JP2008040468A - 透過光学素子及びそれを用いた光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で撮影画角の広く、特に中心軸に対して主に垂直方向からくる映像を撮像できる、小型で収差が良好に補正された透過光学素子とそれを用いた光学系。
【解決手段】中心軸1の周りの物体6を中心軸1に直交する平面の像面7に結像させる結像系であって、中心軸1の周りで回転対称な前群3と、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを有する後群4とを備え、前群3は、中心軸1の周りで回転対称な透過面21、22を2面有する屈折率が1より大きな透明媒体からなる透過光学素子2を少なくとも1個備え、透過光学素子2の透過面21、22の少なくとも1面は、中心軸1と交差する近傍において、透過面21、22の法線が中心軸1と角度をなす形状を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、透過光学素子及びそれを用いた光学系に関し、特に画角の大きい部分の物体の像を平面の輪帯状の像面に結像させる対物光学系又は撮像光学系に関するものである。
従来、画角の広い周辺部を撮像する手段としては魚眼レンズ等の広角な光学系を用いていた。しかし、広画角の撮像を行うためには光学系の構成枚数が増えて、小型の光学機器、特に内視鏡やカプセル内視鏡に適用することはむずかしかった。
従来、特許文献1では、カプセル内視鏡の先端の半球状の透明カバーの内面を円錐面とすることで、観察範囲を広角にすることが提案されているが、その原理は明らかでない。また、特許文献2では、カプセル内視鏡の先端の透明カバー前面を円錐面とするものが提案されている。しかし、この透明カバーを利用して広画角化するものではない。
特開2001−174713号公報 米国特許第5,604,531号明細書
本発明は従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で撮影画角の広く、特に中心軸に対して主に垂直方向からくる映像を撮像できる、小型で収差が良好に補正された透過光学素子とそれを用いた光学系を提供することである。
上記目的を達成する本発明の透過光学素子は、中心軸の周りで回転対称な透過面を2面有し、屈折率が1より大きな透明媒体からなる透過光学素子において、少なくとも1面の透過面は、中心軸と前記透過面が交差する近傍において、前記透過面の法線が中心軸と角度をなす形状を有することを特徴とするものである。
また、本発明の光学系は、中心軸の周りの物体を中心軸に直交する平面の像面に結像させる結像系であって、中心軸の周りで回転対称な前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群とを備え、前記前群は、中心軸の周りで回転対称な透過面を2面有する屈折率が1より大きな透明媒体からなる透過光学素子を少なくとも1個備え、前記透過光学素子の前記透過面の少なくとも1面は、中心軸と交差する近傍において、前記透過面の法線が中心軸と角度をなす形状を有することを特徴とするものである。
この場合、前記透過光学素子と前記後群の間あるいは前記後群の中に中心軸に同軸に配置された開口を備えていることが望ましい。
また、前記透過光学素子の前記透過面は何れも前記開口に対して凹面を向けた面形状を有することが望ましい。
また、中心軸に沿った方向の画角中心から前記開口中心を通る光線を主光線とするとき、前記透過光学素子の第1の透過面に主光線が当たる点と第2の透過面に主光線が当たる点での2面の接線がなす角度をθ(°)とするとき、
1°<θ<90° ・・・(1)
なる条件を満足することが望ましい。
また、前記前群の少なくとも最も物体側の前記透過光学素子は、中心軸上からの光線を遮光する遮光部材を備えていることが望ましい。
また、前記後群は中心軸と同心の回転対称光学系からなることが望ましい。
また、前記正パワーを有する後群は、前記前群により発生する倍率の色収差を補正するものであることが望ましい。
また、円筒状又は球状の360°全周の映像を前記像面に配置した2次元撮像素子に結像するものであることが望ましい。
また、中心軸と交差する近傍において法線が中心軸と角度をなす形状の前記透過面は、対称面を持たない任意形状の曲線を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
また、中心軸と交差する近傍において法線が中心軸と角度をなす形状の前記透過面は、奇数次項を含む任意形状の曲線を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
さらに、像面に配置された画像を物体面に投影する光学系として用いられる光学系も本発明に含まれる。
以上の本発明によると、簡単な構成で広画角な映像を撮像したり、投影することができる小型で収差が良好に補正されて解像力の良い透過光学素子とそれを用いた光学系を得ることができる。
以下、本発明の透過光学素子と光学系を実施例に基づいて説明する。
図1は、実施例1の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図である。なお、以下の説明は、中心軸1の周りで回転対称な物体面6の像を中心軸1に直交する平面の像面7に結像させる結像光学系として説明するが、光路を逆にとって像面7を物体面6に投影する投影光学系として用いることもできる。
まず、本発明の透過光学素子と光学系を図1の実施例1に基づいて説明する。図1の光学系は、中心軸1の周りで回転対称な形状の透過光学素子2を少なくとも1個備えた前群3と、前群3より像面7側に配置され、通常の回転対称光学系からなり、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4とからなり、前群3と後群4の間あるいは後群4内部に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなる。
前群3の構成要素である1個の透過光学素子2は、本実施例では、2つの透過面21、22共に、本発明に従って、中心軸1を含む断面(図1の面)において、中心軸1から離れた位置に任意の曲線を配置し、曲線を中心軸1の周りで回転させてできる拡張回転自由曲面で構成しており、何れの透過面21、22も中心軸1近傍において、透過面21、22の法線が中心軸1と角度をなす形状を有する。なお、拡張回転自由曲面については後記する。
前群3の透過光学素子2はこのように拡張回転自由曲面からなる少なくとも1面の透過面21、22を有し、かつ、中心軸1と交差する近傍においてその透過面21、22の法線が中心軸1と角度をなす形状を有するので、中心軸1を含む断面(メリジオナル断面)では、強い楔効果により中心軸1に対して周辺の像からの光束を後群4の前方(中心軸1に沿った方向)の像からの光束に変換する。後群4は前群3により画角の変換された前方の像(実像又は虚像)を像面7に輪帯状の像として投影する光学系として作用する。
画角を変換する画角変換素子としての前群3の透過光学素子2は、中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる形状の略楔型の形状を中心軸1の周りで回転させて得られる形状であることが重要である。この楔型形状の屈折作用が中心軸1を回転中心として回転対称に配置されていることにより、中心軸1と略直交する方向からくる光束を後群4に無理なく導くことが可能となる。
一方、従来の魚眼レンズ等では、同様の強い負のメニスカス形状のレンズを第1面に配置して同様の効果を得ていたが、中心軸1上の結像性能が特に必要でない場合には、面の形状は中心軸1近傍で連続である必要はなく、不連続にした方が周辺の屈折作用が得やすくなる。
そこで、本実施例では、2つの透過面21、22共に中心軸1位置で不連続な面として構成している。
また、透過光学素子2の像側に中心軸と同軸の開口絞り5と正のパワーを有する光学系(後群4)を配置することにより、開口絞り5により制限された光束しか後群4に入射することがなく、コントラストの良い映像を撮像又は投影することが可能となる。
さらに好ましくは、コマ収差の発生を少なくするために、透過光学素子2の2つの透過面21、22を共に開口絞り5に対して凹面を向けた面形状に構成することが重要である。
