JP2009008406A - 超音波流量計及び超音波送受波器ユニット - Google Patents

超音波流量計及び超音波送受波器ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく流量計測を行うことが可能な超音波流量計及び超音波送受波器ユニットの提供を目的とする。
【解決手段】本発明の超音波流量計10によれば、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定壁18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30が、送波側の計測用超音波送受波器20が送波する超音波と逆位相の超音波を送波するので、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定壁18へと伝播する超音波がキャンセルされる(打ち消される)。即ち、計測用超音波送受波器20からの超音波の送波に伴って、送受波器固定壁18を介して計測ハウジング11へと伝播する超音波(所謂、筐体ノイズ)を低減或いは無くすことができる。これにより、精度よく流量計測を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、1対の計測用超音波送受波器間で送受波される超音波を、計測ハウジングの流路内を流れる流体に伝播させて、その伝播時間に基づいて流体の流量を計測する超音波流量計及び、超音波流量計に取り付けられる超音波送受波器ユニットに関する。
この種の従来の超音波流量計として、1対の超音波送受波器をゴム製の防振部材を介して計測管に固定することで、超音波送受波器から計測管の管壁へと伝播する超音波(所謂、筐体ノイズ)を低減させたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開昭61−25021号公報(第4頁第7行目〜第5頁第6行目、第1図) 特開平11−23332号公報(段落[0008],[0009]、第2図)
しかしながら、上述した従来の超音波流量計では、温度が低下してゴムが硬化すると、筐体ノイズを十分に低減することができなくなり、計測精度が悪化するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、精度よく流量計測を行うことが可能な超音波流量計及び超音波送受波器ユニットの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る超音波流量計は、流体が流れる流路を有した計測ハウジングに、流路の上流側と下流側とに分けて1対の送受波器固定壁を設けると共にそれら1対の送受波器固定壁の互いの対向面に1対の計測用超音波送受波器を固定し、1対の計測用超音波送受波器の間で送受波される超音波を流路内の流体に伝播させて、その伝播時間に基づいて流体の流量を計測する超音波流量計において、1対の送受波器固定壁のうち互いの対向面と反対側の面にそれぞれ固定され、計測用超音波送受波器が送波する超音波と逆位相の超音波を送波して、計測用超音波送受波器から送受波器固定壁に伝播する超音波をキャンセルさせるための1対のノイズキャンセル用超音波送受波器を備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の超音波流量計において、ノイズキャンセル用超音波送受波器は、送受波器固定壁に伝播する超音波を受波可能に構成され、計測用超音波送受波器が超音波を受波して出力する計測用受波信号と、その受波側の計測用超音波送受波器と同じ送受波器固定壁に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器が超音波を受波して出力するノイズキャンセル用受波信号とに基づいて、計測用受波信号のうち計測用超音波送受波器が送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分をキャンセルする受波信号処理部を備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の超音波流量計において、計測用超音波送受波器とノイズキャンセル用超音波送受波器とは、同一構造かつ同一サイズの超音波送受波器であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の超音波流量計において、計測ハウジングには、直線状に延びた管構造をなしかつ両端寄り位置の側面に流体流入部及び流体流出部を有した計測管部と、計測管部の両端を閉塞する1対の端部閉塞壁とが備えられ、1対の送受波器固定壁を、計測管部のうち流体流入部と端部閉塞壁との間と、流体流出部と端部閉塞壁との間とに配置して、計測管部の内部に固定したところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の超音波流量計において、1対の送受波器固定壁を平板形状にして、計測管部の両端に送受波器固定壁と端部閉塞壁とに挟まれた1対の端部区画領域を設け、1対の送受波器固定壁を貫通して、計測管部のうち1対の送受波器固定壁の間の領域と、1対の端部区画領域とを連通した連通路を備