JP2009012255A - 流路接続装置および記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インクジェット印刷機構を搭載したキャリアの外部からインクを供給する機構において、インクを供給する部分の離間時、接続部に残ったインクが飛散るのを防ぐ。
【解決手段】 キャリア側接続部と本体側接続部を接続し,インクを供給した後、接続部を離間させる時、離間速度を実験によって得られた値より遅くする事で、飛散りを押さえる事が出来た。
【選択図】 図6
【解決手段】 キャリア側接続部と本体側接続部を接続し,インクを供給した後、接続部を離間させる時、離間速度を実験によって得られた値より遅くする事で、飛散りを押さえる事が出来た。
【選択図】 図6
Description
本発明は液体の流路同士を自動で接続させて連通状態にしたり、離間したりする流路接続装置に関するものである。または、そのような流路接続装置によってキャリアの外部からインクを供給ようにした記録装置に関するものである。
近年のビジネス向け印刷装置は、インクの交換頻度を減らす為や、ランニングコストを押えるために印刷用インクを入れるインクタンクは大容量が要求されている。
印刷用紙の送り方向に対して、印刷機構を搭載したキャリアを直角方向に移動しながら印刷するタイプの装置では、インクタンクは前記キャリアに搭載する方式が一般的に用いられている。
ただし、この方式だとキャリアの大きさや、インクタンクの重量増加によるキャリア速度の低下や、それを補う為にキャリアモータの大型化等、不利な点が発生じることがあった。そのような問題を解消するために、インクタンクをキャリアの外に置き、キャリアの印刷機構とインクタンクは、チューブで接続する方式も用いられている。
チューブ接続方式はチューブの長さをキャリアの移動を見込んで、かなり長く設定する必要がある。また、チューブの剛性の影響を受けないキャリア移動の均一性の維持や、チューブの外部からインク内に空気が侵入したり、インクの水分がチューブ外部に蒸発したりする問題があり、チューブの材質の選定は困難な場合もあった。
以上の様な問題の解決対策の一例として、特許文献1で開示されているインク供給機構が提案されている。これは、大容量インクタンクを搭載した装置本体側と印刷機構を搭載したキャリア間にインクの供給路を分割する接続機構を設たものである。本体側接続機構とキャリア側接続機構は、お互いに接続するとインク流路が出来てインクをキャリア側に供給し、離間すると各々の接続機構からインクが洩れないような機構となっている構成である。
特開2002−113879号公報
しかし、特許文献1に記載されているような供給機構及び動作だと、接続機構を離間する時、各々の接続機構に残ったインクが飛散り、印刷用紙等を汚す可能性があった。
本発明は以上の点に鑑み、接続部からのインクの飛散りを押える機構の提案を目的とする。
本発明は以上の点に鑑み、接続部からのインクの飛散りを押える機構の提案を目的とする。
上記目的を達成するための本発明の構成は、
第1のコネクタを有し、流体を流す第1の流路と、
第2のコネクタを有し、流体を流す第2の流路と、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの少なくとも一方を移動させて、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを当接させて前記第1の流路と前記第2の流路を連通させ、前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる移動手段と、
前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる時に離間開始から両者間の距離が所定距離以内のときは両者間の相対速度は第1の速度以下に制御し、前記所定距離を超えたら前記第1の速度より大きい第2の速度になるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする流路接続装置である。
第1のコネクタを有し、流体を流す第1の流路と、
第2のコネクタを有し、流体を流す第2の流路と、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの少なくとも一方を移動させて、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを当接させて前記第1の流路と前記第2の流路を連通させ、前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる移動手段と、
前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる時に離間開始から両者間の距離が所定距離以内のときは両者間の相対速度は第1の速度以下に制御し、前記所定距離を超えたら前記第1の速度より大きい第2の速度になるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする流路接続装置である。
