JP2009010833A - コンパレータ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】充放電開始電圧を任意に設定可能であり、ダイオードの温度特性に依存せず回路特性の向上が可能なコンパレータを提供する。
【解決手段】入力信号電圧と、入力信号を抵抗及びキャパシタを用いて平滑して得られた基準電圧とを比較しその結果を出力するコンパレータCOM、入力信号電圧に電圧が加算された加算信号と基準電圧とを比較し、加算信号が基準電圧より低下した時にキャパシタを放電する放電回路、入力信号電圧に電圧が加算された加算信号と基準電圧とを比較し、第2の加算信号が基準電圧より上昇した時にキャパシタを充電する充電回路を備える。
【選択図】図2

Description

本発明はコンパレータ回路に関し、特にFSK復調回路のコンパレータ回路に好適なものに関する。
FSK(frequency shift keying)信号を復調する際に、FSK信号に含まれる信号成分を除去して直流成分を抽出してこれをFSK信号の平均電圧とし、この電圧をスレッショルド電圧としてFSK信号と比較することで2値化されたデータを生成することが行われている。
ここで、FSK信号の平均電圧を得るため、通常は抵抗とキャパシタとによる一次ローパスフィルタを使用するが、このローパスフィルタのカットオフ周波数はFSK信号に含まれる信号成分の周波数より十分に低く設定する必要がある。このためキャパシタの容量が大きくなり、充放電に時間を要し平均電圧の立ち上がりが遅くなり、2値化されたデータを取得するまでに長い時間が必要となる。即ち、入力信号電圧Vinに変化があった場合に、キャパシタと抵抗から成る時定数により平均電圧Vrefが高速に追従することができない。
電池で動作するシステムでは特に、立ち上がり時間の短縮は電池寿命を伸ばすために重要であり、キャパシタを急速に充放電する充放電回路が必要になる。これを実現するために、従来はダイオードを用いてキャパシタを充放電する手法を用いていた。
しかし、この構成ではキャパシタを充電又は放電する時の信号電圧がダイオードの順方向電圧VFに拘束される。即ち、入力信号電圧Vinから平均電圧Vrefを差し引いたVin−Vrefが正の値をとるとき、順方向電圧VFより大きくなるとキャパシタを充電し、Vin−Vrefが負の値をとるとき、順方向電圧−VFより小さくなるとキャパシタを放電するが、充放電が開始される電圧を任意の値に設定することができず±VFで固定されることになる。
また、ダイオードの順方向電圧VFは0.6V程度と大きく、近年の低電源電圧化に伴う信号振幅の縮小化に適応することが困難であった。さらに、順方向電圧VFには温度に依存する特性(−2mV/℃)があり、高い信頼性を得ることが難しかった。
特開平5−252009号公報
本発明は、充放電開始電圧を任意に設定可能であり、ダイオードの温度特性に依存することなく回路特性の向上が可能なコンパレータ回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるコンパレータ回路は、入力信号電圧と、前記入力信号を抵抗及びキャパシタを用いて平滑して得られた基準電圧とを比較しその結果を出力するコンパレータと、前記入力信号電圧に第1の電圧が加算された第1の加算信号と前記基準電圧とを比較し、前記第1の加算信号が前記基準電圧より低下した時に前記キャパシタを放電する放電回路と、前記入力信号電圧に第2の電圧が加算された第2の加算信号と前記基準電圧とを比較し、前記第2の加算信号が前記基準電圧より上昇した時に前記キャパシタを充電する充電回路とを備えることを特徴とする。
本発明のコンパレータ回路は、充放電開始電圧を任意に設定することができ、またダイオードの温度特性に依存することなく回路特性を向上させることが可能なコンパレータ回路を提供することを目的とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
先ず、本発明の実施の形態によるコンパレータ回路を含むFSK受信回路の構成について、図1を用いて説明する。