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明に係る超音波流量計は、流体が流れる流路を有した計測ハウジングに、流路の上流側と下流側とに分けて1対の送受波器固定壁を設けると共にそれら1対の送受波器固定壁の互いの対向面に1対の計測用超音波送受波器を固定し、1対の計測用超音波送受波器の間で送受波される超音波を流路内の流体に伝播させて、その伝播時間に基づいて流体の流量を計測する超音波流量計において、1対の送受波器固定壁のうち互いの対向面と反対側の面にそれぞれ固定され、計測用超音波送受波器が相手側の計測用超音波送受波器から超音波を受波したときに、送受波器固定壁に伝播する超音波を受波するための1対の受波ノイズキャンセル用超音波送受波器と、計測用超音波送受波器が超音波を受波して出力する計測用受波信号と、その受波側の計測用超音波送受波器と同じ送受波器固定壁に固定された受波ノイズキャンセル用超音波送受波器が超音波を受波して出力するノイズキャンセル用受波信号とに基づいて、計測用受波信号のうち計測用超音波送受波器が送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分をキャンセルする受波信号処理部とを備えたところに特徴を有する。
請求項7の発明に係る超音波送受波器ユニットは、超音波流量計のうち流体が流れる流路を有した計測ハウジングに対をなして取り付けられ、超音波を送受波して流体の流量の計測に用いられる超音波送受波器ユニットであって、計測ハウジングに外縁部が固定される送受波器固定壁と、送受波器固定壁の表側面に固定されて流路を流れる流体に向けて超音波を送波可能な計測用超音波送受波器と、送受波器固定壁の裏側面に固定されて、計測用超音波送受波器が送波する超音波と逆位相の超音波を送波して、計測用超音波送受波器から送受波器固定壁に伝播する超音波をキャンセルさせるためのノイズキャンセル用超音波送受波器とを備えたところに特徴を有する。
請求項8の発明に係る超音波送受波器ユニットは、超音波流量計のうち流体が流れる流路を有した計測ハウジングに対をなして取り付けられ、超音波を送受波して流体の流量の計測に用いられる超音波送受波器ユニットであって、計測ハウジングに外縁部が固定される送受波器固定壁と、送受波器固定壁の表側面に固定されて流路内の流体を伝播する超音波を受波可能な計測用超音波送受波器と、送受波器固定壁の裏側面に固定されて、計測用超音波送受波器が超音波を受波したときに、送受波器固定壁に伝播する超音波を受波し、計測用超音波送受波器が超音波を受波して出力する計測用受波信号のうち、送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分を検出するための受波ノイズキャンセル用超音波送受波器とを備えたところに特徴を有する。
[請求項1及び7の発明]
上記のように構成した請求項1及び7に係る発明によれば、1対の計測用超音波送受波器の間で超音波を送受波した場合に、送波側の計測用超音波送受波器と同じ送受波器固定壁に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器が、送波側の計測用超音波送受波器が送波する超音波と逆位相の超音波を送波するので、計測用超音波送受波器から送受波器固定壁へと伝播する超音波がキャンセルされる(打ち消される)。即ち、計測用超音波送受波器からの超音波の送波に伴って、送受波器固定壁を介して計測ハウジングへと伝播する超音波(所謂、筐体ノイズ)を低減或いは無くすことができる。これにより、精度よく流量計測を行うことができる。
[請求項2の発明]
請求項2に係る発明によれば、計測ハウジング及び送受波器固定壁を超音波が伝播した場合に、受波側の計測用超音波送受波器は、流体中を伝播した超音波と、計測ハウジング及び送受波器固定壁を伝播した超音波とを両方とも受波する。また、受波側の計測用超音波送受波器と同じ送受波器固定壁に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器は、計測ハウジング及び送受波器固定壁を伝播した超音波だけを受波する。そして、計測用超音波送受波器が受波して出力する計測用受波信号と、ノイズキャンセル用超音波送受波器が受波して出力するノイズキャンセル用受波信号とに基づいて、計測用受波信号のうち、計測用超音波送受波器が送受波器固定壁を介して受波した受波ノイズ成分(即ち、筐体ノイズ)をキャンセルするから、仮に、送波側の計測用超音波送受波器から送受波器固定壁を介して計測ハウジングへと伝播する超音波を十分に低減できなかった場合でも、その影響を排除して精度よく流量計測を行うことができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、計測用超音波送受波器とノイズキャンセル用超音波送受波器とを共通の超音波送受波器で構成することができるから、部品調達や部品管理の手間を軽減することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、ノイズキャンセル用超音波送受波器は、計測管部及び端部閉塞壁によって側方及び超音波の送受波面が覆われているから、計測ハウジングの外部からの不要な超音波を受波することを防止することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、計測管部のうち、1対の送受波器固定壁の間の領域には、流体流入部から流入した流体が流れ、1対の端部区画領域には、それぞれノイズキャンセル用超音波送受波器が収容される。そして、計測管部を流れる流体の一部が連通路を通って1対の端部区画領域に流入するから、計測用超音波送受波器と同一条件下で、ノイズキャンセル用超音波送受波器による超音波の送受波を行うことができる。