本発明によれば、第1の流路の第1のコネクタと、第2の流路の第2のコネクタを接続状態から離間させる際の流体の飛び散りを減少させることができる。
本発明を適用した実施形態の記録装置または印刷装置1の外観図を図9、図10に示す。
901は筐体カバー、902はメンテナンス用カバー、903は印刷用紙906を支えるガイド、904は印刷された記録媒体である印刷用紙906が排出される排紙口で矢印A方向に排出される。
907は筐体に交換可能に設置された液体を貯留するタンクとしてのインクタンク101を交換する為のカバーで、図10のように開いた状態で、インクタンク101は矢印D方向にガイドされ、筐体901側に押し込むと後述する供給口と結合する。905は電源スイッチ、である。
図2は印刷装置1の内部構成の斜視図である。
201は全体を支えるシャーシ、202は印刷用紙906を支えるプラテン、203は印刷用紙906を送るローラ、204は印刷用紙906をローラ203に押し付けるピンチローラである。図示しない駆動装置でローラ203を回転させる事により、図9矢印A方向に印刷用紙906を送る。
201は全体を支えるシャーシ、202は印刷用紙906を支えるプラテン、203は印刷用紙906を送るローラ、204は印刷用紙906をローラ203に押し付けるピンチローラである。図示しない駆動装置でローラ203を回転させる事により、図9矢印A方向に印刷用紙906を送る。
206はキャリアで、シャフト207とシャーシのガイド部205に沿って矢印B方向を往復移動可能に支えられる。209は、ベルト208を介してキャリア206をシャフト207とシャーシのガイド部205に沿って矢印B方向に往復移動させるモータである。
210はキャリア206に搭載される印刷機構をメンテナンスするためのメンテナンス機構である。
210はキャリア206に搭載される印刷機構をメンテナンスするためのメンテナンス機構である。
図3は印刷装置1のキャリア部分と印刷装置本体側のインク供給機構の斜視図である。図11は印刷装置1の制御ブロック図である。
301はキャリア206に流体または液体としてのインクを外部から供給する機構を搭載した本体側供給機構である。本体側供給機構301はシャーシ201に支えられたシャフト302とシャーシのガイド部303によってキャリア206の移動方向Bと該直角方向の矢印C方向に往復移動可能に支えられる。
304はインクの流れを作る為の負圧を発生させる為の減圧手段としてのポンプで負圧はチューブ305、負圧接続部306を介して本体供給機構301に接続する。
307はインクタンク101と接続する供給口で、筐体カバー901の一部に結合し、インクタンク101を筐体901方向に押し込む事によってインクの洩れが無いように結合する。
供給口307はチューブ308、後述する弁機構としての負圧弁a309を介して本体供給機構301に接続する。
310はキャリア206側の液室としてのサブインクタンク、311は後述する弁機構としての負圧弁b、312は後述する弁機構としての負圧弁cである。
310はキャリア206側の液室としてのサブインクタンク、311は後述する弁機構としての負圧弁b、312は後述する弁機構としての負圧弁cである。
313は本体側供給機構301を矢印C方向に往復移動させるためと、ポンプ304を駆動する為の回転駆動装置である。ポンプ304側は回転駆動装置313の回転方向に限らず駆動、本体側供給機構301側は図示しないワンウエイクラッチによって一方向のみの駆動を伝えるように構成される。
316は回転駆動装置313の駆動で回転する接続カムである。接続カム316のカム面は本体側供給機構301の側面301aに当接し、回転することによって本体側供給機構301をキャリア206に近づく方向に移動させる。そして、前記負圧弁a309と負圧接続部306の一部をキャリア206の背面206aに当接する位置まで移動させる。接続カム316がその小径部が側面301aに当接する初期位置まで回転すると本体側供給機構301はバネの力で移動してキャリア206から遠ざかり、負圧弁a309と負圧接続部306はキャリア206の背面206aから離間する。接続カム316と前記バネは移動手段を構成する。接続カム316と一体的に回転する円盤314には切り欠きが所定の位置に形成され、前記切り欠きを位置センサ315で検出することによって接続カム316の回転角位相を制御する。
回転駆動装置313及び位置センサ315は図示しない配線によって制御手段である図11の制御基板(制御回路)700につながり、制御される。
図4は本発明の実施形態の負圧接続部306及び負圧弁a309の斜視図である。
401は負圧接続部306、負圧弁a309の斜視図及び断面図である。
401は筐筒、404は弾性体で作られたシール部材、402は球状弁である。球状弁402はスプリング403によって筐筒401内部の斜面に当接していて、接触面により筐筒401に開けられた連通口401a側とシール部材404側に開けられた連通口404a側の圧力差を保持する。
401は負圧接続部306、負圧弁a309の斜視図及び断面図である。
