JP2009005142A - アンテナ装置及びこれを用いた携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が実現され、良好な通信を実現する工夫が施されたアンテナ装置を提供する。
【解決手段】上記目的を達成する本発明のアンテナ装置は、無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置であって、上記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出手段と、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する給電部切替手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置、これを用いた携帯端末に関し、特に通話特性の改良に関する。
携帯端末の一種である携帯電話の機種においては、従来のホイップアンテナを使用した突起のあるデザインの機種から筐体内にアンテナを内蔵した突起のないデザインの機種へと主流が移ってきている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された携帯電話は、筐体内にアンテナを内蔵して、2種類の周波数帯の電波を選択的に受信することができるデュアルバンドを採用している。これにより、ユーザは、携帯電話で使用されている800MHz帯や1.9GHz帯の周波数帯の電波を1台の携帯電話で選択的に使用することができる。
ところで、ユーザが筐体内にアンテナを内蔵した機種の携帯電話を使用した場合、携帯電話の持ち方によってアンテナに接続されている給電部とユーザ(特に手)との距離が近接すると、手の影響(誘電率等)によりアンテナ特性が劣化してしまうという問題がある。このアンテナ特性の劣化の問題について、特許文献1では、考慮されていない。以下、このアンテナ特性の劣化の問題について具体例をあげて説明する。
図17は、従来例として、筐体内にアンテナを有するアンテナ装置を内蔵した機種の携帯電話の一例を示す図である。なお、説明をわかりやすくするため、アンテナ装置を象徴的に描いている。この携帯電話100は、相互にヒンジ接続されて開閉される上部筐体101と下部筐体102とを備えた折り畳み式の携帯電話である。この携帯電話100は、ヒンジ部103近傍に、アンテナを構成する単一のアンテナエレメント104とそのアンテナエレメントの一端104a側に給電部105(同軸ケーブル)を備え、さらに、給電部105を介して電波の送受信を行う無線回路106を配置している。図17に示すように、無線回路106は、+y軸側からみて左側からアンテナエレメントに給電している。
図18は、図17に示す携帯電話において、ユーザの手の影響によるアンテナ特性を示す図である。図19は、ユーザが図17に示す携帯電話を把持したときの、アンテナエレメントの一端の接続部分にあたる給電部の位置と手との関係を示す図である。
図18において、横軸は、通話状態におけるユーザが携帯電話を持つ持ち手(右手、左手)を表している。また、縦軸は、左手持ち側を基準とした場合の平均化した利得の劣化量(dB)(パターン平均化利得)を表している。このパターン平均化利得は、アンテナから受信した電波の受信レベルの一例を表している。図18に示す通り、左手持ちと右手持ちを比較すると、右手持ちでの特性が悪いことがわかる。これは、左手持ちでは、図19(a)に示すように、給電部に対して手が離れた位置にあるのに対して、右手持ちでは、図19(b)に示すような持ち方になるため、右手の親指が給電部に近接することでアンテナ特性を劣化させているためである。
また、図17に示す給電部105の位置関係において、アンテナエレメント104の他端側104bに給電部105および無線回路106を配置した場合、左手持ちでは、左手の親指が給電部105に近接することでアンテナ特性を劣化させてしまうという問題が生じる。そこで、以下の解決策が考えられる。
図20は、筐体内にアンテナエレメントを2つ内蔵した機種の携帯電話の一例を示す図である。なお、説明をわかりやすくするため、アンテナ装置を象徴的に描いている。図20に示す携帯電話200は、第1のアンテナエレメント201と第2のアンテナエレメント202を備えている。また、第1のアンテナエレメント201の一端には、第1の給電部203が設けられており、第2のアンテナエレメント202の一端には、第2の給電部204が設けられている。さらに、これらのアンテナエレメントは切替スイッチ205を介して無線回路206と接続されている。このような構成にすると、アンテナ特性の良い方のアンテナエレメントを選択することができ、アンテナ特性に与える手の影響を軽減することができると考えられる。
特開2006−310995号公報
しかしながら、上記解決策では、アンテナエレメントを2つ必要とするため装置の小型化等の阻止要因となることに加え、使用していないアンテナエレメントが使用しているアンテナエレメントに対して干渉し、放射効率の劣化を招くという問題を生じてしまう。したがって、単一のアンテナエレメントを使用することが望ましいが、上述した通り、図17に示した単一のアンテナエレメントでは、手の影響を受けてしまうため、左手持ちと右手持ちの両方で良好なアンテナ特性を確保することが難しいという問題がある。
そこで、本発明は上記事情を鑑み、小型化が実現され、良好な通信を実現する工夫が施されたアンテナ装置、これを用いた携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のアンテナ装置は、
無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置であって、
上記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出手段と、
上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する給電部切替手段と、を備えた、という構成を採っている。
本発明のアンテナ装置によれば、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部切替手段が上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する。これにより、2本のアンテナを用いる必要がなくなるため小型化を実現する。さらに、検出結果に応じて給電状態の良い方の給電部を選択することにより、良好な通信を実現する。
本発明の第1の形態であるアンテナ装置は、まず、上記給電状態検出手段にて、上記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する。続いて、上記給電部切替手段にて、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する。これにより、上述した通り、小型化が実現され、良好な通信を実現する工夫が施されたアンテナ装置が得られる。
