JP2007509481A - 容量が低減された燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

容量が低減された燃料電池スタック(10)は、複数の薄い燃料電池(46,48,50,52,54)と複数の厚い燃料電池(56,58)を備える。薄い燃料電池は、水管理水路(62A,62B,62C,62D)を備え、厚い燃料電池は冷却水路(76A,76B,76C,76D)を備える。スタック(10)内には、少なくとも2つの薄い燃料電池(48,50)が相互に隣接し、かつ各厚い燃料電池(56,58)に隣接して固定される。冷却水路(76A,76B,76C,76D)の深さは、水管理水路(62A,62B,62C,62D)の深さの少なくとも4倍以上であり、それによりスタック(10)の容量と重量と水分含量が低減される。

Description

本発明は、運送車両や携帯型電源装置や据え置き型電源装置での使用に適した燃料電池スタックに関し、特に2〜5個の薄い燃料電池の間に、相互に隣接しかつ厚い燃料電池のそれぞれに隣接するように固定することにより、スタック全体の容量を低減するよう配置した、薄い燃料電池と厚い燃料電池とを有する燃料電池スタックに関する。
燃料電池発電設備は既知であり、概して、水素含有の還元性液体燃料ストリームと酸素含有の酸化剤反応物ストリームから電流を生じさせ、発電設備及び輸送車両等の電気装置に電力を供給するのに用いられている。従来の燃料電池発電設備では、水管理と冷却作業を、冷却系によって管理することが多いことが知られている。1996年4月2日付けでメイヤー(Meyer)等に対して発行された米国特許第5,503,944号、2003年2月18日付けでライザー(Reiser)に対して発行された米国特許第6,521,367号は、そのような冷却装置が、通常、燃料電池からの水をその燃料電池を通るよう方向付ける流路(チャネル)を画定する多孔質水輸送板を含むことを開示している。尚、本願の権利者はこれらの特許に関する全ての権利を有する。
燃料電池の運転中に生じる生成水は、多孔質水輸送板の流路内において、液体の水として多孔質水輸送板中に案内され、次いで燃料電池を出る。同時に、水輸送板内において部分的に画定される反応物流域内の燃料電池反応物の排気ストリーム中の水滴及び水蒸気として移動することによっても又、同様に案内される。さらに、冷却水が、水輸送板の流路、燃料電池を通って流れ、燃料電池運転中に発生する熱を除去する。水輸送板が多孔質であれば、冷却水もまた、水輸送板を介して隣接する反応物流域内へ移動するため、反応物ストリームが加湿されて陽子交換膜(「PEM」)電解質を乾燥から防ぐ。
従って、既知の多孔質水輸送板が、水管理と冷却の両方の機能に役立つことがわかる。水管理機能には、反応物ストリームの加湿と、液体の凝縮物及び燃料電池生成水の除去が包含される。冷却機能には、燃料電池の運転中に発生する熱の除去が含まれる。通常、複数の燃料電池を協働するよう配設して、反応物ストリームと冷媒ストリームを移送して除去するためのマニホルドとヘッダを備える燃料電池スタックを形成することも又知られている。そのような燃料電池スタックの製造において、水管理と冷却両方の作業を行うスタックの燃料電池から、それら燃料電池を介する水を方向付けるための流路を画定する水輸送板を利用することが、製造効率における共通の目的となっている。
しかしながら、そのような燃料電池スタックが、バスやトラック、自動車等の運送車両の電源として有用になるに従い、燃料電池スタックが可能な限り小さい容量を占め、かつ実現可能な最低重量を有することが重要になってくる。さらに、そのような運送車両は、通常、水の凝固点を下回る氷点下の周囲条件にさらされる。そのため、そのような氷点下条件においてスタックを起動させる際の効率を増大するために、燃料電池スタックが最低限の実現可能な容量の水を含むことが必要である。
従って、最低限の実現可能な容量並びに重量及び最低限の実現可能な容量の水を有する燃料電池スタックが必要とされている。
