JP2008519630A - 煎出装置 - Google Patents

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Abstract

取っ手2、プランジャ3に付いている絞りヘッド8、煎出可能な物質たとえば茶、コーヒー、ハーブなどを入れた袋を保持するための容器を有する煎出装置である。この容器は多数の細長い籠要素10を備え、この要素は絞りヘッド8の周辺にある開口を通って取っ手2に旋回できるように取り付けられている。プランジャは内部で相対して作用するばね要素によって偏倚されており、1つの方向に動くとティーバッグあるいは類似のものの挿入、取り出しのために籠を開き、反対方向に動くと袋をヘッド8と要素10の先端との間で絞る。他の実施例では、籠要素は取っ手内部のスリーブを使ってプランジャとは独立に動かされる。絞りヘッドが取っ手に固定され、籠要素が内部プランジャに旋回できるように取り付けられ、孔の開いた、相対的に可動な部品を有する容器が籠の代わりをする装置についても記載されている。
【選択図】 図1

Description

本発明はいろいろな物質の煎出に用いられる装置に関する。本装置は多孔性の袋に含むことができるどのような煎出可能な物質の煎出に用いることができるが、特に茶、コーヒー、ハーブなどの煎出により形成される飲み物の作成に有用である。
ティーバッグでお茶を淹れるときなどに、濃い液体を放出させて強い煎出を得るためにしばしば匙を使ってティーバッグを絞ったり激しく動かしたりする。またティーバックをゴミ箱に捨てる際に垂れたり滴ったりする危険を減らすため、使用後のティーバッグを絞る習慣のある人もいる。
ティーバッグを絞るための装置は多数提案されている。最も普通の装置の形は1対の舌のように作用するものであるが、バッグを掴む部分が一般に堅く、またしばしば大きな面積を有する。中味が煎出される間に装置がバッグを保持する場合、水がバッグの周囲を循環することが妨げられ、また一方でこの装置が煎出する間バッグを保持するのに使用しなければ、水から取り出すためにバッグを掴むのが難しくなる。
端に蓋を備えた円筒形の容器を持つ絞り装置も提案されている。この容器は孔の開いた壁と、ティーバッグを絞るのに使用できる往復可能なプランジャを備えている。この容器は煎出液の中に浸している間にバッグを絞ることを可能にする取っ手を有するが、容器にバッグを装入し、また取り出す際にティーバッグを手で取り扱う必要がある。バッグおよび容器あるいはそのいずれかに直接手を触れることは、汚いしまた不衛生の可能性があり、煎出物質中に汚れや細菌を取り込む危険を増すので、好ましくないと考えられる。
本発明は煎出できる物質の袋を使用するための装置の新しい、また発明的な形であって、
a)その袋を手でほとんど、あるいは全く扱わずに容易に装置で使用でき、
b)この装置が希望する場合には充分に濃く、あるいは使用者がそう望むならば薄く煎出が得られるように煎出プロセスを制御でき、
c)その袋がプロセス中にしっかりと保持され、
d)その袋を煎出完了時に余剰の液体を追い出すために効果的に絞ることができ、
e)使用者がプロセスの終わりにその袋を装置から容易に取り外せる
ような装置を提供することを目的とする。
本発明は煎出装置であって、
−取っ手と、
−取っ手の一端に取り付けられた容器であって、この容器は相対的に動くことができる複数の部品によって形成されており、ここでこの部品が閉じた配置において煎出可能な物質を含む袋を保持するための煎出空間を決定し、一方で液体が容器に出たり入ったりできる複数の孔を備え、前記部品は開いた配置のとき袋が容器に出入りできるように構成されまた配置されている容器と、
−容器を前記開いたおよび閉じた配置の間を動かすように取っ手から操作できる作動手段と、
−容器内の前記煎出空間に突き出るように前記取っ手から突き出る絞りヘッドと、
−容器と絞りヘッドとの間の相対運動を生ぜしめ、容器が前記閉じた配置のときその中でバッグを絞るための操作手段と、
を備える装置を提供する。
