JP2008024290A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カウリングを設けることなく、空気抵抗の影響を低減することができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】 自動二輪車10は、車輪の向きを変える操向ハンドル110と、操向ハンドル110の略中央に形成されたハンドル基部110aの前方に配設されたヘッドライトユニット210と、ハンドル基部110aの上方に配設されたメーターユニット240と、ハンドル基部110aの後方に配設された燃料タンク300とを備える。自動二輪車10の側面視において、ヘッドライト頂面S1、メーター頂面S3、及び燃料タンク頂面S4は、滑らかに連なっている。
【選択図】 図4
【解決手段】 自動二輪車10は、車輪の向きを変える操向ハンドル110と、操向ハンドル110の略中央に形成されたハンドル基部110aの前方に配設されたヘッドライトユニット210と、ハンドル基部110aの上方に配設されたメーターユニット240と、ハンドル基部110aの後方に配設された燃料タンク300とを備える。自動二輪車10の側面視において、ヘッドライト頂面S1、メーター頂面S3、及び燃料タンク頂面S4は、滑らかに連なっている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、車輪の向きを変える操向ハンドルと、操向ハンドルの略中央に位置するハンドル基部の前方に配設されたヘッドライトユニットと、ハンドル基部の上方に配設されたメーターユニットと、ハンドル基部の後方に配設される燃料タンクとを備える鞍乗型車両に関する。
従来、自動二輪車などの鞍乗型車両では、空気抵抗や風切り音の抑制を目的として、車体の一部を覆うカウリングを設ける方法が広く用いられている。一方、主にデザイン面の要求によって、このようなカウリングが設けられていない鞍乗型車両(例えば、いわゆるアメリカンタイプの鞍乗型車両)も広く提供されている(例えば、特許文献1参照)。
カウリングが設けられていない鞍乗型車両の中には、メーターユニット(例えば、走行速度計、走行距離計)の頂面以外の部分が燃料タンクによって覆われ、鞍乗型車両の側面視において、メーターユニットの頂面と燃料タンクの頂面とが略面一に揃えられている鞍乗型車両が提供されている。
これにより、メーターユニットの全体が露出していないため、カウリングが設けられていなくても空気抵抗や風切り音を抑制することができる。
特開2000−128052号公報(第1図、第2図)
しかしながら、上述した燃料タンク内にメーターユニットが設けられている鞍乗型車両では、以下のような問題が生じていた。
具体的には、ライダーは、鞍乗型車両の前方に注視している目線を、走行中に大きく移動してハンドルよりも手前に配設されている燃料タンクに向けなければ、メーターユニットの表示内容を視認することができないという問題が生じていた。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、カウリングを設けることなく空気抵抗や風切り音を抑制するとともに、走行中でもライダーに対してメーターユニットの表示内容を容易に視認させることができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、車輪の向きを変える操向ハンドル(操向ハンドル110)と、前記操向ハンドルの略中央に配設されたハンドル基部(ハンドル基部110a)と、前記ハンドル基部の前方に配設されたヘッドライトユニット(ヘッドライトユニット210)と、前記ハンドル基部の上方に配設されたメーターユニット(メーターユニット240)と、前記ハンドル基部の後方に配設された燃料タンク(燃料タンク300)とを備え、車両側面視において、前記燃料タンクの前部(前部300f)の頂面(頂面S4)は、後方から前方に向かうに従って高くなる鞍乗型車両であって、車両側面視において、前記メーターユニットの頂面は、前記メーターユニットの前部(前部245a)に形成され、後方から前方に向かうに従って低くなる前傾斜面(前傾斜面S3f)と、前記メーターユニットの後部(前部245b)に形成され、前方から後方に向かうに従って低くなる後傾斜面(後傾斜面S3r)と、前記前傾斜面及び前記後傾斜面に連なり、上方に湾曲する曲面(曲面S3m)とを有し、前記後傾斜面は、前記燃料タンクの前部の頂面の前方への延長線(延長線L1)にほぼ沿っており、前記前傾斜面の前端(前端S3a)は、前記ヘッドライトユニットの後部(後部212r)近傍に位置することを要旨とする。
