JP2008024385A - 物品管理システム - Google Patents

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剛 山上
Yoshiaki Ide
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Abstract

【課題】無線通信媒体を物品に添付して物品を管理する場合に、情報処理装置に接続されたアクセスポイントが設けられていない環境においても、無線通信媒体を大型化したりその構成を複雑化したりすることなく、物品を管理する。
【解決手段】物品に添付されたセンサ付き無線ICタグ10にて物品の周囲温度を計測し、周囲温度を計測する度毎に周囲温度データを自立的にロギング装置20に送信する。ロギング装置20においては、センサ付き無線ICタグ10から送信されてきた周囲温度データをメモリ24に記憶・保持しておき、その後、情報処理装置40が接続された場合に、メモリ24に記憶・保持された周囲温度データを情報処理装置40に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品の保管環境を管理する物品管理システムに関し、特に、物品に無線通信媒体を添付して物品の保管環境を管理する物品管理システムに関する。
従来より、飲食物等、その品質が保管環境の影響を受ける物品においては、保管環境の厳重な管理が要求される。例えば、酒類や冷凍食品等においては、決められた温度範囲での管理が必要とされ、そのための様々な工夫がなされている。例えば、特許文献1には、物品となる酒類を梱包する箱等に、環境データの推移を記録する無線通信媒体であるRFID(Radio Frequency Identification)を添付しておき、RFID内のメモリに記録された環境データの推移により酒類の流通保管状態を管理する技術が記載されている。この技術においては、酒類を梱包する箱等に添付されたRFID内のメモリに、酒類の流通経路における環境データを書き込んでおき、その後、酒類の配送先等において、RFID内のメモリに書き込まれた環境データを読み出すことにより、酒類の流通保管状態が管理されている。
また、このようにRFID内のメモリに環境データを書き込んでおき、その後、RFID内のメモリに書き込まれた環境データを読み出す場合は、例えば、RFIDとして、電池を内蔵し、自ら電波を発信するアクティブ型RFIDを用い、環境データを読み出すアクセスポイントからRFIDに対して、メモリに書き込まれた環境データを送信するリクエスト信号を送信し、そのリクエスト信号を受信したRFIDが、メモリに書き込まれた環境データを読み出してアクセスポイントに送信することが考えられる。アクセスポイントはインタフェースを介してパソコン等の情報処理装置と接続されており、RFIDから送信されてきた環境データはアクセスポイントを介して情報処理装置に送信され、情報処理装置にて物品の流通保管状態が管理されることになる。
このように、近年においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なRFIDが様々な分野で利用されており、物品の流通管理においても、流通経路における環境データを書き込んでその環境データを読み出すというように利用されている。非接触状態にて情報の読み出しが可能なRFIDにおいては、離れた場所から非接触状態にて情報を読み出すことが可能なことや、複数の物品に添付されたRFIDから情報を同時に読み出すことが可能なこと等から、物品を管理するための作業の効率化を図ることができる。
特開2005−314073号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたものにおいては、物品の流通経路における環境データをRFIDに書き込んでおき、その後、物品の配送先等において、RFIDに書き込まれた環境データを読み出すことになるため、記録しておく環境データの量が多くなると、RFIDのメモリを大容量のものとしなければならないという問題点がある。また、記録しておく環境データの量がさらに多い場合は、RFIDのメモリ以外に外部メモリを設けなければならず、物品に添付する無線通信媒体が大型化してしまうという問題点がある。また、流通経路にて書き込まれた環境データを物品の配送先等において一度に読み出すことになるため、RFIDが電池内蔵のものである場合は、書き込まれた環境データを読み出す際に電池が大きく消耗してしまうという問題点がある。