本装置は袋をしっかりと保持する一方で、同時に手で袋をほとんどあるいは全く扱うことなく、また容器に手を触れることなく、容易に袋を使用したり外したりできる。この容器により煎出の際に液の循環が可能である一方で、絞りヘッドは液を追い出すために袋を非常に効果的に絞ることを可能にしている。さらに、絞りヘッドは希望により煎出の際に袋を揉んで、内容物を通る液体の流れを増加させるのに用いることができる。
(図面の簡単な説明)
以下の説明およびここで参照する添付の図面は、本発明がどのように実現されるかを示すために、限定されない例を説明する手段として示されている。
図1は、本発明による第1の煎出装置の全体図である。
図2は、1つの可能な内部配置を示す、煎出装置の部品の軸上断面図である。
図3は、別の内部配置を示す、煎出装置の別の軸上断面図である。
図4は、本発明による煎出装置の第2の形の全体図である。
図5は、本発明による煎出装置の第3の形の全体図である。
図6は、第3の煎出装置の部品の軸上断面図である。
図7は、本発明による煎出装置の第4の形の全体図である。
図8は、第4の煎出装置の軸上断面図である。
図9は、開いた配置の籠を示す図7の軸上断面図の一部である。
図10は、本発明による煎出装置の第5の形の全体図である。
図11は、本発明による煎出装置の第6の形の全体図である。
まず図1を参照すると、第1の形の煎出装置1は、軸方向に動くことができるプランジャ3をその中に含む一般的に細長い円筒形の取っ手2を有する。このプランジャは取っ手の一端から突き出て、操作つまみ4で終わっており、また取っ手2の隣接端には環状に突出したフランジ5を備える。取っ手2の反対側にはティーバッグあるいは同様の袋状の煎出可能な物質を含む入れ物のための容器を形成する籠6を備える。プランジャ3はまた取っ手2のこの端から突き出て、同軸状に取り付けられた一般的に円盤状の絞りヘッド8を有している。このヘッドは中実であっても、あるいは液体が通過できるように多数の孔を持つ様に形成されていてもよい。籠6は、丈夫で耐熱性があり、実質上ポリアミドのような堅いプラスチックあるいはその他の適した材料でできた鉤爪状の要素10(この例では6個)により形成されている。要素10は傾斜部分12を有し、これは取っ手から外側に拡がって、実質的に直線で軸に平行な部分13に続いており、この部分は代わりに、半径方向に内側を向いていて取っ手の軸のところで実質的に集合する先端部分14に繋がっている。軸部分13は絞りヘッド8の円周上に間隔を置いた円周上の開口9を通過している。
図2の断面図は装置のある内部配置を示す。本実施例において籠要素10の内側の端は取っ手2の端に差し込まれ、プランジャ3内の軸方向の溝16内で受けられている。取っ手内部において要素10の傾斜部分12は短い一般的に軸方向の部分15に続いており、これは鉤状で外向きの支持部分17で終わっているが、この支持部分は取っ手2内部に形成された共通の円周上の窪み18、あるいは別々の円周上の窪み内に旋回できるように配置されている。プランジャ3は取っ手2内部に環状の支持台20を備え、取っ手は逆方向に働く第1と第2の圧縮ばね21および22を含み、これは取っ手とプランジャ3との間の環状の空間で受けられている。第1のばね21は支持台20と取っ手3内で窪み18の方に形成された内部の肩23との間で作動し、第2のばね22は支持台20と、一方、取っ手3のフランジ5との隣接端でねじ込みあるいはその他の方法で固定された端栓24のような別の支持台との間で作動する。
図3に示す代替の内部実施例は1個だけのばねを使用し、量産時における組立がいくぶん容易である。本実施例において籠要素10の内部端は取っ手2の端とフランジの頭部を有する管状の挿入物102との間で保持されている。この挿入物は取っ手2の端内部で摩擦、スナップ篏入、接着などによって固定できる。要素10の傾斜部分12はピボットヘッド110で終端し、これは取っ手2と挿入物102のフランジ端との間に形成されるそれぞれの窪みで旋回できるように受けられている。プランジャ3は取っ手2の内部に間隔を空けた環状の支持台120および121を備え、圧縮ばね122が取っ手とプランジャ3との間の環状の空間で受けられており、ばねの両端は支持台120および121に対して直接にあるいは軸受けワッシャを経由して作用する。