JP2008296485A - 熱転写受容シート - Google Patents
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Abstract
【課題】高速印画時においてもインクシートと受容層の剥離性に優れ、かつ画像の耐光性が良好な熱転写受容シートを提供する。
【解決手段】シート状支持体上の少なくとも一面に、画像受容層、離型層を順次積層した熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層が、染着性熱可塑性樹脂を主成分とする水性塗工液を用いて形成され、かつ前記離型層が、少なくとも離型剤と紫外線吸収剤を含有する水性塗工液を用いて形成された熱転写受容シート。
【選択図】 なし
【解決手段】シート状支持体上の少なくとも一面に、画像受容層、離型層を順次積層した熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層が、染着性熱可塑性樹脂を主成分とする水性塗工液を用いて形成され、かつ前記離型層が、少なくとも離型剤と紫外線吸収剤を含有する水性塗工液を用いて形成された熱転写受容シート。
【選択図】 なし
Description
本発明は、高速印画時においても染料熱転写シートと熱転写受容シート(以下、単に、受容シートともいう。)との剥離性に優れ、かつ画像の耐光性が良好な受容シートに関するものである。
染料熱転写方式は、熱により昇華して移行する染料を含有する染料層を有する染料熱転写シート(以下、単に、インクリボンともいう。)と、インクリボンの染料を受容する画像受容層(以下、単に、受容層ともいう。)を有する受容シートを用い、染料層と受容層を重ね合わせ、サーマルヘッドなどから供給される熱により、染料層の所要箇所の染料を所定濃度だけ受容層上に転写して画像を形成するものである。
受容層に用いられる染料染着性樹脂としては、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂等の親油性の高い熱可塑性樹脂が提案されてきた(例えば、特許文献1−3参照。)。一般に、受容層は上記の熱可塑性樹脂をトルエン、メチルエチルケトン等の有機溶剤に溶解した受容層塗工液を作成し、これをシート状支持体上に塗布後、乾燥し有機溶剤を揮発させて受容層を形成している。しかしながら製造装置として防爆構造の乾燥装置や、有機溶剤を回収する大掛かりな装置が必要であり、製造コストを押し上げる一因となっている。また近年、有機溶剤使用による環境負荷が社会問題となっており、受容シートの製造においても脱有機溶剤化が望まれている。
受容層塗工液の水性化については、例えばポリエステル樹脂の水分散体など親水性熱可塑性樹脂を使用することが提案されているが(例えば、特許文献4参照。)、一般的な親油性の熱可塑性樹脂を使用した場合と比較して受容層の染料染着性が劣るという欠点があった。この欠点を補うためには、受容層中の熱可塑性樹脂の組成を変更してガラス転移点を下げたり、ガラス転移点の低い熱可塑性樹脂を併用したり、受容層中に可塑剤を添加する等の対応が必要であるが、この場合、インクリボンと受容層の離型性が悪くなり、近年の高速プリンターで画像を形成しようとすると、インクリボンと受容層とが融着して印画不良が発生することがある。
インクリボンと受容層の離型性を改善するためには、受容層表面に離型層を設ける方法が有効である。例えば離型剤として親油性離型剤を塗工する方法(例えば、特許文献5又は6参照。)、親水性受容層上に離型剤を配合した親油性熱可塑性樹脂を塗工する方法(例えば、特許文献7参照。)、親油性受容層上に離型剤を配合した親水性熱可塑性樹脂を塗工する方法(例えば、特許文献8参照。)が提案されているが、いずれも印画濃度が低く、また画像の光安定性については全く考慮されていない。
光安定性を向上させる目的で、例えば、受容層中にベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤やヒンダードアミン系の光安定剤を受容層中に添加する方法が提案されている(例えば、特許文献9または10参照。)が、十分な効果を得るためには大量の添加が必要であり、受容シートの製造コストが増大し、改善が求められている。
さらに、受容層上にシリコン樹脂および高分子型紫外線吸収剤等を含有するオーバー層を設けた受容シートが開示されている(例えば、特許文献11参照。)。しかし、十分な効果を得るためにはオーバー層を厚くする必要があり、印画濃度の低下を引き起こしていた。また受容層やオーバー層形成時に使用されるメチルエチルケトン、トルエン、あるいはイソプロピルアルコール等の有機溶剤が残留するせいか、高速印画時等にインクリボンが融着して受容シートの走行性が低下したり、また紫外線吸収剤がリボンに逆転写することにより十分な耐光性改善効果が得られない等の問題がある。
本発明の課題は、上記従来技術の欠点を改良し、高速印画時においてもインクシートと受容層の剥離性に優れ、かつ画像の耐光性が良好な受容シートを提供しようとするものである。
(1)シート状支持体上の少なくとも一面に、画像受容層、離型層を順次積層した熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層が、染着性熱可塑性樹脂を主成分とする水性塗工液を用いて形成され、かつ前記離型層が、少なくとも離型剤と紫外線吸収剤を含有する水性塗工液を用いて形成されたことを特徴とする熱転写受容シート。
(2)前記シート状支持体と画像受容層の間に、さらに多孔質層が形成された(1)項に記載の熱転写受容シート。
(3)前記シート状支持体が、セルロースパルプを主成分とする紙基材の少なくとも一面上に、熱可塑性樹脂層が形成されたシート状支持体である(1)項または(2)項に記載の熱転写受容シート。
(4)前記染着性熱可塑性樹脂成分として、ポリエステル樹脂を含有する(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(5)前記離型剤が、シリコーングラフトアクリル共重合体である(1)項〜(4)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(6)前記紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール骨格を側鎖に有する(メタ)アクリル共重合体、及び/又は、ベンゾフェノン骨格を側鎖に有する(メタ)アクリル共重合体である(1)項〜(5)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(7)前記紫外線吸収剤が、紫外線吸収剤を樹脂で被覆した構造を有するエマルジョンである(1)項〜(6)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(2)前記シート状支持体と画像受容層の間に、さらに多孔質層が形成された(1)項に記載の熱転写受容シート。
(3)前記シート状支持体が、セルロースパルプを主成分とする紙基材の少なくとも一面上に、熱可塑性樹脂層が形成されたシート状支持体である(1)項または(2)項に記載の熱転写受容シート。