また、上記給電状態検出手段は、電波を送受信している時のアンテナ特性を上記給電状態として検出する、ことが好ましい。これにより、上記給電部切替手段にて、アンテナ特性の良好な給電部に切替えることができる。
また、上記給電状態検出手段は、上記アンテナから受信した電波の受信レベルを上記給電状態として検出し、
上記給電部切替手段は、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を上記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を上記無線送受信回路から開放する、ことが好ましい。上記構成によれば、上記給電部切替手段は、上記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を上記無線送受信回路に接続するため、通信品質の高い信号が得られる。
また、上記給電状態検出手段は、上記アンテナから受信した電波の受信レベルを上記給電状態として検出し、
上記給電部切替手段は、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を上記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を上記無線送受信回路から開放する、ことが好ましい。上記構成によれば、上記給電部切替手段は、上記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を上記無線送受信回路に接続するため、通信品質の高い信号が得られる。
また、上記給電部は、上記アンテナの一端に設けられた第1の給電部と、上記アンテナの他端に設けられた第2の給電部と、からなるものである、ことが好ましい。これにより、給電部同士を離れた距離に設けることにより、一方の給電状態が良くない場合、他方の給電部に切替えることで、給電状態の改善を図ることができる。
また、上記給電部切替手段は、
上記第1の給電部と上記無線送受信回路とを電気的に接続若しくは開放する第1の切替スイッチと、
上記第2の給電部と上記無線送受信回路とを電気的に接続若しくは開放する第2の切替スイッチと、
上記第1の切替スイッチと上記第2の切替スイッチとの接続若しくは開放の切替えを制御する切替信号を発する切替信号出力手段と、を備えることが好ましい。これにより、簡単な構成で給電部を切替えることができ、アンテナ特性の劣化を抑制しつつ、アンテナ装置の小型化を図ることができる。
さらに、上記給電部切替手段は、NOT回路を有し、
上記切替信号出力手段は、切替スイッチを接続する指令である上記切替信号を上記第1の切替スイッチ若しくは上記第2の切替スイッチのうちの一方の切替スイッチに入力すると共に、他方の切替スイッチに上記NOT回路を介することで切替スイッチを開放する指令となった上記切替信号を入力する、ことが好ましい。
上記構成によれば、NOT回路は、入力と出力が逆になるので、例えば、入力がH(High)の信号であると、出力は、L(Low)の信号になる。この場合、Hの信号を接続用とし、Lの信号を開放用とすれば、上記給電部切替手段は、1つの切替信号のみで、接続、開放の処理を行うことができる。
また、上記第1の切替スイッチは、上記切替信号にて上記第1の給電部を上記無線送受信回路に接続若しくは開放するダイオードを用いた第1のダイオードスイッチ回路であり、
上記第2の切替スイッチは、上記切替信号にて上記第2の給電部を上記無線送受信回路に接続若しくは開放するダイオードを用いた第2のダイオードスイッチ回路である、ことが好ましい。これにより、機械式のスイッチ操作よりも高速に切替え操作をすることができる。
また、上記アンテナは、メアンダアンテナ、板状アンテナ、線状アンテナ、ヘリカルアンテナ、誘電体装荷アンテナのうちのいずれかである、ことが好ましい。これにより、必要に応じて、種々のアンテナを選択することができる。
さらに、上記アンテナは、単一のアンテナエレメントである、ことが好ましい。これにより、アンテナ装置の小型化を図ることができる。
また、上記第1の給電部と上記第2の給電部とは、互いに所定の間隔をあけて上記アンテナの両端に各々設けられる、ことが好ましい。上記構成によれば、上述の通り、アンテナ装置が携帯端末の一種である携帯電話に組み込まれた場合、ユーザの手による受信レベルの影響を抑制することができる。
ここで、上記目的を達成する本発明の携帯端末は、請求項1から11のうちいずれか1項記載のアンテナ装置を備えた、という構成を採っている。これにより、小型化が実現され、良好な通信を実現する工夫が施されたアンテナ装置を搭載した携帯端末が得られる。
また、上記第1の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出手段と、
上記第2の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出手段と、を備え、
上記給電状態検出手段は、上記第1の圧力検出手段および上記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて、上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部の給電状態を検出する、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記給電状態検出手段は、上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部の給電状態を上記第1の圧力検出手段および上記第2の圧力検出手段の検出結果を介して、読み取ることができる。これにより、ユーザが携帯端末を右手若しくは左手で把持して、手が上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部に近接した場合、他方の給電部から電力を給電することで良好な通信を実現する。
また、上記給電状態検出手段は、上記第1の圧力検出手段および上記第2の圧力検出手段の検出結果を比較し、圧力が低い方の近傍に位置する給電部を受信レベルが高いものとする、ことが好ましい。これにより、ユーザが携帯端末を右手若しくは左手で把持し、手が上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部に近接した場合、受信レベルが高い方の給電部を即座に判定することができる。
ここで、上記目的を達成する本発明の給電部切替方法は、
無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置の給電部切替方法であって、