圧縮ばねの両端はまた取っ手3内に形成された内部の肩123および124の間で作用し、その1つは挿入物102の内側の端により都合よく提供することができる。このようにプランジャ3が取っ手2の内部をいずれかの方向に(籠6に向かってあるいは離れるように)動くとき、ばね122が支持台120と121の1つとばねの反対側の端で相対する肩123あるいは124との間で圧縮されることが理解されるであろう。プランジャ3はしたがって示されている平衡位置に常に戻ろうとする。組立品は絞りヘッド8をプランジャ3から切り離して形成することができ、これに伴ってヘッドは楔状のコネクタ128を使って取り付けられている。
図1の参照に戻ると、取っ手2を片手に持ち、たとえばもう一方の手で第2のばね22の作用に逆らってつまみ4をAの方向に引くと、絞りヘッド8が取っ手に向かって動き、要素10の拡がり部分12に沿って移動を始め、要素を半径方向の外側に旋回させる。先端部分14はしたがって開くように動き、ティーバッグあるいは同様のものを要素10によって形成された籠の中に挿入することができる。つまみ4を解放するとばね22はプランジャ3を平衡位置に戻し、要素10は図1に示す位置に戻り、これによってティーバッグの周囲を閉じる。要素10の数と相対的間隔は袋が籠から落ちることを充分防げるものである必要がある。
ティーバッグはこれで装置の内部に保持された状態で熱湯中に挿入できる。籠6により湯はティーバッグの周りや中を通って自由に循環し、袋の内部に含まれている乾燥した茶葉は袋の孔の開いた壁を通して煎出される。中くらい乃至濃い飲料が必要な場合、湯の中で装置を動かすことで煎出プロセスを助長できる。さらに、つまみを第1のばね21に逆らって矢印Bで示す籠6の方向に動かすことにより、ティーバッグを絞りヘッド8と要素10の内側を向いた先端部分14との間に押し付けることができ、その際に袋の内容物を通して湯を「ポンピング」できる。これは片手の人差し指と中指を取っ手2の相対する側でフランジ5に向けて置き、親指でつまみ4の端を押すことでうまく実行できる。
煎出プロセスが完了すると、装置は袋を湯から出すのに使うことができる。この最後の工程の間、つまみ4は再び籠6に向かって押し、それによって袋を絞りヘッド8と籠6の先端部分14の間で絞り、それによって余剰の液体を袋から追い出すことができる。その結果、ティーバッグは大いに滴りから解放され、適切なごみ容器に容易に移すことができる。ティーバッグの解放は説明したようにつまみ4を籠から離れる方向に引っ張り、要素10を開くことで行える。圧縮した袋は籠から落とすか、あるいは軽く振ることにより取り外せる。
図4に示す煎出装置10の第2の形は、また一般的に細長い取っ手32を有するが、この場合取っ手は片手で持って操作するように設計されている。取っ手内部の配置、プランジャ3、および絞りヘッド8と要素10により形成される籠6の一般的な配置は実質的に図1から図3に関して説明したのと同様である。取っ手32は掌に快適に収まるように拡大し平らにした端部33を有し、取っ手が正しくバランスが取れるように窪んだ領域34を持つように形成することができる。プランジャ3はつまみ36を使って前後に動かすことができ、これはたとえば、使用者の親指による操作のため、取っ手の上部側にある軸方向の細長い穴37を通って横方向にある、プランジャ3の内部支持台で確保される。ここでも同様に、プランジャ3は相対して作用するばね要素間の平衡位置に偏倚されており、これによってつまみ36を籠6から離れるように動かすと要素10が開き、つまみを反対方向に動かすとティーバッグを籠内に保持し、絞りヘッド8と籠要素10の内側を向いている先端部との間で絞ることができる。
