JP2009003802A - 情報表示装置及び情報表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速表示が可能であり、専用のWebサーバを必要としない情報表示装置を提供する。
【解決手段】情報表示装置1は、所定の画面を示す情報として定義された各画面情報を読み込み解析し、画面情報ごとに画面を表示する。解析情報管理部5は、表示用情報の解析後の解析済み表示用情報を格納し管理する。読込み部2は、画面情報を読み込む。解析部3は、読み込まれた画面情報を解析し、表示用情報を指定する指定情報を含む解析結果を出力する。表示形式決定部7は、解析結果を入力し、指定情報の示す表示用情報の解析済み表示用情報を解析情報管理部5に依頼し、解析済み表示用情報を得た場合、その解析済み表示用情報と解析部3から入力した解析結果とに基づき画面の表示形式を決定する。情報出力部8は、決定された表示形式に従って画面を表示する。
【選択図】図3

Description

この発明は、コンテンツを表示するWebブラウザを利用する情報出力装置、特に組込み機器など搭載メモリ量や処理性能が限定される機器において、Webコンテンツを利用した情報表示・操作を行う情報表示装置に関する。
インターネットから情報を取得し、Webブラウズを行う事は一般的となった。Webブラウザはネットワークを経由してコンテンツを取得し、解析し表示する。この動作は読み込んだ各ページ毎に行われる。すなわち、あるページから次のページへ移動する際に毎回コンテンツの解析を行う。
特開平11−15819号公報(「Webブラウザの表示高速化方式」)は、Webブラウザの表示を高速化する技術を開示している。この先行技術は、コンテンツを都度解析するのではなく、解析した結果情報としての中間コードをサーバより受け取り、それを利用することで、解析処理時間を短縮する技術である。
特開平11−15819号公報
携帯電話や携帯情報端末、カーナビゲーションシステムといった小型の組込み情報機器においては、使用できるメモリや処理能力が限定される。小型の組込み情報機器は、PC(Personal Computer)のように、高性能な処理プロセッサや多量のメモリといった計算リソースが利用できない。そのため、小型の組込み情報機器は、解析処理に時間がかかってしまう場合が多い。
前述の特開平11−15819号公報では、受信するコンテンツを毎回解析するのではなく、中間コードを受信・利用することで処理時間の短縮を行うが、中間コードを提供する専用のWebサーバが必要であった。
この発明は、高速表示が可能であり、専用のWebサーバを必要としない情報表示装置を提供することを目的とする。
この発明の情報表示装置は、
所定の画面を示す情報として定義された画面情報であって前記所定の画面の表示に必要な表示用情報を指定する指定情報を含む画面情報のそれぞれを読み込んで解析し、解析した前記画面情報ごとに前記所定の画面を表示する情報表示装置において、
前記表示用情報の解析後の情報である解析済み表示用情報を格納し、格納した前記解析済み表示用情報を管理する管理部と、
前記画面情報のそれぞれを順次に読み込む読込み部と、
前記読込み部によって読み込まれた前記画面情報を入力し、入力した前記画面情報を解析することにより前記画面情報に含まれる前記指定情報を含む解析結果を生成し、生成した前記解析結果を出力する解析部と、
前記解析部が出力した前記解析結果を入力し、入力した前記解析結果に含まれる前記指定情報の指定する前記表示用情報の前記解析済み表示用情報の取得を前記管理部に依頼し、前記管理部から前記解析済み表示用情報を取得した場合には、前記管理部から取得した前記解析済み表示用情報と、前記解析部から入力した前記解析結果とに基づいて、前記解析部から入力した前記解析結果の元となる前記画面情報の示す前記所定の画面の表示形式を決定する表示形式決定部と、
前記表示形式決定部が決定した表示形式に従って前記所定の画面を表示する情報表示部と
を備えたことを特徴とする。
前記読込み部は、
所定の表示用情報を読み込み、
前記解析部は、
前記読込み部が読み込んだ前記所定の表示用情報を解析することにより前記所定の表示用情報の前記解析済み表示用情報を生成し、
前記管理部は、
前記解析部が生成した前記所定の表示用情報の前記解析済み表示用情報を格納することを特徴とする。
前記読込み部によって読み込まれる少なくとも2つの前記画面情報は、
それぞれに含まれる前記指定情報が同一の前記表示用情報を指定することを特徴とする。
前記解析部は、
生成した前記解析結果に含まれる前記指定情報の指定する前記表示用情報の前記解析済み表示用情報が存在するかどうかを前記管理部に問い合わせ、問い合わせの結果、前記管理部に前記表示用情報の前記解析済み表示用情報が存在しない場合には前記読込み部を用いて所定の格納装置から前記指定情報の指定する前記表示用情報を読み込み、読み込んだ前記表示用情報を解析し、前記表示用情報の解析結果を新たな解析済み表示用情報として前記管理部に登録するとともに前記画面情報の解析結果を前記表示形式決定部に出力し、問い合わせの結果、前記管理部に前記表示用情報の前記解析済み表示用情報が存在する場合には前記表示用情報を読み込むことなく前記画面情報の解析結果を前記表示形式決定部に出力することを特徴とする。
前記指定情報には、
所定の識別子を含むものが存在し、
前記解析部は、
前記読込み部を用いて前記所定の格納装置から前記表示用情報を読み込んだ場合に、読み込んだ前記表示用情報を指定する前記指定情報が前記所定の識別子を含む場合には、前記所定の格納装置から読み込んだ前記表示用情報の前記解析済み表示用情報を識別子関連情報として前記管理部に登録し、
前記管理部は、
前記読込み部が次の画面情報を読み込んだ場合には、格納している情報のうち前記識別子関連情報以外の情報を削除することを特徴とする。
前記情報表示装置は、さらに、
前記表示用情報と前記画面情報との対応を示す対応情報を保有するとともに前記読込み部が前記画面情報を読み込むごとに、前記対応情報を参照することにより前記読込み部が読み込んだ前記画面情報に対応する前記表示用情報が存在するかどかを確認し、確認の結果、前記表示用情報が存在する場合には、確認に係る前記表示用情報を既に前記解析部に通知しているかどうかを判定し、いまだに通知していない場合には、確認に係る前記表示用情報を前記解析部に通知する通知部を備え、
前記解析部は、
前記通知部から通知を受けたときは、前記読込み部を用いて所定の格納装置から通知に係る前記表示用情報を読み込み、読み込んだ前記表示用情報を解析して解析結果を新たな前記解析済み表示用情報として前記管理部に登録することを特徴とする。
この発明の情報表示方法は、
所定の画面を示す情報として定義された画面情報であって前記所定の画面の表示に必要な表示用情報を指定する指定情報を含む画面情報のそれぞれを読み込んで解析し、解析した前記画面情報ごとに前記所定の画面を表示する情報表示装置が行なう情報表示方法において、
管理部が、前記表示用情報の解析後の情報である解析済み表示用情報を格納し、格納した前記解析済み表示用情報を管理し、
読込み部が、前記画面情報のそれぞれを順次に読み込み、
解析部が、前記読込み部によって読み込まれた前記画面情報を入力し、入力した前記画面情報を解析することにより前記画面情報に含まれる前記指定情報を含む解析結果を生成し、生成した前記解析結果を出力し、
表示形式決定部が、前記解析部が出力した前記解析結果を入力し、入力した前記解析結果に含まれる前記指定情報の指定する前記表示用情報の前記解析済み表示用情報の取得を前記管理部に依頼し、前記管理部から前記解析済み表示用情報を取得した場合には、前記管理部から取得した前記解析済み表示用情報と、前記解析部から入力した前記解析結果とに基づいて、前記解析部から入力した前記解析結果の元となる前記画面情報の示す前記所定の画面の表示形式を決定し、