上記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出工程と、
上記給電状態検出工程の検出結果に応じて、上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する給電部切替工程と、を有する、という構成を採っている。
本発明の給電部切替方法によれば、まず、上記給電状態検出工程にて、上記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する。続いて、上記給電部切替工程にて、上記給電状態検出工程の検出結果に応じて、上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する。これにより、上記給電部のうち給電状態の良い給電部を選択すれば、良好な通信を実現する給電部切替方法が得られる。
また、上記給電状態検出工程は、上記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
上記給電状態切替工程は、上記給電状態検出工程の検出結果に応じて、上記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を上記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を上記無線送受信回路から開放すること、が好ましい。これにより、上記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を上記無線送受信回路に接続することで、良好な通信を実現する給電部切替方法が得られる。
また、上記給電状態検出工程は、上記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
上記給電状態切替工程は、上記給電状態検出工程の検出結果に応じて、上記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を上記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を上記無線送受信回路から開放すること、が好ましい。これにより、上記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を上記無線送受信回路に接続することで良好な通信を実現する給電部切替方法が得られる。
また、上記給電状態検出工程は、上記第1の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出工程と、この第1の圧力検出工程に前後して、上記第2の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出工程と、を有すると共に、上記第1の圧力検出工程および上記第2の圧力検出工程の検出結果に基づいて、上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部の給電状態を検出する、ことが好ましい。
これにより、例えば、ユーザが携帯端末を右手若しくは左手で把持して、手が上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部に近接した場合、他方の給電部から電力を給電することで良好な通信を実現する給電部切替方法が得られる。
ここで、本発明のプログラムは、
無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置を備えた携帯端末に、
上記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出手段と、
上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうちいずれか1つを上記無線送受信回路に接続する給電部切替手段と、を実現させる。
また、本発明のプログラムにおいて、上記給電状態検出手段は、上記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
上記給電状態切替手段は、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を上記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を上記無線送受信回路から開放する、ことが好ましい。
また、本発明のプログラムにおいて、上記給電状態検出手段は、上記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
上記給電状態切替手段は、上記給電状態検出手段の検出結果に応じて、上記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を上記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を上記無線送受信回路から開放する、ことが好ましい。
また、本発明のプログラムにおいて、上記給電状態検出手段は、上記第1の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出手段と、上記第2の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出手段と、を有すると共に、上記第1の圧力検出手段および上記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて、上記第1の給電部若しくは上記第2の給電部の給電状態を検出する、ことが好ましい。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ここでは、まず、本発明の一実施形態としてのアンテナ装置、そのアンテナ装置を備えた本発明の一実施形態としての携帯
電話について説明する。
[構成]
<アンテナ装置>
図1は、本発明の一実施形態としてのアンテナ装置の構成図である。
このアンテナ装置1は、アンテナエレメント2、第1の給電部3、第2の給電部4、無線回路5、制御回路6、第1の切替スイッチ部7、第2の切替スイッチ部8、NOT回路9とで構成する。アンテナエレメント2は、メアンダ状に形成された単一のメアンダアンテナである。第1の給電部3および第2の給電部4は、高周波伝送用の同軸ケーブルで構成されている。第1の給電部3は、アンテナエレメント2の一端2aに接続され、第2の給電部4は、アンテナエレメント2の一端2bに接続されている。無線回路5は、アンテナエレメント2を介して、電波の送受信を行うものである。ここで、無線回路5が、本発明にいう無線送受信回路の一例に相当する。また、受信した電波の受信レベルの検出を後述する受信レベル検出部61の指示により行うものである。