かかる特徴によれば、車両側面視において、メーターユニットの頂面は、メーターユニットの前部に形成され、後方から前方に向かうに従って低くなる前傾斜面と、メーターユニットの後部に形成され、前方から後方に向かうに従って低くなる後傾斜面と、前傾斜面及び後傾斜面に連なり、上方に湾曲する曲面とを有する。また、後傾斜面は、燃料タンクの前部の頂面の前方への延長線にほぼ沿っており、前傾斜面の前端は、ヘッドライトユニットの後部近傍に位置する。
すなわち、ヘッドライト、メーター頂面及び燃料タンク頂面が、鞍乗型車両の走行時に発生する空気抵抗や風切り音を抑制させるように、滑らかに連なっているため、カウリングを設けることなく空気抵抗や風切り音を抑制することができる。
また、メーターユニットがハンドル基部の上方に配設されていることにより、メーターユニットがハンドル基部の手前に配設されるよりも、ライダーが目線を車両の前方からメーターユニットに向けるときの目線の移動量を少なくさせることができ、走行中でもライダーに対してメーターユニットの表示内容を容易に視認させることができる。
すなわち、かかる特徴によれば、カウリングを設けることなく空気抵抗や風切り音を抑制するとともに、走行中でもライダーに対してメーターユニットの表示内容を容易に視認させることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記ヘッドライトユニットと前記メーターユニットとの間に配設され、操作キーが挿入されるキーシリンダユニット(キーシリンダユニット230)をさらに備えることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、車両側面視において、前記キーシリンダユニットの頂面は、前記ヘッドライトユニットの中央部(中央部212m)の頂面(頂面S1)の後方への延長線(延長線L2)にほぼ沿っていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記キーシリンダユニットは、キーシリンダ本体部(キーシリンダ本体部231)と、前記キーシリンダ本体部の前方を覆うキーシリンダカバー(キーシリンダカバー232)とを有し、車両側面視において、前記キーシリンダカバーは、前方に向かって狭くなる先細り状に形成されており、前記キーシリンダカバーの前端は、前記ヘッドライトユニットの頂面近傍に位置することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記ハンドル基部を保持するハンドルホルダー(ハンドルホルダー140)と、前記メーターユニットと前記ハンドルホルダーとの間に配設される弾性部材(弾性部材612,弾性部材622)とを備え、前記メーターユニットは、前記弾性部材を介して前記ハンドルホルダーに固定されることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記メーターユニットは、メーター本体部(メーター本体部241)と、前記メーター本体部を覆うメーターカバー(メーターカバー245)とを備え、前記メーターカバーは、前記メーター本体部及び前記ハンドルホルダーを覆うことを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記メーター本体部の下方に配設され、前記メーター本体部を支持するメーターステー(メーターステー621)を備え、前記メーターステーは、前記メーターステーの一端側(端部621a)が前記メーター本体部の底部(底部241a)に取り付けられ、前記メーターステーの他端側(端部621b)が前記ハンドルホルダーに取り付けられることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記メーターユニットは(メーターユニット240)は、文字が表示された表示面M1を有する文字盤(文字盤M)と、前記文字盤の上方に配置された透明板(透明板242)とを備え、前記表示面及び前記透明板は、車両の後方かつ下方に傾斜して配設され、前記表示面は、前記透明板よりも、後方かつ下方に大きく傾斜していることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第8の特徴に係り、前記透明板は、前記後傾斜面とほぼ平行に配設されることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、車輪の向きを変える操向ハンドルと、前記操向ハンドルの略中央に形成されたハンドル基部と、前記ハンドル基部の前方に配設されたヘッドライトユニットと、前記ハンドル基部の上方に配設されたメーターユニットを備え、前記ハンドル基部の後方に配設された燃料タンクとを備える鞍乗型車両であって、車両側面視において、前記ヘッドライトユニットの頂面(頂面S1)と、前記メーターユニットの頂面(頂面S3)と、前記燃料タンクの頂面(頂面S4)とは、滑らかに連なるように配設されることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、カウリングを設けることなく空気抵抗や風切り音を抑制するとともに、走行中でもライダーに対してメーターユニットの表示内容を容易に視認させることができる。