情報表示部が、前記表示形式決定部が決定した表示形式に従って前記所定の画面を表示することを特徴とする。
この発明により、高速表示が可能であり、専用のWebサーバを必要としない情報表示装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、コンピュータである情報表示装置1の外観の一例を示す図である。情報表示装置1は、例えば、携帯電話や携帯用情報機器として実現される。情報表示装置1は、画面を表示する表示装置813、操作キー814を備えている。
情報表示装置1は、インターネット200に接続してWebサーバ300と通信可能である。情報表示装置1は、Webサーバ300からコンテンツをダウンロードし、コンテンツを表示することができる。なおインターネット200に限らす,LAN(Local Area Network),WAN(Wide Area Network)などの他のネットワークでも構わない。
図2は、情報表示装置1のハードウェア資源の一例を示す図である。図2において、情報表示装置1は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)810を備えている。CPU810は、バス825を介してROM(Read Only Memory)811、RAM(Random Access Memory)812、表示装置813、操作キー814、通信回路816、フラッシュメモリ820と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
RAM812は、揮発性メモリの一例である。ROM811、フラッシュメモリ820等の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部、格納部の一例である。通信回路816、操作キー814などは、入力部、入力装置の一例である。また、通信回路816、表示装置813などは、出力部、出力装置の一例である。通信回路816は、インターネット200に接続可能である。
フラッシュメモリ820には、オペレーティングシステム821(OS)、ウィンドウシステム822、プログラム群823、ファイル群824が記憶されている。プログラム群823のプログラムは、CPU810、オペレーティングシステム821、ウィンドウシステム822により実行される。
上記プログラム群823には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU810により読み出され実行される。
ファイル群824には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の算出結果」、「〜の抽出結果」、「〜の生成結果」、「〜の処理結果」として説明する情報や、データや信号値や変数値やパラメータなどが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU810によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明においては、データや信号値は、RAM812のメモリ、フラッシュメモリ820、磁気記録媒体などの記録媒体に記録される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM811に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、フラッシュメモリ、あるいは磁気ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU810により読み出され、CPU810により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図3は、実施の形態1における情報表示装置1の構成を示すブロック図である。情報表示装置1は、例えば、小型の計算機、あるいはブラウザ機能を備えた携帯電話やカーナビゲーションシステムなどの組込み機器である。図3に示すように、情報表示装置1は、読込み部2、解析部3、解析情報管理部5(管理部)、表示形式決定部7、情報出力部8(情報表示部)を備える。解析部3は、後述の解析結果情報31を格納する解析結果情報格納部30を備える。解析情報管理部5は、後述の共通解析結果情報51を格納する共通解析結果情報格納部50を備える。
図3において、
(1)読込み部2は、表示対象の画面情報(一般的なWebブラウザの場合ではコンテンツ)を取得する。ここで、「画面情報」とは、所定の画面を定義した情報である。画面情報は、所定の画面の表示に必要な表示用情報(例えば、後述の共通リソース、スタイル情報)を指定する指定情報を含む。画面情報には、HTML(Hyper Text Markup Language)形式で記述されたテキストファイルや、画像ファイルなど表示画面を構成する様々なデータがある。また、読込み部2が読み込み対象とする情報はネットワーク上や、機器内の記憶領域など様々なものが考えられるが、特に規定しない。
(2)解析部3は、読込み部2が取得したデータを走査し、情報の整列や画面に表示する要素を配置するなどの処理を行う。
(3)解析結果情報31は、解析部3により解析結果として得られる情報である。
(4)解析情報管理部5は、解析結果情報31を共通解析結果情報51かどうか区別して管理する。すなわち、解析部3が解析した情報を解析結果情報31と呼び、解析結果情報31のうち、解析情報管理部5が格納して管理する解析結果情報を共通解析結果情報51と呼ぶ。「共通」をつけるのは、後述のように、解析情報管理部5が格納する共通解析結果情報51は、複数の画面情報に共通して使用されるからである。
(5)共通解析結果情報51は、原則として、後述の共通リソースに対する解析結果の情報である。
(6)表示形式決定部7は、解析結果情報31や共通解析結果情報51を元に、画面情報によって定義された画面の表示形式を決定する。
(7)情報出力部8は、表示形式決定部7により決定された表示形式に応じて出力処理(画面表示処理)を行う。
また、表示する各画面毎に画面情報が定義されているものとする。画面情報には、例えばHTMLやXML(eXtensible Markup Language)で記述されたコンテンツや、次節で説明するようなスタイル情報、処理実行に必要なScriptなどが含まれる。
(スタイル情報)
ブラウザによる情報表示を行う場合、複数のWebページに跨り共通に利用される情報が存在する場合が多い。このような「共通に利用される情報」の例としては、スタイル情報(表示用情報の一例)と呼ばれる画面表示のための定義情報がある。スタイル情報には、画面を構成する要素に対する背景色や文字の種別・大きさなど、出力(表示)に関する情報が定義されている。例えばスタイル情報の代表的なものとして、ワールドワイドウェブコンソーシアムで定義されたCSS(Cascading Style Sheet)がある。
図4は、スタイル情報の記述例を示す。図4は、CSSに類する形で記述したものである。この記述例は、ボタンの文字の色や、背景とする画像の情報を記述している。
次に、スタイル情報を画面情報として反映する方法を記述する。図5は、画面情報11と、画面情報11において指定されているスタイル情報12とを示す図である。画面情報11の<link.href=”Style.css”>の記述は、スタイル情報12(表示用情報の一例)を指定する指定情報13である。