(4)前記染着性熱可塑性樹脂成分として、ポリエステル樹脂を含有する(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(5)前記離型剤が、シリコーングラフトアクリル共重合体である(1)項〜(4)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(6)前記紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール骨格を側鎖に有する(メタ)アクリル共重合体、及び/又は、ベンゾフェノン骨格を側鎖に有する(メタ)アクリル共重合体である(1)項〜(5)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
(7)前記紫外線吸収剤が、紫外線吸収剤を樹脂で被覆した構造を有するエマルジョンである(1)項〜(6)項のいずれか1項に記載の熱転写受容シート。
本発明の受容シートは、高速印画時においてもインクシートと受容層との剥離性に優れ、印画濃度が高く、かつ画像の耐光性が良好な受容シートであり、昇華熱転写方式を初めとする熱転写方式のフルカラープリンターに有用なものである。
本発明はシート状支持体上の少なくとも一面に、画像受容層、離型層を順次積層した熱転写受容シートにおいて、受容層が、染着性熱可塑性樹脂を主成分とする水性塗工液を用いて形成されたものであり、かつ前記離型層が、離型剤と紫外線吸収剤とを含有する水性塗工液を用いて形成されたものであることを特徴とするものである。
以下に本発明について、詳細に説明する。
以下に本発明について、詳細に説明する。
(シート状支持体)
本発明におけるシート状支持体用基材としては、セルロースパルプを主成分とする紙類や合成樹脂フィルム等が使用される。例えば、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質紙、コート紙、アート紙、グラシン紙等の紙類、または、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルなどの合成樹脂を主成分としたフィルム及びシート、多孔質単層延伸フィルム又は多孔質多層延伸フィルム(例えば、合成紙)等が挙げられる。
本発明におけるシート状支持体用基材としては、セルロースパルプを主成分とする紙類や合成樹脂フィルム等が使用される。例えば、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質紙、コート紙、アート紙、グラシン紙等の紙類、または、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルなどの合成樹脂を主成分としたフィルム及びシート、多孔質単層延伸フィルム又は多孔質多層延伸フィルム(例えば、合成紙)等が挙げられる。
シート状支持体としては、これらの基材を単独で使用してもよいし、これらのフィルム同士、又はこれらのフィルムと他のフィルム及び/又は紙等とを適宜積層貼着させた積層体が用いられる。また、必要に応じて上記基材に接着剤樹脂を含有する塗工層を設けた積層体も好ましく使用可能である。
本発明においては上記基材の中でも、セルロースパルプを主成分とする紙類が、コスト的にも有利であり、得られる受容シートの風合いが印画紙に近いこと等から、好ましく使用される。
また、シート状支持体として、少なくとも受容層が形成される側に熱可塑性樹脂層が形成された紙基材を使用することも可能である。紙基材上に熱可塑性樹脂層を設けることによって、多孔質層を形成する表面の平坦性が向上し、多孔質層形成用塗工液の紙基材へ浸透を防止することが可能となり、均一な多孔質層を得ることができる。
熱可塑性樹脂層に使用される樹脂としては、特に限定されないが、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、(メタ)アクリル酸エステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体系樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。これらの樹脂の中でも、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂が好ましく使用される。
また、熱可塑性樹脂層の形成方法については、例えば、(1)熱可塑性樹脂を含有する塗工液を基材上に塗工・乾燥して形成する方法、あるいは(2)熱可塑性樹脂を含有する溶融樹脂組成物を基材上に溶融押出しラミネートして形成する方法などが挙げられるが特に限定されるものではない。なお、熱可塑性樹脂としてポリオレフィン系樹脂を使用する場合には、熱可塑性樹脂層は、溶融押出しラミネート方式で形成されることが好ましい。
本願のシート状支持体として、紙基材、または熱可塑性樹脂層が形成された紙基材等を使用する場合には、紙基材または熱可塑性樹脂層上に多孔質層を設けることが好ましい。多孔質層の形成方法については特に限定されるものではないが、その形成方法により、例えば下記のような多孔質層が挙げられる。
(1)接着剤樹脂を含む塗料を機械的攪拌により発泡させ、塗料中に気泡を含有させた塗工液をシート状支持体上に塗工・乾燥させて気泡を固定化した多孔質層。
(2)接着剤樹脂及び発泡剤(例えば化学分解型、熱分解型)を混合した塗工液をシート状支持体上に塗工し、乾燥あるいは乾燥し更に強加熱して発泡剤を発泡させた多孔質層。
(3)接着剤樹脂を有機溶剤(例えばメチルエチルケトン、アルコール類などの親水性溶剤)と該有機溶剤に比べて蒸発しにくく、該有機溶剤に対して相溶性であり、かつ接着剤樹脂に対しては溶解性を有さない非溶媒(例えば、水)との混合液をシート状支持体上に塗工・乾燥してミクロ状に凝集させた層を形成した多孔質層。
(4)無機白色顔料の一次粒子及び/又は二次凝集粒子を接着剤樹脂中に分散させた塗工液をシート状支持体上に塗工・乾燥させて形成した多孔質層。
(5)接着剤樹脂と有機及び/又は無機中空粒子を含有する塗工液をシート状支持体上に塗工・乾燥させて(必要に応じて、更に加熱発泡させて)形成した多孔質層。
(1)接着剤樹脂を含む塗料を機械的攪拌により発泡させ、塗料中に気泡を含有させた塗工液をシート状支持体上に塗工・乾燥させて気泡を固定化した多孔質層。
(2)接着剤樹脂及び発泡剤(例えば化学分解型、熱分解型)を混合した塗工液をシート状支持体上に塗工し、乾燥あるいは乾燥し更に強加熱して発泡剤を発泡させた多孔質層。
(3)接着剤樹脂を有機溶剤(例えばメチルエチルケトン、アルコール類などの親水性溶剤)と該有機溶剤に比べて蒸発しにくく、該有機溶剤に対して相溶性であり、かつ接着剤樹脂に対しては溶解性を有さない非溶媒(例えば、水)との混合液をシート状支持体上に塗工・乾燥してミクロ状に凝集させた層を形成した多孔質層。
(4)無機白色顔料の一次粒子及び/又は二次凝集粒子を接着剤樹脂中に分散させた塗工液をシート状支持体上に塗工・乾燥させて形成した多孔質層。
(5)接着剤樹脂と有機及び/又は無機中空粒子を含有する塗工液をシート状支持体上に塗工・乾燥させて(必要に応じて、更に加熱発泡させて)形成した多孔質層。
これらの多孔質層の形成方法の内でも、多孔質層の表面平坦性、多孔質層製造における再現性、得られる受容シートの感度および画像均一性などの面から、(5)の中空粒子を含有する多孔質層が好ましく形成される。紙基材を主とするシート状支持体上に中空粒子を含有する多孔質層を設けることによって、受容シートに、断熱性及びクッション性が付与されるので、受容シートの濃度上昇及び画像均一性が向上し、受容シートとして特に好ましい形態となる。