さらに好ましくは、透過面21、22の中心軸1近傍の領域は、図4に示すように、相互に平行面23、24等の不連続な光学面とすることにより、中心軸1方向の映像も像面7に結像させて撮像することが可能となる。
さらに好ましくは、画角中心から開口絞り5中心を通る光線を主光線10とするとき、最も物体側の透過光学素子2の第1透過面21に主光線10が当たる点と、第2透過面22に主光線10が当たる点での2面の接線がなす角度をθ(°)とするとき、
1°<θ<90° ・・・(1)
なる条件を満足することが好ましい。
上記条件式(1)の下限の1°を越えると、透過光学素子2での画角の変換量が小さくなり、広い周辺視野を得ることができない。また、上限の90°を越えると、画角の変換量が大きくなりすぎ、色収差の発生が大きくなり、他の面で補正できなくなる。
さらに望ましくは、このように変換角が大きく必要な場合は、本発明に基づく透過光学素子を2組以上用いることが好ましい。
さらに好ましくは、
10°<θ<60° ・・・(1−1)
なる条件を満足することが好ましい。
後記の実施例1〜7のθの値は次のようになる。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7
θ 44.60° 45.79° 58.62° 34.215 ° 33.667 ° 30.962 ° 25.8923°
さらに好ましくは、正のパワーを有する後群4は、中心軸1と同心で回転対称な光学系により構成することにより、透過光学素子2を一般の光学系のアタッチメント光学系として使うことも可能となる。
さらに好ましくは、透過光学素子2は強い楔作用を有するために、分散の少ないガラス材料で製作することが望ましいしいが、分散の少ない(アッベ数の大きい)ガラスは屈折率も比較的低く、収差補正上透過光学素子2で発生する色収差が大きくなってしまう。このような場合、透過光学素子2で発生する色収差を後群4で補正することにより解像力を上げることが可能となる。また、透過光学素子2で主に発生する色収差は倍率の色収差なので、撮像光学系の場合は、電子的に撮像した画像の大きさを補正したり、投影光学系の場合は、表示素子上の映像の大きさを色毎に予め補正することによって、全体として色収差の少ない解像力の高い映像とすることが可能である。
さらに好ましくは、本実施例では、回転対称な面形状により楔効果を得ているが、これに限らず、HOE、DOE、不均質媒体、フレネルレンズ等の光線(電磁波)を屈曲させる作用を持つ透過面で実現でき、その際、屈折作用を中心軸1近傍で不連続に設定することが重要であり、入射する光線と中心軸1がなす角度を大から小に変換する作用を有する面であれば如何なる面でも可能である。
さらに、このような透過光学素子2と、中心軸1と同軸に配置された開口絞り5、同軸の正のパワーを有し集光作用のある後群4から構成されているものである。
さらに好ましくは、透過光学素子2の透過面21、22では、サジタル断面(メリジオナル断面に直交しかつ主光線10を含む断面)とメリジオナル断面でパワーが異なる面となるので、非点収差が発生する。この発生した非点収差は回転対称な非点収差であるが、回転対称系で発生するような素直な非点収差ではない。そこで、この非点収差を補正する作用を持つ非球面を像面7近傍に配置することが望ましい。
さらに好ましくは、非点収差を補正する面は、サジタル断面とメリジオナル断面でパワーが異なる拡張回転自由曲面を像面付近に配置することが好ましい。
さらに、透過光学素子2の透過面21、22は、対称面を持たない任意形状の曲線を中心軸1の周りで回転させて形成される回転対称な面形状を使うことにより、画角周辺部分の歪みを補正することが可能となる。
さらに、前群3の少なくとも最も物体側の前記透過光学素子2は、中心軸1上からの光線を遮光する遮光部材を備えていることが望ましい。透過光学素子2の中心軸1上近傍には物体面6からの結像光は入射しないので、この位置を遮光部材で遮光することで、フレア光等の不要な光の光学系への入射を防止することができる。
さらに好ましくは、この曲線は奇数次項を含む任意形状の曲線であることが望ましい。この奇数次項により画角中心に対して上下非対称な形状を与えることが可能であり、収差補正上好ましい。
以下に、本発明の光学系の実施例1〜7をより詳しく説明する。これら光学系の構成パラメータは後記する。これら実施例の構成パラメータは、例えば図1に示すように、物体面6から前群3と後群4を経て像面7に至る順光線追跡の結果に基づくものである。
座標系は、順光線追跡において、例えば図1に示すように、主光線10が物体面6と交差する点を回転対称軸(中心軸)1に投影した点(実施例1、2)、あるいは、主光線10が透過光学素子2の第1の透過面21と交差する点を回転対称軸(中心軸)1に投影した点(実施例3〜7)を偏心光学系の偏心光学面の原点とし、回転対称軸(中心軸)1の像面7から離れる方向をY軸正方向とし、図1の紙面内をY−Z平面とする。そして、図1の紙面内のいま考えている物体側と反対側の方向をZ軸正方向とし、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系の原点の中心からの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系の原点に定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
なお、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、上記光学系の原点からの偏心量で表わす。
なお、拡張回転自由曲面は、以下の定義で与えられる回転対称面である。
まず、Y−Z座標面上で原点を通る下記の曲線(b)が定められる。
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(C1 +1)Y2 /RY2 1 /2
2 Y+C3 2 +C4 3 +C5 4 +C6 5 +C7 6
+・・・・+C2120+・・・・+Cn+1 n +・・・・
・・・(b)
次いで、この曲線(b)をX軸正方向を向いて左回りを正として角度θ(°)回転した曲線F(Y)が定められる。この曲線F(Y)もY−Z座標面上で原点を通る。
その曲線F(Y)をZ正方向に距離R(負のときはZ負方向)だけ平行移動し、その後にY軸の周りでその平行移動した曲線を回転させてできる回転対称面を拡張回転自由曲面とする。
その結果、拡張回転自由曲面はY−Z面内で自由曲面(自由曲線)になり、X−Z面内で半径|R|の円になる。
この定義からY軸が拡張回転自由曲面の軸(回転対称軸)となる。
ここで、RYはY−Z断面での球面項の曲率半径、C1 は円錐定数、C2 、C3 、C4 、C5 …はそれぞれ1次、2次、3次、4次…の非球面係数である。
そして、本発明の光学系においては、前群3の少なくとも1面の透過面は、このような拡張回転自由曲面とすることが望ましい。少なくとも1面の透過面にこのような面形状を持たせることにより、メリジオナル断面内で前群3に強い強い楔作用を持たせることができ、広画角な映像を撮影したり投影することができるようになる。
実施例1の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図1に示す。
この実施例の光学系は、中心軸1の周りで回転対称で、屈折率が1より大きな透明媒体製の透過光学素子2からなる前群3と、前群3より像面7側に配置され、2群2枚からなるレンズ系からなり、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4とからなり、前群3と後群4の間に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなっており、透過光学素子2の第1透過面21は、中心軸1を含む断面において、中心軸1から離れた位置に中心を持つ円弧からなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる尖がり形状の拡張回転自由曲面から形成し、第2透過面22も同様に中心軸1から離れた位置に中心を持つ円弧からなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる尖がり形状の拡張回転自由曲面から形成し、第1透過面21、第2透過面22共に、開口絞り5に対して凹面を向けた面形状をしている。そして、何れの透過面21、22も中心軸1と透過面21、22が交差する近傍において、透過面21、22の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっていて、中心軸1を含む断面において、中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。