また、上述したように、環境データを読み出すアクセスポイントから、メモリに書き込まれた環境データを送信するリクエスト信号がRFIDに送信され、そのリクエスト信号を受信したRFIDが、メモリに書き込まれた環境データを読み出してアクセスポイントに送信する場合は、アクセスポイントから送信されたリクエスト信号を受信するための受信機能と、環境データをアクセスポイントに送信するための送信機能とを無線通信媒体に設ける必要が生じ、物品に添付する無線通信媒体の小型化及び部品構成の簡素化を図ることが困難となってしまうという問題点がある。また、RFIDにおいては、アクセスポイントから送信されるリクエスト信号を受信するために、常に受信可能な状態としておく必要があるため、電池の寿命が短くなってしまうという問題点がある。また、情報処理装置に接続されたアクセスポイントが設けられていない環境においては、RFIDに書き込まれた環境データを読み出すことができないという問題点がある。これは、例えば、物品をトラック等の輸送手段で輸送する場合、トラック等の輸送手段には、情報処理装置に接続されたアクセスポイントが設けられている場合が少なく、そのため、アクセスポイントが設けられた配送先等において、RFIDに書き込まれた環境データを読み出すことになるため、上記同様の問題点が生じる。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、無線通信媒体を物品に添付して物品を管理する場合に、情報処理装置に接続されたアクセスポイントが設けられていない環境においても、無線通信媒体を大型化したりその構成を複雑化したりすることなく、物品を管理することができる物品管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
物品に添付された無線通信媒体にて取得された当該物品の環境データを情報処理装置にて管理する物品管理システムであって、
前記無線通信媒体にて取得された環境データを保持するデータ保持装置を有し、
前記無線通信媒体は、
添付された物品の環境データを予め決められたタイミングで取得する環境データ取得手段と、
前記環境データ取得手段にて環境データが取得される度毎に、該環境データを自立的に前記データ保持装置に送信する送信手段とを有し、
前記データ保持装置は、
前記無線通信媒体から送信されてきた環境データを受信する受信手段と、
前記受信手段にて受信された環境データを記憶・保持する記憶手段と、
前記情報処理装置と接続可能に構成され、前記情報処理装置に接続された場合に、前記記憶手段に記憶・保持された環境データを前記情報処理装置に出力可能な出力手段とを有する。
上記のように構成された本発明においては、物品に添付された無線通信媒体の環境データ取得手段において、添付された物品の周囲温度等の環境データが予め決められたタイミングで取得される。そして、無線通信媒体の送信手段において、環境データ取得手段にて環境データが取得される度毎に、取得された環境データが自立的にデータ保持装置に送信される。データ保持装置においては、無線通信媒体から送信されてきた環境データが受信手段にて受信されると、受信された環境データが記憶手段に記憶・保持される。その後、物品の環境データを管理する情報処理装置がデータ保持装置の出力手段に接続されると、記憶手段に記憶・保持された環境データが情報処理装置に出力される。
このように、物品に添付された無線通信媒体にて取得された物品の環境データが予め決められたタイミングで取得され、環境データが取得される度毎に、取得された環境データが無線通信媒体から自立的にデータ保持装置に送信されるので、環境データを送信するためのリクエスト信号を受信する受信機能を無線通信媒体に設ける必要がない。また、無線通信媒体にて物品の環境データが取得されるとその環境データはデータ保持装置に送信されて記憶・保持されるので、無線通信媒体において、取得された環境データを記録しておくために大容量のメモリや外部メモリを必要とせず、また、無線通信媒体に内蔵された電池が大きく消耗してしまうことがない。また、無線通信媒体にて取得された環境データがデータ保持装置にて記憶・保持され、その後、物品の環境データを管理する情報処理装置がデータ保持装置の出力手段に接続されると、記憶手段に記憶・保持された環境データが情報処理装置に出力されるので、情報処理装置に接続されたアクセスポイントが設けられていない環境においても、無線通信媒体を大型化することなく、物品を管理することができる。
以上説明したように本発明においては、物品に添付された無線通信媒体にて取得された物品の環境データが予め決められたタイミングで取得され、環境データが取得される度毎に、取得された環境データが無線通信媒体から自立的にデータ保持装置に送信される構成としたため、環境データを送信するためのリクエスト信号を受信する受信機能を無線通信媒体に設ける必要がなく、無線通信媒体を大型化したりその構成を複雑化したりすることなく、物品を管理することができる。
また、無線通信媒体にて取得された環境データがデータ保持装置に送信されて記憶・保持される構成としたため、無線通信媒体において、取得された環境データを記録しておくために大容量のメモリや外部メモリを必要とせず、また、無線通信媒体に内蔵された電池が大きく消耗してしまうことを回避することができる。