アンテナ(ANT)101において受信された信号がローノイズアンプ(LNA)102により増幅され、ミキサ(MIX)103により周波数が低下された後に、IFフィルタ(IFF)104により中間周波数(IF)以外の成分が除去される。
その後、IFアンプ(IF_AMP)105で増幅され、FM検波器(DET)106により検波された後、ローパスフィルタ(LPF)107において必要な低周波数成分のみが通過される。さらにこの信号が、コンパレータ(COMP)回路108において、信号成分が除去された平均電圧と電圧比較されて、信号が出力される。
このようなFSK受信回路におけるコンパレータ回路108に適用された本発明の実施の形態1によるコンパレータ回路について述べる。
実施の形態1
図2に、本実施の形態1によるコンパレータ回路の構成を示す。
上述したFSK受信回路におけるFM検波では、入力周波数に比例して検波出力の直流電圧が変化する。よって、無信号状態から信号が存在する状態に変化した時に直流電圧が変動し、コンパレータ回路108はこの変化に高速に追従する必要がある。
このコンパレータ回路108は、コンパレータCOMを有し、その第1の入力端子、第2の入力端子にはそれぞれ抵抗R1、R2が接続されており、入力端子INを介してそれぞれ入力信号電圧Vinが入力される。
第2の入力端子には、接地端子との間にキャパシタCが接続されている。抵抗R2及びキャパシタCとから成るローパスフィルタにより、第2の入力端子には比較対象としての平均電圧Vrefが発生する。このキャパシタCへの充放電を急速に行うために充放電回路CDC1が設けられている。
充放電回路CDC1は、入力端子INと、コンパレータCOMの第2の入力端子との間に、放電用にオペアンプOP1、電圧V1、ダイオードD1が設けられ、充電用にオペアンプOP2、電圧V2、ダイオードD2が設けられている。
オペアンプOP1は、非反転入力端子に入力信号電圧Vin+V1が入力され、反転入力端子に平均電圧Vrefが入力され、Vin+V1<VrefになるとキャパシタCからダイオードD1、オペアンプOP1の出力端子から接地端子へ電流が流れて、キャパシタCが放電される。
一方、オペアンプOP2は、非反転入力端子に電圧Vin−V2が入力され、反転入力端子に平均電圧Vrefが入力され、Vin−V2>Vrefになると電源端子からオペアンプOP2の出力端子、ダイオードD2、キャパシタCへ電流が流れて、キャパシタCが充電される。
このように、オペアンプOP1の非反転入力端子に接続された電圧V1で放電開始電圧を設定し、オペアンプOP2の非反転入力端子に接続された電圧V2で充電開始電圧を設定する。入力信号電圧Vinが平均電圧VrefからV1より下がった時にオペアンプOP1が動作してキャパシタCを放電する。入力信号電圧Vinが平均電圧VrefからV2より高くなった時にオペアンプOP2が動作してキャパシタCを充電する。
従って、本実施の形態1によれば充放電開始電圧を任意の値に設定することが可能である。
ここで、電圧V1、V2は同じ電圧に設定してもよく、あるいは異なる値に設定してもよい。また、電圧V1、V2に温度変動が生じない場合には、回路として温度変動は発生しない。しかし、検波出力レベルに温度変動がある場合には、電圧V1、V2を検波出力レベルの温度変動に合わせて変化させることにより、温度補正が可能である。
図3に、実施の形態1による回路において、電圧Vin−Vrefと、キャパシタCに充放電を行う電流Iとの関係を示す。電圧Vin−Vrefが電圧V2より大きくなると(Vin−Vref>V2、即ちVin−V2>Vref)キャパシタCが充電され、電圧Vin−Vrefが電圧−V1より小さくなると(Vin−Vref<−V1、即ちVin+V1<Vref)キャパシタCが放電される。
尚、オペアンプOP1、OP2に入力DCオフセット電圧VOFF1、VOFF2がそれぞれ存在する場合は、この分を考慮し、電圧Vin−Vrefが電圧V2−VOFF2より大きくなると(Vin−Vref>V2−VOFF2、即ちVin−(V2−VOFF2)>Vref)キャパシタCが充電され、電圧Vin−Vrefが電圧−V1−VOFF1より小さくなると(Vin−Vref<−V1−VOFF1、即ちVin+(V1+VOFF1)<Vref)キャパシタCが放電される。このような入力電圧DCオフセット電圧を考慮した場合における充放電開始電圧は、以下の実施の形態2〜4においても同様である。尚、オフセット電圧には、回路上に寄生するものと、回路設計上意図して設定するものとが存在する。