(本実施形態に係る鞍乗型車両の全体概略構成)
本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
なお、以下においては、(1)全体概略構成、(2)ハンドル周辺の配設状態、(3)ヘッドライトユニット及びキーシリンダユニットの取付構造、(4)メーターユニットの取付構造、(5)メーター本体部の構成、(6)グリップ周辺の構成、(7)作用及び効果、(8)その他の実施形態、の順で説明する。
(1)全体概略構成
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両を構成する自動二輪車10の左側面図である。本実施形態に係る自動二輪車10は、両足を前方に投げ出すようなライディングポジションとなる、いわゆるアメリカンタイプの自動二輪車であるが、これに限定されないのは勿論である。
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両を構成する自動二輪車10の左側面図である。本実施形態に係る自動二輪車10は、両足を前方に投げ出すようなライディングポジションとなる、いわゆるアメリカンタイプの自動二輪車であるが、これに限定されないのは勿論である。
図1に示すように、自動二輪車10は、前輪20及び後輪40を備え、エンジン30を用いて後輪40を駆動する。
前輪20は、左右一対のフロントフォーク21によって回動可能に支持されている。左右一対のフロントフォーク21の上部には、アッパーブラケット120が連結されている。アッパーブラケット120には、前輪20(車輪)の向きを変える棒状の操向ハンドル110が取り付けられている。
ヘッドライトユニット210は、操向ハンドル110の前方に配設されており、自動二輪車10の進行方向の路面Rなどに対して、バルブ(不図示)の光を照射する。また、ヘッドライトユニット210には、フロント方向指示灯220が取り付けられている。
キーシリンダユニット230は、ヘッドライトユニット210とメーターユニット240との間に配設される。また、キーシリンダユニット230は、自動二輪車10を操作する際に用いられるキー(不図示)が挿入される。
メーターユニット240は、操向ハンドル110の上方に配設されており、自動二輪車10の走行速度、走行距離等を表示する。
燃料タンク300は、操向ハンドル110の後方に配設され、エンジン30に供給される燃料を蓄える。
(2)ハンドル周辺の配設状態
次に、図2〜図4を参照して、ヘッドライトユニット210、キーシリンダユニット230、メーターユニット240及び燃料タンク300の配設状態について詳細に説明する。
次に、図2〜図4を参照して、ヘッドライトユニット210、キーシリンダユニット230、メーターユニット240及び燃料タンク300の配設状態について詳細に説明する。
図2は、ヘッドライトユニット210、キーシリンダユニット230、メーターユニット240及び燃料タンク300を含むハンドル周辺の拡大斜視図である。図3は、ヘッドライトユニット210、キーシリンダユニット230、メーターユニット240及び燃料タンク300を含むハンドル周辺の拡大平面図である。図4は、ヘッドライトユニット210、キーシリンダユニット230、メーターユニット240及び燃料タンク300を含むハンドル周辺の拡大側面図である。
ヘッドライトユニット210は、操向ハンドル110(具体的には、図2に示す操向ハンドル110の略中央に位置するハンドル基部110a)の前方に配設されている。
また、ヘッドライトユニット210は、レンズ部211と、ヘッドライト本体部212とを有している。レンズ部211は、自動二輪車10の進行方向の路面R等に、ヘッドライト本体部212に配設されているバルブ(不図示)が発した光を誘導する。
キーシリンダユニット230は、キーシリンダ本体部231と、キーシリンダカバー232とを有している。
キーシリンダ本体部231は、自動二輪車10を操作する際に用いられるキー(不図示)が挿入されるキーホール231aを有している。また、キーシリンダ本体部231は、キーホール231aに挿入されたキー(不図示)が操作されることにより、自動二輪車10に具備されている各種の電装部品(不図示)に電力を供給するON状態と、当該電力の供給を停止するOFF状態とを切り替える。
キーシリンダカバー232は、キーシリンダ本体部231の前方から側方にかけて延びており、キーシリンダ本体部231の前方から側方にかけてキーシリンダ本体部231を覆う。