また、無線通信媒体にて取得された環境データがデータ保持装置にて記憶・保持され、その後、物品の環境データを管理する情報処理装置がデータ保持装置の出力手段に接続されると、記憶手段に記憶・保持された環境データが情報処理装置に出力される構成としたため、情報処理装置に接続されたアクセスポイントが設けられていない環境においても、無線通信媒体を大型化することなく、物品を管理することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の物品管理システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、管理する物品に添付され、添付された物品の環境データとなる周囲温度データを取得する無線通信媒体であるセンサ付き無線ICタグ10と、センサ付き無線ICタグ10にて取得された周囲温度データを記憶・保持し、外部出力インタフェース30を介して情報処理装置40に出力可能なデータ保持装置であるロギング装置20とから構成されている。
センサ付きICタグ10は、電源を内蔵して自ら電波を発信するアクティブ型RFIDであって、電源18と、環境データ取得手段である温度センサ17及び計測データ入力部14と、電源制御部13と、メモリ15と、送信手段である通信データ出力部12及び無線送信部16とから構成されている。なお、電源制御部13、計測データ入力部14、メモリ15及び通信データ出力部12は、例えば1チップで構成され、タグCPU部11となっている。
温度センサ17は、周囲温度を計測し、計測した周囲温度データをアナログ値で出力する。これにより、センサ付き無線ICタグ10が物品に添付されている状態においては、その物品の周囲温度が温度センサ17によって計測されることになる。
電源制御部13は、タグCPU部11のウォッチドッグタイマ機能(不図示)により、タグCPU部11をON状態とするとともに、電源18から温度センサ17及び無線送信部16への電源供給を制御する。
計測データ入力部14は、温度センサ17にて計測されたアナログ地の周囲温度データを取り込み、デジタル値に変換してメモリ15に書き込む。
メモリ15は、上書きメモリであり、計測データ入力部14にてデジタル値に変換された周囲温度データを温度センサ17における1回の計測毎に一時的に保存するものである。
通信データ出力部12は、メモリ15に一時的に保存された周囲温度データを、ロギング装置20への通信形態として出力する。
無線送信部16は、通信データ出力部12から出力された周囲温度データをロギング装置20に無線送信する。
また、ロギング装置20は、受信手段である無線受信部26及び通信データ入力部22と、電源制御部23と、記憶手段であるメモリ24と、出力手段である計測データ出力部25と、電源27とから構成されている。なお、通信データ入力部22、電源制御部23、メモリ24及び計測データ出力部25は、例えば1チップで構成され、CPU部21となっている。
無線受信部26は、センサ付き無線ICタグ10から送信されてきた周囲温度データを無線を介して受信する。
通信データ入力部22は、無線受信部26にて受信された周囲温度データをメモリ24に書き込む。
電源制御部23は、電源27からの無線受信部26への電源供給を制御する。
メモリ24は、無線受信部26にて受信された周囲温度データが通信データ入力部22によって書き込まれ、該周囲温度データを温度センサ17における複数回の計測分記憶・保持するものであって、複数の周囲温度データを記憶するために十分な容量を有するものである。なお、SDカード等の分離型であってもよい。
計測データ出力部25は、外部出力インタフェース30を介して情報処理装置40と接続可能に構成され、外部出力インタフェース30を介して情報処理装置40と接続された場合に、メモリ24に記憶・保持された周囲温度データを情報処理装置40に出力する。
以下に、上記のように構成された物品管理システムを用いた物品管理方法について説明する。
まず、センサ付き無線ICタグ10にて取得された物品の周囲温度データをロギング装置20に記憶・保持するまでの処理について説明する。
図2は、図1に示した物品管理システムを用いて物品の周囲温度を実際に管理する例を示す図である。
本例においては図2に示すように、輸送される物品50がコンテナ60内に収容され、その物品50のそれぞれにセンサ付き無線ICタグ10が添付されている。また、このコンテナ60内には、ロギング装置20が設置されている。センサ付き無線ICタグ10は、ラベル形態として物品50に貼付したり、物品50に設けられた収容部に収容したりすることにより物品50に添付することが考えられる。ロギング装置20は、物品50に添付されたセンサ付き無線ICタグ10と通信可能な場所であれば、設置場所はコンテナ60内に限らず、コンテナ60を積載した車両の運転席等に設置することも考えられる。
図3は、図1に示した物品管理システムを用いて図2に示した物品50の周囲温度データをロギング装置20に記憶・保持するまでの処理を説明するためのフローチャートである。