多孔質層で使用される中空粒子の材質、製造方法は特に限定されるものではないが、具体的には、中空粒子の壁を形成する材料としてアクリロニトリル、メタアクリロニトリル、塩化ビニリデン、スチレン、(メタ)アクリル酸エステル等の単独重合体、それらの共重合体、それらの単独重合体混合物が挙げられる。それら中空粒子の製造方法としては、樹脂粒子中にブタンガスを封入した重合体を加熱発泡させる方法や、エマルジョン重合方式で製造される方法などが挙げられる。
(受容層)
受容層を形成する樹脂としては、一般にインクリボンから移行する染料に対する親和性が高く、従って染料染着性の良好な熱可塑性樹脂(染着性熱可塑性樹脂とも言う。)が使用される。このような染着性熱可塑性樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体系樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの中でも、染料染着性に優れたポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が好ましく用いられ、ポリエステル樹脂が特に好ましく用いられる。これらの染着性熱可塑性樹脂は単独で使用してもよいし、また二種以上を併用して使用してもよい。
受容層を形成する樹脂としては、一般にインクリボンから移行する染料に対する親和性が高く、従って染料染着性の良好な熱可塑性樹脂(染着性熱可塑性樹脂とも言う。)が使用される。このような染着性熱可塑性樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体系樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの中でも、染料染着性に優れたポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が好ましく用いられ、ポリエステル樹脂が特に好ましく用いられる。これらの染着性熱可塑性樹脂は単独で使用してもよいし、また二種以上を併用して使用してもよい。
本発明では、受容層用塗工液が水性であることが特徴であるが、染着性熱可塑性樹脂は水に溶解した状態で存在してもよいし、水に分散された状態で存在してもよい。染着性熱可塑性樹脂を水溶化するためには公知の技術を使うことが可能で、例えば、ポリマー骨格または側鎖に、カルボキシル基、リン酸エステル基、スルホン基、アミノ基、イミノ基、第三アミン基、水酸基、エーテル基、アミド基等を導入し、対イオンで中和し、親水性の石鹸またはイオン性基を形成させ水に溶解させる方法が一般的であるが、もちろんこの方法に限定されるわけではない。また水分散化する場合も乳化重合法等の公知の技術を使うことが可能である。染着性熱可塑性樹脂としては、水溶性熱可塑性樹脂単独、水分散性熱可塑性樹脂単独、あるいは前記の両者を併用して使用することが可能である。
また染着性熱可塑性樹脂は、反応性を有する官能基(例えば水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基等の官能基)を有していることが好ましい。また受容層用塗工液中にポリイソシアネート化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、カルボジイミド化合物、有機金属化合物等の架橋剤を配合し、前述の染着性熱可塑性樹脂の官能基と反応させ、染着性熱可塑性樹脂を三次元架橋させることも可能である。架橋剤は染着性熱可塑性樹脂の官能基数1に対し、架橋剤の官能基数0.1〜1,000程度になるように配合されることが好ましい。
また染着性をコントロールする目的等で、可塑剤を単独、もしくは併用して使用することも可能である。可塑剤としてはフタル酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、トリメリット酸エステル系、リン酸エステル系、エポキシ系、ポリエステル系等、公知のものが使用出来る。可塑剤の配合量としては、受容層の染着性熱可塑性樹脂100質量部に対して1〜50質量部程度が好ましく、ブリードアウトとの兼ね合いから、1〜30質量部の配合がより好ましく用いられる。
さらに耐光性を向上させるために離型層のほか、受容層配合中にも紫外線吸収剤(以下、UVAと称する。)、もしくはヒンダードアミン系光安定化剤(以下、HALSと称する。)、酸化防止剤を単独、もしくは併用することも可能である。配合量としては受容層の染着性熱可塑性樹脂100質量部に対して、1〜70質量部が配合され、1〜40質量部の配合が好ましく用いられる。
受容層の固形分塗工量は、好ましくは1〜12g/m2程度であり、より好ましくは2〜10g/m2の範囲で調節される。因みに、受容層の固形分塗工量が1g/m2未満では、受容層が支持体表面を完全に覆うことができず、画質の低下を招くことや、サーマルヘッドの加熱により受容層とインクリボンが接着してしまう融着トラブルが発生することがある。一方、受容層の固形分塗工量が12g/m2を超えると効果が飽和して不経済であるばかりでなく、受容層の強度が不足することや、受容層の厚みが増して支持体の断熱効果が十分に発揮されず、画像濃度が低下することがある。
(離型層)
さらに本発明はインクリボンからの剥離性向上、画像の耐光性向上を目的として、受容層上に少なくとも離型剤と紫外線吸収剤を含有した水性塗工液を用いて形成した離型層を設けることが特徴である。水性系塗工液により極めて少量の塗工量で、残留有機溶剤等による悪影響がないせいか、高速印画時等においても、インクリボンと受容シートの融着が防止され、走行性が良好であり、また紫外線吸収剤のインクリボンへの逆転写が防止され、十分な耐光性改善効果が得られる。
さらに本発明はインクリボンからの剥離性向上、画像の耐光性向上を目的として、受容層上に少なくとも離型剤と紫外線吸収剤を含有した水性塗工液を用いて形成した離型層を設けることが特徴である。水性系塗工液により極めて少量の塗工量で、残留有機溶剤等による悪影響がないせいか、高速印画時等においても、インクリボンと受容シートの融着が防止され、走行性が良好であり、また紫外線吸収剤のインクリボンへの逆転写が防止され、十分な耐光性改善効果が得られる。
本発明において使用可能な離型剤としては、特に限定されるものではないが、具体的にはエポキシ変性シリコーンオイル、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、メタクリル酸変性シリコーンオイル等の変性シリコーンオイルや、ジメチルシリコーンオイルなどの未変性シリコーンオイル、シリコーングラフト共重合樹脂、パラフィンワックス、ポリエチレン、フルオロカーボン等の炭化水素系、ステアリン酸等の脂肪酸系、脂肪族アミド系、エステル系、アルコール系、金属石鹸系、天然ワックス系の離型性物質が挙げられる。
また、これらの離型性物質を水溶化するために、離型剤骨格、もしくは側鎖の官能基を対イオンで中和し、親水性の石鹸またはイオン性基を形成させ水に溶解させる水溶化技術や、機械乳化法、乳化重合法などの水分散技術といった公知の技術を使用することが可能であるが、もちろんこれに限るものではない。
これらの離型性物質の中でも、良好な水溶性を示し、リボンとの離型性能に優れ、かつ受容層との密着性に優れたシリコーングラフト共重合樹脂が、好ましく用いられる。シリコーングラフト共重合樹脂の例としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等にシリコーンをグラフト重合したものが挙げられ、特にシリコーングラフトアクリル共重合樹脂が好ましく使用される。従来公知のシリコーンオイルを離型剤として使用すると、受容層と基材との密着性が低下することがある。
