JP2009009100A - 偏光板 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐光性に優れ、フロントプロジェクターやリアプロジェクターなどの投射型液晶表示装置の光学系の小型化を可能とする偏光板を提供する。
【解決手段】離隔対向する2枚の透明基板1,3の、向かい合う内面に接着剤層11,12をそれぞれ形成し、これらの接着剤層11,12によって2枚の偏光子5,6を透明基板1,3にそれぞれ取り付ける。そして、偏光子5,6の、接着剤層11,12と接している面と反対側の面に保護層7,9をそれぞれ形成し、それらの保護層7,9を接着剤層15で接合する。そして、偏光子5,6の、接着剤層11,12及び保護層7,9と接していない露出部分を、封止剤16で封止し、空気中からの偏光子への水分の浸入を防止する。
【選択図】図1
【解決手段】離隔対向する2枚の透明基板1,3の、向かい合う内面に接着剤層11,12をそれぞれ形成し、これらの接着剤層11,12によって2枚の偏光子5,6を透明基板1,3にそれぞれ取り付ける。そして、偏光子5,6の、接着剤層11,12と接している面と反対側の面に保護層7,9をそれぞれ形成し、それらの保護層7,9を接着剤層15で接合する。そして、偏光子5,6の、接着剤層11,12及び保護層7,9と接していない露出部分を、封止剤16で封止し、空気中からの偏光子への水分の浸入を防止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、フロントプロジェクター、リアプロジェクターなどの投射型液晶表示装置に好適に用いられる偏光板に関するものである。
大画面化に対応するために、従来のブラウン管型の表示装置に代わり、投射型液晶表示装置が業務用及び家庭用に急速に普及しつつある。ここで、投射型とは、光源からの光をRGBの三原色に分離した後、それぞれの光をそれぞれの光路において、液晶パネル、偏光板などを通過させ、最終的に投射レンズにより拡大して、スクリーン上に結像させて画像を表示する方式である。投射型液晶表示装置は、観察者の側から見てスクリーンの表側に画像が投射されるフロントプロジェクターが主に業務用として用いられ、スクリーンの裏側に画像が投射されるリアプロジェクターが主に家庭用として用いられている。
投射型液晶表示装置は近年、画面の高輝度化が進み、それに伴って強力な光を放出する高圧水銀ランプが光源として用いられるようになってきた。このため、光路に配置された偏光板には、その強力な光が長時間透過しても光洩れが生じにくいという短期耐光性、及び、高湿下で長期間保管した後でも光洩れが生じないとう長期耐光性(以下、両者を合わせて単に「耐光性」と記すことがある)が要求されるようになってきた。そして現在、偏光板の耐光性は、投射型液晶表示装置の寿命を決定するほどの重要な要素となっている。
最近、偏光子及び保護層を含む偏光フィルムを、熱伝導率の高い透明基板に接合した偏光板が、該偏光子を低温化させ、偏光板の耐光性を向上させるという報告がなされている。例えば、特許文献1では、熱伝導率の高いサファイアガラスを透明基板に用いた偏光板が、特許文献2では、熱伝導率の高いYAG基板を透明基板に用いた偏光板がそれぞれ提案されている。
また、特許文献3では、偏光子で生じる熱を直接、透明基材に伝導させるために、保護層を使用することなく、2枚の透明基材で偏光子を直接、挟み込む構成が提案されている。
さらに、特許文献4では、入射側偏光板と出射側偏光板の少なくとも一方の偏光板を複数枚の部分偏光板で構成し、全体として一つの偏光板として作用することによって、光の吸収量を分散させ、偏光板の熱負担を軽減させる技術が提案されている。
特開2000-206507号公報([請求項1]、[0029])
特開2002-55231号公報([請求項1]、[0005])
特開平10-39138号公報([請求項1]、[0004])
特開平10-133196号公報([請求項1]、[請求項3]、[図1(実施形態)]
現在、投写型液晶表示装置には、光源の光強度の増加が求められており、このような状況下、偏光板には耐光性の一層の向上が求められている。
上記の目的を達成するために、本発明者らは偏光板の構成について鋭意検討した結果、偏光子の熱に対する脆弱さが、偏光子(通常はPVAを用いてなる。)の内部の微量水分に起因すること、及び2枚以上の偏光子と透明基板とを特定の順序で積層構成することにより、偏光子にかかる熱負荷を軽減できると同時に小型化もできることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、[1]〜[20]を提供する。
[1]少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と他方の最外に位置する第2の透明基板との間に、少なくとも2枚の偏光子が設けられた偏光板であって、前記偏光子のすべては外気に接しないように封止されていることを特徴とする偏光板。
[2]第1の透明基板と第2の透明基板の向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ形成され、該接着剤層によって、前記偏光子がそれぞれに取り付けられている[1]記載の偏光板。
[3]中心波長が440nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である[2]記載の偏光板。
[4]中心波長が550nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である[2]記載の偏光板。
[5]中心波長が610nmのいずれかの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である[2]記載の偏光板。
[6]第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、前記接着剤層に接している面と反対側の面との両者が接着剤層で接合している[2]〜[5]のいずれか記載の偏光板。
[7]第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、接着剤層に接している面と反対側の面に保護層がそれぞれ形成されている[2]〜[5]のいずれか記載の偏光板。
[8]第1の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、第2の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、の両者が接着剤層で接合している[7]記載の偏光板。
[9]第1の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、第2の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層とが、第3の透明基板を挟んで接着剤層で接合している[7]記載の偏光板。
[10]前記保護層が、硬化性樹脂を硬化させてなるものであり、その厚みが0.1μm〜30μmの範囲である[7]〜[9]のいずれか記載の偏光板。
[11]前記保護層の主成分がトリアセチルセルロース又はオレフィン樹脂であり、その厚みが5μm〜50μmの範囲である[7]〜[9]のいずれか記載の偏光板。
[12]第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、前記接着剤層及び/又は前記保護層と接していない露出部分が封止剤で封止されている[2]〜[11]のいずれか記載の偏光板。
[13]前記封止剤が、透湿度60g/(m2・24hr)以下の樹脂である[12]記載の偏光板。
[14]前記封止剤の煮沸吸水率が4重量%以下である[12]又は[13]記載の偏光板。
[15]前記封止剤が、前記接着剤層と同一材料である[12]〜[14]のいずれか記載の偏光板。
[16]前記封止剤が、前記保護層と同一材料である[12]〜[14]のいずれか記載の偏光板。
[17]第1の透明基板及び第2の透明基板の少なくとも一方の熱伝導率が5W/(m・K)以上である[1]〜[16]のいずれか記載の偏光板。
[18]第1の透明基板及び第2の透明基板の少なくとも一方の正面位相差が、380nm〜780nmの波長範囲において5nm未満である[1]〜[17]のいずれか記載の偏光板。
[19]前記偏光子の水分含有量が5重量%以下である[1]〜[18]のいずれか記載の偏光板。