センサ付き無線ICタグ10のタグCPU部11においては、ウォッチドッグタイマ機能により、タグCPU部11をON状態にする時間であるかどうかが常時監視されている。そして、タグCPU部11をON状態にする時間になると(ステップS1)、電源制御部13の制御により、タグCPU部11がON状態に設定されるとともに、電源18から供給される電力によって温度センサ17及び無線送信部16が起動する(ステップS2)。
温度センサ17が起動すると、温度センサ17において、周囲温度、すなわちこのセンサ付き無線ICタグ10が添付された物品50の周囲温度が計測され、計測された周囲温度データが計測データ入力部14にて取り込まれる(ステップS3)。この際、温度センサ17からは周囲温度データがアナログ値で出力されるため、計測データ入力部14にて取り込まれる周囲温度データはアナログ値となる。
計測データ入力部14においては、アナログ値として取り込まれた周囲温度データがデジタル値に変換され、デジタル値に変換された周囲温度データがメモリ15に一時的に保存される(ステップS4)。
次に、通信データ出力部12において、メモリ15に一時的に保存された周囲温度データが読み出され、ロギング装置20への通信形態に変換される。この際、通信データ出力部12においては、メモリ15から読み出された周囲温度データに、センサ付き無線ICタグ10のユニークなIDが付与され、ロギング装置20への通信形態とされる。
通信データ出力部12にてロギング装置20への通信形態とされた周囲温度データは、無線送信部16を介してロギング装置20に無線送信される(ステップS5)。この際、通信データ出力部12のタイムスタンプ機能(不図示)によって、ユニークなIDが付与された周囲温度データに送信時刻を示す情報が付与され、ユニークなID及び送信時刻を示す情報が付与された周囲温度データが無線送信部16を介してロギング装置20に無線送信される。
このように、センサ付き無線ICタグ10においては、ウォッチドッグタイマ機能によって予め決められたタイミングで物品50の周囲温度が計測され、周囲温度が計測される度毎にその周囲温度データが自立的にロギング装置20に送信されるため、周囲温度データをロギング装置20に送信するためのリクエスト信号等をロギング装置20から受信する必要がない。
その後、センサ付き無線ICタグ10においては、電源制御部13の制御により、タグCPU部11がOFF状態とされるとともに、温度センサ17及び無線送信部16の動作が停止し、センサ付き無線ICタグ10がスリープモードとなる(ステップS6)。電源制御部13においては、上述したような、温度センサ17にて周囲温度が計測されてからその周囲温度データが無線送信部16を介してロギング装置20に無線送信されるまでの時間が予め設定されており、タグCPU部11がON状態になるとともに温度センサ17及び無線送信部16が起動してからその設定時間が経過した後に、タグCPU部11をOFF状態とするとともに温度センサ17及び無線送信部16の動作を停止させるような制御が行われる。例えば、温度センサ17にて周囲温度が計測されてからその周囲温度データが無線送信部16を介してロギング装置20に無線送信されるまでの時間として40[msec]が設定されており、タグCPU部11がON状態になるとともに温度センサ17及び無線送信部16が起動してから40[msec]が経過した後に、タグCPU部11をOFF状態とするとともに温度センサ17及び無線送信部16の動作を停止させる制御が行われる。
タグCPU部11のウォッチドッグタイマ機能においては、上述した処理が所定時間毎に繰り返し行われるようにタイマ監視が行われている。例えば、ウォッチドッグタイマ機能において5[sec]毎にアラームが出力されるように設定しておけば、このアラームによって電源制御部13の制御が5[sec]毎に行われ、上述した処理が5[sec]毎に繰り返し行われることになる。また、その際、メモリ15には、計測データ入力部14にてデジタル値に変換された周囲温度データが、温度センサ17における1回の計測毎に上書きされていく。すなわち、メモリ15には、温度センサ17にて計測された1回の周囲温度データのみが書き込まれていることになり、メモリ15を大容量のものとしたり、外部メモリを設けたりする必要がない。
このように、センサ付き無線ICタグ10において、所定時間毎に周囲温度が計測されてその周囲温度データがロギング装置20に送信され、その後、スリープモードに設定されるという処理が繰り返し行われるため、センサ付き無線ICタグ10の電源18となる電池の消耗を抑制することができる。
センサ付き無線ICタグ10の無線送信部16から無線送信された周囲温度データは、ロギング装置20の無線受信部26にて受信され、通信データ入力部22に取り込まれる(ステップS7)。
通信データ入力部22においては、無線受信部26にて受信された周囲温度データが取り込まれると、取り込まれた周囲温度データがメモリ24に書き込まれ、該周囲温度データがメモリ24に記憶・保持される(ステップS8)。
図4は、図1に示したメモリ24に書き込まれ、記憶・保持されるデータを示す図である。