シリコーングラフトアクリル樹脂は、主鎖のアクリルポリマーが基材との密着性を維持し、側鎖のポリシロキサンが離型性を付与する。シリコーングラフトアクリル樹脂の合成方法には、(1)アクリル系重合体にポリシロキサンを反応させる方法、(2)アクリル系モノマーを重合反応させる際に同時にポリシロキサンを反応させる方法等がある。
合成方法の具体例としては、ヒドロキシル基含有ポリシロキサンと、重合性シラン化合物と、不飽和有機酸と、重合性アクリルモノマーとを有機溶剤中で重合し、得られた重合体の溶液に塩基性化合物を添加して、シリコーングラフトアクリル樹脂が得られるが、もちろんこれに限定されることはない。ヒドロキシル基含有ポリシロキサンとしては、ジメチルポリシロキサン、メチルエチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等が挙げられる。
重合性シラン化合物としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリブトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン等が挙げられる。不飽和有機酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等が挙げられる。重合性アクリルモノマーとしては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル等が挙げられる。
塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン、モノメチロールジメチルアミン等が挙げられる。なおアクリルモノマー以外にもスチレン、アクリロニトリル、アクリルアミド、エチレン、プロピレン、酢酸ビニル、塩化ビニル等のモノマーも適宜添加することができる。また、重合開始剤としてはアゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキシド等のラジカル重合開始剤を使用することができる。上記組成中、不飽和有機酸の量を調整することにより、水分散性の樹脂又は水溶性の樹脂に仕上げることができる。
本発明の離型層において使用される紫外線吸収剤としては、特に限定されるものではないが、ベンゾトリアゾール系、トリアジン系、蓚酸アニリド系、ベンゾフェノン系等の紫外線吸収剤が好ましく使用される。特にベンゾトリアゾール系は他の紫外線吸収剤と比較して吸収波長域が広く、また高波長側に極大吸収ピークを持ち、また吸光度も大きいことからHALSと併用したときに特に優れた効果が得られるため好ましく用いられる。一般に公知の親油性紫外線吸収剤も使用可能であるが、水系離型層塗料中で紫外線吸収剤が分離しやすく均一な塗工膜が得られにくいため、あらかじめ乳化剤等を使用し水分散体としたものを使用することが好ましい。
また紫外線吸収剤の他の形態として、紫外線吸収剤は、紫外線吸収剤として作用するベンゾトリアゾール骨格、もしくはベンゾフェノン骨格を側鎖に有する水性(メタ)アクリル共重合体であってもよい。水性(メタ)アクリル樹脂は、2−ヒドロキシベンゾフェノン残基または2−ヒドロキシベンゾトリアゾール残基が結合した重合性ビニル化合物等の紫外線吸収性モノマーと、このモノマーと共重合可能な(メタ)アクリル酸エステル等のビニル化合物モノマーと、トリルアミン等の架橋性モノマーを乳化共重合して得られる。紫外線吸収剤の水分散体を使用するよりも、分子量が大きいためブリードアウトが少なく、印画時にリボンに紫外線吸収剤が逆転写し難いことから、好ましく使用される。
また、上記紫外線吸収剤をアクリル樹脂等で被覆した構造を持つ、コアシェル型エマルジョンであってもよい。コアシェル型エマルジョンは、種々の合成方法によって得られる水溶性樹脂をアミンまたは、アンモニアで中和し、水中に分散した溶液中に紫外線吸収剤を溶解させた疎水性モノマー溶液を滴下することによって合成される。その際水中に分散させたシェルポリマー中に、紫外線吸収剤を含有した疎水性モノマーが漸次進入し重合するため、紫外線吸収剤がエマルジョン中に安定して固定化されブリードアウトがなくなり、印画時にリボンに紫外線吸収剤が逆転写し難いことから好ましく使用される。
また本発明の離型層には、ポリイソシアネート化合物、エポキシ、オキサゾリン、カルボジイミド、有機金属化合物等の架橋剤を配合させたり、水溶性熱可塑性樹脂、水分散型熱可塑性樹脂を併用することも可能である。
本発明の離型層における、離型剤と紫外線吸収剤との配合比率は特に限定されるものではないが、離型剤は離型層の全固形分質量に対して、20〜80質量%の範囲内で配合されるのが好ましい。離型剤の配合比率が20質量%未満ではインクリボンとの離型性が十分ではなく、一方、離型剤の配合比率が80質量%を超えると紫外線吸収効果が十分に得られない。前記離型層の塗工量は、1〜10mg/m2が好ましく、より好ましくは2〜5mg/m2である。離型層の塗工量が1mg/m2未満では、インクリボンからの剥離性の改善効果が不十分なことがあり、一方、10mg/m2を超えると、受容層上に離型層を形成する際に受容層が溶解して均一な離型層が得られなかったり、印画濃度が低下したり、インクリボンの保護層転写性に問題が生じることがある。
(バリア層)
中空粒子を有する多孔質層と受容層との間には、バリア層が設けられることが好ましい。バリア層は、受容層に染着された染料が経時により多孔質層に拡散、移行する現象、いわゆる画像のニジミ、裏抜け等を防止するための障壁として有効である。
中空粒子を有する多孔質層と受容層との間には、バリア層が設けられることが好ましい。バリア層は、受容層に染着された染料が経時により多孔質層に拡散、移行する現象、いわゆる画像のニジミ、裏抜け等を防止するための障壁として有効である。
バリア層に使用される樹脂としては、フィルム形成能に優れ、弾力性、柔軟性のある樹脂が使用される。具体的には、デンプン、変性デンプン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアガム、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体塩、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、スチレン−アクリル酸共重合体塩、エチレン−アクリル酸共重合体塩、尿素樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、アミド樹脂等の水溶性樹脂が使用される。
またスチレン−ブタジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステル樹脂系ラテックス、メタアクリル酸エステル系共重合樹脂ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス、ポリエステルポリウレタンアイオノマー、ポリエーテルポリウレタンアイオノマーなどの水分散性樹脂も使用することができる。上記の樹脂の中でも、水溶性樹脂が好ましく使用される。また上記の樹脂は単独で使用してもよく、あるいは2種以上を併用してもよい。