上述したように、本実施の形態1によれば電圧V1、V2の値を任意に設定することで充放電開始電圧を任意の値に設定することが可能であり、またこの電圧V1、V2に温度変動がない場合には回路動作上温度変動を受けず回路特性を向上させることができる。
比較例
図4に、比較例によるコンパレータ回路の構成を示す。この回路では、キャパシタCに充放電を行う充放電回路CDC101として、抵抗R2の両端に並列にダイオードD101とダイオードD102とが設けられている。
入力信号電圧Vinと平均電圧Vrefとの電圧差がダイオードの順方向電圧VFを超えると(Vin−Vref>VF)キャパシタCが充電され、入力信号電圧Vinと平均電圧Vrefとの電圧差がダイオードの順方向電圧VFの負の値より低くなると(Vin−Vref<−VF)キャパシタCが放電される。
この場合の電圧(Vin−Vref)と充放電電流Iとの関係を図5に示す。キャパシタCへの充放電を開始する充放電開始電圧は、ダイオードD101、D102の順方向電圧±VFにより決定される。温度が摂氏25度である場合は、約±0.6Vとなる。
この値は、低電源電圧化が要求される状況にあってかなり高く、また任意の値に設定することはできない。さらに、図5に示されたようにダイオードの順方向電圧は温度により変動するため、充放電開始電圧も変動することとなり回路特性の劣化を招く。
ここで、入力信号電圧をVin(p−p)とすると、充放電速度を速くするためには、2×VF ≧ Vin(p−p)>VFという関係が成立するように設定する必要がある。特に、2×VF = Vin(p−p)のときに、充放電速度が最も速くなり平均電圧Vrefの立ち上りを速くすることができる。
しかし、上述したように順方向電圧VFは温度変動が大きいため上記関係式が成立するように設定することは困難である。
2×VF > Vin(p−p)>VFであるときは、平均電圧Vrefの立ち上がりが遅くなり、平均電圧Vrefが入力信号電圧Vinのレベルに達するまでに時間を要する。このため、デューティ比が50%に達するのが遅くなるが、コンパレータCOMの動作開始は速い。
2×VF<Vin(p−p)になると、平均電圧Vrefの振られが大きくなり、変調波ではデューティ比が50%からずれが生じてコンパレータCOMからの出力データにエラーが発生し易くなる。また、平均電圧VrefにノイズがのるためS/N比が劣化し感度が悪化する。
Vin(p−p)<VFであるときは、コンパレータCOMの動作開始が遅くなる。
ダイオードの順方向電圧VFの温度特性は−2mV/℃であり、仮に摂氏25度でVF=0.6Vとする。この温度から±65℃を考えた場合、摂氏−40度でVF=0.73V、摂氏+90度でVF=0.47V となり、0.26Vの変動が生じる。このため、2×VF=Vin(p−p)の関係が成立するように設定することが困難である。
以上のように、比較例によればダイオードの順方向電圧VFの温度特性に充放電回路の特性が大きく影響され、また電圧VFが大きいために入力信号電圧Vinに大きな振幅が要求され、低電源電圧下においては用いることができない。
実施の形態2
本発明の実施の形態2によるコンパレータ回路について、その構成を示した図6を用いて説明する。
本実施の形態2は、上記実施の形態1において入力端子INと抵抗R1及びR2の接続点との間に直列に、ゲイン可変型オペアンプOP3が接続されている点で相違する。
入力端子INから入力された入力信号電圧Vin1がゲイン可変型オペアンプOP3によりレベルが可変され、入力信号電圧Vin2として後段に出力される。
実施の形態2によれば、図1に示された前段のローパスフィルタ107から与えられた入力信号電圧Vin1がばらついて変動した場合であっても、ゲイン可変型オペアンプOP3によりレベルを可変することで、2×V1(又はV2)=Vin2(p−p)が成立するように調整し、平均電圧Vrefの立ち上りを速くすることが可能である。