[20] [1]〜[19]のいずれか記載の偏光板における、第1の透明基板及び第2の透明基板の最も外側に位置する両面の少なくとも一面に、位相差フィルムを接合してなることを特徴とする光学部材。
[21]少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と、他方の最外に位置する第2の透明基板との向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ形成され、この接着剤層によって、第1の透明基板及び第2の透明基板に偏光子がそれぞれ取り付けられている偏光板の製造方法であって、接着剤層による透明基板と偏光子との接合を減圧下で行うことを特徴とする偏光板の製造方法。
[22]前記の接合前又は接合後に前記偏光子を130℃以下の温度で乾燥させる工程をさらに有する[21]記載の偏光板の製造方法。
[23]前記の[1]〜[19]のいずれか記載の偏光板を有することを特徴とする投射型液晶表示装置。
[1]少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と他方の最外に位置する第2の透明基板との間に、少なくとも2枚の偏光子が設けられた偏光板であって、前記偏光子のすべては外気に接しないように封止されていることを特徴とする偏光板。
[2]第1の透明基板と第2の透明基板の向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ形成され、該接着剤層によって、前記偏光子がそれぞれに取り付けられている[1]記載の偏光板。
[3]中心波長が440nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である[2]記載の偏光板。
[4]中心波長が550nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である[2]記載の偏光板。
[5]中心波長が610nmのいずれかの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である[2]記載の偏光板。
[6]第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、前記接着剤層に接している面と反対側の面との両者が接着剤層で接合している[2]〜[5]のいずれか記載の偏光板。
[7]第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、接着剤層に接している面と反対側の面に保護層がそれぞれ形成されている[2]〜[5]のいずれか記載の偏光板。
[8]第1の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、第2の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、の両者が接着剤層で接合している[7]記載の偏光板。
[9]第1の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、第2の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層とが、第3の透明基板を挟んで接着剤層で接合している[7]記載の偏光板。
[10]前記保護層が、硬化性樹脂を硬化させてなるものであり、その厚みが0.1μm〜30μmの範囲である[7]〜[9]のいずれか記載の偏光板。
[11]前記保護層の主成分がトリアセチルセルロース又はオレフィン樹脂であり、その厚みが5μm〜50μmの範囲である[7]〜[9]のいずれか記載の偏光板。
[12]第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、前記接着剤層及び/又は前記保護層と接していない露出部分が封止剤で封止されている[2]〜[11]のいずれか記載の偏光板。
[13]前記封止剤が、透湿度60g/(m2・24hr)以下の樹脂である[12]記載の偏光板。
[14]前記封止剤の煮沸吸水率が4重量%以下である[12]又は[13]記載の偏光板。
[15]前記封止剤が、前記接着剤層と同一材料である[12]〜[14]のいずれか記載の偏光板。
[16]前記封止剤が、前記保護層と同一材料である[12]〜[14]のいずれか記載の偏光板。
[17]第1の透明基板及び第2の透明基板の少なくとも一方の熱伝導率が5W/(m・K)以上である[1]〜[16]のいずれか記載の偏光板。
[18]第1の透明基板及び第2の透明基板の少なくとも一方の正面位相差が、380nm〜780nmの波長範囲において5nm未満である[1]〜[17]のいずれか記載の偏光板。
[19]前記偏光子の水分含有量が5重量%以下である[1]〜[18]のいずれか記載の偏光板。
[20] [1]〜[19]のいずれか記載の偏光板における、第1の透明基板及び第2の透明基板の最も外側に位置する両面の少なくとも一面に、位相差フィルムを接合してなることを特徴とする光学部材。
[21]少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と、他方の最外に位置する第2の透明基板との向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ形成され、この接着剤層によって、第1の透明基板及び第2の透明基板に偏光子がそれぞれ取り付けられている偏光板の製造方法であって、接着剤層による透明基板と偏光子との接合を減圧下で行うことを特徴とする偏光板の製造方法。
[22]前記の接合前又は接合後に前記偏光子を130℃以下の温度で乾燥させる工程をさらに有する[21]記載の偏光板の製造方法。
[23]前記の[1]〜[19]のいずれか記載の偏光板を有することを特徴とする投射型液晶表示装置。
本発明の偏光板は、耐熱性が一層、優れる。
以下、図を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
本発明の偏光板は、少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と他方の最外に位置する第2の透明基板との間に、少なくとも2枚の偏光子が設けられた偏光板であって、前記偏光子のすべては外気に接しないように封止されていることを特徴とする。
図1は、本発明に係る偏光板の一実施形態を示す概説図である。この図の偏光板では、離隔対向する第1の透明基板である透明基板1及び第2の透明基板である透明基板3の、向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ接着剤層11及び接着剤層12として形成され、これらの接着剤層11,12によって2枚の偏光子5,6が透明基板1,3にそれぞれ取り付けられている。そして、偏光子5,6の、接着剤層11,12と接している面と反対側の面に保護層7,9がそれぞれ形成され、それらの保護層7,9が接着剤層15で接合されている。
偏光子5,6の、接着剤層11,12及び保護層7,9と接していない露出部分は、封止剤16で覆われ、空気中からの偏光子5,6への水分の浸入が防止された構成となっている。この封止剤16は偏光子5,6の外周部領域に形成され、例えば偏光子5,6が四角形の場合はその四辺全てに形成される。
偏光子5,6の露出部分を封止剤16で封止しない場合、後述の比較例に示すように、耐光性評価において偏光度の低下や吸収軸方向の透過率の上昇などが発生し、良好な耐光性を維持できない。これは、偏光子の、空気に露出している端面から水分が偏光子内に浸入し、偏光子の劣化を促進させているためである。偏光子5,6の露出部分を封止剤16で封止することにより、大気中からの偏光子5,6への水分の浸入が防止されて、偏光板の耐光性が著しく向上する。
本発明で使用する封止剤16としては、従来公知のものを使用できるが、加工時には流動性を有し、加工後には硬化して封止機能を持つものが好ましい。例えば、紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂、又は両方の作用で硬化する樹脂などが好適に使用できる。このような封止剤としては、後述する接着剤と同一種類のものであってもよく、具体的には、エチレン・酸無水物共重合体(エポキシ樹脂系接着剤(例えばセメダイン社製熱硬化性エポキシ樹脂EP582、ADEKA社製 紫外硬化性エポキシ樹脂KR695A、スリーボンド社製 紫外硬化性エポキシ樹脂TB3025G、ナガセケムテックス社製 紫外硬化性樹脂XNR5516Z)、ウレタン樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤などの熱硬化性接着剤、シリコーン樹脂(例えば、紫外線硬化型シリコーン、シリル基末端ポリエーテルを有する変成シリコーン樹脂)、シアノアクリレート、アクリル樹脂などの紫外線硬化性接着剤などが例示される。また、封止剤16として、挿入して封止機能を持たせる、熱収縮フィルムや熱接着フィルムのようなフィルム状のものも使用できる。