本発明は、電流を生成するための、従来の燃料電池スタックと比較して低減された容量を有する燃料電池スタックである。本発明の燃料電池スタックは、複数の薄い燃料電池と複数の厚い燃料電池を備える。薄い燃料電池は、薄い燃料電池の反応物流域と流体的に連通する水管理用水輸送板を具備する。水管理用水輸送板は、薄い燃料電池からこれらを介する水の流れを方向付ける水管理流路を画定することにより、反応物ストリームの加湿及び凝縮物と燃料電池生成水の除去を包含する燃料電池スタックの水管理が促進される。
厚い燃料電池は、薄い燃料電池と協働して、既知のマニホルドとヘッダなどに沿って燃料電池スタックを形成するよう配置される。厚い燃料電池のそれぞれは、厚い燃料電池の反応物流域と流体的に連通する水管理と冷却水輸送を組み合わせたプレートである、水管理・冷却水輸送兼用板を備える。水管理・冷却水輸送兼用板は、厚い燃料電池を通るそこからの水の流れを方向付ける冷却水路を画定する。厚い燃料電池は、少なくとも2つの薄い燃料電池を、それぞれが隣接し、かつ各厚い燃料電池に隣接させて固定するよう、燃料電池スタック内に固定される。また、薄い燃料電池の水管理輸送板内に画定される水管理流路は、燃料電池スタックの長手方向軸に平行な深さを有し、水管理・冷却水輸送兼用板内に画定された冷却水路の深さは、その水管理流路の深さの少なくとも4倍以上である。燃料電池スタックの長手方向軸はスタックを通って延在し、かつスタックの隣接していない燃料電池の間の最短距離でもある。
加湿と、反応物ストリームからの凝縮水の除去並びに燃料電池生成水の除去に関する水管理機能は、燃料電池の冷却に要する、各燃料電池を通る水流のほんの一部しか必要としない。しかしながら、約2〜5個の燃料電池の間の冷却は、適量の冷却水を1個の厚い燃料電池の水管理・冷却水輸送兼用板に通過させることによって効果的に達成することができる。
そのため、2〜5個の薄い燃料電池ごとに1個の厚い燃料電池を有することにより、薄い燃料電池の非常に薄い水管理水輸送板は、燃料電池全体の容量と重量、及びスタック運転中に燃料電池内に残留する水量全体を著しく低減することができる。燃料電池内の水量を減少させることにより、氷点下周囲条件における燃料電池スタックの起動が容易になる。
従って、本発明の主要な目的は、従来技術の欠点を克服する、低減された容量を有する燃料電池スタックを提供することである。
本発明の他の目的は、燃料電池スタック全体の容量と重量を低減する燃料電池スタックを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、最小可能量の水を有する燃料電池スタックを提供することである。
本発明の低減された容量を有する燃料電池スタックのこれら及びその他の目的並びに利点は、以下の詳細な説明を関連する図面と組み合わせて読むことによってより容易に明らかになるであろう。
図を詳細に参照すると、従来の燃料電池スタック12の一部が図1に示されており、この燃料電池スタックは、協働して燃料電池スタック12の図示する部分を形成するよう相互に隣接して配置された複数の燃料電池14,16,18,20,22,24,26を含む。本発明の説明を明瞭にすることを目的として、図1及び図2においては、反応物ストリーム、排気ストリーム、冷媒ストリームを方向付けるマニホルド、加圧板、電流導体などの当業界で周知のその他の構成要素は示されていない。従来の燃料電池14,16,18,20,22,24,26のそれぞれは共通する構成要素を具備し、そのうち1つの燃料電池、即ち燃料電池14の構成要素だけを詳細に説明する。
従来の燃料電池14は、燃料電池14を通る水流を方向付ける複数の水路30A,30B,30C,30Dを画定する水輸送板28を備える。水輸送板28は又、板28内に画定された流路又は空隙からなる第1の反応物流域32を画定する。第1の反応物流域32は、電解質36に固定された第1の電極34に隣接して配置される。第2の電極38が、電解質36の反対側の面に固定され、第2の反応物流域40が第2の反応物流域板42内に画定される。周知のように、水素ガスなどの第1の反応物は、第1の流域32を通って流れるよう方向付けられ、一方、大気中の酸素などの第2の反応物は、第2の流域40内を流れるよう方向付けられることにより、当業界で周知のようにして電流が発生する。