前記煎出装置のさらなる変形を図5と図6に示す。この装置もまた軸方向に動くことができるプランジャ3を含む、一般的に細長い円筒形の取っ手2を有する。このプランジャは取っ手の一端から突き出ており、操作つまみ4で終わっている。その反対側の端では、取っ手2はティーバッグあるいは同様のものを受けるための籠6を備える。プランジャ3はまた取っ手2のこの端から突き出ており、同軸的に取り付けられた、一般的に円板形の絞りヘッド8を有する。籠6は多数の鉤爪状の要素10により形成されているが、図1の要素10よりも滑らかに曲がり、角度が小さく、また取っ手から外側に拡がる傾斜部分12を有し、一般的に軸方向に平行な部分13に繋がるが、これはさらに取っ手の軸上で実質的に集合する、内側を向いた先端部分14に繋がる。要素10は絞りヘッド8の周辺に間隔を空けて配置され、それと連結されていない。
図6の断面図を詳しく見ると、籠要素10の内側の端は取っ手2の端の膨らんだ窪み18内部で旋回できるように取り付けされている。取っ手の内部ではスリーブ40がプランジャ3の周りを滑ることができるように配置され、使用者の親指による操作のため取っ手2の側部にある軸方向の細長い穴42を通って横方向に突き出ているつまみ41により独立して動かすことができる。スリーブ40は要素10の内側の端で、たとえば各要素10の旋回軸周りに配置された歯44と噛み合っている周リブ43により動作するように連結されている。取っ手はプランジャ3およびスリーブ40を籠6から離すように偏倚させるそれぞれのばね要素(図示されていない)を含むことができる。これによってつまみを籠6に向かって滑らせる場合、要素10は離れるので、ティーバッグあるいは同様のものを要素10で形成されている籠の中に挿入することができる。つまみ4が解放されると、ばねはスリーブ40を最初の位置に戻し、要素10は図に示すように閉じた位置に戻る。ティーバッグの絞りは同様につまみ4を使ってプランジャ3を押し付けることにより達成できる。
本装置の第4の形を図7から図9に示す。装置のこの形態は軸方向に動くことができるプランジャ3を含む弾丸形の取っ手2を有する。プランジャは取っ手の一端から突き出て、操作つまみ4で終わる。反対側の端では取っ手2はティーバッグあるいは同様のものを受けるための籠6を備える。本実施例では、取っ手2は取っ手の端に一般的に円板形の絞りヘッド48を備えるように形成される。籠6は多数の鉤爪状の要素10により形成されているが、取っ手から外側に拡がる傾斜部分12を有し、一般的に軸方向に平行な部分13に繋がるが、これはさらに取っ手の軸上で実質的に集合する、内側を向いた先端部分14に繋がる。要素10は絞りヘッド48の周辺に間隔をあけて配置されている。
図8の断面図を参照すると、拡がっている部分12は取っ手2の側部に軸方向に伸びる細長い穴状の開口50を通っており、籠要素10の内側の端51は一般的に軸部13に平行に伸び、プランジャ3の軸方向の窪み52内部で旋回できるように連結されている。取っ手にはプランジャ3を図7に示す位置、図8と図9とに示す位置の中間点に偏倚させる、それぞれのばね要素(図示されていない)を含むことができる。つまみ4を籠6に向かって押すと、拡がっている部分12が図9に示すように絞りヘッド48に隣接する細長い穴50の端に掛かり、籠要素10を離すように動かしてティーバッグあるいは同様のものを籠に挿入することができる。つまみ4を解放すると、ばねがプランジャ3を最初の位置に戻し、要素10は図7に示す中間閉位置に戻る。ティーバッグの絞りは、つまみ4を取っ手2から引出すことにより、拡がっている部分12が細長い穴50に沿って後ろ方向に動き、図8に示すようにティーバッグTをヘッド48と先端部分14との間で絞ることにより、達成できる。絞りプロセスの際に籠要素10はその軸方向の端51を取っ手2内で受けることにより外側に動くことが制限される。
前記の各装置における籠要素の数は決まっていないが、通常3個から10個が好ましい。