封止剤16として硬化性型樹脂を用いる場合、硬化前の揮発成分が2重量%以下のものが好ましく、更に好ましくは、1重量%以下のものである。揮発成分が2重量%以下の封止剤であると、加工後における封止剤内での微小気泡の発生が抑えられると共に、減圧下での封止剤の塗布が可能となり加工歩留まりが大きく向上する。ここで、揮発成分は、「JIS K 6249」で測定された値である。
また、封止剤16の硬化後のガラス転移温度は80℃以上、煮沸吸収率は4重量%以下であるのが好ましい。これにより耐熱性が向上すると共に、大気から偏光子への水分の浸入が抑えられ、偏光板の耐光性が向上する。ここで、煮沸吸水率とは、硬化物を沸騰水中に1時間浸漬した後に増加した質量の、浸漬前の硬化物の質量に対する百分率を意味し、「JIS K 6911」に従って求めたものである。
封止剤16の透湿度は、通常、60g/(m2・24hr)以下が好ましく、より好ましくは25g/m2・24hr以下である。封止剤の透湿度が60g/m2・24hr以下であると、大気から偏光子への水分の浸入を一層抑えることができ、偏光板の耐光性を向上させることができる。ここで、透湿度とは、封止剤を厚み100μmに調製した硬化物を温度40℃、相対湿度90%環境下で透過する水分量を「JIS Z 0208」に従って求めたものである。
封止剤16の注入は、後述するように、封止剤中への気泡の混入を低減する観点から、偏光子5,6の両面に透明基板1,3が接合された後に減圧下で行うのが好適である。封止剤16の注入は透明基板1,3の接合と同時に行ってもよく、この場合、封止剤16は、封止機能と共に接着機能をも果たすことがある。
本発明で使用する透明基板1,3の材質としては、例えば、無機透明材料が挙げられる。具体的には、珪酸塩ガラス、ホウ珪酸塩ガラス、チタン珪酸塩ガラス、フッ化ジルコニウム等のフッ化物ガラス、溶融石英、水晶、サファイア、YAG結晶、蛍石、マグネシア、スピネル(MgO・Al2O3)などが例示される。これらの中でも、偏光子5,6で発生する熱を効率よく外部に放熱し、偏光子5,6を低温化して偏光板の耐光性を向上させる観点から、熱伝導率が5W/mK以上のものが好ましい。このような材質としては、例えば、サファイア(熱伝導率:40W/mK)や水晶(熱伝導率:8W/mK)が例示される。
また、透明基板1,3の少なくとも一方は、380nmから780nmの波長範囲における正面位相差が5nm未満であることが好ましい。透明基板の正面位相差が5nm未満であると、光源からの光が偏光子を通過することで生成する偏光の面がゆがむことなく、透明基板を通過するため、プロジェクターから投射される画面のコントラストが良好となる。このような透明基板としては、珪酸塩ガラス、ホウ珪酸塩ガラス、チタン珪酸塩ガラス、溶融石英(石英ガラス)、マグネシア、スピネルが例示される。
ここで「正面位相差」とは、透明基板面内の屈折率が最大となる方向をX軸、X軸に垂直な方向をY軸、透明基板の厚さ方向をZ軸とし、それぞれの軸方向の屈折率をnx1、ny1、nz1とし、フィルム厚みをd1(nm)とした場合に、(nx1−ny1)×d1で計算される数値である。
透明基板1,3の厚さとしては、工業化する場合の歩留まりや適用するプロジェクター光学系とのサイズ的なマッチングの観点から、0.05mm〜3mmが好ましく、更に好ましくは0.08〜2mmである。透明基板の厚さが0.05mm以上であると、加工時に透明基板の破損が抑制され、安定的に製造できる。また、透明基板の厚さが3mm以下であると、得られる偏光板を小型化・軽量化できる。
透明基板1,3の空気と接する外面には、使用する光の波長に応じた反射防止処理を施すことが望ましい。反射防止処理としては、例えば、スパッタ法や真空蒸着法による誘電体多層膜の形成によるもの、コーティングによる一層以上の低屈折率層の付与などによる方法が挙げられる。さらに、反射防止面には、表面に汚れが付着することを防止するための防汚処理が付与されていてもよい。防汚処理としては、例えば、反射防止性能にほとんど影響を与えない程度のフッ素を含む薄膜層を表面に形成することが挙げられる。
本発明で使用する偏光子5,6としては、吸収型偏光子、反射型偏光子、拡散型偏光子のいずれあってもよい。吸収型偏光子としては、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)系樹脂を1軸延伸したフィルムにヨウ素、あるいは二色性染料など、二色性色素を吸着させたPVA系樹脂からなる偏光子が挙げられる。反射型偏光子としては、例えば、金属細線を配列させてなるワイヤグリッド偏光子、誘電体薄膜を積層してなるフォトニック結晶偏光子、あるいは誘電体多層膜偏光子が挙げられる。これらは、透明基板の上に直接形成されるか、または透明フィルム上に形成され、偏光子として供される。また、反射型偏光子としては、例えば、特定の条件を満たす位相差を有するフィルムを積層してなる偏光子(3M Companyより商品名DBEFとして販売されているもの等)が挙げられる。拡散型偏光子としては、バインダー中に特定の条件を満たす液晶分子を配向・分散させてなる偏光子等がある。
本発明の偏光板では、吸収型偏光子を用いた場合にその効果は顕著である。吸収型偏光子としては、ポリビニルアルコール系の樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン/酢酸ビニル(EVA)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等の偏光子の基材に、二色性染料又はヨウ素を吸着配向されたものが例示できる。
ここで、偏光子の基材に用いられるポリビニルアルコール系の樹脂には、ポリ酢酸ビニルの部分又は完全ケン化物であるポリビニルアルコール;ケン化EVA樹脂などの酢酸ビニルと他の共重合可能な単量体(例えば、エチレンやプロピレンのようなオレフィン類、クロトン酸やアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸のような不飽和カルボン酸類、不飽和スルホン酸類、ビニルエーテル類等)との共重合体のケン化物;ポリビニルアルコールをアルデヒドで変性したポリビニルホルマールやポリビニルアセタール等が包含される。偏光子の基材としては、ポリビニルアルコール系の樹脂のフィルム、特にポリビニルアルコールからなるフィルムが、染料の吸着性及び配向性の観点から好適に用いられる。
ポリビニルアルコール/ポリビニレンコポリマーからなる偏光子とは、延伸などによって分子的に配向したポリビニルアルコールフィルムを濃塩酸又は濃硫酸などに曝して、一部を脱水してポリビレンの共役ブロックを生成したものである。該コポリマーをそのまま偏光子としてもよいが、通常、ホウ酸及び/又はホウ砂を含浸させてものが偏光子として用いられる。
偏光子の基材に吸着配向されるものとしては、耐光性の観点から二色性染料が好ましい。波長依存性の異なる染料を用いることにより、投射型液晶表示装置のブルーチャンネル(Bch)用、グリーンチャンネル(Gch)用、レッドチャンネル(Rch)用のそれぞれの偏光子が作製される。
二色性染料としては、「液晶表示装置用二色性色素の開発」(栢根ら、住友化学、2002−II、23〜30頁)に記載されている化合物が挙げられる。具体的には、遊離酸の形で式(I)で示される二色性染料が例示される。
また、遊離酸の形で式(II)で示される二色性染料が例示される。
また、遊離酸の形で式(III)で示される二色性染料が例示される。
Q1−N=N−Q2−X−Q3−N=N−Q4 (III)
〔式(III)中、Q1およびQ4はそれぞれ独立に置換されていてもよいフェニル基または置換されていてもよいナフチル基を示し、Xは化学式(III−1)
または化学式(III−2)
で示される2価の残基を示す。Q2およびQ3はそれぞれ独立に置換されていてもよいフェニレン基をしめす。〕
Q1−N=N−Q2−X−Q3−N=N−Q4 (III)