従来の燃料電池14,16,18,20,22,24,26は、協働して燃料電池スタック12を形成するように配置され、このスタックは符号44で示す直線で表わされる特定の長さを有する。図1から明らかなように、従来の燃料電池スタック12の長さは、燃料電池14内の水路30A,30B,30C,30D及び燃料電池16,18,20,20,24,26内の同様の水路それぞれの深さを含む、多くの変数の関数である。本発明の目的に関し、従来の燃料電池スタック12又は図2に示す本発明の燃料電池スタック10中のチャネル(流路)の「深さ」は、燃料電池スタックの長手方向軸に平行な直線の寸法として定義され、ここで「長手方向軸」とは、例えば図1の長さの線44に対して平行な、スタックの隣接しない電池の間の最短距離である。
図2は本発明により構成した、低減された容量を有する燃料電池スタックを概略的に示しており、概して符号10で示されている。燃料電池スタック10は、複数の薄い燃料電池46,48,50,52,54と、複数の厚い燃料電池56,58とを具備する。能率を考慮し、薄い燃料電池46、1つだけを詳細に説明するが、残りの薄い燃料電池48,50,52,54も実質的に同じ構成要素を有することは留意すべきである。薄い燃料電池46は、薄い燃料電池46からそこを通って流れる水を方向付ける、複数の水管理流路62A,62B,62C,62Dを画定する水管理水輸送板60を有する。水管理水輸送板60は又、この板60と流体的に連通し、かつ、当業界で既知の電解質68に隣接して固定される第1の電極66に隣接して固定される第1の反応物流域64を画定する。第2の電極70は、当業界既知の膜電極アッセンブリを形成するよう、電解質68に隣接して固定される。この膜電極アッセンブリは、(図示しない)基板層及び/又は拡散層を含むものであってもよい。第2の反応物流域71は、従来の燃料電池14について説明したのと同様に、第2の電極70に隣接して固定される第2の反応物流域板72内で画定される。
厚い燃料電池56,58はそれぞれ、同じの構成要素を具備するため、厚い燃料電池58のみを詳細に説明する。厚い燃料電池58は、複数の冷却水路76A,76B,76D,76Dを画定する、水管理・冷却水輸送兼用板74を備える。水管理・冷却水輸送兼用板74は又、板74と流体的に連通し、かつ第1の電極80に隣接して固定される第1の反応物流域78を画定し、この第1の電極80は、公知の方法で電解質82と第2の電極84に隣接している。第2の反応物流域86は、第2の反応物が第2の電極84に隣接して流れるように方向付けるよう、第2の反応物流域板88内に画定されている。
本発明の低減された容量を有する燃料電池スタック10は、符号90で示す線で表わされる特定の長さを有する。燃料電池スタック12,10は、図1と図2中で正確な尺度で示されていないが、低減された容量を有する燃料電池スタック10の全長にわたって前述の薄い及び厚い燃料電池を使用する場合の著しい影響を強調するよう描くことに重点が置かれている。特に、厚い燃料電池58の水管理・冷却水輸送兼用板74内に画定された冷却水路76A,76B,76C,76Dの深さは、薄い燃料電池46の水管理流路板60内に画定した水管理流路62A,62B,62C,62Dの少なくとも4倍以上の深さを有する。
さらに、厚い燃料電池56,58は、少なくとも2つの薄い燃料電池46,48,50,52,54が、相互に隣接し、かつ厚い燃料電池56,58のそれぞれに対して隣接するよう固定されるよう、燃料電池スタック10内に固定される。「薄い燃料電池…が、相互に隣接し、かつ厚い燃料電池56,58のそれぞれに対して隣接するよう固定される」という表現は、少なくとも2つの薄い燃料電池を相互に隣接するよう固定し、かつ、少なくとも2つの隣接する薄い燃料電池を厚い燃料電池56,58の間に固定することを意味する。例えば、図2に示すように、4つの薄い燃料電池48,50,52,54は「相互に隣接し、かつ厚い燃料電池56,58のそれぞれに対して隣接するよう固定された」ものとして図示されている。厚い燃料電池56,58は、そのそれぞれに隣接して固定された同様の4つの薄い燃料電池を有する。