HTML文書などの構造化文書を解析すると、要素間が親子関係などにより関連付けられた木構造のデータができる。図5に「(a)HTMLの解析結果」として示す例では、htmlやhead、body、inputなどの要素が、記述順に関連付けられている。
また、スタイル情報を解析すると、適合する条件とその条件に合った場合の表示に関する情報との組合せが、解析結果情報として得られる。図5に「(b)スタイル情報の解析結果」として示した例では、記述として「button」という識別子に合う要素の文字の色が青であるといった情報が、「button1」という条件に独自の符号、例えば文字の色の場合は「0x01」で表されている。青い色は「0x0000FF」という数値で表すような解析結果を得ていることを示している。これらの解析結果情報は、次の処理が行いやすいように符号値で表す例を示しているが、「blue」や「18」といったそのままの値で持たれていてもよく、特に規定しない。
表示を行う場合は、図5に「(a)HTMLの解析結果」として示したような要素をノードとした木構造データと、図5に「(b)スタイル情報の解析結果」として示したような各要素に対する出力の定義情報とを組み合せることにより表示形式が決定された上で表示される。
図5の「(c)解析結果の組み合せによる表示」では、body要素の背景としてback.jpgという画像が指定され、ボタンのOKという文字が0x0000FFという青文字で指定された結果を出力している場合を示している。
(共通リソース)
ブラウザを機器情報の表示など情報出力に用いる場合においても、共通の画面スタイル情報を定義し、用いる場合がある。情報表示装置1は、スタイル情報のような情報が複数の画面に跨り利用される場合に、情報を共通に利用する事で、利用するリソースや処理の効率化を図る。このような複数の画面に跨って共通に利用される画面情報を、以下、「共通リソース」と呼ぶことにする。
図6に、共通リソースの使われ方の例を示す。例えば、画面Aと画面Bとが、共通の背景や、ボタンの色、フォントサイズなどを使用する場合、これらの共通の情報を定義しているスタイル情報を共通リソースとして利用できる。共通リソースの解析結果情報(共通解析結果情報)は、他の画面情報の解析結果情報と合わせて表示処理に利用される。
本実施の形態1では、上で述べたような共通リソースは、画面表示を行う前の段階で事前に読み込み、解析しておく。例えば、表示する画面の全てに共通の共通リソースが存在する場合は、情報表示装置1が起動された時点で共通リソースを読み込み、解析するものとする。図3を参照して、この共通リソースの事前の読み込み・解析処理について説明する。
(共通リソースの読み込み、解析動作)
(1)図3において、まず、読込み部2が共通リソース60を読み込む。共通リソース60とは、例えば図4で説明したような、スタイル記述により記述されたスタイル情報である。共通リソース60の読み込み元は、機器(情報表示装置1)の用途により、ネットワークを経由した通信先の装置(所定の格納装置の一例)や、機器(情報表示装置1)に内蔵あるいは接続されたHDD(Hard Disk Drive)(所定の格納装置の一例)、ROM(所定の格納装置の一例)など様々なものが考えられるが、ここでは共通リソース60を読み込めればよく、読み込み元(所定の格納装置)は特に規定しない。
(2)解析部3は、読込み部2から読み込まれた情報(共通リソース60)を解析し、この共通リソース60の解析結果を解析情報管理部5に出力する。「解析」とは、例えば図5の「(b)スタイル情報の解析結果」で示したような形式に変換することを指す。
(3)解析情報管理部5は、解析部3から出力された解析結果情報を共通解析結果情報51として格納し、管理する。なお、この時点では情報出力部8は表示を行わない。
(画面情報Aの読み込み、解析、表示の動作)
(1)次に、例えば最初の画面Aの画面表示が指示されるなど、表示が必要となるタイミングで、読込み部2は、画面情報Aを読み込む。
(2)解析部3は、読込み部2により読み込まれた画面情報Aを解析し、解析結果情報31として保持する。ここでの解析部3による解析処理とは、HTMLなどで記載された画面情報を図5に「(a)HTMLの解析結果」として示したように、木構造のように内部的に処理しやすい形に変換する処理を意味する。解析部3は、画面情報Aの解析結果情報31を、表示形式決定部7に出力する。画面情報Aの解析結果情報31は、図5に示した指定情報13を含む。
(画面情報Aの解析結果に対する表示形式決定部7の動作)
表示形式決定部7の動作手順を図7に示す。まず、表示形式決定部7は、解析部3から画面情報Aの解析結果情報31を読み込む(S11)。次に、表示形式決定部7は、解析結果情報31に含まれる指定情報13の指定に係る共通解析結果情報51(解析済み表示用情報の一例)の取得を解析情報管理部5に依頼する(S12)。解析情報管理部5は、予め共通リソース60の解析結果を共通解析結果情報51として格納している。このため、表示形式決定部7は、解析情報管理部5から共通リソース60の解析結果である共通解析結果情報51を取得することができる。表示形式決定部7は、画面情報Aの解析結果情報31に対して解析情報管理部5から取得した共通解析結果情報51を反映し、画面Aの出力形式(表示形式)を決定する(S13)。反映の方法は、例えば図5で説明したような、木構造の解析結果情報に対して一致するスタイル情報を適用するなどの方法がある。そして、表示形式決定部7は、決定した画面Aの表示形式の情報を情報出力部8に出力する(S14)。情報出力部8は、表示形式決定部7が出力した表示形式の情報を利用し、画面Aの画面出力を行う。
(画面情報Bの読み込み、解析、表示の動作)
次の画面Bに遷移する場合について説明する。画面Bの場合も、画面Aと同様に処理される。次の画面Bを表示する際は、読込み部2が、画面Bの画面情報Bを読み込む。このとき、解析部3は、前の画面Aの解析結果情報31を削除する。読込み部2により読み込まれた画面情報Bは、解析部3により解析され、画面情報Bの解析結果情報31が得られる。表示形式決定部7は、画面情報Bの解析結果情報31を入力する(S11)。最初の画面Aを処理する場合と同様に、表示形式決定部7は、解析情報管理部5の格納する共通解析結果情報51を利用し(S12)、画面情報Bの解析結果情報31への共通解析結果情報51の反映を行い(S13)、画面Bの表示形式を決定する。表示形式決定部7は、表示形式の情報を情報出力部8に出力する(S14)。情報出力部8は、表示形式決定部7から出力された表示形式の情報に基づいて画面Bの出力(表示)を行う。
(前画面の解析結果情報31の削除)
上記の例では、解析部3は、前画面の解析結果情報を次の画面の解析を行う前に削除した。すなわち、解析部3は、上記の説明では画面情報Bを読み込む際に、その前の画面情報Aの解析結果情報31を削除したが、画面情報Aの解析結果情報31は保持しておき、画面情報Bの表示が完了してから削除するなど、削除のタイミングは不要と判断された時点であり任意である。
以上の実施の形態1の情報表示装置1は、共通リソースについては事前に処理して共通解析結果情報51として保持しておき、画面表示の際にこの共通解析結果情報51を用い、共通リソース60の解析処理を行わない。このため、より高速に表示処理が完了する。
以上の実施の形態1では情報表示装置1を説明したが、情報表示装置1の各構成要素の動作を処理ととらえることにより、情報表示装置1の動作をコンピュータに実行させる情報表示プログラムとして把握することも可能である。また、情報表示装置1の動作をこのプログラムを記録した情報記録媒体として把握することも可能である。
実施の形態2.
