JP2009005776A - 手摺り付き浴槽 - Google Patents

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賢治 安東
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Abstract

【課題】握りバーのような握り部からなる手摺りを備えた場合のように握力が弱い入浴者が握り部をしっかり握ることができず、手摺りとしての機能が充分に果たせない、といったことのない手摺り付き浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽1の内面に、一部を凹ませて手摺りとしての凹み部2を形成し、該凹み部2の下端部を略上方を向いて人体の手を載置することのできる手掛け面3とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、手摺り付き浴槽に関するものである。
近年、高齢化社会への対応として、浴室壁面等に握りバーを設けてより安全に入浴を楽むことのできる浴槽が普及してきている。また、浴室壁面ではなく浴槽壁に握りバーを設けた浴槽も知られている。(例えば特許文献1参照)
このような握りバーからなる手摺りを備えた浴槽においては、手摺りが必要でない入浴者にとっては勿論のこと、手摺りが必要な入浴者にとっても、手摺りを使用しない時には握りバーからなる手摺りが邪魔になり、浴槽と握りバーとの間の隙間に手足等の身体の一部やタオルや入浴用具等が入り込んで引っ掛かったり挟まったりする、といった点が短所として挙げられている。
そこで、浴槽壁の上端部近傍の内面及び外面を凹ませてくびれ部を形成し、このくびれ部の上側部分を握り部とした浴槽が開発されている。(例えば特許文献2参照)
このような握り部を備えた手摺り付き浴槽においては、握り部を上述した握りバーと同様に握るものであるが、握力が弱い入浴者の場合には、浴槽内において立ち上がる際、上記握り部や握りバーをしっかり握ることができず、手摺りとしての機能が充分に果たせていないものであった。
実開平7−23492号公報 特開平11−018980号公報
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、握りバーのような握り部からなる手摺りを備えた場合のように握力が弱い入浴者が握り部をしっかり握ることができず、手摺りとしての機能が充分に果たせない、といったことのない手摺り付き浴槽を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、浴槽1の内面に、一部を凹ませて手摺りとしての凹み部2を形成し、該凹み部2の下端部を略上方を向いて人体の手を載置することのできる手掛け面3として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、握力が弱い入浴者の場合でも、浴槽1内において立ち上がる際、上記握り部や握りバーをしっかり握って体重を掛ける必要がなく、手掛け面3に手を載置して体重を掛けることができて、手摺りとしての機能が充分に果たされるものとなる。
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、手摺りとしての凹み部2を浴槽1の内面に全周に亘って形成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、全周のいずれの位置にでも凹み部2の手掛け面3に手を掛けることができて使い勝手が向上するものである。
また、請求項3に係る発明にあっては、請求項1又は2に係る発明において、前記凹み部2を上側の凹み部2aとすると共に、上側の凹み部2aの下側を凹ませて下側の凹み部2bを形成し、上側の凹み部2aと下側の凹み部2bとの間の凸となった部分を掴み部4として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、上側の凹み部2aの手掛け面3に手を掛けると共に、下側の凹み部2bに指先を挿入して掴み部4を掴むことができて、より一層安定した手摺りとすることができる。
本発明にあっては、浴槽の内面に一部を凹ませて凹み部を形成し、凹み部の下端部を略上方を向いて人体の手を載置することのできる手掛け面として手摺りを構成したことで、握力が弱い入浴者の場合でも、浴槽内において立ち上がる際、上記握り部や握りバーをしっかり握って体重を掛ける必要がなく、手掛け面に手を載置して体重を掛けることができて、容易に立ち上がることが可能となって、手摺りとしての機能が充分に果たされるものとなる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