上記実施の形態1と同一の他の要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
次に、充放電回路が設けられていないコンパレータ回路と、上記実施の形態2によるコンパレータ回路について、その特性を示したグラフを用いて対比して説明する。
ここで、電源電圧が3Vという低電圧であっても十分動作することを前提とし、入力信号電圧Vinにおける平均電圧Vrefが1.0V、充放電開始電圧が0.2Vに設定されている。
充放電回路が設けられていないコンパレータ回路における入力信号電圧Vin(=0.4Vp−p)と生成された平均電圧Vrefの波形を図7(a)に、コンパレータ回路からの出力電圧波形を図7(b)にそれぞれ示す。
充放電回路が設けられていない構成では、平均電圧Vrefの立ち上りが遅く、これに伴いコンパレータ回路から出力が得られるまでに時間を要する。
本実施の形態2によるコンパレータ回路における入力信号電圧Vin(=0.4Vp−p)と生成された平均電圧Vrefの波形を図8(a)に、コンパレータ回路からの出力電圧波形を図8(b)にそれぞれ示す。
この場合は、平均電圧Vrefの立ち上りが速く短時間でデューティ比50% に到達する。
本実施の形態2によるコンパレータ回路において、入力信号電圧Vinを0.2Vp−pにした場合における平均電圧Vrefの波形を図9(a)に、コンパレータ回路からの出力電圧波形を図9(b)にそれぞれ示す。
この場合は、平均電圧Vrefの立ち上りは速いが、デューティ比が50% に到達するまでに、入力信号電圧Vinが0.4Vp−pの場合よりも時間を要する。
さらに本実施の形態2によるコンパレータ回路において、入力信号電圧Vinを0.6Vp−pにした場合における平均電圧Vrefの波形を図10(a)に、コンパレータ回路からの出力電圧波形を図10(b)にそれぞれ示す。
この場合は、Vin−Vref(=0.6Vp−p)>2×V(=0.2V)の関係にある。平均電圧Vrefの立ち上りが速く出力波形が短時間で立ち上がっているが、平均電圧Vrefが直流成分のみで構成されず交流成分が含まれており、レベルが変動するためコンパレータ回路からの出力特性上感度の低下を招くこととなる。
このように、入力信号電圧Vin、充放電開始電圧V1、V2の関係が重要であり、可能な限り2×V1(又はV2)=Vin(p−p)の関係が成立することが望ましい。
本実施の形態2によれば、充放電開始電圧V1、V2を任意に設定することができるので、低電源化に伴う入力信号電圧Vinの振幅の縮小化に対しても高速に充放電を行うことが可能である。
実施の形態3
本発明の実施の形態3によるコンパレータ回路の構成を図11に示す。上記実施の形態2では、入力信号電圧Vinのレベルを可変にすることで、2×V1(又はV2)=Vin2(p−p)が成立するように調整する。
これに対し本実施の形態3では、充放電回路CDC3におけるオペアンプOP1、OP2に入力される段階で充放電開始電圧を可変にすることで、2×V1a(又はV1b)=Vin2(p−p)が成立するように、電圧V1a、V1bを可変電圧として調整する。
上記実施の形態1と同一の他の要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
実施の形態4
図12に、本発明の実施の形態4によるコンパレータ回路の構成を示す。
上記実施の形態1〜3は、いずれもオペアンプOP1、OP2を用いており、出力端子にダイオードD1、D2を接続して充電又は放電の向きを設定する必要がある。
このため、ダイオードD1、D2の存在により出力電圧が順方向電圧VF分だけ降下し、充放電動作のダイナミックレンジが狭くなる。例えば、電源電圧VCCが3V、順方向電圧VFが0.6Vとすると、0.6Vから2.4Vの範囲で動作することになる。
一方、本実施の形態4では電流出力アンプOP11、OP12が用いられている。電流出力アンプOP11、12の出力端子にダイオードが接続されていないのでダイナミックレンジは狭くならず、上記例では0Vから3Vの範囲で動作することができる。
尚、図12では電流出力アンプOP11,OP12の出力端子に電流源が示されているが、電流源が接続されているのではなく電流出力アンプOP11,OP12が電流出力型であることを概念として示すものとする。
