JP2009012974A - 画像形成装置のカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉カバーと手差トレイとの接触でこれらが破損することを効果的に防止しながらも、開閉カバーの十分な開度を確保して開口部からのアクセスを良好にする。
【解決手段】画像形成装置に取り付けられたカバー部材と、カバー部材に対して移動可能に取り付けられ、カバー部材に設けた開口部を閉じる閉位置と開口部を開く開位置との間で移動する開閉カバーと、カバー部材に対して移動可能に取り付けられ、カバー部材側に畳まれた収納位置と開口部から画像形成装置内に供給する用紙を載置可能な給紙位置との間で移動する手差トレイと、手差トレイを所定位置へ付勢した状態で支持する付勢部と、を備え、開閉カバーが閉位置から開位置へ移動する際に、開閉カバーが付勢部で付勢された手差トレイに接触して該手差トレイを押すことで、手差トレイが付勢部の付勢力に抗して開閉カバーから離れる方へ移動するカバー構造。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置の本体部に取り付ける本体カバーあるいは該本体カバーに設けた開口部などを開閉する開閉カバーあるいは手差し給紙を行う手差トレイなどの各種カバー部材を含む画像形成装置のカバー構造に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置がある。これら画像形成装置は、樹脂製のカバー部材を備えている。このカバー部材として、画像形成装置の本体部を覆う本体カバーがある。本体カバー内には、用紙搬送機構あるいは画像形成機構などの各種機構が配置されている。そして、特許文献1に示すように、本体カバーの側面には、用紙搬送機構あるいは画像形成機構にアクセスするための開口部(ジャムアクセス開口部)が設けられている。開口部には開閉カバーが取り付けられている。開閉カバーは、本体カバーの側面に回動可能に取り付けられている。用紙搬送機構で紙詰りが発生した際、あるいは画像形成機構のトナー交換を行う際に、開閉カバーを開いて開口部から用紙搬送機構あるいは画像形成機構にアクセスするようになっている。
さらに、本体カバーには手差トレイが取り付けられている。手差トレイは、上記の開口部から用紙搬送機構へ供給される用紙を積載するトレイである。手差トレイは、例えば、本体カバーの側面に回動可能に取り付けられ、開閉カバーの外側で開閉カバーと同じ方向に回動するようになっている。この手差トレイは、本体部の側方に開かれた給紙位置において、その内側の面に設けた用紙載置面が開口部に向かって下降する傾斜面を成した状態で支持される。
特開2006−39170号公報
ところで、上記のような開閉カバーと手差トレイとを備える画像形成装置のカバー構造では、開閉カバーと手差トレイとを一体に回動させて開くように構成すれば、開閉カバーを開く際に開閉カバーが手差トレイに接触するおそれはない。ところが、手差トレイに積載可能な用紙の枚数を多くするために、開閉カバーの回動軸と手差トレイの回動軸とを異なる位置に配置することがある。この場合は、開閉カバーと手差トレイとを一体に回動させて開くことができない。そして、開閉カバーを一杯に開いたときに開閉カバーが手差トレイに接触する配置であると、開閉カバーと手差トレイとの接触でこれらが破損するおそれがある。
そこで、開閉カバーと手差トレイとの接触を回避するために、開閉カバーの開度を規制することが考えられる。しかしながら、開閉カバーの開度を規制することで、開閉カバーを開いた際に開口部が十分に開かず、開口部から手あるいは工具を入れづらくなり、用紙搬送機構あるいは画像形成機構へのアクセスが悪くなるという問題がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、開閉カバーと手差トレイとの接触でこれらが破損することを効果的に防止しながらも、開閉カバーの十分な開度を確保して開口部からのアクセスを良好にすることができる画像形成装置のカバー構造を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