図4に示すように、図1に示したメモリ24には、センサ付き無線ICタグ10にて計測された周囲温度データと、その周囲温度データの送信元のセンサ付き無線ICタグ10のIDと、その周囲温度データがセンサ付き無線ICタグ10から送信された時刻を示す情報とが対応づけて記憶される。これらのデータは、上述したように、センサ付き無線ICタグ10の通信データ出力部12にて互いに対応づけられて送信されてくるため、通信データ入力部22においてはこれらの対応づけを認識することができる。
このように、ロギング装置20のメモリ24には、センサ付き無線ICタグ10にて計測された物品50の周囲温度データが、その周囲温度データの送信元のセンサ付き無線ICタグ10のIDと対応づけて記憶されているため、センサ付き無線ICタグ10のIDとそのセンサ付き無線ICタグ10が添付された物品50とを予め対応づけて管理しておけば、複数のセンサ付き無線ICタグ10にて計測された物品50の周囲温度データを、その物品50を特定可能に記憶しておくことができる。
なお、ロギング装置20においても、電源制御部23において、センサ付き無線ICタグ10と同様に、CPU部21のウォッチドッグタイマ機能(不図示)により、CPU部21をON状態とするとともに、無線送信部26への電源供給を制御することも考えられる。
次に、ロギング装置20に記憶・保持された周囲温度データが情報処理装置40にて管理されるまでの処理について説明する。
図5は、図1に示した物品管理システムにおいてロギング装置20に記憶・保持された周囲温度データを情報処理装置40にて管理するシステム構成例を示す図である。
本構成例においては図5に示すように、図1に示した情報処理装置40として携帯電話41及び物品管理サーバ42が設けられている。携帯電話41は、外部インタフェース30となるUSBケーブル31を介してロギング装置20の計測データ出力部25と接続され、物品管理サーバ42は、インターネット等の通信回線43を介して携帯電話41からアクセス可能に構成されている。
図6は、図1に示した物品管理システムにおいてロギング装置20に記憶・保持された周囲温度データが図5に示した物品管理サーバ42にて管理されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。
図5に示したシステムにおいて、ロギング装置20のメモリ24に記憶・保持された周囲温度データを物品管理サーバ42にて管理する場合は、まず、ロギング装置20の計測データ出力部25にUSBケーブル31を介して携帯電話41を接続し、携帯電話41に対して、ロギング装置20のメモリ24に記憶・保持された周囲温度データを読み出す操作を行う(ステップS11)。
すると、ロギング装置20の計測データ出力部25において、メモリ24に記憶・保持された周囲温度データが読み出され、読み出された周囲温度データがUSBケーブル31を介して携帯電話41に出力される(ステップS12)。この際、メモリ24からは、周囲温度データに対応づけられたセンサ付き無線ICタグ10のIDと、センサ付き無線ICタグ10から周囲温度データが送信された時刻を示す情報とが周囲温度データとともに読み出され、計測データ出力部25において、これらの情報にロギング装置20を特定可能なロギング装置20のIDが付与され、携帯電話41に出力される。なお、ロギング装置20を特定可能なロギング装置20のIDについては、計測データ出力部25から周囲温度データが出力される際に周囲温度データに付与されるのではなく、センサ付き無線ICタグ10から送信されてきた周囲温度データがメモリ24に書き込まれる際に周囲温度データに付与しておくことも考えられる。
ロギング装置20の計測データ出力部25から出力された周囲温度データがUSBケーブル31を介して携帯電話41にて取得された後(ステップS13)、携帯電話41に対して、ロギング装置20から取得した周囲温度データを物品管理サーバ42に送信する操作が行われると、携帯電話41にてロギング装置20から取得された周囲温度データが通信回線43を介して物品管理サーバ42に送信される(ステップS14)。なお、この場合においても、周囲温度データにおいては、周囲温度データに対応づけられたセンサ付き無線ICタグ10のIDと、センサ付き無線ICタグ10から周囲温度データが送信された時刻を示す情報と、ロギング装置20を特定可能なロギング装置20のIDとが付与された状態で携帯電話41から物品管理サーバ42に送信される。
物品管理サーバ42においては、携帯電話41から送信されてきた周囲温度データが受信されると(ステップS15)、受信された周囲温度データが、周囲温度データに対応づけられたセンサ付き無線ICタグ10のIDと、センサ付き無線ICタグ10から周囲温度データが送信された時刻を示す情報と、ロギング装置20を特定可能なロギング装置20のIDとが付与された状態で物品管理サーバ42内のメモリ(不図示)に保存される(ステップS16)。