ここで、上記実施の形態1〜3ではダイオードD1、D2が用いられており、ダイナミックレンジは狭くなる。しかし上記比較例とは異なり、充放電開始電圧V1、V2には影響はなく、ダイオードの温度特性が充放電開始電圧V1、V2に影響を与えることもない。
尚、本実施の形態4において上記実施の形態1と同一の他の要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
図13に、本実施の形態4における充放電回路CDC4の詳細な回路構成を示す。
電源端子と入力端子INとの間に電流源I1、抵抗R21が接続され、接続点において電圧V1が発生する。入力端子INと接地端子との間に電流源I2、抵抗R22が接続され、接続点において電圧V2が発生する。
電流出力アンプOP11が、PNP型バイポーラトランジスタT1〜T2、NPN型バイポーラトランジスタT3〜T6により構成されて電圧V1が入力され、電流出力アンプOP12が、PNP型バイポーラトランジスタT11〜T12及びT17〜T18、NPN型バイポーラトランジスタT13〜T16により構成されて電圧V2が入力され、出力端子がそれぞれコンパレータCOMの第2の入力端子に接続されている。
電圧V1は、電流源CS21に流れる電流I1と抵抗R21の抵抗値R21との間、電圧V2は、電流源CS22に流れる電流I2と抵抗R22の抵抗値R22との間に、V1=I1×R21、V2 =I2×R22という関係がある。よって、電流源CS21、CS22を可変電流源とし、電流I1、I2を変えることにより、電流出力アンプOP11、OP12の充放電開始電圧を所望の値に設定することができる。
図14に、本実施の形態4によるコンパレータにおける入力信号電圧Vin−平均電圧Vrefと、充放電電流Iとの間の電圧−電流特性を示す。
電圧Vi−VrefがV2を超えるとキャパシタCが充電され、−V1よりも低下すると放電される。ここで、充放電に必要な電流は図14において±I1であり、電圧Vi−Vrefと電流Iとの間がリニアである範囲内で動作するように設定することが望ましい。これにより、リニアでない範囲と異なり、速い応答速度が得られる。
上述した実施の形態はいずれも一例であって、本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲内において様々に変形することが可能である。
また上記実施の形態1〜4によるコンパレータ回路を、図1に示されたコンパレータ回路108に適用し、FSK受信回路として用いることもできる。
例えば、本発明のFSK受信回路は、
信号を受信するアンテナと、
前記アンテナに受信された前記信号を増幅するローノイズアンプと、
前記ローノイズアンプから出力された信号の周波数を低下させるミキサと、
前記ミキサから出力された信号から中間周波数以外の成分を除去して出力する中間周波数フィルタと、
前記中間周波数フィルタから出力された信号を増幅する中間周波数アンプと、
前記中間周波数アンプから出力された信号を検波する検波器と、
前記検波器により検波された信号から低周波数成分を通過させるローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタから出力された信号の電圧と、この信号の平均電圧とを比較した結果を出力するコンパレータ回路とを備え、
前記コンパレータ回路が、
入力信号電圧と、前記入力信号を抵抗及びキャパシタを用いて平滑して得られた基準電圧とを比較しその結果を出力するコンパレータと、
前記入力信号電圧に第1の電圧が加算された第1の加算信号と前記基準電圧とを比較し、前記第1の加算信号が前記基準電圧より低下した時に前記キャパシタを放電する放電回路と、
前記入力信号電圧に第2の電圧が加算された第2の加算信号と前記基準電圧とを比較し、前記第2の加算信号が前記基準電圧より上昇した時に前記キャパシタを充電する充電回路とを有することを特徴とする。