メーターユニット240は、ハンドル基部110aの上方に配設されており、メーター本体部241と、メーターカバー245とを有している(図4参照)。メーター本体部241は、自動二輪車10走行速度、走行距離等を表示する。メーターカバー245は、メーター本体部241を覆う。
次に、図4を参照して、ヘッドライトユニット210の頂面であるヘッドライト頂面S1、キーシリンダユニット230の頂面であるキーシリンダ頂面S2、メーターユニット240の頂面であるメーター頂面S3、及び燃料タンク300の頂面である燃料タンク頂面S4の配設状態について詳細に説明する。
図4の車両側面視に示すように、自動二輪車10の側面視において、ヘッドライト頂面S1、メーター頂面S3、及び燃料タンク頂面S4は、滑らかに連なっている。
具体的には、燃料タンク300の前部300fの頂面S4は、後方から前方に向かうに従って高くなる。
また、メーターユニット240の頂面S3は、前傾斜面S3f、後傾斜面S3r及び曲面S3mを有する。前傾斜面S3fは、メーターユニット240の前部245aに形成され、後方から前方に向かうに従って低くなる。後傾斜面S3rは、メーターユニット240の前部245bに形成され、前方から後方に向かうに従って低くなる。曲面S3mは、前傾斜面S3f及び後傾斜面S3rに連なり、上方に湾曲する。
さらに、後傾斜面S3rは、燃料タンク300の前部300mの頂面S4の前方への延長線L1にほぼ沿っている。前傾斜面S3fの前端S3aは、ヘッドライトユニット210の後部212r近傍に位置する。
なお、キーシリンダユニット230の頂面L2は、ヘッドライトユニット210の中央部212mの頂面S1の後方への延長線L2にほぼ沿っている。キーシリンダカバー232(図5参照)は、前方に向かって狭くなる先細り状に形成されており、キーシリンダカバー232の前端は、ヘッドライトユニットの頂面S1近傍に位置する。
(3)ヘッドライトユニット及びキーシリンダユニットの取付構造
次に、図5〜図7を参照して、ヘッドライトユニット210及びキーシリンダユニット230の取付構造について詳細に説明する。
次に、図5〜図7を参照して、ヘッドライトユニット210及びキーシリンダユニット230の取付構造について詳細に説明する。
図5は、ヘッドライトユニット210及びキーシリンダユニット230の拡大側面図である。図6は、ヘッドライトユニット210及びキーシリンダユニット230の拡大平面図である。図7は、図6に示すF7−F7方向の断面図である。
(3.1)ヘッドライトユニット210の取付構造
図5に示すように、ヘッドライトブラケット213は、アンダーブラケット130に取り付けられる取付部分213aと、ヘッドライト本体部212の後端部212aに取り付けられる取付部分213bとを有している。
図5に示すように、ヘッドライトブラケット213は、アンダーブラケット130に取り付けられる取付部分213aと、ヘッドライト本体部212の後端部212aに取り付けられる取付部分213bとを有している。
アンダーブラケット130の前面130aには、ビス215が、取付部分213aに形成された孔(不図示)を介してねじ込まれる。ヘッドライト本体部212の後端部212aには、ビス214が、取付部分213bに形成された孔(不図示)を介してねじ込まれる。
これにより、ヘッドライトユニット210は、ヘッドライトブラケット213を介してアンダーブラケット130に取り付けられる。
(3.2)キーシリンダユニット230の取付構造
図5〜図7を参照してキーシリンダユニット230(キーシリンダ本体部231,キーシリンダカバー232)の取付構造について説明する。
図5〜図7を参照してキーシリンダユニット230(キーシリンダ本体部231,キーシリンダカバー232)の取付構造について説明する。
先ず、図5を参照してキーシリンダ本体部231の取付構成について詳細に説明する。
図5に示すように、キーシリンダ本体部231は、アッパーブラケット120の略中央120a(図6参照)の前側に配設されており、キーシリンダブラケット231bを有している。キーシリンダブラケット231bは、キーシリンダ本体部231の取り付けに用いられる。
図5に示すように、アッパーブラケット120の略中央120aの底部には、ビス500が、キーシリンダブラケット231bに形成された孔(不図示)を介してねじ込まれる。これにより、キーシリンダ本体部231は、アッパーブラケット120に取り付けられる。
次に、図6及び図7を参照してキーシリンダカバー232の取付構成について詳細に説明する。
図6に示すように、カバーブラケット510は、キーシリンダカバー232の取り付けに用いられる。
また、カバーブラケット510は、アッパーブラケット120の前面120bと向い合う平坦部510aと、自動二輪車10の平面視においてキーシリンダ本体部231の略前半分の側面に沿って形成された湾曲部510bと、自動二輪車10の平面視において湾曲部510bから前方に向けて突出された突出部510cと、突出部510cの先端部510dと、先端部510dから左右方向に延びる台座部510eとを有している。平坦部510aには、自動二輪車10の平面視において平坦部510aの前方に延びる台座部510fが形成されている。
