103)。
そして、電子ファイルを受け取った電子ファイル操作制御部141aが、個人識別情報操作制御部142aに対して個人識別情報の取得要求を行い(ステップS104)、個人識別情報操作制御部142aが、個人識別情報131aに登録されている個人識別情報を取得し(ステップS105)、これを電子ファイル操作制御部141aに応答する(ステップS106)。
そして、個人識別情報を受け取った電子ファイル操作制御部141aが、この個人識別情報を、サーバ装置30からダウンロードされた電子ファイルに付与し(ステップS107)、これを個人識別情報付き電子ファイル132aとして記憶部130aに保存する(ステップS108)。
このように、電子ファイル操作制御部141aが、電子ファイルがダウンロードされた際に、個人識別情報操作制御部142aを介して、個人識別情報131aに登録されている個人識別情報を取得し、取得した個人識別情報を電子ファイルに付与して個人識別情報付き電子ファイル132aに保存しておくことによって、電子ファイルを複写する際に、電子ファイルごとに認証を行うことが可能になる。
次に、本実施例1に係る移動局装置100aおよび100bによる電子ファイル複写処理の処理手順について説明する。なお、ここでは、移動局装置100aから移動局装置100bに対して電子ファイルを複写する場合について説明する。図3は、本実施例1に係る移動局装置100aおよび100bによる電子ファイル複写処理の処理手順を示すシーケンス図である。
同図に示すように、移動局装置100aにおいて、使用者によって電子ファイルの複写の開始手続きが行われると、移動局装置100aから移動局装置100bに対して複写開始要求が送信される(ステップS201)。
そして、複写開始要求を受信した移動局装置100bにおいて、近距離通信制御部120bを介して複写開始要求を受け取った個人識別情報操作制御部142bが(ステップS202)、個人識別情報131bに登録されている個人識別情報を取得し(ステップS203)、取得した個人識別情報を、近距離通信制御部120bを介し(ステップS204)、移動局装置100aに対して送信する(ステップS205)。
そして、個人識別情報を受信した移動局装置100aにおいて、近距離通信制御部120aが、この個人識別情報を個人識別情報判定制御部143aに引渡し(ステップS206)、これにより個人識別情報判定制御部143aが、電子ファイル操作制御部141aに対して、電子ファイルの取得を要求する(ステップS207)。
続いて、電子ファイルの取得を要求された電子ファイル操作制御部141aが、個人識別情報付き電子ファイル132aから、その時点で使用者から送信を指示されている電子ファイルを取得し(ステップS208)、取得した電子ファイルを個人識別情報判定制御部143aに応答する(ステップS209)。
さらに、電子ファイルを受け取った個人識別情報判定制御部143aが、受け取った電子ファイルに付与されている個人識別情報と、移動局装置100bから受信した個人識別情報とを照合し(ステップS210)、一致していなかった場合には(ステップS211,No)、制限情報を付加した上で、近距離通信制御部120aを介して、移動局装置100bに対して当該電子ファイル(制限付き電子ファイル)を送信する(ステップS212,S213)。
一方、個人識別情報が一致していた場合には、個人識別情報判定制御部143aは、近距離通信制御部120aを介して、移動局装置100bに対して当該電子ファイルを送信する(ステップS214,S215)。
そして、電子ファイルを受信した移動局装置100bにおいて、受信した電子ファイル(制限付き電子ファイルまたは電子ファイル)が、近距離通信制御部120bおよび個人識別情報操作制御部142bを経由して電子ファイル操作制御部141bに引き渡される(ステップS216〜S219)。
続いて、電子ファイルを受け取った電子ファイル操作制御部141bが、受け取った電子ファイルに制限情報が付加されているか否かを判定し、制限情報が付加されていなかった場合には(ステップS220,No)、当該電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132bとして記憶部130bに保存し(ステップS221)、一方、制限情報が付加されていた場合には(ステップS220,Yes)、当該電子ファイルの保存を不可とし、閲覧のみを許可する制御を行う(ステップS222)。
このように、移動局装置100aから移動局装置100bに電子ファイルを複写する場合に、移動局装置100aが、移動局装置100bに登録されている個人識別情報を取得し、認証を行った上で、移動局装置100bに対して電子ファイルを送信するので、データの著作権を保護しつつ、複写元の端末装置と複写先の端末装置との間で直接、複写先の端末装置で利用可能なデータのみを複写することができる。