401は筐筒、404は弾性体で作られたシール部材、402は球状弁である。球状弁402はスプリング403によって筐筒401内部の斜面に当接していて、接触面により筐筒401に開けられた連通口401a側とシール部材404側に開けられた連通口404a側の圧力差を保持する。
ただし、負圧接続部306は上記球状弁402とスプリング403を備えておらず、筐筒401とシール部材404のみの構成である。
前記圧力差は、
連通口401a側圧力>シール部材404側圧力
で、スプリング403の設定によって決まり、圧力差がスプリング403の力を超えると球状弁402が筐筒401内部の斜面からはなれて、連通口401a側とシール部材404側は連通する。
連通口401a側圧力>シール部材404側圧力
で、スプリング403の設定によって決まり、圧力差がスプリング403の力を超えると球状弁402が筐筒401内部の斜面からはなれて、連通口401a側とシール部材404側は連通する。
シール部材404のリブ404bのシール面404c(第1の面)がキャリア背面206a(第2の面)に当接した時にリブ404bがたわみ、機密性を出す。
図5はキャリア206を示し、(a)は斜視図、(b)は一部を断面にした図である。
キャリア206はシャフト207にガイドされる軸受け502及び503と、シャーシのガイド部205によって往復移動可能にガイドされる。
キャリア206はシャフト207にガイドされる軸受け502及び503と、シャーシのガイド部205によって往復移動可能にガイドされる。
504はインクジェット印刷機構で微細なノズルの集合体である。各ノズルに対応して吐出圧力を発生するエネルギー発生素子が設けられ、エネルギー発生素子は図示しない配線を介して本体側の制御基板700から送られてくる制御信号によって各ノズルからインクを吐出するように制御される。
505は負圧口、506は第2の開口であるインク供給口、507、508は本体側供給機構301の位置決めボス317、318との位置決めをする為の穴である。
509はサブタンク310からインクジェット印刷機構504のインク緩衝室510へのインクの流量を制御する負圧弁dで連通口511でインク緩衝室510に接続される。
前述の負圧弁a309、負圧弁b311、負圧弁c312、負圧弁d509の構成は、共に図4で説明した構成と基本的に同じになっていて、スプリングで特性を変えている。
図6(a)は印刷装置1の平面図、(b)は側面図で一部を断面で示している。
図6はキャリア206が図2の矢印B方向に往復移動し、インクジェット印刷機構504が印刷用紙903上に印刷をしている状態である。
インクジェット印刷機構504がインク緩衝室510内のインクを消費すると、インク緩衝室510内部は負圧になる。負圧がある一定値に達すると負圧弁d509内の球状弁509aがスプリング509bを圧縮して開き、サブタンク310内のインクがインク緩衝室510内に供給される。
サブタンク310内のインクが減って内部が負圧になり、ある一定値に達すると、負圧弁c312内の球状弁312aが開き大気が流入する。大気がある程度流入すると負圧弁c312内のスプリング312bにより球状弁312aが閉まり、サブタンク310内の負圧は保持されインクがもれることもない。
負圧弁b311はサブタンク310側の負圧では開かず、ここからのインクの洩れは無い。
負圧弁b311はサブタンク310側の負圧では開かず、ここからのインクの洩れは無い。
図7(a)は印刷装置1の平面図、(b)は側面図で一部を断面で示している。
図7は負圧接続部306と負圧弁a309がキャリア後部206aに当接し、各々負圧口505、インク供給口506に接続した状態である。キャリア206が所定の位置に停止した状態で、本体側供給機構301を接続カム316の回転によってキャリア206側に移動させる。本体側供給機構301の位置決めボス317、318と位置決め穴507、508が係合し、本体側供給機構301とキャリア206との相互の位置決めがなされる。さらに、本体側供給機構301を移動させると負圧接続部306と負圧弁a309がそれぞれ負圧口505、インク供給口506に接続する。本実施形態では負圧弁a309が第1のコネクタ、インク供給口506を有するキャリア206の背面206aが第2のコネクタである。負圧弁a309のシール面404cが第1の面、背面206aが第2の面である。負圧弁a309のシール部材404の開口404dが第1の開口、インク供給口506が第2の開口である。
図7は負圧接続部306と負圧弁a309がキャリア後部206aに当接し、各々負圧口505、インク供給口506に接続した状態である。キャリア206が所定の位置に停止した状態で、本体側供給機構301を接続カム316の回転によってキャリア206側に移動させる。本体側供給機構301の位置決めボス317、318と位置決め穴507、508が係合し、本体側供給機構301とキャリア206との相互の位置決めがなされる。さらに、本体側供給機構301を移動させると負圧接続部306と負圧弁a309がそれぞれ負圧口505、インク供給口506に接続する。本実施形態では負圧弁a309が第1のコネクタ、インク供給口506を有するキャリア206の背面206aが第2のコネクタである。負圧弁a309のシール面404cが第1の面、背面206aが第2の面である。負圧弁a309のシール部材404の開口404dが第1の開口、インク供給口506が第2の開口である。