明にかかる画像形成装置のカバー構造は、画像形成装置に取り付けられたカバー部材と、カバー部材に対して移動可能に取り付けられ、カバー部材に設けた開口部を閉じる閉位置と開口部を開く開位置との間で移動する開閉カバーと、カバー部材に対して移動可能に取り付けられ、カバー部材側に畳まれた収納位置と開口部から画像形成装置内に供給する用紙を載置可能な給紙位置との間で移動する手差トレイと、手差トレイを所定位置へ付勢した状態で支持する付勢部と、を備え、開閉カバーが閉位置から開位置へ移動する際に、開閉カバーが付勢部で付勢された手差トレイに接触して該手差トレイを押すことで、手差トレイが付勢部の付勢力に抗して開閉カバーから離れる方へ移動することを特徴とする。
この構成によれば、開閉カバーを開く際に、開閉カバーと手差トレイとが接触しても、手差トレイが開閉カバーから離れる方へ移動するので、開閉カバーと手差トレイとの接触による破損を効果的に防止できる。また、開閉カバーと手差トレイとの接触で手差トレイが開閉カバーから離れる方へ移動するので、開閉カバーの開度を規制する必要がない。したがって開口部を十分に開くことができ、開口部から手あるいは工具などを入れ易くなるので、画像形成装置のメンテナンス性が良好になる。
また、上記の画像形成装置のカバー構造において、カバー部材は、画像形成装置の本体部の側面に取り付けた側面カバーであり、開口部は、側面カバーに設けたジャムアクセス開口部であり、開閉カバーと手差トレイとは、いずれも側面カバーに対して回動自在に取り付けられており、開閉カバーは、閉位置で側面カバーに沿う位置に配置され、開位置で側面カバーの外側に倒れた状態で開かれ、手差トレイは、収納位置で閉位置にある開閉カバーの外側に沿う位置に配置され、給紙位置で開閉カバーの外側に倒れた状態になり、付勢部は、手差トレイを給紙位置へ付勢した状態で支持するようにしてもよい。
この構成によれば、ジャムアクセス開口部の開閉カバーを開く際に、開閉カバーと手差トレイとが接触しても、手差トレイが開閉カバーから離れる方へ回動するので、開閉カバーあるいは手差トレイの破損を効果的に防止できる。また、ジャムアクセス開口部の十分な開度を確保できるので、本体部内で紙詰まりなどが発生した場合に、開口部から手あるいは工具などを入れ易くなる。したがって、メンテナンス性に優れた画像形成装置となる。
また、上記の画像形成装置のカバー構造において、付勢部は、圧縮されることで付勢力を生じる圧縮バネであり、圧縮バネは、手差トレイの開閉カバーと反対側の面に当接して手差トレイを開閉カバーに向けて付勢するようにしてもよい。
この構成によれば、開閉カバーと手差トレイとが接触した際にこれらの破損を防止するための機構を簡単な構成で安価に実現できる。
また、上記の画像形成装置のカバー構造において、付勢部は、ねじられることで付勢力を生じるねじりバネであり、ねじりバネは、手差トレイの回動軸の外周に取り付けられて手差トレイを開閉カバーに向けて付勢するようにしてもよい。
この構成によれば、回動軸の外周に取り付けることで設置スペースが小さくて済むねじりコイルバネによって、開閉カバーと手差トレイとの接触による破損を防止する機構を実現しているので、開閉カバーあるいは手差トレイを含むカバー構造の省スペース化を図ることができる。
また、上記の画像形成装置のカバー構造において、手差トレイは、用紙が載置されていないときは給紙位置よりも収納位置に近い位置で支持され、用紙が載置されると付勢部の付勢力に抗して給紙位置へ回動するようにしてもよい。
この構成によれば、手差トレイに用紙を載置していない状態で、手差トレイが側面カバーから側方に突出する突出量を少なく抑えることができるので、その分、画像形成装置の外形寸法のコンパクト化を図ることができる。
また、上記の画像形成装置のカバー構造において、開閉カバーの手差トレイに接触する部分又は手差トレイの開閉カバーに接触する部分のいずれか一方から他方に向かって突出する突出部を設けてもよい。
この構成によれば、開閉カバーと手差トレイとが突出部で確実に接触するとともに、突出部以外の箇所でこれらが接触することを防げるので、不用意な接触による開閉カバーあるいは手差トレイの破損を防ぐことができる。