上述してきたように、本実施例1では、記憶部130aが、使用者が購入した電子ファイルに、その使用者を識別する個人識別情報を付与した個人識別情報付き電子ファイル132aを記憶し、これらの電子ファイルを他の移動局装置(ここでは、移動局装置100b)に複写する場合に、個人識別情報判定制御部143aが、自装置に登録されている個人識別情報と、複写先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定し、個人識別情報が一致していると判定した場合に、電子ファイル操作制御部141aを介して個人識別情報付き電子ファイル132aの中から複写対象の電子ファイルを取得し、取得した電子ファイルを近距離通信手段により複写先の移動局装置に対して送信するので、電子ファイルの著作権を保護しつつ、固定局10やサーバ装置30に新たな設備導入をすることなく、複写元の移動局装置と複写先の端末装置との間で直接、電子ファイルを複写することができる。また、赤外線通信機などの近距離通信手段を用いて電子ファイルを複写するので、ネットワークの状態や、他の認証用の装置に依存することなく電子ファイルを複写することができる。また、複写元の移動局装置から電子ファイルを送信する前に個人識別情報による認証を行うので、複写先の移動局装置で利用可能な電子ファイルのみを複写することができる。
ところで、上記実施例1では、送信元の移動局装置において個人識別情報による認証処理を行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかる認証処理を送信先の移動局装置において行うようにしてもよい。そこで、以下では、送信先の移動局装置において個人識別情報による認証を行う場合を実施例2として説明する。なお、ソフトウェアやデータなどの電子ファイルをサーバ装置30からダウンロードし、個人識別情報を付与して移動局装置内部の記憶領域に保存する処理については、実施例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図4は、本実施例2に係る移動局装置の構成を示す機能ブロック図である。まず、図4を用いて、本実施例2に係る移動局装置の概念について説明する。同図に示すように、この移動局装置200aは、無線通信によって電話局などの固定局10に接続され、通話や通信が行われるものである。
ここで、移動局装置200aの使用者が、同図に示す新たな移動局装置200bを新たに購入したとする。この移動局装置200bは、移動局装置200aと同様の構成を有するものである。移動局装置200aの使用者は、それまで移動局装置200aで利用していた電子ファイルを、移動局装置200bでも利用できるように、移動局装置200bに複写する。この複写は、あくまで個人使用の範囲で行われるものであり、著作権保護の観点から見ても問題がないものである。
まず、移動局装置200bにおいて、移動局装置200aの使用者により、当該使用者を識別するための個人識別情報が登録される。さらに、移動局装置200bにおいて、同じく移動局装置200aの使用者により、電子ファイルの複写を開始する指示が行われる。
これを契機として、移動局装置200bは、赤外線通信機などの近距離通信手段を用いて移動局装置200aとの間でコネクションを確立し、移動局装置200aから個人識別情報を取得する。そして、移動局装置200bは、使用者により登録された個人識別情報と、移動局装置200aから取得した個人識別情報とを照合し、一致していた場合には、当該個人識別情報を認証済み個人識別情報として移動局装置200aに対して送信する。
認証済み個人識別情報を受信した移動局装置200aは、当該認証済み個人識別情報と個人識別情報が一致する電子ファイルを、自装置の記憶領域に保存されている電子ファイルの中から抽出する。そして、抽出した電子ファイルの情報をもとにリストを生成し、(以下、「複写ファイルリスト」と呼ぶ)を生成し、移動局装置200bに対して送信する。
複写ファイルリストを受信した移動局装置200bは、例えば、ディスプレイなどの出力手段に受信した複写ファイルリストを表示し、移動局装置200aから複写する電子ファイルを使用者に選択させる。そして、使用者によって電子ファイルが選択されると、移動局装置200bは、選択された電子ファイルを移動局装置200aから取得し、自装置の記憶領域に保存する。これにより、以降、移動局装置200bにおいて、移動局装置200aから複写された電子ファイルの利用が可能になる。
このように、本実施例に係る移動局装置200aは、使用者の個人識別情報を複写先の移動局装置(ここでは、移動局装置200b)に送信し、送信した個人識別情報と、複写先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致した場合に複写先の移動局装置から送信される認証済み個人識別情報を受信した後に、当該個人識別情報が付与されている電子ファイルを自装置の記憶領域に記憶している電子ファイルの中から取得して複写先の移動局装置に対して送信するので、電子ファイルの著作権を保護しつつ、固定局10やサーバ装置30に新たな設備導入をすることなく、複写元の移動局装置と複写先の端末装置との間で直接、電子ファイルを複写することができる。また、複写元の移動局装置から電子ファイルを送信する前に個人識別情報による認証を行うので、複写先の移動局装置で利用可能な電子ファイルのみを複写することができる。
また、本実施例に係る移動局装置200aは、個人識別情報が一致していると判定した場合に、当該個人識別情報が付与されている電子ファイルを自装置の記憶領域に記憶している電子ファイルの中から抽出して複写可能な電子ファイルのリスト(複写ファイルリスト)を生成するとともに、生成したリストを複写先の移動局装置に対して送信し、送信したリストの中から選択されて複写先の端末装置から要求される電子ファイルを複写先の端末装置に対して送信するので、複写先の移動局装置に複写することが可能である電子ファイルを一括して使用者に提示して、複写する電子ファイルを選択させることができるようになり、効率よく電子ファイルの複写を行うことが可能になる。