そして、この実施例においては、物体面6は、中心軸1と同心の外円筒面11、内円筒面12からなり、この実施例の光学系の保護用の透明円筒体8の外円筒面11に一致している。
後群4は、平凸正レンズL1と、凸平正レンズL2とからなり、開口絞り5は平凸正レンズL1の直前に配置されている。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。
なお、この実施例において、透明円筒体8と平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、円筒状の物体面6の±4mmの広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な透過光学素子2と絞り5と後群4のレンズ系を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例1の仕様は、
物体高 ±4mm
開口数(NA) 0.1
像の大きさ φ0.26〜φ1.64mm
である。
図2に、この実施例の光学系の横収差を示す。この横収差図において、中央に示された数字は、相対物体高を示し、その物体高におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。以下、実施例2も同じ。
また、図3に、この実施例のメリジオナル断面における物体高(mm)と像高(mm)の関係を図3に示す。図中、線形の直線は物体高と像高が線形の関係にある場合を示す。以下、実施例2も同じ。
実施例2の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図5に示す。
この実施例の光学系は、基本的には実施例1の光学系と同様であるが、透過光学素子2の中心に穴13が設けられている光学系であり、中心軸1の周りで回転対称で、屈折率が1より大きな透明媒体製の透過光学素子2からなる前群3と、前群3より像面7側に配置され、2群2枚からなるレンズ系からなり、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4とからなり、前群3と後群4の間に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなっており、透過光学素子2の第1透過面21は、中心軸1を含む断面において、中心軸1から離れた位置に中心を持つ円弧からなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる尖がり形状の拡張回転自由曲面から形成し、第2透過面22も同様に中心軸1から離れた位置に中心を持つ円弧からなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる尖がり形状の拡張回転自由曲面から形成し、第1透過面21、第2透過面22共に、開口絞り5に対して凹面を向けた面形状をしている。そして、何れの透過面21、22も中心軸1と透過面21、22が交差する近傍において、透過面21、22の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっていて、中心軸1を含む断面において、中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。また、透過面21と透過面22は中心軸1近傍において交差し、中心軸1を中心とする穴13が真ん中に形成されているものである。
そして、この実施例においては、物体面6は、中心軸1と同心の外円筒面11、内円筒面12からなり、この実施例の光学系の保護用の透明円筒体8の外円筒面11に一致している。
後群4は、平凸正レンズL1と、凸平正レンズL2とからなり、開口絞り5は平凸正レンズL1の直前に配置されている。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。
なお、この実施例において、透明円筒体8と平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、円筒状の物体面6の±2mmの広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な透過光学素子2と絞り5と後群4のレンズ系を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例2の仕様は、
物体高 ±2.00mm
開口数(NA) 0.01
像の大きさ φ0.45〜φ1.26mm
である。
図6に、この実施例の光学系の図2と同様の横収差を示す。
また、図7に、この実施例のメリジオナル断面における物体高(mm)と像高(mm)の関係を示す。
この実施例において、透過光学素子2の第2の透過面22は中心軸1と平行に配置され、かつ、中心軸1に直交する平面に対して面対称な形状に構成されている。
図8にこの実施例2の変形例の断面図を示す。中心軸1に直交する平面に対して面対称に本実施例の光学系を2つ配置し、その際、一方の光学系の透過光学素子2と他方の光学系の透過光学素子2’とを1つの共通の透過光学素子20として構成し、その透過光学素子20の中心軸1に沿う方向の上下にそれぞれの後群4、4’と像面7、7’を配置し、共通の透明円筒体8の外円筒面に一致して上下に並列して位置する物体面6、6’の画像をそれぞれの像面7、7’に結像させる実施例であり、広い物体面を同時に撮像可能にする実施例である。
図9にこの実施例2の別の変形例の断面図を示す。この実施例は、この実施例の光学系の前群3と後群4の間に中心軸1に直交する平面鏡14を配置して光路を折り返すようにし、透過光学素子2の中心に穴13内に後群4と像面7を配置するようにして、全体の寸法をより小型にした実施例である。
実施例3の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図10に示す。
この実施例の光学系は、透過光学素子2の第1透過面21を中心軸1上に中心を有する凸の球面で構成し、第2透過面22のみを高次項を持つ曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる尖がり形状の拡張回転自由曲面から構成し、かつ、後群4を2群4枚のレンズ構成にした光学系であり、中心軸1の周りで回転対称で、屈折率が1より大きな透明媒体製の透過光学素子2からなる前群3と、前群3より像面7側に配置され、2群4枚からなるレンズ系からなり、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4とからなり、前群3と後群4の間に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなっており、透過光学素子2の第1透過面21は、中心軸1上に中心を有し、Y軸正方向に凸面を向けた球面で形成し、第2透過面22は球面項にYの3次項と4次項を加えてなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる尖がり形状の拡張回転自由曲面から形成し、第1透過面21、第2透過面22共に、開口絞り5に対して凹面を向けた面形状をしている。そして、第2透過面22は中心軸1と交差する近傍において、その透過面22の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっており、中心軸1を含む断面において、透過光学素子2は中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。
そして、この実施例においては、物体面6は−Z軸方向無限遠に設定されている。