図7は、図5に示した物品管理サーバ42にて保存されるデータを示す図である。
図7に示すように、物品管理サーバ42においては、携帯電話41から送信されてきた周囲温度データが、周囲温度データに対応づけられたセンサ付き無線ICタグ10のIDと、センサ付き無線ICタグ10から周囲温度データが送信された時刻を示す情報と、ロギング装置20を特定可能なロギング装置20のIDとが付与された状態で保存される。
このようにして物品管理サーバ42においては、センサ付き無線ICタグ10にて計測された物品50の周囲温度が、物品50毎に管理されることになる。
このように、センサ付き無線ICタグ10にて計測された物品50の周囲温度データが、温度センサ17における複数回の計測分ロギング装置20に一時的に記憶・保持され、その後、物品50の周囲温度を管理する情報処理装置40がロギング装置20に接続されると、ロギング装置20に記憶・保持された物品50の周囲温度データが情報処理装置40に出力されるので、アクセスポイントとなる情報処理装置40が設けられていない環境においても、物品50の周囲温度データを取得し、管理することができる。
なお、図5に示した構成例においては、情報処理装置40として携帯電話41及び物品管理サーバ42を用いた場合を例に挙げて説明したが、情報処理装置40として一般的なパーソナルコンピュータを用いることも考えられる。また、外部出力インタフェース30については、上述したUSBケーブル31に限らず、情報処理装置40の種類に応じて、RS−232CケーブルやLANケーブル等、適宜使用することができる。
また、情報処理装置40をロギング装置20にUSBケーブル31等の外部出力インタフェース30を介して接続した際、ロギング装置20に一時的に記憶・保持された周囲温度データが情報処理装置40に自動的に送信される構成とすることも考えられる。
また、本形態においては、環境データとして温度センサ17にて計測された物品50の周囲温度データを例に挙げて説明したが、本発明における環境データはこれに限らず、管理する物品の種類に応じて、湿度や振動、紫外線照射等に関するデータを環境データとして取り扱い、センサ付き無線ICタグ10内にそれらの環境データを計測するためのセンサを設けることも考えられる。
本発明の物品管理システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した物品管理システムを用いて物品の周囲温度を実際に管理する例を示す図である。 図1に示した物品管理システムを用いて図2に示した物品の周囲温度データをロギング装置に記憶・保持するまでの処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示したメモリに書き込まれ、記憶・保持されるデータを示す図である。 図1に示した物品管理システムにおいてロギング装置に記憶・保持された周囲温度データを情報処理装置にて管理するシステム構成例を示す図である。 図1に示した物品管理システムにおいてロギング装置に記憶・保持された周囲温度データが図5に示した物品管理サーバにて管理されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。 図5に示した物品管理サーバにて保存されるデータを示す図である。
符号の説明
10 センサ付き無線ICタグ
11 タグCPU部
12 通信データ出力部
13,23 電源制御部
14 計測データ入力部
15,24 メモリ
16 無線送信部
17 温度センサ
18,27 電源
20 ロギング装置
21 CPU部
22 通信データ入力部
25 計測データ出力部
26 無線受信部
30 外部出力インタフェース
31 USBケーブル
40 情報処理装置
41 携帯電話
42 物品管理サーバ
43 通信回線
50 物品
60 コンテナ

Claims (1)

  1. 物品に添付された無線通信媒体にて取得された当該物品の環境データを情報処理装置にて管理する物品管理システムであって、
    前記無線通信媒体にて取得された環境データを保持するデータ保持装置を有し、
    前記無線通信媒体は、
    添付された物品の環境データを予め決められたタイミングで取得する環境データ取得手段と、
    前記環境データ取得手段にて環境データが取得される度毎に、該環境データを自立的に前記データ保持装置に送信する送信手段とを有し、
    前記データ保持装置は、
    前記無線通信媒体から送信されてきた環境データを受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信された環境データを記憶・保持する記憶手段と、
    前記情報処理装置と接続可能に構成され、前記情報処理装置に接続された場合に、前記記憶手段に記憶・保持された環境データを前記情報処理装置に出力可能な出力手段とを有する物品管理システム。
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