次に、引き続き図4を用いて、本実施例2に係る移動局装置の構成について説明する。なお、同図に示す移動局装置200aおよび200bとは、いずれも同様の構成を有するので、ここでは移動局装置200aを例にとって説明する。また、ここでは説明の便宜上、図1に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。同図に示すように、移動局装置200aは、NW通信制御部110aと、近距離通信制御部120aと、記憶部130aと、制御部240aとを有する。
制御部240aは、移動局装置200aを一つの装置として機能させるための各種処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、機能概念的に、電子ファイル操作制御部241aと、個人識別情報操作制御部242aと、個人識別情報判定制御部243aとを備える。
電子ファイル操作制御部241aは、記憶部130aへの個人識別情報付き電子ファイル132aの保存や、記憶部130aからの個人識別情報付き電子ファイル132aの取得を制御するとともに、個人識別情報付き電子ファイル132aに基づいて複写ファイルリストを生成する処理部である。
具体的には、この電子ファイル操作制御部241aは、移動局装置200aが電子ファイルの複写元であった場合には、個人識別情報操作制御部242aから複写ファイルリストを要求されると、同時に認証済み個人識別情報を受け取り、受け取った認証済み個人識別情報と個人識別情報が一致する電子ファイルを、記憶部130aに記憶されている個人識別情報付き電子ファイル132aから抽出する。そして、電子ファイル操作制御部241aは、抽出した電子ファイルの情報、例えばファイル名などのリストを生成し、これを複写ファイルリストとして個人識別情報操作制御部242aに応答する。
また、電子ファイル操作制御部241aは、個人識別情報操作制御部242aから電子ファイルの取得を要求されると、要求された電子ファイルを記憶部130aに記憶されている個人識別情報付き電子ファイル132aから取得し、取得した電子ファイルを個人識別情報操作制御部242aに応答する。
一方、移動局装置200aが電子ファイルの複写先であった場合には、電子ファイル操作制御部241aは、個人識別情報判定制御部243aを介して、複写元の移動局装置から受信した電子ファイルを受け取ると、当該電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aとして記憶部130aに保存する。
個人識別情報操作制御部242aは、記憶部130aに記憶されている個人識別情報131aからの個人識別情報の取得を制御する処理部である。具体的には、この個人識別情報操作制御部242aは、移動局装置200aが電子ファイルの複写元であった場合には、使用者からの指示によって複写先の移動局装置から送信された複写開始要求を受信すると、記憶部130aに記憶されている個人識別情報131aを参照して個人識別情報を取得し、取得した個人識別情報を複写先の移動局装置に対して送信する。
また、個人識別情報操作制御部242aは、複写先の移動局装置から送信された認証済み個人識別情報を受信すると、電子ファイル操作制御部241aに対して、認証済み個人識別情報を引き渡すと同時に複写ファイルリストを要求する。そして、この要求に対して電子ファイル操作制御部241aから複写ファイルリストが応答されると、個人識別情報操作制御部242aは、応答された複写ファイルリストを、近距離通信制御部120aを介して複写先の移動局装置に対して送信する。ここで送信する複写ファイルリストは、複写先の移動局装置において、複写元の移動局装置から複写する電子ファイルを使用者が選択する際に用いられる。
このように、個人識別情報操作制御部242aが、電子ファイル操作制御部241aにより生成された複写ファイルリストを複写先の移動局装置に対して送信することによって、複写先の移動局装置に複写することが可能である電子ファイルを一括して使用者に提示して、複写する電子ファイルを選択させることができるようになり、効率よく電子ファイルの複写を行うことが可能になる。
また、個人識別情報操作制御部242aは、複写先の移動局装置から電子ファイル要求を受信すると(ここで受信する電子ファイル要求は、複写先の移動局装置において、使用者によって複写ファイルリストから選択された電子ファイルについて送信されるものである)、電子ファイル操作制御部241aに対して電子ファイルの取得を要求する。そして、この要求に対して電子ファイル操作制御部241aから電子ファイルが応答されると、個人識別情報操作制御部242aは、応答された電子ファイルを、近距離通信制御部120aを介して複写先の移動局装置に対して送信する。
個人識別情報判定制御部243aは、複写元の移動局装置から受信した個人識別情報と、個人識別情報131aに登録されている個人識別情報とを照合することによって、電子ファイルの複写に関する認証を行う処理部である。
具体的には、この個人識別情報判定制御部243aは、移動局装置200aが電子ファイルの複写先であった場合に、複写元の移動局装置から個人識別情報を受信すると、個人識別情報操作制御部242aを介して、個人識別情報131aに登録されている個人識別情報を取得し、取得した個人識別情報と、複写元の移動局装置から受信した個人識別情報とを照合し、一致しているか否かを判定する。この判定には、公知の指紋認証技術や顔認証技術などの生体認証技術が用いられる。