また、インク供給口506を移動させて負圧弁a309と接続する構成でもよい。
この状態で負圧発生手段であるポンプ304を作動させてサブタンク310内の想定される負圧よりも高い負圧を発生させ、負圧接続部306を介して負圧弁b311に負圧をかける。負圧により負圧弁b311内のスプリング311bは負圧接続部306側の負圧に負けて球状弁311aが開き、サブタンク310内の負圧を高める。
サブタンク310内の負圧が高くなるとその負圧によって、第2の弁である負圧弁c312の球状弁312aがスプリング312bを圧縮して開く。すなわち、第2の流路の負圧弁c312の第2の開口側(インク供給口506側)の圧力よりもその反対側の圧力の方が所定値以上小さいので負圧弁c312は開く。さらに、開いた負圧弁c312から供給される負圧によって、第1の弁である負圧弁a309の球状弁309aがスプリング309bを圧縮して開く。すなわち、第1の流路の負圧弁a309の第1の開口側(開口404d側)の圧力よりもその反対側の圧力のほうが所定値以上大きいので負圧弁a309は開く。その結果、インクタンク101が負圧状態のサブタンク310と接続され、インクタンク101内のインクがサブタンク310に流入する。
この時、インクジェット印刷機構504側は負圧弁d509が逆止弁となり、インクの逆流やインクジェット印刷機構504のノズルからの空気の流入は押えられる。
本実施形態ではインクタンク101に接続された供給口307からチューブ308、負圧弁a309までの流体の経路が第1の流路である。インク供給口506から負圧弁c312を介してサブタンク310に至る流体経路が第2の流路である。そしてサブタンク310内の負圧によって負圧弁c312および負圧弁a309が開くことによって第1の流路と第2の流路が連通する。このように第1の流路の端部の負圧弁a309と第2の流路の端部の供給口307とを接続、離間させる接続カム316や、負圧弁c312および負圧弁a309を開いて第1の流路と第2の流路を連通させるポンプ304等が流路接続装置を構成する。
所定のインク量をサブタンク310に供給すると、本体側供給機構301は接続カム316の回転によってキャリア206側から離間し、図6の位置に移動する。
本体側供給機構301とキャリア206との離間動作の際にキャリア後部206aから負圧弁a309のシール部材404が離間する時、インクが飛散る現象が観察されている。負圧弁a309はその内部をインクが流れる為に連通口404a側周辺に残ったインクがあり、それが離間動作に連動して飛び散る。すなわち、負圧弁a309のシール部材404の開口(第一の開口)404dと、キャリア後部206aのインク供給口506との間に所定の容積を有する空間があり、その空間にインクが離間の際に飛び散るのである。
インクが飛散ると、印刷用紙903を汚したり、飛散ったインクが固着すると各部の動作が不安定になる弊害がある。
実験の結果、負圧弁a309とキャリア後部206aが離間する時の両者間の相対速度が所定速度以下(第1の速度以下)であればインクの飛散りは殆ど起こらない事が判明した。
また、当接位置から所定距離以内のときに、前記相対速度以下であればよく、それ以降は速度を上げても問題ないことも見出した。
図1は負圧弁a309のシール部材404と、当接しているキャリア後部206aとの離間時のインクの挙動を示し、左側列の(a)が離間速度20mm/sec以下、右側列(b)が20mm/sec以上の場合の図である。
本実施形態では接続方向が水平方向であるため、連通口404a側周辺に残ったインクは重力の影響でシール部材404の下側に集まる。
20mm/sec以下で離間した時、シール部材404の下側に集まったインクはシール部材404とキャリア後部206aとの間に橋601を作りながら両側に引っ張られる。橋が切れた時、インクの略全部はどちらかに吸収されてインクの飛散りは略起こらない。
ところが20mm/sec以上で離間した時、やはりシール部材404の下側に集まったインクはシール部材404とキャリア後部206aとの間に橋を作りながら両側に引っ張られる。この場合、離間速度が速いため、橋が切れる状態が不安定で、どちらにも吸収されないインク適602が残り、これが飛散るインクとなる。
上段より4段目でインクは離れているが、本実施形態の例ではシール部材404とキャリア後部206aとの距離(離間距離)が約4mm程度離れた時である事が確認された。
図8は図1の実験結果に基づいて作成した、インク滴が飛び散ら無いように負圧弁a309をキャリア後部206aから離間させる速度制御の例である。図8の(a)は離間距離と速度の関係を示した的グラフである。