さらに、バリア層には各種の顔料が含有されてもよく、好ましくは膨潤性無機層状化合物が使用され、塗工用溶剤の浸透防止ばかりでなく、熱転写染着画像のニジミ防止等においても優れた効果が得られる。膨潤性無機層状化合物としては、例えば、フッ素金雲母、カリウム四珪素雲母、ナトリウム四珪素雲母、ナトリウムテニオライト、リチウムテニオライトなどの合成マイカ、或はナトリウムヘクトライト、リチウムヘクトライト、サポナイトなどの合成スメクタイトがより好ましく使用される。これらの中でもナトリウム四珪素雲母が特に好ましく、熔融合成法により、所望の粒子径、アスペクト比、結晶性のものが得られる。
(裏面層)
本発明の受容シートにおいて、シート状支持体の受容層が設けられていない側の面(裏面)上に、走行性向上、静電気の防止、受容シート相互の擦れによる受容層の損傷防止、さらにはプリントした受容シートを重ね置きしたとき、受容層からそれに接触隣接する受容シート裏面への染料移行の防止などを目的として裏面層が形成されていてもよい。裏面層には接着成分としての樹脂と帯電防止処理のために各種の導電剤を添加することができる。この導電剤としては、カチオン系ポリマーを用いることが好ましい。カチオン系ポリマーとしては、一般的にポリエチレンイミンや、カチオン性モノマーを含むアクリル系重合体、カチオン変性アクリルアミド系重合体およびカチオン澱粉等を用いることができる。
本発明の受容シートにおいて、シート状支持体の受容層が設けられていない側の面(裏面)上に、走行性向上、静電気の防止、受容シート相互の擦れによる受容層の損傷防止、さらにはプリントした受容シートを重ね置きしたとき、受容層からそれに接触隣接する受容シート裏面への染料移行の防止などを目的として裏面層が形成されていてもよい。裏面層には接着成分としての樹脂と帯電防止処理のために各種の導電剤を添加することができる。この導電剤としては、カチオン系ポリマーを用いることが好ましい。カチオン系ポリマーとしては、一般的にポリエチレンイミンや、カチオン性モノマーを含むアクリル系重合体、カチオン変性アクリルアミド系重合体およびカチオン澱粉等を用いることができる。
本発明において、特に中空粒子を含有する多孔質層を設けたシート状支持体を使用する場合には、受容シートにカレンダー処理を施してもよく、受容層表面の凹凸を減少させ、平滑化する事も可能である。カレンダー処理は、例えば紙類をシート状支持体として使用した場合には、多孔質層、バリア層あるいは受容層塗工後のいずれの段階で行ってもよい。カレンダー処理に使用されるカレンダー装置やニップ圧、ニップ数、金属ロールの表面温度等については特に限定されるものではないが、カレンダー処理を施す際の圧力条件としては、0.5〜50MPaが好ましく、より好ましくは1〜30MPaである。温度条件は20〜150℃が好ましく、更に好ましくは30〜130℃である。カレンダー装置としては、例えばスーパーカレンダー、ソフトカレンダー、グロスカレンダー、クリアランスカレンダー等の一般に製紙業界で使用されているカレンダー装置を適宜使用できる。
本発明の受容シートの受容層、離型層、及びその他の塗工層は、バーコーター、グラビアコーター、コンマコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ゲートロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター、及びスライドビードコーター等の公知のコーターを使用して、所定の塗工液を塗工、乾燥して形成することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、勿論本発明はこれによって限定されるものではない。特に断らない限り、実施例中の「部」および「%」は、すべて「質量部」および「質量%」を示し、溶剤に関するものを除き固形分量である。
実施例1
厚さ100μmの上質紙の両面に、2軸延伸されたポリプロピレンを主成分とする多層構造フィルム(商品名:ユポFPG50、ユポ・コーポレーション製)をドライラミネート方式で積層して、シート状支持体とした。更にシート状支持体上に、下記組成の受容層用塗工液−Aを固形分塗工量が5g/m2になるように塗工、乾燥し、受容層を形成した。更に上記シート状支持体の受容層上に下記組成の離型層用塗工液−1を、固形分塗工量が3mg/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成し、受容シートを作成した。
厚さ100μmの上質紙の両面に、2軸延伸されたポリプロピレンを主成分とする多層構造フィルム(商品名:ユポFPG50、ユポ・コーポレーション製)をドライラミネート方式で積層して、シート状支持体とした。更にシート状支持体上に、下記組成の受容層用塗工液−Aを固形分塗工量が5g/m2になるように塗工、乾燥し、受容層を形成した。更に上記シート状支持体の受容層上に下記組成の離型層用塗工液−1を、固形分塗工量が3mg/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成し、受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−A>
水溶性ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 80部
ウレタン樹脂(商品名:ネオステッカー1200、日華化学製) 20部
ポリイソシアネート(商品名:NKアシストIS−70S、日華化学製) 2部
水 50部
<離型層用塗工液−1>
アルコール変性シリコーン(商品名:SF8427、
東レ・ダウコーニング製) 50部
水分散型ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
(商品名:シャインガードBZ−24、センカ製) 50部
水 50部
水溶性ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 80部
ウレタン樹脂(商品名:ネオステッカー1200、日華化学製) 20部
ポリイソシアネート(商品名:NKアシストIS−70S、日華化学製) 2部
水 50部
<離型層用塗工液−1>
アルコール変性シリコーン(商品名:SF8427、
東レ・ダウコーニング製) 50部
水分散型ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
(商品名:シャインガードBZ−24、センカ製) 50部
水 50部
実施例2
シート状支持体として、厚さ150μmのアート紙(商品名:OK金藤N、174.4g/m2、王子製紙製)を使用し、その片面に下記組成の多孔質層用塗工液−1を、乾燥後の膜厚が51μmになるように塗工、乾燥して多孔質層を形成した。更に上記多孔質層上に下記組成のバリア層用塗工液−1を、固形分塗工量が2g/m2になるように塗工、乾燥してバリア層を形成し、更に上記バリア層上に、上記受容層用塗工液−A(実施例1で調整)を固形分塗工量が5g/m2になるように塗工、乾燥し、受容層を形成した。更に前記の受容層上に上記の離型層用塗工液−1(実施例1で調整)を、固形分塗工量が3mg/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成し、受容シートを作成した。
シート状支持体として、厚さ150μmのアート紙(商品名:OK金藤N、174.4g/m2、王子製紙製)を使用し、その片面に下記組成の多孔質層用塗工液−1を、乾燥後の膜厚が51μmになるように塗工、乾燥して多孔質層を形成した。更に上記多孔質層上に下記組成のバリア層用塗工液−1を、固形分塗工量が2g/m2になるように塗工、乾燥してバリア層を形成し、更に上記バリア層上に、上記受容層用塗工液−A(実施例1で調整)を固形分塗工量が5g/m2になるように塗工、乾燥し、受容層を形成した。更に前記の受容層上に上記の離型層用塗工液−1(実施例1で調整)を、固形分塗工量が3mg/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成し、受容シートを作成した。