[請求項6及び8の発明]
上記のように構成した請求項6及び8に係る発明によれば、1対の計測用超音波送受波器の間で超音波を送受波した場合に、受波側の計測用超音波送受波器は、流体中を伝播した超音波と、計測ハウジング及び送受波器固定壁を伝播した超音波とを受波する。また、受波側の計測用超音波送受波器と同じ送受波器固定壁に固定された受波ノイズキャンセル用超音波送受波器は、計測ハウジング及び送受波器固定壁を伝播した超音波だけを受波する。そして、この受波ノイズキャンセル用超音波送受波器が受波した超音波に基づいて、計測用超音波送受波器が受波して出力する計測用受波信号のうち、送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分(所謂、筐体ノイズ)をキャンセルするから、精度よく流量計測を行うことができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1における符号11は、超音波流量計10(図2参照)における計測ハウジングであって、流体(例えばガス)が流れる送給管の途中に取り付けられている。
計測ハウジング11は、両端部が1対の端部閉塞壁15,15によって閉塞された直線状の計測管部12を備え、その計測管部12の内部に流体が流れる流路12Aが形成されている。流路12Aは、長手方向の両端部に備えた大径部13,13と、その大径部13,13に対して段付き状に縮径した小径部14とから構成されており、小径部14の内径は一定となっている。
計測管部12の長手方向の両端寄り位置からは2つの円筒部19,19が、長手方向に対して直角に起立している。円筒部19,19のうち、一方の円筒部19(図1における右側の円筒部19)の内部領域は、流路12Aに流体を導入するための流体流入路19Aであって流路12Aの一方の大径部13に連通している。また、他方の円筒部19(図1における左側の円筒部19)の内部領域は、流路12Aを通過した流体を排出するための流体流出路19Bであって、他方の大径部13に連通している。そして、両円筒部19,19に図示しない送給管が接続されると、図1の矢印に示すように、流路12Aの長手方向(図1の左右方向)の一端側から他端側に向かって流体が流れる。なお、一方の円筒部19は本発明の「流体流入部」に相当し、他方の円筒部19は本発明の「流体流出部」に相当する。
流路12Aのうち大径部13,13の内側には、本願の請求項7の発明に係る超音波送受波器ユニット60,60が固定されている。超音波送受波器ユニット60,60は、送受波器固定板18(本発明の「送受波器固定壁」に相当する)に計測用超音波送受波器20とノイズキャンセル用超音波送受波器30とを背中合わせに固定してなる。
超音波送受波器ユニット60のうち送受波器固定板18は、大径部13の内径よりも大径でかつ板厚方向の両面が平坦な円板状をなしている。そして、大径部13,13の内周面のうち、両円筒部19,19の内部開口よりも計測管部12の両端(端部閉塞壁15,15)寄り位置に陥没形成された環状の嵌合溝17,17に、各送受波器固定板18,18の外周縁部が嵌合されている。
送受波器固定板18,18のうち、流路12Aを挟んで対向した対向面18A,18A(本願請求項7における「表側面」に相当する)には、それぞれ計測用超音波送受波器20,20が固定されている。計測用超音波送受波器20,20は、流路12Aの軸線上に配置されており、全体として扁平な円柱構造をなしている。詳細には、計測用超音波送受波器20の前端部は円錐台形状をなし、前端面が超音波の送受波面20Aとなっている。
送受波器固定板18,18のうち、計測用超音波送受波器20,20が固定された対向面18A,18Aと反対側の面18B,18B(本願請求項7における「裏側面」に相当する)には、計測用超音波送受波器20,20と同一構造でかつ同一サイズのノイズキャンセル用超音波送受波器30,30が固定されている。即ち、送受波器固定板18を挟んで計測用超音波送受波器20と背中合わせにしてノイズキャンセル用超音波送受波器30が固定されており、これにより計測用超音波送受波器20,20と、ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30とが流路12Aの軸線上に並べて配置されている。
また、計測管部12のうち、送受波器固定板18,18と端部閉塞壁15,15との間には、送受波器固定板18,18によって流路12Aと断絶されかつ閉塞された端部区画領域16,16が形成され、ここに各送受波器固定板18,18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30,30がそれぞれ収容されている。ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30を端部区画領域16,16に収容したことで、ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30が、計測ハウジング11の外部からの不要な超音波を受波することが防がれる。