本発明の実施の形態1によるコンパレータ回路の適用が可能なFSK受信回路の構成を示したブロック図。 同実施の形態1によるコンパレータ回路の構成を示したブロック図。 同コンパレータ回路における充放電開始電圧を示したグラフ。 比較例によるコンパレータ回路の構成を示した回路図。 同コンパレータ回路におけるダイオードがもたらす温度依存性を示すグラフ。 本発明の実施の形態2によるコンパレータ回路の構成を示したブロック図。 充放電回路を有していないコンパレータ回路における入力信号電圧Vin=0.4Vp−p、平均電圧、コンパレータの出力電圧を示すグラフ。 上記実施の形態2によるコンパレータにおける入力信号電圧Vin=0.4Vp−p、平均電圧、コンパレータの出力電圧を示すグラフ。 上記実施の形態2によるコンパレータにおける入力信号電圧Vin=0.2Vp−p、平均電圧、コンパレータの出力電圧を示すグラフ。 上記実施の形態2によるコンパレータにおける入力信号電圧Vin=0.6Vp−p、平均電圧、コンパレータの出力電圧を示すグラフ。 本発明の実施の形態3によるコンパレータの構成を示したブロック図。 本発明の実施の形態4によるコンパレータの構成を示したブロック図。 同コンパレータにおける電流出力アンプの構成を示した回路図。 同コンパレータにおける充放電開始電圧を示したグラフ。
符号の説明
COM コンパレータ
R1、R2 抵抗
C キャパシタ
CDC1〜CDC4 充放電回路
OP1、OP2 オペアンプ
D1、D2 ダイオード

Claims (5)

  1. 入力信号電圧と、前記入力信号を抵抗及びキャパシタを用いて平滑して得られた基準電圧とを比較しその結果を出力するコンパレータと、
    前記入力信号電圧に正の第1の電圧が加算された第1の加算信号と前記基準電圧とを比較し、前記第1の加算信号が前記基準電圧より低下した時に前記キャパシタを放電する放電回路と、
    前記入力信号電圧に負の第2の電圧が加算された第2の加算信号と前記基準電圧とを比較し、前記第2の加算信号が前記基準電圧より上昇した時に前記キャパシタを充電する充電回路と、
    を備えることを特徴とするコンパレータ回路。
  2. 外部から入力された入力信号電圧を所望の値に変化させて前記入力信号電圧として出力する可変電圧手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のコンパレータ回路。
  3. 前記第1の電圧を所望の値に変化させる第1の可変電圧手段と、前記第2の電圧を所望の値に変化させる第2の可変電圧手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1記載のコンパレータ回路。
  4. 前記放電回路は、
    前記入力信号電圧に前記第1の電圧が加算された前記第1の加算信号が一方の入力端子に入力し、前記基準電圧が他方の入力端子に入力する第1のオペアンプと、
    前記第1のオペアンプの出力端子にカソードが接続され、前記基準電圧がアノードに入力される第1のダイオードとを有し、
    前記充電回路は、
    前記入力信号電圧に前記第2の電圧が加算された前記第2の加算信号が一方の入力端子に入力し、前記基準電圧が他方の入力端子に入力する第2のオペアンプと、
    前記第2のオペアンプの出力端子にアノードが接続され、前記基準電圧がカソードに入力される第2のダイオードとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のコンパレータ回路。
  5. 前記放電回路は、
    前記入力信号電圧に前記第1の電圧が加算された前記第1の加算信号が一方の入力端子に入力し、前記基準電圧が他方の入力端子に入力する第1の電流出力アンプと、
    前記基準電圧が入力されて前記第1の電流出力アンプの出力端子に向かって電流を出力する第1の電流源とを有し、
    前記充電回路は、
    前記入力信号電圧に前記第2の電圧が加算された前記第2の加算信号が一方の入力端子に入力し、前記基準電圧が他方の入力端子に入力する第2の電流出力アンプと、
    前記第2の電流出力アンプの出力端子から前記キャパシタへ向かって電流を出力する第2の電流源とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のコンパレータ回路。
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