本発明の画像形成装置のカバー構造によれば、開閉カバーと手差トレイとの接触でこれらが破損することを効果的に防止しながらも、開閉カバーの十分な開度を確保して開口部から画像形成装置内へのアクセスを良好にすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるカバー構造10を備えた画像形成装置1の概略正面図である。なお、本発明にかかる画像形成装置1としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらのうち複数の機能を兼ね備えたいわゆる複合機のいずれであってもよい。同図に示す画像形成装置1は、本体部2を備えている。本体部2の内部には、記録用紙を搬送する用紙搬送機構あるいは記録用紙に画像を形成する画像形成機構(いずれも図示せず)などが配置されている。画像形成機構は、感光体ドラムあるいは転写ローラ(いずれも図示せず)などを備えている。本体部2の下段側には、記録用紙を収納する給紙カセット3が設置されている。本体部2の上段側には、自動原稿搬送装置(ADF)4が設置されている。
この画像形成装置1では、原稿トレイ5上に載置された原稿がADF4によって本体部2の上面に設けたプラテンガラス(図示せず)上へ送られて、原稿画像が読み取られる。一方、給紙カセット3内の用紙が用紙搬送機構で画像形成機構へ搬送されて、画像形成機構の感光体ドラムあるいは転写ローラで該用紙に画像が形成される。
本体部2には、樹脂製の本体カバー6が取り付けられている。本体カバー6の側面は側面カバー6aになっている。側面カバー6aには、本体部2内の用紙搬送機構あるいは画像形成機構にアクセスするための開口部(ジャムアクセス開口部)7が設けられている。なお、以下の説明で「外側」というときは、側面カバー6aから本体部2の側方に離れた側を指し、「内側」というときは、側面カバー6aに近い側を示すものとする。
図2A,図2Bは、側面カバー6aを示す図で、図2Aは、側面カバー6aを外側から見た図、図2Bは図2AのI−I矢視図である。側面カバー6aには、サイドカバー(開閉カバー)20が取り付けられている。また、サイドカバー20の外側には、手差トレイ40が取り付けられている。サイドカバー20と手差トレイ40とはいずれも樹脂製の成型品で、略長方形の平板状に形成されている。
サイドカバー20の外側から見た左右両側には、一対の支持部11,11が設けられている。両支持部11は、側面カバー6aから外側に向かって突出する突起状の部分からなる。両支持部11の内面には、サイドカバー20と手差トレイ40とをそれぞれ回動自在に支持する回動軸21,41が固定されている。回動軸21,41は、サイドカバー20の下端辺と手差トレイ40の下端辺とをそれぞれ支持している。
サイドカバー20は、開口部7を閉じる閉位置と開口部7を開く開位置との間で回動する。サイドカバー20は、閉位置でその内側の面が側面カバー6aの外側に沿って重なる位置に配置される。また、開位置でその回動端が側面カバー6aから離間して外側に倒れる。一方、手差トレイ40は、側面カバー6aの側部に畳まれた収納位置と手差し給紙を行う給紙位置との間で回動する。手差トレイ40は、収納位置でその内側の面が閉位置にあるサイドカバー20の外側の面に向き合う状態で沿うように配置される。また、給紙位置でその回動端が閉位置にあるサイドカバー20から離間して外側に倒れる。
サイドカバー20には手差し給紙用の開口部22が設けられている。開口部22は、開口部7の下部に対応する寸法に形成されており、サイドカバー20が閉位置にあるときに、開口部7の下部に連通してこれを開くように配置されている。また、サイドカバー20の外側の面と手差トレイ40の外側の面とには、これらを手で開閉する際に把持するための取手部23,43が設けられている。