なお、端部区画領域16,16には、流路12Aに流れる流体(流量の計測対象である流体)と同じ流体(本実施形態ではガス)が封入されている。
図2に示すように、計測用超音波送受波器20,20は、送受切替部41からの切替信号によって制御され、一方が発信駆動回路42に接続されて送波器になると、他方が受信検知回路43に接続されて受波器になり、所定のタイミングでそれら送波器と受波器とが切り替えられる。
発信駆動回路42は、演算部45から発信指令を受信すると、送波側の計測用超音波送受波器20を励振させて超音波を送波させる。具体的には、図3に示すように、駆動波生成部42Aにて駆動パルスを生成し、その駆動パルスによって計測用超音波送受波器20から超音波を送波させる。
受信検知回路43では、受波側の計測用超音波送受波器20が超音波を受波して出力する計測用受波信号が所定値になったときに、時間計測部44に対して検知信号を出力する。
時間計測部44は、送波側の計測用超音波送受波器20が超音波を送波してから、受波側の計測用超音波送受波器20が超音波を受波する迄の伝播時間を計測する。具体的には、演算部45から発信駆動回路42に対して発信指令が出力されたときに時間計測部44のタイマがスタートし、受信検知回路43から検知信号が入力したときにタイマがストップする。
演算部45は、時間計測部44にて計測された超音波の伝播時間を取り込む。そして、1対の計測用超音波送受波器20,20の一方から他方に向けて超音波を送受波したときの伝播時間と、他方から一方に向けて超音波を送受波したときの伝播時間との差に基づいて、公知な演算式により流体の流速及び流量を演算する。例えば、伝播時間の逆数の差が流速に比例するという原理に基づいて流速及び流量を演算する。
さて、本発明の超音波流量計10では、計測用超音波送受波器20,20のみならず、ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30も送受切替部41からの信号によって制御される。具体的には、一方の計測用超音波送受波器20が発信駆動回路42に接続されると、その一方の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定された一方のノイズキャンセル用超音波送受波器30も発信駆動回路42に接続される。このとき、受波側となった他方の計測用超音波送受波器20は受信検知回路43に接続されるが、その計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定された他方のノイズキャンセル用超音波送受波器30は、発信駆動回路42及び受信検知回路43の何れにも接続されない。
そして、送波側の計測用超音波送受波器20が超音波を送波すると、その計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30から、計測用超音波送受波器20が送波する超音波と逆位相の超音波が送波される(図3参照)。
ここで、計測用超音波送受波器20が超音波を送波すると、その計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18に対して、例えば、図4(A)に示す波形の超音波が伝播する。
これに対し、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30が超音波を送波すると、そのノイズキャンセル用超音波送受波器30から送受波器固定板18に対して、例えば、図4(B)に示す波形の超音波が伝播する。即ち、送受波器固定板18には、計測用超音波送受波器20とノイズキャンセル用超音波送受波器30との両方から互いに逆位相の超音波が伝播する。
これにより、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18へと伝播した超音波を、その計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30から送受波器固定板18へと伝播する超音波によってキャンセルする(打ち消す)ことができる。
なお、他方の計測用超音波送受波器20から一方の計測用超音波送受波器20に向けて超音波を送波する場合もこれと同様であって、他方の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30が、計測用超音波送受波器20が送波する超音波と逆位相の超音波を送波する。