本煎出装置1の第5の形を図10に示す。この装置もまた軸方向に動くことができるプランジャ3を含む、一般的に細長い円筒形の取っ手2を有する。プランジャは取っ手2の一端から突き出て、操作つまみ4で終わり、取っ手2の近い方の端に環状に突き出たフランジ5を備える。取っ手2の反対側の端には煎出可能な物質で満たされたティーバッグあるいは同様の袋状の入れ物のための容器60を備える。プランジャ3はまた取っ手2のこの端から突き出て、同軸状に取り付けられた一般的に円板形の絞りヘッド8を有する。容器60は2個の一般的に半球形の部品61および62から形成され、これは金属あるいは実質的に堅いプラスチックで出来ており、多数の孔あるいは網目状の打ち抜き孔を含む。この2個の部品61および62は取っ手2の近い端でヘッド8に相対してばね要素64および65により2個の部品が図示のように角度的に開いた位置の方に偏倚するように固定されている。外部スリーブ66は取っ手2の周りに位置し、上部と下部のクリック停止位置との間を軸方向に滑ることができる。図示の上部位置においてスリーブの下端は容器60を解放しているが、スリーブを下部の停止位置に向かって滑らせると、スリーブの先端が容器60の2個の部品に掛かり、2個の部品61および62を一緒になるように動かして閉じ、実質的に球形の配置にする。
プランジャ3は取っ手2内部に環状の支持台を備え、取っ手とプランジャ3との間の環状の空間にある圧縮ばねが支持台に対して作用し、ヘッド8を取っ手の方向に偏倚する。
取っ手2を片手で持つ場合、必要ならば他の手を使ってスリーブ66を軸方向に滑らせて、容器60を開閉できる。ティーバッグあるいは同様のものを直接手で触れることなく、2個の部品を閉じることによって煎出装置に挿入できる。
ティーバッグはこれで容器の中に保ちながら熱湯あるいはその他の液体に浸けることができる。容器に孔が開いているので液体が自由にティーバッグの周りや中を通って循環し、袋の内部に含まれている乾燥した茶葉は袋の孔の開いた壁を通して煎出される。中くらい乃至濃い飲料が必要な場合、湯の中で装置を動かすことで煎出プロセスを助長できる。さらにつまみ4を容器60の方に押すことにより、ティーバッグは絞りヘッド8と容器の遠い端との間に押し付けることができ、その際に袋の内容物を通して湯を「ポンピング」できる。これは片手の人差し指と中指を取っ手2の相対する側でフランジ5に向けて置き、親指でつまみ4を押すことでうまく実行できる。
煎出プロセスが完了すると、装置はティーバッグを湯から取り出すのに使用できる。この最終工程の際に、余剰の液体を袋から追い出すためもう一度つまみ4を容器60の方に押し、ヘッド8と容器との間でティーバッグを絞ることができる。その結果としてティーバッグを滴る危険なしに適切なごみ箱に移すことができる。使用した袋の解放はスリーブ66をフランジ5の方に滑らせて容器の2個の部品を開くことで達成される。圧縮した袋は容器から落とすかあるいは軽く振って取り除くことができる。
容器の2個の部品を開閉するのに他の手段を使用することもできる。たとえばスリーブ66を粗いねじ溝を経由して取っ手2に噛み合わせ、捻り動作で容器を開閉することができる。
図11は異なる形状の容器70を有する第6の煎出装置を示す。この装置もまた軸方向に動くことができるプランジャ3を含む一般的に細長い円筒形の取っ手2を有する。プランジャは取っ手2の一端から突き出て、操作つまみ4で終わり、取っ手2の近い方の端に環状に突き出たフランジ5を備える。容器70はティーバッグあるいは煎出可能な粒子状物質が詰まった袋状の容器を受けるために、取っ手2の反対側の端に取り付けられている。この容器は2個の一般的に半円筒形部品71および72で形成されており、金属あるいは実質的に堅いプラスチックで形成することができる。取っ手2に近接して容器70は多数の軸方向に伸びている細長い穴73を含み、取っ手から遠い端にはより多数の小さな孔74を含む。1つの部品72はもう1つの部品71よりも直径が僅かに小さく、取っ手2に固定され、もう1つの部品72は取っ手2の周りに位置するスリーブ76に固定されている。スリーブ76は握り部分77を有してもよい。スリーブを回転させることにより、大きい直径の部品71は小さな部品72の外側の周りを容器が開くように回転させる、あるいはその代わりに実質的に閉じた円筒形の配置に回転させることができる。
プランジャ3は取っ手2から突き出て、容器70内に位置する同軸的に取り付けられた一般的に円板形の絞りヘッド8を有する。このプランジャは取っ手2内部に環状の支持台と、支持台に対して作用する、取っ手とプランジャ3との間の環状空間に位置しヘッド8を取っ手方向に偏倚させる圧縮ばねを有することができる。