<多孔質層用塗工液−1>
アクリロニトリル及びメタクリロニトリルを主成分とする共重合体からなる
既発泡中空粒子(平均粒子径3.2μm、体積中空率76%) 50部
ポリビニルアルコール(商品名:PVA205、クラレ製) 10部
スチレン−ブタジエンラテックス(商品名:PT1004、日本ゼオン製 40部
水 250部
<バリア層用塗工液−1>
膨潤性無機層状化合物(ナトリウム4珪素雲母、粒子平均長径6.3μm、
アスペクト比2700) 30部
ポリビニルアルコール(商品名:PVA105、クラレ製) 50部
スチレン−ブタジエンラテックス(商品名:L−1537、旭化成製) 20部
水 1100部
アクリロニトリル及びメタクリロニトリルを主成分とする共重合体からなる
既発泡中空粒子(平均粒子径3.2μm、体積中空率76%) 50部
ポリビニルアルコール(商品名:PVA205、クラレ製) 10部
スチレン−ブタジエンラテックス(商品名:PT1004、日本ゼオン製 40部
水 250部
<バリア層用塗工液−1>
膨潤性無機層状化合物(ナトリウム4珪素雲母、粒子平均長径6.3μm、
アスペクト比2700) 30部
ポリビニルアルコール(商品名:PVA105、クラレ製) 50部
スチレン−ブタジエンラテックス(商品名:L−1537、旭化成製) 20部
水 1100部
実施例3
シート状支持体として、厚さ150μmの上質紙を使用し、その片面に低密度ポリエチレン樹脂(製品名:ノバテックLC520、日本ポリエチレン製)を20μm、他方の面に高密度ポリエチレン樹脂(製品名:ノバテックHF560、日本ポリエチレン製)を30μmの厚さに、それぞれ溶融押し出しラミネートしてシート状支持体を形成し、低密度ポリエチレン樹脂上に多孔質層を形成した以外は実施例2と同様にして、受容シートを作成した。
シート状支持体として、厚さ150μmの上質紙を使用し、その片面に低密度ポリエチレン樹脂(製品名:ノバテックLC520、日本ポリエチレン製)を20μm、他方の面に高密度ポリエチレン樹脂(製品名:ノバテックHF560、日本ポリエチレン製)を30μmの厚さに、それぞれ溶融押し出しラミネートしてシート状支持体を形成し、低密度ポリエチレン樹脂上に多孔質層を形成した以外は実施例2と同様にして、受容シートを作成した。
実施例4
離型層用塗工液−1の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−2を使用した以外は、実施例3と同様にして、受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−2>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 50部
水分散型ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
(商品名:シャインガードBZ−24、センカ製) 50部
水 50部
離型層用塗工液−1の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−2を使用した以外は、実施例3と同様にして、受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−2>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 50部
水分散型ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
(商品名:シャインガードBZ−24、センカ製) 50部
水 50部
実施例5
離型層用塗工液−1の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−3を使用した以外は、実施例3と同様にして、受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−3>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 50部
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤グラフト型アクリル樹脂
(商品名:ULS1700、一方社油脂工業製) 50部
水 50部
離型層用塗工液−1の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−3を使用した以外は、実施例3と同様にして、受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−3>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 50部
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤グラフト型アクリル樹脂
(商品名:ULS1700、一方社油脂工業製) 50部
水 50部
実施例6
離型層用塗工液−1の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−4を使用した以外は、実施例3と同様にして、受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−4>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 50部
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤内包コアセル型アクリルエマルジョン
(商品名:SE2538、大成ファインケミカル製) 50部
水 50部
離型層用塗工液−1の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−4を使用した以外は、実施例3と同様にして、受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−4>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 50部
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤内包コアセル型アクリルエマルジョン
(商品名:SE2538、大成ファインケミカル製) 50部
水 50部
比較例1
受容層用塗工液−Aの代りに下記組成の受容層用塗工液−Bを使用し、かつ離型層を設けなかった以外は、実施例3と同様にして受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−B>
水溶性ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 78部
ウレタン樹脂(商品名:ネオステッカー1200、日華化学製) 20部
アルコール変性シリコーンオイル(商品名:SF8427、
東レ・ダウコーニング製) 2部
ポリイソシアネート(商品名:NKアシストIS−70S、日華化学製) 2部
水 50部