後群4は、平凹負レンズL1と両凸正レンズL2の接合レンズと、両凸正レンズL3と凹平負レンズL4の接合レンズとからなり、開口絞り5は平凹負レンズL1の直前に配置されている。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。なお、この実施例において、平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、無限遠の画角範囲65°の広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な透過光学素子2と絞り5と後群4のレンズ系を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例3の仕様は、
画角範囲 65°(中心画角32.5°)
入射瞳径 0.16mm
像の大きさ φ0.20〜φ0.91mm
である。
図11に、この実施例の光学系の横収差を示す。この横収差図において、中央に示された角度は、中心軸1に直交する平面から測った画角を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。以下、実施例4〜7も同じ。
また、図12に、この実施例のメリジオナル断面における画角(°)と像高(mm)の関係を示す。図中、線形の直線は画角と像高が線形の関係にある場合を示す。以下、実施例4〜7も同じ。
なお、この実施例において、透過面21、22の中心軸1近傍の領域に、別の光学面、光学系を導入することにより、中心軸1方向の映像も像面7に結像させて撮像することが可能となり、より広い画角の映像を撮像することが可能となる。
実施例4の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図13に示す。
この実施例の光学系は、前群3として屈折率が1より大きな透明媒体製の2個の透過光学素子21 、22 を用いるようにした光学系である。透過光学素子21 の第1透過面211 、第2透過面221 、透過光学素子22 の第1透過面212 、第2透過面222 は何れも高次項を持たない球面項のみの曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる拡張回転自由曲面、すなわち、中心軸1を回転対称軸とするトーリック面から構成している。透過面211 、221 、212 、222 は何れも主光線10が入射する位置で中心軸1を含む断面内で物体側に凸面を向けた形状をしている。また、前群3より像面7側に配置され、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4は、4群7枚のレンズ構成となっている。そして、前群3と後群4の間に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されている。
そして、前群3の透過面211 、221 、212 、222 は何れも中心軸1と交差する近傍において、それら透過面211 、221 、212 、222 の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっており、中心軸1を含む断面において、透過光学素子21 、22 は中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。
そして、この実施例においては、物体面6は−Z軸方向無限遠に設定されている。
後群4は、両凹負レンズL1と両凸正レンズL2の接合レンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL3と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4との接合レンズと、両凸正レンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と両凸正レンズL7との接合レンズとからなり、開口絞り5は両凹負レンズL1の直前に配置されている。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。なお、この実施例において、平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、無限遠の画角範囲90°の広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な前群3と絞り5と後群4を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例4の仕様は、
画角範囲 90°(中心画角0°)
入射瞳径 0.131mm
像の大きさ φ0.204〜φ1.989mm
である。
図14に、この実施例の光学系の横収差を示す。
また、図15に、この実施例のメリジオナル断面における画角(°)と像高(mm)の関係を示す。
なお、この実施例において、物体側の透過光学素子21 の中心軸1近傍の領域に、中心軸1近傍からの光線を遮光する遮光部材26を配置することにより、中心軸1近傍から発する不要な光が光学系へ入ってフレア等を発生させることを防止することができる。
実施例5の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図16に示す。
この実施例の光学系は、前群3として屈折率が1より大きな透明媒体製の2個の透過光学素子21 、22 を用いるようにした光学系である。透過光学素子21 の第1透過面211 、第2透過面221 、透過光学素子22 の第1透過面212 、第2透過面222 は何れも高次項を持たない球面項のみの曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる拡張回転自由曲面、すなわち、中心軸1を回転対称軸とするトーリック面から構成している。透過面211 、221 、212 、222 は何れも主光線10が入射する位置で中心軸1を含む断面内で物体側に凸面を向けた形状をしている。また、前群3より像面7側に配置され、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4は、6群9枚のレンズ構成となっている。そして、後群4内部に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなる。
そして、前群3の透過面211 、221 、212 、222 は何れも中心軸1と交差する近傍において、それら透過面211 、221 、212 、222 の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっており、中心軸1を含む断面において、透過光学素子21 、22 は中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。
そして、この実施例においては、物体面6は−Z軸方向無限遠に設定されている。
後群4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、開口絞り5と、両凹負レンズL2と両凸正レンズL3の接合レンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL4と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL5との接合レンズと、両凸正レンズL6と、両凸正レンズL7と両凹負レンズL8との接合レンズと、両凸正レンズL9とからなる。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。なお、この実施例において、平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、無限遠の画角範囲90°の広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な前群3と後群4を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例5の仕様は、
画角範囲 90°(中心画角0°)
入射瞳径 0.080mm
像の大きさ φ0.241〜φ2.024mm
である。