手差トレイ40の外側の位置にはコイルバネ(付勢部)12が設置されている。コイルバネ12は、軸方向に沿って圧縮されることで付勢力(復帰力)を生じる圧縮バネである。コイルバネ12は、側面カバー6aに固定された台部13の上に設置されている。なお、各図において、台部13はその一部のみを図示している。コイルバネ12は、軸方向が垂直方向に対して傾斜した状態で、開放端12aが給紙位置にある手差トレイ40の外側の面に当接する。したがって、手差トレイ40は給紙位置においてコイルバネ12の開放端12aに載置される。これにより、コイルバネ12が圧縮されて手差トレイ40を付勢する。
また、片方の支持部11の内面には、小突起状の係止部14が形成されている。係止部14は、給紙位置にある手差トレイ40の端辺40aにスナップイン係合し、コイルバネ12で付勢された手差トレイ40を給紙位置に係止する。給紙位置で係止された手差トレイ40は、その内側の面に設けた用紙載置面44が開口部22に向かって次第に下降する傾斜面状になる。また、手差トレイ40は、給紙位置において下端辺が開口部22と連続し、用紙載置面44に載置された用紙が自重で開口部22に送り込まれるようになる。なお、図示は省略するが、用紙載置面44には、載置される用紙のサイズあるいは配置を規定する用紙ガイドが設けられている。なお、係止部14は両方の支持部11の内面に設けてもよい。
サイドカバー20と側面カバー6aとの間には、サイドカバー20を閉位置で係止する係止機構15が設けられている。係止機構15は、サイドカバー20の外側から見た左右両側に設けた一対の係止片16,16を備えている。両係止片16は、可撓性を有する細板状に形成されて側面カバー6aに向かって突出している。両係止片16の外面には突起部が形成されている。両突起部に対応する開口部7の両内面には窪み部が設けられている。サイドカバー20を閉位置に移動させる際に、両係止片16が撓むことで両突起部が両窪み部にスナップイン係合する。これにより、サイドカバー20が閉位置で係止される。
手差トレイ40とサイドカバー20との間には、手差トレイ40を収納位置で係止する係止機構17が設けられている。係止機構17は、手差トレイ40の外側から見た左右両側に設けた一対の係止片18,18を備えている。両係止片18は、可撓性を有する細板状に形成されてサイドカバー20に向かって突出している。両係止片18の内面には突起部が形成されている。両突起部に対応するサイドカバー20の外側の面には窪み部が設けられている。手差トレイ40を収納位置に収納する際に、両係止片18が撓むことで両突起部が両窪み部にスナップイン係合する。これにより、手差トレイ40が収納位置で係止される。
サイドカバー20の外側の面には一対の突出部25,25が設けられている。突出部25,25は、図2Aに示すように、サイドカバー20の外側の面における左右両側の近傍にそれぞれ配置され、図2Bに示すように、手差トレイ40の内側の面に向かって突出している。サイドカバー20を開位置へ開く際に突出部25が手差トレイ40に接触する。なお、突出部25は、手差トレイ40の用紙載置面44の左右両外側に対応して設けられており、用紙載置面44に載置した用紙には接触しないようになっている。
図3及び図4は、サイドカバー20と手差トレイ40とを開く手順を説明するための図である。まず、手差トレイ40を開く手順を説明する。図2に示すように、収納位置にある手差トレイ40の取手部43を外側に引くと、係止機構17のスナップイン係合が外れ、手差トレイ40が外側に倒れ、端辺40aが係止部14に当接する。そこからさらに手差トレイ40を外側に倒すと端辺40aが係止部14を乗り越えて、図3に示すように、手差トレイ40が給紙位置に配置される。この給紙位置で、コイルバネ12上に載置された手差トレイ40がコイルバネ12の付勢と係止部14の係止とによって静止状態で支持される。
給紙位置にある手差トレイ40で手差し給紙を行うには、用紙載置面44に用紙を載置する。載置された用紙は、自重で開口部22内に入り、開口部22の内部に設けた用紙分離給送機構(図示せず)に繰り込まれる。用紙分離給送機構に繰り込まれた用紙は、一枚ずつ分離されて画像形成装置1の内部へ送り込まれる。