また、制御回路6は、無線回路5で検出された電波の受信レベルに応じて、第1の給電部3若しくは第2の給電部4にて給電を行わせるように制御するものである(給電部切替手段)。第1の切替スイッチ部7は、切替SW(スイッチ)7aにより、第1の給電部3と無線回路5とを電気的に接続若しくは開放し、第2の切替スイッチ部8は、切替SW(スイッチ)8aにより、第2の給電部4と無線回路5とを電気的に接続若しくは開放するものである。
この制御回路6は、第1の給電部3と無線回路5とを電気的に接続する場合には、H(High)の信号からなる切替信号を第1の切替スイッチ部7へ出力する(切替信号出力手段)。一方、このHの信号は、NOT回路9を介して、L(Low)の信号からなる切替信号となり、第2の切替スイッチ部8に入力される。すると、第2の給電部4と無線回路5とは電気的に開放される。
また、第1の給電部3と無線回路5とを電気的に開放する場合には、制御回路6は、Lの信号からなる切替信号を第1の切替スイッチ部7へ出力する。一方、Lの信号は、NOT回路9を介して、Hの信号からなる切替信号となり、第2の切替スイッチ部8に入力される。すると、第2の給電部4と無線回路5とは電気的に接続する。次に、制御回路6の主な内部構成を説明する。
図2は、制御回路の主な内部構成を示す図である。この制御回路6には、本発明の一実施形態であるプログラムが組み込まれることによって、受信レベル検出部61、および給電部切替部62が構築される。受信レベル検出部61は、無線回路5が検出した受信レベル(電波の受信信号の値)を読み出し、予め定めた閾値よりも受信レベルが低い場合には、給電部切替部62にスイッチの切替えの指示を出す(給電状態検出手段)。なお、本実施例では、アンテナ装置の制御回路6にプログラムを組み込んだが、これは一例であって、後述する携帯電話の制御部に組み込んでもよい。
給電部切替部62は、無線回路5で検出された受信レベルに応じて、2種類の切替信号(High、Low)のいずれか一方の切替信号を出力し、受信レベルの高い方のスイッチに切り換える。
第1の切替スイッチ部7は、Hの切替信号を受け付けると、切替SW7aをONにして第1の給電部3と無線回路5とを電気的に接続する。一方、第1の切替スイッチ部7は、Lの切替信号を受け付けると、切替SW7aをOFFにして第1の給電部3と無線回路5とを電気的に開放する。
第2の切替スイッチ部8も、同様にして、Hの切替信号を受け付けると、切替SW8aをONにして第2の給電部4と無線回路5とを電気的に接続し、Lの切替信号を受け付けると、切替SW8aをOFFにして第2の給電部4と無線回路5とを電気的に開放する。
具体例として、図1において、切替SW8aがONで、切替SW7aがOFFの状態で受信レベルが閾値よりも低い場合には、給電部切替部62は、Hの切替信号を出力する。すると、第1の切替スイッチ部7には、Hの切替信号が入力されて、切替SW7aがON(接続状態)になる。一方、第2の切替スイッチ部8では、NOT回路9を介して、Hの切替信号がLの切替信号になり、このLの切替信号が入力されて、切替SW8aがOFF(開放状態)になる。これにより、検出結果に応じてアンテナ特性の良い方の給電部を選択することにより、アンテナ特性の劣化を抑制することができる。
<携帯電話>
図3は、本発明の携帯端末の一実施形態である携帯電話の外観を示す図である。この携帯電話10は、筐体内に図1に示すアンテナ装置1を内蔵している。図3に示すように、携帯電話10は、相互にヒンジ接続されて開閉される上部筐体11と下部筐体12とを備えた折り畳み式の携帯電話である。この携帯電話10は、ヒンジ部13近傍に、アンテナ装置1が内蔵されている。この上部筐体11は、液晶表示用の液晶LCD(LCD:Liquid CrystalDisplay)からなる表示部14を有する。また、下部筐体12の上面15には、携帯電話を操作するための操作キーが設けられている。
図4は、図3に示す携帯電話の主なブロック構成図である。この携帯電話10は、制御部17を中心として、アンテナ装置1、音声処理部18、音声入出力制御部19、メモリ22、電源23、表示部14、及び操作部16を接続して構成する。さらに、音声入出力制御部19は、マイク20、スピーカ21を接続している。
制御部17は、中央処理装置(CPU:Central processing Unit)であって、この携帯電話10の動作を総合的に制御するものである。この制御部17は、アンテナ装置1の制御回路6に通話開始や通話終了などの制御信号を出力する。
アンテナ装置1で受信された電波は、アンテナ装置1内の無線回路5で復調され、音声処理部18でデコードなどの処理がなされ、得られた受話音が音声の入出力を制御する音声入出力制御部19からスピーカ20を介して出力され、ユーザに伝えられる。また、音声処理部18は、マイク21から音声入出力制御部19を介して入力された送信すべき音声のエンコード、変調等の処理を行う。
また、電源23は、この携帯電話10に電力を供給する。表示部14は、上述した通り、液晶表示用の液晶LCDからなり、携帯電話10のメニュー等を表示するものである。操作部16には、1から0までのテンキー、*キー、および#キーなどの操作キーが設けられている。この操作部16は、操作キーの操作を受け付けた後、制御部17に各操作キーの処理の命令を出すものである。メモリ22は、不揮発性メモリであって、制御部17で実行するプログラム等を記憶しておくものである。
図5は、図3に示す携帯電話に内蔵された本発明のアンテナ装置を象徴的に表した図である。なお、図1に示したアンテナ装置1を簡略化して描いている。図5に示すように、携帯電話10の下部筐体12の左右側面のうちの一方の側面内側のヒンジ部13近傍には、第1の給電部3を設け、携帯電話本体の左右側面のうちの他方の側面内側のヒンジ部13近傍には、第2の給電部4を設けている。このような構成にすると、以下説明するように、ユーザが右手若しくは左手で携帯電話を把持しても、アンテナ特性を劣化させずに済む。
図6は、ユーザが図3に示す携帯電話を把持したときの、アンテナエレメントの一端の接続部分にあたる給電部の位置と手との関係を示す図である。図6(a)に示すように、ユーザが左手で、携帯電話10を把持した場合、左手の親指が図5に示す第2の給電部4に近接している。
ここで、一例として、図1に示す第2の切替SW8aがONの状態で、第1の切替SW7aがOFFの状態であると、図6(a)に示すユーザが左手持ちの場合、アンテナ特性は劣化する。この場合、制御回路6の給電部切替部62は、Hの切替信号を出力する。すると、第1の切替スイッチ部7には、Hの切替信号が入力されて、切替SW7aがON(接続状態)になる。一方、第2の切替スイッチ部8では、NOT回路9を介して、Hの切替信号がLの切替信号になり、このLの切替信号が入力されて、切替SW8aがOFF(開放状態)になる。これにより、アンテナ特性の良い方の給電部3を選択することにより、アンテナ特性の劣化を抑制することができる。