図17に、この実施例の光学系の横収差を示す。
また、図18に、この実施例のメリジオナル断面における画角(°)と像高(mm)の関係を示す。
なお、この実施例において、物体側の透過光学素子21 の中心軸1近傍の領域に、中心軸1近傍からの光線を遮光する遮光部材26を配置することにより、中心軸1近傍から発する不要な光が光学系へ入ってフレア等を発生させることを防止することができる。
実施例6の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図19に示す。
この実施例の光学系は、前群3として屈折率が1より大きな透明媒体製の2個の透過光学素子21 、22 を用いるようにした光学系である。透過光学素子21 の第1透過面211 、第2透過面221 、透過光学素子22 の第1透過面212 、第2透過面222 は何れも球面項に円錐定数とYの3次項を加えてなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる拡張回転自由曲面から構成している。透過面211 、221 、212 、222 は何れも主光線10が入射する位置で中心軸1を含む断面内で物体側に凸面を向けた形状をしている。また、前群3より像面7側に配置され、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4は、6群10枚のレンズ構成となっている。そして、後群4内部に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなる。
そして、前群3の透過面211 、221 、212 、222 は何れも中心軸1と交差する近傍において、それら透過面211 、221 、212 、222 の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっており、中心軸1を含む断面において、透過光学素子21 、22 は中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。
そして、この実施例においては、物体面6は−Z軸方向無限遠に設定されている。
後群4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、開口絞り5と、両凹負レンズL2と両凸正レンズL3の接合レンズと、両凸正レンズL4と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL5との接合レンズと、両凸正レンズL6と、両凸正レンズL7と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL8との接合レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL9と像側に凹面を向けた正メニスカスレンズL10との接合レンズとからなる。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。なお、この実施例において、平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、無限遠の画角範囲90°の広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な前群3と後群4を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例6の仕様は、
画角範囲 90°(中心画角0°)
入射瞳径 0.097mm
像の大きさ φ0.156〜φ2.009mm
である。
図20に、この実施例の光学系の横収差を示す。
また、図21に、この実施例のメリジオナル断面における画角(°)と像高(mm)の関係を示す。
なお、この実施例において、物体側の透過光学素子21 の中心軸1近傍の領域に、中心軸1近傍からの光線を遮光する遮光部材26を配置することにより、中心軸1近傍から発する不要な光が光学系へ入ってフレア等を発生させることを防止することができる。
この実施例においては、球面項に円錐定数とYの3次項を加えてなる曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる拡張回転自由曲面を透過面211 、221 、212 、222 に使用している。特にYの3次項は中心主光線主光線10に対して上下で非対称な形状を現す項であり、像歪みの補正上好ましい結果を得ることが可能となっている。
実施例7の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図22に示す。
この実施例の光学系は、前群3として屈折率が1より大きな透明媒体製の2個の透過光学素子21 、22 を用いるようにした光学系である。透過光学素子21 の第1透過面211 、第2透過面221 、透過光学素子22 の第1透過面212 、第2透過面222 は何れも高次項を持たない球面項のみの曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる拡張回転自由曲面、すなわち、中心軸1を回転対称軸とするトーリック面から構成している。透過面211 、221 、222 は何れも主光線10が入射する位置で中心軸1を含む断面内で物体側に凸面を向けた形状をしている。また、透過面212 主光線10が入射する位置で中心軸1を含む断面内で物体側に凹面を向けた形状をしている。また、前群3より像面7側に配置され、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを持つ後群4は、6群9枚のレンズ構成となっている。そして、後群4内部に開口絞り5が中心軸1と同軸に配置されてなる。
そして、前群3の透過面211 、221 、212 、222 は何れも中心軸1と交差する近傍において、それら透過面211 、221 、212 、222 の法線が中心軸1と角度をなすような形状になっており、中心軸1を含む断面において、透過光学素子21 、22 は中心軸1から周辺に向かうにつれメリジオナル断面の厚さが厚くなる略楔型の形状をしている。
そして、この実施例においては、物体面6は−Z軸方向無限遠に設定されている。
後群4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、開口絞り5と、両凹負レンズL2と両凸正レンズL3の接合レンズと、両凸正レンズL4と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL5との接合レンズと、両凸正レンズL6と、両凸正レンズL7と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL8との接合レンズと、両面共球面項のみの曲線を中心軸1を回転対称軸として回転させて得られる拡張回転自由曲面、すなわち、中心軸1を回転対称軸とするトーリック面からなる正パワーのレンズL9とからなる。そして、この光学系の像面7は平行平板9の裏面に一致している。なお、この実施例において、平行平板9は省いてもよい。
このような構成であるので、無限遠の画角範囲90°の広い画角の物体の画像が、中心軸1の周りで回転対称な前群3と後群4を経て、中心軸1に垂直な平面状の像面7に輪帯状に結像される。
この実施例7の仕様は、
画角範囲 90°(中心画角0°)
入射瞳径 0.083mm
像の大きさ φ0.293〜φ2.041mm
である。
図23に、この実施例の光学系の横収差を示す。
また、図24に、この実施例のメリジオナル断面における画角(°)と像高(mm)の関係を示す。
なお、この実施例において、物体側の透過光学素子21 の中心軸1近傍の領域に、中心軸1近傍からの光線を遮光する遮光部材26を配置することにより、中心軸1近傍から発する不要な光が光学系へ入ってフレア等を発生させることを防止することができる。
この実施例では、後群4にも拡張回転自由曲面を配置しており、特に非点収差の補正が可能となっている。
以上の実施例3〜7での物点は無限遠であるが、より近くの物点に対しては、像面7の位置を中心軸1方向にずらすことによって撮像可能なことは言うまでもない。
以下に、上記実施例1〜7の構成パラメータを示す。なお、以下の表中の“ERFS”は拡張回転自由曲面を示す。