図8〜図10を用いて実施の形態2を説明する。図8は、実施の形態2の情報表示装置1の構成を示すブロック図である。実施の形態2の情報表示装置1の構成要素は図3に示した実施の形態1の情報表示装置1と同じであるが、処理が異なる。実施の形態2の情報表示装置1は、実施の形態1と異なり、事前に共通リソース60を読み込まない。実施の形態2の情報表示装置1は、画面遷移が発生した際に、前の画面で使用されている例えば画面情報Aの解析結果情報の一部を共通解析結果情報として用いることで、他の画面情報、例えば画面情報Bの解析処理の一部を省略する。
(最初の画面Aの出力動作)
最初の画面Aの出力動作を説明する。
(1)まず、読込み部2が出力対象となる画面情報Aを読み込む。
(2)解析部3は、読込み部2が読み込んだ画面情報Aを入力し、解析する。解析部3は画面情報Aを解析する際に、画面情報Aと関連付けられている「スタイル情報」(表示用情報の一例)が画面情報Aに記述されているかどうかを確認する。ここで、解析部3が「スタイル情報」の確認処理を行なうのは、解析部3には、予め、スタイル情報を確認すべきことが設定されているためである。例えば、HTMLにより記述されたWebコンテンツの場合、スタイル情報はURLにより識別される。図9は、Webコンテンツの画面情報としてHTMLが使用される場合の記述例を示している。HTMLではスタイル情報を参照(指定)する場合に、図9に示すように、link要素を用いて記述する。この際に識別子として利用されるのが、URL(Uniform Resource Locator)である。図9では、スタイル情報であること示す識別情報(指定情報の一例)は、「Style1.css」や「Style2.css」として記述されている。これらの識別情報を用い、解析部3は、該当するスタイル情報を格納している「所定の格納装置」から、該当するスタイル情報を読み出す。図9の画面情報Aの例では、「Style1.css」および「Style2.css」という識別情報により、スタイル情報1、スタイル情報2が指定されている。
(最初の画面Aの出力動作における解析部3の詳細な動作説明)
次に図10により、解析部3による画面情報の解析手順を詳しく説明する。解析部3は、読込み部2から画面情報Aを入力する(S21)。
(1)解析部3は、図9に示した画面情報AのHTML記述を走査すると、画面情報Aと関連付けられたスタイル情報としてスタイル情報1、スタイル情報2が必要であることを示す「Style1.css」、「Style2.css」という識別情報を確認する(S22)。
(2)これら関連付けられたスタイル情報が必要であることを示す識別情報が存在する場合(S23のYES)、解析部3は、次に、解析情報管理部5に対して、共通解析結果情報格納部50に該当する共通解析結果情報51が存在するかどうかを問い合わせる(S24)。この例では、解析部3は解析情報管理部5に対して、解析済みのスタイル情報1、スタイル情報2が存在するかどうかを問い合わせる。既に存在する場合は、解析部3は、スタイル情報1、スタイル情報2の解析を行わない(S25のYES)。この場合、画面情報Aが読み込まれた時点では、共通解析結果情報格納部50には、スタイル情報(共通解析結果情報)は存在していない。よって処理はS26に進む。
(3)解析情報管理部5(共通解析結果情報格納部50)に該当する解析済の情報が存在しない場合(S25のNO)、解析部3は、画面情報Aに記述されたURLなどの識別情報を元に「Style1.css」や「Style2.css」等の識別情報(指定情報)で指定されるスタイル情報を、読込み部2を用いて所定の格納装置40から読み込む(S26)。
(4)さらに、解析部3は、読込み部2を用いて格納装置40から読み込んだスタイル情報を解析し(S27)、スタイル情報の解析結果である解析結果情報を「共通解析結果情報51」(解析済み表示用情報の一例)として解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する(S28)。この登録の際に、解析部3は、「Style1.css」及び「Style2.css」という識別情報と合わせて、スタイル情報の解析結果を共通解析結果情報として解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する。解析情報管理部5は、識別子(識別情報)との組合せによりスタイル情報の解析結果情報を共通解析結果情報として保持、管理する。
(5)S29において、解析部3は、画面情報Aの解析結果情報31を表示形式決定部7に出力する。この画面情報Aの解析結果情報31は、実施の形態1の場合と同様の内容である。すなわち、S29において解析部3が表示形式決定部7に出力する解析結果情報31は、S27で解析したスタイル情報(共通解析結情報)を含まない。S27で解析したスタイル情報(共通解析結情報)は、表示形式決定部7が、次の様に、図7のS12で取得するからである。
(6)以降の表示形式決定部7の処理は、実施の形態1に示した図7と同様である。すなわち、表示形式決定部7は、解析部3から画面情報Aの解析結果情報31を読み込む(S11)。次に、表示形式決定部7は、解析結果情報31に含まれる識別情報(指定情報)の指定に係るスタイル情報(この場合、スタイル情報1、スタイル情報2)の取得を解析情報管理部5に依頼する(S12)。必要なスタイル情報は、図10のS26〜S28の処理により、共通解析結果情報格納部50に格納されている。このため、表示形式決定部7は、解析情報管理部5から識別情報の指定するスタイル情報を取得できる。表示形式決定部7は、画面情報Aの解析結果情報31に対して解析情報管理部5から取得したスタイル情報を反映し、画面Aの出力形式(表示形式)を決定する(S13)。そして、表示形式決定部7は、決定した画面Aの表示形式の情報を情報出力部8に出力する(S14)。情報出力部8は、表示形式決定部7が出力した表示形式の情報を利用し、画面Aの画面出力を行う。
(画面情報Bの読み込み)
次に、画面遷移時の処理を説明する。読込み部2が、画面情報Bを読み込んで解析部3に渡すところまでは画面情報Aの場合と同様の流れである。
なお、画面遷移(切替)時には、解析情報管理部5に登録された共通解析結果情報(この例では、解析済みのスタイル情報1、スタイル情報2)は保持されたままである。また、画面情報Bは、図9に示すように、スタイル情報1及びスタイル情報3を使用する。
(画面Bの出力動作における解析部3の動作)
解析部3は、画面情報Bを読み込む(S21)。
(1)解析部3は、画面情報Bの記述を走査すると、画面情報Bと関連付けられたスタイル情報として「Style1.css」と「Style3.css」という識別情報を確認する(S22)。
(2)よって処理は、S22、S23のYES、S24へと進む。S24において、解析部3は、解析情報管理部5に対して、スタイル情報1とスタイル情報3との存在の有無を問い合わせる(S24)。この例では、解析部3は、解析情報管理部5から、スタイル情報1のみが存在するという通知を受ける。スタイル情報1についての処理は、「S25のYES」からS29に進む。一方、スタイル情報3は解析情報管理部5に存在しないため、スタイル情報3につての処理は、「S25のNO」からS26に進む。