取っ手2を片手で持つ場合、スリーブ76はたとえばもう一方の手を使って回転させて容器70を開閉できる。容器の2個の部品をティーバッグの周りで閉じることにより、ティーバッグあるいは同様のものを直接手で触れることなく装置の中に挿入できる。
ティーバッグは容器の中に保ちながら湯あるいはその他の液体に浸すことができる。細長い穴73および孔74により液体が自由にティーバッグの周りや中を通って循環し、袋の内部に含まれている乾燥した茶葉は袋の孔の開いた壁を通して煎出される。中くらい乃至濃い飲料が必要な場合、湯の中で装置を動かすことで煎出プロセスを助長できる。さらにつまみ4を容器70の方に押すことにより、ティーバッグは絞りヘッド8と容器の遠い端との間に押し付けることができ、その際に袋の内容物を通して湯を「ポンピング」できる。これは片手の人差し指と中指を取っ手2の相対する側でフランジ5に向けて置き、親指でつまみ4を押すことで行うことができる。
煎出プロセスが完了すると、装置はティーバッグを湯から取り出すのに使用できる。この最終工程の際に、余剰の液体を袋から追い出すためもう一度つまみ4を容器70の方に押し、ヘッド8と容器との間でティーバッグを絞ることができる。その結果としてティーバッグを滴る危険なしに適切なごみ箱に移すことができる。使用した袋の解放はスリーブ76を回転させて容器の2個の部品を開くことで達成される。圧縮した袋は容器から落とすかあるいは軽く振って取り除くことができる。
上記のようにここで説明した装置は、多孔性の袋に含まれる物質から行うどのような煎出についても行うことができる。飲料の作成に用いられる煎出可能な物質部分は、封じる前に袋に入れることができる。一般的にこれは葉、花弁あるいは豆などの植物性材料であり、植物から分離し、乾燥あるいは焙煎して用いられる。煎出飲料を作るのに用いられる最も一般的な材料は茶の木camellia sinensisであるが、マテ茶、カモミール、ミント、バーベイン、シナノキ、ハイビスカス、オレンジの花、レモングラス、ブラックベリーの葉、タツナミソウ、バーベナ、コンフリー、アルファルファを含むその他の植物材料も時には用いられる。挽いた焙煎コーヒー豆もまた用いられる。
ここで開示した特徴は可能などのような組み合わせでも示されることが理解されよう。上記の説明は、組み合わせにおいて、新規であると思われる範囲を強調しているが、ここで開示した特徴の発明的などのような組み合わせについても保護を請求するものである。
図1は、本発明による第1の煎出装置の全体図である。 図2は、1つの可能な内部配置を示す、煎出装置の部品の軸上断面図である。 図3は、別の内部配置を示す、煎出装置の別の軸上断面図である。 図4は、本発明による煎出装置の第2の形の全体図である。 図5は、本発明による煎出装置の第3の形の全体図である。 図6は、第3の煎出装置の部品の軸上断面図である。 図7は、本発明による煎出装置の第4の形の全体図である。 図8は、第4の煎出装置の軸上断面図である。 図9は、開いた配置の籠を示す図7の軸上断面図の一部である。 図10は、本発明による煎出装置の第5の形の全体図である。 図11は、本発明による煎出装置の第6の形の全体図である。
符号の説明
1 煎出装置
2 取っ手
3 プランジャ
4 つまみ
5 フランジ
6 容器
8 絞りヘッド
9 開口

Claims (27)

  1. 取っ手(2)と、
    該取っ手の一端に取り付けられた容器(6)であって、
    ここで該容器が複数の相対的に可動な部品(10)により形成されており、該部品が閉じた配置において煎出可能な物質を含む袋を保持するための煎出空間を規定し、
    一方で液体が前記容器に出入りすることができる複数の開口を備えており、前記部品が開いた配置において前記袋が前記容器に出入りできるように構成および配置されているものと、
    前記容器中の前記煎出空間に突き出るように前記取っ手から突き出ている絞りヘッド(8)と、