上述したアッパーブラケット120の前面120bには、ビス520が、平坦部510aに形成された孔(不図示)を介してねじ込まれる。これにより、カバーブラケット510はアッパーブラケット120に取り付けられる。
図7に示すように、キーシリンダカバー232は、キーシリンダカバー232の内側から外側に向って形成された突出片522及び突出片524を有している。突出片522には、ビス521が、台座部510fに形成された孔(不図示)を介してねじ込まれる。突出片524には、ビス523が、台座部510eに形成された孔(不図示)を介してねじ込まれる。これにより、キーシリンダカバー232はカバーブラケット510に取り付けられる。
したがって、キーシリンダカバー232は、カバーブラケット510を介してアッパーブラケット120に取り付けられる。
(4)メーターユニットの取付構造
図8〜図11を参照してメーターユニット240(メーター本体部241,メーターカバー245)の取付構造について詳細に説明する。本実施形態では、メーターカバー245は、メーター本体部241を覆うとともに、操向ハンドル110が固定されるハンドルホルダー140も覆っている。
図8〜図11を参照してメーターユニット240(メーター本体部241,メーターカバー245)の取付構造について詳細に説明する。本実施形態では、メーターカバー245は、メーター本体部241を覆うとともに、操向ハンドル110が固定されるハンドルホルダー140も覆っている。
(4.1)メーター本体部の取付構造
先ず、図8を参照してメーター本体部241の取付構造について詳細に説明する。図8は、メーター本体部241及びメーターカバー245の拡大側面図である。
先ず、図8を参照してメーター本体部241の取付構造について詳細に説明する。図8は、メーター本体部241及びメーターカバー245の拡大側面図である。
図8に示すように、メーターステー621は、メーター本体部241の下方に配設され、メーター本体部241を支持する。メーターステー621の端部(一端側)621aは、弾性部材622のそれぞれの間に配設され、弾性部材622とともにビス624によってメーター本体部241の底部241aに取り付けられる。
メーターステー621の端部(他端側)621bには、ボルト626がハンドルホルダー140を介してねじ込まれる。ねじ込まれたボルト626にナット625が螺入させられることにより、メーターステー621の端部621bは、ハンドルホルダー140に取り付けられる。
したがって、メーター本体部241は、メーターステー621を介してハンドルホルダー140に取り付けられる。
(4.2)メーターカバーの取付構造
次に、図9及び図10を参照してメーターカバー245の取付構造について詳細に説明する。図9は、図8に示すF9−F9方向の断面図である。図10は、図8に示すF10−F10方向の断面図である。
次に、図9及び図10を参照してメーターカバー245の取付構造について詳細に説明する。図9は、図8に示すF9−F9方向の断面図である。図10は、図8に示すF10−F10方向の断面図である。
図9に示すように、メーターカバー245の側面の前部245aには、ビス610がスペーサー611を介してハンドルホルダー140にねじ込まれる。
また、スペーサー611とメーターカバー245の前部245aとの間には、弾性部材612が挿入される。これにより、メーターカバー245の側面の前部245aはハンドルホルダー140に取り付けられる。
図10に示すように、メーターカバー245の側面の後部245bには、ビス615が弾性部材616を介してメーター本体部241にねじ込まれる。これにより、メーターカバー245の側面の後部245bはメーター本体部241に取り付けられる。
したがって、メーターユニット240(メーター本体部241,メーターカバー245)は、弾性部材612,622を介して、ハンドルホルダー140に取り付けられる。
このように、操向ハンドル110、ハンドルホルダー140、メーター本体部241及びメーターカバー245がサブユニットとして一体に組み立てられる。組み立てられたサブユニットは、ハンドルホルダー140の下端部140aがアッパーブラケット120の孔120c(図6参照)に挿入されて固定されることにより、アッパーブラケット120に装着される。
(5)メーター本体部の構成
図11を参照してメーター本体部241の構成について説明する。図11に示すように、メーター本体部241は、透明板242,243と、文字盤Mとを有している。透明板242は、メーター本体部241の頂面を形成している。透明板243は、透明板242から離間して配設されている。