(3)解析部3は、画面情報Bに記述された「Style3.css」という識別情報を元に、読込み部2を用いて所定の格納装置40からスタイル情報3を読み込む(S26)。
(4)解析部3は、格納装置40から読み込んだスタイル情報3を解析し(S27)、スタイル情報3の解析結果である解析結果情報を「共通解析結果情報51」として解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する(S28)。この登録の際に、「Style3.css」という識別情報と合わせて、スタイル情報3の解析結果を共通解析結果情報として解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する。S29の処理は、画面情報Aと同様である。
(5)以降の表示形式決定部7の処理は、画面情報Aと同様である。
以上のように、実施の形態2の情報表示装置1は、一度解析した情報(一例としてスタイル情報)を再利用するので、同一の共通リソースを利用するページの解析にかかる時間を短縮できる。
実施の形態3.
図11、図12を用いて実施の形態3の情報表示装置1を説明する。本実施の形態3の処理は、実施の形態2の場合と類似である。本実施の形態3では、画面情報にあらかじめ共通リソースであることを示す識別子(後述の「common」)を付加しておき、その識別子を元に効率よく解析結果情報の管理を行う実施形態である。情報表示装置1の構成は、実施の形態2を示す図8と同様である。
画面情報の記述例を図11に示す。図11は、実施の形態2の図9に示した記述例とほぼ同様であるが、画面情報において、必要とするスタイル情報(表示用情報の一例)を示す識別情報(指定情報)には、複数の画面で共通に用いられることを示す識別子として「common」という識別子が付加されている。
図11に示したように、あらかじめ画面情報には、その画面以降で利用される共通リソースについて、共通リソースであることを示す「common」という識別子が記載される。
(画面情報Aの処理)
解析部3の処理の流れを図12に示す。図12では、S31からS37までは、実施の形態2の図10のS21〜S27と同様である。図10との相違は、S38以降である。S38以降を説明する。
S38において、解析部3は、スタイル情報を解析した結果を解析情報管理部5に登録する際に、このスタイル情報を示す識別情報に「common」という識別子があった場合には、「common」を有する識別情報により示される解析済みのスタイル情報を他の画面情報と共通に利用される情報(以下、「識別子関連情報」という)として、解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する(S41)。一方、解析部3は、スタイル情報を示す識別情報に「common」という識別子がない場合には(S38のNO)、実施の形態2の場合と同様の共通解析結果情報として共通解析結果情報格納部50に登録する(S39)。この例では、解析済みのスタイル情報1(解析済み表示用情報の一例)については識別子関連情報として共通解析結果情報格納部50に登録され、解析済みのスタイル情報2(解析済み表示用情報の一例)については、識別子関連情報ではなく、共通解析結果情報として登録される。S40は、図10のS29と同様である。
以降の出力処理は、実施の形態2の図7の処理と同様である。すなわち、表示形式決定部7は、解析部3から画面情報Aの解析結果情報31を読み込む(S11)。次に、表示形式決定部7は、解析結果情報31に含まれる識別情報(指定情報)の指定に係るスタイル情報(解析済み表示用情報の一例)の取得を解析情報管理部5に依頼する(S12)。必要な共通解析結果情報51は、図12のS36の読み込み処理を元に、共通解析結果情報格納部50に格納されている。このため、表示形式決定部7は、解析情報管理部5から識別情報の指定に係るスタイル情報(スタイル情報1、スタイル情報2)を取得できる。表示形式決定部7は、画面情報Aの解析結果情報31に対して解析情報管理部5から取得したスタイル情報を反映し、画面Aの出力形式(表示形式)を決定する(S13)。そして、表示形式決定部7は、決定した画面Aの表示形式の情報を情報出力部8に出力する(S14)。情報出力部8は、表示形式決定部7が出力した表示形式の情報を利用し、画面Aの画面出力を行う。
(画面情報Bの処理)
次に画面情報Bで記述された画面Bに遷移する際の処理に関して、実施の形態2との違いを説明する。
(共通解析結果情報の削除)
画面遷移する際に、解析情報管理部5は、識別子関連情報として登録された以外の共通解析結果情報を削除する(S42)。この例では、「Style1.css」の示すスタイル情報1は識別子関連情報である。このため、解析情報管理部5は、解析済みのスタイル情報1を共通解析結果情報格納部50から削除しない。一方、「Style2.css」の示す「スタイル情報2」は、識別子関連情報ではない。よって、解析情報管理部5は、共通解析結果情報として共通解析結果情報格納部50に登録された解析済みのスタイル情報2を削除する(S42)。
以降の処理はS31,S32、S32のYES、S34へと進む。
(1)S34において、解析部3は、解析情報管理部5に対して、スタイル情報1とスタイル情報3との存在の有無を問い合わせる。この例では、解析部3は、解析情報管理部5から、スタイル情報1のみが存在するという通知を受ける(スタイル情報2はS42で削除された)。スタイル情報1についての処理は、「S35のYES」からS40に進む。一方、スタイル情報3は解析情報管理部5に存在しないため、スタイル情報3につての処理は、「S35のNO」からS36に進む。
(2)解析部3は、画面情報Bに記述された「Style3.css」という識別情報を元に、読込み部2を用いて所定の格納装置40からスタイル情報3を読み込む(S36)。
(3)解析部3は、格納装置40から読み込んだスタイル情報3を解析する(S37)。スタイル情報3を指定する識別情報「Style3.css」は、「common」の記述を持たない(S38のNO)。よって、解析部3は、スタイル情報3の解析結果情報を、識別子関連情報ではない「通常」の共通解析結果情報51として、解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する(S39)。S40において、解析部3は解析結果情報31を表示形式決定部7に出力する。
(4)以降の表示形式決定部7、情報出力部8の動作は画面情報Aと同様である。
このように画面情報の中に共通リソースであることを示す記述(識別子)を加えておき、その記述に基づいて共通リソースを利用した解析処理が行える。必要な共通リソースだけを残し他は削除することで、実施の形態2の場合と比べ、全ての共通解析結果情報を保持するよりも必要なメモリ量などを削減する事ができる。
もし指定された共通リソースが次の画面情報において使用されなった場合は、一旦削除し、最初から処理することで通常の通り処理が行われる。
実施の形態4.