また、同様に、図6(b)に示すように、ユーザが右手で、携帯電話10を把持した場合、右手の親指が図5に示す第1の給電部3に近接している。この場合は、切替SW8aをONにし、切替SW7aをOFFにすれば、アンテナ特性の劣化を抑制することができる。
[動作]
次にアンテナ装置1を搭載した携帯電話10の動作について説明する。
図7は、本発明の一実施形態であるアンテナ装置の処理の一例を表すフローチャートである。この処理ルーチンは、携帯電話の電源がオンされた後、着信があり、図4に示す制御部17からの通話開始の制御信号を図1に示す制御回路6が受け付けることにより開始される。
まず、図1に示す無線回路5が、受信レベルを検出する(給電状態検出工程、ステップS101)。続いて、図2に示す受信レベル検出部61は、無線回路5が検出した受信レベル(電波の受信信号の値)を読み出し、予め定めた閾値よりも受信レベルが低いか否かを判定する。予め定めた閾値よりも受信レベルが低い場合には(ステップS102:Yes)、給電部切替部62にスイッチの切替えの指示を出す。
給電部切替部62は、無線回路5で検出された受信レベルに応じて、2種類の切替信号(High、Low)のいずれか一方の切替信号を出力し、受信レベルの高い方のスイッチに切り換える(給電部切替工程、ステップS103)。
この給電部切替工程の処理では、上述した通り、第1の切替スイッチ部7は、Hの切替信号を受け付けると、切替SW7aをONにして第1の給電部3と無線回路5とを電気的に接続する。一方、第1の切替スイッチ部7は、Lの切替信号を受け付けると、切替SW7aをOFFにして第1の給電部3と無線回路5とを電気的に開放する。
第2の切替スイッチ部8も、同様にして、Hの切替信号を受け付けると、切替SW8aをONにして第2の給電部4と無線回路5とを電気的に接続し、Lの切替信号を受け付けると、切替SW8aをOFFにして第2の給電部4と無線回路5とを電気的に開放する。そして、次のステップS104に進む。一方、予め定めた閾値よりも受信レベルが高い場合には(ステップS102:No)、スイッチの切替えの処理は必要ないため、そのまま、ステップS104に進む。
次に、通話終了の信号を制御部17から制御回路6が受け付けたか否かの判定がなされる。通話終了の信号を受け付けていない場合には(ステップS104:No)、再び、受信レベル検出の処理に戻る。一方、通話終了の制御信号を受け付けた場合には(ステップS104:Yes)、この処理ルーチンを終了する。
以上より、受信レベルの検出結果に応じて、給電部切替部62が、第1の給電部3若しくは第2の給電部4を切替える。これにより、アンテナ装置1は、2本のアンテナを用いる必要がなくなるため小型化を実現する。さらに、アンテナ装置1は、検出結果に応じて受信レベルの良い方の給電部を選択することにより、良好な通信を実現する。
なお、本実施例では、給電部切替部62は、受信レベル検出部61の検出結果に応じて、予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を選択して無線回路5と電気的に接続するとともに、他の給電部を無線回路5から開放している。
ここで、他の方法として、給電部切替部62は、受信レベル検出部61の検出結果に応じて、給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を選択して無線回路5と電気的に接続するとともに、他の給電部を無線回路5から電気的に開放してもよい。
この場合、無線回路5は、各々の給電部の受信レベルを検出し、受信レベル検出部61は、給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を選択して、給電部切替部62にスイッチの切替えの指示を出す。続いて、給電部切替部62は、給電部の切替えを行う。これにより、給電部切替部62は、給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を無線回路5に接続するため、通信品質の高い信号が得られる。
[構成]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。なお、本発明の第1の実施例と本発明の第2の実施例とでは、内部構成が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、実施例1と異なる構成について詳細に説明する。
第1の実施例では、切替スイッチ7a、8aのON/OFFによって切替えを行っているが、第2の実施例では、PIN(Positive−Intrinsic−Negative)ダイオードを切替スイッチとして用いる。このPINダイオードは、順方向バイアス時に高周波交流を通過させる性質があることを利用し、アンテナの周波数バンド切り替えなど高周波スイッチングに用いられる。本実施例では、周波数バンドの切替えではなく、給電部の切替えに用いる。
図8は、第2の実施例におけるアンテナ装置の構成図である。図8を参照すると、図1に示した第1の切替スイッチ部7、第2の切替スイッチ部8の代わりにPINダイオードD1、D2をそれぞれ用いて、切替信号を入力することでON/OFFを行っている。
例えば、第1の給電部3と無線回路5とを接続する場合には、制御回路6からHの切替信号を出力する。この場合、抵抗R1、コンデンサC2、C3、C4、及びコイルL2、L3を用いて切替信号をPINダイオードD1に入力するようにする。すると、PINダイオードD1は順方向にバイアスが加えられ導通状態となり、第1の給電部3と無線回路5とは電気的に接続する。
一方、第1の給電部3と無線回路5とを開放する場合には、制御回路6からLの切替信号を出力する。すると、PINダイオードD1の容量を打ち消すようなL1、C1を用いることで、PINダイオードD1は逆方向にバイアスが加えられ非導通状態となり、第1の給電部3と無線回路5とは電気的に開放する。
また、同様に、第2の給電部4と無線回路5とを接続する場合には、制御回路6からLの切替信号を出力する。この場合、Lの切替信号は、NOT回路9を経てHの切替信号になり、PINダイオードD2に対しては、抵抗R2、コンデンサC6、C7、C8及びコイルL5、L6を用いてこの切替信号をPINダイオードD2に入力するようにする。すると、PINダイオードD2は順方向にバイアスが加えられ導通状態となり、第2の給電部4と無線回路5とは電気的に接続する。
また、第2の給電部4と無線回路5とを開放状態とする場合には、PINダイオードD2の容量を打ち消すようなL4、C5を用いて、Lの切替信号をPINダイオードD2に入力するようにする。これにより、PINダイオードD2に対しては逆方向にバイアスが加えられ非導通状態となり、第2の給電部4と無線回路5とは電気的に開放状態となる。