実施例1
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ERFS[1] 偏心(1)
1 ERFS[1] 偏心(1) 1.5163 64.1
2 ERFS[2] 偏心(2)
3 ERFS[3] 偏心(3) 1.5163 64.1
4 ERFS[4] 偏心(4)
5 ∞(絞り) 0.03 偏心(5)
5 ∞ 0.90 1.7880 47.3
6 -1.00 0.10
7 1.70 0.62 1.7880 47.3
8 ∞ 0.35
9 ∞ 0.40 1.5163 64.1
9 ∞ 0.00
像 面 ∞
ERFS[1] RY ∞
θ 0.00
R -5.50
ERFS[2] RY ∞
θ 0.00
R -4.50
ERFS[3]
RY 12.22
θ -64.66
R -2.01
ERFS[4]
RY 5.23
θ -20.06
R -0.70
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -2.41 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -3.85 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y -5.34 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例2
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ERFS[1]
1 ERFS[1] 偏心(1) 1.5163 64.1
2 ERFS[2] 偏心(2)
3 ERFS[3] 偏心(3) 1.5163 64.1
4 ERFS[4] 偏心(4)
5 ∞(絞り) 0.03 偏心(5)
6 ∞ 0.90 1.7880 47.3
7 -1.00 0.10
8 1.70 0.62 1.7880 47.3
9 ∞ 0.29
10 ∞ 0.40 1.5163 64.1
像 面 ∞
ERFS[1] RY ∞
θ 0.00
R -5.50
ERFS[2] RY ∞
θ 0.00
R -4.50
ERFS[3]
RY 5.41
θ -45.79
R -3.17
ERFS[2]
RY 19.38
θ 0.00
R -1.29
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -1.13 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -2.48 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y -4.95 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例3
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 偏心(1) 1 7.91 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ERFS[1] 偏心(3)
3 ∞(絞り) 0.03 偏心(4)
4 ∞ 0.30 1.8052 25.4
5 0.99 0.60 1.4875 70.4
6 -0.69 0.10
7 1.04 0.80 1.7440 44.9
8 -0.84 0.30 1.8052 25.4
9 ∞ 0.16
10 ∞ 0.40 1.5163 64.1
11 ∞ 0.00
像 面 ∞
ERFS[1]
RY 1.40
θ -20.82
R -0.73
4 9.5407 ×10-2
5 -1.6486 ×10-2
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z -∞
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 0.16 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -1.06 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -3.05 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例4
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 偏心(1) 1 ERFS[1] 偏心(2) 1.8830 40.7
2 ERFS[2] 偏心(3)
3 ERFS[3] 偏心(4) 1.8830 40.7
4 ERFS[4] 偏心(5)
5 ∞(絞り) 0.030 偏心(6)
6 -2.779 0.200 1.6146 46.4
7 0.819 0.600 1.6234 59.7
8 -0.795 0.151
9 -7.419 0.800 1.6968 49.1
10 -0.802 0.300 1.8467 23.8
11 -3.004 0.050
12 3.700 0.800 1.4970 81.5
13 -3.058 0.050
14 2.429 0.300 1.8467 23.8
15 1.200 1.000 1.6414 56.5
16 -14.857 0.321
17 ∞ 0.400 1.5163 64.1
18 ∞ 0.000
像 面 ∞
ERFS[1]
RY 2.812
θ -62.791
R -1.758
ERFS[2]
RY 1.786
θ -28.577
R -1.002
ERFS[3]
RY 2.136
θ -70.230
R -0.450
ERFS[4]
RY 0.559
θ -43.461
R -0.302
偏心(1)
X 0.000 Y 0.000 Z -∞
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(2)
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(3)
X 0.000 Y -0.524 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(4)
X 0.000 Y -0.991 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(5)
X 0.000 Y -1.200 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(6)
X 0.000 Y -1.858 Z 0.000
α -90.000 β 0.000 γ 0.000 。

5 ∞(絞り) 0.030 偏心(6)
6 -2.779 0.200 1.6146 46.4
7 0.819 0.600 1.6234 59.7
実施例5
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 偏心(1) 1 ERFS[1] 偏心(2) 1.8830 40.7
2 ERFS[2] 偏心(3) 3 ERFS[3] 偏心(4) 1.8830 40.7
4 ERFS[4] 偏心(5) 5 5.234 0.103 偏心(6) 1.4880 70.3
6 0.400 0.206 7 ∞(絞り) 0.100 8 -5.004 0.200 1.6302 47.6
9 1.206 0.600 1.6212 40.8
10 -0.757 0.290 11 -22.554 0.800 1.7050 47.8
12 -0.917 0.300 1.8467 23.8
13 -2.538 0.050 14 12.200 0.600 1.5011 63.1
15 -2.750 0.050 16 2.492 1.000 1.5966 60.8
17 -1.261 0.300 1.8467 23.8
18 1.982 0.267 19 1.838 1.000 1.4877 70.3
20 -2.787 0.100 21 ∞ 0.400 1.5163 64.1
22 ∞ 0.000
像 面 ∞
ERFS[1]
RY 2.948
θ -60.333
R -1.843
ERFS[2]
RY 2.061