〔式(III)中、Q1およびQ4はそれぞれ独立に置換されていてもよいフェニル基または置換されていてもよいナフチル基を示し、Xは化学式(III−1)
または化学式(III−2)
で示される2価の残基を示す。Q2およびQ3はそれぞれ独立に置換されていてもよいフェニレン基をしめす。〕
また、式(IV)
〔式(IV)中、Meは銅原子、ニッケル原子、亜鉛原子および鉄原子から選ばれる金属原子を示し、Q5およびQ6はそれぞれ独立に置換基を有していてもよいナフチル基を示し、Meと結合している酸素原子と−N=N−で示されるアゾ基とは、ベンゼン環上の炭素が互いに隣接位置にある炭素に結合している。Yは化学式(IV−1)
または、化学式(IV−1)
で示される2価の基を示す。R5およびR6はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシル基またはスルホキシ基を示す。〕
で示される二色性染料が例示される。
〔式(IV)中、Meは銅原子、ニッケル原子、亜鉛原子および鉄原子から選ばれる金属原子を示し、Q5およびQ6はそれぞれ独立に置換基を有していてもよいナフチル基を示し、Meと結合している酸素原子と−N=N−で示されるアゾ基とは、ベンゼン環上の炭素が互いに隣接位置にある炭素に結合している。Yは化学式(IV−1)
または、化学式(IV−1)
で示される2価の基を示す。R5およびR6はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシル基またはスルホキシ基を示す。〕
で示される二色性染料が例示される。
また、二色性染料としては、シ−・アイ・ダイレクト・イエロ−12、シ−・アイ・ダイレクト・レッド31、シ−・アイ・ダイレクト・レッド28、シ−・アイ・ダイレクト・イエロ−44、シ−・アイ・ダイレクト・イエロ−28、シ−・アイ・ダイレクト・オレンジ107、シ−・アイ・ダイレクト・レッド79、シ−・アイ・ダイレクト・レッド2、シ−・アイ・ダイレクト・レッド81、シ−・アイ・ダイレクト・オレンジ26、シ−・アイ・ダイレクト・オレンジ39、シ−・アイ・ダイレクト・レッド247およびシ−・アイ・ダイレクト・イエロ−142からなる群で示されるカラー・インデックス・ジェネリック・ネーム(Color Index Generic Name)で表わされるものなどが例示される。
二色性染料は、遊離酸の形で用いられてもよいし、アンモニウム塩、エタノールアミン塩、アルキルアミン塩などのアミン塩の形で用いられてもよいが、通常、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩の形で用いられる。かかる二色性染料はそれぞれ単独または2種以上を組み合わせて用いられる。
偏光子は、例えば、次のようにして製造される。まず、二色性染料を0.0001〜10重量%程度の濃度となるように水に溶解して染浴を調製する。必要により染色助剤を用いてもよい。例えば、染色助剤としての芒硝を染浴中に0.1〜10重量%溶解するのが好適である。
このようにして調製した染浴に偏光子の基材を浸漬し染色を行う。好ましい染色温度は40〜80℃である。染料の配向は、染色の前の偏光フィルム基材または染色された偏光子の基材を延伸することによって行われる。延伸する方法としては、例えば、湿式法または乾式法等で延伸する方法等が挙げられる。
偏光子の光線透過率、偏光度及び耐光性を向上させる目的で、ホウ酸処理等の後処理を施してもよい。ホウ酸処理は、用いる偏光子の基材の種類や用いる染料の種類によって異なるが、通常、1〜15重量%、好ましくは5〜10重量%範囲の濃度に調製されたホウ酸水溶液を用いて、30〜80℃、好ましくは50〜80℃の温度範囲で偏光フィルム基材を浸漬させる処理である。更に必要に応じて、カチオン系高分子化合物を含む水溶液でフィックス処理を併せて行ってもよい。
図1に示す偏光板において、入射光17が最初に透過する偏光子6の吸収軸方向透過率を、入射光17が次に透過する偏光子5の透過率よりも高くするのが好ましい。具体的には、使用する光の中心波長において、2番目に光が透過する偏光子5の吸収軸方向の吸収軸方向透過率を1%以下とし、最初に光が透過する偏光子6の吸収軸方向透過率を10%以上70%以下とするのが好ましい。偏光子6の吸収軸方向の透過率が10%より低いと、偏光子6での発熱量が大きくなり偏光子6の劣化が促進される懸念がある。他方、偏光子6の吸収軸方向の透過率が70%より高いと、偏光子5の発熱量が大きくなる懸念がある。偏光子6の吸収軸方向の透過率を10%以上70%以下とすることによって、偏光子5と偏光子6の熱負荷に不均衡が生じず、偏光子5と偏光子6とが一体的に積層された偏光板の劣化を抑えることができる。なお、使用する光の中心波長はRGBの色により異なり、吸収軸透過率を測定する波長は、Rchは610nm、Gchは550nm、Bchは440nmである。
本発明で使用する偏光子5,6の水分含有量は、好ましくは5重量%以下、さらに好ましくは1重量%以下である。PVAに二色性染料を添加して作成した偏光子では、水分含有量を5重量%以下とすると、染料の分解が著しく抑制され、得られる偏光板の耐光性を大きく向上させることができる。
偏光子5,6の水分含有量の測定方法は、偏光子を曝露した状態で130℃×20分間、通風乾燥し、偏光子重量の減った量の占める割合を求める方法である。すなわち、下記式から偏光子の水分含有量を算出する。
(水分含有量,%)=[(W1−W2)/W1]×100
W1:偏光子の乾燥前の重量,W2:偏光子の乾燥後の重量
(水分含有量,%)=[(W1−W2)/W1]×100
W1:偏光子の乾燥前の重量,W2:偏光子の乾燥後の重量
偏光子5,6の水分含有量の調整は、偏光子を乾燥することによりできる。偏光子5,6の水分含有量を5重量%以下に調整するための乾燥工程は、偏光子5,6に透明基板1,3が全く接合されていない段階でもよいし、偏光子5,6の片面または両面に透明基板1,3が接合された後の段階でもよいが、片面に透明基板が接合された段階で乾燥する方が、偏光子の平坦性を維持することができ、また偏光子5,6の透明基板1,3を接合していない面からの水分除去が迅速に行われるためより好ましい。さらにこの場合、乾燥後の透明基板側からの水分の浸入がなく、偏光子の乾燥状態を維持しやすいという利点もある。また、偏光子5,6の片面に透明基板が接合された段階で乾燥し、偏光子のもう片面に透明基板を接合した後、130℃以下の温度で乾燥すると、偏光子を一層乾燥させることができ好ましい。
乾燥方法としては、従来公知の方法を用いることができ、例えば加熱乾燥法や減圧乾燥法などが挙げられる。偏光板の生産設備の簡易性等からは加熱乾燥法が好ましい。加熱乾燥法としては、例えば、加熱オーブンへ投入する方法、偏光板に光を照射して、偏光子の光の吸収による偏光板自体の発熱を利用する方法などが挙げられる。加熱乾燥法における加熱温度としては、加熱の方法に関わらず130℃以下が好ましく、より好ましくは、40℃〜130℃である。40℃以上とすることにより、比較的短時間で乾燥を終了することができ、130℃以下とすることにより接着剤層や保護層の劣化や偏光子の光学特性の劣化を抑えることができる。さらに好ましい加熱温度は50〜100℃である。
本発明の偏光板の接着剤層11,12,15の材質としては、例えば、紫外線硬化型接着剤や熱硬化型接着剤などが挙げられる。これらの中でも、硬化速度が速いことから紫外線硬化型接着剤が好適である。また、偏光子5,6で発生した熱は、主に透明基板1,3から放出されるため、接着剤層11,12の厚みは重要である。接着剤層11,12の厚みは0.1μm以上15μm以下が好ましく、より好ましくは、1μm以上10μm以下である。接着剤層11,12の厚みを0.1μm以上とすることにより、十分な接着強度が得られ、15μm以下とすることにより、偏光子5,6で発生した熱を効率よく透明基板1,3へ伝導でき、偏光板5,6の耐光性を向上させることができる。なお、接着剤層11,12による偏光子5,6と透明基板1,3との接合は、接着剤層11,12への気泡の混入を防止するためには、大気圧下よりも減圧下で行うのが望ましい。
本発明の偏光板の保護層7,9の材質としては、例えば、エチレン・酸無水物共重合体(例えば、BYNEL(登録商標、デュポン社)などのポリオレフィン系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤などの熱硬化性接着剤、シリコーン樹脂(例えば、アデカ社製紫外硬化型樹脂、FX−V550、紫外線硬化型シリコーン、シリコーンRTV、シリコーンゴム、シリル基末端ポリエーテルを有する変成シリコーン樹脂)、シアノアクリレート、アクリル樹脂などの紫外線硬化性接着剤などが挙げられる。これらの中でも、無溶剤型の接着剤が、透明基板1,3と偏光子5,6の間への溶剤の浸入を防ぐことができることから好ましい。