[動作]
次に第2の実施例のアンテナ装置1を搭載した携帯電話10の動作について説明する。
第2の実施例のアンテナ装置1を搭載した携帯電話10の動作も、図7に示したフローチャートと同じ処理を行う。すなわち、図1に示す無線回路5が、受信レベルを検出する(給電状態検出工程、ステップS101)。
続いて、図2に示す制御回路6の受信レベル検出部61は、無線回路5が検出した受信レベル(電波の受信信号の値)を読み出し、予め定めた閾値よりも受信レベルが低いか否かを判定する。予め定めた閾値よりも受信レベルが低い場合には(ステップS102:Yes)、給電部切替部62にスイッチの切替えの指示を出す。
ここで、第1の給電部3と無線回路5とが開放状態で、第2の給電部4と無線回路5とが接続状態であったとすると、給電部切替部62は以下の処理を行う(ステップS103)。まず、第1の給電部3と無線回路5とを接続するため、上述の通り、抵抗R1、コンデンサC2、C3、C4、及びコイルL2、L3を用いて、PINダイオードD1を導通状態とする。これにより、第1の給電部3と無線回路5とは、接続状態となる。
一方、D2に対しては、NOT回路9を経て抵抗R2、コンデンサC6、C7、C8及びコイルL5、L6を用いて切替信号を入力するようにし、PINダイオードD2の容量を打ち消すようなL4、C5を用いることで、PINダイオードD2を非導通状態とする。これにより、第2の給電部4と無線回路5とは開放状態となる。
次に、通話終了の信号を制御部17から制御回路6が受け付けたか否かの判定がなされる。通話終了の信号を受け付けていない場合には(ステップS104:No)、再び、受信レベル検出の処理に戻る。一方、通話終了の制御信号を受け付けた場合には(ステップS104:Yes)、この処理ルーチンを終了する。
[構成]
次に、本発明の第3の実施例について説明する。なお、本発明の第1の実施例と本発明の第3の実施例とでは、内部構成が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、実施例1と異なる構成について詳細に説明する。
本実施例では、携帯電話の筐体に加えられる圧力センサを携帯電話に新たに設ける。そして、給電部切替部は、圧力センサの検出結果を介して、受信レベルの状態を判断し、給電部を切替えるものとする。
図9は、本発明の第3の実施例における携帯電話の外観を示す図である。図10は、図9に示す携帯電話の主なブロック構成図である。この第3の実施例では、図9に示すように、第1の給電部3の近傍に位置する携帯電話本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出センサ24と、第2の給電部4の近傍に位置する携帯電話本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出センサ25と、を新たに設けた(第1の圧力検出手段、第2の圧力検出手段)。さらに、制御部17には、メモリ22に記憶されている本発明の一実施形態であるプログラムが組み込まれることによって、圧力検出部171が構築される。
これらの圧力センサには、ユーザが携帯電話を把持した際、手の指からの圧力を感知する感圧素子が設けられており、この感圧素子にて電気信号に変換される。この電気信号は、図10に示す圧力検出部171に送信される。この圧力検出部171では、第1の圧力検出センサ24および第2の圧力検出センサ25の検出結果を比較し、圧力が低い方の近傍に位置する給電部を受信レベルが高いものとする(給電状態検出手段)。
図11は、第3の実施例における制御回路の主な内部構成を示す図である。給電部切替部62では、圧力検出部171から、受信レベルの低い方の給電部の通知を受け付ける。続いて、受信レベルの低い方の給電部を電気的に開放し、受信レベルの高い方の給電部を電気的に接続する。
[動作]
次に第3の実施例のアンテナ装置1を搭載した携帯電話の動作について説明する。
図12は、本発明の第3の実施例における動作の一例を表すフローチャートである。この処理ルーチンは、携帯電話の電源がオンされた後、着信があると開始される。
まず、第1の圧力センサ24、第2の圧力センサ25にて、ユーザの手からの圧力を検出する(ステップS201、第1の圧力検出工程、第2の圧力検出工程)。なお、第1の圧力センサ24、第2の圧力センサ25が圧力を感知しない場合は(ステップS202:No)、ユーザの手の指が圧力センサに触れていないことを意味するので、この場合は、給電部の切替えは行わないで、ステップS205の通話終了の判断に進む。
一方、第1の圧力センサ24若しくは第2の圧力センサ25が圧力を感知した場合は(ステップS202:Yes)、圧力検出部171は、圧力が高い方の近傍に位置する給電部を特定する(ステップS203、給電状態検出工程)。そして、圧力が高い方の近傍に位置する給電部が、現在、無線回路5と接続されている場合には(ステップS204:Yes)、圧力検出部171は、アンテナ装置1の給電部切替部62に、給電部切替えの指示を出す。給電部切替部62は、圧力検出部171から受け付けた給電部切替え指示のあった方の給電部を切替える(ステップS205、給電部切替工程)。また、圧力が高い方の近傍に位置する給電部が、現在、無線回路5と接続されていない場合には(ステップS204:No)、給電部の切替えは行わず、ステップS206に進む。
次に、通話終了か否かの判定がなされる。通話終了でない場合には(ステップS206:No)、再び、圧力検出の処理に戻る。一方、通話終了の制御信号を受け付けた場合には(ステップS206:Yes)、この処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果は、通話状態で左手持ちでも右手持ちでも関係なくアンテナ特性が確保できるアンテナの実現が可能になることである。その理由は、左手持ちと右手持ちで筐体に対して手の近接する箇所が違うため、近接しない方の給電部に切替えることでアンテナ特性の劣化が回避できるからである。その結果、良好な通信を実現する。
第2の効果は、アンテナサイズを小型化できることである。その理由は、単一のアンテナエレメントを使用し、その両端でそれぞれ給電する構成となっているため、2つのアンテナエレメントを必要としないからである。
なお、上記実施例では、第1の給電部3と第2の給電部4とを携帯電話の下部筐体の側面に各々配置し、通話状態の左手持ちと右手持ちを例にとっているが、給電部が携帯電話の筐体の上下や斜めに距離を開けて設けた場合には、携帯電話の筐体の上方を握る場合と下方を握る場合とで、手の影響を軽減することが可能である。