θ -26.667
R -1.041
ERFS[3]
RY 1.684
θ -71.813
R -0.501
ERFS[4]
RY 0.432
θ -45.199
R -0.315
偏心(1)
X 0.000 Y 0.000 Z -∞
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(2)
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(3)
X 0.000 Y -0.536 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(4)
X 0.000 Y -0.951 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(5)
X 0.000 Y -1.213 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(6)
X 0.000 Y -1.600 Z 0.000
α -90.000 β 0.000 γ 0.000 。

実施例6
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 偏心(1) 1 ERFS[1] 偏心(2) 1.8830 40.7
2 ERFS[2] 偏心(3)
3 ERFS[3] 偏心(4) 1.8830 40.7
4 ERFS[4] 偏心(5)
5 2.908 0.200 偏心(6) 1.5163 64.1
6 0.387 0.200
7 ∞(絞り) 0.100
8 -4.520 0.200 1.6764 31.7
9 1.391 0.600 1.6436 37.5
10 -0.759 0.635
11 8.819 0.800 1.7412 45.0
12 -1.073 0.300 1.8467 23.8
13 -5.075 0.050
14 62.541 0.600 1.4970 81.5
15 -5.306 0.050
16 4.493 1.000 1.6750 51.6
17 -1.426 0.300 1.8467 23.8
18 -10.502 0.103
19 4.823 0.300 1.6014 40.1
20 1.121 1.200 1.6183 60.3
21 426.799 0.130
22 ∞ 0.400 1.5163 64.1
23 ∞ 0.000
像 面 ∞
ERFS[1]
RY 2.889
θ -60.517
R -2.023
1 -1.8603 ×10-2
4 -2.3444 ×10-3
ERFS[2]
RY 1.581
θ -29.554
R -1.084
1 -2.9790 ×10-1
4 -7.2760 ×10-2
ERFS[3]
RY 1.565
θ -72.421
R -0.525
1 -8.1208 ×10-1
4 -1.2750 ×10-3
ERFS[4]
RY 0.490
θ -45.951
R -0.361
1 2.5646 ×10-2
4 -2.7849 ×10-1
偏心(1)
X 0.000 Y 0.000 Z -∞
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(2)
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(3)
X 0.000 Y -0.611 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(4)
X 0.000 Y -1.021 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(5)
X 0.000 Y -1.247 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(6)
X 0.000 Y -1.627 Z 0.000
α -90.000 β 0.000 γ 0.000 。

実施例4
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 偏心(1) 1 ERFS[1] 偏心(2) 1.8830 40.7
2 ERFS[2] 偏心(3)
3 ERFS[3] 偏心(4) 1.8830 40.7
4 ERFS[4] 偏心(5)
5 3.542 0.326 偏心(6) 1.5025 62.2
6 0.368 0.159
7 ∞(絞り) 0.100
8 -1.448 0.200 1.6824 36.7
9 1.657 0.600 1.6709 34.6
10 -0.723 0.655
11 31.831 0.900 1.6758 49.9
12 -1.046 0.300 1.8467 23.8
13 -4.841 0.050
14 32.179 0.800 1.4878 70.2
15 -1.998 0.050
16 3.189 0.900 1.4955 65.7
17 -2.104 0.300 1.8467 23.8
18 -26.406 *0.676
19 ERFS[5] 偏心(7) 1.6426 37.1
20 ERFS[6] 偏心(8)
21 ∞ 0.400 1.5163 64.1
22 ∞ 0.000
像 面 ∞
(*)18面の面間隔0.676 は、18面と21面の面間隔
ERFS[1]
RY 3.636
θ -61.252
R -1.960
ERFS[2]
RY 3.583
θ -35.359
R -1.305
ERFS[3]
RY -8.819
θ -43.922
R -0.759
ERFS[4]
RY 0.929
θ -20.488
R -0.512
ERFS[5]
RY 3.544
θ -100.214
R 0.737
ERFS[6]
RY 1.293
θ - 89.033
R 0.676
偏心(1)
X 0.000 Y 0.000 Z -∞
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(2)
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(3)
X 0.000 Y -0.435 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(4)
X 0.000 Y -0.776 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(5)
X 0.000 Y -0.966 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(6)
X 0.000 Y -1.345 Z 0.000
α -90.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(7)
X 0.000 Y -7.368 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000
偏心(8)
X 0.000 Y -8.209 Z 0.000
α 0.000 β 0.000 γ 0.000 。
以上の実施例1、2では、透過光学素子2の第1透過面21、第2透過面22に円弧からなる曲線を中心軸1の周りで回転させて得られる面を用いていたが、実施例3の第2透過面22と同様に、高次項を有する円弧状の曲線を中心軸1の周りで回転させて得られる拡張回転自由曲面を用いてもよく、さらには任意の曲面に置き換えることも容易である。同様に、実施例4、5、7では、透過光学素子21 、22 の各2つの透過面に円弧からなる曲線を中心軸1の周りで回転させて得られる面を用いていたが、実施例6の透過光学素子21 、22 と同様に、高次項を有する円弧状の曲線を中心軸1の周りで回転させて得られる拡張回転自由曲面を用いてもよく、さらには任意の曲面に置き換えることも容易である。
さらに、本発明の光学系では、前群3のさらに物体側に1つのYトーリックレンズ(レンズ面が中心軸1を回転対称軸とするトーリック面からなるレンズ)を付加し、このレンズも中心軸1に対して回転対称な面で構成することが可能である。このレンズは、サジタル方向には同心円のパワーを有さないレンズとなり、メリジオナル断面では負のパワーを有するようにすることにより、メリジオナル断面方向の画角をより大きく取ることが可能となる。