ここで、個人識別情報判定制御部243aは、個人識別情報が一致していた場合には、送信元の移動局装置に対して当該個人識別情報を認証済み個人識別情報として送信し、一方、個人識別情報が一致していなかった場合には、例えば、図示していないディスプレイなどの出力手段にエラーメッセージを出力し、使用者に認証エラーを報知する。
また、個人識別情報判定制御部243aは、複写元の移動局装置から送信された電子ファイルを受信すると、かかる電子ファイルを電子ファイル操作制御部241aに引き渡す。
なお、図1に示す移動局装置200bは、移動局装置200aが備える上記の機能構成と同様の構成を備えるものであり、ここでは近距離通信制御部120bを除いて図示を省略しているが、移動局装置200aのNW通信制御部110a、近距離通信制御部120a、記憶部130a、個人識別情報131a、個人識別情報付き電子ファイル132a、制御部240a、電子ファイル操作制御部241a、個人識別情報操作制御部242aおよび個人識別情報判定制御部243aに対応するものとして、それぞれ、NW通信制御部110b、近距離通信制御部120b、記憶部130b、個人識別情報131b、個人識別情報付き電子ファイル132b、制御部240b、電子ファイル操作制御部241b、個人識別情報操作制御部242bおよび個人識別情報判定制御部243bを備えている。
次に、本実施例2に係る移動局装置200aおよび200bによる電子ファイル複写処理の処理手順について説明する。なお、ここでは、移動局装置200aから移動局装置200bに対して電子ファイルを複写する場合について説明する。図5は、本実施例2に係る移動局装置200aおよび200bによる電子ファイル複写処理の処理手順を示すシーケンス図である。
同図に示すように、移動局装置200bにおいて、使用者によって電子ファイルの複写の開始手続きが行われると、移動局装置200bから移動局装置200aに対して複写開始要求が送信される(ステップS301)。
そして、複写開始要求を受信した移動局装置200aにおいて、近距離通信制御部120aを介して複写開始要求を受け取った個人識別情報操作制御部242aが(ステップS302)、個人識別情報131aに登録されている個人識別情報を取得し(ステップS303)、取得した個人識別情報を、近距離通信制御部120aを介して移動局装置200bに対して送信する(ステップS304,S305)。
そして、個人識別情報を受信した移動局装置200bにおいて、近距離通信制御部120bを介して個人識別情報を受け取った個人識別情報判定制御部243bが(ステップS306)、当該個人識別情報と、個人識別情報131aに登録されている個人識別情報とを照合する(ステップS307)。
ここで、個人識別情報判定制御部243bは、個人識別情報が一致していなかった場合には(ステップS308,No)、使用者に認証エラーを報知し(ステップS309)、一方、個人識別情報が一致していた場合には(ステップS308,Yes)、当該個人識別情報を認証済み個人識別情報として、近距離通信制御部120bを介し(ステップS310)、移動局装置200aに対して送信する(ステップS311)。
そして、認証済み個人識別情報を受信した移動局装置200aにおいて、近距離通信制御部120aを介して認証済み個人識別情報を受け取った個人識別情報操作制御部242aが(ステップS312)、電子ファイル操作制御部241aに対して複写ファイルリストを要求する(ステップS313)。
続いて、複写ファイルリストを要求された電子ファイル操作制御部241aが、認証済み個人識別情報と個人識別情報が一致する電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aから抽出して複写ファイルリストを生成し(ステップS314)、生成した複写ファイルリストを個人識別情報操作制御部242aに応答する(ステップS315)。
さらに、複写ファイルリストを受け取った個人識別情報操作制御部242aが、受け取った複写ファイルリストを、近距離通信制御部120aを介して移動局装置200bに対して送信する(ステップS316,S317)。
そして、複写ファイルリストを受信した移動局装置200bにおいて、使用者によって複写ファイルリストの中から電子ファイルが選択されると(ステップS318)、選択された電子ファイルの要求が移動局装置200aに送信される(ステップS319)。
そして、電子ファイル要求を受信した移動局装置200aにおいて、近距離通信制御部120aを介して電子ファイル要求を受け取った個人識別情報操作制御部242aが(ステップS320)、電子ファイル操作制御部241aに対して電子ファイルの取得を要求する(ステップS321)。
続いて、電子ファイルの取得を要求された電子ファイル操作制御部241aが、要求された電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aから取得し(ステップS322)、取得した電子ファイルを個人識別情報操作制御部242aに応答する(ステップS323)。
さらに、電子ファイルを受け取った個人識別情報操作制御部242aが、受け取った電子ファイルを、近距離通信制御部120aを介して移動局装置200bに対して送信する(ステップS324,S325)。
そして、電子ファイルを受信した移動局装置200bにおいて、近距離通信制御部120bおよび個人識別情報判定制御部243bを経由して電子ファイルを受け取った電子ファイル操作制御部241bが(ステップS326,S327)、当該電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132bとして記憶部130bに保存する(ステップS328)。