また、スイッチ切替方法としてはアンテナの受信レベルに応じて、レベルの高い方のスイッチに切替える方法をとっているが、その他の例として、加速度センサを利用し、携帯電話10の通話状態における傾きを認知して切替えることも可能である。
なお、本発明のアンテナ装置1では、アンテナエレメントとしてメアンダアンテナを採用したが、これに限定されるものではなく、例えば、図13に示す板状アンテナ30や、図14に示す線状アンテナ31、図15に示すヘリカルアンテナ32、図16に示す誘電体上に形成された誘電体装荷アンテナ33などのアンテナエレメントを用いることができる。
本発明は、アンテナを内蔵したタイプの携帯電話などの携帯端末に利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
本発明の一実施形態としてのアンテナ装置の構成図である。 制御回路の主な内部構成を示す図である。 本発明の携帯端末の一実施形態である携帯電話の外観を示す図である。 図3に示す携帯電話の主なブロック構成図である。 図3に示す携帯電話に内蔵された本発明のアンテナ装置を象徴的に表した図である。 ユーザが図3に示す携帯電話を把持したときの、アンテナエレメントの一端の接続部分にあたる給電部の位置と手との関係を示す図である。 本発明の一実施形態であるアンテナ装置の処理の一例を表すフローチャートである。 第2の実施例におけるアンテナ装置の構成図である。 本発明の第3の実施例における携帯電話の外観を示す図である。 図9に示す携帯電話の主なブロック構成図である。 第3の実施例における制御回路の主な内部構成を示す図である。 本発明の第3の実施例における動作の一例を表すフローチャートである。 本発明の一実施形態であるアンテナエレメントの一例である板状アンテナの構成図である。 本発明の一実施形態であるアンテナエレメントの一例である線状アンテナの構成図である。 本発明の一実施形態であるアンテナエレメントの一例であるヘリカルアンテナの構成図である。 本発明の一実施形態であるアンテナエレメントの一例である誘電体装荷アンテナの構成図である。 従来例として、筐体内にアンテナを有するアンテナ装置を内蔵した機種の携帯電話の一例を示す図である。 図17に示す携帯電話において、ユーザの手の影響によるアンテナ特性を示す図である。 ユーザが図17に示す携帯電話を把持したときの、アンテナエレメントの一端の接続部分にあたる給電部の位置と手との関係を示す図である。 筐体内にアンテナエレメントを2つ内蔵した機種の携帯電話の一例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ装置
2 アンテナエレメント
3 第1の給電部
4 第2の給電部
5 無線回路
6 制御回路
7 第1の切替スイッチ部
8 第2の切替スイッチ部
9 NOT回路
10 携帯電話
11 上部筐体
12 下部筐体
13 ヒンジ部
14 表示部
15 上面
16 操作部
17 制御部
18 音声処理部
19 音声入出力制御部
20 マイク
21 スピーカ
22 メモリ
23 電源
30 板状アンテナ
31 線状アンテナ
32 ヘリカルアンテナ
33 誘電体装荷アンテナ
61 受信レベル検出部
62 給電部切替部
100 携帯電話
101 上部筐体
102 下部筐体
103 ヒンジ部
104 アンテナエレメント
105 給電部
106 無線回路
171 圧力検出部
200 携帯電話
201 第1のアンテナエレメント
202 第2のアンテナエレメント
203 第1の給電部
204 第2の給電部
205 切替スイッチ
206 無線回路
C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8 コンデンサ
D1、D2 PINダイオード
L1、L2、L3、L4、L5、L6 コイル
R1、R2 抵抗

Claims (22)

  1. 無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置であって、
    前記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出手段と、
    前記給電状態検出手段の検出結果に応じて、前記給電部のうちいずれか1つを前記無線送受信回路に接続する給電部切替手段と、を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記給電状態検出手段は、前記アンテナにて電波を送受信している時のアンテナ特性を前記給電状態として検出する、ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記給電状態検出手段は、前記アンテナから受信した電波の受信レベルを前記給電状態として検出し、
    前記給電部切替手段は、前記給電状態検出手段の検出結果に応じて、前記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を前記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を前記無線送受信回路から開放する、ことを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  4. 前記給電状態検出手段は、前記アンテナから受信した電波の受信レベルを前記給電状態として検出し、
    前記給電部切替手段は、前記給電状態検出手段の検出結果に応じて、前記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を前記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を前記無線送受信回路から開放する、ことを特徴とする請求項2項記載のアンテナ装置。
  5. 前記給電部は、前記アンテナの一端に設けられた第1の給電部と、前記アンテナの他端に設けられた第2の給電部と、からなるものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のアンテナ装置。
  6. 前記給電部切替手段は、
    前記第1の給電部と前記無線送受信回路とを電気的に接続若しくは開放する第1の切替スイッチと、
    前記第2の給電部と前記無線送受信回路とを電気的に接続若しくは開放する第2の切替スイッチと、
    前記第1の切替スイッチと前記第2の切替スイッチとの接続若しくは開放の切替えを制御する切替信号を発する切替信号出力手段と、を備えたことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載のアンテナ装置。
  7. 前記給電部切替手段は、NOT回路を有し、