図11を参照してメーター本体部241の構成について説明する。図11に示すように、メーター本体部241は、透明板242,243と、文字盤Mとを有している。透明板242は、メーター本体部241の頂面を形成している。透明板243は、透明板242から離間して配設されている。
文字盤Mは、自動二輪車10の走行速度を示す目盛りなどの文字が表示された表示面M1を有している。また、文字盤Mには、表示部244が配設されている(図13参照)。
図11に示すように、自動二輪車10の側面視において、文字盤Mを通る直線L11と、透明板242(又は透明板243)を通る直線L21とは、自動二輪車10の後輪40に向って下斜めになっている。また、自動二輪車10の側面視において、直線L11は、直線L21よりも大きく傾斜している。
(6)グリップ周辺の構成
図12及び図13を参照してグリップ周辺の構成について説明する。操向ハンドル110の端部には、グリップ部110bが配設されている。グリップ部110bよりも車幅方向内側には、スイッチ部80が配設されている。
図12及び図13を参照してグリップ周辺の構成について説明する。操向ハンドル110の端部には、グリップ部110bが配設されている。グリップ部110bよりも車幅方向内側には、スイッチ部80が配設されている。
スイッチ部80は、表示部244の表示内容の切替に用いられる。本実施形態では、スイッチ部80は、セレクトスイッチ801と、リセットスイッチ822とを有している。
セレクトスイッチ801は、シーソー型のスイッチである。また、セレクトスイッチ801は、セレクトスイッチ801の長手方向が操向ハンドル110の長手方向に対して直角方向に沿うように配設されている。なお、セレクトスイッチ801は、セレクトスイッチ801の長手方向が操向ハンドル110の長手方向に沿うように配設されてもよい。
また、セレクトスイッチ801は、セレクトスイッチ801の端部801a及び端部801bのいずれかが押圧されることにより、表示部244の表示内容を切り替える。当該表示内容には、自動二輪車10の走行速度、走行積算距離、現在時刻、燃料残量、所定期間内の走行距離(トリップ)などが含まれている。
リセットスイッチ822は、表示部244の表示内容のリセットに用いられる。例えば、表示部244にトリップの内容が表示されているときに、リセットスイッチ822が操作された場合には、リセットスイッチ822は、トリップの内容をリセットする。
次に、図13を参照して表示部244の表示内容が切り替えられる様子について説明する。図13(a)は、文字盤Mに配設された表示部244を示している。図13(b)に示すように、例えば、表示部244の表示内容には、自動二輪車10の走行速度の内容が示されている。
図13(c)に示すように、例えば、セレクトスイッチ801の端部801aが押圧された場合には、セレクトスイッチ801は、自動二輪車10の走行速度の内容をトリップの内容に切り替える。
図13(d)に示すように、例えば、さらにセレクトスイッチ801の端部801aが押圧された場合には、セレクトスイッチ801は、トリップの内容を現在時刻の内容に切り替える。
図13(e)に示すように、セレクトスイッチ801の端部801bが押圧された場合には、セレクトスイッチ801は、現在時刻の内容を1つ前のトリップの内容に戻す。
このように、セレクトスイッチ801の端部801a又は端部801bが押圧されることにより、現在の表示内容が、設定順序に従う次又は前の表示内容に切り替えられる。
(7)作用及び効果
以上説明した本実施形態に係る自動二輪車10によれば、ヘッドライト頂面S1、メーター頂面S3及び燃料タンク頂面S4が滑らかに連なっている。具体的には、メーターユニット240の頂面S3は、前傾斜面S3f、後傾斜面S3r及び曲面S3mを有する。前傾斜面S3fは、メーターユニット240の前部245aに形成され、後方から前方に向かうに従って低くなる。後傾斜面S3rは、メーターユニット240の前部245bに形成され、前方から後方に向かうに従って低くなる。曲面S3mは、前傾斜面S3f及び後傾斜面S3rに連なり、上方に湾曲する。さらに、後傾斜面S3rは、燃料タンク300の前部300fの頂面S4の前方への延長線L1にほぼ沿っている。前傾斜面S3fの前端S3aは、ヘッドライトユニット210の後部212r近傍に位置する。
以上説明した本実施形態に係る自動二輪車10によれば、ヘッドライト頂面S1、メーター頂面S3及び燃料タンク頂面S4が滑らかに連なっている。具体的には、メーターユニット240の頂面S3は、前傾斜面S3f、後傾斜面S3r及び曲面S3mを有する。前傾斜面S3fは、メーターユニット240の前部245aに形成され、後方から前方に向かうに従って低くなる。後傾斜面S3rは、メーターユニット240の前部245bに形成され、前方から後方に向かうに従って低くなる。曲面S3mは、前傾斜面S3f及び後傾斜面S3rに連なり、上方に湾曲する。さらに、後傾斜面S3rは、燃料タンク300の前部300fの頂面S4の前方への延長線L1にほぼ沿っている。前傾斜面S3fの前端S3aは、ヘッドライトユニット210の後部212r近傍に位置する。