このように、移動局装置200aから移動局装置200bに電子ファイルを複写する場合に、移動局装置200bが、移動局装置200aに登録されている個人識別情報を取得し、認証を行った上で、移動局装置200aから電子ファイルを取得するので、データの著作権を保護しつつ、複写元の端末装置と複写先の端末装置との間で直接、複写先の端末装置で利用可能なデータのみを複写することができる。
上述してきたように、本実施例2では、個人識別情報操作制御部242aが、使用者の個人識別情報を複写先の移動局装置(ここでは、移動局装置200b)に送信し、送信した個人識別情報と、複写先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致した場合に複写先の移動局装置から送信される認証済み個人識別情報を受信した後に、電子ファイル操作制御部241aが、当該個人識別情報が付与されている電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aの中から取得して複写先の移動局装置に対して送信するので、電子ファイルの著作権を保護しつつ、固定局10やサーバ装置30に新たな設備導入をすることなく、複写元の移動局装置と複写先の端末装置との間で直接、電子ファイルを複写することができる。また、複写元の移動局装置から電子ファイルを送信する前に個人識別情報による認証を行うので、複写先の移動局装置で利用可能な電子ファイルのみを複写することができる。
また、本実施例に係る移動局装置200aは、個人識別情報が一致していた場合に、電子ファイル操作制御部241aが、当該個人識別情報が付与されている電子ファイルを個人識別情報付き電子ファイル132aの中から抽出して複写可能な電子ファイルのリスト(複写ファイルリスト)を生成するとともに、個人識別情報操作制御部242aが、生成されたリストを複写先の移動局装置に対して送信し、送信したリストの中から選択されて複写先の端末装置から要求される電子ファイルを複写先の端末装置に対して送信するので、複写先の移動局装置に複写することが可能である電子ファイルを一括して使用者に提示して、複写する電子ファイルを選択させることができるようになり、効率よく電子ファイルの複写を行うことが可能になる。
なお、上記実施例では、移動局装置間で電子ファイルを複写する場合を説明したが、電子ファイルは移動するようにしてもよい。すなわち、電子ファイルを移動する場合は、電子ファイルを送信した後に、複写元の移動局装置において、当該電子ファイルを削除する。これにより、例えば、著作者の方針によって、1台の移動局装置のみでしか利用が許可されていない電子ファイルがあった場合でも、本発明を適用することが可能になる。
まお、上記実施例では、一つの種類の個人識別情報を用いて認証を行う場合を説明したが、例えば、指紋と顔や、指紋とパスワードなど、複数の属性情報を用いて認証を行ってもよい。これにより、さらに制度の高い個人認証を行うことが可能になる。
また、上記実施例では、携帯電話などの移動局装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、赤外線通信機などの近距離通信手段を備えたパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)などにも同様に適用することができる。
また、上記実施例では、本発明を適用した移動局装置について説明したが、ここで説明したデータ複写/移動認証に関する機能構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有するデータ複写/移動認証プログラムを得ることができる。そこで、このデータ複写/移動認証プログラムを実行する移動局装置について説明する。
図6は、本実施例に係るデータ複写/移動認証プログラムを実行する移動局装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この移動局装置300は、ROM310と、CPU320と、フラッシュメモリ330と、ディスプレイ340と、操作キー350と、スピーカ360と、マイク370と、無線通信回路380と、アンテナ390とを有する。
ROM310は、プログラムやデータを格納する記憶装置であり、CPU320は、ROM310からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。フラッシュメモリ330は、プログラムやデータの読み出し、および、書き込みが可能な半導体メモリであり、個人識別情報131aや、個人識別情報付き電子ファイル132aなどを記憶する。
ディスプレイ340は、各種情報の表示を行う液晶ディスプレイであり、操作キー350は、文字や数字を入力するためのボタンである。スピーカ360は、音声通話時の音声などを出力するためのスピーカであり、マイク370は、音声通話時に音声を入力するためのマイクである。
無線通信回路380は、アンテナ390を介して送信する電波を生成する処理や、アンテナ390を介して受信した電波から通信データを復元する処理を行う集積回路であり、アンテナ390は、電波を送信あるいは受信するためのアンテナである。
そして、この移動局装置300において実行されるデータ複写/移動認証プログラム311は、あらかじめROM310に記憶されて、CPU320によってデータ複写/移動認証プロセス321として実行される。