保護層7,9の偏光子5,6への形成は、フィルム状にした保護層7,9を偏光子5,6に貼合し形成する、あるいは偏光子5,6の表面に、保護層7,9としての硬化性樹脂をコーティングし硬化させて形成することが例示される。偏光子5,6への保護層7,9の形成は、偏光子5,6が透明基板1,3に接合される前工程であってもよいし、後工程であってもよい。偏光子5,6に保護層7,9が形成されることにより、偏光子5,6の機械的強度が向上し、製造での歩留まりが向上する。さらには、投射型液晶表示装置の長期使用における偏光子5,6のクラックの発生を防止できる。
偏光子5,6の基材がPVAからなり、保護層7,9が硬化性樹脂をコーティングし硬化させてなるものである場合、使用する硬化性樹脂としては熱硬化性樹脂および紫外硬化性樹脂が好ましく、硬化工程において高温状態を必要とせず、偏光板の光学性能を低下させないことから紫外硬化性樹脂が特に好ましい。また、保護層7,9の厚みは0.1μm以上30μm以下が好ましく、よし好ましくは1μm以上20μm以下である。保護層7,9の厚みが0.1μm以上であると、偏光子5,6の機械的強度が上がり、偏光子5,6の破損を防止することができ、保護層7,9の厚みが30μm以下であると、偏光子5,6が吸光することにより発生する熱を効率よく透明基板1,3に伝導でき、結果として偏光板の耐光性が向上する。
偏光子5,6の基材がPVAからなり、保護層7,9の主成分が、トリアセチルセルロース又はオレフィン樹脂である場合、保護層7,9の厚みは5μm以上50μm以下の範囲が好ましい。
図2に、本発明に係る偏光板の他の実施形態を示す。この図の偏光板が、図1の偏光板と異なる点は、偏光子5,6に保護層7,9を設けずに、偏光子5,6を接着剤層13によって直接接合している点にある。このような構成によって、偏光板の一層の小型化が図れるとともに、生産性の向上が図れる。
図3に、本発明に係る偏光板のさらに他の実施形態を示す。この図の偏光板が、図1の偏光板と異なる点は、封止剤18として、図1の偏光板における接着剤層15と同一材料のものを用いた点にある。すなわち、保護層7と保護層9とを接合する接着剤層18を、偏光子5,6の周囲2をも覆うようにし、封止剤としての機能も奏させたものである。
図4に示す本発明に係る偏光板では、透明基板1,3に接着剤層11,12によって偏光子5,6が取り付けられ、さらに偏光子5,6に保護層7,9が形成されている。そして、保護層7,9が、透明基板2を挟んで接着剤層13,14で接合されている。偏光子5,6の露出部分は封止剤16で封止されている。このような構成によって、偏光子5,6で発生した熱は、透明基板1,3の他に透明基板2へも伝わり、偏光子5,6の除熱が一層促進される。
また、図5に示す偏光板が、図4の偏光板と異なる点は、封止剤31,32として、図4の偏光板における接着剤層13,14と同一材料のものを用いた点にある。すなわち、図4に示す偏光板における接着剤層13,14を、偏光子5,6の周囲をも覆うようにし、封止剤としての機能も奏させたものである。さらに、図6に示す偏光板では、保護層7,9が偏光子5,6の周囲を覆うようにするとともに、封止剤33,34として、図4の偏光板における接着剤層13,14と同一材料のものを用いて、保護層7,9及び封止剤33,34によって偏光子5,6の露出部分を封止したものである。
以上、説明した偏光板の実施形態では、偏光子を2枚用いていたが、本発明の偏光板において、偏光子の枚数に限定はなく、偏光子を3枚以上用いても同様の効果を得られる。透明基板についても同様に、4枚以上用いても同様の効果が得られる。
次に、本発明に係る光学部材について説明する。本発明の光学部材は、以上説明した偏光板における第1透明基板と第2透明基板の最も外側に位置する両面の少なくとも一面に位相差フィルムを接合してなる。すなわち、第1の透明基板の、第1接着剤層に接している面と反対側の面、及び、第2の透明基板の、第1接着剤層に接している面と反対側の面から選ばれる少なくとも一面に、位相差フィルムを接合してなる。図7に、本発明の光学部材の一例を示す。図7の光学部材は、図2に示した偏光板の透明基板3の表面に接着剤層35を介して位相差フィルム40が接合されてなる。ここで、接着剤層35を形成する接着剤としては、例えば、弾性接着剤、粘着剤、硬化性接着剤などが挙げられ、これらの中でも硬化性接着剤が好適に用いられる。
本発明で使用する位相差フィルム40としては特に限定はなく、従来公知ものが使用でき、例えば傾斜配向又はハイブリッド配向されたディスコティック液晶が、架橋された透明な有機高分子からなるマトリクスに保持されたものが使用できる。位相差フィルムのマトリクス材料としては、通常は、トリアセチルセルロースやポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等の耐環境性や耐薬品性に優れた有機高分子フィルムが好適である。
本発明の偏光板は、例えば、投射型液晶表示装置(プロジェクター)に用いられる。その詳細を、図10に示すリアプロジェクターの光学系を例に説明する。
高圧水銀ランプ111を光源とする光線束は、まずは第1のレンズアレイ112、第2のレンズアレイ113、偏光変換素子114、重畳レンズ115により反光線束断面での輝度の均一化と偏光化が行われる。具体的には光源111から出射された光線束は、微小なレンズ112aがマトリクス状に配置された第1のレンズアレイ112によって多数の微小な光線束に分割される。第2のレンズアレイ113及び重畳レンズ115は、分割された光線束のそれぞれが、照明対象である3つのLCDパネル140R,140G,140Bの全体を照射するように備えられており、このため、各LCDパネル入射側表面は全体がほぼ均一な照度となる。
偏光変換素子114は、通常、偏光ビームスプリッタアレイにより構成され、第2のレンズアレイ113と重畳レンズ115との間に配置される。これにより光源からのランダム偏光をあらかじめ特定の偏光方向を有する偏光光に変換し、後述する入射側偏光板での光量損失を低減して、画面の輝度を向上させる役割を果たしている。
輝度の均一化と偏光化された光は反射ミラー122を経由してRGBの3原色に分離するためのダイクロイックミラー121,123,132により順次、レッドチャンネル、グリーンチャンネル、ブルーチャンネルに分離され、それぞれLCDパネル140R,140G,140Bに入射する。
LCDパネル140R,140G,140Bについて、その入射側及び出射側にそれぞれ本発明の偏光板(入射側)142及び偏光板(出射側)143が配置されている。
RGBそれぞれの光路に液晶パネルを挟んで、入射側と出射側に配置される2枚の偏光板について説明する。各光路に配置される偏光板(入射側)142及び偏光板(出射側)143は、その吸収軸を直行とした構成で配置され、各光路に配置される各LCDパネル140R,140G,140Bで画像信号により各画素ごとに制御された偏光状態を光量に変換する機能を果たしている。
本発明の偏光板は、ブルーチャンネル、グリーンチャンネル、レッドチャンネルの全ての光路で共通した構成であり、どの光路においても耐久性の優れた偏光板として有効であるが、中でもブルーチャンネル、グリーンチャンネルでは特に有効である。
LCDパネル140R,140G,140Bの画像データに応じて、画素毎に異なる透過率で入射光を透過させることによって作成された光学像は、クロスダイクロイックプリズム150により合成され、投写レンズ170によって、スクリーン180に拡大投写される。
本偏光板は、通常、入射側、出射側ともより吸収軸方向透過率の小さい偏光子が光源側になるよう配置される。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるものではない。
[実施例1]
実施例1として、図1に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、ポリビニルアルコールフィルム(クラレ社製 VF−PX、以下、PVA)を一軸延伸し、ポリアゾ系の青色を吸収する染料で染色し、乾燥させて、プロジェクターブルーチャンネル用の偏光子を得た。偏光子5は、440nmにおける偏光度が99.9%、吸収軸方向透過率が0.0%であり、偏光子6は、440nmにおける偏光度が32.0%、吸収軸方向の透過率が46.0%である。