次に、サイドカバー20を開く手順を説明する。閉位置にあるサイドカバー20を開くには、手差トレイ40を給紙位置に位置させた状態で、取手部23を外側に引く。これにより、係止機構15のスナップイン係合が外れ、サイドカバー20が外側に倒れ、サイドカバー20の突出部25が手差トレイ40の内側の面に当接する。そこからさらにサイドカバー20を外側に倒すと、図4に示すように、突出部25が手差トレイ40を押すことで、手差トレイ40がコイルバネ12の付勢力に抗して(コイルバネ12を圧縮させて)サイドカバー20から離れる方へ回動する。サイドカバー20が開位置まで回動されたとき、手差トレイ40は突出部25で押されて給紙位置よりもさらに外側の位置へ回動した状態になっている。なお、手差トレイ40を収納位置に位置させたままサイドカバー20を開くこともできる。その場合は、サイドカバー20の突出部25が収納位置にある手差トレイ40を押すことで、手差トレイ40が給紙位置まで回動される。
このように、サイドカバー20が開位置へ回動する際に突出部25が手差トレイ40を押すことで、手差トレイ40がコイルバネ12の付勢力に抗してサイドカバー20から離れる方へ回動する。つまり、サイドカバー20を開く際に、サイドカバー20と手差トレイ40との接触により、手差トレイ40がサイドカバー20から離れる方へ逃がされる。したがって、サイドカバー20と手差トレイ40との接触による破損を効果的に防止できる。
また、手差トレイ40がサイドカバー20から離れる方へ逃がされるので、サイドカバー20の開度を規制する必要がなく、開口部22の十分な開度を確保できる。これにより、開口部22から手あるいは工具などを入れ易くなる。したがって、側面カバー6a内の用紙搬送機構で紙詰まりなどのトラブルが発生した場合にその原因を容易に取り除くことができ、画像形成装置1のメンテナンス性が良好になる。
また、本実施形態のカバー構造10では、サイドカバー20の手差トレイ40に接触する部分に手差トレイ40に向かって突出する突出部25が形成されている。これにより、サイドカバー20が突出部25で手差トレイ40に確実に接触するとともに、突出部25以外の箇所におけるこれらの接触を防止できるので、突出部25以外の箇所の不用意な接触によるサイドカバー20あるいは手差トレイ40の破損を防ぐことができる。
図5は、本発明の他の実施形態にかかるカバー構造を示す図である。同図に示すカバー構造10−2では、上記のカバー構造10でサイドカバー20に設けていた突出部25にかえて、手差トレイ40に設けた突出部45を備えている。突出部45は、手差トレイ40の内側の面におけるサイドカバー20に接触する部分に形成されている。この構成によっても、手差トレイ40が突出部25でサイドカバー20に確実に接触するとともに、突出部45以外の箇所におけるこれらの接触を防止できる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態にかかるカバー構造を示す図である。同図に示すカバー構造10−3では、上記のカバー構造10が備えるコイルバネ(圧縮バネ)12にかえて、手差トレイ40の回動軸41に取り付けたコイルバネ32を備えている。コイルバネ32は、両端が絞られる方向あるいは緩められる方向にねじられると付勢力(復帰力)を生じるねじりバネである。コイルバネ32は、回動軸41の外周に同軸状に取り付けられて、一端が手差トレイ40側に固定され、他端が側面カバー6a(支持部11)側に固定されている。このコイルバネ32は、手差トレイ40が収納位置から給紙位置へ向かう方向に回動する際にねじられて付勢力を生じる。
このカバー構造10−3によれば、回動軸41の外周に取り付けることで設置スペースが小さくて済むコイルバネ32によって、サイドカバー20と手差トレイ40との接触による破損を防止する機構を実現しているので、サイドカバー20あるいは手差トレイ40の破損を防止するカバー構造10−3の省スペース化を図ることができる。