したがって、本実施形態によれば、自動二輪車10にカウリングを設けることなく空気抵抗や風切り音を抑制することができる。
また、メーターユニット240がハンドル基部110aの上方に配設されていることにより、メーターユニット240がハンドル基部110aの手前に配設されるよりも、ライダーが目線を車両の前方からメーターユニット240に向けるときの目線の移動量を少なくさせることができ、走行中でもライダーに対してメーターユニット240の表示内容を容易に視認させることができる。
さらに、メーターユニット240が弾性部材612,622を介してハンドルホルダー140に固定されることにより、メーターユニット240自体の振動が抑制されるため、ライダーに対してメーターユニット240の表示内容をより視認させ易くすることができる。
また、メーターカバー245がメーター本体部241のみならずにハンドルホルダー140も覆うことにより、さらに効果的に空気抵抗や風切り音を抑制することができる。
さらに、メーターステー621は、メーター本体部241の下方に配設されており、メーターステー621の端部621aがメーター本体部241の底部に取り付けられ、メーターステー621の端部621bがハンドルホルダー140に取り付けられる。このため、メーターステー621をライダーに対して視認させ難くすることができ、メーターユニット240の外観性を向上させることができる。
また、自動二輪車10の側面視において、文字盤Mを通る直線L11と、透明板242(又は透明板243)を通る直線L21とが自動二輪車10の後輪40に向かって下斜めになっており、当該直線L11が当該直線L21よりも大きく傾斜している。これにより、文字盤Mがライダー側により傾けられるため、表示部244及び文字盤Mの内容をライダーに対してさらに視認させ易くすることができる。
さらに、セレクトスイッチ801の端部801a又は端部801bが押圧されることにより、現在の表示内容が、設定順序に従う次又は前の表示内容に切り替えられる。これにより、表示内容のそれぞれに対応してスイッチが設けられていないため、ライダーは、1つのセレクトスイッチ801を操作するだけで所望の表示内容を表示させることができる。
また、ライダーの指がグリップ部110bから大きく離れない位置にスイッチ部80が設けられているため、ライダーは、自動二輪車10の操縦安定性を確保したまま、スイッチ部80を迅速に操作することができる。
さらに、操向ハンドル110、ハンドルホルダー140、メーター本体部241及びメーターカバー245がサブユニットとして一体に組み立てられるため、当該サブユニットを車体に容易に取り付けることができる。
(8)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、自動二輪車10の側面視において、ヘッドライト頂面S1の前端S1aと燃料タンク頂面S4の後端S4aとを通る直線SLは、後輪40に向かって下斜めになっているが、後輪40の上端と下端との間を通っていればよい。
さらに、上述した本発明の実施形態では、メーターユニット240は、弾性部材612,622を介してハンドルホルダー140に取り付けられているが、弾性部材612,622を介さずにハンドルホルダー140に取り付けられてもよい。
また、上述した本発明の実施形態では、メーターカバー245は、メーター本体部241のみならずにハンドルホルダー140も覆っているが、ハンドルホルダー140を覆わなくてもよい。
さらに、上述した本発明の実施形態では、メーターステー621は、メーター本体部241の下方に配設されているが、メーター本体部241の下方以外に配設されてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
M…文字盤、M1…表示面、R…路面、S1…ヘッドライト頂面、S1a…前端、S2…キーシリンダ頂面、S3…メーター頂面、S3f…前傾斜面、S3m…曲面、S3r…後傾斜面、S4…燃料タンク頂面、S4a…後端、SL…直線、10…自動二輪車、20…前輪、21…フロントフォーク、30…エンジン、40…後輪、80…スイッチ部、110…操向ハンドル、110a…ハンドル基部、110b…グリップ部、120…アッパーブラケット、120a…略中央、120b…前面、120c…孔、130…アンダーブラケット、130a…前面、140…ハンドルホルダー、140a…下端部、210…ヘッドライトユニット、211…レンズ部、212…ヘッドライト本体部、212a…後端部、213…ヘッドライトブラケット、213a…取付部分、213b…取付部分、214…ビス、215…ビス、220…フロント方向指示灯、230…キーシリンダユニット、231…キーシリンダ本体部、231a…キーホール、231b…キーシリンダブラケット、232…キーシリンダカバー、240…メーターユニット、241…メーター本体部、241a…底部、242,243…透明板、244…表示部、245…メーターカバー、245a…前端部、245b…後端部、300…燃料タンク、500…ビス、510…カバーブラケット、510a…平坦部、510b…湾曲部、510c…突出部、510d…先端部、510e…台座部、510f…台座部、520…ビス、521…ビス、522…突出片、523…ビス、524…突出片、610…ビス、611…スペーサー、612,622…弾性部材、615…ビス、616…弾性部材、621…メーターステー、621a…端部、621b…端部、622…弾性部材、624…ビス、625…ナット、626…ボルト、801…セレクトスイッチ、801a…端部、801b…端部、822…リセットスイッチ
Claims (10)
- 車輪の向きを変える操向ハンドルと、
前記操向ハンドルの略中央に配設されたハンドル基部と、
前記ハンドル基部の前方に配設されたヘッドライトユニットと、
前記ハンドル基部の上方に配設されたメーターユニットと、
前記ハンドル基部の後方に配設された燃料タンクと
を備え、
車両側面視において、前記燃料タンクの前部の頂面は、後方から前方に向かうに従って高くなる鞍乗型車両であって、
車両側面視において、前記メーターユニットの頂面は、
前記メーターユニットの前部に形成され、後方から前方に向かうに従って低くなる前傾斜面と、
前記メーターユニットの後部に形成され、前方から後方に向かうに従って低くなる後傾斜面と、
前記前傾斜面及び前記後傾斜面に連なり、上方に湾曲する曲面と
を有し、
前記後傾斜面は、前記燃料タンクの前部の頂面の前方への延長線にほぼ沿っており、
前記前傾斜面の前端は、前記ヘッドライトユニットの後部近傍に位置する鞍乗型車両。 - 前記ヘッドライトユニットと前記メーターユニットとの間に配設され、操作キーが挿入されるキーシリンダユニットをさらに備える請求項1に記載の鞍乗型車両。
- 車両側面視において、前記キーシリンダユニットの頂面は、前記ヘッドライトユニットの中央部の頂面の後方への延長線にほぼ沿っている請求項2に記載の鞍乗型車両。
- 前記キーシリンダユニットは、
キーシリンダ本体部と、
前記キーシリンダ本体部の前方を覆うキーシリンダカバーと
を有し、
車両側面視において、
前記キーシリンダカバーは、前方に向かって狭くなる先細り状に形成されており、
前記キーシリンダカバーの前端は、前記ヘッドライトユニットの頂面近傍に位置する請求項2に記載の鞍乗型車両。 - 前記ハンドル基部を保持するハンドルホルダーと、
前記メーターユニットと前記ハンドルホルダーとの間に配設される弾性部材とをさらに備え、
前記メーターユニットは、前記弾性部材を介して前記ハンドルホルダーに固定される請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記メーターユニットは、
メーター本体部と、
前記メーター本体部を覆うメーターカバーとを備え、
前記メーターカバーは、前記メーター本体部及び前記ハンドルホルダーを覆う請求項5に記載の鞍乗型車両。 - 前記メーター本体部の下方に配設され、前記メーター本体部を支持するメーターステーをさらに備え、
前記メーターステーは、前記メーターステーの一端側が前記メーター本体部の底部に取り付けられ、前記メーターステーの他端側が前記ハンドルホルダーに取り付けられる請求項6に記載の鞍乗型車両。 - 前記メーターユニットは、
文字が表示された表示面を有する文字盤と、
前記文字盤の上方に配置された透明板と
を備え、
前記表示面及び前記透明板は、車両の後方かつ下方に傾斜して配設され、
前記表示面は、前記透明板よりも、後方かつ下方に大きく傾斜している請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記透明板は、前記後傾斜面とほぼ平行に配設される請求項8に記載の鞍乗型車両。
- 車輪の向きを変える操向ハンドルと、
前記操向ハンドルの略中央に形成されたハンドル基部と、
前記ハンドル基部の前方に配設されたヘッドライトユニットと、
前記ハンドル基部の上方に配設されたメーターユニットと、
前記ハンドル基部の後方に配設された燃料タンクと
を備える鞍乗型車両であって、
車両側面視において、前記ヘッドライトユニットの頂面と、前記メーターユニットの頂面と、前記燃料タンクの頂面とは、滑らかに連なるように配設される鞍乗型車両。
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