実施例1として、図1に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、ポリビニルアルコールフィルム(クラレ社製 VF−PX、以下、PVA)を一軸延伸し、ポリアゾ系の青色を吸収する染料で染色し、乾燥させて、プロジェクターブルーチャンネル用の偏光子を得た。偏光子5は、440nmにおける偏光度が99.9%、吸収軸方向透過率が0.0%であり、偏光子6は、440nmにおける偏光度が32.0%、吸収軸方向の透過率が46.0%である。
このようにして得た偏光子5の一方の面に、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層11により、厚み0.5mmの透明基板(サファイア基板、京セラ社製)1を減圧下で貼合し(接着層厚み5μm)、もう一方の面に、シリコーン系紫外硬化性樹脂(ADEKA社製 FXV550)を塗布して硬化させ、厚み10μmの保護層7を形成した。(以後これを「中間構成体A」と呼ぶことがある。)
更に、同様にして偏光子6の一方の面に、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層12により、厚み0.5mmの透明基板(水晶基板)3を接着し、もう一方の面に、厚み10μmの保護層9を形成した。(以後これを「中間構成体B」と呼ぶことがある。)そして、中間構成体Aと中間構成体Bを、共に70℃のオーブンで10時間乾燥させて、偏光子5,6の水分含有量を5重量%以下に調整した。中間構成体Aと中間構成体Bの保護層7,9を、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層15を用いて減圧下で接合した。その後、偏光子5,6の外周の露出部分に、熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる封止剤16を塗布・硬化させ、偏光板5,6の露出部分を封止した。なお、用いたサファイア基板および水晶基板の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体層から成る反射防止処理を施した。
以上のようにして得た、図1に示す構成の偏光板は、厚みが約1.1mmと、後述する比較例の偏光板に比べて薄く、投射型液晶表示装置等の光学系の小型化に対応できるものであった。
また、作製した偏光板の耐光性を評価するため、図11に示す耐光性評価装置のブルーチャンネル用の光路に偏光板を投入し、劣化による光漏れの発生有無を調べた(以下、この評価を初期評価という場合がある)。また、得られた偏光板を60℃、相対湿度90%の環境下に72時間放置した後、同様の耐光性評価を行った(以下、この評価を長期評価という場合がある)。結果を表1に示す。
なお、図11の耐光性評価装置は、フィリップス社製の130Wの高圧水銀ランプを光源20とし、偏光ビームスプリッタアレイ23やレンチキュラーレンズ25など、リアプロジェクションTVの光学系と同様の光学系を有し、偏光板26への照射光量としては、1cm2当たり3.0Wである。ここで光漏れとは、耐光性評価装置に投入後に起きる偏光板26の劣化現象であり、吸収軸方向の透過率が上昇する現象である。評価対象の偏光板と正常な偏光板とをクロスニコルに配置した場合、本来透過率が低いはずのものが、光が漏れて透過してくるためこのように表現している。本実験では、Bch用偏光板の耐光性評価を行っており、光漏れの基準は「440nmでの吸収軸方向透過率が0.3%以下であれば光漏れ無し」としている。
[実施例2]
実施例2として、図4に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1と同様にして得られた中間構成体Aと中間構成体Bを共に70℃のオーブンで10時間乾燥させ、偏光子5,6の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aの保護層7と、中間構成体Bの保護層9とを、0.5mmの透明基板(青板ガラス)2を中間に挟み込む形で、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層13,14で減圧下で接合した。
実施例2として、図4に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1と同様にして得られた中間構成体Aと中間構成体Bを共に70℃のオーブンで10時間乾燥させ、偏光子5,6の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aの保護層7と、中間構成体Bの保護層9とを、0.5mmの透明基板(青板ガラス)2を中間に挟み込む形で、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層13,14で減圧下で接合した。
その後、偏光子5,6の外周の露出部分に、熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる封止剤16を塗布・硬化させ、偏光板5,6の露出部分を封止した。
以上のようにして得た、図4に示す構成の偏光板は、厚みが約1.1mmと、後述する比較例の偏光板に比べて薄く、投射型液晶表示装置等の光学系の小型化に対応できるものであった。また、作製した偏光板の耐光性を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
[実施例3]
実施例3として、図3に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1と同様にして得られた中間構成体Aと中間構成体Bを、共に60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aと中間構成体Bの保護層同士を熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる接着剤層18で減圧下で貼合すると同時に、偏光子5,6の露出部分を接着剤層18で封止し、図3に示す構成の偏光板を得た。なお、用いたサファイア基板および水晶基板の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
実施例3として、図3に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1と同様にして得られた中間構成体Aと中間構成体Bを、共に60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aと中間構成体Bの保護層同士を熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる接着剤層18で減圧下で貼合すると同時に、偏光子5,6の露出部分を接着剤層18で封止し、図3に示す構成の偏光板を得た。なお、用いたサファイア基板および水晶基板の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
以上のようにして得た、図3に示す構成の偏光板は、厚みが約1.1mmと、後述する比較例の偏光板に比べて薄く、投射型液晶表示装置等の光学系の小型化に対応できるものであった。また、作製した偏光板の耐光性を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
[実施例4]
実施例4として、図5に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1と同様にして得られた中間構成体Aと中間構成体Bを、共に60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aと中間構成体Bとを0.5mmの透明基板(青板ガラス)2を中間に挟み込む形で、熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる接着剤層31,32で減圧下で接合すると同時に、偏光子5,6の露出部分を接着剤層31,32で封止し、図5に示す構成の偏光板を得た。なお、透明基板1,3の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