離間開始から離間距離が約4mm以下では、負圧弁a309の移動速度を第1の速度20mm/sec以下に制御する。離間距離が約4mmを超えればインクは飛び散らないので、負圧弁a309を第2の速度である20mm/sec以上で移動させることができる。本実施形態では50mm/secまで加速している。
図8(a)の速度1のグラフでは、4mm離間する前に20mm/secまで負圧弁a309を加速し、離間距離が4mmになるまで20mm/secの定速で移動させ、離間距離が4mmを超えたら50mm/secまで加速している。
速度2のグラフでは離間距離が約4mmになったときに速度が20mm/secになるように、負圧弁a309を一定の加速度で加速し、離間距離が4mmを超えたらより大きな加速度で50mm/secまで加速している。
速度1の制御においても速度2の制御においてもインクの飛び散りは見られなかった。
速度1の制御においても速度2の制御においてもインクの飛び散りは見られなかった。
なお本実施形態で検討したインクは、常温での粘度が3.3(mPa・S)、表面張力は31(mN/m)を基準としているが、低温度環境では共に1.5倍程度になるが、離間条件の変化は無かった。従って、粘度が4mPa・sec以下の流体において同様の効果がある。また、表面張力が40mN/m以下の流体において同様の効果がある。
またシール部材404の直径は5.5mmを基準としているが、部品のばらつきで6mm程度まで離間条件の変化は無かった。従ってシール部材404のシール面の直径が6mm以下であれば同様の効果がある。
本実施形態では説明の簡素化のため、1色で説明したが、多色においても何ら問題なく適用できるが、その場合シール部材404の直径は6mm程度より大きくなるとキャリアの大型化となる場合もある。
図8(b)は接続カム316の回転角に対する各要素の動作をまとめたチャートで、回転カム316一回転で本実施形態で説明してきた動作が完結する様になっている。
図8(b)において、インク供給動作が開始されると、制御回路700は回転駆動装置313によって接続カム316を回転させる。接続カム316の回転角が10度で位置センサ315の信号がLからHに切り換る。回転角20度から接続カム316は本体側供給機構301の移動を開始させる。回転角度70度において、負圧接続部306と負圧弁a309が各々負圧口505、インク供給口506に接続した図7の状態になり、本体側供給機構301は停止する。回転角90において制御回路700は回転駆動装置313によってポンプ304を駆動させ、インクタンク101内のインクをサブタンク310に供給する。回転角220度でポンプ304を停止しインク供給が終了する。回転角240度から接続カム316は本体側供給機構301をキャリア206から離間させる。接続カム316の回転角240度から300度までの間は、本体側供給機構301は20mm/secで移動する。接続カム316の回転角300度でシール部材404とキャリア後部206aとの距離(離間距離)が4mmとなる。回転角300度から340度の間においては本体側供給機構301は50mm/secで移動する。回転角360度で位置センサ315の信号がHからLに切り換る。制御回路700は位置センサ315の信号に応じて接続カム316が停止するように回転駆動機構313を制御する。
本実施形態ではカムの形状で本体側供給機構301の移動速度を制御しているが、たとえばモータの回転速度を制御することによって移動速度の制御を行ってもよい。
101 インクタンク
201 シャーシ
206 キャリア
304 ポンプ
309 負圧弁a
311 負圧弁b
312 負圧弁c
509 負圧弁d
201 シャーシ
206 キャリア
304 ポンプ
309 負圧弁a
311 負圧弁b
312 負圧弁c
509 負圧弁d
Claims (20)
- 第1のコネクタを有し、流体を流す第1の流路と、
第2のコネクタを有し、流体を流す第2の流路と、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの少なくとも一方を移動させて、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを当接させて前記第1の流路と前記第2の流路を連通させ、前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる移動手段と、
前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる時に離間開始から両者間の距離が所定距離以内のときは両者間の相対速度は第1の速度以下に制御し、前記所定距離を超えたら前記第1の速度より大きい第2の速度になるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする流路接続装置。 - 前記第1のコネクタは前記第1の流路の端部である第1の開口を有する第1の面を有し、前記第2のコネクタは前記第2の流路の端部である第2の開口を有する第2の面を有し、前記第1の面と前記第2の面とを当接させることによって前記第1の流路と前記第2の流路を連通させることを特徴とする請求項1に記載の流路接続装置。