薄い燃料電池の好適な実施形態では、薄い燃料電池46の水管理水輸送板60の水路62A,62B,62C,62D等の水管理水路の深さは、約0.10ミリメートル(「mm」)〜約0.25mmである。また、厚い燃料電池の好適な実施形態では、厚い燃料電池58の水管理・冷却水輸送兼用板74の76A,76B,76C,76D等の冷却水路の深さは、約0.5mm〜約1.5mmである。(本発明の目的に関連し、用語「約」は±10%を意味する。)そのような好ましい実施態様である厚い及び薄い燃料電池を有する燃料電池スタックに関して、燃料電池は、薄い燃料電池の水管理水路が厚い燃料電池の冷却水路の前記範囲内である深さの少なくとも1/4より小さい前述の範囲内の深さを有するよう選択される。輸送車両の電力供給に適した燃料電池スタックが、前記割合で協働するよう配置した薄いと厚い燃料電池からなる、100〜200個を超える個別のセルのように、図1と図2に示した7個の燃料電池よりも多数の、機能性スタックを形成するよう共に協働するようスタックされた燃料電池を有するであろうことは、当業者には理解されよう。
400平方センチメートルの活性領域を有し、かつ、1平方センチメートル当り1アンペアで動作するよう設計されたPEM燃料電池について、電池を適切に冷却するのに、約300cm3/分(「ccm/セル」)の流量の水が必要であることを確認した。しかしながら、そのような400平方センチメートルの燃料電池に関して、PEM、燃料電池を通って流れる燃料電池反応物を適切に加湿する機能、反応物ストリームから水凝縮物を除去する機能、及び燃料電池生成水を除去する機能は、5ccm/セル未満の燃料電池内の多孔質水輸送板を通る水の流速によって達成され得る。従って、前述の薄い燃料電池46,48,50,52,54の水管理の要件を、実質的に、厚い燃料電池58の冷却水路76A,76B,76C,76Dよりも十分に浅い深さを有する薄い燃料電池46の水管理水路62A,62B,62C,62D、及び薄い燃料電池48,50,52,54の対応する水管理水路によって容易に満たすことができる。
厚い燃料電池に対する薄い燃料電池の割合、並びに各厚い燃料電池に対する薄い燃料電池の数に依存した冷却水路に要求される深さの変化における影響を図3〜図5に要約する。図3は、厚い燃料電池内の冷却水路に要求される深さを線92で示しており、薄い燃料電池内の水管理水路の深さは、線94に示すように1/1000インチ(ミル)の約10倍、即ち0.25mmである。図3にプロットしたデータに関して、代表的な流速は、セルごとに、毎時約22ポンドの水、即ち、毎時166ccm/セルであり、燃料電池に流入出する水の間の圧力損失は、10インチの水、即ち2.6kPaであると推定される。
図4は、各厚い燃料電池に対する、薄い燃料電池の数の関数として、冷却水路と水管理水路を合わせた平均深さを線96で示す。図4の線98は、約27ミル即ち0.69mmである、従来の冷媒・水管理兼用水路の深さを示す。そのような深さ27ミル即ち0.69mmは、従来の燃料電池14の、冷却機能と水管理機能の両方の性能を有する水路30A,30B,30C,30Dに対しては適切であろう。線98と線96の間の差異は、本発明によるセルごとの肉厚の低減にある。図5は、各厚い燃料電池に対する薄い燃料電池の数の関数として、本発明の燃料電池スタック10の水管理水路と燃料流路の平均深さにおける低減を、燃料電池のない、27ミル即ち0.69mmの水路を有する厚い燃料電池のみの、その流路の深さの割合として、線100で示している。
容易に明らかであるように、7個の燃料電池を有する従来の燃料電池スタック12の長さ44は、同様に7個の燃料電池を有する本発明の低減された容量を有する燃料電池スタック10の長さ90よりも相当に長い。相互に隣接し、かつ厚い燃料電池56,68の間に隣接して固定した薄い燃料電池48,50,52,54を利用することにより、本発明の燃料電池スタック10は、容積、重量、並びにスタック10内の水量において十分な低下が達成される。電力レベル等の特定の電池スタックの要件に応じて、薄い燃料電池は、相互に隣接し、かつ、厚い燃料電池ごとに2つの薄い燃料電池から、厚い燃料電池ごとに10個の薄い燃料電池までの間における大型燃料電池ぞれぞれの間に固定させることができる。希な環境では、燃料電池スタックの容積の低減を小さくするために、全ての厚い燃料電池に対して薄い燃料電池を1つのみ有することが適切な場合もある。そのような環境に関して、燃料電池スタックは、隣接するそれぞれの厚い燃料電池に固定された少なくとも1個の薄い燃料電池を有することによって特徴付けられる。