さらに好ましくは、このレンズはメリジオナル断面では物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズで構成することにより、像歪の発生を最小にすることが可能となり、良好な収差補正が可能となる。
さらに、本発明の光学系物体側には、1つのメニスカス負レンズに限らず、2枚又は3枚のメニスカスレンズで配置することにより、より像歪の発生を小さくすることが可能である。
また、本発明の透過光学素子2、21 、22 はそのまま用いることにより、360°全方位の画角を有する画像を撮影したり投影できるが、その透過光学素子2を中心軸1を含む断面で切断して2分の1、3分の1、3分の2等にすることにより、中心軸1の周りの画角が180°、120°、240°等の画像を撮影したり投影するようにしてもよい。
以下に、本発明の光学系の適用例として、広画角撮影光学系41の使用例を説明する。図25は、内視鏡先端の撮影光学系として本発明による広画角撮影光学系41を用いた例を示すための図であり、図25(a)は、硬性内視鏡51の先端41に本発明による広画角撮影光学系41を取り付けて360°全方位の広画角画像を撮像観察する例である。図25(b)にその先端の概略の構成を示す。この例では、図8の共通の透過光学素子20を用いて実施例2の光学系を2つ配置してなる光学系を用いており、硬性内視鏡51の先端41のカバーに360°全周にわたる窓25を設け、その窓25周辺の物体を像面7、7’に配置した撮像素子で撮像している。また、図25(c)は、軟性電子内視鏡52の先端に本発明による広画角撮影光学系41を同様に取り付けて、表示装置53に撮影された画像を画像処理を施して歪みを補正して表示するようにした例である。
図26は、カプセル内視鏡54の撮影光学系として本発明による広画角撮影光学系41を用いた例を示すための図であり、カプセル内視鏡54の側面の透明円筒体8に密接する腸壁等の360°全方位の広画角画像をこの広画角撮影光学系41で撮像観察するものである。この例では、図8の共通の透過光学素子20を用いて実施例2の光学系を2つ配置してなる光学系を用いており、透明円筒体8がカプセル内視鏡54の側面の透明カバーを構成している。
本発明の実施例1の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例1の光学系の横収差図である。 実施例1のメリジオナル断面における物体高と像高の関係を示す図である。 実施例1の透過光学素子の変形例を示す断面図である。 本発明の実施例2の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例2の光学系の横収差図である。 実施例2のメリジオナル断面における物体高と像高の関係を示す図である。 実施例2の変形例の断面図である。 実施例2の別の変形例の断面図である。 本発明の実施例3の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例3の光学系の横収差図である。 実施例3のメリジオナル断面における画角と像高の関係を示す図である。 本発明の実施例4の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例4の光学系の横収差図である。 実施例4のメリジオナル断面における画角と像高の関係を示す図である。 本発明の実施例5の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例5の光学系の横収差図である。 実施例5のメリジオナル断面における画角と像高の関係を示す図である。 本発明の実施例6の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例6の光学系の横収差図である。 実施例6のメリジオナル断面における画角と像高の関係を示す図である。 本発明の実施例7の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例7の光学系の横収差図である。 実施例7のメリジオナル断面における画角と像高の関係を示す図である。 内視鏡先端の撮影光学系として本発明による広画角撮影光学系を用いた例を示すための図である。 カプセル内視鏡の撮影光学系として本発明による広画角撮影光学系を用いた例を示すための図である。
符号の説明
1…中心軸(回転対称軸)
2、2’、21 、22 …透過光学素子
3…前群
4、4’…後群
5…開口絞り
6、6’…物体面
7、7’…像面
8…透明円筒体
9…平行平板
10…主光線
11…外円筒面
12…内円筒面
13…穴
20…透過光学素子
21、22、211 、221 、212 、222 …透過面
23、24…平行面
25…窓
26…遮光部材
41…広画角撮影光学系(硬性内視鏡の先端)
51…硬性内視鏡
52…軟性電子内視鏡
53…表示装置
54…カプセル内視鏡
L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L9、L10…レンズ

Claims (12)

  1. 中心軸の周りで回転対称な透過面を2面有し、屈折率が1より大きな透明媒体からなる透過光学素子において、少なくとも1面の透過面は、中心軸と前記透過面が交差する近傍において、前記透過面の法線が中心軸と角度をなす形状を有することを特徴とする透過光学素子。
  2. 中心軸の周りの物体を中心軸に直交する平面の像面に結像させる結像系であって、中心軸の周りで回転対称な前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群とを備え、前記前群は、中心軸の周りで回転対称な透過面を2面有する屈折率が1より大きな透明媒体からなる透過光学素子を少なくとも1個備え、前記透過光学素子の前記透過面の少なくとも1面は、中心軸と交差する近傍において、前記透過面の法線が中心軸と角度をなす形状を有することを特徴とする光学系。
  3. 前記前群と前記後群の間あるいは前記後群の中に中心軸に同軸に配置された開口を備えていることを特徴とする請求項2記載の光学系。
  4. 前記透過光学素子の前記透過面は何れも前記開口に対して凹面を向けた面形状を有すること特徴とする請求項3記載の光学系。
  5. 中心軸に沿った方向の画角中心から前記開口中心を通る光線を主光線とするとき、前記前群の最も物体側の前記透過光学素子の第1の透過面に主光線が当たる点と第2の透過面に主光線が当たる点での2面の接線がなす角度をθ(°)とするとき、
    1°<θ<90° ・・・(1)
    なる条件を満足することを特徴とする請求項3又は4記載の光学系。
  6. 前記前群の少なくとも最も物体側の前記透過光学素子は、中心軸上からの光線を遮光する遮光部材を備えていることを特徴とする請求項2から5の何れか1項記載の光学系。
  7. 前記後群は中心軸と同心の回転対称光学系からなることを特徴とする請求項2から6の何れか1項記載の光学系。
  8. 前記正パワーを有する後群は、前記前群により発生する倍率の色収差を補正することを特徴とする請求項2から7の何れか1項記載の光学系。
  9. 円筒状又は球状の360°全周の映像を前記像面に配置した2次元撮像素子に結像することを特徴とする請求項2から8の何れか1項記載の光学系。
  10. 中心軸と交差する近傍において法線が中心軸と角度をなす形状の前記透過面は、対称面を持たない任意形状の曲線を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項2から9の何れか1項記載の光学系。
  11. 中心軸と交差する近傍において法線が中心軸と角度をなす形状の前記透過面は、奇数次項を含む任意形状の曲線を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項2から10の何れか1項記載の光学系。
  12. 像面に配置された画像を物体面に投影する光学系として用いられることを特徴とする請求項2から11の何れか1項記載の光学系。
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