なお、データ複写/移動認証プログラム311は、必ずしもROM310に記憶されている必要はなく、例えば、あらかじめ、あるいはネットワーク20を介して他のコンピュータ(例えば、サーバ装置30など)からダウンロードされて、フラッシュメモリ330に記憶されるとしてもよいし、メモリカードなど、着脱可能な外部記憶装置に記憶されるとしてもよい。
(付記1)他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置であって、
使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して記憶する電子ファイル記憶手段と、
前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手段と、
前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。
使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して記憶する電子ファイル記憶手段と、
前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手段と、
前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。
(付記2)前記個人識別情報判定手段は、前記複写/移動対象の電子ファイルに付与されている個人識別情報と、前記複写/移動先の端末装置から取得した個人識別情報とが一致しているか否かを判定することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)前記電子ファイル送信手段は、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していないと判定された場合に、閲覧のみが許可された電子ファイルを前記複写/移動先の端末装置に対して送信することを特徴とする付記2に記載の端末装置。
(付記4)前記個人識別情報判定手段は、登録されている個人識別情報を前記複写/移動先の端末装置に送信し、該送信した個人識別情報と、前記複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致した場合に該複写/移動先の端末装置から送信される認証結果を受信し、該受信した認証結果に基づいて個人識別情報が一致しているか否かを判定し、
前記電子ファイル送信手段は、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、該個人識別情報が付与されている電子ファイルを前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から取得し、該取得した電子ファイルを複写/移動先の端末装置に対して送信することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
前記電子ファイル送信手段は、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、該個人識別情報が付与されている電子ファイルを前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から取得し、該取得した電子ファイルを複写/移動先の端末装置に対して送信することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記5)前記電子ファイル送信手段は、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、該個人識別情報が付与されている電子ファイルを前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から抽出して複写/移動可能な電子ファイルのリストを生成するとともに、該生成したリストを前記複写/移動先の端末装置に対して送信し、該送信したリストの中から選択されて該複写/移動先の端末装置から要求される電子ファイルを該複写/移動先の端末装置に対して送信することを特徴とする付記4に記載の端末装置。
(付記6)前記個人識別情報は、種類の異なる複数の個人属性情報であり、
前記個人識別情報判定手段は、前記複数の個人属性情報がすべて一致した場合に、個人識別情報が一致していると判定することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の端末装置。
前記個人識別情報判定手段は、前記複数の個人属性情報がすべて一致した場合に、個人識別情報が一致していると判定することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記7)前記個人識別情報は、使用者の生体属性情報であることを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記8)他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置におけるデータ複写/移動認証方法であって、
端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶工程と、
前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルを複写/移動先の端末装置に複写/移動する場合に、複写/移動元の端末装置が、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定工程と、