受容層用塗工液−Aの代りに下記組成の受容層用塗工液−Bを使用し、かつ離型層を設けなかった以外は、実施例3と同様にして受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−B>
水溶性ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 78部
ウレタン樹脂(商品名:ネオステッカー1200、日華化学製) 20部
アルコール変性シリコーンオイル(商品名:SF8427、
東レ・ダウコーニング製) 2部
ポリイソシアネート(商品名:NKアシストIS−70S、日華化学製) 2部
水 50部
比較例2
受容層用塗工液−Aの代りに下記組成の受容層用塗工液−C、離型層用塗工液−1の代わりに離型層用塗工液−5を固形分塗工量が1g/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成した以外は、実施例3と同様にして受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−C>
ポリエステル樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡製) 98部
ポリイソシアネート(商品名:タケネートD110N、
三井化学ポリウレタン製) 2部
水 50部
<離型層用塗工液−5>
水溶性ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 85部
カルボキシ変性シリコーン系マイクロエマルジョン
(商品名:X−51−789、信越シリコーン社製) 6部
多官能アジリジン誘導体化合物(商品名:ケミタイトP−33、
日本触媒化学社製) 9部
水 85部
受容層用塗工液−Aの代りに下記組成の受容層用塗工液−C、離型層用塗工液−1の代わりに離型層用塗工液−5を固形分塗工量が1g/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成した以外は、実施例3と同様にして受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−C>
ポリエステル樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡製) 98部
ポリイソシアネート(商品名:タケネートD110N、
三井化学ポリウレタン製) 2部
水 50部
<離型層用塗工液−5>
水溶性ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 85部
カルボキシ変性シリコーン系マイクロエマルジョン
(商品名:X−51−789、信越シリコーン社製) 6部
多官能アジリジン誘導体化合物(商品名:ケミタイトP−33、
日本触媒化学社製) 9部
水 85部
比較例3
離型層用塗工液−1の代わりに離型層用塗工液−6を固形分塗工量が1g/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成した以外は、実施例3と同様にして受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−6>
ポリエステル樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡製) 20部
アミノ変性シリコーンオイル(商品名:KF−393、信越化学社製) 2部
ポリイソシアネート(商品名:タケネートD110N、
三井化学ポリウレタン製) 2部
メチルエチルケトン 100部
離型層用塗工液−1の代わりに離型層用塗工液−6を固形分塗工量が1g/m2になるように塗工、乾燥して離型層を形成した以外は、実施例3と同様にして受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−6>
ポリエステル樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡製) 20部
アミノ変性シリコーンオイル(商品名:KF−393、信越化学社製) 2部
ポリイソシアネート(商品名:タケネートD110N、
三井化学ポリウレタン製) 2部
メチルエチルケトン 100部
比較例4
離型層用塗工液−2の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−7を使用した以外は、実施例4と同様にして受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−7>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 100部
水 50部
離型層用塗工液−2の代わりに、下記組成の離型層用塗工液−7を使用した以外は、実施例4と同様にして受容シートを作成した。
<離型層用塗工液−7>
シリコーングラフトアクリル樹脂(商品名:サイマックUS−450、
東亞合成化学工業製) 100部
水 50部
比較例5
受容層用塗工液−Aの代りに下記組成の受容層用塗工液−Cを用い、離型層用塗工液−2の代わりに、前記離型層用塗工液−7(比較例4で調整)を使用した以外は、実施例4と同様にして、受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−C>
水性系ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 68部
ウレタン樹脂(商品名:ネオステッカー1200、日華化学製) 10部
水分散型紫外線吸収剤(商品名:シャインガードBZ−24、センカ製) 20部
ポリイソシアネート(商品名:NKアシストIS−70S、日華化学製) 2部
水 50部
受容層用塗工液−Aの代りに下記組成の受容層用塗工液−Cを用い、離型層用塗工液−2の代わりに、前記離型層用塗工液−7(比較例4で調整)を使用した以外は、実施例4と同様にして、受容シートを作成した。
<受容層用塗工液−C>
水性系ポリエステル樹脂(商品名:PMD−1200、東洋紡製) 68部
ウレタン樹脂(商品名:ネオステッカー1200、日華化学製) 10部
水分散型紫外線吸収剤(商品名:シャインガードBZ−24、センカ製) 20部
ポリイソシアネート(商品名:NKアシストIS−70S、日華化学製) 2部
水 50部
評価
上記各実施例および比較例で得られた受容シートについて、下記試験を行った。得られた結果を表1に示す。
上記各実施例および比較例で得られた受容シートについて、下記試験を行った。得られた結果を表1に示す。
〔印画濃度〕
得られた受容シートに、昇華型熱転写インクリボン(商品名:UP−540、ソニー社製)を装着した市販の熱転写ビデオプリンター(商品名:UP−50、ソニー社製)を用いて、受容シートに印加エネルギー別16階調の記録画像を印画した。マクベス反射濃度計(商品名:RD−914、Kollmorgen社製)を用いて、その反射濃度を測定した。印加エネルギーの低い方から15ステップ目に相当する高階調部の反射濃度を、印画濃度として表1に表示した。印画濃度が2.0以上であれば実用に十分適する。
得られた受容シートに、昇華型熱転写インクリボン(商品名:UP−540、ソニー社製)を装着した市販の熱転写ビデオプリンター(商品名:UP−50、ソニー社製)を用いて、受容シートに印加エネルギー別16階調の記録画像を印画した。マクベス反射濃度計(商品名:RD−914、Kollmorgen社製)を用いて、その反射濃度を測定した。印加エネルギーの低い方から15ステップ目に相当する高階調部の反射濃度を、印画濃度として表1に表示した。印画濃度が2.0以上であれば実用に十分適する。