図13〜図15を用いて実施の形態4を説明する。図13は、実施の形態4の情報表示装置1の構成を示すブロック図である。図13の情報表示装置1は、実施の形態1の図3の情報表示装置1に対して、さらに、共通リソース定義解析部10(通知部の一例)を備える。実施の形態1の読込み部2は、共通リソース60を読み込んだのに対して、図13の読込み部2は、共通リソースとそれを使用する画面情報について定義した情報である共通リソース定義情報9(対応情報の一例)を読み込む。共通リソース定義解析部10は、読込み部2が読み込んだ共通リソース定義情報9を解析し保持する。
実施の形態1では情報表示装置1は、事前に共通リソースを読み込んで保持した。これに対して、本実施の形態4では、共通リソースがどの画面に適用できるかをあらかじめ定義した共通リソース定義情報9を用意しておき、その定義に従って共通リソースを切り替えて処理する。図14は、共通リソース定義情報9の記述例を示す。「:」で区切られた左側に画面の識別情報を指定し、右側に指定された画面で使用される共通リソースの識別情報を記述している。例えば、図14の例では、画面1と画面2と画面3には共通にスタイル情報「Style1.css」と「Style2.css」とが定義され、画面4と画面5と画面6には共通にスタイル情報「Style2.css」と「Style3.css」とが定義されている。
本実施の形態4の情報表示装置1は、最初に読込み部2により共通リソース定義情報9を読み込む。共通リソース定義情報9は、共通リソース定義解析部10により解析される。共通リソース定義解析部10は、各画面において使用される共通リソースに関する情報(解析済みの共通リソース定義情報9)を保持する。
(動作の説明)
以下に、図15を参照して実施の形態4の情報表示装置1の動作を説明する。図15は、実施の形態4の情報表示装置1の動作を示すフローチャートである。
(画面情報1の場合)
図14の画面1〜画面6に対応する画面情報を画面情報1〜画面情報6とする。まず、読込み部2が画面情報1を読み込む(S101)。画面情報1を読み込む際、読込み部2は、画面情報1を読み込んだことを共通リソース定義解析部10に通知する(S102)。読込み部2は、画面情報を読み込むごとに、その画面情報を読み込んだことを共通リソース定義解析部10に通知する。
共通リソース定義解析部10は、読込み部2から通知を受けると、保持している解析済みの共通リソース定義情報9に基づき画面1で利用される共通リソースを判定する。共通リソース定義解析部10は、読込み部2が画面情報を読み込むごとに読込み部2から通知を受け、自己の保持する共通リソース定義情報9を参照することにより、読込み部2が読み込んだ画面情報に対応するスタイル情報(表示用情報)が存在するかどうかを確認する。そして、確認の結果、スタイル情報が存在する場合には、共通リソース定義解析部10は、確認に係るスタイル情報を既に解析部3に通知しているかどうかを判定する。判定の結果、いまだに通知していない場合には、確認に係るスタイル情報を読み込むべきことを指示する「指示情報」を解析部3に送る。既に通知している場合には、スタイル情報を読み込む必要のないことを指示する「指示情報」を解析部3に送る(S103、S104)。
例えば、図14の例では、画面1では「Style1.css」の示すスタイル情報と「Style2.css」の示すスタイル情報とが共通リソースとして定義されている。このため、共通リソース定義解析部10は、共通リソースであるスタイル情報1(表示用情報)とスタイル情報2(表示用情報)とを読み込むべきことを指示する指示情報を生成し、解析部3に送る(S104)。
解析部3は、共通リソース定義解析部10から指示情報を受信すると(S105)、受信した指示情報がスタイル情報の読み込みを指示しているかどうかを判定する(S106)。解析部3は、指示情報が特定の共通リソース(この例では、スタイル情報1とスタイル情報2)の読み込みを指示している場合には、読込み部2を介して、指示に係る共通リソース(スタイル情報1、スタイル情報2)を所定の格納装置40から読み込み(S107)、読み込んだ共通リソースを解析する(S108)。解析部3は、共通リソースであるスタイル情報1、スタイル情報2の解析結果を共通解析結果情報(解析済み表示用情報の一例)として解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する(S109)。「Style1.css」と「Style2.css」というように、複数の指定が存在する場合は、解析部3は、順次、格納装置40からスタイル情報を読み出し、解析処理を行う。また、解析部3は、読込み部2から画面情報1を受け取り(S110)、受け取った画面情報1を解析する(S111)。解析部3は、S112において、解析結果情報31を表示形式決定部7に出力する。この解析結果情報31は、実施の形態2の場合と同様の内容である。すなわち、S112において解析部3が表示形式決定部7に出力する情報は、S108で解析したスタイル情報(共通解析結情報)を含まない。S108で解析したスタイル情報(共通解析結情報)は、表示形式決定部7が、次の様に、図7のS12で取得する。
(画面1の表示:出力形式決定部の処理7)
解析部3は、画面情報1の解析結果情報31を表示形式決定部7に出力し、その後の処理は実施の形態1で説明した図7と同じである。すなわち、表示形式決定部7は、解析部3から画面情報1の解析結果情報31を読み込む(S11)。次に、表示形式決定部7は、解析結果情報31に含まれる識別情報の指定するスタイル情報(この例ではスタイル情報1、スタイル情報2)の取得を解析情報管理部5に依頼する(S12)。必要なスタイル情報は、図15のS107〜S109の処理によりに登録されている。このため、表示形式決定部7は、解析情報管理部5から識別情報の指定するスタイル情報1、スタイル情報2を取得できる。表示形式決定部7は、画面情報1の解析結果情報31に対して解析情報管理部5から取得したスタイル情報を反映し、画面1の出力形式(表示形式)を決定する(S13)。そして、表示形式決定部7は、決定した画面1の表示形式の情報を情報出力部8に出力する(S14)。情報出力部8は、表示形式決定部7が出力した表示形式の情報を利用し、画面1の画面出力を行う。