このように、本実施形態によれば、1対の計測用超音波送受波器20,20の間で超音波を送受波した場合に、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30が、送波側の計測用超音波送受波器20が送波する超音波と逆位相の超音波を送波するので、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18へと伝播する超音波がキャンセルされる(打ち消される)。即ち、計測用超音波送受波器20からの超音波の送波に伴って、送受波器固定板18を介して計測ハウジング11へと伝播する超音波(所謂、筐体ノイズ)を低減或いは無くすことができる。これにより、精度よく流量計測を行うことができる。また、送受波器固定板18,18を平板状にして、端部区画領域16,16と流路12Aとを断絶状態にしたので、ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30から送波され端部閉塞壁15,15に反射した超音波が流路12A内に進入することを防止することができる。
[第2実施形態]
この第2実施形態は、超音波を送受波する際のノイズキャンセル用超音波送受波器30,30と発信駆動回路42及び受信検知回路43との接続状態及び、受信検知回路43における処理が、上記第1実施形態とは異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、その他の構成については上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示すように、送受切替部41は、1対の計測用超音波送受波器20の間で超音波を送受波するときに、受波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30を受信検知回路43に接続する。このとき、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30は、発信駆動回路42及び受信検知回路43の何れにも接続されない。
計測用超音波送受波器20から送波された超音波は、流路12Aを流れる流体を伝播して、受波側の計測用超音波送受波器20にて受波される。また、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18に超音波が伝播し、これが計測ハウジング11及び送受波器固定板18を介して、受波側の計測用超音波送受波器20にて受波される。なお、図7(A)には、受波側の計測用超音波送受波器20が受波して出力する計測用受波信号の一例が示されている。
これに対し、受波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30では、流体中を伝播した超音波は受波されず、計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を伝播した超音波だけが受波される。なお、図7(B)には、ノイズキャンセル用超音波送受波器30が受波して出力するノイズキャンセル用受波信号の一例が示されている。
図6に示すように、受信検知回路43では、計測用超音波送受波器20による計測用受波信号とノイズキャンセル用超音波送受波器30によるノイズキャンセル用受波信号とを取り込んでそれらを増幅し、減算器43Aにて、計測用受波信号からノイズキャンセル用受波信号を減算処理する。これにより、計測用受波信号のうち、計測用超音波送受波器20が計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を介して受波した超音波による受波ノイズ成分をキャンセルする。なお、図7(C)には、受波ノイズ成分をキャンセルした後の計測用受波信号の一例が示されている。
そして、受波ノイズ成分をキャンセルした後の計測用受波信号が所定値に達したか否かを受信点検知部43Bにて判定し、所定値に達したと判定されたときに、受信検知回路43は時間計測部44に対して検知信号を出力する。これにより、時間計測部44のタイマが停止され、1対の計測用超音波送受波器20,20の間で流体中を伝播した超音波の伝播時間が計測される。なお、受信検知回路43は、本発明の「受波信号処理部」に相当する。
このように本実施形態によれば、1対の計測用超音波送受波器20,20の間で超音波を送受波した場合に、受波側の計測用超音波送受波器20は、流体中を伝播した超音波と、計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を伝播した超音波とを受波する。また、受波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30は、計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を伝播した超音波だけを受波する。そして、計測用超音波送受波器20が受波して出力する計測用受波信号と、ノイズキャンセル用超音波送受波器30が受波して出力するノイズキャンセル用受波信号とに基づいて、計測用受波信号のうち、計測用超音波送受波器20が送受波器固定板18を介して受波した受波ノイズ成分をキャンセルするから、精度よく流量計測を行うことができる。なお、本実施形態のノイズキャンセル用超音波送受波器30,30は、本発明の請求項6及び請求項8における「受波ノイズキャンセル用超音波送受波器」に相当する。また、本実施形態における計測用超音波送受波器20,20と、ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30と、それらが固定された送受波器固定板18,18とから、本発明の請求項8の発明に係る「超音波送受波器ユニット」が構成されている。