従来の代表的な燃料電池スタックの概略的な部分図である。 本発明により構成した、低減された容量を有する燃料電池スタックの好適な実施形態の概略的な部分図である。 各厚い燃料電池に対する薄い燃料電池の数の関数として、本発明の燃料電池の水管理水輸送板と、水管理・冷却水輸送兼用板内のそれぞれに画定された冷却水路の深さを示すグラフである。 各厚い燃料電池に対する薄い燃料電池の数の関数として、本発明の燃料電池の水管理水輸送板内の冷却水路と、水管理・冷却水輸送兼用板内の水管理水路双方の平均深さを示すグラフである。 各厚い燃料電池に対する薄い燃料電池の数の関数としての薄い燃料電池のない、厚い燃料電池のみのチャネルの深さの割合として、本発明の燃料電池の水管理水輸送板内の冷却チャネルと、水管理・冷却水輸送兼用板内の水管理チャネル双方の平均深さにおける減量を示すグラフである。

Claims (4)

  1. 電流を生成する燃料電池スタック(10)であって、
    a. 各薄い燃料電池(46)が、その薄い燃料電池(46)からこれを通って流れる水を方向付ける水管理水路(62A,62B,62C,62D)を画定する水管理水輸送板(60)を備える、複数の薄い燃料電池(46,48,50,52,54)と、
    b. 薄い燃料電池(46,48,50,52,54)と協働して前記燃料電池スタック(10)を形成するよう配置され、各厚い燃料電池(58)が、その厚い燃料電池(58)からそこを通って流れる水を方向付ける冷却水路(76A,76B,76C,76D)を画定する水管理・冷却水輸送兼用板(74)を備える、複数の厚い燃料電池(56,58)と、
    c. 前記厚い燃料電池(56,58)は、少なくとも2つの薄い燃料電池(48,50,52,54)が相互に隣接し、かつ、各厚い燃料電池(56,58)に隣接して固定されるよう、前記燃料電池スタック(10)内に固定され、かつ、前記水管理水路(62A,62B,62C,62D)は、スタックの隣接しない燃料電池(46,48)の間で延在するスタックの長手方向軸に平行な深さを有し、前記冷却水路(76A,76B,76C,76D)の深さが、前記水管理水路(62A,62B,62C,62D)の深さの少なくとも4倍以上であることを特徴とする、燃料電池スタック(10)。
  2. 2から5個の薄い燃料電池(46,48,50,52,54)が、相互に隣接し、かつ、各厚い燃料電池(56,58)に隣接させて固定されることを特徴とする、請求項1記載の燃料電池スタック(10)。
  3. 前記薄い燃料電池(46,48,50,52,54)の前記水管理水輸送板(60)の前記水管理水路(62A,62B,62C,62D)が、約0.10mmから約0.25mmの間の深さを有し、かつ、前記厚い燃料電池(56,58)の水管理・冷却水輸送兼用板(74)の前記冷却水路(76A,76B,76C,76D)が、約0.5mmから約1.5mmの間の深さを有する、請求項1記載の燃料電池スタック(10)。
  4. 電流を生成する燃料電池スタック(10)であって、
    a. 各薄い燃料電池(46)が、その薄い燃料電池(46)からこれを通って流れる水を方向付ける水管理水路(62A,62B,62C,62D)を画定する水管理水輸送板(60)を備える、複数の薄い燃料電池(46,48,50,52,54)と、
    b. 薄い燃料電池(46,48,50,52,54)と協働して前記燃料電池スタック(10)を形成するよう配置され、各厚い燃料電池(58)が、その厚い燃料電池(58)からそこを通って流れる水を方向付ける冷却水路(76A,76B,76C,76D)を画定する水管理・冷却水輸送兼用板(74)を備える、複数の厚い燃料電池(56,58)と、
    c. 前記厚い燃料電池(56,58)は、少なくとも1つの薄い燃料電池(48,50,52,54)が各厚い燃料電池(56,58)に隣接して固定されるよう、前記燃料電池スタック(10)内に固定され、かつ、前記水管理水路(62A,62B,62C,62D)は、スタックの隣接しない燃料電池(46,48)の間で延在するスタックの長手方向軸に平行な深さを有し、前記冷却水路(76A,76B,76C,76D)の深さが、前記水管理水路(62A,62B,62C,62D)の深さの少なくとも4倍以上であることを特徴とする、燃料電池スタック(10)。
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