画面2、画面3の表示においても、読込み部2は各画面情報を読み込んだことを共通リソース定義解析部10に通知する。ここで、画面2と画面3は、共通リソース定義情報9を参照するとわかるように、画面1と同じ共通解析結果情報(スタイル情報1、スタイル情報2)を利用できる。このため、共通リソース定義解析部10は、スタイル情報を読み込む指示を行わない。即ち、画面2、画面3の場合は、S103において、共通リソース定義解析部10は、スタイル情報を読み込む必要のないことを指示する「指示情報」を解析部3に送る(S104)。解析部3は、この「指示情報」を受信すると(S105)、格納装置からスタイル情報を読み込む処理を行なうことなく(S106のNO)、画面情報の処理を行なう(S112)。以下の処理は画面1と同様である。
(画面4の読み込み)
新たに画面4に遷移する場合(S101)、画面1の場合と同様に、読込み部2は、画面4の画面情報を読み込んだことを共通リソース定義解析部10に通知する(S102)。画面4の場合、共通リソース定義解析部10は、共通リソース定義情報9を参照し、画面4に必要なスタイル情報を判定する(S103)。画面4ではこれまで使用してきたスタイル情報1、スタイル情報2ではなく、スタイル情報2、スタイル情報3が必要になる。よって共通リソースの切り替えが発生する。既にスタイル情報2については通知しているため、スタイル情報2は、共通解析結果情報格納部50に格納されている。情報表示装置1は、この情報を利用する。すなわち、スタイル情報2についてはスタイル情報3とともに、表示形式決定部7が解析情報管理部5に取得を依頼する(図7のS12)。共通リソース定義解析部10は、スタイル情報3のみの読み込みを指示する「指示情報」を解析部3に通知する(S104)。解析部3は、「Style3.css」の示すスタイル情報3を共通リソースとして格納装置40から読込み部2を介して読み込み(S107)、解析する(S108)。解析部3は、スタイル情報3の解析結果を共通解析結果情報として解析情報管理部5の共通解析結果情報格納部50に登録する(S109)。解析部3は、読込み部2から画面情報4を受け取り(S110)、受け取った画面情報4を解析する(S111)。以下の処理は画面1と同様である。
以上のように、この発明の情報表示装置によれば、共通リソースとして処理できる画面情報については事前に処理を行っているため、画面表示の際の解析処理を省くことが可能であり、表示の際の処理時間を短縮する事ができる。
以上のように、この発明の情報表示装置によれば、共通リソースとして処理できる画面情報を前の画面情報で利用したものを再利用することで、事前の読出し処理が不要となり、画面情報の定義が容易になると共に、共通リソースについては画面表示の際の解析処理を省くことが可能であり、表示の際の処理時間を短縮する事ができる。
以上のように、この発明の情報表示装置によれば、共通リソースとして処理できる画面情報に関する情報を、画面情報自身に記述しておき、解析処理時に解釈することで次の画面の処理を行う際に、共通リソース部分については解析処理を省くことが可能であり、表示の際の処理時間を短縮する事ができる。
以上のように、この発明の情報表示装置によれば、共通リソースとして処理できる画面情報に関する情報と適用される画面についての情報を用意しておき、それを事前に解析しておくことで画面毎の共通リソースの判定が行える。そのため、必要部分だけ共通リソースを処理しておくことができ不要なメモリを消費しない。
以上の実施の形態1で説明した情報表示装置は、複数の画面にまたがる共通リソース情報をその他の解析情報と区別して処理・保持し、一度解析した情報はそのまま流用することで、画面情報を出力するための処理時間を短縮することができる。
また、以上の実施の形態2で説明した情報表示装置は、複ページ内で使用される各関連情報のURIを比較することで、以前表示していた情報の再利用が可能かどうかを調査し、一致するものがあればそれを利用することで解析情報の短縮をすることができる。
また、以上の実施の形態3で説明した情報表示装置は、画面情報内に複数の画面に跨る共通リソースの指定記述がある場合に、その指定を利用して共通リソースを判定し、利用することで解析情報の短縮を可能にする。
また、以上の実施の形態4で説明した情報表示装置は、共通リソースの適用対象範囲を記述しておき、適用対象にのみ決められた共通リソースを利用することで、共通リソースの切替をスムーズに行うことができる。
以上の実施の形態1では、ブラウザのコンテンツ解析・表示機能を利用し情報提示を行う情報出力装置において、画面情報を読み出す読込み部、読み込んだ画面情報を解析し解析結果情報を出力する解析部、解析結果情報に対し共通部分とそうでないものを分けて管理する解析情報管理部、解析結果情報を元に出力形式を決定する表示形式決定部、表示形式決定部によって決定された情報を元に出力を行う情報出力部を備えた情報表示装置を説明した。
以上の実施の形態2では、前の画面で利用される情報を利用して解析結果情報を生成する解析部および解析情報管理部を備えた情報表示装置を説明した。
以上の実施の形態3では、あらかじめ共通部分の情報を記述した画面情報を解析する解析部および解析情報管理部を備えた情報表示装置を説明した。
以上の実施の形態4では、共通リソースに関する定義情報を解析する共通リソース定義情報解析部を備え、共通リソースの切替を行う情報表示装置を説明した。
実施の形態1に係る情報表示装置1の外観の一例。 実施の形態1に係る情報表示装置1のハードウェア構成の一例。 実施の形態1に係る情報表示装置1の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るスタイル情報の記述例。 実施の形態1に係る画面情報、スタイル情報の解析結果と出力形式の決定を示す図。 実施の形態1に係る表示形式決定部7の処理を示す図。 実施の形態1に係る表示形式決定部7の処理を示すフローチャート。 実施の形態2に係る情報表示装置1の構成を示すブロック図。 実施の形態2に係る共通リソースの記述例を示す図。 実施の形態2に係る解析部3の処理を示すフローチャート。 実施の形態3に係る共通リソースの記述例を示す図。 実施の形態3に係る解析部3の処理を示すフローチャート。 実施の形態4に係る情報表示装置1の構成を示すブロック図。 実施の形態4に係る共有リソースの記述を示す図。 実施の形態4に係る解析部3及び表示形式決定部7の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 情報表示装置、2 読込み部、3 解析部、4 解析結果情報、5 解析情報管理部、6 共通解析結果情報、7 表示形式決定部、8 情報出力部、9 共通リソース定義情報、10 共通リソース定義解析部、11 画面情報、12 スタイル情報、13 指定情報、30 解析結果情報格納部、31 解析結果情報、40 格納装置、50 共通解析結果情報格納部、51 共通解析結果情報、200 インターネット、300 Webサーバ、810 CPU、811 ROM、812 RAM、813 表示装置、814 操作キー、816 通信回路、820 フラッシュメモリ、821 OS、822 ウィンドウシステム、823 プログラム群、824 ファイル群、825 バス。