実施例4として、図5に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1と同様にして得られた中間構成体Aと中間構成体Bを、共に60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aと中間構成体Bとを0.5mmの透明基板(青板ガラス)2を中間に挟み込む形で、熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる接着剤層31,32で減圧下で接合すると同時に、偏光子5,6の露出部分を接着剤層31,32で封止し、図5に示す構成の偏光板を得た。なお、透明基板1,3の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
以上のようにして得た、図5に示す構成の偏光板は、厚みが約1.6mmと、後述する比較例の偏光板に比べて薄く、投射型液晶表示装置等の光学系の小型化に対応できるものであった。また、作製した偏光板の耐光性を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
[実施例5]
実施例5として、図6に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1において、偏光子5に形成する保護層7を偏光子5の側面にまで形成した以外は、中間構成体Aの作製プロセスと同様にして中間構成体Cを作製した。また、偏光子6に形成する保護層9を偏光子6の側面にまで形成するとともに、偏光子6に接合する透明基板3を厚みが0.5mmの水晶基板とした以外は、中間体構成体Bの作製プロセスと同様にして中間体構成体Dを作製した。
実施例5として、図6に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。実施例1において、偏光子5に形成する保護層7を偏光子5の側面にまで形成した以外は、中間構成体Aの作製プロセスと同様にして中間構成体Cを作製した。また、偏光子6に形成する保護層9を偏光子6の側面にまで形成するとともに、偏光子6に接合する透明基板3を厚みが0.5mmの水晶基板とした以外は、中間体構成体Bの作製プロセスと同様にして中間体構成体Dを作製した。
中間構成体Cと中間構成体Dを、共に60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子5,6の水分含有量を5重量%以下に調整した。そして、中間構成体Cの保護層7と中間構成体Dの保護層9とを0.5mmの透明基板(青板ガラス)2を中間に挟み込む形で、熱硬化性エポキシ樹脂(セメダイン社製 EP582:透湿度20g/m2・24hr)からなる接着剤層33,34で減圧下で接合すると同時に、偏光子5,6の露出部分を接着剤層33,34で封止し、図6に示す構成の偏光板を得た。なお、透明基板1,3の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
以上のようにして得た、図6に示す構成の偏光板は、厚みが約1.6mmと、後述する比較例の偏光板に比べて薄く、投射型液晶表示装置等の光学系の小型化に対応できるものであった。また、作製した偏光板の耐光性を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
[実施例6]
実施例6として、図2に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、実施例1と同様にして作製した偏光子5の一方の面に、厚み25μmの接着剤層11によって、厚み0.5mmの透明基板(サファイア基板:京セラ社製)1を減圧下で貼合した。(以後これを「中間構成体E」と呼ぶことがある。)
実施例6として、図2に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、実施例1と同様にして作製した偏光子5の一方の面に、厚み25μmの接着剤層11によって、厚み0.5mmの透明基板(サファイア基板:京セラ社製)1を減圧下で貼合した。(以後これを「中間構成体E」と呼ぶことがある。)
同様にして、偏光子6の一方の面に、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる厚み5μmの接着剤層12によって、厚み0.5mmの透明基板(スピネル基板)3を接着した(以後これを「中間構成体F」と呼ぶことがある。)。中間構成体Eと中間構成体Fを、共に80℃のオーブンで24時間乾燥させて、偏光子5,6の水分含有量を5重量%以下に調整した。そして、中間構成体Eと中間構成体Fの偏光子5,6同士を接着剤層13によって減圧下で接合した。その後、偏光子5,6の露出部分に、熱硬化性エポキシ樹脂(スリーボンド社製 TB3025G:透湿度10g/m2・24hr)からなる封止剤16を塗布・硬化させ、偏光板5,6の露出部分を封止した。なお、透明基板1,3の空気と接する外面には、真空蒸着によって誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
以上のようにして得た、図2に示す構成の偏光板を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
(実施例)7〜10
透明基板1、透明基板2、透明基板3を表1に示したもの使用し、偏光子5,6の乾燥条件を表1に記載で行うこと以外は実施例6と同様にして偏光板を作製した。作製した偏光板を実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
透明基板1、透明基板2、透明基板3を表1に示したもの使用し、偏光子5,6の乾燥条件を表1に記載で行うこと以外は実施例6と同様にして偏光板を作製した。作製した偏光板を実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
[比較例1]
比較例1として、図8に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、実施例1と同様にして得られた偏光子5及び偏光子6の両面に、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール樹脂(製品名:KL318)と水溶性ポリアミドエポキシ樹脂(製品名:スミレーズレジン650)とを有効成分とする接着剤で、保護層7,8,9,10としての、厚さ80μmのアセチルセルロース系フィルム(コニカ社製KC8UY、以下、8UYTACという)を貼合し、2枚の偏光フィルムを作製した。
比較例1として、図8に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、実施例1と同様にして得られた偏光子5及び偏光子6の両面に、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール樹脂(製品名:KL318)と水溶性ポリアミドエポキシ樹脂(製品名:スミレーズレジン650)とを有効成分とする接着剤で、保護層7,8,9,10としての、厚さ80μmのアセチルセルロース系フィルム(コニカ社製KC8UY、以下、8UYTACという)を貼合し、2枚の偏光フィルムを作製した。
偏光子5を有する偏光フィルムの片面を、粘着剤層11によって厚さ0.5mmの透明基板(サファイア基板:京セラ社製)1に貼合して第1の偏光板とした。偏光子6を有する偏光フィルムの片面を、粘着剤層11によって厚さ0.5mmの透明基板(水晶基板)3を貼合し第2の偏光板とした。
これらの2枚の偏光板を光が入射する方向に対して図8に示すように配置した。なお、温度上昇を避けるため2枚の偏光板は5mmの間隔をおいて設置した。偏光板間距離を含めた全体の厚みは約6.4mmであった。
以上のようにして得た、図8に示す構成の偏光板を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
[比較例2]