前記個人識別情報判定工程により個人識別情報が一致していると判定された場合に、複写/移動元の端末装置が、前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信工程と、
を含んだことを特徴とするデータ複写/移動認証方法。
端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶工程と、
前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルを複写/移動先の端末装置に複写/移動する場合に、複写/移動元の端末装置が、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定工程と、
前記個人識別情報判定工程により個人識別情報が一致していると判定された場合に、複写/移動元の端末装置が、前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信工程と、
を含んだことを特徴とするデータ複写/移動認証方法。
(付記9)他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置で実行されるデータ複写/移動認証プログラムであって、
端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶手順と、
前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に記憶されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手順と、
前記個人識別情報判定手順により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手順と、
を前記端末装置に実行させることを特徴とするデータ複写/移動認証プログラム。
端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶手順と、
前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に記憶されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手順と、
前記個人識別情報判定手順により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手順と、
を前記端末装置に実行させることを特徴とするデータ複写/移動認証プログラム。
以上のように、本発明に係る端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラムは、他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶するに有用であり、特に、データの著作権を保護しつつ、複写/移動元の端末装置と複写/移動先の端末装置との間で直接、複写/移動先の端末装置で利用可能なデータのみを複写/移動したい場合に適している。
10 固定局
20 ネットワーク
30 サーバ装置
100a,100b,200a,200b,300 移動局装置
110a,110b NW通信制御部
120a,120b 近距離通信制御部
130a,130b 記憶部
131a,131b 個人識別情報
132a,132b 個人識別情報付き電子ファイル
140a,140b,240a,240b 制御部
141a,141b,241a,241b 電子ファイル操作制御部
142a,142b,242a,242b 個人識別情報操作制御部
143a,143b,243a,243b 個人識別情報判定制御部
310 ROM
311 データ複写/移動認証プログラム
320 CPU
321 データ複写/移動認証プロセス
330 フラッシュメモリ
340 ディスプレイ
350 操作キー
360 スピーカ
370 マイク
380 無線通信回路
390 アンテナ
20 ネットワーク
30 サーバ装置
100a,100b,200a,200b,300 移動局装置
110a,110b NW通信制御部
120a,120b 近距離通信制御部
130a,130b 記憶部
131a,131b 個人識別情報
132a,132b 個人識別情報付き電子ファイル
140a,140b,240a,240b 制御部
141a,141b,241a,241b 電子ファイル操作制御部
142a,142b,242a,242b 個人識別情報操作制御部
143a,143b,243a,243b 個人識別情報判定制御部
310 ROM
311 データ複写/移動認証プログラム
320 CPU
321 データ複写/移動認証プロセス
330 フラッシュメモリ
340 ディスプレイ
350 操作キー
360 スピーカ
370 マイク
380 無線通信回路
390 アンテナ
Claims (5)
- 他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置であって、
使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して記憶する電子ファイル記憶手段と、
前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手段と、