図7は、本発明のさらに他の実施形態にかかるカバー構造を示す図である。同図に示すカバー構造10−4では、サイドカバー20の外側の面に手差トレイ40を収納するための収納部27を形成している。収納部27は、手差トレイ40の外形に沿う略長方形状の溝部からなる。このカバー構造10−4では、手差トレイ40は、収納位置でサイドカバー20の収納部27に収納される。これによれば、収納部27に収納された手差トレイ40の外側の面がサイドカバー20の外側の面とほぼ一致する。したがって、サイドカバー20と手差トレイ40の外観が良好になる。
上記各実施形態では、手差トレイ40に用紙を載置する前と載置した後のいずれにおいても手差トレイ40が給紙位置に支持されるように、コイルバネ12(コイルバネ32を含む、以下同じ。)は、手差トレイ40上に用紙を載置しても手差トレイ40が給紙位置から下方(外側)に回動しない付勢力を備えている。これに対して、手差トレイ40に用紙を載置することで手差トレイ40が下方に回動するように構成してもよい。その場合は、手差トレイ40に用紙を載置していない状態で、コイルバネ12の付勢力で手差トレイ40が給紙位置よりも上方(内側)の位置に支持されており、手差トレイ40に用紙を載置することで、用紙の重量でコイルバネ12が圧縮されて(コイルバネ32がねじられて)手差トレイ40が下方へ回動して給紙位置に配置されるようにする。こうすれば、手差トレイ40に用紙を載置していない状態では、手差トレイ40が側面カバー6aに近い位置に持ち上げられた状態になる。したがって、用紙を載置していない状態で手差トレイ40が側面カバー6aの側方に突出する突出量を少なく抑えられるので、画像形成装置1の外形寸法(横幅寸法)のコンパクト化を図ることができる。
上記実施形態では、側面カバー6aにサイドカバー20と手差トレイ40とを回動可能に支持する構成として、側面カバー6aから突出する支持部11,11を備える場合を説明したが、サイドカバー20と手差トレイ40とを回動可能に支持する構成は、これ以外の構成であってもよい。
また、上記実施形態では、手差トレイ40を給紙位置で係止する係止部14を備えているが、コイルバネ32などの付勢部だけで手差トレイ40を給紙位置に静止させた状態で支持できれば、係止部14は省略することも可能である。
また、上記実施形態では、コイルバネ12の個数を1個とし、該コイルバネ12を手差トレイ40の左右の中央位置に対応させて設置しているが、コイルバネ12の個数あるいは設置位置は上記以外でもよい。さらにいえば、上記実施形態では、付勢部として圧縮バネであるコイルバネ12又はねじりバネであるコイルバネ32を備える場合を説明したが、本発明のカバー構造が備える付勢部は、手差トレイを給紙位置などの所定位置に付勢できるものであれば、コイルバネには限らず他の種類の部品であってもよい。
また、上記実施形態では、サイドカバー20の突出部25と手差トレイ40の突出部45とをサイドカバー20の外側の面あるいは手差トレイ40の内側の面における左右両側の位置に1個ずつ配置した場合を説明したが、突出部25,45の配置、個数などは上記実施形態に示すものには限定されない。
また、上記実施形態では、本発明にかかるカバー構造として、側面カバー6aとサイドカバー20とを備える場合を説明したが、本発明のカバー構造が備えるカバー部材は、側面カバー6a以外のカバー部材であってもよいし、開閉カバーは、サイドカバー20以外の開閉カバーであってもよい。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
本発明の一実施形態にかかるカバー構造を備えた画像形成装置の概略正面図である。 側面カバーに取り付けたサイドカバーと手差トレイとを示す図で、側面カバーを外側から見た図である。 側面カバーに取り付けたサイドカバーと手差トレイとを示す図で、図2AのI−I矢視図である。 サイドカバーと手差トレイとを開く手順を説明するための図である。 サイドカバーと手差トレイとを開く手順を説明するための図である。 本発明の他の実施形態にかかるカバー構造を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかるカバー構造を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかるカバー構造を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体部
3 給紙カセット
4 自動原稿搬送装置(ADF)
5 原稿トレイ
6 本体カバー(カバー部材)
6a 側面カバー(カバー部材)
7 開口部(ジャムアクセス開口部)
10〜10−4 カバー構造
11 支持部
12 コイルバネ(圧縮バネ)
13 台部
14 係止部
15 係止機構
17 係止機構
20 サイドカバー(開閉カバー)
21 回動軸
22 開口部
25 突出部
27 収納部
32 コイルバネ(ねじりバネ)
40 手差トレイ
41 回動軸
44 用紙載置面
45 突出部

Claims (7)

  1. 画像形成装置に取り付けられたカバー部材と、
    前記カバー部材に対して移動可能に取り付けられ、前記カバー部材に設けた開口部を閉じる閉位置と前記開口部を開く開位置との間で移動する開閉カバーと、
    前記カバー部材に対して移動可能に取り付けられ、前記カバー部材側に畳まれた収納位置と前記開口部から前記画像形成装置内に供給する用紙を載置可能な給紙位置との間で移動する手差トレイと、
    前記手差トレイを所定位置へ付勢した状態で支持する付勢部と、を備え、
    前記開閉カバーが前記閉位置から前記開位置へ移動する際に、前記開閉カバーが前記付勢部で付勢された前記手差トレイに接触して該手差トレイを押すことで、前記手差トレイが前記付勢部の付勢力に抗して前記開閉カバーから離れる方へ移動することを特徴とする画像形成装置のカバー構造。
  2. 前記カバー部材は、前記画像形成装置の本体部の側面に取り付けた側面カバーであり、
    前記開口部は、前記側面カバーに設けたジャムアクセス開口部であり、
    前記開閉カバーと前記手差トレイとは、いずれも前記側面カバーに対して回動自在に取り付けられており、
    前記開閉カバーは、前記閉位置で前記側面カバーに沿う位置に配置され、前記開位置で前記側面カバーの外側に倒れた状態で開かれ、
    前記手差トレイは、前記収納位置で前記閉位置にある前記開閉カバーの外側に沿う位置に配置され、前記給紙位置で前記開閉カバーの外側に倒れた状態になり、
    前記付勢部は、前記手差トレイを前記給紙位置へ付勢した状態で支持することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のカバー構造。
  3. 前記付勢部は、圧縮されることで付勢力を生じる圧縮バネであり、
    前記圧縮バネは、前記手差トレイの前記開閉カバーと反対側の面に当接して前記手差トレイを前記開閉カバーに向けて付勢することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置のカバー構造。
  4. 前記付勢部は、ねじられることで付勢力を生じるねじりバネであり、
    前記ねじりバネは、前記手差トレイの回動軸の外周に取り付けられて前記手差トレイを前記開閉カバーに向けて付勢することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置のカバー構造。
  5. 前記手差トレイは、前記用紙が載置されていないときは前記給紙位置よりも前記収納位置に近い位置で支持され、前記用紙が載置されると前記付勢部の付勢力に抗して前記給紙位置へ回動することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像形成装置のカバー構造。
  6. 前記開閉カバーの前記手差トレイに接触する部分に前記手差トレイに向かって突出する突出部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置のカバー構造。
  7. 前記手差トレイの前記開閉カバーに接触する部分に前記開閉カバーに向かって突出する突出部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置のカバー構造。
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