比較例2として、図9に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、実施例1と同様にして作製した中間構成体A及び中間構成体Bを、この形態のまま、60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子5及び偏光子6の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aの保護層8と透明基板2とを、中間構成体Bの保護層9と透明基板4とをそれぞれ、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層13で減圧下で接合して、2つの偏光板を得た。透明基板1,2,3,4の空気と接する外面には真空蒸着による誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
比較例2として、図9に示す構成の偏光板を次のようにして作製した。まず、実施例1と同様にして作製した中間構成体A及び中間構成体Bを、この形態のまま、60℃のオーブンで24時間乾燥させ、偏光子5及び偏光子6の水分含有量を5重量%以下に調整した。その後、中間構成体Aの保護層8と透明基板2とを、中間構成体Bの保護層9と透明基板4とをそれぞれ、アクリル系紫外硬化性接着剤(アーデル社製 MO5)からなる接着剤層13で減圧下で接合して、2つの偏光板を得た。透明基板1,2,3,4の空気と接する外面には真空蒸着による誘電体5層から成る反射防止処理を施した。
これらの2枚の偏光板を光が入射する方向に対して図9に示すように配置した。なお、温度上昇を避けるため2枚の偏光板は5mmの間隔をおいて設置した。偏光板間距離を含めた全体の厚みは約7.1mmであった。
以上のようにして得た、図9に示す構成の偏光板を、実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
本発明の偏光板は、耐光性が一層、優れる。
1,2,3,4 ・・・透明基板
5,6・・・偏光子
7,8,9,10・・・保護層
11,12,13,14,15・・・接着剤層
16,18,19・・・封止剤
17・・・照射光
20.高圧水銀ランプ
21.UV/IRカットフィルター
22.フライアイレンズ
23.偏光ビームスプリッタアレイ
24.ダイクロイックミラー
25.レンズ
26.サンプルホルダー
27.白色光
28.赤色、緑色光
29.青色光
31,32,33,34,35・・・接着剤層
40.位相差フィルム
111.高圧水銀ランプ
112.レンズアレイ
112a.微小なレンズ
113.レンズアレイ
114.偏光変換素子
115.重畳レンズ
122.反射ミラー
121.ダイクロイックミラー
123.ダイクロイックミラー
132.ダイクロイックミラー
134.反射ミラー
135.レンズ
140R.赤色用LCDパネル
140G.緑色用LCDパネル
140B.青色用LCDパネル
142.偏光板(入射側)
143.偏光板(出射側)
150.クロスダイクロイックフィルム
170.投射レンズ
180.スクリーン
5,6・・・偏光子
7,8,9,10・・・保護層
11,12,13,14,15・・・接着剤層
16,18,19・・・封止剤
17・・・照射光
20.高圧水銀ランプ
21.UV/IRカットフィルター
22.フライアイレンズ
23.偏光ビームスプリッタアレイ
24.ダイクロイックミラー
25.レンズ
26.サンプルホルダー
27.白色光
28.赤色、緑色光
29.青色光
31,32,33,34,35・・・接着剤層
40.位相差フィルム
111.高圧水銀ランプ
112.レンズアレイ
112a.微小なレンズ
113.レンズアレイ
114.偏光変換素子
115.重畳レンズ
122.反射ミラー
121.ダイクロイックミラー
123.ダイクロイックミラー
132.ダイクロイックミラー
134.反射ミラー
135.レンズ
140R.赤色用LCDパネル
140G.緑色用LCDパネル
140B.青色用LCDパネル
142.偏光板(入射側)
143.偏光板(出射側)
150.クロスダイクロイックフィルム
170.投射レンズ
180.スクリーン
Claims (23)
- 少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と他方の最外に位置する第2の透明基板との間に、少なくとも2枚の偏光子が設けられた偏光板であって、
前記偏光子のすべては外気に接しないように封止されていることを特徴とする偏光板。 - 第1の透明基板と第2の透明基板の向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ形成され、該接着剤層によって、前記偏光子がそれぞれに取り付けられている請求項1記載の偏光板。
- 中心波長が440nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である請求項2記載の偏光板。
- 中心波長が550nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である請求項2記載の偏光板。
- 中心波長が610nmの光において、第1の透明基板及び第2の透明基板にそれぞれ取り付けられた偏光子の一方の吸収軸方向の透過率が10%〜70%であり、他方の偏光子の吸収軸方向の透過率が1%以下である請求項2記載の偏光板。
- 第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、前記接着剤層に接している面と反対側の面との両者が接着剤層で接合している請求項2〜5のいずれか記載の偏光板。
- 第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、接着剤層に接している面と反対側の面に保護層がそれぞれ形成されている請求項2〜5のいずれか記載の偏光板。
- 第1の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、第2の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、の両者が接着剤層で接合している請求項7記載の偏光板。
- 第1の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層と、第2の透明基板に取り付けられた偏光子に形成された保護層とが、第3の透明基板を挟んで接着剤層で接合している請求項7記載の偏光板。
- 前記保護層が、硬化性樹脂を硬化させてなるものであり、その厚みが0.1μm〜30μmの範囲である請求項7〜9のいずれか記載の偏光板。
- 前記保護層の主成分がトリアセチルセルロース又はオレフィン樹脂であり、その厚みが5μm〜50μmの範囲である請求項7〜9のいずれか記載の偏光板。
- 第1の透明基板及び第2の透明基板のそれぞれに取り付けられた偏光子の、前記接着剤層及び/又は前記保護層と接していない露出部分が封止剤で封止されている請求項2〜11のいずれか記載の偏光板。
- 前記封止剤が、透湿度60g/(m2・24hr)以下の樹脂である請求項12記載の偏光板。
- 前記封止剤の煮沸吸水率が4重量%以下である請求項12又は13記載の偏光板。
- 前記封止剤が、前記接着剤層と同一材料である請求項12〜14のいずれか記載の偏光板。
- 前記封止剤が、前記保護層と同一材料である請求項12〜14のいずれか記載の偏光板。
- 第1の透明基板及び第2の透明基板の少なくとも一方の熱伝導率が5W/(m・K)以上である請求項1〜16のいずれか記載の偏光板。
- 第1の透明基板及び第2の透明基板の少なくとも一方の正面位相差が、380nm〜780nmの波長範囲において5nm未満である請求項1〜17のいずれか記載の偏光板。
- 前記偏光子の水分含有量が5重量%以下である請求項1〜18のいずれか記載の偏光板。
- 請求項1〜19のいずれか記載の偏光板における、第1の透明基板及び第2の透明基板の最も外側に位置する両面の少なくとも一面に、位相差フィルムを接合してなることを特徴とする光学部材。
- 少なくとも2枚の透明基板が離隔対向し、一方の最外に位置する第1の透明基板と、他方の最外に位置する第2の透明基板との向かい合う内面に接着剤層がそれぞれ形成され、この接着剤層によって、第1の透明基板及び第2の透明基板に偏光子がそれぞれ取り付けられている偏光板の製造方法であって、
接着剤層による透明基板と偏光子との接合を減圧下で行うことを特徴とする偏光板の製造方法。 - 前記の接合前又は接合後に前記偏光子を130℃以下の温度で乾燥させる工程をさらに有する請求項21記載の偏光板の製造方法。
- 請求項1〜19のいずれか記載の偏光板を有することを特徴とする投射型液晶表示装置。
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