[第3実施形態]
この第3実施形態は、超音波を送受波する際のノイズキャンセル用超音波送受波器30,30と発信駆動回路42及び受信検知回路43との接続状態及び、受信検知回路43における処理が、上記第1実施形態とは異なる。
具体的には、図8に示すように、1対の計測用超音波送受波器20,20の間で超音波を送受波する場合に、受波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30は受信検知回路43に接続されると共に、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30は発信駆動回路42に接続される。
送波側の計測用超音波送受波器20が超音波を送波すると、その計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18に対して、例えば、図4(A)に示す波形の超音波が伝播する。
これに対し、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30が超音波を送波すると、そのノイズキャンセル用超音波送受波器30から送受波器固定板18に対して、例えば、図4(B)に示す波形の超音波が伝播する。即ち、送受波器固定板18には、計測用超音波送受波器20とノイズキャンセル用超音波送受波器30との両方から互いに逆位相の超音波が伝播する。
これにより、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18に伝わった超音波を、その計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30から送受波器固定板18に伝わった超音波によって打ち消すことができる。よって、計測用超音波送受波器20からの超音波の送波に伴って計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を伝播する超音波(所謂、筐体ノイズ)を低減或いは無くすことができる。
また、万が一、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18に伝播する超音波(筐体ノイズ)を十分に低減できなかった場合は、以下のようである。
即ち、受波側の計測用超音波送受波器20は、流路12Aを流れる流体中を伝播した超音波と、計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を伝播した超音波との両方を受波する。なお、図7(A)には、送波側の計測用超音波送受波器20が受波して出力する計測用受波信号の一例が示されている。これに対し、受波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30では、流体中を伝播した超音波は受波されず、計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を伝播した超音波だけが受波される。なお、図7(B)には、ノイズキャンセル用超音波送受波器30が受波して出力するノイズキャンセル用受波信号の一例が示されている。
図6に示すように、受信検知回路43では、計測用超音波送受波器20による計測用受波信号とノイズキャンセル用超音波送受波器30によるノイズキャンセル用受波信号とを取り込んでそれらを増幅し、減算器43Aにて、計測用受波信号からノイズキャンセル用受波信号を減算処理する。これにより、計測用受波信号のうち、計測用超音波送受波器20が計測ハウジング11及び送受波器固定板18,18を介して受波した超音波による受波ノイズ成分(ノイズキャンセル用受波信号)をキャンセルする。なお、図7(C)には、受波ノイズ成分をキャンセルした後の計測用受波信号の一例が示されている。
そして、受波ノイズ成分をキャンセルした後の計測用受波信号が所定値に達したか否かを受信点検知部43Bにて判定し、所定値に達したと判定されたときに、受信検知回路43は時間計測部44に対して検知信号を出力する。これにより、時間計測部44のタイマが停止され、1対の計測用超音波送受波器20,20の間で流体中を伝播した超音波の伝播時間が計測される。なお、受信検知回路43は、本発明の「受波信号処理部」に相当する。
その他の構成については上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
このように、本実施形態によれば、1対の計測用超音波送受波器20,20の間で超音波を送受波した場合に、送波側の計測用超音波送受波器20と同じ送受波器固定板18に固定されたノイズキャンセル用超音波送受波器30が、送波側の計測用超音波送受波器20が送波する超音波と逆位相の超音波を送波するので、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18へと伝播する超音波がキャンセルされる(打ち消される)。即ち、計測用超音波送受波器20からの超音波の送波に伴って、送受波器固定板18を介して計測ハウジング11へと伝播する超音波(所謂、筐体ノイズ)を低減或いは無くすことができる。これにより、精度よく流量計測を行うことができる。