Claims (7)

  1. 所定の画面を示す情報として定義された画面情報であって前記所定の画面の表示に必要な表示用情報を指定する指定情報を含む画面情報のそれぞれを読み込んで解析し、解析した前記画面情報ごとに前記所定の画面を表示する情報表示装置において、
    前記表示用情報の解析後の情報である解析済み表示用情報を格納し、格納した前記解析済み表示用情報を管理する管理部と、
    前記画面情報のそれぞれを順次に読み込む読込み部と、
    前記読込み部によって読み込まれた前記画面情報を入力し、入力した前記画面情報を解析することにより前記画面情報に含まれる前記指定情報を含む解析結果を生成し、生成した前記解析結果を出力する解析部と、
    前記解析部が出力した前記解析結果を入力し、入力した前記解析結果に含まれる前記指定情報の指定する前記表示用情報の前記解析済み表示用情報の取得を前記管理部に依頼し、前記管理部から前記解析済み表示用情報を取得した場合には、前記管理部から取得した前記解析済み表示用情報と、前記解析部から入力した前記解析結果とに基づいて、前記解析部から入力した前記解析結果の元となる前記画面情報の示す前記所定の画面の表示形式を決定する表示形式決定部と、
    前記表示形式決定部が決定した表示形式に従って前記所定の画面を表示する情報表示部と
    を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記読込み部は、
    所定の表示用情報を読み込み、
    前記解析部は、
    前記読込み部が読み込んだ前記所定の表示用情報を解析することにより前記所定の表示用情報の前記解析済み表示用情報を生成し、
    前記管理部は、
    前記解析部が生成した前記所定の表示用情報の前記解析済み表示用情報を格納することを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 前記読込み部によって読み込まれる少なくとも2つの前記画面情報は、
    それぞれに含まれる前記指定情報が同一の前記表示用情報を指定することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の情報表示装置。
  4. 前記解析部は、
    生成した前記解析結果に含まれる前記指定情報の指定する前記表示用情報の前記解析済み表示用情報が存在するかどうかを前記管理部に問い合わせ、問い合わせの結果、前記管理部に前記表示用情報の前記解析済み表示用情報が存在しない場合には前記読込み部を用いて所定の格納装置から前記指定情報の指定する前記表示用情報を読み込み、読み込んだ前記表示用情報を解析し、前記表示用情報の解析結果を新たな解析済み表示用情報として前記管理部に登録するとともに前記画面情報の解析結果を前記表示形式決定部に出力し、問い合わせの結果、前記管理部に前記表示用情報の前記解析済み表示用情報が存在する場合には前記表示用情報を読み込むことなく前記画面情報の解析結果を前記表示形式決定部に出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報表示装置。
  5. 前記指定情報には、
    所定の識別子を含むものが存在し、
    前記解析部は、
    前記読込み部を用いて前記所定の格納装置から前記表示用情報を読み込んだ場合に、読み込んだ前記表示用情報を指定する前記指定情報が前記所定の識別子を含む場合には、前記所定の格納装置から読み込んだ前記表示用情報の前記解析済み表示用情報を識別子関連情報として前記管理部に登録し、
    前記管理部は、
    前記読込み部が次の画面情報を読み込んだ場合には、格納している情報のうち前記識別子関連情報以外の情報を削除することを特徴とする請求項4記載の情報表示装置。
  6. 前記情報表示装置は、さらに、
    前記表示用情報と前記画面情報との対応を示す対応情報を保有するとともに前記読込み部が前記画面情報を読み込むごとに、前記対応情報を参照することにより前記読込み部が読み込んだ前記画面情報に対応する前記表示用情報が存在するかどかを確認し、確認の結果、前記表示用情報が存在する場合には、確認に係る前記表示用情報を既に前記解析部に通知しているかどうかを判定し、いまだに通知していない場合には、確認に係る前記表示用情報を前記解析部に通知する通知部を備え、
    前記解析部は、
    前記通知部から通知を受けたときは、前記読込み部を用いて所定の格納装置から通知に係る前記表示用情報を読み込み、読み込んだ前記表示用情報を解析して解析結果を新たな前記解析済み表示用情報として前記管理部に登録することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報表示装置。
  7. 所定の画面を示す情報として定義された画面情報であって前記所定の画面の表示に必要な表示用情報を指定する指定情報を含む画面情報のそれぞれを読み込んで解析し、解析した前記画面情報ごとに前記所定の画面を表示する情報表示装置が行なう情報表示方法において、
    管理部が、前記表示用情報の解析後の情報である解析済み表示用情報を格納し、格納した前記解析済み表示用情報を管理し、
    読込み部が、前記画面情報のそれぞれを順次に読み込み、
    解析部が、前記読込み部によって読み込まれた前記画面情報を入力し、入力した前記画面情報を解析することにより前記画面情報に含まれる前記指定情報を含む解析結果を生成し、生成した前記解析結果を出力し、
    表示形式決定部が、前記解析部が出力した前記解析結果を入力し、入力した前記解析結果に含まれる前記指定情報の指定する前記表示用情報の前記解析済み表示用情報の取得を前記管理部に依頼し、前記管理部から前記解析済み表示用情報を取得した場合には、前記管理部から取得した前記解析済み表示用情報と、前記解析部から入力した前記解析結果とに基づいて、前記解析部から入力した前記解析結果の元となる前記画面情報の示す前記所定の画面の表示形式を決定し、
    情報表示部が、前記表示形式決定部が決定した表示形式に従って前記所定の画面を表示することを特徴とする情報表示方法。
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