〔インクリボン剥離性試験〕
得られた受容シートに、昇華型熱転写インクリボン(商品名:UP−540、ソニー社製)を装着した市販の熱転写ビデオプリンター(商品名:UP−50、ソニー社製)を用いて、50℃環境下で印画開始のヘッド温度を50℃になるよう調節し、黒ベタ画像を10枚連続で印画した。その際、印画適性として受容シート表面とインクリボンとの融着状況、およびプリンターからの受容シートの排紙性等について、以下の基準で評価し、リボン剥離性として表1に示した。
○:受容シート表面とインクリボンとの融着が全くなく、10枚連続して正常に排紙され、実用には全く問題がない。
△:受容シート表面とインクリボンとの軽い融着により若干騒音は生じるが、10枚とも排紙され、実用可能である。
×:受容シート表面とインクリボンとが融着を生じ、正常に排紙されないものがあり、実用には適さない。
得られた受容シートに、昇華型熱転写インクリボン(商品名:UP−540、ソニー社製)を装着した市販の熱転写ビデオプリンター(商品名:UP−50、ソニー社製)を用いて、50℃環境下で印画開始のヘッド温度を50℃になるよう調節し、黒ベタ画像を10枚連続で印画した。その際、印画適性として受容シート表面とインクリボンとの融着状況、およびプリンターからの受容シートの排紙性等について、以下の基準で評価し、リボン剥離性として表1に示した。
○:受容シート表面とインクリボンとの融着が全くなく、10枚連続して正常に排紙され、実用には全く問題がない。
△:受容シート表面とインクリボンとの軽い融着により若干騒音は生じるが、10枚とも排紙され、実用可能である。
×:受容シート表面とインクリボンとが融着を生じ、正常に排紙されないものがあり、実用には適さない。
〔耐光性試験〕
上記で得られた黒ベタ画像印画物を、Xeフェードメーターで10,000kJ/m2の積算照度になるまで処理した。画像の耐光性試験前及び試験後の色調をJIS Z 8721に準拠して、色差計(グレタグ社)を用いて測定した。測定値は、JIS Z 8729に基づき、L*a*b*表色系で記録し、JIS Z 8730に基づく方法で処理前後の色差(ΔE*)を算出した。色差が13以内であれば、実用上問題の無いレベルである。
上記で得られた黒ベタ画像印画物を、Xeフェードメーターで10,000kJ/m2の積算照度になるまで処理した。画像の耐光性試験前及び試験後の色調をJIS Z 8721に準拠して、色差計(グレタグ社)を用いて測定した。測定値は、JIS Z 8729に基づき、L*a*b*表色系で記録し、JIS Z 8730に基づく方法で処理前後の色差(ΔE*)を算出した。色差が13以内であれば、実用上問題の無いレベルである。
本発明の受容シートは、インクリボンと受容層の剥離性に優れ、さらに画像の耐光性に優れ、昇華熱転写方式を初めとする各種の熱転写方式のフルカラープリンターに有用なものであって、産業界に寄与するところは大である。
Claims (7)
- シート状支持体上の少なくとも一面に、画像受容層、離型層を順次積層した熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層が、染着性熱可塑性樹脂を主成分とする水性塗工液を用いて形成され、かつ前記離型層が、少なくとも離型剤と紫外線吸収剤を含有する水性塗工液を用いて形成されたことを特徴とする熱転写受容シート。
- 前記シート状支持体と画像受容層の間に、さらに多孔質層が形成された請求項1に記載の熱転写受容シート。
- 前記シート状支持体が、セルロースパルプを主成分とする紙基材の少なくとも一面上に、熱可塑性樹脂層が形成されたシート状支持体である請求項1または2に記載の熱転写受容シート。
- 前記染着性熱可塑性樹脂成分として、ポリエステル樹脂を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の熱転写受容シート。
- 前記離型剤が、シリコーングラフトアクリル共重合体である請求項1〜4のいずれかに記載の熱転写受容シート。
- 前記紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール骨格を側鎖に有する(メタ)アクリル共重合体、及び/又は、ベンゾフェノン骨格を側鎖に有する(メタ)アクリル共重合体である請求項1〜5のいずれかに記載の熱転写受容シート。
- 前記紫外線吸収剤が、紫外線吸収剤を樹脂で被覆した構造を有するエマルジョンである請求項1〜6のいずれかに記載の熱転写受容シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007146352A JP2008296485A (ja) | 2007-06-01 | 2007-06-01 | 熱転写受容シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| WO2012121096A1 (ja) | 2011-03-07 | 2012-09-13 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート、及び熱転写受像シートの製造方法 |
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-
2007
- 2007-06-01 JP JP2007146352A patent/JP2008296485A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012121096A1 (ja) | 2011-03-07 | 2012-09-13 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート、及び熱転写受像シートの製造方法 |
| US9040453B2 (en) | 2011-03-07 | 2015-05-26 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image-receiving sheet and manufacturing method for thermal transfer image-receiving sheet |
| WO2015147288A1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート用支持体および熱転写受像シートならびにそれらの製造方法 |
| JP2015193251A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート用支持体および熱転写受像シートならびにそれらの製造方法 |
| US9889694B2 (en) | 2014-03-27 | 2018-02-13 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Support for thermal transfer image-receiving sheet, thermal transfer image-receiving sheet, and producing method therefor |
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