    前記切替信号出力手段は、切替スイッチを接続する指令である前記切替信号を前記第1の切替スイッチ若しくは前記第2の切替スイッチのうちの一方の切替スイッチに入力すると共に、他方の切替スイッチに前記NOT回路を介することで切替スイッチを開放する指令となった前記切替信号を入力する、ことを特徴とする請求項6記載のアンテナ装置。
  8. 前記第1の切替スイッチは、前記切替信号にて前記第1の給電部を前記無線送受信回路に接続若しくは開放するダイオードを用いた第1のダイオードスイッチ回路であり、
    前記第2の切替スイッチは、前記切替信号にて前記第2の給電部を前記無線送受信回路に接続若しくは開放するダイオードを用いた第2のダイオードスイッチ回路である、ことを特徴とする請求項6又は7記載のアンテナ装置。
  9. 前記アンテナは、メアンダアンテナ、板状アンテナ、線状アンテナ、ヘリカルアンテナ、誘電体装荷アンテナのうちのいずれかである、ことを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項記載のアンテナ装置。
  10. 前記アンテナは、単一のアンテナエレメントである、ことを特徴とする請求項1から9のうちいずれか1項記載のアンテナ装置。
  11. 前記第1の給電部と前記第2の給電部とは、互いに所定の間隔をあけて前記アンテナの両端に各々設けられた、ことを特徴とする請求項5から10のうちいずれか1項記載のアンテナ装置。
  12. 請求項1から11のうちいずれか1項記載のアンテナ装置を備えた、ことを特徴とする携帯端末。
  13. 前記第1の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出手段と、
    前記第2の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出手段と、を備え、
    前記給電状態検出手段は、前記第1の圧力検出手段および前記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の給電部若しくは前記第2の給電部の給電状態を検出する、ことを特徴とする請求項12記載の携帯端末。
  14. 前記給電状態検出手段は、前記第1の圧力検出手段および前記第2の圧力検出手段の検出結果を比較し、圧力が低い方の近傍に位置する給電部を受信レベルが高いものとする、ことを特徴とする請求項13記載の携帯端末。
  15. 無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置の給電部切替方法であって、
    前記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出工程と、
    前記給電状態検出工程の検出結果に応じて、前記給電部のうちいずれか1つを前記無線送受信回路に接続する給電部切替工程と、を有することを特徴とする給電部切替方法。
  16. 前記給電状態検出工程は、前記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
    前記給電状態切替工程は、前記給電状態検出工程の検出結果に応じて、前記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を前記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を前記無線送受信回路から開放することを特徴とする請求項15記載の給電部切替方法。
  17. 前記給電状態検出工程は、前記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
    前記給電状態切替工程は、前記給電状態検出工程の検出結果に応じて、前記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を前記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を前記無線送受信回路から開放する、ことを特徴とする請求項15記載の給電部切替方法。
  18. 前記給電状態検出工程は、前記第1の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出工程と、この第1の圧力検出工程に前後して、前記第2の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出工程と、を有すると共に、前記第1の圧力検出工程および前記第2の圧力検出工程の検出結果に基づいて、前記第1の給電部若しくは前記第2の給電部の給電状態を検出する、ことを特徴とする請求項15、16又は17記載の給電部切替方法。
  19. 無線送受信回路に接続されるアンテナを有するアンテナ装置を備えた携帯端末に、
    前記アンテナの複数箇所に設けられた各給電部のうち、少なくとも1つの給電部の給電状態を検出する給電状態検出手段と、
    前記給電状態検出手段の検出結果に応じて、前記給電部のうちいずれか1つを前記無線送受信回路に接続する給電部切替手段と、を実現させるためのプログラム。
  20. 前記給電状態検出手段は、前記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
    前記給電状態切替手段は、前記給電状態検出手段の検出結果に応じて、前記給電部のうち予め定められた閾値より高い受信レベルの給電部を前記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を前記無線送受信回路から開放する、ことを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  21. 前記給電状態検出手段は、前記アンテナから受信した電波の受信レベルを給電状態として検出し、
    前記給電状態切替手段は、前記給電状態検出手段の検出結果に応じて、前記給電部のうち最も受信レベルの高い給電部を前記無線送受信回路に接続すると共に、他の給電部を前記無線送受信回路から開放する、ことを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  22. 前記給電状態検出手段は、前記第1の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第1の圧力検出手段と、前記第2の給電部の近傍に位置する携帯端末本体の筐体部分に加えられる圧力を検出する第2の圧力検出手段と、を有すると共に、前記第1の圧力検出手段および前記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の給電部若しくは前記第2の給電部の給電状態を検出する、ことを特徴とする請求項19、20又は21記載のプログラム。
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