- 前記第1の面はシール面である請求項2に記載の流路接続装置。
- 前記第1のコネクタは前記第1の流路を閉じる第1の弁を有し、前記第2のコネクタは前記第2の流路を閉じる第2の弁を有し、前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させるときは、前記第1の弁と第2の弁は閉じている請求項2に記載の流路接続装置。
- 前記第1の流路において第1の弁と前記第1の開口との間に所定の容積を有する請求項4に記載の流路接続装置。
- 前記第2の弁は、前記第2の流路の前記第2の弁よりも前記第2の開口側の圧力より、前記第2の開口とは反対側の圧力のほうが所定値以上小さいとき開くことを特徴とする請求項5に記載の流路接続装置。
- 前記第1の弁は、前記第1の流路の前記第1の弁よりも前記第1の開口側の圧力より、前記第1の開口とは反対側の圧力のほうが所定値以上大きいとき開くことを特徴とする請求項6に記載の流路接続装置。
- 前記第1の速度は20mm/secである請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の流路接続装置。
- 前記所定距離は4mmである請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の流路接続装置。
- 表面張力が40mN/m以下の流体を流す請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の流路接続装置。
- 粘度が4mPa・sec以下の流体を流す請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の流路接続装置。
- 前記シール面の直径が6mm以下である請求項3に記載の流路接続装置。
- 記録媒体に記録を行うために液体を吐出するノズルと、
前記ノズルに供給する液体を貯留する液室と、
前記液室に供給する液体を貯留するタンクと、
第1のコネクタを有し、前記タンクに接続され、液体を流す第1の流路と、
第2のコネクタを有し、前記液室に接続され、液体を流す第2の流路と、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの少なくとも一方を移動させて、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを当接させて前記第1の流路と前記第2の流路を連通させ、前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる移動手段と、
前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させる時に離間開始から両者間の距離が所定距離以内のときは両者間の相対速度は第1の速度以下に制御し、前記所定距離を超えたら前記第1の速度より大きい第2の速度になるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする記録装置。 - 前記第1のコネクタは前記第1の流路の端部である第1の開口を有する第1の面を有し、前記第2のコネクタは前記第2の流路の端部である第2の開口を有する第2の面を有し、前記第1の面と前記第2の面とを当接させることによって前記第1の流路と前記第2の流路を連通させることを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
- 前記第1の面はシール面である請求項14に記載の記録装置。
- 前記第1のコネクタは前記第1の流路を閉じる第1の弁を有し、前記第2のコネクタは前記第2の流路を閉じる第2の弁を有し、前記第1のコネクタと第2のコネクタを離間させるときは、前記第1の弁と第2の弁は閉じている請求項14に記載の記録装置。
- 前記第1の流路において第1の弁と前記第1の開口との間に所定の容積を有する請求項16に記載の記録装置。
- 前記第2の弁は、前記第2の流路の前記第2の弁よりも前記第2の開口側の圧力より、前記第2の開口とは反対側の圧力のほうが所定値以上小さいとき開くことを特徴とする請求項16に記載の記録装置。
- 前記第1の弁は、前記第1の流路の前記第1の弁よりも前記第1の開口側の圧力より、前記第1の開口とは反対側の圧力のほうが所定値以上大きいとき開くことを特徴とする請求項11に記載の記録装置。
- 前記液室の圧力を下げる減圧手段を有し、
前記制御手段は、前記移動手段によって前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを連通させ、前記減圧手段によって前記液室の圧力を下げることによって、前記第1の弁と前記第2の弁を開き、前記液室と前記タンクの圧力差によって前記タンクに貯留された液体を前記液室に供給するように前記移動手段と前記減圧手段を制御することを特徴とする請求項19に記載の記録装置。
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