万が一、送波側の計測用超音波送受波器20から送受波器固定板18を介して計測ハウジング11へと伝播する超音波を十分に低減できなかった場合でも、計測用超音波送受波器20が受波して出力する計測用受波信号(図7(A)参照)と、ノイズキャンセル用超音波送受波器30が受波して出力するノイズキャンセル用受波信号(図7(B)参照)とに基づいて、計測用受波信号のうち、計測用超音波送受波器20が送受波器固定板18を介して受波した受波ノイズ成分(即ち、筐体ノイズ)をキャンセルすることができるから、精度よく流量計測を行うことができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)図9に示すように、両送受波器固定板18に連通路18Cを貫通形成して、端部区画領域16,16と流路12Aとを連通させておき、流路12Aを通過する流体の一部が、連通路18Cから端部区画領域16,16に流入するようにしてもよい。このようにすれば、端部区画領域16,16内に流路12Aを流れる流体が流れ込んで、計測用超音波送受波器20,20と同一条件(例えば、濃度、圧力、温度)の下で、ノイズキャンセル用超音波送受波器30,30による超音波の送受波を行うことができる。なお、連通路18Cは、送受波器固定板18の外縁部の一部を切り欠いて形成してもよい。
(2)送受波器固定板18と計測ハウジング11は別部品であったが、これらを一体形成してもよい。
(3)図10に示すように、計測ハウジング11の計測管部12を両端開放の筒形構造とし、その両開口部12B,12B(図10には一方の開口部12Bのみが示されている)に、計測管部12とは別部品のキャップ部材50,50を嵌合或いは螺合することで、両開口部12B,12Bを閉塞しかつ、超音波送受波器ユニット60,60を計測ハウジング11内に固定する構成としてもよい。より具体的には、キャップ部材50は、開口部12Bの内側に嵌合或いは螺合する筒壁50Aと筒壁50Aの一端を閉塞して側方に張り出した端部閉塞壁50Bとから構成し、計測管部12の開口部12Bから超音波送受波器ユニット60を挿入嵌合してから、その開口部12Bの内側にキャップ部材50の筒壁50Aを嵌合或いは螺合することで、送受波器固定板18の外縁部を筒壁50Aの先端と計測管部12の内面段差部12Cとの間で挟持する構成としてもよい。なお、この場合、筒壁50Aの外周面と開口部12Bの内周面との間或いは、端部閉塞壁50Bと計測管部12の端面との間をシール部材(図示せず)でシールすることが好ましい。
(4)また、計測管部12を縦割りに(軸方向に平行な平面で)分割してなる1対の計測管構成体のうち、一方の計測管構成体に形成された嵌合溝17に、超音波送受波器ユニット60の送受波器固定板18を嵌合しておき、その状態で、計測管構成体同士を合体することで、超音波送受波器ユニット60,60を計測ハウジング11の内部に固定してもよい。
(5)上記第1〜第3実施形態では、計測用超音波送受波器20,20及びノイズキャンセル用超音波送受波器30,30を、流路12Aの軸線上に並べて配置した構成であったが、図11に示すように、流路12Aの軸線に対して斜めに交差する方向に並べて配置してもよい。
(6)送受波器固定板18,18は、計測管部12の内周面の全周に嵌合されていたが、図12に示すように計測管部12の内周面の一部だけに嵌合されていてもよい。
本発明の第1実施形態に係る超音波流量計の計測ハウジングの断面図 超音波流量計のブロック図 発信駆動回路のブロック図 (A)計測用超音波送受波器から送受波器固定壁に漏れた超音波の波形、(B)ノイズキャンセル用超音波送受波器から送受波器固定壁に漏れた超音波の波形 第2実施形態に係る超音波流量計のブロック図 受信検知回路のブロック図 (A)計測用受波信号のグラフ、(B)ノイズキャンセル用受波信号のグラフ、(C)受波ノイズ成分をキャンセルした計測用受波信号のグラフ 第3実施形態に係る超音波流量計のブロック図 他の実施形態(1)に係る計測ハウジングの部分断面図 他の実施形態(3)に係る計測ハウジングの断面図 他の実施形態(5)に係る計測ハウジングの断面図 他の実施形態(6)に係る計測管部の断面図
符号の説明
10 超音波流量計
11 計測ハウジング
12 計測管部
12A 流路
15 端部閉塞壁
16 端部区画領域
18 送受波器固定板(送受波器固定壁)
18A 対向面(表側面)
18B 対向面と反対側の面(裏側面)
19 円筒部(流体流入部、流体流出部)
20 計測用超音波送受波器
30 ノイズキャンセル用超音波送受波器(受波ノイズキャンセル用超音波送受波器)
43 受信検知回路(受波信号処理部)
50B 端部閉塞壁
60 超音波送受波器ユニット

Claims (8)

  1. 流体が流れる流路を有した計測ハウジングに、前記流路の上流側と下流側とに分けて1対の送受波器固定壁を設けると共にそれら1対の送受波器固定壁の互いの対向面に1対の計測用超音波送受波器を固定し、
    前記1対の計測用超音波送受波器の間で送受波される超音波を前記流路内の流体に伝播させて、その伝播時間に基づいて流体の流量を計測する超音波流量計において、