    前記絞りヘッドと前記容器との間の相対的運動を作り、前記の容器が閉じた配置においてその中で前記袋を絞るための操作手段(4,3,B)と、を備えることを特徴とする煎出装置。
  2. 前記取っ手が細長い形状であり、前記絞りヘッドおよび前記容器の双方が前記取っ手の一端に備わる請求項1記載の煎出装置。
  3. 前記絞りヘッドと前記容器との間の相対的運動を生み出す操作手段が、前記取っ手内部で動くことができる内部部材を含む請求項1記載の煎出装置。
  4. 前記内部部材が前記絞りヘッドと前記容器との間で袋を絞るためにばね手段に対して動くことができる請求項3記載の煎出装置。
  5. 前記ばね手段が前記取っ手の内部に含まれている請求項4記載の煎出装置。
  6. 前記ばね手段が前記内部部材の周りに位置し、前記内部部材と前記取っ手との間で作動するコイルばね要素を含むことを特徴とする請求項5記載の煎出装置。
  7. 前記ばね要素の両端が、前記内部部材に固定されているそれぞれの支持台と、前記取っ手に固定されているそれぞれの肩とに対して作用するように配置されており、前記内部部材の2つの相反する方向のうちどちらかの方向への動きが、前記支持台の1つと前記の肩の1つとの間で前記ばね要素を圧縮する請求項6記載の煎出装置。
  8. 前記内部部材が相対して作用するばね要素の間の平衡位置に偏倚される請求項3記載の煎出装置。
  9. 前記内部部材を、前記取っ手の前記絞りヘッドとは反対の端にあるつまみによって、前記取っ手に対して相対的に動かすことができる請求項3記載の煎出装置。
  10. 前記内部部材が、前記取っ手内の縦方向に延びる細長い穴に沿って滑ることができるつまみによって、前記取っ手に対して相対的に動くことができる請求項3記載の煎出装置。
  11. 前記容器の部品が前記絞りヘッドの周りに配置されている請求項1記載の煎出装置。
  12. 前記容器の部品が複数の細長い要素からなる、請求項11記載の煎出装置。
  13. 前記細長い要素が前記絞りヘッドの周りに実質的に等間隔で配置されている請求項12記載の煎出装置。
  14. 前記細長い要素が旋回できるように前記取っ手に連結されている請求項12記載の煎出装置。
  15. 前記作動手段が、前記容器を開いた配置にするように、前記細長い要素を互いに対して旋回して動かすように構成されている請求項14記載の煎出装置。
  16. 前記細長い要素が前記絞りヘッドの周りにある開口を通過し、それによって前記絞りヘッドと前記細長い要素との間の相対的運動により該要素が互いに相対的に旋回して動かされる請求項15記載の煎出装置。
  17. 前記細長い要素が前記取っ手から外側に拡がる部分を含み、それによって前記絞りヘッドと該外側に拡がる部分との間の相対的運動により前記細長い要素が旋回して動かされる、請求項16記載の煎出装置。
  18. 前記細長い要素が実質的に平行な部分とそれに続く内側を向いた部分を含む請求項16記載の煎出装置。
  19. 前記容器の部品が複数の相対的に可動な孔の開いた部分を備える請求項1記載の煎出装置。
  20. 前記孔の開いた部分が互いに角度を形成して動くことができる請求項19記載の煎出装置。
  21. 前記部分が前記取っ手を横断する方向に伸びる軸の周りに互いに相対的に動く請求項20記載の煎出装置。
  22. 前記部分が前記取っ手の実質的に縦方向に伸びる軸の周りに互いに相対的に動く請求項20記載の煎出装置。
  23. 前記絞りヘッドが前記取っ手に対して相対的に動くことができる請求項1記載の煎出装置。
  24. 前記絞りヘッドが前記取っ手に対して固定されている請求項1記載の煎出装置。
  25. 前記作動手段が前記操作手段と独立して作用する請求項1記載の煎出装置。
  26. 前記作動手段が前記取っ手内部に配置されているスリーブを備える請求項25記載の煎出装置。
  27. 前記スリーブが前記取っ手の縦方向に伸びる細長い穴に沿って滑ることができるつまみに連結されている請求項26記載の煎出装置。
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