前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。 - 前記個人識別情報判定手段は、前記複写/移動対象の電子ファイルに付与されている個人識別情報と、前記複写/移動先の端末装置から取得した個人識別情報とが一致しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 前記個人識別情報判定手段は、登録されている個人識別情報を前記複写/移動先の端末装置に送信し、該送信した個人識別情報と、前記複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致した場合に該複写/移動先の端末装置から送信される認証結果を受信し、該受信した認証結果に基づいて個人識別情報が一致しているか否かを判定し、
前記電子ファイル送信手段は、前記個人識別情報判定手段により個人識別情報が一致していると判定された場合に、該個人識別情報が付与されている電子ファイルを前記電子ファイル記憶手段により記憶された電子ファイルの中から取得し、該取得した電子ファイルを複写/移動先の端末装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置におけるデータ複写/移動認証方法であって、
端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶工程と、
前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルを複写/移動先の端末装置に複写/移動する場合に、複写/移動元の端末装置が、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に登録されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定工程と、
前記個人識別情報判定工程により個人識別情報が一致していると判定された場合に、複写/移動元の端末装置が、前記電子ファイル記憶工程により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信工程と、
を含んだことを特徴とするデータ複写/移動認証方法。 - 他の端末装置との間で通信を行う近距離通信手段を備えるとともに、使用者が購入した電子ファイルを装置内に記憶する端末装置で実行されるデータ複写/移動認証プログラムであって、
端末装置の使用者が購入した電子ファイルに該使用者を識別する個人識別情報を付与して該端末装置内の記憶装置に記憶する電子ファイル記憶手順と、
前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルを他の端末装置に複写/移動する場合に、登録されている個人識別情報と、複写/移動先の端末装置に記憶されている個人識別情報とが一致しているか否かを判定する個人識別情報判定手順と、
前記個人識別情報判定手順により個人識別情報が一致していると判定された場合に、前記電子ファイル記憶手順により記憶された電子ファイルの中から複写/移動対象の電子ファイルを取得し、該取得した電子ファイルを前記近距離通信手段により前記複写/移動先の端末装置に対して送信する電子ファイル送信手順と、
を前記端末装置に実行させることを特徴とするデータ複写/移動認証プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006162852A JP2007334453A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006162852A JP2007334453A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007334453A true JP2007334453A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38933902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006162852A Withdrawn JP2007334453A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 端末装置、データ複写/移動認証方法およびデータ複写/移動認証プログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007334453A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015014867A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 株式会社日立ソリューションズ | 計算機システム |
-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006162852A patent/JP2007334453A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015014867A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 株式会社日立ソリューションズ | 計算機システム |
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