浴槽1は、例えばFRP等のような合成樹脂やその他の材料にて形成されていて、床パン上に載置される。床パンは、図示はしないが、浴槽床パン及び洗い場床パンを別々に備えた床パンや、あるいは浴槽設置部と洗い場部とを備えた一体の床パンであってもよく、特に限定されない。また、洗い場床パンのみを有するいわゆるハーフ床パンであってもよく、この場合には浴室の床スラブ上に載置される。また、浴槽1と床パンが一体に形成してあってもよく、特に限定されないものである。
浴槽1は、浴水が内部に溜まる上方に開口する凹部を有するものであれば特に限定されないものであり、平面視における形状は、一般的には浴槽1のフランジ部11の輪郭が略矩形状をしているが特に限定されないものであり、浴水が内部に溜まる上方に開口する凹部の平面視における形状も、略楕円形状や略矩形状等、特に限定されないものである。
そして、浴槽1の内面(内側面)には、一部を凹ませて手摺りとしての凹み部2を形成するものである。本実施形態では、浴槽1の内面の全周に亘って、上下幅が略一定の凹み部2を水平に形成してあるが、浴槽1の内面の全周のうちの一部でもよい。
凹み部2の断面形状は、本実施形態では隅部にRを形成した略矩形状をしたもので、凹み部2の下端部の面は、上方を向く平面からなる手掛け面3となっている。
この凹み部2の上下幅は、平均的な人体の手が容易に入れられる幅とするもので、例えば5cm〜20cm、好ましくは10cm〜15cm程度とする。
また、凹み部2の奥行き幅は、例えば5cm〜20cm、好ましくは10cm〜15cm程度とする。
凹み部2を形成する上下位置は、浴槽1の内面の上端部から下端部までの間のいずれの位置でもよいが、上下中央部以下の位置とすることで、手掛け面3に入浴者が手を載置して体重を掛ける際に、腕を手掛け面3に突いて立ち上がることができ、立ち上がり易くなるものである。
上記のように、浴槽1の内面に一部を凹ませて凹み部2を形成し、凹み部2の下端部を略上方を向いて人体の手を載置することのできる手掛け面3として手摺りを構成したことで、握力が弱い入浴者の場合でも、浴槽1内において立ち上がる際、上記握り部や握りバーをしっかり握って体重を掛ける必要がなく、手掛け面3に手を載置して体重を掛けることができて、容易に立ち上がることが可能となって、手摺りとしての機能が充分に果たされるものとなる。
また、浴槽1の内面に凹み部2を設けたものであるため、凹み部2の奥底面21が手の滑り止めとなって、単に浴槽1の上端面に手を掛けるもののように、手が浴槽1の上端面を横に滑ってしまうといったこともないものである。
また、握りバーのように、浴槽1と握りバーとの間の隙間に手足等の身体の一部やタオルや入浴用具等が入り込んで引っ掛かったり挟まったりする、といったことも勿論ないものである。
また、凹み部2を浴槽1の内面に全周に亘って形成することで、全周のいずれの位置にでも凹み部2の手掛け面3に手を掛けることができて使い勝手が向上するものである。
また、図3に示すように、前記手掛け面3を有する凹み部2を上側の凹み部2aとすると共に、上側の凹み部2aの下側に、別の下側の凹み部2bを形成してもよい。下側の凹み部2bは、特に下端部に手掛け面3を形成する必要はないものである。
このように、上側の凹み部2aの下側に下側の凹み部2bを形成し、上側の凹み部2aと下側の凹み部2bとの間の凸となった部分を掴み部4とすることで、上側の凹み部2aの手掛け面3に手を掛けると共に下側の凹み部2bに指先を挿入して掴み部4を掴むことができて、より一層安定するものである。
本発明の一実施形態の要部の側断面図である。 同上の実施形態を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 他の実施形態の要部の側断面図である。
符号の説明
1 浴槽
2 凹み部
2a 上側の凹み部
2b 下側の凹み部
21 奥底面
3 手掛け面
4 掴み部

Claims (3)

  1. 浴槽の内面に、一部を凹ませて手摺りとしての凹み部を形成し、該凹み部の下端部を略上方を向いて人体の手を載置することのできる手掛け面として成ることを特徴とする手摺り付き浴槽。
  2. 手摺りとしての凹み部を浴槽の内面に全周に亘って形成して成ることを特徴とする請求項1記載の手摺り付き浴槽。
  3. 前記凹み部を上側の凹み部とすると共に、上側の凹み部の下側を凹ませて下側の凹み部を形成し、上側の凹み部と下側の凹み部との間の凸となった部分を掴み部として成ることを特徴とする請求項1又は2記載の手摺り付き浴槽。
JP2007168192A 2007-06-26 2007-06-26 手摺り付き浴槽 Withdrawn JP2009005776A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012196372A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Panasonic Corp 浴槽装置及び節水用部材

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