    前記1対の送受波器固定壁のうち互いの対向面と反対側の面にそれぞれ固定され、前記計測用超音波送受波器が送波する超音波と逆位相の超音波を送波して、前記計測用超音波送受波器から前記送受波器固定壁に伝播する超音波をキャンセルさせるための1対のノイズキャンセル用超音波送受波器を備えたことを特徴とする超音波流量計。
  2. 前記ノイズキャンセル用超音波送受波器は、前記送受波器固定壁に伝播する超音波を受波可能に構成され、
    前記計測用超音波送受波器が超音波を受波して出力する計測用受波信号と、その受波側の計測用超音波送受波器と同じ前記送受波器固定壁に固定された前記ノイズキャンセル用超音波送受波器が超音波を受波して出力するノイズキャンセル用受波信号とに基づいて、前記計測用受波信号のうち前記計測用超音波送受波器が前記送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分をキャンセルする受波信号処理部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
  3. 前記計測用超音波送受波器と前記ノイズキャンセル用超音波送受波器とは、同一構造かつ同一サイズの超音波送受波器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波流量計。
  4. 前記計測ハウジングには、直線状に延びた管構造をなしかつ両端寄り位置の側面に流体流入部及び流体流出部を有した計測管部と、前記計測管部の両端を閉塞する1対の端部閉塞壁とが備えられ、
    前記1対の送受波器固定壁を、前記計測管部のうち前記流体流入部と前記端部閉塞壁との間と、前記流体流出部と前記端部閉塞壁との間とに配置して、前記計測管部の内部に固定したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の超音波流量計。
  5. 前記1対の送受波器固定壁を平板形状にして、前記計測管部の両端に前記送受波器固定壁と前記端部閉塞壁とに挟まれた1対の端部区画領域を設け、
    前記1対の送受波器固定壁を貫通して、前記計測管部のうち前記1対の送受波器固定壁の間の領域と、前記1対の端部区画領域とを連通した連通路を備えたことを特徴とする請求項4に記載の超音波流量計。
  6. 流体が流れる流路を有した計測ハウジングに、前記流路の上流側と下流側とに分けて1対の送受波器固定壁を設けると共にそれら1対の送受波器固定壁の互いの対向面に1対の計測用超音波送受波器を固定し、
    前記1対の計測用超音波送受波器の間で送受波される超音波を前記流路内の流体に伝播させて、その伝播時間に基づいて流体の流量を計測する超音波流量計において、
    前記1対の送受波器固定壁のうち互いの対向面と反対側の面にそれぞれ固定され、前記計測用超音波送受波器が相手側の前記計測用超音波送受波器から超音波を受波したときに、前記送受波器固定壁に伝播する超音波を受波するための1対の受波ノイズキャンセル用超音波送受波器と、
    前記計測用超音波送受波器が超音波を受波して出力する計測用受波信号と、その受波側の計測用超音波送受波器と同じ前記送受波器固定壁に固定された前記受波ノイズキャンセル用超音波送受波器が超音波を受波して出力するノイズキャンセル用受波信号とに基づいて、前記計測用受波信号のうち前記計測用超音波送受波器が前記送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分をキャンセルする受波信号処理部とを備えたことを特徴とする超音波流量計。
  7. 超音波流量計のうち流体が流れる流路を有した計測ハウジングに対をなして取り付けられ、超音波を送受波して流体の流量の計測に用いられる超音波送受波器ユニットであって、
    前記計測ハウジングに外縁部が固定される送受波器固定壁と、
    前記送受波器固定壁の表側面に固定されて前記流路を流れる流体に向けて超音波を送波可能な計測用超音波送受波器と、
    前記送受波器固定壁の裏側面に固定されて、前記計測用超音波送受波器が送波する超音波と逆位相の超音波を送波して、前記計測用超音波送受波器から前記送受波器固定壁に伝播する超音波をキャンセルさせるためのノイズキャンセル用超音波送受波器とを備えたことを特徴とする超音波送受波器ユニット。
  8. 超音波流量計のうち流体が流れる流路を有した計測ハウジングに対をなして取り付けられ、超音波を送受波して流体の流量の計測に用いられる超音波送受波器ユニットであって、
    前記計測ハウジングに外縁部が固定される送受波器固定壁と、
    前記送受波器固定壁の表側面に固定されて前記流路内の流体を伝播する超音波を受波可能な計測用超音波送受波器と、
    前記送受波器固定壁の裏側面に固定されて、前記計測用超音波送受波器が超音波を受波したときに、前記送受波器固定壁に伝播する超音波を受波し、前記計測用超音波送受波器が超音波を受波して出力する計測用受波信号のうち、前記送受波器固定壁を介して受波した超音波による受波ノイズ成分を検出するための受波ノイズキャンセル用超音波送受波器とを備えたことを特徴とする超音波送受波器ユニット。
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